JP2017069889A - 通信制御装置および通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置および通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる通信制御装置および通信制御方法に関する。【解決手段】通信制御装置は、時間的に前後のフレーム間にアイドル状態の期間を付与するシフトレジスタ13と、シフトレジスタの動作を制御する制御部(12)とを備え、制御部は、シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高いフレームの時間的に前に、各フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。【選択図】図2

Description

本明細書に開示される技術は、優先度の高いフレームおよび優先度の低いフレームの通信制御を、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御装置および通信制御方法に関するものである。
たとえば、複数のポートから入力されたイーサネット(登録商標)フレームを1つのポートから出力させる場合、フレームの入力タイミングによってはフレーム間で競合が生じる。これを制御するために、入力されたフレームをバッファメモリに蓄積し、さらに、優先度の高いフレームと優先度の低いフレームとの間でフレーム間調整を行う。そして、優先度の低いフレームの出力を中断し、優先度の高いフレームを出力した後に優先度の低いフレームを出力させる(たとえば、特許文献1参照)。
特開2000−232470号公報
たとえば、リアルタイムな制御を行う場合においては、被制御側での動作が複雑化することを防ぐ観点で、制御のための制御フレームの出力レイテンシは固定されることが望ましい。ここで、出力レイテンシとは、フレームに関するデータの入力が開始されてから、フレームに関するデータの出力が開始されるまでの時間をいう。
バッファメモリを使用せず、かつ、フレームを蓄積せずに出力する場合、優先度の低いフレームの出力を中断することで、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ出力することができる。しかし、そのような場合、出力を中断した優先度の低いフレームに続く優先度の高いフレームは、出力を中断した優先度の低いフレームとの間でインターフレームギャップ期間が十分に確保されない状態で、出力されていた。インターフレームギャップ期間が十分に確保されない場合、規格に沿ったフレームとして出力されないため、当該フレームを受信した側で当該フレームが正しく認識されず、フレームの規格に沿った動作が行われないという不具合が生じる。ここで、インターフレームギャップ期間とは、時間的に先のフレームに関するデータの出力が終了してから、時間的に次のフレームに関するデータの出力が開始されるまでの期間をいう。なお、以下では、適切な通信動作のために確保されることが望ましい、各フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間を、特定インターフレームギャップ期間と呼ぶ場合がある。
本明細書に開示される技術は、上記のような問題を解決するためのものであり、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる通信制御装置および通信制御方法に関するものである。
本明細書に開示される技術の一態様に関する通信制御装置は、優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御装置であり、時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
本明細書に開示される技術の一態様に関する通信制御方法は、優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御方法であり、シフトレジスタに、時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
本明細書に開示される技術の一態様に関する通信制御装置は、優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御装置であり、時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与するシフトレジスタと、前記シフトレジスタの動作を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
このような構成によれば、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
本明細書に開示される技術の一態様に関する通信制御方法は、優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御方法であり、シフトレジスタに、時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
このような構成によれば、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
本明細書に開示される技術に関する目的と、特徴と、局面と、利点とは、以下に示される詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施形態に関する、通信制御装置を実現するための構成を概念的に例示する図である。 実施形態に関する、通信制御装置の動作、特に、フレーム競合制御部12の動作の流れを説明するためのフローチャートである。 実施形態に関する、通信制御装置を実現するための構成を概念的に例示する図である。 優先度の低いフレームが時間的に先に入力された後に優先度の高いフレームが入力された場合における、フレームのタイミングチャートである。 実施形態に関する、フレーム間の調整を行うための構成を概略的に例示する図である。 制御フレームを用いてリアルタイムな制御を行う場合の、制御側機器と被制御側機器との構成を概略的に例示する図である。 図1に例示される通信制御装置を実際に運用する場合のハードウェア構成を概略的に例示する図である。 図1に例示される通信制御装置を実際に運用する場合のハードウェア構成を概略的に例示する図である。
以下、添付される図面を参照しながら実施形態について説明する。なお、図面は概略的に示されるものであり、異なる図面にそれぞれ示される画像の大きさと位置との相互関係は、必ずしも正確に記載されるものではなく、適宜変更され得るものである。また、以下に示される説明では、同様の構成要素には同じ符号を付して図示し、それらの名称と機能とについても同様のものとする。よって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
<第1実施形態>
以下、本実施形態に関する通信制御装置および通信制御方法について説明する。説明の便宜上、まず、優先度の異なるフレーム間の調整について説明する。
図5は、フレーム間の調整を行うための構成を概略的に例示する図である。
たとえば、複数のポートから入力されたフレームを1つのポートから出力させる場合、フレームの入力タイミングによってはフレーム間で競合が生じる。これを制御するために、たとえば図5に例示されるように、まず、入力された複数のフレームをバッファメモリ51およびバッファメモリ52にそれぞれ蓄積する。そして、バッファメモリ51およびバッファメモリ52からの出力をそれぞれ受け付ける優先制御部53において、優先度の高いフレームと優先度の低いフレームとの間でフレーム間調整を行う。そして、優先度の低いフレームの出力を中断し、優先度の高いフレームを出力した後に優先度の低いフレームを出力させる。
図6は、制御フレームを用いてリアルタイムな制御を行う場合の、制御側機器と被制御側機器との構成を概略的に例示する図である。
図6に例示されるように、制御側機器61から被制御側機器62および被制御側機器63へ、たとえばイーサネット経由で制御フレームがそれぞれ出力される。そして、被制御側機器62および被制御側機器63においては、制御フレームに基づくリアルタイムな制御が行われる。
制御側機器61は、リアルタイムな制御が求められる被制御側機器62および被制御側機器63に対して、冗長性などを構成しつつ、制御フレームを出力する。
制御側機器61から出力される制御フレームの出力レイテンシが固定されない場合、被制御側機器62および被制御側機器63は、個々の制御フレームで変動しうる出力レイテンシを考慮して、対応する動作を行う必要がある。そのため、動作が複雑になる場合があり、リアルタイムな制御が困難となる。
一方で、制御側機器61から出力される制御フレームの出力レイテンシが固定される場合、被制御側機器62および被制御側機器63は、固定された出力レイテンシに対応する動作を行えばよい。そのため、動作が複雑になりにくく、リアルタイムな制御が可能となる。
<構成>
図1は、本実施形態に関する通信制御装置を実現するための構成を概念的に例示する図である。図1に例示される通信制御装置は、たとえば、図6における制御側機器61に搭載される。
図1に例示されるように、通信制御装置は、フレーム到着判定部11と、フレーム競合制御部12と、シフトレジスタ13とを備える。
フレーム到着判定部11は、フレームの入力を受け付ける。フレーム競合制御部12は、フレーム到着判定部11からの入力を受け付ける。また、フレーム競合制御部12は、シフトレジスタ13に対し、インターフレームギャップ期間に関する指示を出力する。
シフトレジスタ13は、フレーム到着判定部11からの入力を受け付ける。また、シフトレジスタ13は、フレーム競合制御部12からの指示の入力を受け付ける。また、シフトレジスタ13は、時間的に前後のフレーム間にアイドル状態の期間を付与する。
シフトレジスタ13のシフト段数は、入力される複数のフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、入力される各フレームの特定インターフレームギャップ期間を満たすために、最大の特定インターフレームギャップ期間に対応する段数とする。たとえば、入力される複数のフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の特定インターフレームギャップ期間が12byteである場合、シフトレジスタのシフト段数は12段とする。
図7および図8は、図1に例示される通信制御装置を実際に運用する場合のハードウェア構成を概略的に例示する図である。
図7では、図1中の通信制御装置を実現するためのハードウェア構成として、演算を行う処理回路102aと、情報を記憶することができる記憶装置103とが示される。これらの構成は、後述する他の実施形態においても同様である。
図8では、図1中の通信制御装置を実現するためのハードウェア構成として、演算を行う処理回路102bが示される。これらの構成は、後述する他の実施形態においても同様である。
フレーム競合制御部12およびシフトレジスタ13は、記憶装置103または別の記憶装置(ここでは、図示しない)も組み合わせて実現される。記憶装置103は、たとえば、ハードディスク(Hard disk drive、すなわちHDD)、ランダムアクセスメモリ(random access memory、すなわちRAM)、リードオンリーメモリ(read only memory、すなわちROM)、フラッシュメモリ、erasable programmable read only memory(EPROM)およびelectrically erasable programmable read−only memory(EEPROM)などの、揮発性または不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVDなどを含むメモリ(記憶媒体)などによって構成されるなどを含むメモリ(記憶媒体)などによって構成される。
処理回路102aは、記憶装置103に格納されたプログラムを実行するものであってもよい。すなわち、たとえば、中央演算処理装置(central processing unit、すなわちCPU)、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal pocessor、すなわちDSP)であってもよい。
処理回路102aが記憶装置103に格納されたプログラムを実行するものである場合、フレーム競合制御部12およびシフトレジスタ13は、ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。なお、フレーム競合制御部12の機能およびシフトレジスタ13の機能は、たとえば、複数の処理回路が連携することによって実現されてもよい。
ソフトウェアおよびファームウェアはプログラムとして記述され、記憶装置103に記憶されるものであってもよい。その場合、処理回路102aは、記憶装置103に格納されたプログラムを読み出して実行することにより、上記の機能を実現する。すなわち、記憶装置103は、処理回路102aに実行されることにより、上記の機能が結果的に実現されるプログラムを記憶するものであってもよい。
また、処理回路102bは、専用のハードウェアであってもよい。すなわち、たとえば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、並列プログラム化されたプロセッサ、集積回路(application specific integrated circuit、すなわちASIC)、field−programmable gate array(FPGA)またはこれらを組み合わせた回路であってもよい。
処理回路102bが専用のハードウェアである場合、フレーム競合制御部12およびシフトレジスタ13は、処理回路102bが動作することにより実現される。なお、フレーム競合制御部12の機能およびシフトレジスタ13の機能は、別々の回路で実現されてもよいし、単一の回路で実現されてもよい。
なお、上記のフレーム競合制御部12の機能およびシフトレジスタ13の機能は、一部が記憶装置103に格納されたプログラムを実行するものである処理回路102aにおいて実現され、一部が専用のハードウェアである処理回路102bにおいて実現されてもよい。
<作用>
次に、図2を参照しつつ、本実施形態に関する通信制御装置の作用を説明する。図2は、通信制御装置の動作、特に、フレーム競合制御部12の動作の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、図1におけるフレーム到着判定部11において、入力されたフレームのデータバリッド信号を参照し、入力されたフレームの有効および無効を判定する。フレーム到着判定部11において有効と判定されたフレームは、フレーム競合制御部12とシフトレジスタ13とに入力される。一方で、フレーム到着判定部11において無効と判定されたフレームは、フレーム競合制御部12およびシフトレジスタ13には入力されず、廃棄される。
フレーム到着判定部11において有効と判定されたフレームに対しては、フレーム競合制御部12において、ポート判定Aが行われる(ステップST41を参照)。ここで、ポート判定Aとは、受け付けるフレームのポートが選択されているか否かを判定するものである。ポート判定Aの結果、たとえば初期状態のように、受け付けるフレームのポートが選択されていない場合(NOに対応)は、ステップST42へ進む。一方で、ポート判定Aの結果、フレームのポートが選択されている場合(YESに対応)は、ステップST43へ進む。
ステップST42では、ポート選択Aが行われる。ここで、ポート選択Aとは、フレーム競合制御部12に受け付けるフレームの入力元であるポートを、シフトレジスタ13に通知するものである。
また、フレーム競合制御部12に複数のポートからフレームが同時に入力され、フレームのヘッダ情報によれば、同時に入力されたフレームに1つまたは複数の優先度の高いフレームが含まれる場合は、フレーム競合制御部12は、あらかじめ定められたポートの優先順位にしたがって、優先度の高いフレームを1つ選択する。そして、フレーム競合制御部12は、選択した当該フレームの入力元であるポートをシフトレジスタ13に通知する。
また、フレーム競合制御部12に複数のポートからフレームが同時に入力され、フレームのヘッダ情報によれば、同時に入力されたフレームに優先度の高いフレームが含まれない場合は、フレーム競合制御部12は、あらかじめ定められたポートの優先順位にしたがって、フレームを1つ選択する。そして、フレーム競合制御部12は、選択した当該フレームの送信元であるポートをシフトレジスタ13に通知する。
シフトレジスタ13は、フレーム競合制御部12から通知されたポートに対応するフレームを、シフト段数分のアイドル状態の期間を付与して出力する。すなわち、シフト段数分のアイドル状態の期間が経過した後に、通知されたポートに対応するフレームを出力する。その結果、優先度の高いフレームまたは優先度の低いフレームは、シフト段数分の固定された出力レイテンシで出力されることとなる。
なお、優先度の高さに関係なく、複数のポートからフレームが同時入力された際に選択されなかったポートに対応するフレームは廃棄される。
ステップST43では、ポートデータ判定Aが行われる。ここで、ポートデータ判定Aとは、選択されたポートに対応するフレームがシフトレジスタ13に存在する間で、かつ、時間的に次の、選択されるフレームが、特定インターフレームギャップ期間を経過せずに入力された場合、ステップST44へ進むものである。
なお、ポートデータ判定Aで、選択されたポートに対応するフレームがシフトレジスタ13に存在しない場合には競合が生じないため、フレーム競合制御部12では何も処理が行われない。そして、この場合でも、シフトレジスタ13は、時間的に次の、選択されるフレームを、シフト段数分のアイドル状態の期間を付与して出力する。その結果、フレームは、シフト段数分の固定された出力レイテンシで出力されることとなる。
また、選択されたポートに対応するフレームがシフトレジスタ13に存在する間で、かつ、時間的に次の、選択されるフレームが、インターフレームギャップ期間を確保して入力された場合、すなわち、時間的に次の、選択されるフレームが、特定インターフレームギャップ期間をすでに経過した後で入力された場合、すでにインターフレームギャップ期間は確保されているが、この場合でも、シフトレジスタ13は、時間的に次の、選択されるフレームを、シフト段数分のアイドル状態の期間を付与して出力する。その結果、フレームは、シフト段数分の固定された出力レイテンシで出力されることとなる。
ステップST44では、ポート判定Bが行われる。ここで、ポート判定Bとは、選択されたポートからのフレームが優先度の低いフレームである場合、ステップST46へ進み、選択されたポートからのフレームが優先度の高いフレームである場合、ステップST45へ進むものである。
なお、ポート判定Bで、選択されたポートからのフレームが優先度の高いフレームでありステップST45へ進む場合、時間的に次の、選択されるフレームを廃棄する(ポート選択B)。そして、シフトレジスタ13は、選択されたポートに対応するフレームを出力する。
ステップST46では、ポート判定Cが行われる。ここで、ポート判定Cとは、時間的に次の、選択されるフレームが優先度の高いフレームか優先度の低いフレームかを判定するものである。そして、時間的に次の、選択されるフレームが優先度の高いフレームである場合には、ステップST47へ進む。一方で、時間的に次の、選択されるフレームが優先度の低いフレームである場合には、ステップST48へ進む。
ステップST47では、ポート切り換えAが行われる。ここで、ポート切り換えAとは、選択されたポートを、時間的に次の選択候補であるポートに切り換えるものである。
具体的には、フレーム競合制御部12が、入力される複数のフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の特定インターフレームギャップ期間を把握しておき、さらに、当該最大の特定インターフレームギャップ期間と、シフトレジスタ13に存在するフレームの後のインターフレームギャップ期間の経過分との差(未経過期間)を算出する。
そして、フレーム競合制御部12は、シフトレジスタ13に対し、算出した差(未経過期間)に対応するシフト段数分のアイドル状態の期間を時間的に前に付与した上でフレームを出力するように指示を出す。すなわち、シフトレジスタ13に存在するフレームの後のインターフレームギャップ期間の経過分と、算出した差に対応するシフト段数分のアイドル状態の期間とを足し合わせることで、時間的に次のフレームは、固定された出力レイテンシで出力されることとなる。
シフトレジスタ13は、上記の指示にしたがってアイドル状態への書き換えを行う。たとえば、フレーム固有のインターフレームギャップ期間が20段であり、フレームのインターフレームギャップ期間がシフトレジスタ13に入力された期間が12段であった場合、シフトレジスタ13は、1段目から8段目までをアイドル状態に書き換える。
ステップST48では、ポート選択Cが行われる。ここで、ポート選択Cとは、時間的に次の選択候補であるポートからのフレームは廃棄し、シフトレジスタ13が、選択されたポートに対応するフレームを出力するものである。
<第2実施形態>
本実施形態に関する通信制御装置および通信制御方法について説明する。以下では、上記の実施形態で説明された構成と同様の構成については同じ符号を付して図示し、その詳細な説明については適宜省略する。
<構成>
図3は、本実施形態に関する通信制御装置を実現するための構成を概念的に例示する図である。
図3に例示されるように、通信制御装置は、フレーム到着判定部31と、フレーム競合制御部32と、シフトレジスタ33と、出力フレーム選択部34と、バッファメモリ35とを備える。
フレーム到着判定部31は、優先度の高いフレームの入力を受け付ける。フレーム競合制御部32は、フレーム到着判定部31からの入力を受け付ける。また、フレーム競合制御部32は、シフトレジスタ33に対し、インターフレームギャップ期間に関する指示を出力する。また、フレーム競合制御部32は、出力フレーム選択部34に対し、シフトレジスタ33からの入力の受け付けに関する指示を出力する。また、フレーム競合制御部32は、バッファメモリ35に対し、出力フレーム選択部34へのフレームの出力に関する指示を出力する。
シフトレジスタ33は、フレーム到着判定部31からの入力を受け付ける。また、シフトレジスタ33は、フレーム競合制御部32からの指示の入力を受け付ける。
出力フレーム選択部34は、フレーム競合制御部32からの指示に基づいて、シフトレジスタ33またはバッファメモリ35からの入力を受け付ける。
バッファメモリ35は、優先度の低いフレームの入力を受け付ける。また、バッファメモリ35は、出力フレーム選択部34に対し、優先度の低いフレームを出力する。
シフトレジスタ33のシフト段数は、第1実施形態に例示された場合と同様に、入力される複数のフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の特定インターフレームギャップ期間に対応する段数とする。たとえば、入力される複数のフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の特定インターフレームギャップ期間が12byteである場合、シフトレジスタのシフト段数は12段とする。
<作用>
次に、図4を参照しつつ、本実施形態に関する通信制御装置の作用を説明する。図4は、優先度の低いフレームが時間的に先に入力された後に優先度の高いフレームが入力された場合における、フレームのタイミングチャートである。
優先度の高いフレームが時間的に先に入力された場合、フレーム競合制御部32は、バッファメモリ35に転送不許可信号を送信する。また、フレーム競合制御部32は、出力フレーム選択部34に、シフトレジスタ33からの入力を受け付けるための切り換え指示を出す。
転送不許可信号を受け付けたバッファメモリ35は、出力フレーム選択部34に対し、優先度の低いフレームを出力しない。
出力フレーム選択部34は、バッファメモリ35から入力されたフレームがある場合にはそれを廃棄し、シフトレジスタ33から入力されたフレームを出力する。
フレーム到着判定部31に優先度の高いフレームが入力されていない場合、フレーム競合制御部32は、バッファメモリ35に転送許可信号を送信する(図4の401を参照)。また、フレーム競合制御部32は、出力フレーム選択部34に対し、バッファメモリ35からの入力を受け付けるための指示を出す(図4の402を参照)。
転送許可信号を受け付けたバッファメモリ35は、出力フレーム選択部34に対し、優先度の低いフレームを出力する。
出力フレーム選択部34は、バッファメモリ35から入力された優先度の低いフレームを出力する(図4の403を参照)。
次に、フレーム到着判定部31が、優先度の低いフレームが入力されている途中に、優先度の高いフレームが入力されたことを判別する。そして、フレーム到着判定部31がフレーム競合制御部32に、優先度の高いフレームが入力されたことを通知する(図4の404を参照)。フレーム競合制御部32は、当該通知を受けて、バッファメモリ35に転送不許可信号を送信する(図4の405を参照)。また、フレーム競合制御部32は、出力フレーム選択部34に、シフトレジスタ33からの入力を受け付けるための切り換え指示を出す。
フレーム競合制御部32は、出力フレーム選択部34に、シフトレジスタ33からの入力を受け付けるための指示を出す(図4の406を参照)。
転送不許可信号を受け付けたバッファメモリ35は、出力フレーム選択部34に対し、優先度の低いフレームを出力しない。すなわち、優先度の低いフレームの出力を中断する。
出力フレーム選択部34は、シフトレジスタ33から入力された優先度の高いフレームを出力する(図4の407を参照)。
この際、シフトレジスタ33は、優先度の高いフレームを、シフト段数分のアイドル状態の期間を付与して出力する。すなわち、シフト段数分のアイドル状態の期間が経過した後に、優先度の高いフレームを出力する。その結果、優先度の高いフレームは、シフト段数分の固定された出力レイテンシで出力されることとなる(図4の408を参照)。
また、フレーム競合制御部32は、フレーム到着判定部31における優先度の高いフレームの入力が終了した場合、バッファメモリ35に転送許可信号を送信する(図4の409を参照)。また、フレーム競合制御部32は、フレーム到着判定部31における優先度の高いフレームの入力が終了した場合、出力フレーム選択部34に、バッファメモリ35からの入力を受け付けるための指示を出す(図4の410を参照)。また、フレーム競合制御部32は、シフトレジスタ33における優先度の高いフレームの入力が終了した場合、シフトレジスタ33にアイドル状態に書き換えるよう指示を出す(図4の411を参照)。
転送許可信号を受け付けたバッファメモリ35は、出力フレーム選択部34に対し、中断されていた優先度の低いフレームを出力する。
出力フレーム選択部34は、バッファメモリ35から入力された優先度の低いフレームを出力する(図4の412を参照)。
<効果>
以下に、上記の実施形態による効果を例示する。なお、以下では、上記の実施形態に例示された具体的な構成に基づく効果が記載されるが、同様の効果が生じる範囲で、本明細書に例示される他の具体的な構成と置き換えられてもよい。また、当該置き換えは、複数の実施形態に跨ってなされてもよい。すなわち、異なる実施形態において例示された各構成が組み合わされて、同様の効果が生じる場合であってもよい。
上記の実施形態によれば、通信制御装置が、時間的に前後のフレーム間にアイドル状態の期間を付与するシフトレジスタ13と、シフトレジスタ13の動作を制御する制御部に対応するフレーム競合制御部12とを備える。
フレーム競合制御部12は、シフトレジスタ13にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高いフレームの時間的に前に、各フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
また、上記の実施形態によれば、通信制御装置は、プログラムを実行する処理回路102aと、プログラムを記憶する記憶装置103とを備える。
そして、処理回路102aがプログラムを実行することによって、以下の動作が実現される。
すなわち、シフトレジスタ13にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
また、上記の実施形態によれば、通信制御装置は、処理回路102bを備える。
そして、処理回路102bは、以下の動作を行う。
すなわち、処理回路102bは、シフトレジスタ13にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
このような構成によれば、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、このような構成によれば、フレーム長、または、フレーム競合のタイミングにかかわらず、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、このような構成によれば、フレームを蓄積するためのバッファメモリを用いる必要がない。
なお、これらの構成以外の本明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、上記の効果を生じさせることができる。しかし、本明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを上記の構成に適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては記載されなかった本明細書に例示される他の構成を上記の構成に追加した場合でも、同様に上記の効果を生じさせることができる。
また、上記の実施形態によれば、優先度の低いフレームの時間的に後に優先度の高いフレームが入力され、かつ、当該優先度の高いフレームが、特定インターフレームギャップ期間を経過せずに入力された場合に、フレーム競合制御部12は、特定インターフレームギャップ期間と、優先度の低いフレームの時間的に後、かつ、優先度の高いフレームの時間的に前においてすでに経過したインターフレームギャップ期間との差である未経過期間を算出する。
そして、フレーム競合制御部12は、シフトレジスタ13を制御して、当該優先度の高いフレームの時間的に前に、未経過期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる。
このような構成によれば、優先度の高いフレームが、特定インターフレームギャップ期間を経過せずに入力された場合にも、シフトレジスタ13に存在するフレームの後のインターフレームギャップ期間の経過分と、未経過期間に相当するシフト段数分のアイドル状態の期間とを足し合わせることで、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができる。そのため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、上記の実施形態によれば、フレーム競合制御部12は、シフトレジスタ13にアイドル状態の期間を付与させることにより、優先度の低いフレームの時間的に前にも、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
このような構成によれば、優先度の低いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の低いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の低いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、上記の実施形態によれば、優先度の低いフレームが入力されている途中で優先度の高いフレームが入力され、優先度の低いフレームの入力が中断された場合に、フレーム競合制御部32は、シフトレジスタ33を制御して、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる。
このような構成によれば、優先度の低いフレームが入力されている途中で優先度の高いフレームが入力され、優先度の低いフレームの入力が中断された場合にも、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、上記の実施形態によれば、特定インターフレームギャップ期間が、複数の優先度の高いフレームの各特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の特定インターフレームギャップ期間である。
このような構成によれば、入力される複数のフレームごとにシフト段数を決定する必要がなく、制御を単純化することができる。よって、迅速な制御にも対応することができる。
また、上記の実施形態によれば、通信制御方法において、シフトレジスタ13に、時間的に前後のフレーム間にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる。
このような構成によれば、優先度の高いフレームの時間的に前に、特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させることができるため、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
また、このような構成によれば、フレーム長、または、フレーム競合のタイミングにかかわらず、優先度の高いフレームの出力レイテンシを固定しつつ、優先度の高いフレームのインターフレームギャップ期間を確保することができる。
なお、これらの構成以外の本明細書に例示される他の構成については適宜省略することができる。すなわち、これらの構成のみで、上記の効果を生じさせることができる。しかし、本明細書に例示される他の構成のうちの少なくとも1つを上記の構成に適宜追加した場合、すなわち、上記の構成としては記載されなかった本明細書に例示される他の構成を上記の構成に追加した場合でも、同様に上記の効果を生じさせることができる。
また、特に制限のない限り、各処理の実施の順序は変更することができる。
<変形例>
上記実施形態では、各構成要素の寸法、形状、相対的配置関係または実施の条件などについても記載する場合があるが、これらはすべての局面において例示であって、本明細書に記載されたものに限られることはない。よって、例示されていない無数の変形例が、本明細書に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの実施形態における少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれる。
また、矛盾が生じない限り、上記実施形態において「1つ」備えられるものとして記載された構成要素は、「1つ以上」備えられていてもよい。さらに、各構成要素は概念的な単位であって、1つの構成要素が複数の構造物から成る場合と、1つの構成要素がある構造物の一部に対応する場合と、さらには、複数の構成要素が1つの構造物に備えられる場合とを含む。また、各構成要素には、同一の機能を発揮する限り、他の構造または形状を有する構造物が含まれる。
また、本明細書における説明は、本技術に関するすべての目的のために参照され、いずれも、従来技術であると認めるものではない。
また、上記実施形態で記載された各構成要素は、ソフトウェアまたはファームウェアとしても、それと対応するハードウェアとしても想定され、その双方の概念において、各構成要素は「部」または「処理回路」などと称される。
本明細書に開示される技術は、各構成要素が複数の装置に分散して備えられる場合(すなわち、システムのような態様)であってもよい。
11,31 フレーム到着判定部、12,32 フレーム競合制御部、13,33 シフトレジスタ、34 出力フレーム選択部、35,51,52 バッファメモリ、53 優先制御部、61 制御側機器、62,63 被制御側機器、102a,102b 処理回路、103 記憶装置。

Claims (10)

  1. 優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御装置であり、
    時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与するシフトレジスタと、
    前記シフトレジスタの動作を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる、
    通信制御装置。
  2. 優先度の低い前記フレームの時間的に後に優先度の高い前記フレームが入力され、かつ、当該優先度の高い前記フレームが、前記特定インターフレームギャップ期間を経過せずに入力された場合に、
    前記制御部は、前記特定インターフレームギャップ期間と、優先度の低い前記フレームの時間的に後、かつ、優先度の高い前記フレームの時間的に前においてすでに経過した前記インターフレームギャップ期間との差である未経過期間を算出し、
    前記制御部は、前記シフトレジスタを制御して、当該優先度の高い前記フレームの時間的に前に、前記未経過期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる、
    請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記制御部は、前記シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、優先度の低い前記フレームの時間的に前にも、前記特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる、
    請求項1または請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 優先度の低い前記フレームが入力されている途中で優先度の高い前記フレームが入力され、優先度の低い前記フレームの入力が中断された場合に、
    前記制御部は、前記シフトレジスタを制御して、優先度の高い前記フレームの時間的に前に、前記特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる、
    請求項1に記載の通信制御装置。
  5. 複数の優先度の高い前記フレームの通信制御を行う通信制御装置であり、
    前記特定インターフレームギャップ期間が、複数の優先度の高い前記フレームの各前記特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の前記特定インターフレームギャップ期間である、
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の通信制御装置。
  6. 優先度の高いフレームおよび優先度の低い前記フレームの通信制御を、優先度の高い前記フレームの出力レイテンシを固定しつつ行う通信制御方法であり、
    シフトレジスタに、時間的に前後の前記フレーム間にアイドル状態の期間を付与させることにより、少なくとも優先度の高い前記フレームの時間的に前に、各前記フレームに対してあらかじめ定められたインターフレームギャップ期間である特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる、
    通信制御方法。
  7. 優先度の低い前記フレームの時間的に後に優先度の高い前記フレームが入力され、かつ、当該優先度の高い前記フレームが、前記特定インターフレームギャップ期間を経過せずに入力された場合に、
    前記特定インターフレームギャップ期間と、優先度の低い前記フレームの時間的に後、かつ、優先度の高い前記フレームの時間的に前においてすでに経過した前記インターフレームギャップ期間との差である未経過期間を算出し、
    前記シフトレジスタを制御して、当該優先度の高い前記フレームの時間的に前に、前記未経過期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる、
    請求項6に記載の通信制御方法。
  8. 前記シフトレジスタにアイドル状態の期間を付与させることにより、優先度の低い前記フレームの時間的に前にも、前記特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を存在させる、
    請求項6または請求項7に記載の通信制御方法。
  9. 優先度の低い前記フレームが入力されている途中で優先度の高い前記フレームが入力され、優先度の低い前記フレームの入力が中断された場合に、
    前記シフトレジスタを制御して、優先度の高い前記フレームの時間的に前に、前記特定インターフレームギャップ期間に相当するアイドル状態の期間を付与させる、
    請求項6に記載の通信制御方法。
  10. 複数の優先度の高い前記フレームの通信制御を行う通信制御方法であり、
    前記特定インターフレームギャップ期間が、複数の優先度の高い前記フレームの各前記特定インターフレームギャップ期間のうち、最大の前記特定インターフレームギャップ期間である、
    請求項6から請求項9のうちのいずれか1項に記載の通信制御方法。
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