JP2017063950A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1部材及び第2部材という2つの部材からなる給水ノズルにおいて、接続隙間から漏水しても、上隙間での毛細管現象に起因した水槽外への漏水を防止する洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯機(1)は、収容槽(3)と、給水ノズル(20)と、ノズル取付穴(25)を有する取付部材(8)とを備え、給水ノズル(20)が、上流側に設けられる第1部材(30)と、下流側に設けられる第2部材(40)と、を備え、第1部材(30)が、ノズル取付穴(25)に挿入される挿入筒部(35)を有し、第2部材(40)が、挿入筒部(35)に挿入される接続筒部(45)を有し、接続隙間(15)を封止するシーリング部材(28)を介して、接続筒部(45)が挿入筒部(35)に挿入され、挿入筒部(35)の下方には、挿入筒部(35)の下端部と第2部材(40)の下管部(42)で形成される下開放空間(51)が配設されている。【選択図】図6

Description

この発明は、洗濯機に関する。
従来、給水ノズルから噴射された水によって洗浄効果及びすすぎ効果を高めようとしている洗濯機が提供されている。
例えば、特許文献1の洗濯機では、蛇腹状の第1の水路管から回転槽の下方に給水し、ホースから構成される第2の給水管から回転槽の側面に給水することが行われている。回転槽の上方に設けられた水槽カバーには孔が形成され、水槽カバーの孔を介して、ノズルが第2の給水管の先端に接続されている。
特開2010−268842号公報
特許文献1の洗濯機では、ノズルが1つの部品で構成されている。ノズル噴射口からの給水状態を変えるためには、ノズル全体を交換する必要があり、ノズルの交換に手間がかかる。
ところで、ノズルの交換を容易にするために、例えば、ホースに接続される上流側の第1部材と、噴射口を有する下流側の第2部材との2つの部品によって、ノズルを構成することが考えられる。このとき、第1部材及び第2部材は、取付部材を挟み込むようにして取付部材に取り付けられる。
取付部材を挟み込んで第1部材及び第2部材を取り付けると、上流側の第1部材と取付部材との間には、通常、狭小な上隙間が形成される。狭小な上隙間によって、毛細管現象が引き起こされて、取付部材へのノズルの取付部周辺に滞留している水が吸い上げられる。上隙間に吸い上げられた水は、水槽に取り付けられた取付部材の上面に沿って流れ、最終的に、水槽外に漏出して床面を濡らすおそれがある。
したがって、この発明の解決すべき技術的課題は、給水ノズルを第1部材及び第2部材という2つの部材から構成した場合において、上流側の第1部材と取付部材との間に形成される上隙間での毛細管現象に起因した、水槽外への漏水を防止する洗濯機を提供することである。
上記技術的課題を解決するために、この発明によれば、以下の洗濯機が提供される。
すなわち、この発明に係る洗濯機は、
洗濯物を収容する収容槽と、
前記収容槽内に収容された前記洗濯物に向けて給水する給水ノズルと、
前記給水ノズルを取り付けるためのノズル取付穴を有する取付部材とを備え、
前記給水ノズルが、上流側に設けられる第1部材と、下流側に設けられる第2部材と、を備え、
前記第1部材が、下流端に設けられるとともに前記ノズル取付穴に挿入される挿入筒部を有し、
前記第2部材が、前記挿入筒部に挿入される接続筒部を有し、
前記挿入筒部と前記接続筒部との間に形成される接続隙間を封止するシーリング部材を介して、前記接続筒部が前記挿入筒部に挿入され、
前記挿入筒部の下方には、前記挿入筒部の下端部と前記第2部材の下管部で形成される下開放空間が配設されていることを特徴とする。
前記挿入筒部の外側には、環状切欠を有する下フランジが配設されていることが好ましい。
前記挿入筒部は、前記取付部材の下面よりも下方に延びる延伸部を有することが好ましい。
前記挿入筒部の外周面と前記ノズル取付穴との間には、少なくとも1mmの径方向隙間が配設されていることが好ましい。
前記接続筒部の下流端の外周面に設けられた爪部が、前記挿入筒部の内周面に設けられた凹部に係合していることが好ましい。
この発明の洗濯機では、第1部材の挿入筒部の下方に設けられた下開放空間が、接続隙間から漏出した水を、下方に導いて、上流側の第1部材と取付部材との間に形成される上隙間での毛細管現象に起因した吸い上げを防止する。したがって、給水ノズルを第1部材及び第2部材という2つの部材から構成した場合において、接続隙間から漏水しても、上隙間での毛細管現象に起因した、水槽外への漏水を防止できる。
この発明に係る洗濯機の外観斜視図。 図1に示した洗濯機の構成を模式的に説明する要部断面図。 取付部材の外観斜視図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第1部材の上面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第1部材の下面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第1部材の側面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第1部材の端面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第2部材の上面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第2部材の下面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第2部材の側面図。 第1実施形態に係る給水ノズルの第2部材の端面図。 第1実施形態に係る給水ノズルを取付部材に取り付けた状態を示す端面図。 図6の端面図とは異なる位置での端面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第1部材の上面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第1部材の下面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第1部材の側面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第1部材の端面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第2部材の上面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第2部材の下面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第2部材の側面図。 第2実施形態に係る給水ノズルの第2部材の端面図。 第2実施形態に係る給水ノズルを取付部材に取り付けた状態を示す端面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第1部材の上面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第1部材の下面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第1部材の側面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第1部材の端面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第2部材の上面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第2部材の下面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第2部材の側面図。 第3実施形態に係る給水ノズルの第2部材の端面図。 第3実施形態に係る給水ノズルを取付部材に取り付けた状態を示す端面図。 第4実施形態に係る給水ノズルの第2部材の上面図。 第4実施形態に係る給水ノズルの第2部材の下面図。 第4実施形態に係る給水ノズルの第2部材の側面図。 第4実施形態に係る給水ノズルの第2部材の端面図。 第4実施形態に係る給水ノズルを取付部材に取り付けた状態を示す端面図。 比較例に係る給水ノズルの第1部材の上面図。 比較例に係る給水ノズルの第1部材の下面図。 比較例に係る給水ノズルの第1部材の側面図。 比較例に係る給水ノズルの第1部材の端面図。 比較例に係る給水ノズルの第2部材の上面図。 比較例に係る給水ノズルの第2部材の下面図。 比較例に係る給水ノズルの第2部材の側面図。 比較例に係る給水ノズルの第2部材の端面図。 比較例に係る給水ノズルを取付部材に取り付けた状態を示す端面図。
以下に、第1実施形態に係る縦型洗濯機1(以下、単に洗濯機1という。)の構成について、図1から図3を参照しながら説明する。なお、この実施形態は、あくまでも一例であって、当該実施形態に限定されるものではない。
図1は、洗濯機1を斜め上方から見た外観斜視図であり、図2は、図1に示した洗濯機1の後方上部の要部断面図であり、図3は、取付部材8の外観斜視図である。以下、説明の便宜上、図1等において、設定表示部6の配置された側を前面側(前方)とし、洗濯機1を前面側から見た図1を基準として洗濯機1の方向を特定する。
図1に示すように、洗濯機1は、上面板5の中央部に外箱開口部2aを有する外箱1aを備えている。
上蓋2が、外箱1aの上面板5に対してヒンジ部9で回動自在に取り付けられており、上蓋2によって、外箱開口部2aが開閉されるようになっている。
設定表示部6が、上面板5の前面部に設けられている。設定表示部6は、電源入/切キー、運転内容を選択して決定するための複数の選択キー(例えば、洗濯コース選択キーやスタートキー等)、及び、当該選択キーによって選択して決定された運転内容を表示する表示部等を有している。
洗濯槽3及び水槽4が、外箱1a内に収容されている。洗濯槽3は、洗濯物を収容する収容槽として働く。洗濯槽3は、洗剤を溶かした水又はすすぎ用の水を溜める。水槽4は、洗濯槽3を収容する。洗濯槽3及び水槽4は、上側が開口した有底筒形状をしている。洗濯槽3及び水槽4の各中心軸は、垂直に且つ同軸に延びている。
図示しない環状のバランサが、洗濯槽3の上部開口部の縁に装着されている。バランサは、洗濯物を脱水させるために洗濯槽3を高速回転させたときに発生する振動を抑制するために設けられている。図示しない撹拌翼が、洗濯槽3内の底面に配設されている。
図示しないクラッチ・ブレーキ機構及び駆動モータを有する駆動ユニットが、外箱1a内の水槽4の下側に取り付けられている。撹拌翼が、クラッチ・ブレーキ機構の回転軸の先端に取り付けられている。
なお、洗濯機1は、ヒータと送風ファンとファン駆動モータとを有する乾燥ユニットを備えている。
図2に示すように、メイン給水弁22とノズル給水弁23とを有する給水ユニットが、上面板5の後方側に設けられている。図示しないメイン給水配管が、メイン給水弁22に接続されている。そして、メイン給水配管の下流側が、図示しない洗剤ケースに接続されている。洗剤ケースには、洗剤等が収容されている。洗剤ケースは、メイン給水弁22を開いて洗剤ケース内に給水すると、洗剤を溶かした水が注水口から流出するように構成されている。
例えばホースから構成されるノズル給水管24が、ノズル給水弁23に接続されている。ノズル給水管24の下流側が、シャワーノズル20の配管接続部38に接続されている。シャワーノズル20は、取付部材8の取付板部11に取り付けられている。シャワーノズル20は、水槽4の直上であって、水槽4の周壁部よりも内側に位置している。取付部材8は、上面板5に対してネジで固定されている。
図3に示すように、取付部材8は、大略L字形状をしており、略水平方向の後方に延びる取付板部11と、略垂直上向きに延びる縦板部12とを有する。
洗剤ケース収容用の窓部と、乾燥風を吸込及び排出する際に使用されるフィルタ用の窓部とが、縦板部12に形成されている。
ノズル取付穴25、ネジ挿通穴23a,24a、位置決め孔26、乾燥風吹出口、及び洗剤水流出口等の貫通した穴のそれぞれが、取付板部11に形成されている。ノズル取付穴25は、シャワーノズル20を装着して取り付けるための穴である。ネジ挿通穴23a,24aに挿通されたネジ27を用いて、シャワーノズル20が取付部材8に固定される。
(第1実施形態)
次に、第1実施形態に係るシャワーノズル20について、図4Aから図7を参照しながら説明する。図4Aから図4Dは、シャワーノズル20の上部材(第1部材)30を示し、図5Aから図5Dは、シャワーノズル20の下部材(第2部材)40を示す。図6は、シャワーノズル20を取付部材8の取付板部11に取り付けた状態を示す端面図であり、図7は、図6の端面図とは異なる位置での端面図である。シャワーノズル20は、第1部材としての上部材30及び第2部材としての下部材40という2つの部材から構成されている。
図4Aから図4Dに示すように、シャワーノズル20の上部材30は、上フランジ31と上管部32とネジ取付部33,34と挿入筒部35と位置決めボス36と配管接続部38とを備える。略L字形状の上管部32が上フランジ31の上方に形成されており、円筒状の挿入筒部35が上フランジ31の下方に形成され、上管部32及び挿入筒部35が上フランジ31を介してつながっている。略L字形状の上流路39が、上管部32内部に形成されている。上流路39の下流側は、挿入筒部35内部に形成された接続穴35aと連通している。
雌ネジ穴33a,34aが、ネジ取付部33,34内部のそれぞれに形成されている。ノズル給水管24を接続するための配管接続部38が、上管部32の上流側に形成されている。位置決めボス36は、上フランジ31の下面から垂直下向きに延びている。
図5Aから図5Dに示すように、シャワーノズル20の下部材40は、下フランジ41と下管部42とリブ43と接続筒部45とを備える。円筒状の接続筒部45が、下部材40の上端側であって下フランジ41の上方に形成されている。下管部42が、下フランジ41の下方に形成されている。接続筒部45は下管部42につながっており、両者の外径及び内径が等しいように構成されている。下流路49が、下管部42内部に形成されている。接続筒部45内部に形成された連通穴45aは、下流路49と連通している。洗濯槽3内に収容された洗濯物に向けて水を給水する噴射口48が、下部材40の下端側であって下管部42の下流端に形成されている。噴射口48は、下流路49を通過した水を、円錐状又は扇状のような末広がりのシャワーとして斜め下向きに噴射するように構成されている。異なる下部材40に取り替えることにより、噴射口48からの噴射状態を変えることができる。
下部材40での下フランジ41の下には、下開放空間51が形成されている。下開放空間51は、挿入筒部35の下端部と下部材40の下管部42とで形成されて、下方に向けてオープンな空間である。
挿入筒部35が、取付板部11のノズル取付穴25と、下部材40の環状切欠54及び挿入溝44とに挿入可能なように構成されている。リブ43が板状体であるため、下開放空間51では、リブ43を除いて、何らの構成要素も有していない。そのため、後述する延伸部35bによって下方に導かれた水が、下開放空間51を通じて、重力で流下できる。下開放空間51を流下した水は、水槽4内に流れ込むので、外箱1aと水槽4との間の隙間に入り込むことは無い。したがって、下部材40の下フランジ41の下に形成された下開放空間51は、接続隙間15からの漏水を水槽4内に流下させることができる。
貫通した位置決め孔46及びネジ挿通孔43a,44aが、下フランジ41に形成されている。下フランジ41は、接続筒部45と同心の環状切欠54を有し、接続筒部45の外側に配設されている。複数の板状のリブ43が、下フランジ41の下面に形成されている。複数のリブ43が、例えば、4個のリブ43が、90度の角度で均等に配置されている。各リブ43は、下フランジ41の下面と下管部42の外側面とをつなぎ、下部材40の機械的強度を確保している。各リブ43の内周側上部が垂直下向きに切り欠かれることにより、挿入溝44が形成されている。各挿入溝44は、環状切欠54と同心であって、環状切欠54の下端部からリブ43の途中まで垂直下向きに延びている。
なお、挿入筒部35が下フランジ41まで下方に延在しない態様では、互いに離間した複数のバー状のリブ43が、下フランジ41の内周面と下管部42の外側面とをつなぐように構成してよい。隣り合うバー状のリブ43の間に形成されるリブ間隙(図示しない)が、下開放空間51の一部分を構成して、リブ間隙を通じて、接続隙間15からの漏水が水槽4内に流下できる。
挿入溝44において、挿入筒部35が挿入された部分以外の部分は、下開放空間51の一部を構成する。挿入溝44での下開放空間51は、挿入筒部35の下部に位置しており、接続隙間15からの漏水を下方に導いている。このように、下開放空間51を通じて、接続隙間15からの漏水が、下方に導かれて水槽4内に流下できる。
図6及び図7に示すように、上部材30の上フランジ31と下部材40の下フランジ41との間に取付板部11が挟持された状態で、シャワーノズル20が取付部材8に取り付けられている。上部材30においては、上フランジ31が取付板部11の上面に当接して、挿入筒部35がノズル取付穴25に挿入されている。取付板部11の上面と上フランジ31の下面との間には、狭小な上隙間17が形成されている。
挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みよりも大きく寸法構成されている。すなわち、図6及び図7に示すように、取付部材8の取付板部11の下面よりも垂直下向きに延びる延伸部35bが、挿入筒部35の下部に形成されている。当該延伸部35bは、接続筒部45及び接続穴35aの接続隙間15から漏出した水を下方に導いて、上隙間17に回り込むことを防止する回り込み防止部として働く。そして、下開放空間51が、挿入筒部35の延伸部35bの下方に配設されて、挿入筒部35の延伸部35bの下端部と下部材40の下管部42とで形成される。
下部材40においては、下フランジ41が取付板部11の下面に当接して、接続筒部45が挿入筒部35の接続穴35aに挿入されている。シーリング部材としてのOリング28が、上管部32の下流端面と接続筒部45の上流端面との間に介在配置されている。上部材30の上フランジ31と下部材40の下フランジ41との間に取付板部11が挟持された状態では、雌ネジ穴33aとネジ挿通穴23aとネジ挿通孔43aとが、垂直方向に直線状に並んで配置されている。同様に、雌ネジ穴34aとネジ挿通穴24aとネジ挿通孔44aとが、垂直方向に直線状に並んで配置されている。ネジ27,27が雌ネジ穴33a,34aのそれぞれにねじ込まれて、上部材30及び下部材40が取付部材8に固定されている。ネジ27,27を取り除くことにより、取付部材8から上部材30及び下部材40を取り外すことができる。すなわち、シャワーノズル20が、着脱可能に構成されている。
Oリング28が接続穴35a内に介在配置された構成によって、接続隙間15からの漏水を防止している。しかしながら、Oリング28の装着不良や装着忘れ等によって、接続隙間15でのシール性が不十分になって、水槽4外への漏水を引き起こすおそれがある。
第1実施形態では、挿入筒部35の突出長さが、延伸部35bの分だけ、取付板部11の厚みよりも大きく寸法構成されて、延伸部35bが取付板部11の下面よりも垂直下向きに延びている。すなわち、延伸部35bの延伸長さが、取付板部11の厚みよりも大きいように寸法構成されている。延伸部35bの延伸長さの分だけ、水が下方に流れる長さが垂直方向に長くなっている。延伸部35bの延伸長さを取付板部11の厚みよりも大きくすることにより、接続隙間15からの漏水が、取付板部11の下面よりも下に位置する延伸部35bの下端部に導かれる。延伸部35bの下端部に導かれた漏水は、延伸部35bによって下方に長くなった分だけ、吸い上げられにくくなる。このように、上部材30の挿入筒部35に延伸部35bを設けることによって、漏水が取付板部11の下面よりも下方に導かれて、上隙間17への回り込みが防止される。取付板部11の下面の下方に導かれた漏水が、下開放空間51を通じて、水槽4内に流下できる。以上のように、接続隙間15からの漏水は、狭小な上隙間17での毛細管現象によって吸い上げられることなく、水槽4内に流下できる。なお、本実施形態においては、延伸部35bは、下フランジ41の下面よりもさらに下方に突出している。そのため、延伸部35bの下端部に導かれた漏水は、延伸部35bによって、下フランジ41の下面よりも下方に長くなった分だけ、より吸い上げられにくくなる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るシャワーノズル20について、図8Aから図10を参照しながら説明する。第2実施形態において、上記第1実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。図8Aから図8Dは、シャワーノズル20の上部材30を示し、図9Aから図9Dは、シャワーノズル20の下部材40を示す。図10は、シャワーノズル20を取付部材8の取付板部11に取り付けた状態を示す端面図である。
挿入筒部35とノズル取付穴25との間での径方向隙間29が狭小であると、径方向隙間29において毛細管現象が起こり得る。そして、接続隙間15からの漏水が、狭小な径方向隙間29及び狭小な上隙間17を通じて吸い上げられたあと、取付板部11の上面に沿って流れることが起こってしまう。
そこで、第2実施形態に係るシャワーノズル20では、図10に示すように、挿入筒部35とノズル取付穴25との間で円筒状に形成された径方向隙間29が、毛細管現象を生じさせない径方向幅寸法で、すなわち、少なくとも1mmであるように構成されている。径方向隙間29は、挿入筒部35の外周部に設けられている。下部材40におけるその他の構成は、上述した第1実施形態のものと同じである。
例えば、径方向隙間29が0.7mm程度であっても、径方向隙間29において毛細管現象を防止できる。しかしながら、取付部材8に対するシャワーノズル20の位置決め公差により、径方向隙間29が大きなところと小さなところができてしまい、径方向隙間29が小さなところでは、毛細管現象が起こるおそれがある。そこで、取付部材8に対するシャワーノズル20の位置決め公差を考慮して、径方向隙間29が少なくとも1mmであるように構成されている。
当該径方向隙間29は、接続隙間15からの漏水が上隙間17に回り込むことを防止する回り込み防止部として働く。下開放空間51が、径方向隙間29及び挿入筒部35の下方にそれぞれ配設されて、径方向隙間29及び挿入筒部35の各下端部と下部材40の下管部42とで形成されている。径方向隙間29が、少なくとも1mmであるように、ノズル取付穴25の周面を外方にシフトさせてノズル取付穴25の開口径が大きく構成されている。なお、径方向隙間29が、少なくとも1mmであるように、挿入筒部35の外周面を内方にシフトさせて挿入筒部35の外径を小さく構成してもよい。また、径方向隙間29は、少なくとも1mmから上フランジ31の外側端部までの範囲とすることができる。
上部材30の基本構成は、上述した第1実施形態のものと同じであるが、第2実施形態の挿入筒部35は、延伸部35bを備えていない。延伸部35bを備えていない分だけ、挿入筒部35の下方への突出長さが短くなっている。挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みと実質的に同じになるように寸法構成されている。すなわち、取付板部11の下面と挿入溝44の外周面の上端部とが実質的に面一になっている。また、径方向隙間29が少なくとも1mmであるならば、挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みよりも短くても長くてもよい。
第2実施形態の構成によれば、径方向隙間29が、少なくとも1mmであることにより、接続隙間15からの漏水が、挿入筒部35の下端部に導かれる。挿入筒部35の下端部に導かれた漏水が、大きな径方向隙間29によって吸い上げられることが防止され、挿入筒部35の下端部から流下する。挿入筒部35の下端部から流下した漏水が、下開放空間51を通じて、水槽4内に流下できる。このように、接続隙間15からの漏水は、狭小な上隙間17での毛細管現象によって吸い上げられることなく、水槽4内に流下できる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係るシャワーノズル20について、図11Aから図13を参照しながら説明する。第3実施形態において、上記第1実施形態及び第2実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。図11Aから図11Dは、シャワーノズル20の上部材30を示し、図12Aから図12Dは、シャワーノズル20の下部材40を示す。図13は、シャワーノズル20を取付部材8の取付板部11に取り付けた状態を示す端面図である。
下部材40は、環状切欠54を有する下フランジ41と、挿入溝44を有するリブ43とを備える。第3実施形態においては、下開放空間51は、挿入筒部35の下部に設けられて、挿入筒部35の下端部と下部材40の下管部42とで形成されている。下開放空間51は、接続隙間15からの漏水を下方に導いて、水槽4内に流下させている。
第3実施形態に係るシャワーノズル20では、挿入筒部35が円環状の凹部37を備え、接続筒部45が爪部47とを備えている。図11Dに示すように、円環状の凹部37が、挿入筒部35の内周面に形成されている。図12C及び図12Dに示すように、断面視で台形状であって下方に向けて末広がりの爪部47が、接続筒部45の下流端の外周面に形成されている。爪部47は、接続筒部45の外周面の全周にわたって延在している。図13に示すように、爪部47が凹部37に対して緩めの係合で連結されている。なお、爪部47は、接続筒部45の外周面上に断片的に(すなわち部分的に)配設された態様であってよい。
第2実施形態と同様に、挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みと実質的に同じになるように寸法構成されており、取付板部11の下面と挿入溝44の外周面の上端部とが実質的に面一になっている。挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みから挿入溝44の深さまでの範囲内で変化することができる。
また、第2実施形態と同様に、図13に示すように、挿入筒部35とノズル取付穴25との間で円筒状に形成された径方向隙間29が、挿入筒部35の外周部に設けられている。当該径方向隙間29は、好適には、毛細管現象を生じさせない径方向幅寸法に、すなわち、少なくとも1mmであるように構成されている。
ネジ27が上部材30の雌ネジ穴33a,34aと、取付板部11のネジ挿通孔43a,44aとに挿入されて、下部材40が、上部材30及び取付板部11に対してネジ27で固定されている。下部材40が上部材30及び取付板部11に対してネジ27で堅固に固定されているので、爪部47は、着脱可能な緩めの係合で凹部37に連結されている。したがって、シャワーノズル20は、着脱可能に構成されている。
第3実施形態の構成によれば、爪部47が凹部37に係合するとともに、下部材40が、上部材30及び取付板部11に対してネジ27で固定されている。爪部47及び凹部37での接続隙間15から漏出した水が、挿入筒部35の下端部に導かれる。挿入筒部35の下端部に導かれた漏水が、下開放空間51を通じて、水槽4内に流下できる。このように、接続隙間15からの漏水は、狭小な上隙間17での毛細管現象によって吸い上げられることなく、水槽4内に流下できる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係るシャワーノズル20について、図14Aから図15を参照しながら説明する。第4実施形態において、上記第3実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。図14Aから図14Dは、シャワーノズル20の下部材40を示し、図15は、シャワーノズル20を取付部材8の取付板部11に取り付けた状態を示す端面図である。
第4実施形態の下部材40では、上述した第3実施形態との比較で、接続筒部45が爪部47を備えているが、下フランジ41及びリブ43の配設が省略されている。円環状の凹部37が上部材30の挿入筒部35内部に形成されており、爪部47が凹部37に対して強めの係合で連結されている。下フランジ41の省略でネジ27による固定が無いため、爪部47と凹部37との間での係合が着脱不可の強めの係合で構成されて、下部材40が上部材30に連結されている。ネジ27が不要であるので、部品点数及び作業工数を削減できる。
下部材40は、下フランジ41及びリブ43を備えていないために、挿入筒部35の下方には、下開放空間51が延在している。下開放空間51は、挿入筒部35の下端部と下部材40の下管部42とで形成されている。第4実施形態での下開放空間51は、複数のリブ43を備えていない分、第3実施形態での下開放空間51よりもさらにオープンな空間になっている。第4実施形態においては、挿入筒部35の下方に延在する下開放空間51を通じて、接続隙間15からの漏水が、下方に導かれて水槽4内に流下できる。このように、接続隙間15からの漏水は、狭小な上隙間17での毛細管現象によって吸い上げられることなく、水槽4内に流下できる。
なお、上部材30の挿入筒部35と下部材40の接続筒部45との間での着脱可能な連結構造は、様々な態様にすることができる。例えば、接続筒部45の外面に形成された雄ネジが、挿入筒部35の内面に形成された雌ネジに螺合することで、下部材40が上部材30に連結される螺合構造であってもよい。また、接続筒部45の外面に周方向に等間隔で配設された複数の突起部が、挿入筒部35に形成されたバヨネット溝に係合することで、下部材40が上部材30に連結されるバヨネット構造であってもよい。
また、第2実施形態と同様に、図15に示すように、挿入筒部35とノズル取付穴25との間で円筒状に形成された径方向隙間29が、挿入筒部35の外周部に設けられている。当該径方向隙間29は、好適には、毛細管現象を生じさせない径方向幅寸法に、すなわち、少なくとも1mmであるように構成されている。
(比較例)
次に、上述したこの発明の特徴を理解しやすくために、比較例に係るシャワーノズル20について、図16Aから図18を参照しながら説明する。この比較例において、上記第1実施形態から第4実施形態での構成要素と同じ機能を有する構成要素には同じ符号を付して、重複する説明を省略する。図16Aから図16Dは、比較例のシャワーノズル20の上部材30を示し、図17Aから図17Dは、比較例のシャワーノズル20の下部材40を示す。図18は、比較例のシャワーノズル20を取付部材8の取付板部11に取り付けた状態を示す端面図である。
上部材30と下部材40との間に取付板部11が挟持された状態で、シャワーノズル20が取付部材8に取り付けられている。上部材30においては、上フランジ31が取付板部11の上面に当接して、挿入筒部35がノズル取付穴25に挿入されている。径方向隙間29が、挿入筒部35とノズル取付穴25との間に形成されているが、当該径方向隙間29は、0.5mm程度の狭小な隙間である。上部材30の挿入筒部35の突出長さは、取付板部11の厚みと実質的に同じになるように寸法構成されている。すなわち、取付板部11の下面と挿入筒部35の下端部とが実質的に面一になっている。
下部材40の下フランジ41は、平板状に水平方向に延びており、貫通した位置決め孔46及びネジ挿通孔43a,44aが、下フランジ41に形成されている。位置決め孔46及びネジ挿通孔43a,44aが、径方向隙間29よりも外周側に位置している。そして、比較例の下フランジ41は、環状切欠54を備えていない。当該比較例の構成では、下フランジ41と接続筒部45と取付板部11とで囲まれた閉鎖空間19が形成されているので、接続隙間15からの漏水が、閉鎖空間19に滞留してしまう。閉鎖空間19に滞留した水は、狭小な径方向隙間29での毛細管現象により、吸い上げられる。径方向隙間29で吸い上げられた水は、狭小な上隙間17での毛細管現象によってさらに吸い上げられる。上隙間17で吸い上げられた水は、取付板部11の上面に沿って流れ、最終的に、水槽4外への漏水が起こる。したがって、比較例に係るシャワーノズル20では、狭小な径方向隙間29及び狭小な上隙間17での毛細管現象により、水槽4外への漏水が起こる。
以上のように、この発明の洗濯機1は、
洗濯物を収容する収容槽3と、
前記収容槽3内に収容された前記洗濯物に向けて給水する給水ノズル20と、
前記給水ノズル20を取り付けるためのノズル取付穴25を有する取付部材8とを備え、
前記給水ノズル20が、上流側に設けられる第1部材30と、下流側に設けられる第2部材40と、を備え、
前記第1部材30が、下流端に設けられるとともに前記ノズル取付穴25に挿入される挿入筒部35を有し、
前記第2部材40が、前記挿入筒部35に挿入される接続筒部45を有し、
前記挿入筒部35と前記接続筒部45との間に形成される接続隙間15を封止するシーリング部材28を介して、前記接続筒部45が前記挿入筒部35に挿入され、
前記挿入筒部35の下方には、前記挿入筒部35の下端部と前記第2部材40の下管部42で形成される下開放空間51が配設されていることを特徴とする。
上記構成によれば、第1部材30の挿入筒部35の下方に設けられた下開放空間51が、接続隙間15から漏出した水を、下方に導いて、上流側の第1部材30と取付部材8との間に形成される上隙間17での毛細管現象に起因した吸い上げを防止する。したがって、給水ノズル20を第1部材30及び第2部材40という2つの部材から構成した場合において、接続隙間15から漏水しても、上隙間17での毛細管現象に起因した、水槽4外への漏水を防止できる。
前記挿入筒部35の外側には、環状切欠54を有する下フランジ41が配設されていることが好ましい。
上記構成によれば、環状切欠54が、下開放空間51の一部分として、又は、挿入筒部35を挿入するための挿入穴として働く。
前記挿入筒部35は、前記取付部材8の下面よりも下方に延びる延伸部35bを有することが好ましい。
上記構成によれば、上隙間17での吸い上げを防止するとともに、接続隙間15から漏出した水を、より確実に下方に導くことができる。
前記挿入筒部35の外周面と前記ノズル取付穴25との間には、少なくとも1mmの径方向隙間29が配設されていることが好ましい。
上記構成によれば、上隙間17での吸い上げをより確実に防止することができる。
前記接続筒部45の下流端の外周面に設けられた爪部47が、前記挿入筒部35の内周面に設けられた凹部37に係合していることが好ましい。
上記構成によれば、接続筒部45及び挿入筒部35での係合構造によって第2部材40が第1部材30に支持されて、ネジ等による取付を簡略化又は省略することができる。
この発明の実施形態を具体的に説明したが、この発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
上記第1実施形態から第4実施形態においては、上管部32の下流端面と接続筒部45の上流端面との間に、シーリング部材としてのOリング28を介在配置することにより、接続隙間15からの漏水を防止している。しかしながら、上記第1実施形態から第4実施形態では、第2部材40の挿入筒部35の下方に下開放空間51を備えていることにより、接続隙間15からの漏水を水槽4内に流下させて、水槽4外への漏水を防止している。したがって、Oリング28の装着不良及び装着忘れ等によって、接続隙間15でのシール性が不十分であっても、水槽4外への漏水を防止できる。
第1実施形態、第3実施形態及び第4実施形態においても、第2実施形態で説明したように、挿入筒部35とノズル取付穴25との間で径方向に形成された径方向隙間29が、少なくとも1mmであるように構成することができる。
また、第2実施形態、第3実施形態及び第4実施形態においても、第1実施形態で説明したように、挿入筒部35が、取付板部11の下面よりも垂直下向きに延びる延伸部35bを備える構成にすることができる。そして、第3実施形態及び第4実施形態では、凹部37が延伸部35bの下流端に設けられる。
上述した洗濯機1は、乾燥機能を有してもよいし、乾燥機能を有さなくてもよい。洗濯機1が乾燥機能を有する場合、乾燥機能は、例えば、シーズヒータで温風を生成するヒータ乾燥方式、又は、ヒートポンプで温風を生成するヒートポンプ乾燥方式で提供される。
上記実施形態では、洗濯槽3が洗濯機1の垂直方向に配置された縦型洗濯機1を例示しているが、この発明は当該縦型洗濯機1に限定されるものではない。この発明は、洗濯槽3が水平方向に配置された横ドラム型洗濯機、又は洗濯槽3が水平方向に対して傾斜して配置された斜めドラム型洗濯機にも適用できる。また、この発明は、全自動式の洗濯機1には限らず、洗濯槽と脱水槽とが別々に設けられた二槽式洗濯機にも適用できる。
なお、シャワーノズル20による給水は、予洗い工程、本洗い工程、すすぎ工程及び脱水工程等の各工程において適宜に行うことができる。給水ノズル20は、第2部材40を取り替えることにより、水をミスト状にして末広がりで円錐状の霧を噴射した態様、及び、粒状の液滴の旋回流であって末広がりで円錐状の液滴シャワー流を噴射した態様に変えることができる。
1 縦型洗濯機(洗濯機)
1a 外箱
2 上蓋
2a 外箱開口部
3 洗濯槽(収容槽)
4 水槽
5 上面板
8 取付部材
11 取付板部
15 接続隙間
17 上隙間
20 シャワーノズル(給水ノズル)
21 取付板部
23 ノズル給水弁
24 ノズル給水管
25 ノズル取付穴
26 位置決め孔
27 ネジ
28 Oリング(シーリング部材)
29 径方向隙間(回り込み防止部)
30 上部材(第1部材)
31 上フランジ
32 上管部
35 挿入筒部
35a 接続穴
35b 延伸部(回り込み防止部)
36 位置決めボス
37 凹部
40 下部材(第2部材)
41 下フランジ
42 下管部
43 リブ
44 挿入溝(下開放空間)
45 接続筒部
46 位置決め孔
47 爪部
48 噴射口
51 下開放空間
54 環状切欠

Claims (5)

  1. 洗濯物を収容する収容槽と、
    前記収容槽内に収容された前記洗濯物に向けて給水する給水ノズルと、
    前記給水ノズルを取り付けるためのノズル取付穴を有する取付部材とを備え、
    前記給水ノズルが、上流側に設けられる第1部材と、下流側に設けられる第2部材と、を備え、
    前記第1部材が、下流端に設けられるとともに前記ノズル取付穴に挿入される挿入筒部を有し、
    前記第2部材が、前記挿入筒部に挿入される接続筒部を有し、
    前記挿入筒部と前記接続筒部との間に形成される接続隙間を封止するシーリング部材を介して、前記接続筒部が前記挿入筒部に挿入され、
    前記挿入筒部の下方には、前記挿入筒部の下端部と前記第2部材の下管部で形成される下開放空間が配設されていることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記挿入筒部の外側には、環状切欠を有する下フランジが配設されていることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1又は2に記載の洗濯機において、
    前記挿入筒部は、前記取付部材の下面よりも下方に延びる延伸部を有することを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記挿入筒部の外周面と前記ノズル取付穴との間には、少なくとも1mmの径方向隙間が配設されていることを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記接続筒部の下流端の外周面に設けられた爪部が、前記挿入筒部の内周面に設けられた凹部に係合していることを特徴とする洗濯機。
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