JP2017063315A - モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】損失を低減すること。【解決手段】第1アンテナ80に接続される共通端子T4、端子T5、及び端子T6を備える第1ダイプレクサ12と、第1ダイプレクサ12の端子T5に共通端子T1aが接続され、バンド3(第1バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ14aと、第1ダイプレクサ12の端子T6に共通端子T1bが接続され、バンド3(第1バンド)よりも周波数帯域が高いバンド7(第2バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ14bと、第1アンテナ80と異なる第2アンテナ82に接続される共通端子T21を備え、バンド3(第1バンド)とバンド7(第2バンド)との間の周波数帯域を有するバンド1(第3バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ54と、を備えるモジュールである。【選択図】図1

Description

本発明は、モジュールに関する。
携帯電話などの通信機器は、インターネットへの接続など、機能の拡大が進んでいる。通信データの増大に対応するため、例えばLTE(Long Term Evolution)−Advancedなどの技術開発が進められている。LTE−Advancedでは、高スループット化のため、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)技術が用いられる。
キャリアアグリゲーションにおいて、複数周波数帯で同時に信号を送受信する場合でも、他の経路への信号漏洩を防ぐ技術が提案されている(例えば、特許文献1)。また、ダイバーシティとキャリアアグリゲーションの両通信方式に対応可能な技術が提案されている(例えば、特許文献2)。
国際公開第2014/010575号 特開2015−2395号公報
しかしながら、複数の周波数帯域の信号が同時に送受信されるようなモジュールでは、損失の点で改善の余地が残されている。本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、損失を低減することが可能なモジュールを提供することを目的とする。
本発明は、第1アンテナに接続される共通端子、第1端子、及び第2端子を備える第1ダイプレクサと、前記第1ダイプレクサの前記第1端子に共通端子が接続され、第1バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第1デュプレクサと、前記第1ダイプレクサの前記第2端子に共通端子が接続され、第1バンドの周波数帯域よりも高い第2バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第2デュプレクサと、前記第1アンテナと異なる第2アンテナに接続される共通端子を備え、前記第1バンドと前記第2バンドとの間の周波数帯域を有する第3バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第3デュプレクサと、を備えることを特徴とするモジュールである。本発明によれば、損失を低減させることができる。
上記構成において、前記第1ダイプレクサの前記共通端子が接続された第1端子と、第2端子と、を備え、前記第1端子及び前記第2端子の少なくとも一方を選択して前記第1アンテナに接続する第1スイッチと、前記第3デュプレクサの前記共通端子が接続された第1端子と、第2端子と、を備え、前記第1端子及び前記第2端子の少なくとも一方を選択して前記第2アンテナに接続する第2スイッチと、前記第2スイッチの前記第2端子に接続された共通端子、第1端子、及び第2端子を備える第2ダイプレクサと、前記第2ダイプレクサの前記第1端子に接続され、前記第1バンドの受信信号を通過させる第1受信フィルタと、前記第2ダイプレクサの前記第2端子に接続され、前記第2バンドの受信信号を通過させる第2受信フィルタと、前記第1スイッチの前記第2端子に接続され、前記第3バンドの受信信号を通過させる第3受信フィルタと、を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記第1バンドの信号の送信と前記第2バンドの信号の送信又は前記第1バンドの信号の受信と前記第2バンドの信号の受信が同時に行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第2端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第2端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第1端子は選択しない構成とすることができる。
上記構成において、前記第1バンドの信号の送信と前記第3バンドの信号の送信又は第1バンドの信号の受信と前記第3バンドの信号の受信が同時に行われる場合、又は、前記第2バンドの信号の送信と前記第3バンドの信号の送信又は前記第2バンドの信号の受信と前記第3バンドの信号の受信が同時に行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第1アンテナに接続し、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第2アンテナに接続する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドのうち前記第1バンドの信号の送信及び受信のみ又は前記第2バンドの信号の送信及び受信のみが行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第2端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第2端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第1端子は選択せず、前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドのうち前記第3バンドの信号の送信及び受信のみが行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第2端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第1端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第1端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第2端子は選択しない構成とすることができる。
上記構成において、前記第1スイッチの前記第1端子と前記第1ダイプレクサの前記共通端子との間に接続された第1位相器と、前記第1スイッチの前記第2端子と前記第3受信フィルタとの間に接続された第2位相器と、前記第2スイッチの前記第1端子と前記第3デュプレクサの前記共通端子との間に接続された第3位相器と、前記第2スイッチの前記第2端子と前記第2ダイプレクサの前記共通端子との間に接続された第4位相器と、を備える構成とすることができる。
前記第1スイッチが前記第1スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第1アンテナに接続した場合に、前記第1位相器は、前記第3バンドの周波数帯域において、前記第1スイッチから見て前記第1デュプレクサ及び前記第2デュプレクサが開放されるようなインピーダンスを有し、且つ、前記第2位相器は、前記第1バンド及び前記第2バンドの周波数帯域において、前記第1スイッチから見て前記第3受信フィルタが開放されるようなインピーダンスを有し、前記第2スイッチが前記第2スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第2アンテナに接続した場合に、前記第3位相器は、前記第1バンド及び前記第2バンドの周波数帯域において、前記第2スイッチから見て前記第3デュプレクサが開放されるようなインピーダンスを有し、且つ、前記第4位相器は、前記第3バンドの周波数帯域において、前記第2スイッチから見て前記第1受信フィルタ及び前記第2受信フィルタが開放されるようなインピーダンスを有する構成とすることができる。
上記構成において、前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドは、1.7GHz以上の周波数帯域である構成とすることができる。
上記構成において、前記第1バンドはバンド3、前記第2バンドはバンド7、前記第3バンドはバンド1である構成とすることができる。
本発明によれば、損失を低減することができる。
図1は、実施例1に係るモジュールを含むシステムを示す図である。 図2(a)は、ダイプレクサの回路構成の一例を示す図、図2(b)は、ダイプレクサの周波数特性を示す図である。 図3(a)及び図3(b)は、ダイプレクサでの損失が低減する理由を説明するための図である。 図4は、実施例2に係るモジュールを含むシステムを示す図である。 図5(a)及び図5(b)は、位相器の回路構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るモジュール100を含むシステム500を示す図である。図1のように、システム500は、モジュール100、第1アンテナ80、第2アンテナ82、及び集積回路84を備える。なお、以下において、第1アンテナ80に接続された回路を第1送受信回路10とし、第2アンテナ82に接続された回路を第2送受信回路50とする。
第1送受信回路10は、ダイプレクサ12、デュプレクサ14a、14b、パワーアンプ(PA:Power Amplifier)20a、20b、及びローノイズアンプ(LNA:Low Noise Amplifier)22a、22bを含む。ダイプレクサ12及びデュプレクサ14a、14bは、モジュール100に搭載されている。PA20a、20b及びLNA22a、22bは、集積回路84に搭載されている。
ダイプレクサ12は、ハイパスフィルタ(HPF:High Pass Filter)12aとローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)12bとを備える。HPF12aは、第1アンテナ80に接続される共通端子T4と端子T6との間に接続されている。LPF12bは、共通端子T4と端子T5との間に接続されている。
図2(a)は、ダイプレクサ12の回路構成の一例を示す図、図2(b)は、ダイプレクサ12の周波数特性を示す図である。図2(a)のように、HPF12aは、共通端子T4と端子T6との間に直列に接続されたキャパシタC1aと、キャパシタC1aと端子T6との間のノードN1とグランドとの間に直列に接続されたインダクタL1及びキャパシタC1bと、を含む。LPF12bは、共通端子T4と端子T5との間に直列に接続されたインダクタL2aと、インダクタL2aと端子T5との間のノードN2とグランドとの間に直列に接続されたインダクタL2b及びキャパシタC2と、を含む。
図2(b)のように、HPF12aは、低周波数で減衰量が大きく、高周波数では減衰量が小さい。したがって、HPF12aは、高周波数の信号を通過させ、低周波数の信号を抑圧する。一方、LPF12bは、高周波数で減衰量が大きく、低周波数で減衰量が小さい。したがって、LPF12bは、低周波数の信号を通過させ、高周波数の信号を抑圧する。
図1のように、デュプレクサ14aは、送信フィルタ16aと受信フィルタ18aとを備える。デュプレクサ14bは、送信フィルタ16bと受信フィルタ18bとを備える。送信フィルタ16a、16b及び受信フィルタ18a、18bは、例えば弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)フィルタなどのバンドパスフィルタである。デュプレクサ14aにおいて、送信フィルタ16aは共通端子T1aと送信端子T2aとの間に接続され、受信フィルタ18aは共通端子T1aと受信端子T3aとの間に接続されている。デュプレクサ14bにおいて、送信フィルタ16bは共通端子T1bと送信端子T2bとの間に接続され、受信フィルタ18bは共通端子T1bと受信端子T3bとの間の接続されている。デュプレクサ14aの共通端子T1aは、ダイプレクサ12の端子T5に接続され、デュプレクサ14bの共通端子T1bは、ダイプレクサ12の端子T6に接続されている。したがって、ダイプレクサ12及びデュプレクサ14a、14bによってクワッドプレクサが形成されている。
デュプレクサ14a、14bの送信端子T2a、T2bは、PA20a、20bに接続されている。デュプレクサ14a、14bの受信端子T3a、T3bは、LNA22a、22bに接続されている。
PA20a、20bは、送信信号を増幅する。送信フィルタ16a、16bは、PA20a、20bで増幅された送信信号のうち送信帯域の信号を共通端子T1a、T1bに通過させ、送信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ18a、18bは、共通端子T1a、T1bに出力された受信信号のうち受信帯域の信号を受信端子T3a、T3bに通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。LNA22a、22bは、受信フィルタ18a、18bから出力された信号を増幅する。
デュプレクサ14a、14bは、各通信系に対応する。例えば、デュプレクサ14aは、バンド3(送信帯域:1710MHz〜1785MHz、受信帯域:1805MHz〜1880MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。デュプレクサ14bは、バンド7(送信帯域:2500MHz〜2570MHz、受信帯域:2620MHz〜2690MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。
このように、デュプレクサ14bは、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号よりも高い周波数帯域の送信信号及び受信信号を通過させる。したがって、ダイプレクサ12を構成するHPF12aは、デュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号を通過させ、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号を抑圧する。LPF12bは、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号を通過させ、デュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号を抑圧する。
第2送受信回路50は、デュプレクサ54、PA60、及びLNA62を含む。デュプレクサ54は、モジュール100に搭載されている。PA60及びLNA62は、集積回路84に搭載されている。デュプレクサ54は、送信フィルタ56と受信フィルタ58とを備える。送信フィルタ56及び受信フィルタ58は、例えばSAWフィルタなどのバンドパスフィルタである。送信フィルタ56は共通端子T21と送信端子T22との間に接続され、受信フィルタ58は共通端子T21と受信端子T23との間に接続されている。デュプレクサ54の共通端子T21は第2アンテナ82に接続され、送信端子T22はPA60に接続され、受信端子T23はLNA62に接続されている。
送信フィルタ56は、PA60で増幅された送信信号のうち送信帯域の信号を共通端子T21に通過させ、送信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ58は、共通端子T21に出力された受信信号のうち受信帯域の信号を受信端子T23に通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。LNA62は、受信フィルタ58から出力された信号を増幅する。
デュプレクサ54は、各通信系に対応する。例えば、デュプレクサ54は、バンド1(送信帯域:1920MHz〜1980MHz、受信帯域:2110MHz〜2170MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。このように、デュプレクサ54は、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号の周波数帯域とデュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号の周波数帯域との間の周波数帯域の送信信号及び受信信号を通過させる。
実施例1によれば、図1のように、第1アンテナ80に、ダイプレクサ12を介して、バンド3(第1バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ14aと、バンド3よりも周波数帯域の高いバンド7(第2バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ14bと、が接続されている。第2アンテナ82に、バンド3とバンド7との間の周波数帯域を有するバンド1(第3バンド)の送信信号及び受信信号を通過させるデュプレクサ54が接続されている。このように、デュプレクサ14a、14b、54のうちの送受信帯域が離れたデュプレクサ14a、14bがダイプレクサ12に接続されている。このため、ダイプレクサ12での損失を低減できる。このことを図3(a)及び図3(b)を用いて説明する。
図3(a)及び図3(b)は、ダイプレクサ12での損失が低減する理由を説明するための図である。図3(a)及び図3(b)の実線は、ダイプレクサ12の周波数特性を示している。図3(a)のように、例えば、デュプレクサ14a、14bの送受信帯域が近い場合、デュプレクサ14aの送受信帯域86とデュプレクサ14bの送受信帯域88とは、HPF12aの周波数特性とLPF12bの周波数特性とが交差する近傍に位置する。デュプレクサ14aの送受信帯域86は、LPF12bの通過帯域となり、HPF12aの抑圧帯域となる。デュプレクサ14bの送受信帯域88は、HPF12aの通過帯域となり、LPF12bの抑圧帯域となる。しかしながら、デュプレクサ14aの送受信帯域86とデュプレクサ14bの送受信帯域88とがHPF12aの周波数特性とLPF12bの周波数特性との交差近傍に位置するため、デュプレクサ14aの送受信帯域86におけるHPF12aの抑圧特性及び/又はデュプレクサ14bの送受信帯域88におけるLPF12bの抑圧特性は十分ではない。十分な抑圧を得ようとすると、LPF12bでのデュプレクサ14aの送受信帯域86の損失及び/又はHPF12aでのデュプレクサ14bの送受信帯域88の損失が大きくなる。一方、図3(b)のように、デュプレクサ14a、14bの送受信帯域が離れている場合、デュプレクサ14aの送受信帯域86におけるHPF12aの抑圧特性及びデュプレクサ14bの送受信帯域88におけるLPF12bの抑圧特性を向上できる。このため、LPF12bでのデュプレクサ14aの送受信帯域86の損失及びHPF12aでのデュプレクサ14bの送受信帯域88の損失を低減できる。
また、実施例1によれば、第1アンテナ80にダイプレクサ12を介してデュプレクサ14aとデュプレクサ14bとが接続され、第2アンテナ82にデュプレクサ54が接続されているため、バンド1、バンド3、バンド7のうちの2つのバンドの信号を同時に送信及び受信できる。
実施例2は、MIMO(Multi-Input Multi-Output)による受信が可能なモジュールの例である。図4は、実施例2に係るモジュール200を含むシステム600を示す図である。なお、図4では、ダイプレクサ及びデュプレクサに接続される配線を簡略化して図示している。
図4のように、第1送受信回路10は、ダイプレクサ24、スイッチ26a、26b、位相器28a、28b、ダイプレクサ12、デュプレクサ14a〜14d、受信フィルタ30、PA20a〜20d、及びLNA22a〜22eを含む。ダイプレクサ24、スイッチ26a、26b、位相器28a、28b、ダイプレクサ12、デュプレクサ14a〜14d、及び受信フィルタ30は、モジュール200に搭載されている。PA20a〜20d及びLNA22a〜22eは、集積回路84に搭載されている。スイッチ26a、ダイプレクサ12、デュプレクサ14a、14b、受信フィルタ30、PA20a、20b、及びLNA22a〜22cは、高周波数(HB:High Band)側のHB送受信回路32である。スイッチ26b、デュプレクサ14c、14d、PA20c、20d、及びLNA22d、22eは、低周波数(LB:Low Band)側のLB送受信回路34である。
ダイプレクサ24は、第1アンテナ80に接続される共通端子T9と端子T10との間に接続されたHPF24aと、共通端子T9と端子T11との間に接続されたLPF24bと、を備える。ダイプレクサ24の回路構成及び周波数特性は、図2(a)及び図2(b)と同じである。HPF24aは、HB送受信回路32が送信及び受信する周波数帯域のHB信号を通過させ、LB送受信回路34が送信及び受信する周波数帯域のLB信号を抑圧する。LPF24bは、LB送受信回路34が送信及び受信する周波数帯域のLB信号を通過させ、HB送受信回路32が送信及び受信する周波数帯域のHB信号を抑圧する。携帯電話に用いられる周波数帯域において、1GHz以下の周波数帯域がLB帯域となり、1.7GHz以上の周波数帯域がHB帯域となる。
スイッチ26aは、ダイプレクサ24の端子T10に接続されていて、複数の端子T12、T13を備える。スイッチ26aは、複数の端子T12、T13の少なくとも一方を選択して第1アンテナ80に接続する。スイッチ26bは、ダイプレクサ24の端子T11に接続されていて、複数の端子T14、T15を備える。スイッチ26bは、複数の端子T14、T15のいずれか一方を選択して第1アンテナ80に接続する。
ダイプレクサ12は、共通端子T4と端子T6との間に接続されたHPF12aと、共通端子T4と端子T5との間に接続されたLPF12bとを備える。ダイプレクサ12の共通端子T4は、位相器28aを介して、スイッチ26aの端子T12に接続されている。
デュプレクサ14a〜14dは、それぞれ送信フィルタ16a〜16d及び受信フィルタ18a〜18dを備える。送信フィルタ16a〜16d及び受信フィルタ18a〜18dは、例えばSAWフィルタなどのバンドパスフィルタである。送信フィルタ16a〜16dは、それぞれ共通端子T1a〜T1dと送信端子T2a〜T2dとの間に接続されている。受信フィルタ18a〜18dは、それぞれ共通端子T1a〜T1dと受信端子T3a〜T3dとの間に接続されている。デュプレクサ14aの共通端子T1aは、ダイプレクサ12の端子T5に接続され、デュプレクサ14bの共通端子T1bは、ダイプレクサ12の端子T6に接続されている。デュプレクサ14cの共通端子T1cは、スイッチ26bの端子T14に接続され、デュプレクサ14dの共通端子T1dは、スイッチ26bの端子T15に接続されている。
受信フィルタ30は、例えばSAWフィルタなどのバンドパスフィルタである。受信フィルタ30の入力端子T7は、位相器28bを介して、スイッチ26aの端子T13に接続されている。
デュプレクサ14a〜14dの送信端子T2a〜T2dは、PA20a〜20dに接続されている。デュプレクサ14a〜14dの受信端子T3a〜T3d及び受信フィルタ30の出力端子T8は、LNA22a〜22eに接続されている。
送信フィルタ16a〜16dは、PA20a〜20dで増幅された送信信号のうち送信帯域の信号を共通端子T1a〜T1dに通過させ、送信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ18a〜18dは、共通端子T1a〜T1dに出力された受信信号のうち受信帯域の信号を受信端子T3a〜T3dに通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ30は、入力端子T7に出力された受信信号のうち受信帯域の信号を出力端子T8に通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。LNA22a〜22eは、受信フィルタ18a〜18d、30から出力された信号を増幅する。
デュプレクサ14a〜14d及び受信フィルタ30は、各通信系に対応する。例えば、デュプレクサ14aは、バンド3(送信帯域:1710MHz〜1785MHz、受信帯域:1805MHz〜1880MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。デュプレクサ14bは、バンド7(送信帯域:2500MHz〜2570MHz、受信帯域:2620MHz〜2690MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。デュプレクサ14cは、バンド8(送信帯域:880MHz〜915MHz、受信帯域:925MHz〜960MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。デュプレクサ14dは、バンド20(送信帯域:832MHz〜862MHz、受信帯域:791MHz〜821MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。受信フィルタ30は、バンド1の受信帯域(2110MHz〜2170MHz)の受信信号を通過させる。
このように、デュプレクサ14a、14b及び受信フィルタ30は、1.7GHz以上の周波数帯域の信号を通過させ、デュプレクサ14c、14dは、1GHz以下の周波数帯域の信号を通過させる。また、デュプレクサ14bは、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号よりも高い周波数帯域の送信信号及び受信信号を通過させる。したがって、ダイプレクサ12を構成するHPF12aは、デュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号を通過させ、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号を抑圧する。LPF12bは、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号を通過させ、デュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号を抑圧する。
位相器28aは、スイッチ26aが端子T12、T13の両方を同時に選択して第1アンテナ80に接続した場合に、受信フィルタ30の受信帯域(バンド1の受信帯域)において、スイッチ26aから見てダイプレクサ12、デュプレクサ14a、14bが開放されるようなインピーダンスを有する。位相器28bは、スイッチ26aが端子T12、T13の両方を同時に選択して第1アンテナ80に接続した場合に、デュプレクサ14a、14bの通過帯域(バンド3、7の送信帯域及び受信帯域)において、スイッチ26aから見て受信フィルタ30が開放されるようなインピーダンスを有する。これにより、デュプレクサ14a、14bを通過する送信信号及び受信信号が受信フィルタ30に漏れること、及び、受信フィルタ30を通過する受信信号がデュプレクサ14a、14bに漏れることが抑制される。なお、スイッチ26bは端子T14、T15の両方を同時に選択することがないため、スイッチ26b側には位相器を接続させていない。
図5(a)及び図5(b)は、位相器28a、28bの回路構成の一例を示す図である。位相器28a、28bは、図5(a)のように、1つのキャパシタCと2つのインダクタLからなるπ型のLCL回路からなる場合でもよいし、図5(b)のように、2つのキャパシタCと1つのインダクタLからなるT型のCLC回路からなる場合でもよい。
第2送受信回路50は、ダイプレクサ64、スイッチ66a、66b、位相器68a、68b、ダイプレクサ52、デュプレクサ54、受信フィルタ70a〜70d、PA60、LNA62a〜62eを備える。ダイプレクサ64、スイッチ66a、66b、位相器68a、68b、ダイプレクサ52、デュプレクサ54、及び受信フィルタ70a〜70dは、モジュール200に搭載されている。PA60及びLNA62a〜62eは、集積回路84に搭載されている。スイッチ66a、ダイプレクサ52、デュプレクサ54、受信フィルタ70a、70b、PA60、及びLNA62a〜62cは、高周波数側のHB送受信回路72である。スイッチ66b、受信フィルタ70c、70d、及びLNA62d、62eは、低周波数側のLB受信回路74である。
ダイプレクサ64は、第2アンテナ82に接続される共通端子T29と端子T30との間に接続されたHPF64aと、共通端子T29と端子T31との間に接続されたLPF64bと、を備える。HPF64a及びLPF64bの回路構成及び周波数特性は、図2(a)及び図2(b)と同じである。HPF64aは、HB送受信回路72が送信及び受信する周波数帯域のHB信号を通過させ、LB受信回路74が受信する周波数帯域のLB信号を抑圧する。LPF64bは、LB受信回路74が受信する周波数帯域のLB信号を通過させ、HB送受信回路72が送信及び受信する周波数帯域のHB信号を抑圧する。
スイッチ66aは、ダイプレクサ64の端子T30に接続されていて、複数の端子T32、T33を備える。スイッチ66aは、複数の端子T32、T33の少なくとも一方を選択して第2アンテナ82に接続する。スイッチ66bは、ダイプレクサ64の端子T31に接続されていて、複数の端子T34、T35を備える。スイッチ66bは、複数の端子T34、T35のいずれか一方を選択して第2アンテナ82に接続する。
ダイプレクサ52は、共通端子T24と端子T26との間に接続されたHPF52aと、共通端子T24と端子T25との間に接続されたLPF52bと、を備える。HPF52a及びLPF52bの回路構成及び周波数特性は、図2(a)及び図2(b)と同じである。ダイプレクサ52の共通端子T24は、位相器68bを介して、スイッチ66aの端子T33に接続されている。
デュプレクサ54は、共通端子T21と送信端子T22との間に接続された送信フィルタ56と、共通端子T21と受信端子T23との間に接続された受信フィルタ58と、を備える。送信フィルタ56及び受信フィルタ58は、例えばSAWフィルタなどのバンドパスフィルタである。デュプレクサ54の共通端子T21は、位相器68aを介して、スイッチ66aの端子T32に接続されている。
受信フィルタ70a〜70dは、例えばSAWフィルタなどのバンドパスフィルタである。受信フィルタ70aの入力端子T27aは、ダイプレクサ52の端子T25に接続され、受信フィルタ70bの入力端子T27bは、ダイプレクサ52の端子T26に接続されている。受信フィルタ70cの入力端子T27cは、スイッチ66bの端子T34に接続され、受信フィルタ70dの入力端子T27dは、スイッチ66bの端子T35に接続されている。
デュプレクサ54の送信端子T22は、PA60に接続されている。デュプレクサ54の受信端子T23及び受信フィルタ70a〜70dの出力端子T28a〜T28dは、LNA62a〜62eに接続されている。
デュプレクサ54及び受信フィルタ70a〜70dは、各通信系に対応する。例えば、デュプレクサ54は、バンド1(送信帯域:1920MHz〜1980MHz、受信帯域:2110MHz〜2170MHz)の送信信号及び受信信号を通過させる。受信フィルタ70aは、バンド3の受信帯域(1805MHz〜1880MHz)の受信信号を通過させる。受信フィルタ70bは、バンド7の受信帯域(2620MHz〜2690MHz)の受信信号を通過させる。受信フィルタ70cは、バンド8の受信帯域(925MHz〜960MHz)の受信信号を通過させる。受信フィルタ70dは、バンド20の受信帯域(791MHz〜821MHz)の受信信号を通過させる。
このように、デュプレクサ54及び受信フィルタ70a、70bは、1.7GHz以上の周波数帯域の信号を通過させ、受信フィルタ70c、70dは、1GHz以下の周波数帯域の信号を通過させる。また、受信フィルタ70bは、受信フィルタ70aが通過させる受信信号よりも高い周波数帯域の受信信号を通過させる。したがって、ダイプレクサ52を構成するHPF52aは、受信フィルタ70bが通過させる受信信号を通過させ、受信フィルタ70aが通過させる受信信号を抑圧する。LPF52bは、受信フィルタ70aが通過させる受信信号を通過させ、受信フィルタ70bが通過させる受信信号を抑圧する。また、デュプレクサ54は、デュプレクサ14aが通過させる送信信号及び受信信号の周波数帯域とデュプレクサ14bが通過させる送信信号及び受信信号の周波数帯域との間の周波数帯域の送信信号及び受信信号を通過させる。
送信フィルタ56は、PA60で増幅された送信信号のうち送信帯域の信号を共通端子T21に通過させ、送信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ58は、共通端子T21に出力された受信信号のうち受信帯域の信号を受信端子T23に通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。受信フィルタ70a〜70dは、入力端子T27a〜T27dに出力された受信信号のうち受信帯域の信号を出力端子T28a〜T28dに通過させ、受信帯域以外の信号を抑圧する。LNA62a〜62eは、受信フィルタ58、70a〜70dから出力された信号を増幅する。
位相器68aは、スイッチ66aが端子T32、T33の両方を同時に選択して第2アンテナ82に接続した場合に、受信フィルタ70a、70bの受信帯域(バンド3、7の受信帯域)において、スイッチ66aから見てデュプレクサ54が開放されるようなインピーダンスを有する。位相器68bは、スイッチ66aが端子T32、T33の両方を同時に選択して第2アンテナ82に接続した場合に、デュプレクサ54の通過帯域(バンド1の送信帯域及び受信帯域)において、スイッチ66aから見てダイプレクサ52及び受信フィルタ70a、70bが開放されるようなインピーダンスを有する。これにより、デュプレクサ54を通過する送信信号及び受信信号が受信フィルタ70a、70bに漏れること、及び、受信フィルタ70a、70bを通過する受信信号がデュプレクサ54に漏れることが抑制される。なお、スイッチ66bは端子T34、T35を同時に選択することがないため、スイッチ66b側には位相器を接続させていない。位相器68a、68bの回路構成は、図5(a)及び図5(b)と同じである。
HB送受信回路32、72によって、1又は複数の周波数帯域のHB信号が同時に送信及び/又は受信される。このことを、表1及び表2を用いて説明する。なお、以下において、2つ周波数帯域のHB信号を同時に送信及び/又は受信するモードをCAオンモードと称し、1つ周波数帯域のHB信号のみを送信及び/又は受信するモードをCAオフモードと称すこととする。表1は、CAオンモードにおけるスイッチ26a、66aのスイッチ状態を示す表である。表2は、CAオフモードにおけるスイッチ26a、66aのスイッチ状態を示す表である。
まず、表1を用いて、バンド1、3、7のうちの2つのバンドのHB信号が同時に送信及び/又は受信されるCAオンモードについて説明する。
Figure 2017063315
表1のように、バンド1の信号の送信とバンド3の信号の送信又はバンド1の信号の受信とバンド3の信号の受信が同時に行われる場合、スイッチ26aは端子T12、T13の両方を選択して第1アンテナ80に接続し、スイッチ66aは端子T32、T33の両方を選択して第2アンテナ82に接続する。これにより、バンド3の送信信号はデュプレクサ14aの送信フィルタ16aを通過して第1アンテナ80から送信され、バンド1の送信信号はデュプレクサ54の送信フィルタ56を通過して第2アンテナ82から送信される。
バンド1、3の受信信号は、第1アンテナ80及び第2アンテナ82の両方で受信される。第1アンテナ80で受信されたバンド1の受信信号は、受信フィルタ30を通過してLNA22cに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド1の受信信号は、デュプレクサ54の受信フィルタ58を通過してLNA62aに出力される。第1アンテナ80で受信されたバンド3の受信信号は、デュプレクサ14aの受信フィルタ18aを通過してLNA22aに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド3の受信信号は、受信フィルタ70aを通過してLNA62bに出力される。
同様に、バンド1の信号の送信とバンド7の信号の送信又はバンド1の信号の受信とバンド7の信号の受信が同時に行われる場合、スイッチ26aは端子T12、T13の両方を選択して第1アンテナ80に接続し、スイッチ66aは端子T32、T33の両方を選択して第2アンテナ82に接続する。これにより、バンド7の送信信号はデュプレクサ14bの送信フィルタ16bを通過して第1アンテナ80から送信され、バンド1の送信信号はデュプレクサ54の送信フィルタ56を通過して第2アンテナ82から送信される。第1アンテナ80で受信されたバンド1の受信信号は、受信フィルタ30を通過してLNA22cに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド1の受信信号は、デュプレクサ54の受信フィルタ58を通過してLNA62aに出力される。第1アンテナ80が受信したバンド7の受信信号は、デュプレクサ14bの受信フィルタ18bを通過してLNA22bに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド7の受信信号は、受信フィルタ70bを通過してLNA62cに出力される。
一方、バンド3の信号の送信とバンド7の信号の送信又はバンド3の信号の受信とバンド7の信号の受信が同時に行われる場合、スイッチ26aは端子T12を選択して第1アンテナ80に接続し且つ端子T13は選択せず、スイッチ66aは端子T33を選択して第2アンテナ82に接続し且つ端子T32は選択しない。これにより、バンド3の送信信号はデュプレクサ14aの送信フィルタ16aを通過して第1アンテナ80から送信され、バンド7の送信信号はデュプレクサ14bの送信フィルタ16bを通過して第1アンテナ80から送信される。第1アンテナ80で受信されたバンド3の受信信号は、デュプレクサ14aの受信フィルタ18aを通過してLNA22aに出力され、第1アンテナ80で受信されたバンド7の受信信号は、デュプレクサ14bの受信フィルタ18bを通過してLNA22bに出力される。第2アンテナ82で受信されたバンド3の受信信号は、受信フィルタ70aを通過してLNA62bに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド7の受信信号は、受信フィルタ70bを通過してLNA62cに出力される。
次に、表2を用いて、バンド1、3、7のうちの1つのバンドのHB信号のみが送信及び/又は受信されるCAオフモードについて説明する。
Figure 2017063315
表2のように、バンド1、3、7のうちのバンド1の信号のみを送信及び/又は受信する場合、スイッチ26aは端子T13を選択して第1アンテナ80に接続し且つ端子T12は選択せず、スイッチ66aは端子T32を選択して第2アンテナ82に接続し且つ端子T33は選択しない。これにより、バンド1の送信信号はデュプレクサ54の送信フィルタ56を通過して第2アンテナ82から送信される。バンド1の受信信号は、第1アンテナ80及び第2アンテナ82の両方で受信され、第1アンテナ80で受信されたバンド1の受信信号は受信フィルタ30を通過してLNA22cに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド1の受信信号はデュプレクサ54の受信フィルタ58を通過してLNA62aに出力される。
バンド1、3、7のうちのバンド3の信号のみを送信及び/又は受信する場合、スイッチ26aは端子T12を選択して第1アンテナ80に接続し且つ端子T13は選択せず、スイッチ66aは端子T33を選択して第2アンテナ82に接続し且つ端子T32は選択しない。これにより、バンド3の送信信号はデュプレクサ14aの送信フィルタ16aを通過して第1アンテナ80から送信される。第1アンテナ80で受信されたバンド3の受信信号は、デュプレクサ14aの受信フィルタ18aを通過してLNA22aに出力され、第2アンテナ82で受信されたバンド3の受信信号は、受信フィルタ70aを通過してLNA62bに出力される。
バンド1、3、7のうちのバンド7の信号のみを送信及び/又は受信する場合、スイッチ26aは端子T12を選択して第1アンテナ80に接続し且つ端子T13は選択せず、スイッチ66aは端子T33を選択して第2アンテナ82に接続し且つ端子T32は選択しない。これにより、バンド7の送信信号はデュプレクサ14bの送信フィルタ16bを通過して第1アンテナ80から送信される。第1アンテナ80で受信されたバンド7の受信信号はデュプレクサ14bの受信フィルタ18bを通過してLNA22bに出力され、第2アンテナ82で受信しれたバンド7の受信信号は受信フィルタ70bを通過してLNA62cに出力される。
実施例2によれば、図4のように、実施例1と同様、第1アンテナ80にダイプレクサ12を介してデュプレクサ14aとデュプレクサ14bとが接続され、第2アンテナ82にデュプレクサ54が接続されている。これにより、ダイプレクサ12での損失を低減でき、また、バンド1、バンド3、バンド7のうちの2つのバンドの信号を同時に送信及び受信できる。
また、実施例2によれば、端子T12、T13を備え、端子T12、T13の少なくとも一方を選択して第1アンテナ80に接続するスイッチ26aと、端子T32、T33を備え、端子T32、T33の少なくとも一方を選択して第2アンテナ82に接続するスイッチ66aと、を備える。バンド3対応のデュプレクサ14aとバンド7対応のデュプレクサ14bとが接続するダイプレクサ12の共通端子T4はスイッチ26aの端子T12に接続され、バンド1対応の受信フィルタ30はスイッチ26aの端子T13に接続されている。バンド1対応のデュプレクサ54の共通端子T21はスイッチ66aの端子T32に接続され、バンド3対応の受信フィルタ70aとバンド7対応の受信フィルタ70bとが接続するダイプレクサ52の共通端子T24はスイッチ66aの端子T33に接続されている。これにより、第1アンテナ80及び第2アンテナ82の2つのアンテナを用いてバンド1、3、7の信号の受信が可能となる。これにより、スループットの向上や通話品質の向上ができる。例えば、第1アンテナ80及び第2アンテナ82のうち電波状態の優れたアンテナからの受信信号を優先的に用いたり、第1アンテナ80及び第2アンテナ82からの受信信号を合成してノイズを除去したりすること(所謂ダイバーシティ)によって、通話品質を向上させることができる。
なお、実施例1及び実施例2では、デュプレクサ14aがバンド3に対応し、デュプレクサ14bがバンド7に対応し、デュプレクサ54がバンド1に対応する場合を例に示したがこれに限られない。デュプレクサ54が対応するバンドの周波数帯域が、デュプレクサ14aが対応するバンドの周波数帯域とデュプレクサ14bが対応するバンドの周波数帯域との間であれば、その他の場合でもよい。
なお、実施例1及び実施例2において、各フィルタは、弾性境界波フィルタ、ラブ波フィルタ、及び圧電薄膜共振器を用いたフィルタなどの弾性波フィルタの場合でもよいし、弾性波フィルタ以外のフィルタの場合でもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 第1送受信回路
50 第2送受信回路
12、24、52、64 ダイプレクサ
12a、24a、52a、64a ハイパスフィルタ
12b、24b、52b、64b ローパスフィルタ
26a、26b、66a、66b スイッチ
28a、28b、68a、68b 位相器
14a〜14d、54 デュプレクサ
16a〜16d、56 送信フィルタ
18a〜18d、30、56、70a〜70d 受信フィルタ
20a〜20d、60 パワーアンプ
22a〜22e、62a〜62e ローノイズアンプ
32、72 HB送受信回路
34 LB送受信回路
74 LB受信回路
80 第1アンテナ
82 第2アンテナ
84 集積回路
T1〜T15、T21〜T35 端子
100、200 モジュール

Claims (9)

  1. 第1アンテナに接続される共通端子、第1端子、及び第2端子を備える第1ダイプレクサと、
    前記第1ダイプレクサの前記第1端子に共通端子が接続され、第1バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第1デュプレクサと、
    前記第1ダイプレクサの前記第2端子に共通端子が接続され、第1バンドより周波数帯域が高い第2バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第2デュプレクサと、
    前記第1アンテナと異なる第2アンテナに接続される共通端子を備え、前記第1バンドと前記第2バンドとの間の周波数帯域を有する第3バンドの送信信号及び受信信号を通過させる第3デュプレクサと、を備えることを特徴とするモジュール。
  2. 前記第1ダイプレクサの前記共通端子が接続された第1端子と、第2端子と、を備え、前記第1端子及び前記第2端子の少なくとも一方を選択して前記第1アンテナに接続する第1スイッチと、
    前記第3デュプレクサの前記共通端子が接続された第1端子と、第2端子と、を備え、前記第1端子及び前記第2端子の少なくとも一方を選択して前記第2アンテナに接続する第2スイッチと、
    前記第2スイッチの前記第2端子に接続された共通端子、第1端子、及び第2端子を備える第2ダイプレクサと、
    前記第2ダイプレクサの前記第1端子に接続され、前記第1バンドの受信信号を通過させる第1受信フィルタと、
    前記第2ダイプレクサの前記第2端子に接続され、前記第2バンドの受信信号を通過させる第2受信フィルタと、
    前記第1スイッチの前記第2端子に接続され、前記第3バンドの受信信号を通過させる第3受信フィルタと、を備えることを特徴とする請求項1記載のモジュール。
  3. 前記第1バンドの信号の送信と前記第2バンドの信号の送信又は前記第1バンドの信号の受信と前記第2バンドの信号の受信が同時に行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第2端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第2端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第1端子は選択しないことを特徴とする請求項2記載のモジュール。
  4. 前記第1バンドの信号の送信と前記第3バンドの信号の送信又は第1バンドの信号の受信と前記第3バンドの信号の受信が同時に行われる場合、又は、前記第2バンドの信号の送信と前記第3バンドの信号の送信又は前記第2バンドの信号の受信と前記第3バンドの信号の受信が同時に行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第1アンテナに接続し、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第2アンテナに接続することを特徴とする請求項2または3記載のモジュール。
  5. 前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドのうち前記第1バンドの信号の送信及び受信のみ又は前記第2バンドの信号の送信及び受信のみが行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第1端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第2端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第2端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第1端子は選択せず、
    前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドのうち前記第3バンドの信号の送信及び受信のみが行われる場合、前記第1スイッチは前記第1スイッチの前記第2端子を選択して前記第1アンテナに接続し且つ前記第1スイッチの前記第1端子は選択せず、前記第2スイッチは前記第2スイッチの前記第1端子を選択して前記第2アンテナに接続し且つ前記第2スイッチの前記第2端子は選択しないことを特徴とする請求項2から4のいずれか一項記載のモジュール。
  6. 前記第1スイッチの前記第1端子と前記第1ダイプレクサの前記共通端子との間に接続された第1位相器と、
    前記第1スイッチの前記第2端子と前記第3受信フィルタとの間に接続された第2位相器と、
    前記第2スイッチの前記第1端子と前記第3デュプレクサの前記共通端子との間に接続された第3位相器と、
    前記第2スイッチの前記第2端子と前記第2ダイプレクサの前記共通端子との間に接続された第4位相器と、を備えることを特徴とする請求項2から5のいずれか一項記載のモジュール。
  7. 前記第1スイッチが前記第1スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第1アンテナに接続した場合に、前記第1位相器は、前記第3バンドの周波数帯域において、前記第1スイッチから見て前記第1デュプレクサ及び前記第2デュプレクサが開放されるようなインピーダンスを有し、且つ、前記第2位相器は、前記第1バンド及び前記第2バンドの周波数帯域において、前記第1スイッチから見て前記第3受信フィルタが開放されるようなインピーダンスを有し、
    前記第2スイッチが前記第2スイッチの前記第1端子と前記第2端子との両方を選択して前記第2アンテナに接続した場合に、前記第3位相器は、前記第1バンド及び前記第2バンドの周波数帯域において、前記第2スイッチから見て前記第3デュプレクサが開放されるようなインピーダンスを有し、且つ、前記第4位相器は、前記第3バンドの周波数帯域において、前記第2スイッチから見て前記第1受信フィルタ及び前記第2受信フィルタが開放されるようなインピーダンスを有することを特徴とする請求項6記載のモジュール。
  8. 前記第1バンド、前記第2バンド、及び前記第3バンドは、1.7GHz以上の周波数帯域であることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項記載のモジュール。
  9. 前記第1バンドはバンド3、前記第2バンドはバンド7、前記第3バンドはバンド1であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項記載のモジュール。
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