JP2017068942A - 防水ブーツ用アダプタ及び中継部品被覆構造 - Google Patents

防水ブーツ用アダプタ及び中継部品被覆構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 台座側受け溝の径を変更することなく、中継部品の大小に拘わらず中継部品の外周を被覆することができ、大型防水ブーツを差し込んで取り付けることができるようにする。【解決手段】 防水ブーツ用アダプタであり、両端開口の中空部を備えた基体の開口方向一端側に差込み端部があり、開口方向他端側にブーツ受け溝があり、前記差込み端部は前記台座側受け溝に差込み固定可能な径のリング状であり、前記ブーツ受け溝は防水ブーツの嵌入部を嵌入固定可能な径のリング状であり、前記基体の中空部は基体の差込み端部を台座側受け溝に差込むと、少なくとも前記台座及びそれに突設された接続端子の外周を被覆できる広さと長さにした。【選択図】図1

Description

本発明は増幅器やタップオフ等のCATV機器の引込み用の接続端子と、その接続端子に取付けるフィルタ、アッテネータ、NFコネクタ等の中継部品の外周を被覆して雨水や塵芥等の侵入を防ぐCATV機器用防水ブーツを装着するためのアダプタ(防水ブーツ用アダプタ:以下単に「アダプタ」という。)と、中継部品を防水ブーツで被覆した中継部品被覆構造に関する。
図4(a)に示すように、CATV機器Aには台座Bがあり、台座Bから接続端子Cが突設されている。通常、接続端子CにはNFコネクタ(中継部品)Dが取り付けられる。図4(b)に示すように、接続端子Cとそれに連結されたNFコネクタDの外周に小型防水ブーツEを被せて、接続端子Cや中継部品Dに雨水や塵埃等が浸入するのを防止している(特許文献1)。この場合、小型防水ブーツEはその嵌入部(図4(a)(b)では上端部)Fが台座Bの根元側外周に形成されているリング状の台座側受け溝Gに差し込まれる。
CATV機器Aの台座Bには、図5(a)に示すように、フィルタ等の上中継部品Hと下中継部品(NFコネクタ)Iの双方を接続する場合もある。この場合は図5(b)に示すように、上中継部品Hの外周に上防水ブーツJを被せ、下中継部品(NFコネクタ)Iの外周に図4(a)の小型防水ブーツEと同じサイズ(外径)の下防水ブーツLを被せている。この場合、上防水ブーツJの嵌入部Kを台座Bの根元側外周の台座側受け溝Gに差し込み、下防水ブーツLの嵌入部Mを上防水ブーツJのブーツ嵌入溝Nに差し込んでいる(特許文献1)。
特許第4268186号公報
NFコネクタには図4(a)に示すような外径の小さなもの(例えば15mm程度:小型コネクタ(NF−5相当以下))から、図4(c)に示すような外径の大きなもの(例えば20mm程度:大型コネクタ(NF−7相当以上))まで各種サイズのものがある。図4(a)に示す小型コネクタ用の小型防水ブーツEは、大型コネクタP(図4(c))の外周には被せることができないため、小型防水ブーツEを大型コネクタPに被せるためには、小型防水ブーツEの側面をカットして大型コネクタPに被せ、その外周にテープを巻いたりしなければならない。これは作業が面倒であるだけでなく、塵芥や雨水等の浸入が生じかねない。
大型コネクタPの外周に被せることのできる大型防水ブーツQ(図4(d))を用意すると、大型防水ブーツQの嵌入部(上端部)Rの径が台座側受け溝Gの径よりも大きくなって差し込むことができない。この問題を回避するため、台座側受け溝G(図4(a))の径を大きくすることも考えられるが、そのためにはCATV機器Aを成形するための金型を新たに製作する必要がありコスト高となる。また、台座側受け溝Gを大きくしたのでは小型防水ブーツEは使用できなくなる。
本発明の解決課題は、台座側受け溝の径を変更することなく、中継部品の大小に拘わらず中継部品の外周を被覆することができ、大型防水ブーツを差し込んで取り付けることができるようにすることにある。
[防水ブーツ用アダプタ1]
本発明の防水ブーツ用アダプタは、CATV機器の台座の外周の台座側受け溝に脱着可能であり、防水ブーツを脱着可能なアダプタであって、両端開口の中空部を備えた基体の開口方向一端側に差込み端部があり、開口方向他端側にブーツ受け溝があり、前記差込み端部は前記台座側受け溝に差込み固定可能な径のリング状であり、前記ブーツ受け溝は防水ブーツの嵌入部を嵌入固定可能な径のリング状であり、前記基体の中空部は基体の差込み端部を台座側受け溝に差込むと、少なくとも前記台座及びそれに突設された接続端子の外周を被覆できる大きさと長さにしたものである。ブーツ受け溝の径は台座側受け溝の径よりも大きくして、大型中継部品に被せた大型ブーツを装着可能としてある。基体の差込み端部は台座側受け溝に嵌入固定した上防水ブーツの基体受け溝に嵌入固定可能な径のリング状にすることもできる。
[防水ブーツ用アダプタ2]
本発明の防水ブーツ用アダプタは、基体に外壁と内壁で構成されるブーツ受け溝があり、少なくとも内壁がブーツ差込み側に向けて先細りテーパーのものであってもよい。
[防水ブーツ用アダプタ3]
本発明の防水ブーツ用アダプタは、ブーツ受け溝を基体の開口方向上下に二段以上設けたものであってもよい。
[中継部品被覆構造1]
本発明の被覆構造は、CATV機器の台座、当該台座に突設された接続端子、接続端子に接続された中継部品を防水ブーツで被覆した中継部品被覆構造であって、アダプタが前記台座の外周の台座側受け溝に差込み固定され、前記防水ブーツの嵌入部が前記アダプタのブーツ受け溝に嵌入固定されて、前記台座と接続端子と当該接続端子に接続された中継部品が当該防水ブーツにより被覆された中継部品被覆構造である。
[中継部品被覆構造2]
本発明の被覆構造は、CATV機器の台座、当該台座に突設された接続端子、接続端子に上中継部品を接続し、上中継部品に下中継部品を連結し、前記接続端子及び上中継部品の外周を上防水ブーツで被覆し、上防水ブーツの下に下防水ブーツを連結して下中継部品の外周を被覆した中継部品被覆構造であって、前記上防水ブーツの基体受け溝にアダプタの差込み端部が差込み固定され、下防水ブーツが前記アダプタのブーツ受け溝に差込み固定されて、上中継部品に連結された下中継部品の外周が被覆された中継部品被覆構造である。
本発明の防水ブーツア用ダプタは次の効果がある。
(1)既存のCATV機器の台座の外周の台座側受け溝に差し込み可能であるため、既存のCATV機器をそのまま使用でき、CATV機器を設計変更する必要がなく、金型を製作する必要もなく、経済的である。
(2)アダプタのブーツ受け溝の径が台座側受け溝の径よりも大きいので、そのブーツ受け溝に小型防水ブーツよりも径の大きな大型防水ブーツを嵌入して、接続端子に接続された大型中継部品の外周を被覆することができる。
(3)大型中継部品の外周に被せることのできる大型防水ブーツを嵌入できるため、従来のように、小型防水ブーツの側面をカットしてコネクタに被せるとか、カットした防水ブーツの外周にテープを巻くなどの処理も不要であるため、防水ブーツを被せるのに手間がかからず、浸水のおそれもない。
本発明の中継部品被覆構造は次の効果がある。
(1)ブーツ受け溝の径が台座側受け溝の径よりも大きいアダプタを、台座側受け溝に嵌入固定してあるので、CATV機器の接続端子に大型中継部品を接続しても、その外周に大型防水ブーツを被せて、大型防水ブーツの嵌入部をブーツ受け溝に嵌入固定することができ、防水ブーツの内側への塵芥や雨水等の浸入を防止することができる。
(2)台座に上防水ブーツを被せて上中継部品を被覆し、その上防水ブーツにアダプタを連結し、そのアダプタに下防水ブーツを連結してあるので、上中継部品とそれに連結された下中継部品を確実に被覆して、両防水ブーツの内側への塵芥や雨水等の浸入を防止することができる。
(a)(b)は本発明のアダプタと、それを使用した被覆構造の説明図であって、(a)は被覆前の説明図、(b)は被覆時の説明図。 (a)(b)は本発明のアダプタの他例を示す説明図。 台座側受け溝に上防水ブーツを差込み、その上防水ブーツの基体受け溝に本発明のアダプタを差込み、そのアダプタのブーツ受け溝に下防水ブーツを嵌入する場合の説明図であって、(a)は被覆前の説明図、(b)は被覆時の説明図。 従来の接続端子及び中継部品の被覆構造を示すものであって、(a)(b)は小型防水ブーツを小型コネクタの外側に被せる場合の説明図、(c)は小型防水ブーツを大型コネクタの外側に被せる場合の説明図、(d)は大型防水ブーツを大型コネクタの外側に被せる場合の説明図。 従来の接続端子及び中継部品の被覆構造を示すものであって、(a)は被覆前の説明図、(b)は被覆時の説明図。
(アダプタの実施形態1)
本発明のアダプタと、防水ブーツを使用した中継部品被覆構造の一例を図1(a)(b)を参照して説明する。
図1(a)(b)において、1はCATV機器、2は台座、3は接続端子、4が本発明のアダプタ、5は中継部品の一つであるNFコネクタ、6が防水ブーツである。台座2の根元側外周に台座側受け溝7が形成されている。この台座側受け溝7は従来の台座側受け溝G(図4(a)(b))と同様に、小型コネクタを差込み可能なサイズのリング状である。
図1(a)(b)に示すアダプタ4は樹脂製或いは金属製の基体8内に中空部9があり、その両端が開口されており、開口方向一端側に差込み端部10があり、開口方向他端側にブーツ受け溝11がある。差込み端部10は前記台座側受け溝7に差し込んで固定可能なリング状であり、ブーツ受け溝11は防水ブーツ6の嵌入部12を嵌入固定可能なリング状である。ブーツ受け溝11の径は台座側受け溝7の径よりも大きく、基体8の中空部9は前記差込み端部10を台座側受け溝7内に差し込むと、少なくとも、前記台座2及び接続端子3の外周をカバーできる広さと長さにしてある。
差込み端部10は円形リング状であり、リング状の台座側受け溝7内に差し込み(圧入)可能である。この差込み端部10を台座側受け溝7に圧入すると、差込み端部10が台座2の外周面と、台座側受け溝7の外側のリング状の外周壁13に挟まれて、アダプタ4がCATV機器1に固定されるようにしてある。
図1(a)(b)に示すブーツ受け溝11は円形リング状であり、内壁14と外壁15の間に形成されており、防水ブーツ6の嵌入部12を嵌入可能な溝幅にしてある。このブーツ受け溝11の径は台座側受け溝7の径よりも大きくしてある。前記内壁14は外壁15よりも長くして、CATV機器1の接続端子3の外周まで被さるようにしてある。
前記防水ブーツ6はその長手方向一端部16が先細りの筒状チューブであり、CATV機器1の接続端子3及びそれに接続される中継部品5の外側に被せて塵芥や雨水等が内側に浸入を防止するものである。防水ブーツ6はその嵌入部12をアダプタ4のブーツ受け溝11に押し込むと、嵌入部12が内壁14と外壁15に挟まれて防水ブーツ6がブーツ受け溝11に保持されるようにしてある。図1(a)(b)、図2(a)ではアダプタ4の内壁14の長さを外壁15の長さよりも若干長くして、防水ブーツ6を内壁14に沿ってブーツ受け溝11内に押し込み易くしてあるが、内壁14と外壁15は同じ長さにするとか、外壁15を内壁14より長くすることもできる。
(アダプタの実施形態2)
本発明のアダプタ4の実施形態2を図2(a)に基づいて説明する。図2(a)に示すアダプタ4の基本的構成は図1(a)のアダプタ4と同じであり、異なるのは内壁14を下側に向けて次第に先細りとなるテーパーにしたことである。この場合、外壁15もテーパー状とすることもできるが、図2(a)では直管状としてある。テーパーにすることによって、防水ブーツを差込み易くしてある。
(アダプタの実施形態3)
本発明のアダプタ4の実施形態3を図2(b)に基づいて説明する。前記実施形態1、2のアダプタ4はブーツ受け溝11が基体8の一端側に一つだけ設けられている場合であるが、ブーツ受け溝11は図2(b)に示すように、異なる径のものを二段以上設けることもできる。この場合、上段のブーツ受け溝11aを大型防水ブーツの嵌入部12を差込み可能な径とし、下段のブーツ受け溝11bを小型防水ブーツの嵌入部12を差込み可能な径としてある。このような構成とすることにより、いずれか一方のブーツ受け溝11a(11b)を選択使用することも、双方のブーツ受け溝11a、11bを同時に利用することもできる。後者の場合、二重の防水構造となるため防水効果が高まる。図2(b)に示すアダプタ4は、前記二段構成以外の構成は、図1(a)のアダプタ4の構成と同じである。
(中継部品被覆構造の実施形態1)
本発明の中継部品被覆構造の実施形態の一例を図1(a)(b)に基づいて説明する。図1(a)(b)に示すものは、CATV機器1の接続端子3に本発明のアダプタ4の差込み端部10をCATV機器1の台座側受け溝7内に圧入して取り付け、そのアダプタ4の内側の接続端子3にNFコネクタ(中継部品)5を接続し、NFコネクタ5の外側に被せた防水ブーツ6の嵌入部12をアダプタ4のブーツ受け溝11内に嵌入して取り付けて、NFコネクタ5の外側を防水ブーツ6で被覆して、防水ブーツ6内に塵芥や雨水等が侵入しないようにした被覆構造である。
(中継部品被覆構造の実施形態2)
本発明の中継部品被覆構造の他の実施形態を図3(a)(b)に基づいて説明する。図3(a)(b)に示す実施形態はCATV機器1の接続端子3にフィルタ、アッテネータ等の上中継部品5aが接続され、上中継部品5aにNFコネクタ(下中継部品)5bが接続された場合である。以下の説明では、実施形態1と同様の部分については同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3(a)(b)において、1はCATV機器であり、図1(a)のCATV機器1と同様に、台座2、接続端子3、台座側受け溝7を備えている。接続端子3には上中継部品5aが接続され、その外周に上防水ブーツ18を被せ、その嵌入部19を台座側受け溝7に圧入して上防水ブーツ18を台座2に固定してある。
図3(a)に示す上防水ブーツ18は上中継部品5aの外周を被覆するものであり、円筒状の上部被覆部18aと下広がりの裾部18bが一連に設けられている。上部被覆部18aの先端側はCATV機器1の台座側受け溝7に挿入可能な嵌入部19としてある。裾部18bの下端側には基体受け溝20がリング状に形成されている。本発明のアダプタ4は差込み端部10が上防水ブーツ18の基体受け溝20に差込み固定されている。差込み端部10は台座側受け溝7内に嵌入固定できるだけでなく、基体受け溝20に差込んで固定可能なリング状でもある。
図3(b)では、アダプタ4の下方から下中継部品(NFコネクタ)5bが差し込まれて上中継部品5aに連結され、下中継部品5bの外周に下防水ブーツ6を被せ、その嵌入部12をアダプタ4のブーツ受け溝11内に差し込んで、下防水ブーツ6をアダプタ4に固定してある。
CATV機器1の台座側受け溝7は従来のCATV機器Aの台座側受け溝Gと同様に小型コネクタを差込み可能なサイズである。図3(a)のアダプタ4の差込み端部10は台座側受け溝7内に差し込むのではなく、上防水ブーツ18の基体受け溝20内に圧入可能なものである。この場合、基体受け溝20の径を台座側受け溝7の径と同じ径にして、台座側受け溝7に差し込み可能なアダプタ4の差込み端部10を基体受け溝20に差し込み可能としてある。その基体受け溝20にアダプタ4の差込み端部10を差込む(押し込む)と差込み端部10が基体受け溝20に取付けられるようにしてある。基体受け溝20は台座側受け溝7と同じ径にしてアダプタ4の差込み端部10を差込み可能にしてある。
[アダプタ及び防水ブーツの取付け手順1]
本発明のアダプタを用いて、防水ブーツ6を図1(b)のように取り付ける場合の手順の一例を説明する。ここでは、CATV機器1の接続端子3に接続するNFコネクタ5が大型コネクタであり、防水ブーツ6が大型コネクタの外側に被せることのできるサイズの大型防水ブーツの場合を一例として説明する。
(1)CATV機器1の台座側受け溝7内に、アダプタ4の差込み端部10を圧入して、アダプタ4をCATV機器1に取り付ける。
(2)NFコネクタ5の外側に防水ブーツ6を被せ、NFコネクタ5の先端側を防水ブーツ6の上端から引き出して、NFコネクタ5をCATV機器1の接続端子3に接続する。
(3)防水ブーツ6をCATV機器1の接続端子3側に引き戻して、防水ブーツ6をNFコネクタ4の外側に被せ、防水ブーツ6の嵌入部12をアダプタ4のブーツ受け溝11内に差し込んで防水ブーツ6をアダプタ4に固定して接続端子3及び中継部品5の外周を被覆する。
[アダプタ及び防水ブーツの取付け手順2]
本発明のアダプタを用いて、図3(b)のように、上防水ブーツ18に下防水ブーツ6を取り付ける場合の手順の一例を説明する。ここでも、CATV機器1の接続端子3に接続するNFコネクタ5が大型コネクタであり、防水ブーツ6が大型コネクタの外側に被せることのできるサイズの大型ブーツの場合を一例として説明する。
(1)CATV機器1の接続端子3に上中継部品5aを連結する。
(2)上中継部品5aの外側に上防水ブーツ18を被せて、その嵌入部19を台座側受け溝7内に差し込んで、上防水ブーツ18を台座側受け溝7に取り付ける。
(3)上防水ブーツ18の基体受け溝20内にアダプタ4の差込み端部10を差込んで、アダプタ4を上防水ブーツ18に取り付ける。
(4)下中継部品5bの外側に下防水ブーツ6を被せ、下中継部品5bを防水ブーツ6の先端端側から引き出して、下中継部品5を上中継部品5aの接続端子17に接続する。
(5)下防水ブーツ6をアダプタ4側に引き戻して下中継部品5bの外側に被せ、下防水ブーツ6の嵌入部12をアダプタ4のブーツ受け溝11内に差し込んで、下防水ブーツ6をアダプタ4に固定して下中継部品5bの外周を被覆する。
本発明の防水ブーツ取付け具は、CATV機器の接続端子及び中継部品の被覆用には限られず、任意の電気機器の接続端子やそれに取付けるコネクタの被覆用としても応用することができる。
1 CATV機器
2 台座
3 接続端子
4 アダプタ
5 中継部品(NFコネクタ)
5a 上中継部品
5b 下中継部品(NFコネクタ)
6 防水ブーツ(下防水ブーツ)
7 台座側受け溝
8 基体
9 中空部
10 差込み端部
11 ブーツ受け溝
11a (上段の)ブーツ受け溝
11b (下段の)ブーツ受け溝
12 (防止ブーツの)嵌入部
13 (台座側受け溝の)外周壁
14 (アダプタの)内壁
15 (アダプタの)外壁
16 (防水ブーツの)端部
17 (上中継部品の)接続端子
18 上防水ブーツ
18a 上部被覆部
18b 裾部
19 (上防水ブーツの)嵌入部
20 (上防水ブーツの)基体受け溝
A CATV機器
B 台座
C 接続端子
D 中継部品(NFコネクタ)
E 小型防水ブーツ
F (小型防水ブーツの)嵌入部
G 台座側受け溝
H 上中継部品
I 下中継部品
J 上防水ブーツ
K (上防水ブーツの)嵌入部
L 下防水ブーツ
M (下防水ブーツの)嵌入部
N ブーツ嵌入溝
P 大型コネクタ
Q 大型防水ブーツ
R (大型防水ブーツの)嵌入部

Claims (7)

  1. CATV機器の台座の外周の台座側受け溝に脱着可能であり、防水ブーツを脱着可能なアダプタであって、
    両端開口の中空部を備えた基体の開口方向一端側に差込み端部があり、開口方向他端側にブーツ受け溝があり、前記差込み端部は前記台座側受け溝に差込み固定可能な径のリング状であり、前記ブーツ受け溝は防水ブーツの嵌入部を嵌入固定可能な径のリング状であり、前記基体の中空部は基体の差込み端部を台座側受け溝に差込むと、少なくとも前記台座及びそれに突設された接続端子の外周を被覆できる大きさと長さにした、
    ことを特徴とする防水ブーツ用アダプタ。
  2. 請求項1記載の防水ブーツ用アダプタにおいて、
    ブーツ受け溝の径が台座受け溝の径よりも大きい、
    ことを特徴とする防水ブーツ用アダプタ。
  3. 請求項1又は請求項2記載の防水ブーツ用アダプタにおいて、
    基体の差込み端部が、台座側受け溝に嵌入固定された上防水ブーツの基体受け溝に差し込み可能な径のリング状でもある、
    ことを特徴とする防水ブーツ用アダプタ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の防水ブーツ用アダプタにおいて、
    基体に外壁と内壁で構成されるブーツ受け溝があり、少なくとも内壁がブーツ差込み側に向けて先細りテーパーである、
    ことを特徴とする防水ブーツ用アダプタ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の防水ブーツ用アダプタにおいて、
    ブーツ受け溝が基体の開口方向に二段以上設けられた、
    ことを特徴とする防水ブーツ用アダプタ。
  6. CATV機器の台座、当該台座に突設された接続端子、接続端子に接続された中継部品を防水ブーツで被覆した中継部品被覆構造であって、
    アダプタが前記台座の外周の台座側受け溝に差込み固定され、前記防水ブーツの嵌入部が前記アダプタのブーツ受け溝に嵌入固定されて、前記台座と接続端子と当該接続端子に接続された中継部品が当該防水ブーツにより被覆された、
    ことを特徴とする中継部品被覆構造。
  7. CATV機器の台座、当該台座に突設された接続端子、接続端子に上中継部品を接続し、上中継部品に下中継部品を連結し、前記接続端子及び上中継部品の外周を上防水ブーツで被覆し、上防水ブーツの下に下防水ブーツを連結して下中継部品の外周を被覆した中継部品被覆構造であって、
    上防水ブーツの基体受け溝にアダプタの差込み端部が差込み固定され、下防水ブーツが前記アダプタのブーツ受け溝に差込み固定されて、上中継部品に連結された下中継部品の外周が被覆された、
    ことを特徴とする中継部品被覆構造。
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