JP2017060133A - 電子機器、撮像制御方法、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
電子機器、撮像制御方法、画像処理方法及びプログラム Download PDFInfo
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Abstract
Description
このような3Dプリンタに関する技術は、例えば特許文献1に記載されている。
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定手段と、
前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする。
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得手段を備える、
ことを特徴とする。
電子機器が実行する撮像制御方法であって、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定ステップと、
前記可変パラメータ設定ステップにおいて設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御ステップと、
を含む、
ことを特徴とする。
電子機器が実行する画像処理方法であって、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得ステップを含む、
ことを特徴とする。
電子機器を制御するコンピュータに、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定機能と、
前記可変パラメータ設定機能によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御機能と、
を実現させる、
ことを特徴とする。
電子機器を制御するコンピュータに、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得機能を実現させる、
ことを特徴とする。
撮影装置1は、本発明を適用した電子機器の一例であり、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスクあるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
撮影制御処理とは、撮影時に可変なパラメータを変化させて複数の画像を撮像することにより、被写体に関する異なる画像の情報を取得し、その被写体の3次元形状のデータを取得する一連の処理をいう。なお、撮影制御処理で撮像される画像には、静止画像及び動画像におけるフレームのいずれも含むものとする。本実施形態において、撮影装置1が撮影制御処理により被写体の3次元形状のデータを取得するモード(以下、「3D撮影モード」と呼ぶ。)に設定された場合に、撮影制御処理が実行される。
また、記憶部19の一領域には、画像データ記憶部71と、3次元形状データ記憶部72と、が設定される。
画像データ記憶部71には、撮影装置1によって撮影された撮像画像のデータが記憶される。本実施形態において、撮影制御処理では、ブラケット撮影によりパラメータを変化させた複数の撮像画像のデータが取得されるため、これらのデータはグループ化された1つの画像群として画像データ記憶部71に記憶される。
3次元形状データ記憶部72は、撮影装置1によって撮像画像のデータから取得された被写体の3次元形状のデータを記憶する。本実施形態においては、被写体の3次元形状のデータとして、被写体全体の3次元形状を表すデータの他、被写体の一部の3次元形状のデータ(例えば、顔の表面の凹凸等)が3次元形状データ記憶部72に記憶される。
そして、位置情報取得部52は、取得した相対位置情報を撮像画像のデータと対応付けて、3次元形状データ記憶部72に記憶する。なお、位置情報取得部52は、位置情報取得手段として機能する。
これにより、例えば、奥行きが深く、同色系の部分が連続する被写体において、フラッシュの発光が届く距離に差を持たせて立体的形状を認識し易くできると共に、奥行き方向の形状を認識すべき注目部分に徐々にズームインしながら撮影することで、注目部分における詳細な立体的形状を認識し易いものとできる。
これにより、被写体の3次元形状をより認識し易い画像を撮影することができる。
図3は、ブラケット撮影のために設定された可変パラメータの概念を示す模式図である。
図3においては、被写体(切欠きのあるヘタ付きのりんご)に対して、撮影方向と、ズーム倍率と、の2軸の可変パラメータが設定され、各軸には3段の変化が設定されている。具体的には、撮影方向については、切欠き部分を正面として、ユーザから見たりんごの左側方、正面及び右側方の3方向が設定され、ズーム倍率については、広角、標準及び望遠の3段階が設定されている。
図4は、図3のように設定された可変パラメータに従ってブラケット撮影された撮像画像の例を示す模式図である。
図4に示すように、広角で撮影された撮像画像は、各方向から見た被写体全体の形状を表している。また、標準で撮影された撮像画像は、被写体における主要な特徴部分(例えば切欠き部分)の形状をより詳しく表している。さらに、望遠で撮影された撮像画像は、被写体における微細な構造(例えばヘタの根本部分)をさらに詳しく表している。これらの撮像画像を解析対象画像として、例えば、ヘタの先端や切欠き部分におけるりんごの皮と果肉との境界上の点等を特徴点として特定することにより、3次元形状のデータが取得される。
このように、撮影装置1においては、被写体の3次元形状を取得するための可変パラメータが設定され、各撮像画像は被写体に関する異なる情報(種々の観点から表された3次元形状の情報)を表すものとなる。
そのため、物体の3次元形状のデータをより容易に取得することが可能となる。
撮像制御処理は、ユーザによって入力部17に3D撮影モード開始の操作が行われることにより開始される。
ステップS1において、可変パラメータ設定部53は、可変パラメータの設定を手動または手動のいずれで行うかのユーザによる選択を受け付ける。
可変パラメータの設定を手動で行うことが選択された場合、ステップS1において「手動設定」であると判定されて、処理はステップS2に移行する。
一方、可変パラメータの設定を自動で行うことが選択された場合、ステップS1において「自動設定」であると判定されて、処理はステップS3に移行する。
ステップS3において、可変パラメータ設定部53は、予め設定されている可変パラメータ及びその段数を選択する。
ステップS2及びステップS3の後、処理はステップS4に移行する。
ステップS5において、位置情報取得部52は、撮影対象となる被写体について、相対位置情報を取得する。これにより、撮影装置1と被写体との距離あるいは被写体の撮影方向が取得される。
ステップS6において、撮影支援部54は、撮影装置1と被写体との撮影状況(例えば、距離あるいは撮影方向等の位置関係)を検出する。
撮影装置1と被写体との撮影状況が適切な状態ではない場合、ステップS7においてNOと判定されて、処理はステップS8に移行する。
一方、撮影装置1と被写体との撮影状況が適切な状態である場合、ステップS7においてYESと判定されて、処理はステップS9に移行する。
ステップS8の後、処理はステップS5に移行する。
ステップS10において、撮像制御部55は、ユーザによる撮影の指示が入力されたか否かの判定を行う。
ユーザによる撮影の指示が入力されていない場合、ステップS10においてNOと判定されて、処理はステップS5に移行する。
一方、ユーザによる撮影の指示が入力された場合、ステップS10においてYESと判定されて、処理はステップS11に移行する。
撮影位置の変更が必要である場合、ステップS12においてYESと判定されて、処理はステップS13に移行する。
一方、撮影位置の変更が必要でない場合、ステップS12においてNOと判定されて、処理はステップS14に移行する。
ステップS13の後、処理はステップS5に移行する。
ステップS14において、画像処理部56は、撮像画像に対するフィルタ処理が必要であるか否かの判定を行う。
撮像画像に対するフィルタ処理が必要である場合、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に移行する。
一方、撮像画像に対するフィルタ処理が必要でない場合、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS16に移行する。
ステップS15において、画像処理部56は、撮像画像に対して、フィルタ処理を実行する。このとき、設定されている可変パラメータに応じたフィルタ処理が実行される。例えば、可変パラメータとして、コントラストが設定されている場合、画像処理部56は、設定されている段数に応じて、撮像画像におけるコントラストの強調度合いを変化させた画像を生成する。
ステップS15の後、処理はステップS16に移行する。
ステップS16において、形状取得部57は、解析対象画像を解析し、被写体の3次元形状のデータを取得する。
ステップS16の後、3D撮影モード終了の操作が行われるまで、撮像制御処理が繰り返される。
そして、設定されている可変パラメータに応じて、撮像画像に対して、3次元形状を取得するために有効なフィルタ処理が施される。
さらに、撮像画像あるいはフィルタ処理が施された解析対象となる画像(解析対象画像)の解析が行われ、被写体の3次元形状のデータが取得される。
したがって、物体の3次元形状のデータをより容易に取得することができる。
したがって、ユーザは撮影装置1によって提供される情報を参考にすることで、被写体の3次元形状を取得する上で、より適切な画像を撮影することができる。
図6は、高さによって半径が異なる多段の円筒形状を有する被写体を示す模式図である。
図6に示す被写体は、底部Bが大半径の円筒部、頂部Tが小半径の円筒部、底部Bと頂部Tとの中間部Mが中半径の円筒部を有する多段の円筒形状となっている。また、頂部T、中間部M及び底部Bは、それぞれ上面St、Sm、Sbを有している。
このような被写体を頂部Tの方向から撮影する場合に、合焦距離のみを可変パラメータとして設定することで、シンプルな撮影動作によって、被写体の3次元形状のデータ(奥行き方向の凹凸形状)を取得することができる。
図7に示すように、合焦距離を可変パラメータに設定し、被写体との距離を基に、合焦距離をx1、x2、x3の3段階の変化(ただし、x1<x2<x3)に設定したとする。
すると、合焦距離x1で撮影された撮像画像は、図7(A)に示すように、頂部Tの上面Stが最も合焦した状態、中間部Mの上面Smがやや合焦していない状態、底部Bの上面Sbが最も合焦していない状態となる。
また、合焦距離x2で撮影された撮像画像は、図7(B)に示すように、中間部Mの上面Smが最も合焦した状態、頂部Tの上面St及び底部Bの上面Sbがやや合焦していない状態となる。
さらに、合焦距離x3で撮影された撮像画像は、図7(C)に示すように、底部Bの上面Sbが最も合焦した状態、中間部Mの上面Smがやや合焦していない状態、頂部Tの上面Stが最も合焦していない状態となる。
このような上面St、Sm、Sbの合焦状態の変化から、撮像画像における各面の奥行き方向(即ち、被写体の高さ方向)の位置を判定することができるため、被写体を一方向から1軸の可変パラメータによってブラケット撮影することにより、被写体の3次元形状のデータを取得することができる。
上述の実施形態において、形状取得部57は、被写体の表面における反射像を識別し、解析対象画像において反射像を除去した上で、被写体の3次元形状のデータを取得することができる。
例えば、異なる方向から撮影された撮像画像において、被写体の形状を表さず(即ち、凹凸を有しておらず)、被写体表面における位置が整合しない(即ち、模様を表すものではない)像を反射像として識別することができる。
また、撮影装置1が赤外線フィルタや偏光フィルタを備えている場合、これらを通して撮影された画像において消失あるいは減少する像については、反射像として識別することができる。
これにより、被写体の表面に反射した反射像が形状を表す部分であると誤判定されることを抑制することができ、より正確に被写体の3次元形状を取得することが可能となる。
上述の実施形態において、形状取得部57が、撮影装置1の光学特性による歪みを補正する機能を備えることができる。
即ち、一般にレンズは周辺部において歪みを発生させ、また、レンズの焦点距離によって歪みが変化すること等から、記憶部19に撮影装置1の光学特性による歪みを記憶しておき、撮影時のレンズの焦点距離等を基に、撮像画像に生じている光学特性による歪みを補正した上で、被写体の3次元形状を取得することができる。
これにより、被写体の3次元形状をより正確に取得することが可能となる。
上述の実施形態において、単体の撮影装置1によって本発明の機能を実現する場合を例に挙げて説明したが、複数の装置によって本発明の機能を実現することができる。
例えば、撮影装置1の機能のうちの、形状取得部57の機能をスマートフォンやPC等の他の装置に備え、撮影装置1によって撮像された撮像画像あるいは画像処理部56によってフィルタ処理された画像を、形状取得部57を備える他の装置で解析することができる。
また、撮影装置1を一般的な機能を有するデジタルカメラ等によって構成し、このデジタルカメラに備えられていない上記撮影装置1の機能を他の装置に備えることができる。
これにより、本発明の機能を種々の装置形態で実現することが可能となる。
可変パラメータ設定部53は、被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する。
撮像制御部55は、可変パラメータ設定部53によって設定された1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う。
これにより、撮影装置1においては、設定された可変パラメータに応じて、被写体の3次元形状を取得するためのブラケット撮影を行うことができる。
したがって、ブラケット撮影を行わない通常の撮影と比較して複数の画像を撮像する手間を省くことができるため、物体の3次元形状のデータをより容易に取得することが可能となる。
これにより、ブラケット撮影を行うことが可能となり、ブラケット撮影を行わない通常の撮影と比較して1つの視点から複数の画像を撮像する手間を省くことができるため、被写体の3次元形状を表す複数の静止画像を取得することが可能となる。
これにより、動画像におけるブラケット撮影を行うことが可能となり、ブラケット撮影を行わない通常の撮影と比較して1つの視点から動画像における複数のフレームを撮像する手間を省くことができるため、動画像において被写体の3次元形状を表す複数のフレームを取得することが可能となる。
撮影支援部54は、被写体の立体的形状の撮影を支援するための撮影支援情報として、被写体を撮影する際の撮影方向、被写体までの距離、被写体の撮影部分、被写体の撮影方法の少なくともいずれかを提供する。
これにより、被写体の3次元形状をより認識し易い画像を撮影することができる。
形状取得部57は、撮像制御部55よる制御に従って撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、被写体の立体的形状を取得する。
これにより、撮影パラメータを変化させて撮影された複数の画像から、被写体の凹凸形状を把握することにより、被写体の立体的形状を取得することができる。
これにより、被写体の表面に反射した反射像が形状を表す部分であると誤判定されることを抑制することができ、より正確に被写体の3次元形状を取得することが可能となる。
これにより、被写体の3次元形状をより正確に取得することが可能となる。
位置情報取得部52は、被写体との相対的な位置に関する情報を取得する。
撮像制御部55は、位置情報取得部52によって取得された位置に関する情報を撮像された複数の画像に付加する。
これにより、撮影時における撮影装置1と被写体との相対的な位置関係を撮像画像に対応付けることができる。
したがって、被写体の3次元形状をより容易に取得することが可能となる。
撮像部16は、撮像制御部55による制御に従って、被写体を撮像する。
これにより、撮像機能を有する装置として、本発明の機能を実現することができる。
形状取得部57は、1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、被写体の立体的形状を取得する。
これにより、自装置または他の装置において撮影パラメータを変化させて撮影された複数の画像から、被写体の凹凸形状を把握することにより、被写体の立体的形状を取得することができる。
例えば、上述の実施形態において、撮影支援部54は、形状取得部57が被写体の3次元形状のデータを取得する前に撮影を支援するための情報を提供するものとしたが、これに限られない。即ち、撮影支援部54は、形状取得部57によって被写体の3次元形状のデータを取得する処理が行われた後、3次元形状のデータを生成するのに不足する情報を補足するように、ユーザに撮影を促すこととしてもよい。
例えば、本発明は、撮像制御処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図2の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮影装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定手段と、
前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする電子機器。
[付記2]
前記撮像制御手段は、前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、第1の視点から第1の複数の静止画像を撮像する制御を行い、少なくとも1つの第2の視点から第2の複数の静止画像を撮像する制御を行うことを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記3]
前記撮像制御手段は、前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、第1の視点から第1の動画像における第1の複数のフレームを撮像する制御を行い、少なくとも1つの第2の視点から第2の動画像における第2の複数のフレームを撮像する制御を行うことを特徴とする付記1に記載の電子機器。
[付記4]
前記被写体の前記立体的形状の撮影を支援するための撮影支援情報として、前記被写体を撮影する際の撮影方向、前記被写体までの距離、前記被写体の撮影部分、前記被写体の撮影方法の少なくともいずれかを提供する撮影支援手段を備えることを特徴とする付記1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記5]
前記撮像制御手段による制御に従って撮像された前記複数の画像に基づいて、前記被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の前記立体的形状を取得する形状取得手段を備えることを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記6]
前記形状取得手段は、撮像された前記複数の画像に基づいて、反射により表面に映った像を識別して、前記被写体の前記立体的形状を取得することを特徴とする付記5に記載の電子機器。
[付記7]
前記形状取得手段は、撮像における光学特性による歪みを補正して、前記複数の画像における前記被写体の同一部分を対応付けて、前記被写体の前記立体的形状を取得することを特徴とする付記5または6に記載の電子機器。
[付記8]
前記被写体との相対的な位置に関する情報を取得する位置情報取得手段を備え、
前記撮像制御手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記位置に関する情報を撮像された前記複数の画像に付加することを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記9]
前記撮像制御手段による制御に従って、前記被写体を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする付記1から8のいずれか1つに記載の電子機器。
[付記10]
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得手段を備える、
ことを特徴とする電子機器。
[付記11]
電子機器が実行する撮像制御方法であって、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定ステップと、
前記可変パラメータ設定ステップにおいて設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御ステップと、
を含む、
ことを特徴とする撮像制御方法。
[付記12]
電子機器が実行する画像処理方法であって、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得ステップを含む、
ことを特徴とする画像処理方法。
[付記13]
電子機器を制御するコンピュータに、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定機能と、
前記可変パラメータ設定機能によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御機能と、
を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
[付記14]
電子機器を制御するコンピュータに、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得機能を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
Claims (14)
- 被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定手段と、
前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御手段と、
を備える、
ことを特徴とする電子機器。 - 前記撮像制御手段は、前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、第1の視点から第1の複数の静止画像を撮像する制御を行い、少なくとも1つの第2の視点から第2の複数の静止画像を撮像する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記撮像制御手段は、前記可変パラメータ設定手段によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、第1の視点から第1の動画像における第1の複数のフレームを撮像する制御を行い、少なくとも1つの第2の視点から第2の動画像における第2の複数のフレームを撮像する制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記被写体の前記立体的形状の撮影を支援するための撮影支援情報として、前記被写体を撮影する際の撮影方向、前記被写体までの距離、前記被写体の撮影部分、前記被写体の撮影方法の少なくともいずれかを提供する撮影支援手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記撮像制御手段による制御に従って撮像された前記複数の画像に基づいて、前記被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の前記立体的形状を取得する形状取得手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記形状取得手段は、撮像された前記複数の画像に基づいて、反射により表面に映った像を識別して、前記被写体の前記立体的形状を取得することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 前記形状取得手段は、撮像における光学特性による歪みを補正して、前記複数の画像における前記被写体の同一部分を対応付けて、前記被写体の前記立体的形状を取得することを特徴とする請求項5または6に記載の電子機器。
- 前記被写体との相対的な位置に関する情報を取得する位置情報取得手段を備え、
前記撮像制御手段は、前記位置情報取得手段によって取得された前記位置に関する情報を撮像された前記複数の画像に付加することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記撮像制御手段による制御に従って、前記被写体を撮像する撮像手段を備えることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の電子機器。
- 1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得手段を備える、
ことを特徴とする電子機器。 - 電子機器が実行する撮像制御方法であって、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定ステップと、
前記可変パラメータ設定ステップにおいて設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御ステップと、
を含む、
ことを特徴とする撮像制御方法。 - 電子機器が実行する画像処理方法であって、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得ステップを含む、
ことを特徴とする画像処理方法。 - 電子機器を制御するコンピュータに、
被写体の立体的形状を取得するために可変とする1または複数の撮影パラメータを設定する可変パラメータ設定機能と、
前記可変パラメータ設定機能によって設定された前記1または複数の撮影パラメータを変化させて、複数の画像を撮像する制御を行う撮像制御機能と、
を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 電子機器を制御するコンピュータに、
1または複数の撮影パラメータを変化させて撮像された複数の画像に基づいて、被写体の各部分について奥行き方向の距離を解析し、前記被写体の立体的形状を取得する形状取得機能を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
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JP2020088646A (ja) * | 2018-11-27 | 2020-06-04 | 凸版印刷株式会社 | 三次元形状モデル生成支援装置、三次元形状モデル生成支援方法、及びプログラム |
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2015
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JP2019082400A (ja) * | 2017-10-30 | 2019-05-30 | 株式会社日立ソリューションズ | 計測システム、計測装置、及び計測方法 |
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