JP2017058734A - 仮想マシン管理方法、仮想マシン管理装置及び仮想マシン管理プログラム - Google Patents

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【課題】仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が異なる環境に対して仮想マシンの配備を行う仮想マシン管理方法、仮想マシン管理装置及び仮想マシン管理プログラムを提供する。【解決手段】第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた第1物理マシンの物理リソースの使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を第2物理マシンから取得する。【選択図】図8

Description

本発明は、仮想マシン管理方法、仮想マシン管理装置及び仮想マシン管理プログラムに関する。
近年、物理マシンの性能向上に伴い、複数の仮想マシン(VM:Virtual Machine)を1つの物理マシンに集約する仮想化技術の研究が進められている。この仮想化技術は、例えば、仮想化ソフトウエア(以下、ハイパーバイザとも呼ぶ)が物理マシンを複数の仮想マシンに割当てて、各仮想マシンにインストールされたアプリケーションプログラム(以下、アプリケーションとも呼ぶ)によるサービスの提供を可能にする。
そして、利用者に対してサービスを提供する事業者(以下、サービス事業者とも呼ぶ)は、例えば、上記のような仮想マシンを利用し、利用者に対してサービスを提供するための業務システムを構築する。これにより、サービス事業者は、利用者によるサービスの利用頻度等に応じて、仮想マシンの作成及び削除を行うことが可能になる。そのため、サービス事業者は、仮想マシンが配備された物理マシンの物理リソースを効率的に使用することが可能になる(例えば、特許文献1乃至3参照)。
特開2012−088770号公報 特表2013−506908号公報 特開2011−186637号公報
上記のようなサービスの提供を行う場合において、サービス事業者は、仮想マシンが動作するために必要な物理リソース等を含む環境(以下、パブリッククラウド環境とも呼ぶ)の貸し出しを行う事業者(以下、クラウド事業者とも呼ぶ)から、パブリッククラウド環境を借り受ける場合がある。具体的に、ある期間におけるサービスの利用量の増加が予測される場合、サービス事業者は、その期間中における業務システムの処理能力を向上させるために、クラウド事業者が提供するIaaS(Infrastructure as a Service)を利用し、クラウド事業者のパブリッククラウド環境にも仮想マシンを配備する。これにより、サービス事業者は、例えば、自社が所有する環境(以下、プライベートクラウド環境)と、クラウド事業者から借り受けたパブリッククラウド環境とを併用させながら、利用者に対するサービスの提供を行うことが可能になる。
ここで、例えば、上記のようなプライベートクラウド環境やパブリッククラウド環境において、仮想マシンに割り当てられた物理リソースの使用率(以下、単に仮想マシンの使用率とも呼ぶ)が上限の閾値を上回った場合、各環境内では、新たな仮想マシンの配備がそれぞれ自動的に行われる。また、各環境に配備された仮想マシンの使用率が下限の閾値を下回った場合、各環境内では、配備済の仮想マシンの削除がそれぞれ自動的に行われる。これにより、サービス事業者は、仮想マシンを配備する物理マシンの物理リソースの効率的に利用することが可能になる。
しかしながら、例えば、上記のようなプライベートクラウド環境及びパブリッククラウド環境は、それぞれ独立して構築された環境である。そのため、各環境は、それぞれ独立した管理情報に基づく管理が行われる。したがって、各環境では、例えば、他の環境に配備された仮想マシンによる物理リソースの使用状態の変化に応じて、新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除を自動的に行うことができない。
これに対し、サービス事業者は、例えば、サービスの利用量が増加することが事前に予測される場合において、使用する予定の仮想マシンをパブリッククラウド環境に予め配備しておく場合がある。これにより、サービス事業者は、業務システムを、サービスの利用量の増加に対応可能な構成にすることが可能になる。
しかしながら、この場合、サービス事業者は、パブリッククラウド環境に配備した仮想マシンを使用していない期間についても、パブリッククラウド環境(パブリッククラウド環境に配備された仮想マシン)の使用料をクラウド事業者に支払う必要がある。そのため、サービス事業者は、利用者に対するサービスの提供を効率的に行うことができない。
そこで、一つの側面では、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が異なる環境に対して仮想マシンの配備を行う仮想マシン管理方法、仮想マシン管理装置及び仮想マシン管理プログラムを提供することを目的とする。
実施の形態の一つの態様によれば、第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得し、取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する。
一つの側面によれば、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が異なる環境に対して仮想マシンの配備を行う。
情報処理システム10の全体構成を説明する図である。 物理マシン1に配備された仮想マシン11の具体例を説明する図である。 物理マシン1に配備された仮想マシン11の具体例を説明する図である。 物理マシン1に配備された仮想マシン11の具体例を説明する図である。 物理マシン1及び物理マシン2のハードウエア構成を説明する図である。 図5の物理マシン1の機能ブロック図である。 図5の物理マシン2の機能ブロック図である。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明する図である。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の詳細を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の詳細を説明するフローチャートである。 第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の詳細を説明するフローチャートである。 通知情報135の具体例を説明する図である。 S14の処理において作成される指示情報136の具体例を説明する図である。 管理情報131の具体例を説明する図である。 第1識別情報132及び第2識別情報232の具体例を説明する図である。 第1識別情報132及び第2識別情報232の具体例を説明する図である。 第1識別情報132及び第2識別情報232の具体例を説明する図である。 仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合の通知情報135の具体例を説明する図である。 S23の処理において作成される指示情報136の具体例を説明する図である。 S25の処理が行われた後の第1識別情報132の具体例を説明する図である。 情報処理システム10の他の構成を説明する図である。
[情報処理システムの構成]
図1は、情報処理システム10の全体構成を説明する図である。図1に示す情報処理システム10は、第1サイトST1に配備された物理マシン1と、第2サイトST2に配備された物理マシン2と、事業者端末31とによって構成される。第1サイトST1と第2サイトST2とは、例えば、物理的に離れた位置(例えば、数十(km)から数百(km)程度離れた位置)にそれぞれ設けられている。また、第1サイトST1の機器と第2サイトST2の機器とは、ネットワークNWを介して互いにアクセス可能になっている。ネットワークNWは、例えば、WAN(Wide Area Network)やLAN(Local Area Network)である。
図1に示す物理マシン1は、1台以上の物理マシンから構成される物理マシン群である。そして、物理マシン1には、仮想マシン11が配備される。具体的に、物理マシン1では、仮想マシン11を生成するための仮想化基盤ソフトウエアである仮想化ソフトウエア21が動作することにより、物理マシン1のCPU(Central Processing Unit)やメモリ等の物理リソースを割り当てて仮想マシン11を生成する。なお、以下、サービス事業者が物理マシン1を所有しているものとし、物理マシン1に配備された仮想マシン11によって実現されるクラウド環境をプライベートクラウド環境CL1とも呼ぶ。
図1に示す物理マシン2は、物理マシン1と同様に、1台以上の物理マシンから構成される物理マシン群である。そして、物理マシン2には、仮想マシン12が配備される。具体的に、物理マシン2では、仮想化ソフトウエア22が動作することにより、物理マシン2のCPUやメモリ等の物理リソースを割り当てて仮想マシン12を生成する。なお、以下、クラウド事業者が物理マシン2を所有しているものとし、物理マシン2に配備された仮想マシン12によって実現されるクラウド環境をパブリッククラウド環境CL2とも呼ぶ。
そして、物理マシン1に配備された仮想マシン11及び物理マシン2に配備された仮想マシン12には、例えば、サービス事業者が利用者に対してサービスを提供するための業務システムが構築される。
事業者端末31は、サービス事業者が使用する端末であり、例えば、第1サイトST1及び第2サイトST2の外に設けられた端末である。具体的に、サービス事業者は、例えば、事業者端末31を介して物理マシン1及び2にアクセスし、仮想マシン11及び12の使用率等を取得する。なお、事業者端末31は、複数の端末からなるものであってよい。
また、利用者端末32は、サービス事業者が提供するサービスを利用するための端末である。利用者は、例えば、利用者端末32を介して、仮想マシン11または仮想マシン12に対してアクセスを行い、サービス事業者が提供するサービスを利用する。なお、利用者端末32は、図1に示すように、複数の端末からなるものであってよい。
[物理マシンに配備された仮想マシンの具体例]
次に、物理マシン1に配備された仮想マシン11の具体例について説明を行う。図2から図4は、物理マシン1に配備された仮想マシン11の具体例を説明する図である。
図2に示す例において、物理マシン1には、仮想マシン11a、11b及び11cが配備されている。図2に示す物理マシン1は、物理マシン1において新たな仮想マシンの配備または配備済の仮想マシンの削除を行う制御装置41を有する。また、図2に示す物理マシン1は、利用者端末32から送信された処理要求(利用者がサービスの提供を受けるために行う処理要求)を各仮想マシンに振り分ける要求振分装置51(以下、ロードバランサ51とも呼ぶ)と、各仮想マシンの使用率等の情報を取得する監視装置61とを有する。なお、制御装置41、要求振分装置51及び監視装置61は、例えば、物理マシン1に配備された仮想マシン11からなるものであってもよい。
制御装置41は、例えば、監視装置61が取得した情報の内容に応じて、新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除を行う。また、要求振分装置51は、例えば、各仮想マシンの使用率が均等になるように、各仮想マシンに対して、利用者端末32から送信された処理要求の割り振りを行う。これにより、サービス事業者は、例えば、特定の仮想マシンの使用率の上昇に起因したサービスの停止等を防止することが可能になる。
一方、図2に示す物理マシン2は、物理マシン2において新たな仮想マシンの配備または配備済の仮想マシンの削除を行う制御装置42を有する。図2に示す例において、物理マシン2には、仮想マシンが配備されていない状態である。なお、制御装置42は、例えば、物理マシン2に配備された仮想マシン12からなるものであってもよい。
次に、サービス事業者が物理マシン2に仮想マシンを配備する場合の具体例について説明を行う。図3及び図4は、サービス事業者が物理マシン2に仮想マシンを配備する場合の具体例を説明する図である。具体的に、図3に示す例において、物理マシン2には、仮想マシン12a、12b及び12cが配備されている。
サービス事業者は、例えば、ある期間においてサービスの利用量が一時的に増加することが予測される場合、図3に示すように、その期間中における業務システムの処理能力を向上させるために、クラウド事業者と契約を行い、例えば、物理マシン2に仮想マシンを配備する。そして、要求振分装置51は、図4に示すように、仮想マシン11a、11b及び11cだけでなく、仮想マシン12a、12b及び12cに対しても、利用者端末32から送信された処理要求の振り分けを行う。これにより、サービス事業者は、例えば、新たな物理マシンの購入等を行うことなく、業務システムをサービスの利用量の増加に対応可能な構成にすることが可能になる。
ここで、プライベートクラウド環境CL1及びパブリッククラウド環境CL2は、それぞれ独立して構築された環境である。そのため、新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除等の管理は、プライベートクラウド環境CL1とパブリッククラウド環境CL2とでそれぞれ独立して行われる。したがって、例えば、物理マシン2の制御装置42は、仮想マシン11a、11b及び11cによる物理リソースの使用状態の変化に応じて、物理マシン2における新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除を自動的に行うことができない。
これに対し、サービス事業者は、例えば、サービスの利用量が一時的に増加することが予測される場合において、使用する予定の仮想マシンを物理マシン2に予め配備しておく場合がある。これにより、サービス事業者は、業務システムを、サービスの利用量の増加に対応可能な構成にすることが可能になる。
しかしながら、この場合、サービス事業者は、物理マシン2に配備した仮想マシン12a、12b及び12cを使用していない期間についても、各仮想マシンの使用料(パブリッククラウド環境CL2の使用料)をクラウド事業者に支払う必要が生じる。そのため、サービス事業者は、利用者に対するサービスの提供を効率的に行うことができない。
そこで、本実施の形態における物理マシン1(以下、第1物理マシン1とも呼ぶ)は、物理マシン1に配備された仮想マシン11(以下、第1仮想マシン11とも呼ぶ)の使用率を監視装置61から取得する。そして、物理マシン1は、仮想マシン11の使用率が所定の閾値(以下、第1閾値とも呼ぶ)を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が物理マシン1と異なる物理マシン2(以下、第2物理マシン2とも呼ぶ)に対して、新たな仮想マシン(以下、第2仮想マシン12とも呼ぶ)の配備を指示する。その後、物理マシン1は、要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための識別情報を物理マシン2から取得する。
すなわち、物理マシン1は、仮想マシン11の使用率が予め定められた条件を満たした場合に、物理マシン1が直接仮想マシンの配備を行うことができない物理マシン2(仮想化基盤が異なる物理マシン2)に対して、仮想マシン12の配備の指示を行う。これにより、サービス事業者は、物理マシン2に対する仮想マシン12の配備の指示を、仮想マシン12の配備を行う必要が生じたタイミングで行うことが可能になる。そのため、サービス事業者は、必要な期間においてのみ仮想マシン12の配備を行うことが可能になる。したがって、サービス事業者は、利用者に対するサービスの提供を、コスト等の観点から効率的に行うことが可能になる。
[情報処理装置のハードウエア構成]
次に、物理マシン1のハードウエア構成について説明する。図5は、物理マシン1及び物理マシン2のハードウエア構成を説明する図である。
物理マシン1は、プロセッサであるCPU101と、メモリ102と、外部インターフェース(I/Oユニット)103と、記憶媒体(ストレージ)104とを有する。各部は、バス105を介して互いに接続される。
記憶媒体104は、記憶媒体104内のプログラム格納領域(図示しない)に、物理マシン1及び物理マシン2に配備された仮想マシンの管理等を行う処理(以下、仮想マシン管理処理とも呼ぶ)を行うためのプログラム110を記憶する。
CPU101は、図5に示すように、プログラム110の実行時に、プログラム110を記憶媒体104からメモリ102にロードし、プログラム110と協働して仮想マシン管理処理を行う。
記憶媒体104は、例えば、仮想マシン管理処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域130(以下、記憶部130とも呼ぶ)を有する。また、外部インターフェース103は、物理マシン2、事業者端末31及び利用者端末32と通信を行う。
また、物理マシン2は、プロセッサであるCPU201と、メモリ202と、外部インターフェース(I/Oユニット)203と、記憶媒体(ストレージ)204とを有する。各部は、バス205を介して互いに接続される。
記憶媒体204は、記憶媒体204内のプログラム格納領域(図示しない)に、物理マシン2に対して新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除等を行う処理を行うためのプログラム210を記憶する。
CPU201は、図5に示すように、プログラム210の実行時に、プログラム210を記憶媒体204からメモリ202にロードし、プログラム210と協働して仮想マシン管理処理を行う。
記憶媒体204は、例えば、仮想マシン管理処理を行う際に用いられる情報を記憶する情報格納領域230(以下、記憶部230とも呼ぶ)を有する。また、外部インターフェース103は、物理マシン1と通信を行う。
[物理マシンのソフトウエア構成]
次に、物理マシン1及び物理マシン2のソフトウエア構成について説明する。図6は、図5の物理マシン1の機能ブロック図である。具体的に、図6は、図5の物理マシン1における制御装置41の機能ブロック図である。
物理マシン1のCPU101は、プログラム110と協働することにより、仮想マシン管理部111と、使用率取得部112と、配備指示部113と、情報取得部114と、削除指示部115として動作する。また、図6に示すように、情報格納領域130には、管理情報131と、識別情報132と、第1閾値情報133と、第2閾値情報134とが記憶されている。
また、図7は、図5の物理マシン2の機能ブロック図である。具体的に、図7は、図5の物理マシン2における制御装置42の機能ブロック図である。
物理マシン2のCPU201は、プログラム210と協働することにより、仮想マシン管理部211として動作する。また、図7に示すように、情報格納領域230には、管理情報231と、識別情報232とが記憶されている。
仮想マシン管理部111は、物理マシン1において新たな仮想マシンの配備または配備済の仮想マシンの削除を行う。具体的に、仮想マシン管理部111は、使用率取得部112が取得した各仮想マシンの使用率の内容に応じて、物理マシン1において新たな仮想マシンの配備や配備済の仮想マシンの削除を行う。
使用率取得部112は、監視装置61が取得した仮想マシン11の使用率の情報を取得する。具体的に、使用率取得部112は、監視装置61が送信した使用率の情報を受信するものであってよい。使用率の情報は、例えば、仮想マシン11のCPUの使用率、メモリの使用率及びディスクの使用率である。なお、監視装置61は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値(第1閾値)を上回る場合にのみ、使用率取得部112に送信するものであってもよい。
配備指示部113は、使用率取得部112が仮想マシン11の使用率の情報を取得した場合において、取得した仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回る場合、物理マシン2に対して新たな仮想マシンである仮想マシン12の配備を指示する。配備指示部113は、例えば、仮想マシン管理部111が物理マシン1に新たな仮想マシンの配備を行うことができない場合に、物理マシン2に対して新たな仮想マシンである仮想マシン12の配備を指示するものであってよい。すなわち、配備指示部113は、例えば、物理マシン1に仮想マシンを新たに配備するための物理リソースが残っていない場合に、物理マシン2に仮想マシン12の配備を指示する。
なお、物理マシン1及び物理マシン2は、それぞれ異なる管理情報によって管理される。具体的に、物理マシン1及び仮想マシン11は、物理マシン1及び仮想マシン11を管理するために必要な各情報を含む管理情報131(以下、第1管理情報131とも呼ぶ)によって管理される。また、物理マシン2及び仮想マシン12は、物理マシン2及び仮想マシン12を管理するために必要な各情報を含む管理情報231(以下、第2管理情報231とも呼ぶ)によって管理される。
情報取得部114は、要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための識別情報232(以下、第2識別情報232とも呼ぶ)を物理マシン2から取得する。そして、情報取得部114は、例えば、取得した第2識別情報232を、識別情報132(以下、第1識別情報132とも呼ぶ)の一部として情報格納領域130に記憶する。
なお、この場合、要求振分装置51は、情報格納領域130に記憶された第1識別情報132を参照して、仮想マシン11に処理要求を振り分ける。さらに、物理マシン2に仮想マシン12が配備されている場合、要求振分装置51は、情報格納領域130に記憶された第1識別情報132(情報取得部114が取得した第2識別情報232を含む)を参照して、仮想マシン11及び仮想マシン12に処理要求を振り分ける。
削除指示部115は、使用率取得部112が仮想マシン11の使用率を含む情報を取得した場合において、取得した仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値(以下、第2閾値とも呼ぶ)を下回る場合、物理マシン2に対して、物理マシン2に配備済の仮想マシンである仮想マシン12の削除を指示する。第2閾値情報134の値は、例えば、第1閾値情報133の値よりも小さい値であってよい。
また、仮想マシン管理部211は、物理マシン2において新たな仮想マシンの配備または配備済の仮想マシンの削除を行う。具体的に、仮想マシン管理部211は、配備指示部113及び削除指示部115から送信された情報の内容に応じて、物理マシン2において新たな仮想マシンの配備または配備済の仮想マシンの削除を行う。
なお、監視装置61がCPUの使用率、メモリの使用率及びディスクの使用率をそれぞれ監視する場合、第1閾値情報133及び第2閾値情報134には、それぞれ異なる閾値情報が設定されるものであってもよい。そして、この場合、配備指示部113は、例えば、各使用率のうち、それぞれに対応する第1閾値を上回る使用率が1つ以上存在する場合に、物理マシン2に対して仮想マシン12の配備を指示するものであってもよい。同様に、削除指示部115は、例えば、各使用率のうち、それぞれに対応する第2閾値を下回る使用率が1つ以上存在する場合に、物理マシン2に対して仮想マシン12の削除を指示するものであってもよい。
[第1の実施の形態の概略]
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図8は、第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明するフローチャートである。また、図9から図11は、第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の概略を説明する図である。以下、図9から図11を参照しながら、図8の仮想マシン管理処理について説明を行う。
物理マシン1(制御装置41)は、図8に示すように、使用率取得タイミングまで待機する(S1のNO)。使用率取得タイミングは、例えば、監視装置61が物理マシン1に対して送信した仮想マシン11の使用率の情報を、物理マシン1が受信したタイミングであってよい。そして、使用率取得タイミングになった場合(S1のYES)、物理マシン1は、図9に示すように、物理マシン1に配備された仮想マシン11の使用率を取得する(S2)。すなわち、物理マシン1は、監視装置61が送信した仮想マシン11の使用率の受信することにより、仮想マシン11の使用率を取得する。
次に、物理マシン1は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っているか否かを判定する(S3)。その結果、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っている場合(S3のYES)、物理マシン1は、図9に示すように、第1管理情報131と異なる第2管理情報231によって管理される物理マシン2に対して、新たな仮想マシンである仮想マシン12の配備を指示する(S4)。
すなわち、物理マシン1及び物理マシン2の仮想化基盤が異なる場合、物理マシン1及び物理マシン2は、互いに他の物理マシンに配備された仮想マシンの使用状態に関する情報を自動的に共有することができない。そのため、物理マシン2は、例えば、物理マシン1に配備された仮想マシン11の使用状態に応じて、物理マシン2において仮想マシンの配備または削除を自動的に行うことができない。
そこで、本実施の形態における物理マシン1は、仮想マシン11の使用率が予め定められた条件を満たした場合に、物理マシン1と仮想化基盤が異なる物理マシン2に対して、仮想マシン12の配備の指示を行う。これにより、サービス事業者は、物理マシン2に対する仮想マシン12の配備の指示を、仮想マシン12の配備を行う必要が生じたタイミングで行うことが可能になる。そのため、サービス事業者は、必要な期間においてのみ仮想マシン12の配備を行うことが可能になる。
なお、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っていない場合(S3のNO)、物理マシン1は、S4以降の処理を実行せずに、次の使用率取得タイミングまで待機する(S1)。
また、物理マシン1は、S4の処理を実行した場合、物理マシン2における仮想マシン12の配備が完了するまで待機する(S5)。そして、仮想マシン12の配備が完了した場合(S5のYES)、物理マシン1は、図10に示すように、要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための第2識別情報232を物理マシン2から取得する(S6)。
すなわち、物理マシン2において仮想マシン12が配備された場合、要求振分装置51は、物理マシン1に配備された仮想マシン11のみでなく、仮想マシン12に対しても処理要求(利用者端末32から送信された処理要求)を送信する必要がある。そのため、物理マシン1は、S6の処理において、仮想マシン12にアクセスするために必要な情報である第2識別情報232を取得する。これにより、要求振分装置51は、図11に示すように、仮想マシン11のみでなく、仮想マシン12に対しても処理要求を送信することが可能になる。
このように、物理マシン1(制御装置41)は、物理マシン1に配備された仮想マシン11に割り当てられた物理マシン1の物理リソースの使用率を、物理マシン1の物理リソースを監視する監視装置61から取得する。そして、物理マシン1は、取得した使用率が第1閾値情報133の値を上回る場合、物理マシン1を管理するための情報である第1管理情報131と異なる第2管理情報231によって管理される物理マシン2に対して、新たな仮想マシンである仮想マシン12の配備を指示する。その後、物理マシン1は、仮想マシン11及び仮想マシン12に対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための第2識別情報232を、物理マシン2から取得する。
これにより、サービス事業者は、必要な期間においてのみ仮想マシン12の配備を行うことが可能になる。そのため、サービス事業者は、利用者に対するサービスの提供をコスト等の観点から効率的に行うことが可能になる。
[第1の実施の形態の詳細]
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図12から図14は、第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図15から図23は、第1の実施の形態における仮想マシン管理処理の詳細を説明する図である。図15から図23を参照しながら、図12から図14の仮想マシン管理処理を説明する。
使用率取得部112は、図12に示すように、使用率取得タイミングまで待機する(S11のNO)。そして、使用率取得タイミングになった場合(S11のYES)、使用率取得部112は、物理マシン1に配備された仮想マシン11の使用率を取得する(S12)。以下、監視装置61が使用率取得部112に送信する仮想マシン11の使用率の情報を含む通知情報135の具体例について説明を行う。
[通知情報の具体例]
図15は、通知情報135の具体例を説明する図である。図15に示す通知情報135は、監視装置61が監視を行った時刻を示す「時刻」と、使用率が第1閾値情報133の値を上回った仮想マシンを識別する「仮想マシン名」とを項目として有する。また、図15に示す通知情報135は、監視装置61が監視した使用率のうち、第1閾値情報133の値を上回った使用率を識別する「監視情報」と、第1閾値情報133の値を上回った使用率の具体的な数値を設定する「数値」とを項目として有する。「監視情報」には、例えば、CPUの使用率が第1閾値情報133の値を上回った場合に設定される「CPU使用率」と、メモリの使用率が第1閾値情報133の値を上回った場合に設定される「メモリ使用率」と、ディスクの使用率が第1閾値情報133の値を上回った場合に設定される「ディスク使用率」とが設定される。なお、以下、第1閾値情報133の値が「80(%)」であるものとして説明を行う。
具体的に、図15に示す通知情報135において、「時刻」に「2015/8/11 17:30:00」が設定され、「仮想マシン名」に「仮想マシン11b」が設定され、「監視情報」に「CPU使用率」が設定され、「数値」に「85(%)」が設定されている。すなわち、図15に示す通知情報135は、例えば、CPUの使用率が第1閾値情報133の値である「80(%)」を上回る「85(%)」であったために作成された情報である。
図12に戻り、配備指示部113は、使用率取得部112が取得した仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っているか否かを判定する(S13)。その結果、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っている場合(S13のYES)、配備指示部113は、第1管理情報131と異なる第2管理情報231によって管理される物理マシン2に対して、仮想マシン12の配備を指示する(S14)。具体的に、配備指示部113は、仮想マシン12の配備を指示するための指示情報136を作成し、第2物理マシン(仮想マシン管理部211)に送信する。以下、S14の処理において作成される指示情報136の具体例について説明を行う。
[指示情報の具体例]
図16は、S14の処理において作成される指示情報136の具体例を説明する図である。図16に示す指示情報136は、物理マシン2(クラウド事業者)から物理マシン1(サービス事業者)に対して払い出されたユーザIDである「ユーザID」と、「ユーザID」に設定された情報に対応するパスワードである「パスワード」とを項目として有する。また、図16に示す指示情報136は、物理マシン1が物理マシン2に対して指示を行う内容である「指示内容」と、「指示内容」に設定された処理を行う仮想マシンの台数を示す「台数」とを項目として有する。「指示内容」には、例えば、新たな仮想マシンの配備を指示する「VM配備」、または、配備済の仮想マシンの削除を指示する「VM削除」が設定される。
具体的に、図16に示す指示情報136において、「ユーザID」に「AAA」が設定され、「パスワード」に「DDD」が設定され、「指示内容」に「VM配備」が設定され、「台数」に「4(台)」が設定されている。すなわち、図16に示す指示情報136は、物理マシン1が物理マシン2に対し、新たな仮想マシンを4台配備することを指示するための情報である。
なお、サービス事業者は、物理マシン1が物理マシン2に対して仮想マシン12の配備の指示等を行うために、クラウド事業者との間で、物理マシン2に仮想マシンを配備するための契約を予め行う必要がある。そして、サービス事業者は、例えば、クラウド事業者との間で行った契約の内容に関する情報(例えば、ユーザIDやパスワード)を、管理情報131の一部として情報格納領域130に記憶する。以下、管理情報131の具体例について説明を行う。
[管理情報の具体例]
図17は、管理情報131の具体例を説明する図である。なお、以下、クラウド事業者がパブリッククラウド環境を実現するために所有する物理マシンとして、図1等で説明した物理マシン2以外に、物理マシン3及び物理マシン4が存在するものとして説明を行う。
図17に示す管理情報131は、管理情報131に含まれる各情報を識別する「項番」と、仮想マシンの配備等を指示する物理マシンを識別する「物理マシン名」とを項目として有する。また、図17に示す管理情報131は、「物理マシン名」に設定された物理マシンのIPアドレスである「IPアドレス」と、図16で説明した「ユーザID」及び「パスワード」とを項目として有する。
具体的に、図17に示す管理情報131において、「項番」が「1」である情報には、「物理マシン名」に「物理マシン2」が設定され、「IPアドレス」に「10.168.10.1」が設定されている。また、図17に示す管理情報131において、「項番」が「1」である情報には、「ユーザID」に「AAA」が設定され、「パスワード」に「DDD」が設定されている。図17の他の情報については説明を省略する。
これにより、配備指示部113は、例えば、指示情報136を物理マシン2に送信する際に、物理マシン2(仮想マシン管理部211)のIPアドレスを取得することが可能になる。
また、管理情報131は、物理マシン1(仮想マシン管理部111)が仮想マシン11の管理を行うために用いる他の情報についても含むものであってよい。具体的に、管理情報131には、例えば、仮想マシン管理部111が仮想マシン11を作成する際に利用する仮想マシン11のテンプレート情報が含まれるものであってよい。
図12に戻り、情報取得部114は、物理マシン2において仮想マシン12の配備が完了するまで待機する(S15のNO)。具体的に、情報取得部114は、例えば、仮想マシン12の配備が完了した旨の情報を物理マシン2から受信するまで待機するものであってよい。
その後、仮想マシン12の配備が完了した場合(S15のYES)、情報取得部114は、要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための第2識別情報232を仮想マシン12から取得する。そして、情報取得部114は、取得した第2識別情報232を情報格納領域130に記憶する(S16)。以下、第1識別情報132及び第2識別情報232の具体例について説明を行う。なお、以下、第2識別情報232は、第1識別情報132の一部として情報格納領域130に記憶されるものとして説明を行う。
[識別情報の具体例]
図18から図20は、第1識別情報132及び第2識別情報232の具体例を説明する図である。初めに、第1識別情報132の具体例について説明を行う。図18は、第1識別情報132の具体例について説明する図である。
図18に示す第1識別情報132は、第1識別情報132に含まれる各情報を識別する「項番」と、「仮想マシン」に設定された仮想マシンが配備されている物理マシンを識別する「物理マシン名」とを項目として有する。また、図18に示す第1識別情報132は、各仮想マシンを識別する「仮想マシン名」と、「仮想マシン名」に設定された仮想マシンのIPアドレスである「IPアドレス」とを項目として有する。
具体的に、図18に示す第1識別情報132において、「項番」が「1」である情報には、「物理マシン名」に「物理マシン1」が設定され、「仮想マシン名」に「仮想マシン11a」が設定され、「IPアドレス」に「10.168.10.11」が設定されている。すなわち、図18に示す第1識別情報132には、物理マシン1に配備されている各仮想マシンの情報が含まれている。そのため、要求振分装置51は、第1識別情報132を参照することにより、物理マシン1に配備されている各仮想マシンに対して処理要求を行うことが可能になる。図18に示す他の情報については説明を省略する。
次に、第2識別情報232の具体例について説明を行う。図19は、第2識別情報232の具体例について説明する図である。
図19に示す第2識別情報232は、例えば、図18に示す第1識別情報132と同じ項目を有している。具体的に、図19に示す第2識別情報232において、「項番」が「1」である情報には、「物理マシン名」に「物理マシン2」が設定され、「仮想マシン名」に「仮想マシン12a」が設定され、「IPアドレス」に「10.168.20.11」が設定されている。すなわち、図19に示す識別情報232には、物理マシン2(仮想マシン管理部211)が物理マシン1から送信された指示情報136に基づいて配備した仮想マシン12の情報が含まれている。そのため、要求振分装置51は、情報取得部114が取得した第2識別情報232を参照することにより、物理マシン2に配備されている仮想マシン12に対して処理要求を行うことが可能になる。図19に示す他の情報については説明を省略する。
続いて、情報取得部114が取得した第2識別情報232を含む第1識別情報132の具体例について説明を行う。図20は、第2識別情報232を含む第1識別情報132の具体例について説明する図である。すなわち、図20に示す第1識別情報132は、S16の処理において、情報取得部114が第2識別情報232を第1識別情報132の一部として情報格納領域130に記憶した場合における第1識別情報132である。
具体的に、図20に示す第1識別情報132において、「項番」が「1」から「3」である情報は、図18に示す第1識別情報132における「項番」が「1」から「3」である情報に対応する。また、図20に示す第1識別情報132において、「項番」が「4」から「7」である情報(図20の下線部分)は、図19に示す第2識別情報232における「項番」が「1」から「4」である情報に対応する。すなわち、要求振分装置51は、図20に示す第1識別情報132を参照することにより、物理マシン1に配備されている仮想マシン11のみでなく、物理マシン2に配備されている仮想マシン12に対して処理要求を行うことが可能になる。
その後、使用率取得部112は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っているか否かの判定を再度行う(S13)。すなわち、使用率取得部112は、仮想マシン12の配備が完了し、仮想マシン11のみが実行していた処理を仮想マシン12においても実行するように構成変更を行った結果、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値以下になったか否かを判定する。
その結果、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っている場合(S13のYES)、使用率取得部112は、S14以降の処理を再度実行する。すなわち、仮想マシン11が実行していた処理を仮想マシン12においても実行するように構成変更した後においても、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っている場合、配備指示部113は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値以下になるまで、仮想マシン12の配備を物理マシン2に繰り返し指示する。
これにより、配備指示部113は、物理マシン2に配備する必要がある台数の仮想マシン12が配備されるまで、物理マシン2に仮想マシン12の配備の指示を行うことが可能になる。さらに、配備指示部113は、物理マシン2に仮想マシン12を配備すべきか否かの判定を1台ずつ行うため、物理マシン2に配備する仮想マシン12の台数を最小の台数に留めることが可能になる。これにより、サービス事業者は、物理マシン2に仮想マシン12を配備することにより発生する使用料を低減させることが可能になる。なお、配備指示部113は、例えば、仮想マシン11の使用率に応じて、2台以上の仮想マシン12を配備するための指示を同時に行うものであってもよい。
次に、S13の処理において、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っていない場合の処理について説明を行う。具体的に、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っていない場合(S13のNO)、削除指示部115は、図13に示すように、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値とは異なる第2閾値情報134の値を下回っているか否かを判定する(S21)。以下、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合の通知情報135の具体例について説明を行う。
[通知情報の具体例]
図21は、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合の通知情報135の具体例を説明する図である。図21に示す通知情報135は、図15で説明した通知情報135と同じ項目を有している。なお、以下、第2閾値情報134の値が「50(%)」であるものとして説明を行う。
具体的に、図21に示す通知情報135において、「時刻」に「2015/8/11 19:20:00」が設定され、「仮想マシン名」に「仮想マシン11c」が設定され、「監視情報」に「CPU使用率」が設定され、「数値」に「45(%)」が設定されている。すなわち、図21に示す通知情報135は、例えば、CPUの使用率が第1閾値情報133の値である「50(%)」を下回る「45(%)」であったために作成された情報である。
図13に戻り、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合(S21のYES)、削除指示部115は、物理マシン2に仮想マシン12(物理マシン1からの指示情報136に基づいて作成された仮想マシン)が存在するか否かを判定する(S22)。具体的に、使用率取得部112は、例えば、図20で説明した第1識別情報132を参照することにより、物理マシン2に仮想マシン12が存在するか否かを判定するものであってよい。
そして、物理マシン2に仮想マシン12が存在する場合(S22のYES)、削除指示部115は、第1管理情報131と異なる第2管理情報231によって管理される物理マシン2に対して、配備済の仮想マシン12の削除を指示する(S23)。具体的に、削除指示部115は、仮想マシン12の削除を指示するための指示情報136を作成し、第2物理マシン(仮想マシン管理部211)に送信する。以下、S23の処理において作成される指示情報136の具体例について説明を行う。
[指示情報の具体例]
図22は、S23の処理において作成される指示情報136の具体例を説明する図である。図22に示す指示情報136は、図16で説明した指示情報136と同じ項目を有する。具体的に、図22に示す指示情報136において、「ユーザID」に「AAA」が設定され、「パスワード」に「DDD」が設定され、「指示内容」に「VM削除」が設定され、「台数」に「2(台)」が設定されている。すなわち、図22に示す指示情報136は、物理マシン2に対し、配備済の仮想マシンを2台削除することを指示するための情報である。
すなわち、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合、利用者にサービスと提供するための仮想マシンの台数は過剰である。そのため、この場合、使用率取得部112は、物理マシン2に配備済の仮想マシン12の削除を行う。これにより、サービス事業者は、物理マシン2に仮想マシン12を配備することにより発生する使用料を低減させることが可能になる。
図13に戻り、情報取得部114は、物理マシン2において仮想マシン12の削除が完了するまで待機する(S24のNO)。具体的に、情報取得部114は、例えば、仮想マシン12の削除が完了した旨の情報を物理マシン2から受信するまで待機するものであってよい。
そして、仮想マシン12の配備が完了した場合(S24のYES)、情報取得部114は、情報格納領域130に記憶された第1識別情報132から、S23の処理で削除を指示した仮想マシン12に対応する識別情報を削除する(S25)。以下、S25の処理が行われた後の第1識別情報132の具体例について説明を行う。
[識別情報の具体例]
図23は、S25の処理が行われた後の第1識別情報132の具体例を説明する図である。図23に示す第1識別情報132は、図20に示す第1識別情報132から、図20に示す第1識別情報132における「項番」が「4」及び「6」である情報が削除された情報である。
これにより、要求振分装置51は、S23の処理において削除を指示した仮想マシン12に対する処理要求の送信を中止することが可能になる。
図13に戻り、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っていない場合、または、物理マシン2に仮想マシン12が存在しない場合(S21のNO、S22のNO)、S23からS25の処理は実行されない。
このように、物理マシン1は、物理マシン1に配備された仮想マシン11に割り当てられた物理マシン1の物理リソースの使用率を監視装置61から取得する。そして、物理マシン1は、取得した使用率が第1閾値情報133の値を上回る場合、物理マシン1を管理するための情報である第1管理情報131と異なる第2管理情報231によって管理される物理マシン2に対して、新たな仮想マシンである仮想マシン12の配備を指示する。また、物理マシン1は、要求振分装置51が仮想マシン12にアクセスするための第2識別情報232を物理マシン2から取得する。
これにより、サービス事業者は、仮想マシン12の配備を必要な期間においてのみ行うことが可能になる。そのため、サービス事業者は、利用者に対するサービスの提供を、コストの上昇を抑えながら行うことが可能になる。
なお、監視装置61は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っているか否か、及び、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っているか否かの判定を行うものであってもよい。そして、監視装置61は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っている場合、または、仮想マシン11の使用率が第2閾値情報134の値を下回っている場合に限り、通知情報135を使用率取得部112に送信するものであってもよい。さらに、配備指示部113は、この場合、使用率取得部112が監視装置61から通知情報135を受信したことに応じて、仮想マシン12の配備の指示を行うものであってよい。
これにより、監視装置61は、使用率取得部112に通知情報135を送信する回数を抑えることが可能になる。そのため、サービス事業者は、通知情報135の送信に伴う監視装置61の処理負担を軽減させることが可能になる。また、この場合、配備指示部113は、仮想マシン11の使用率が第1閾値情報133の値を上回っているか否か等の判定を行う必要がなくなる。そのため、サービス事業者は、仮想マシン12の配備を行うために要する配備指示部113の処理負担を軽減することが可能になる。
[要求振分処理]
次に、要求振分装置51が利用者端末32から送信された処理要求を各仮想マシンに振り分ける処理(以下、要求振分処理とも呼ぶ)について説明を行う。なお、要求振分処理は、仮想マシン管理処理と並行して実行される処理である。以下、要求振分処理の詳細について説明を行う。
初めに、要求振分装置51は、図14に示すように、利用者端末32からの処理要求を受信するまで待機する(S31)。この処理要求は、例えば、サービス事業者が提供するサービスを利用するために、利用者が利用者端末32を介して送信する処理要求である。
そして、利用者端末32からの処理要求を受信した場合(S31のYES)、要求振分装置51は、受信した処理要求が仮想マシン11への処理要求であるか否かを判定する(S32)。その結果、仮想マシン11への処理要求である場合(S32のYES)、要求振分装置51は、情報格納領域130に記憶された第1識別情報132を参照し、仮想マシン11に対する処理要求を行う(S33)。
その後、要求振分装置51は、受信した処理要求が仮想マシン12への処理要求であるか否かを判定する(S34)。そして、仮想マシン12への処理要求である場合(S34のYES)、要求振分装置51は、情報格納領域130に記憶された第2識別情報232(例えば、第1識別情報132の一部として記憶されている情報)を参照し、仮想マシン12に対する処理要求を行う(S35)。
これにより、要求振分装置51は、物理マシン1に配備された仮想マシン11と、物理マシン2に配備された仮想マシン12とを区別することなく、処理要求の送信を行うことが可能になる。
[情報処理システムの他の構成]
次に、情報処理システム10の他の構成について説明を行う。図24は、情報処理システム10の他の構成を説明する図である。
図24に示すように、制御装置41、要求振分装置51及び監視装置61は、それぞれ物理マシン1と異なる物理マシンからなるものであってよい。そして、制御装置41のCPU(図示しない)は、仮想マシン管理部111、使用率取得部112、配備指示部113、情報取得部114及び削除指示部115として動作するものであってもよい。なお、制御装置41は、複数の物理マシンからなるものであってもよい。そして、この場合、ある物理マシンのCPU(図示しない)が仮想マシン管理部111として動作し、他の物理マシンのCPU(図示しない)が使用率取得部112、配備指示部113、情報取得部114及び削除指示部115として動作するものであってもよい。
また、図24に示すように、制御装置42は、物理マシン2と異なる物理マシンからなるものであってよい。そして、制御装置42のCPU(図示しない)は、仮想マシン管理部211として機能するものであってよい。
以上の実施の形態をまとめると、以下の付記のとおりである。
(付記1)
第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得し、
取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記2)
前記要求振分装置は、前記第2物理マシンから取得した識別情報を参照し、前記第2仮想マシンに対する処理要求を行い、前記第1仮想マシンにアクセスするための識別情報を参照し、前記第1仮想マシンに対する処理要求を行う、
ことを特徴とする付記1に記載の仮想マシン管理方法。
(付記3)
前記物理リソースの使用率が前記第1閾値より低い第2閾値を下回る場合、前記第2物理マシンに前記第2仮想マシンの削除を指示する、
ことを特徴とする付記1に記載の仮想マシン管理方法。
(付記4)
前記第1仮想マシンが複数の仮想マシンからなる場合、前記第2仮想マシンの配備を指示する工程では、前記複数の仮想マシンのうちのいずれかの仮想マシンの前記使用率が前記第1閾値を上回る場合に、前記第2物理マシンに対して前記第2仮想マシンの配備を指示する、
ことを特徴とする付記1に記載の仮想マシン管理方法。
(付記5)
前記第2仮想マシンの配備を指示する工程の後、前記使用率が前記第1閾値を上回っているか否かを判定し、前記使用率が前記第1閾値を上回っている場合、前記使用率が前記第1閾値以下になるまで、前記第2物理マシンに対して前記第2仮想マシンの配備を指示する、
ことを特徴とする付記1に記載の仮想マシン管理方法。
(付記6)
前記第2仮想マシンの配備を指示する工程では、前記第1物理マシンに新たな仮想マシンの配備することができない場合に、前記第2物理マシンに対して新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示する、
ことを特徴とする付記1に記載の仮想マシン管理方法。
(付記7)
第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率が第1閾値を超えた際に、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から前記使用率を取得し、
前記使用率を取得すると、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理方法。
(付記8)
第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得する使用率取得部と、
取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示する配備指示部と、
前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する情報取得部と、を有する
ことを特徴とする仮想マシン管理装置。
(付記9)
前記物理リソースの使用率が前記第1閾値より低い第2閾値を下回る場合、前記第2物理マシンに前記第2仮想マシンの削除を指示する削除指示部を有する、
ことを特徴とする付記8に記載の仮想マシン管理装置。
(付記10)
第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得し、
取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
(付記11)
前記物理リソースの使用率が前記第1閾値より低い第2閾値を下回る場合、前記第2物理マシンに前記第2仮想マシンの削除を指示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記10に記載の仮想マシン管理プログラム。
1:物理マシン 2:物理マシン
11:仮想マシン 12:仮想マシン
21:仮想化ソフトウエア 22:仮想化ソフトウエア

Claims (7)

  1. 第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得し、
    取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
    前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理方法。
  2. 前記物理リソースの使用率が前記第1閾値より低い第2閾値を下回る場合、前記第2物理マシンに前記第2仮想マシンの削除を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想マシン管理方法。
  3. 前記第2仮想マシンの配備を指示する工程の後、前記使用率が前記第1閾値を上回っているか否かを判定し、前記使用率が前記第1閾値を上回っている場合、前記使用率が前記第1閾値以下になるまで、前記第2物理マシンに対して前記第2仮想マシンの配備を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想マシン管理方法。
  4. 前記第2仮想マシンの配備を指示する工程では、前記第1物理マシンに新たな仮想マシンの配備することができない場合に、前記第2物理マシンに対して新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想マシン管理方法。
  5. 第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率が第1閾値を超えた際に、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から前記使用率を取得し、
    前記使用率を取得すると、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
    前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理方法。
  6. 第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得する使用率取得部と、
    取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示する配備指示部と、
    前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する情報取得部と、を有する
    ことを特徴とする仮想マシン管理装置。
  7. 第1物理マシンに配備された第1仮想マシンに割り当てられた前記第1物理マシンの物理リソースの使用率を、前記第1物理マシンの物理リソースを監視する監視装置から取得し、
    取得した前記使用率が第1閾値を上回る場合、仮想マシンを配備する際に参照する管理情報が前記第1物理マシンと異なる第2物理マシンに対して、新たな仮想マシンである第2仮想マシンの配備を指示し、
    前記第1仮想マシン及び前記第2仮想マシンに対して処理要求の振り分けを行う要求振分装置が前記第2仮想マシンにアクセスするための識別情報を、前記第2物理マシンから取得する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする仮想マシン管理プログラム。
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