JP2017062389A - 地図画像提供装置、地図画像を提供する方法、コンピュータプログラム - Google Patents

地図画像提供装置、地図画像を提供する方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地図画像を提供する技術において、地図画像に付加することが意図された情報に欠落を生じることなく、かつ、付加された情報に重なりが生じることを抑制する。【解決手段】地図画像表示しすレム1であって、地図画像を取得する地図画像生成部112と、地図画像に対して、地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される情報を付加する情報付加部114と、情報が付加された地図画像を出力する通信部120と、を備える。情報付加部114は、地図画像上において、付加した複数の情報の各領域に重なりがある場合に重なり検出部116で検出して、重なっている少なくとも1つの情報の領域の大きさを縮小して重なりを解消する。【選択図】図1

Description

本発明は、地図画像を提供する技術に関する。
近年、電子データ形式の地図画像は、ナビゲーションシステムや、地理情報を管理または提供するシステム等において広く利用されている。このような地図画像に対して、POI(Point of interest)情報を利用して各種の情報を付加する技術が知られている。この技術では、地図画像に付加する情報の数が多くなると、地図画像上において、付加された情報同士に重なりが生じるという課題があった。情報の重なりは、一部の情報が視認できなくなるという不都合や、地図画像が乱雑な印象になるという不都合を生じるため、好ましくない。特許文献1には、複数の文字記号に重なりが生じる場合に、優先順位が低い文字記号を表示しないようにすることで、情報(文字記号)に重なりが生じることを抑制する技術が記載されている。
特開平8−63575号公報
上記の従来技術では、一部の情報(文字記号)を表示しないようにするため、本来、地図画像に付加することが意図された情報を地図画像上に配置することができない。すなわち、上記の従来技術では、地図画像に付加することが意図された情報に欠落が生じるという課題があった。
このため、地図画像を提供する技術において、地図画像に付加することが意図された情報に欠落を生じることなく、かつ、付加された情報に重なりが生じることを抑制することが望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、地図画像提供装置が提供される。この地図画像提供装置は;地図画像を取得する地図画像生成部と;前記地図画像に対して、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される情報を付加する情報付加部と;前記情報が付加された前記地図画像を出力する出力部と、を備え;前記情報付加部は;前記地図画像上において、付加した複数の前記情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記情報の前記領域の大きさを縮小して前記重なりを解消する。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、付加した複数の情報の領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの情報の領域の大きさを縮小することで、情報の重なりを解消する。このため、本形態の地図画像提供装置は、地図画像に付加することが意図された情報に欠落を生じることなく、かつ、付加された情報に重なりが生じることを抑制することができる。
(2)上記形態の地図画像提供装置において;前記情報付加部は;同一の前記情報について、前記重なりの検出と、前記縮小と、を繰り返し実施することで前記情報の前記領域の大きさを段階的に縮小してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、重なりの検出と縮小とを繰り返し実施することで、地図画像に付加される情報の領域の大きさを段階的に縮小することができる。このため、本形態の地図画像提供装置は、地図画像に付加される情報の視認性を、情報の重なりが生じない限りにおいて可能な限り高く維持することができる。
(3)上記形態の地図画像提供装置において;前記情報付加部は;前記縮小によって前記重なりを解消できない場合、さらに、前記縮小後の前記情報の位置を移動させて前記重なりを解消してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、縮小によって重なりを解消できない場合は、さらに、縮小後の情報の位置を移動させることによって、情報の重なりを解消する。このため、本形態の地図画像提供装置は、2種類の方法を併用することによって、地図画像に付加することが意図された情報に欠落を生じることなく、かつ、付加された情報に重なりが生じることを抑制することができる。
(4)上記形態の地図画像提供装置では、さらに;前記重なりの解消のために、前記情報に対して実施された調整に関する情報を記憶する調整情報記憶部を備え;前記情報付加部は;前記移動を実施しなかった場合は、前記縮小後の前記情報が占める領域の大きさを前記調整情報記憶部に記憶させ;前記移動を実施した場合は、前記縮小後の前記情報が占める領域の大きさと、前記移動後の前記情報の位置と、を関連付けて前記調整情報記憶部に記憶させてもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、移動を実施しなかった場合は、縮小後の情報が占める領域の大きさを調整情報記憶部に記憶させ、移動を実施した場合は、縮小後の情報が占める領域の大きさと移動後の情報の位置とを関連付けて調整情報記憶部に記憶させる。このため、本形態の地図画像提供装置によれば、調整情報記憶部に記憶されている情報を読み出して利用することによって、情報付加部における2度目以降の縮小処理、または、縮小および移動処理を省略することができる。
(5)上記形態の地図画像提供装置では、さらに;前記地図画像に付加される前記情報を記憶する情報記憶部を備え;前記情報付加部は;前記縮小の対象となる少なくとも1つの前記情報を、前記情報記憶部における前記情報の記憶順と、前記情報の優先度と、前記情報の信頼度と、前記情報に関連する関連情報の内容と、のうちの少なくともいずれか1つに応じて決定してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、縮小の対象となる少なくとも1つの情報を、情報記憶部における情報の記憶順と、情報の優先度と、情報の信頼度と、情報に関連する関連情報の内容と、のうちの少なくともいずれか1つに応じて決定することができる。
(6)上記形態の地図画像提供装置において;前記情報付加部は、さらに;前記地図画像に対して、前記情報に付随する情報であると共に、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される付随情報を付加し;前記地図画像上において、付加した複数の前記情報および付加した複数の前記付随情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記付随情報の位置を移動させて前記重なりを解消してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、付加した複数の情報および付加した複数の付随情報の領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの付随情報の位置を移動させて重なりを解消する。このため、本形態の地図画像提供装置は、地図画像に付加することが意図された情報と付随情報との両方に欠落を生じることなく、かつ、付加された情報および付随情報に重なりが生じることを抑制することができる。
(7)上記形態の地図画像提供装置において;前記情報付加部は、さらに;対応する前記情報と前記付随情報と結ぶ線を付加してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、対応する情報と付随情報とを線で結ぶことができるため、情報と付随情報との対応関係を明確にすることができる。
(8)上記形態の地図画像提供装置において;前記情報付加部は、さらに;前記移動後の前記付随情報の位置が、対応する前記情報の位置の所定範囲内でない場合に限り、対応する前記情報と前記付随情報とを結ぶ線を付加してもよい。
この形態の地図画像提供装置によれば、情報付加部は、付随情報の位置が対応する情報の位置の所定範囲内でない場合、換言すれば、情報と付随情報との対応関係が不明確になることが懸念される場合に限って、対応する情報と付随情報とを線で結ぶことで、情報と付随情報との対応関係を明確にすることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、地図画像提供装置、地図画像生成装置、地図画像を利用したナビゲーション装置、地図画像を利用した地理情報管理装置、地図画像を利用した地理情報提供装置、その他、地図画像を利用した種々のサービスを提供するためのサービス提供装置、これら各装置の機能を実現するために情報処理装置において実行される方法、これら各装置を含むシステム、これら各装置やシステムの機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを配布するためのサーバ装置、そのコンピュータプログラムを記憶した一時的でない記憶媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての地図画像表示システムの概略構成を示す図である。 施設情報と、アイコン画像と、調整情報と、の一例を示す図である。 地図画像生成処理の手順を示すフローチャートである。 調整処理の手順を示すフローチャートである。 重なり検出について説明する図である。 アイコン画像の縮小について説明する図である。 アイコン画像の移動について説明する図である。 アイコン画像の移動について説明する図である。 アイコン画像の移動について説明する図である。 地図画像生成処理において生成された地図画像の一例を示す図である。 第2実施形態における地図画像表示システムの概略構成を示す図である。 第2実施形態における調整情報の一例を示す図である。 第2実施形態の地図画像生成処理の手順を示すフローチャートである。 第2の調整処理の手順を示すフローチャートである。 アイコン画像と注記との結線について説明する図である。 アイコン画像と注記との結線について説明する図である。
A.第1実施形態:
A−1.システムの概略構成:
図1は、本発明の一実施形態としての地図画像表示システムの概略構成を示す図である。地図画像表示システム1は、地図画像に対して「情報」を付加し、地図画像表示システム1の利用者に提供するシステムである。本実施形態の地図画像表示システム1は、後述の地図画像生成処理によって、付加される「情報」に欠落および重なりがない地図画像を生成し、利用者に提供することができる。また、本実施形態の地図画像表示システム1では、地図画像に付加される「情報」として、施設のアイコンを例示する。
なお、本実施形態では、地図画像に付加される情報として施設のアイコンを例示するが、地図画像表示システム1は、施設のアイコンのほかに、様々なPOI情報を地図画像に付加するように構成されうる。「POI情報」とは、地図画像表示システム1の利用者が関心を寄せる特定の場所を意味する。特定の場所とは、施設等の人工的な地物と、山や河川等の自然的な地物との両方を含む。
地図画像表示システム1は、サーバ10と、スマートフォン(以降、単に「スマホ」とも呼ぶ)20と、を備えている。有線通信によってインターネットINTに接続されている。スマホ20は、通信キャリアBSを介して無線通信によってインターネットINTに接続されている。通信キャリアBSには、送受信アンテナや、無線基地局、交換局が含まれる。すなわち、サーバ10とスマホ20とは、インターネットINTを介して接続されており、相互に通信することができる。
A−1−1.サーバの構成:
サーバ10は、CPU110と、通信部120と、ROM130と、RAM140と、記憶部150と、を備えており、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。サーバ10は「地図画像提供装置」として機能する。
記憶部150は、ハードディスク、フラッシュメモリ、メモリカードなどで構成される。以降の説明では、データベースを単に「DB」とも呼ぶ。記憶部150は、地図画像DB151と、施設情報DB152と、施設情報ファイル153と、アイコン画像DB154と、調整情報DB155と、を含んでいる。地図画像DB151は、地図画像を表すデータを格納するデータベースである。地図画像を表すデータには、地形、建物、道路の形状等、地図表示のために必要な情報が含まれている。地図画像DB151は予め用意されて記憶部150に記憶されている。
図2は、施設情報DB152と、アイコン画像DB154と、調整情報DB155と、の一例を示す図である。図2および以降の図において、X,A,B,C,D等の文字は任意の文字列を意味する。
図2(A)は、施設情報DB152の構成の一例を示している。施設情報DB152は、施設に関する様々な情報を格納するデータベースである。施設情報DB152は予め用意されて記憶部150に記憶されている。施設情報DB152には、施設IDと、名称と、住所と、位置情報と、表示種別と、付加情報と、のフィールドが含まれている。施設IDには、各施設を識別するために、各施設に対して一意に付与された識別子が格納されている。名称には、各施設の名称が格納されている。住所には、各施設の住所が格納されている。位置情報には、各施設の位置を特定するための情報(例えば、座標や緯度経度等)が格納されている。表示種別には、各施設の業種が格納されている。表示種別は、後述する地図画像生成処理において、地図画像に付加する施設のアイコンを特定するために使用される。
付加情報には、各施設に対する付加的な情報が格納されている。付加情報には、例えば、施設の電話番号、施設の郵便番号、施設の規模、施設の優先度、施設情報の信頼度、施設の評価、施設の口コミ等を含みうる。「施設の優先度」とは、各施設における重要度のランク付けである。例えば、病院、警察、公共施設等の施設は重要であるため、他の施設と比較して優先度を高くすることができる。「施設情報の信頼度」とは、施設情報DB152の各エントリに記憶されている情報の信頼度である。施設情報の信頼度は、例えば、各エントリに記憶されている情報の出典等によってランク付けできる。なお、施設情報DB152には、フィールド内のデータがない場合、図2(A)のエントリE4(表示種別)に示すように、NULLという値が格納される。
施設情報ファイル153(図1)は、施設情報DB152と同様に、施設に関する様々な情報を格納するファイルである。施設情報ファイル153は予め用意されて記憶部150に記憶されている。本実施形態では、施設情報ファイル153に含まれる情報の項目は、施設情報DB152と同じである。すなわち、施設情報ファイル153は、施設IDと、名称と、住所と、位置情報と、表示種別と、付加情報と、の項目を含んでいる。施設情報DB152と施設情報ファイル153との違いは、データを格納する形式(データベースか、ファイルか)である。施設情報ファイル153は、1ファイルの中に複数の施設に関する情報を含む形式でもよく、1ファイルの中に1つの施設に関する情報を含む形式でもよい。後者の場合、施設情報ファイル153には、複数の施設に対応した複数のファイルが含まれる。なお、施設情報ファイル153に含まれる情報の項目は、施設情報DB152と相違していてもよい。
図2(B)は、アイコン画像DB154の構成の一例を示している。アイコン画像DB154は、施設のアイコンを格納するデータベースである。アイコン画像DB154は予め用意されて記憶部150に記憶されている。アイコン画像DB154には、アイコンIDと、表示種別と、アイコン画像と、のフィールドが含まれている。アイコンIDには、各アイコンを識別するために、各アイコンに対して一意に付与された識別子が格納されている。表示種別には、各アイコンが表す業種が格納されている。アイコン画像DB154の表示種別は、施設情報DB152および施設情報ファイル153の表示種別と対応する。アイコン画像には、各アイコンの画像データが格納されていてもよく、各アイコンの画像データが格納されている記憶部150上の場所を特定する情報が格納されていてもよい。
図2(C)は、調整情報DB155の構成の一例を示している。調整情報DB155は、後述する地図画像生成処理において、施設のアイコンに対して実施された調整に関する情報を記憶するデータベースである。調整情報DB155の内容は、地図画像生成処理が実行される都度、更新される。調整情報DB155には、UIDと、中心位置と、縮尺と、複数のアイコン調整情報と、のフィールドが含まれている。UIDには、調整情報DB155内のデータを相互に識別するために一意に付与された識別子が格納される。中心位置には、地図画像生成処理において、地図画像DB151から地図画像を抽出する際に使用された中心位置の緯度経度が格納される。縮尺には、地図画像生成処理において、地図画像DB151から地図画像を抽出する際に使用された縮尺が格納される。
アイコン調整情報には、アイコンIDと、位置情報と、大きさと、のフィールドが含まれている。アイコンIDには、調整の対象となったアイコンのアイコンIDが格納される。調整情報DB155のアイコンIDは、アイコン画像DB154のアイコンIDと対応する。位置情報には、調整後のアイコンの位置を特定するための情報(例えば、座標や緯度経度等)が格納される。大きさには、調整後のアイコンの大きさを特定するための情報が格納される。大きさは、直接的な数値(アイコンのピクセル数)によって特定されてもよく、デフォルトの大きさに対する縮小率によって特定されてもよく、大きさのレベルによって特定されてもよい。大きさのレベルとは、例えば、レベル1はアイコンの縦横が10ピクセル、レベル2はアイコンの縦横が8ピクセルといった、レベルとアイコンのピクセル数との対応付けである。
CPU110(図1)は、ROM130に格納されているコンピュータプログラムをRAM140に展開して実行することにより、サーバ10の各部を制御する。そのほか、CPU110は、地図画像生成部112、施設情報付加部114、重なり検出部116としても機能する。地図画像生成部112と、施設情報付加部114と、重なり検出部116とは、協働して地図画像生成処理を実行する。本実施形態の地図画像生成処理は、地図画像DB151から地図画像を抽出し、抽出した地図画像に対して、地図画像表示システム1の利用者が意図する施設情報(施設のアイコン)を、欠落および重なりが生じないように付加する処理である。詳細は後述する。
通信部140は、他の装置との間における、図示しない通信インターフェースを介した通信を制御する。他の装置とは、例えば、スマホ20や他のサーバ等である。
A−1−2.スマホの構成:
スマホ20は、CPU210と、通信部220と、ROM230と、RAM240と、記憶部250と、入出力部260と、現在位置取得部270と、を備えており、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。
CPU210は、ROM230に格納されているコンピュータプログラムをRAM240に展開して実行することにより、スマホ20の各部を制御する。そのほか、CPU210は、地図画像取得部212としても機能する。地図画像取得部212は、地図画像表示システム1の利用者(すなわち、スマホ20の利用者)からの要求に基づいて、サーバ10から施設のアイコンが付加された地図画像を取得し、利用者に提供する。例えば、地図画像取得部212は、以下の手順a1〜a4を実行することで、利用者に地図画像を提供できる。
(a1)スマホ20の地図画像取得部212は、入出力部260を介して、利用者から、地図画像の中心位置の指定と、縮尺の指定と、地図画像に付加したいアイコンの種別(施設情報DB152、施設情報ファイル153:表示種別)の指定と、を取得する。中心位置の指定には、緯度経度を用いてもよく、住所を用いてもよく、施設の名称を用いてもよい。アイコンの種別の指定は、例えば、「病院と薬局とストア」、「全て」のように、複数指定することができる。なお、地図画像取得部212は、現在位置取得部270によって取得された現在位置を用いて、中心位置の取得を省略してもよい。地図画像取得部212は、サーバ10におけるデフォルト値を使用する場合、縮尺とアイコンの種別との取得を省略してもよい。
(a2)スマホ20の地図画像取得部212は、サーバ10に対して、手順a1で取得した各情報を含んだ地図画像生成要求を送信する。
(a3)サーバ10の地図画像生成部112、施設情報付加部114、重なり検出部116は、地図画像生成処理を実行し、施設のアイコンが付加された地図画像を生成する。その後、サーバ10の通信部120は、生成された地図画像をスマホ20へ送信する。
(a4)スマホ20の地図画像取得部212は、サーバ10から地図画像を受信する。地図画像取得部212は、受信した地図画像を入出力部260に表示させる。地図画像取得部212は、受信した地図画像を記憶部250に記憶させてもよい。
通信部220は、他の装置との間における通信インターフェースを介した通信を制御する。他の装置とは、例えば、サーバ10や他のサーバ等である。記憶部250は、ハードディスク、フラッシュメモリ、メモリカードなどで構成される。入出力部260は、スマホ20と利用者との間の情報の入出力に使用される種々のインターフェースである。入出力部260としては、例えば、入力部としてのタッチパネル、操作ボタン、マイク、出力部としてのタッチパネル、液晶パネル、スピーカ、LED(Light Emitting Diode)インジケータ等を採用できる。現在位置取得部270は、GPS(Global Positioning System/全地球測位システム)を構成する人工衛星から送信された電波を受信し、スマホ20の現在位置を表す現在位置情報(例えば緯度経度)を取得する。
なお、図1において、施設情報DB152と、施設情報ファイル153と、アイコン画像DB154とはそれぞれ「情報記憶部」として機能する。調整情報DB155は「調整情報記憶部」として機能する。通信部120は「出力部」として機能する。
A−2.地図画像生成処理:
図3は、地図画像生成処理の手順を示すフローチャートである。地図画像生成処理の開始トリガは任意に定めることができる。本実施形態では、サーバ10がスマホ20から地図画像生成要求(手順a2)を受信したことを、地図画像生成処理の開始トリガとする。
ステップS102において地図画像生成部112は、処理内部において使用するフラグ(以降「調整フラグ」と呼ぶ)に0をセットすることで、調整フラグを初期化する。ステップS104において地図画像生成部112は、スマホ20から受信した地図画像生成要求(手順a2)に対応する調整情報があるか否か確認する。具体的には、地図画像生成部112は、地図画像生成要求に含まれている中心位置と、縮尺と、アイコンの種別と、をキーとして調整情報DB155を検索し、検索の結果得られたエントリのデータを「対応する調整情報」とする。
対応する調整情報がある場合(ステップS104:YES)、地図画像生成部112は、処理をステップS106に遷移させる。ステップS106において地図画像生成部112は、地図画像DB151から、対応する調整情報に記憶されている中心位置と、縮尺と、に応じた地図画像を取得する。その後、施設情報付加部114は、対応する調整情報に記憶されている各アイコンIDをキーとしてアイコン画像DB154を検索し、アイコンIDが一致するアイコン画像を全て取得する。施設情報付加部114は、取得した各アイコン画像を、取得した地図画像上に配置する。この際、施設情報付加部114は、各アイコン画像の位置を、対応する調整情報(アイコン調整情報)に記憶されている位置情報に従った位置とし、各アイコン画像の大きさを、対応する調整情報(アイコン調整情報)に記憶されている大きさに従った大きさとする。このようにして、施設のアイコンが付加された地図画像を生成した後、施設情報付加部114は、処理をステップS130に遷移させる。
一方、対応する調整情報がない場合(ステップS104:NO)、地図画像生成部112は、処理をステップS110に遷移させる。ステップS110において地図画像生成部112は、地図画像DB151から、地図画像生成要求(手順a2)に含まれている中心位置と、縮尺とに応じた地図画像を取得する。
ステップS112において施設情報付加部114は、施設情報を取得する。具体的には、施設情報付加部114は、地図画像生成要求(手順a2)に含まれているアイコンの種別をキーとして施設情報DB152を検索し、表示種別が一致するエントリのデータを全て取得する。同様に、施設情報付加部114は、地図画像生成要求に含まれているアイコンの種別をキーとして施設情報ファイル153を検索し、表示種別が一致するデータを全て取得する。施設情報付加部114は、このようにして施設情報DB152と施設情報ファイル153とから取得したデータを「施設情報」とする。
ステップS114において施設情報付加部114は、施設情報に対応するアイコン画像を取得する。具体的には、施設情報付加部114は、ステップS112で取得した施設情報に含まれている表示種別をキーとしてアイコン画像DB154を検索し、表示種別が一致するアイコン画像を全て取得する。
ステップS120において施設情報付加部114は、ステップS110で取得された地図画像に対して、施設情報に対応するアイコン画像(ステップS114)を1つ配置する。この際、施設情報付加部114は、アイコン画像の位置を、施設情報に含まれている位置情報に従った位置とし、アイコン画像の大きさは、デフォルトの大きさとする。なお、施設情報に対応するアイコン画像が複数ある場合、施設情報付加部114は、以下のb1〜b4のいずれかの方法に従って、処理対象のアイコンを決定してもよい。方法b1〜b4は単独で用いてもよく、組み合わせて用いてもよい。
(b1)情報記憶部における記憶順:施設情報付加部114は、処理対象のアイコンを、施設情報DB152および施設情報ファイル153におけるデータの記憶順の昇順(あるいは降順)とする。
(b2)情報の優先度:施設情報付加部114は、処理対象のアイコンを、ステップS114で取得した施設情報の付加情報に記憶されている「施設の優先度」が高い順とする。
(b3)情報の信頼度:施設情報付加部114は、処理対象のアイコンを、ステップS114で取得した施設情報の付加情報に記憶されている「施設情報の信頼度」が高い順とする。
(b4)情報に関連する関連情報の内容:施設情報付加部114は、処理対象のアイコンを、ステップS114で取得した施設情報の付加情報に記憶されている「施設の規模」が大きい順、「施設の評価」が高い順、「施設の口コミ」が多い順のいずれかとする。
ステップS200において施設情報付加部114は、配置したアイコン画像に対して調整処理を実行する。本実施形態の調整処理は、配置されたアイコン画像の重なりを検出して重なりを解消する処理である。調整処理は、地図画像生成処理のサブルーチンとして実行される。調整処理は、施設情報付加部114と重なり検出部116とによって実行される。
図4は、調整処理の手順を示すフローチャートである。図5は、重なり検出について説明する図である。図5および以降の図では、図3のステップS110で取得された地図画像にIM1の符号を付し、ステップS120で配置されたアイコン画像にICn(n=1、2、3・・・)の符号を付す。nの値はループによるステップS120の実行回数と対応している。すなわち、図中においてnの値が最も大きいアイコン画像が、現在処理中のアイコン画像を意味する。
図4のステップS202において重なり検出部116は、地図画像IM1上に配置された複数のアイコン画像のうち、現在処理中のアイコン画像に対して重なり検出を実行する。重なり検出部116は、周知の種々の方法を利用して重なり検出を実行することができる。例えば、重なり検出部116は、現在処理中のアイコン画像(図5:IC2)の表示領域の少なくとも一部に対して、既に配置されているアイコン画像(図5:IC1)の表示領域が重なる場合に「重なりを検出した」と判定し、両表示領域が重ならない場合に「重なりを検出しない」と判定できる。図5の例では、アイコン画像IC2の重なりが検出される。
ステップS204において施設情報付加部114は、現在処理中のアイコン画像について、重なりが検出されたか否かを確認する。重なりが検出されない場合(ステップS204:NO)、施設情報付加部114は調整処理を終了させ、処理を地図画像生成処理のステップS122に遷移させる。一方、重なりが検出された場合(ステップS204:YES)、施設情報付加部114は処理をステップS206へ遷移させる。
ステップS206において施設情報付加部114は、重なりが検出されたアイコン画像(すなわち、現在処理中のアイコン画像)を仮に縮小した場合、アイコン画像の大きさが所定範囲内であるか否かを確認する。アイコン画像の縮小率は、例えば、縮小前のアイコン画像に対して、Xピクセル縮小する、Xパーセント縮小する、1レベル大きさを下げる等、任意に定めることができる。Xの値は、予め決定された数値でもよく、重なり検出(ステップS202)の結果に応じて動的に決定されてもよい。アイコン画像の大きさについての「所定範囲」は任意に定めることができるが、アイコン画像が地図画像上に配置された状態において、アイコン画像の意味を視認できる程度の大きさに設定されることが好ましい。アイコン画像の大きさについての「所定範囲」は「基準の大きさ」として機能する。
図6は、アイコン画像の縮小について説明する図である。ステップS206(図4)においてアイコン画像の大きさが所定範囲内であった場合(ステップS206:YES)、ステップS208において施設情報付加部114は、重なりが検出されたアイコン画像(すなわち、現在処理中のアイコン画像)を縮小する。この際の縮小率は、ステップS206で試算した縮小率と同じとする。その後、施設情報付加部114は、調整フラグに1をセットし、処理をステップS202に遷移させる。このようにして施設情報付加部114は、現在処理中のアイコン画像(図6:IC2)について重なりが検出されなくなるまで、処理を繰り返す。図6では、デフォルトの大きさ(すなわち縮小前)のアイコン画像IC2の表示領域を破線で図示し、重なりが検出されなくなるまで縮小された後のアイコン画像IC2を実線で図示している。
図7〜図9は、アイコン画像の移動について説明する図である。ステップS206(図4)においてアイコン画像の大きさが所定範囲外であった場合(ステップS206:NO)、ステップS210において施設情報付加部114は、重なりが検出されたアイコン画像(すなわち、現在処理中のアイコン画像)の位置を移動させる。例えば、図7に示すように、何回か縮小された後のアイコン画像IC3(図7:実線)において未だ重なりが検出され(ステップS204:YES)、さらに、縮小後のアイコン画像IC3を仮にさらに縮小した場合、アイコン画像IC3(図7:破線)の大きさが所定範囲外となる場合(ステップS206:NO)、施設情報付加部114は、アイコン画像IC3をこれ以上縮小せず、移動させることで重なりを解消する。
具体的には、施設情報付加部114は、重なりが検出されたアイコン画像IC3の位置を、図8において破線の矢印で図示するように、中心点P3を中心として放射状に拡がるいずれかの方向に移動させる。本実施形態では、アイコン画像の移動方向は12方向とし、6時の方向を起点とする時計回りに移動を施行する。具体的には、施設情報付加部114は、6時の方向にアイコン画像を移動させて重なりが解消できない場合、7時、8時、9時、と重なりが解消できるまで移動方向を変更する。移動の大きさは、例えば、移動前のアイコン画像に対して、Xピクセル移動させることができる。Xの値は、予め決定された数値でもよく、重なり検出(ステップS202)の結果に応じて動的に決定されてもよい。例えば、図8の例において施設情報付加部114は、アイコン画像IC3を6時の方向に移動させる。しかし、6時の方向に移動させてもアイコン画像IC3とアイコン画像IC2との重なりが解消できない。このため、施設情報付加部114は、アイコン画像IC3を7時の方向に移動させる。この結果、図9に示すように、アイコン画像IC3と、アイコン画像IC1、2との重なりが解消される。アイコン画像を移動させた後、施設情報付加部114は、調整フラグに1をセットして処理をステップS202に遷移させる。
図3のステップS122において施設情報付加部114は、ステップS114で取得した全てのアイコン画像(施設情報に対応するアイコン画像)を配置したか確認する。全てのアイコン画像を配置していない場合(ステップS122:NO)、施設情報付加部114は処理をステップS120に遷移させ、アイコン画像の配置および調整処理を継続する。一方、全てのアイコン画像を配置した場合(ステップS122:YES)、施設情報付加部114は処理をステップS130に遷移させる。
ステップS130において施設情報付加部114は、調整フラグが1であるか確認する。上述のように、調整フラグが1であることは、調整処理(図4)において、アイコン画像の縮小または位置調整がされたことを意味する。調整フラグが1でない場合(ステップS130:NO)、施設情報付加部114は処理をステップS134に遷移させる。一方、調整フラグが1である場合(ステップS130:YES)、ステップS132において施設情報付加部114は、以下の項目を対応付けて調整情報DB155に記憶させる。
・ステップS110において地図画像IM1を取得した際の、中心位置と、縮尺。
・ステップS120、S200において配置した全てのアイコン画像についての、アイコンIDと、調整後のアイコン画像の位置情報と、調整後のアイコン画像の大きさ。なお、ステップS200(調整処理)においてアイコン画像の移動が行なわれなかった場合、調整後のアイコン画像の位置情報の記憶は省略してもよい。
図10は、地図画像生成処理において生成された地図画像の一例を示す図である。図3のステップS134において地図画像生成部112は、上述のようにして生成された地図画像IM1を、地図画像生成要求(手順a2)の送信元であるスマホ20へ送信する。図10の例では、地図画像IM1には、デフォルトの位置にデフォルトの大きさで配置されたアイコン画像IC1(施設情報DB152のエントリE1、表示種別:病院)と、デフォルトの位置に縮小されて配置されたアイコン画像IC2(施設情報DB152のエントリE2、表示種別:薬局)と、7時方向に移動され、かつ縮小されて配置されたアイコン画像IC3(施設情報DB152のエントリE4、表示種別:NULL)と、が付加されている。また、地図画像IM1に付加されているアイコン画像には、欠落および重なりがない。
以上のように、第1実施形態のサーバ10(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114は、付加した複数のアイコン画像(情報)の領域に重なりがある場合(図4、ステップS204:YES)に、重なっている少なくとも1つのアイコン画像の大きさ(すなわち、アイコン画像が占める領域の大きさ)を縮小することで、アイコン画像の重なりを解消する(図4、ステップS208)。このため、サーバ10は、利用者からの地図画像生成要求(手順a2)において、地図画像に付加することが意図されたアイコン画像に欠落を生じることなく、かつ、付加されたアイコン画像に重なりが生じることを抑制することができる。
また、第1実施形態のサーバ10(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114は、重なりの検出(図4、ステップS202)と縮小(図4、ステップS208)とを繰り返し実施することで、地図画像に付加されるアイコン画像(情報)の大きさ(すなわち、アイコン画像が占める領域の大きさ)を段階的に縮小することができる。このため、サーバ10は、地図画像に付加されるアイコン画像の視認性を、アイコン画像の重なりが生じない限りにおいて可能な限り高く維持することができる。
さらに、第1実施形態のサーバ10(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114は、基準の大きさへの縮小によって重なりを解消できない場合(図4、ステップS206:NO)は、さらに、縮小後のアイコン画像(情報)の位置を移動させることによって、アイコン画像の重なりを解消する(図4、ステップS210)。このため、サーバ10は、2種類の方法(縮小、移動)を併用することによって、利用者からの地図画像生成要求(手順a2)において、地図画像に付加することが意図されたアイコン画像に欠落を生じることなく、かつ、付加されたアイコン画像に重なりが生じることを抑制することができる。
さらに、第1実施形態のサーバ10(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114は、縮小の対象となる少なくとも1つのアイコン画像(情報)を、施設情報DB152または施設情報ファイル153(情報記憶部)における施設情報(情報)の記憶順と、施設情報の優先度と、施設情報の信頼度と、施設情報に関連する関連情報の内容と、のうちの少なくともいずれか1つに応じて決定することができる(図3、ステップS120:方法b1〜b4)。情報の記憶順(方法b1)に応じることとすれば、施設情報付加部114は、簡便に、縮小の対象となるアイコン画像(情報)を決定できる。施設情報の優先度(方法b2)に応じることとすれば、施設情報付加部114は、例えば、優先度の低い施設情報を表すアイコン画像を縮小の対象とすることで、優先度の高い施設情報を表すアイコン画像(が占める領域)を大きく、優先度の低い施設情報を表すアイコン画像(が占める領域)を小さくした状態で地図画像に付加することができる。施設情報の信頼度(方法b3)に応じることとすれば、施設情報付加部114は、例えば、信頼度の低い施設情報を表すアイコン画像を縮小の対象とすることで、信頼度の高い(信頼できる)施設情報を表すアイコン画像を大きく、信頼度の低い(信頼できない)施設情報を表すアイコン画像を小さくした状態で、地図画像に付加することができる。施設情報に関連する関連情報の内容(方法b4)に応じることとすれば、施設情報付加部114は、関連情報の内容を利用した様々な条件で、縮小の対象となるアイコン画像を決定できる。
さらに、第1実施形態のサーバ10(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114は、アイコン画像(情報)の移動を実施しなかった場合は、縮小後のアイコン画像の大きさ(すなわち、アイコン画像が占める領域の大きさ)を調整情報DB155(調整情報記憶部)に記憶させ、アイコン画像の移動を実施した場合は、縮小後のアイコン画像の大きさと移動後のアイコン画像の位置とを関連付けて調整情報DB155に記憶させる(図3、ステップS132)。このため、サーバ10によれば、調整情報DB155に記憶されているアイコン調整情報(情報)を読み出して利用することによって、施設情報付加部114における2度目以降の縮小処理、または、縮小および移動処理を省略することができる(図3、ステップS106)。
B.第2実施形態:
本発明の第2実施形態では、地図画像生成処理において、地図画像に2種類の情報を付加しつつ、かつ、それら2種類の情報に関して、欠落および重なりをなくす構成について説明する。本実施形態では、2種類の情報として、施設のアイコン(第1実施形態と同じ)と、施設の注記と、を例示する。施設の注記は、施設のアイコンに付随する情報であるため「付随情報」とも呼ぶ。以下では、第1実施形態と異なる構成および動作を有する部分についてのみ説明する。なお、図中において第1実施形態と同様の構成部分については先に説明した第1実施形態と同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
B−1.システムの概略構成:
図11は、第2実施形態における地図画像表示システムの概略構成を示す図である。図1に示した第1実施形態との違いは、地図画像表示システム1aが、サーバ10に代えてサーバ10aを備える点である。サーバ10aは、施設情報付加部114に代えて施設情報付加部114aを備え、調整情報DB155に代えて調整情報DB155aを備えている。施設情報付加部114aは、実行する地図画像生成処理の内容が第1実施形態と相違する。調整情報DB155aは、フィールドの内容が第1実施形態と相違する。
図12は、第2実施形態における調整情報DB155aの一例を示す図である。調整情報DB155aには、図2(C)で説明した調整情報DB155の各フィールドに加えて、さらに、複数の注記調整情報のフィールドが含まれている。注記調整情報には、注記と、位置情報と、フラグと、のフィールドが含まれている。注記には、注記として表示される文字列が格納される。位置情報には、調整後の注記の位置を特定するための情報(例えば、座標や緯度経度等)が格納される。フラグには、地図画像生成処理においてアイコン画像と注記との間に結線が付加された場合に1の値が、結線が付加されていない場合に0の値が、それぞれ格納される。
B−2.地図画像生成処理:
図13は、第2実施形態の地図画像生成処理の手順を示すフローチャートである。図3に示した第1実施形態との違いは、ステップS132とS134との間に、さらに、ステップS150〜S172を備える点である。なお、図13では図示の便宜上、図3の一部のステップの図示を省略している。
ステップS150において施設情報付加部114aは、施設情報に対応する注記を取得する。具体的には、施設情報付加部114aは、ステップS112で取得した施設情報に含まれている名称を「注記」として取得する。
ステップS160において施設情報付加部114aは、ステップS120〜S122が終了し、施設情報に対応する全てのアイコン画像が重なりなく付加された地図画像に対して、施設情報に対応する注記(ステップS150)を1つ配置する。この際、施設情報付加部114aは、注記の位置を、縮小および移動後のアイコン画像の近傍とし、注記の大きさは、デフォルトの大きさとする。本実施形態では、注記の位置は、アイコン画像の下とする。なお、施設情報に対応する注記が複数ある場合、施設情報付加部114aは、アイコン画像の際と同じ方法b1〜b4に従って、処理対象とする注記を決定することができる。
ステップS300において施設情報付加部114aは、配置した注記に対して第2の調整処理を実行する。本実施形態の第2の調整処理は、配置された注記の重なりを検出して重なりを解消する処理である。第2の調整処理は、地図画像生成処理のサブルーチンとして実行される。調整処理は、施設情報付加部114aと重なり検出部116とによって実行される。
図14は、第2の調整処理の手順を示すフローチャートである。ステップS302において施設情報付加部114aは、地図画像上に配置された複数の注記のうち、現在処理中の注記に対して重なり検出を実行する。重なり検出の方法は、重なり検出の対象がアイコン画像の表示領域と、注記の表示領域と、の2種類になる点を除いては、ステップS200の調整処理(図4)のステップS202と同様である。
ステップS304において施設情報付加部114aは、現在処理中の注記について、重なりが検出されたか否かを確認する。重なりが検出されない場合(ステップS304:NO)、施設情報付加部114aは第2の調整処理を終了させ、処理を地図画像生成処理のステップS162に遷移させる。一方、重なりが検出された場合(ステップS304:YES)、ステップS306において施設情報付加部114aは、重なりが検出された注記(すなわち、現在処理中の注記)の位置を移動させる。移動の方法は、ステップS200の調整処理(図4)のステップS210と同様である。注記を移動させた後、施設情報付加部114aは、調整フラグに2をセットして処理をステップS308に遷移させる。
図15および図16は、アイコン画像と注記との結線について説明する図である。ステップS308(図14)において施設情報付加部114aは、移動後の注記の位置が、対応するアイコン画像の位置の所定範囲内であるか否か確認する。具体的には、施設情報付加部114aは、図15に示すように、移動後の注記NT1の中心点P12が、対応するアイコン画像IC1の中心点P11から半径L1として描いた円の範囲内に位置しているか否かによって、この確認を実施できる。半径L1は任意に定めてよい。また、「注記とアイコン画像とが対応する」とは、注記と、アイコン画像とが、同一の施設情報(すなわち、施設情報DB152内の同一エントリのデータ、または、施設情報ファイル153内の同一のデータ)に基づくことを意味する。
移動後の注記の位置が所定範囲内である場合(ステップS308:YES)、施設情報付加部114aは処理を終了させる。一方、移動後の注記の位置が所定範囲内でない場合(ステップS308:NO)、ステップS310において施設情報付加部114aは、移動後の注記(図16:NT1)と、対応するアイコン画像(図16:IC1)と、を繋げる線(図16:LN1)を付加する。この線は、移動後の注記と対応するアイコン画像とを繋いでいる限りにおいて、任意の態様を採用してよい。例えばこの線は、直線でもよく、曲線でもよく、折れ線でもよい。またこの線は、注記の中心点とアイコン画像の中心点とを結んでもよく、注記の端点とアイコン画像の端点とを結んでもよい。なお、図16の例では、線のレイヤは、アイコン画像および注記のレイヤよりも後ろに位置することとしたが、この点は逆にしてもよい。
図13のステップS162において施設情報付加部114aは、ステップS150で取得した全ての注記を配置したか確認する。全ての注記を配置していない場合(ステップS162:NO)、施設情報付加部114aは処理をステップS160に遷移させ、注記の配置および第2の調整処理を継続する。一方、全ての注記を配置した場合(ステップS162:YES)、施設情報付加部114aは処理をステップS170に遷移させる。
ステップS170において施設情報付加部114aは、調整フラグが2であるか確認する。上述のように、調整フラグが2であることは、第2の調整処理(図14)において、注記の移動が実施されたことを意味する。調整フラグが2でない場合(ステップS170:NO)、施設情報付加部114aは処理をステップS134に遷移させる。一方、調整フラグが2である場合(ステップS170:YES)、ステップS172において施設情報付加部114aは、以下の項目を、ステップS132で更新したエントリと同じエントリの注記調整情報に記憶させる。
・ステップS160、S300において配置した全ての注記についての、注記の内容を表す文字列と、調整後の注記の位置情報と、ステップS310で配置された線の有無。
以上のように、第2実施形態のサーバ10a(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114aは、付加した複数のアイコン画像(情報)および付加した複数の注記(付随情報)の領域に重なりがある場合(図14、ステップS304:YES)に、重なっている少なくとも1つの注記の位置を移動させて重なりを解消する(図14、ステップS306)。このため、サーバ10aは、利用者からの地図画像生成要求(手順a2)において、地図画像に付加することが意図されたアイコン画像と注記と両方に欠落を生じることなく、かつ、付加されたアイコン画像および注記に重なりが生じることを抑制することができる。
また、第2実施形態のサーバ10a(地図画像提供装置)によれば、施設情報付加部114aは、注記(付随情報)が対応するアイコン画像(情報)の所定範囲内に位置していない場合(図14、ステップS308:NO)、換言すれば、アイコン画像と注記とが離れているために両者の対応関係が不明確になることが懸念される場合に限って、対応するアイコン画像と注記とを線で結ぶ(図14、ステップS310)ことができるため、アイコン画像と注記との対応関係を明確にすることができる。なお、施設情報付加部114aは、ステップS308を省略して、アイコン画像と、対応する注記とをもれなく線で結んでもよい。
C.変形例:
上記実施形態において、ハードウェアによって実現されるとした構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されるとした構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。その他、以下のような変形も可能である。
・変形例1:
上記実施形態では、地図画像提供装置を利用したシステムの一例として、地図画像表示システムを例示した。しかし、地図画像提供装置を利用したシステムとしては、地図画像生成システム、地理情報管理システム、ナビゲーションシステム等、種々の態様で実施できる。また、上記実施形態では、地図画像表示システムの構成の一例を示した。しかし、情報処理システムの構成はあくまで一例であり、任意の態様を採用することができる。例えば、スマホが備えるとした機能をサーバが備えてもよく、サーバが備えるとした機能をスマホが備えてもよい。これにより、例えば、上記実施形態では、サーバ10の施設情報付加部114が地図画像に情報を付加し、その情報の付加された地図画像をサーバ10からスマホ20に出力し、スマホ20は、サーバ10から取得した地図画像を入出力部260に表示するようにしている。しかし、スマホ20が施設情報付加部114を有し、入出力部260上に表示する地図画像に対して情報を付加する際に、その付加する情報に重なりがある場合に、その重なりを解消して地図画像に情報を付加するようにすることも可能である。
上記実施形態では、クライアント装置としてスマホを例示した。しかし、上記実施形態におけるクライアント装置およびその構成はあくまで一例であり、任意の態様を採用することができる。例えば、その構成要素の一部を省略したり、更なる構成要素を付加したり、構成要素の一部を変更したりする変形が可能である。例えば、クライアント装置として、パーソナルコンピュータ、カーナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistants)、ゲーム機、等の各種情報処理装置を採用してもよい。
・変形例2:
上記実施形態では、地図画像提供装置(サーバ)の構成を例示した。しかし、上記実施形態におけるサーバの構成はあくまで一例であり、任意の態様を採用することができる。例えば、その構成要素の一部を省略したり、更なる構成要素を付加したり、構成要素の一部を変更したりする変形が可能である。例えば、上述した各機能は、複数のサーバが協働することによって実現されてもよい。例えば、サーバは、さらに経路探索処理を実施してもよく、サーバが備えるとした各DBのうちの少なくとも一部は、他のサーバや他の記憶装置に記憶されていてもよい。
例えば、上述した地図画像DB、施設情報DB、施設情報ファイル、アイコン画像DB、調整情報DBの構成はあくまで一例であり、任意の態様を採用できる。例えば、DB(およびファイル)内のフィールドの一部を省略したり、他のフィールドを追加したり、変更したりする変形が可能である。例えば、1つのDBを複数のDBに分割してもよく、複数のDBを1つのDBに統合してもよい。例えば、施設情報DBと、施設情報ファイルとは、いずれか一方を省略してもよい。例えば、調整情報DBには、利用者によって選択されたアイコンの表示態様(色、スタイル)を含んでもよい。
・変形例3:
上記実施形態では、地図画像生成処理、調整処理、第2の調整処理について、処理の手順の一例を挙げて説明した。しかし、上記手順はあくまで一例であり種々の変更が可能である。一部のステップを省略してもよいし、更なる他のステップを追加してもよい。また、実行されるステップの順序を変更してもよい。
例えば、上記実施形態では、情報の例としてアイコン画像を、付随情報の例として注記を、それぞれ示した。しかし、これらは逆にしてもよい(すなわち、情報として注記を利用し、付随情報としてアイコン画像を利用してもよい)。また、付随情報は省略してもよい。また、アイコン画像と注記とをセットにして1つの情報とみなし、上記実施形態の調整処理を実行してもよい。
例えば、地図画像生成処理は、地図画像生成要求(手順a2)を利用しなくてもよい。この場合、地図画像生成処理の開始トリガとしては、例えば、サーバ負荷の低下、予め定められた時刻の到来、GUI(Graphical User Interface)等による利用者からの指示等を採用できる。この場合、地図画像生成要求(手順a2)に含まれるとした、地図画像の中心位置の指定と、縮尺の指定と、地図画像に付加したいアイコンの種別の指定と、は、デフォルト値で代用してもよく、ファイル等の形式で提供されるデータを読み込むことで取得してもよく、GUI等により利用者から取得してもよい。
例えば、地図画像生成処理において、調整処理および第2の調整処理は、アイコン画像および注記を1つ配置する都度実行することとした。しかし、全てのアイコンと全ての注記とを配置し終えた後に、配置された全てのアイコンと全ての注記とに対して調整処理および第2の調整処理を実行してもよい。
例えば、地図画像生成処理において、地図画像生成部が地図画像DBから抽出する地図画像(すなわち、本実施形態で説明したアイコン画像や注記が付加される地図画像)には、任意の地図画像を利用できる。例えば、地形建物道路の画像のみからなる地図画像を利用してもよいし、地形建物道路の画像に、地名や施設名などの注記が付された地図画像を利用してもよい。
例えば、調整処理における重なりの解消手段はあくまで一例であり、種々の態様を採用できる。例えば、施設情報付加部は、アイコン画像を縮小することに代えて、既に縮小されたアイコン画像に置換してもよい。例えば、施設情報付加部は、アイコン画像を縮小することに代えて、アイコン画像をトリミングしてもよい。このような縮小されたアイコン画像での代用、および、アイコン画像のトリミングは「情報が占める領域の大きさを縮小する」ことに相当する。例えば、施設情報付加部は、アイコン画像の移動方向を4方向、8方向、24方向、36方向等としてもよい。例えば、施設情報付加部は、アイコン画像の移動方向の起点を、6時の方向以外にしてもよい。例えば、上記実施形態において施設情報付加部は、基準の大きさへの縮小によって重なりを解消できない場合(図4、ステップS206:NO)に、「縮小によって重なりを解消できない」とみなし、縮小後のアイコン画像の位置を移動させた(図4、ステップS210)。しかし、施設情報付加部は、任意の条件で「縮小によって重なりを解消できない」とみなすことができる。例えば、任意の条件は、所定回数だけアイコン画像を縮小したこと、アイコン画像の縮小率が元のアイコン画像の大きさに対して所定の縮小率となったこと等を採用できる。
例えば、第2の調整処理における重なりの解消手段はあくまで一例であり、種々の態様を採用できる。例えば、施設情報付加部は、付随情報(注記)について、移動することに代えて、または、移動することとともに、大きさを縮小することで重なりを解消してもよい。移動と縮小との併用方法は、例えば、調整処理(図4)と同様の処理を採用できる。
・変形例4:
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
1、1a…地図画像表示システム
10、10a…サーバ
20…スマートフォン
110…CPU
112…地図画像生成部
114、114a…施設情報付加部
116…検出部
120…通信部
130…ROM
140…RAM
150…記憶部
151…地図画像DB
152…施設情報DB
153…施設情報ファイル
154…アイコン画像DB
155、155a…調整情報DB
210…CPU
212…地図画像取得部
220…通信部
230…ROM
240…RAM
250…記憶部
260…入出力部
270…現在位置取得部

Claims (10)

  1. 地図画像提供装置であって、
    地図画像を取得する地図画像生成部と、
    前記地図画像に対して、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される情報を付加する情報付加部と、
    前記情報が付加された前記地図画像を出力する出力部と、
    を備え、
    前記情報付加部は、
    前記地図画像上において、付加した複数の前記情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記情報の前記領域の大きさを縮小して前記重なりを解消する、地図画像提供装置。
  2. 請求項1に記載の地図画像提供装置であって、
    前記情報付加部は、
    同一の前記情報について、前記重なりの検出と、前記縮小と、を繰り返し実施することで前記情報の前記領域の大きさを段階的に縮小する、地図画像提供装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の地図画像提供装置であって、
    前記情報付加部は、
    前記縮小によって前記重なりを解消できない場合、さらに、前記縮小後の前記情報の位置を移動させて前記重なりを解消する、地図画像提供装置。
  4. 請求項3に記載の地図画像提供装置であって、さらに、
    前記重なりの解消のために、前記情報に対して実施された調整に関する情報を記憶する調整情報記憶部を備え、
    前記情報付加部は、
    前記移動を実施しなかった場合は、前記縮小後の前記情報が占める領域の大きさを前記調整情報記憶部に記憶させ、
    前記移動を実施した場合は、前記縮小後の前記情報が占める領域の大きさと、前記移動後の前記情報の位置と、を関連付けて前記調整情報記憶部に記憶させる、地図画像提供装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の地図画像提供装置であって、さらに、
    前記地図画像に付加される前記情報を記憶する情報記憶部を備え、
    前記情報付加部は、
    前記縮小の対象となる少なくとも1つの前記情報を、前記情報記憶部における前記情報の記憶順と、前記情報の優先度と、前記情報の信頼度と、前記情報に関連する関連情報の内容と、のうちの少なくともいずれか1つに応じて決定する、地図画像提供装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の地図画像提供装置であって、
    前記情報付加部は、さらに、
    前記地図画像に対して、前記情報に付随する情報であると共に、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される付随情報を付加し、
    前記地図画像上において、付加した複数の前記情報および付加した複数の前記付随情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記付随情報の位置を移動させて前記重なりを解消する、地図画像提供装置。
  7. 請求項6に記載の地図画像提供装置であって、
    前記情報付加部は、さらに、
    対応する前記情報と前記付随情報と結ぶ線を付加する、地図画像提供装置。
  8. 請求項6に記載の地図画像提供装置であって、
    前記情報付加部は、さらに、
    前記移動後の前記付随情報の位置が、対応する前記情報の位置の所定範囲内でない場合に限り、対応する前記情報と前記付随情報とを結ぶ線を付加する、地図画像提供装置。
  9. 地図画像を提供する方法であって、
    地図画像を取得する工程と、 前記地図画像に対して、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される情報を付加する工程と、
    前記情報が付加された前記地図画像を出力する工程と、を情報処理装置が行い、
    前記情報を付加する工程では、
    前記地図画像上において、付加した複数の前記情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記情報の前記領域の大きさを縮小して前記重なりを解消する、方法。
  10. コンピュータに
    地図画像を取得するステップと、
    前記地図画像に対して、前記地図画像上の所定の位置において所定の領域を占めて表示される情報を付加するステップと、
    前記情報が付加された前記地図画像を出力するステップと、を実行させ、
    前記情報を付加するステップでは、
    前記地図画像上において、付加した複数の前記情報の前記領域に重なりがある場合に、重なっている少なくとも1つの前記情報の前記領域の大きさを縮小して前記重なりを解消する、コンピュータプログラム。
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