JP2017056853A - 車両用電源制御装置、車両用電源制御装置の制御方法 - Google Patents

車両用電源制御装置、車両用電源制御装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 太陽電池により発電した電力の利用効率を改善することを目的とする。【解決手段】 本発明は、発電機と、発電機に接続された第1バッテリと、発電機を制御する第1制御部と、前記第1バッテリと接続可能な負荷とを備える車両に用いられる車両用電源制御装置であって、太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールに接続されるとともに負荷に接続可能な第2バッテリと、負荷と第1バッテリとの間に設けられた第1スイッチと、負荷と第2バッテリとの間に設けられた第2スイッチと、第2バッテリの蓄電量を検出する蓄電量検出部と、第1スイッチおよび第2スイッチを制御する第2制御部と、を備え、第2制御部は、蓄電量検出部が検出した第2バッテリの蓄電量に基づいて、第1スイッチおよび第2スイッチの開閉状態を切り替えて、負荷への電力供給源を切り替える車両用電源制御装置とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、太陽電池およびバッテリを備えた車両用の電源制御装置およびその制御方法に関する。
特許文献1には、車両に搭載されている各電気負荷に対して、太陽電池で発電した電力を直接供給するか、車両用電源としてのバッテリから供給するかを択一的に切り替える電源切り替え手段を備え、太陽電池による予測発電電力量と各電気負荷の使用電力量に応じて、各電気負荷の電力供給源を切り替え制御する車両用電源切り替え制御装置が記載されている。
特許文献2には、走行中以外の時間帯において、所定の条件(炎天下駐車中などの所定の車内環境の状態)を満たした場合に、あらかじめ設定した所定の時間、太陽電池より発電した電力によって充電されたバッテリから、ファンなどの所定の機器へ電力を供給する車両用太陽電池式補機駆動装置に関するシステムが記載されている。
特許第5534148号 特開平6−86402号
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、車両の走行中、位置変化に伴う環境変化の為に太陽電池による発電電力が刻々と変化することにより、各電気負荷への電力供給源の切り替えが頻繁に発生する。そのため、切り替えスイッチの頻度が上がる、切り替え時に瞬間的な出力の低下が発生することによりドライバーに不快感を与える、負荷によっては停止・故障する恐れがある、などの問題がある。
また、特許文献2に記載のシステムでは、走行中以外の時間帯の、かつ所定の条件が満たされた場合のみバッテリからの電力供給が行われるため、太陽電池からの電力が常時使われるわけではなく、太陽電池により発電した電力の利用効率が低いという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものである。
上記課題を解決するため、本発明は、発電機と、発電機に接続された第1バッテリと、発電機を制御する第1制御部と、前記第1バッテリと接続可能な負荷とを備える車両に用いられる車両用電源制御装置であって、太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールに接続されるとともに負荷に接続可能な第2バッテリと、負荷と第1バッテリとの間に設けられた第1スイッチと、負荷と第2バッテリとの間に設けられた第2スイッチと、第2バッテリの蓄電量を検出する蓄電量検出部と、第1スイッチおよび第2スイッチを制御する第2制御部と、を備え、第2制御部は、蓄電量検出部が検出した第2バッテリの蓄電量に基づいて、第1スイッチおよび第2スイッチの開閉状態を切り替えて、負荷への電力供給源を切り替える車両用電源制御装置とする。
また、発電機と、発電機に接続された第1バッテリと、発電機を制御する第1制御部と、第1バッテリと接続可能な負荷とを備える車両に用いられ、太陽電モジュールと、太陽電池モジュールに接続されるとともに、前記負荷に接続可能な第2バッテリと、第1バッテリおよびバッテリと接続可能な負荷と、負荷と第1バッテリとの間に設けられた第1スイッチと、負荷と第2バッテリとの間に設けられた第2スイッチと、第2バッテリの蓄電量を検出する蓄電量検出部と、第1スイッチおよび第2スイッチを制御する第2制御部と、を備える車両用電源制御装置の制御方法であって、第2制御部は、蓄電量検出部が検出した第2バッテリの蓄電量に基づいて、第1スイッチおよび第2スイッチの開閉状態を切り替えて、負荷への電力供給源を切り替える車両用電源制御装置の制御方法とする。
本発明は、上記のような構成を有することにより、電気負荷への電力供給源の頻繁な切り替えを抑制することができ、バッテリの蓄電量が不足している場合を除き、太陽電池により充電されるバッテリから常時電力の供給が行われる為、太陽電池により発電した電力の利用効率を改善することができる。
実施の形態1の電力供給システムの概略図である。 実施の形態2の電力供給システムの概略図である。 実施の形態2の電力供給システムの比較例における、電圧モニタの出力推移と、第1リレーおよび第2リレーの開閉状態の推移を示す図である。 実施の形態2の電力供給システムにおける、電圧モニタの出力推移と、第1リレーおよび第2リレーの開閉状態の推移を示す図である。 実施の形態3、4および5の電力供給システムの概略図である。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、これらの図面において、同一の参照符号は同一部分または相当部分を表すものとする。
(実施の形態1)
図1に本実施の形態の車両用電源制御装置100を含む電力供給システムの概略図を示す。車両は、エンジン101の動力によって発電される発電機102と、発電機102が接続された車載バッテリ(第1バッテリ)103と、発電機102を制御する車載電子制御ユニット(ECU)(第1制御部)(図示せず)と、太陽電池モジュール104と、太陽電池モジュール104に制御部(第2制御部)105を介して接続されたサブバッテリ(第2バッテリ)106と、車載バッテリ103およびサブバッテリ106と接続可能な負荷107と、負荷107と車載バッテリ103との間に設けられた第1リレー(第1スイッチ)108と、負荷107とサブバッテリ106との間に設けられた第2リレー(第2スイッチ)109と、サブバッテリ106の蓄電量を検出する電圧モニタ(蓄電量検出部)110とを備える。第1リレー108はA接点タイプのものであり、第2リレー109はB接点タイプのものである。したがって、通常の状態においては、第2リレー109を介してサブバッテリ106と負荷107が接続される。
制御部105は、太陽電池モジュール104に接続され、太陽電池出力が最大となるようにコントロールする機能を有する。制御部105には、電圧モニタ110で検出されたサブバッテリ106の蓄電量が入力される。制御部105は、蓄電量検出部が検出したサブバッテリ106の蓄電量に基づいて、第1リレー108および第2リレー109の開閉状態を制御し、負荷107への電力供給源として車載バッテリ103および/またはサブバッテリ106を選択する。
負荷としては、室内灯等の照明機器、エアコンディショナー等の空調機器、カーナビゲ―ションシステム等のアクセサリ機器が挙げられる。
太陽電池モジュール104と制御部105との間には、太陽電池モジュール104への電流の流れ込みを防止する逆流防止ダイオード111が設けられている。また、太陽電池モジュール104と制御部105との間には、開閉器112が設けられている。開閉器112は、太陽電池モジュール104に故障が発生した場合等の非常時のみ手動で開くことができ、通常の使用状態では閉じた状態である。
第1リレー108および第2リレー109と負荷107と間には、ブレーカ113とスイッチ114が設けられている。スイッチ114は、手動で動作させることができ、負荷107を使用する場合に閉じられる。
車載バッテリ103と第1リレー108の間には、逆流防止ダイオード115が設けられている。逆流防止ダイオード115は、太陽電池モジュール104で発生した電力やサブバッテリ106の電力が、車載バッテリ103や発電機102に流入することを防止するために設けられている。車載バッテリ103や発電機102が接続された配線に電力が流入すると、ノイズが発生する等により車載電子制御ユニット(ECU)に誤動作等の悪影響を及ぼすおそれがあるからである。
制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量を十分である時には、駐車中、走行中等を問わず、常にサブバッテリ106より負荷107へ電源を供給するように、第1リレー108および第2リレー109を制御する。ただし、制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量が少なくなった場合は、車載バッテリ103から負荷107へ電力が供給され、太陽電池モジュール104で発生した電力によってサブバッテリ106が充電されるように、第1リレー108および第2リレー109を制御する。
電力供給源の切り替えに当たっては、サブバッテリ106の蓄電量に2つの設定値、例えば20%と80%、を設け、サブバッテリ106の蓄電量が20%以下になったら供給源を車載バッテリ103に切り替え、80%以上まで回復したら再び供給源をサブバッテリ106に切り替える、という制御を行う。第1の設定値と第2の設定値は、自由に変更可能である。
(実施の形態2)
実施の形態1で説明した制御方法においては、電力供給源の切り替えの際、瞬間的な電圧降下により、負荷が誤動作する恐れがある。その為、電力供給源の切り替え時に、第1リレー(第1スイッチ)108と第2リレー(第2スイッチ)109の両方が閉じた状態の時間帯を設けることによって、本不具合を解消することができる。
本実施形態について、図面を参照して以下に詳述する。図2に、本実施形態の車両用電源制御装置100を含む電力供給システムの概略図を示す。実施の形態1の構成に加えて、ディレイ手段201、第1ディレイタイマー202、第2ディレイタイマー203が設けられている。ディレイ手段201は、電圧モニタ110と制御部105との間に設けられる。ディレイ手段201は、電圧モニタ110から受け取ったサブバッテリ106の蓄電量情報を所定時間(Td0)遅らせて、制御部105に出力する機能を有する。第1ディレイタイマー202は、制御部105と第1リレー108との間に設けられる。第1ディレイタイマー202として、限時復帰A接点のリレーを用いることができる。この場合、制御部105から出力された信号が負から正電圧に変化する場合、第1ディレイタイマー202で遅れは発生しないが、制御部105から出力された信号が正から負電圧に変化する場合、第1ディレイタイマー202で所定時間(Td1)遅れが発生し、第1リレー
108は時間(Td1)遅れて開く。また、第2ディレイタイマー203は、制御部105と第2リレー109との間に設けられる。第2ディレイタイマー203として、限時動作B接点のリレーを用いることができる。この場合、制御部105から出力された信号が負から正電圧に変化する場合、第2ディレイタイマー203で所定時間(Td2)遅れが発生し、第2リレー109は時間(Td2)遅れて開き、制御部105から出力された信号が正から負電圧に変化する場合、第2ディレイタイマー203で遅れは発生しない。
具体的な実施形態について、図3および図4を用いて説明する。図3は、本実施の形態の比較例おける、電圧モニタ110の出力推移と、第1リレー108および第2リレー109の開閉状態の推移を示す図である。電圧モニタ110と制御部105との間にディレイ手段を設けない場合、サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が第1の設定値20%以下になった瞬間に第1リレー108は閉じる。このとき、第2ディレイタイマーの働きにより第2リレー109は閉じたままの状態であるため、車載バッテリ103とサブバッテリ106が電気的に繋がることになる。このとき、サブバッテリ106の蓄電量を監視している電圧モニタ110の出力値は上昇するため、制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量が第2の設定値80%以上であると誤認し、第2リレー109は開かず、再び第1リレー108が開かれる。すると、再びサブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)は第1の設定値20%以下まで低下し、再び第1リレー108が開かれる。上記のような動作が繰り返されることにより、サブバッテリ106の蓄電量が第1の設定値20%以下になっているにもかかわらず、第2リレー109は開かれず、第1リレー108が開閉を繰り返すことになる。
図4は、本実施の形態における、電圧モニタ110の出力推移と、第1リレー108および第2リレー109の開閉状態の推移を示す図である。電圧モニタ110の出力と制御部105との間にディレイ手段201を設け、ディレイ手段201の遅延時間(Td0)を第2ディレイタイマー203の遅延時間(Td2)よりも長く設定することで、上記比較例の問題を解決することができる。以下、図4を参照して説明する。サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が第1の設定値20%以下になった時刻tから、ディレイ手段201で設定された遅延時間(Td0)を経過した時刻tにおいて、第2リレー109が閉じたまま第1リレー108が閉じられ、車載バッテリ103とサブバッテリ106が電気的に繋がる。制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が第2の設定値80%以上であるという誤認を起こすが、電圧モニタ110と制御部105との間にディレイ手段201を設けていることにより、サブバッテリ106の蓄電量が十分であるという誤りの情報が制御部105へ伝わるまでにはディレイ手段201で設定した遅延時間(Td0)を要することになる。一方、最初にサブバッテリ106の蓄電量が第1の設定値20%以下になった情報が制御部105に伝わってから第2リレー109が開くまでには、第2ディレイタイマー203の遅延時間(Td2)を要する。したがって、ディレイ手段201の遅延時間(Td0)を第2ディレイタイマー203の遅延時間(Td2)より長く設定しておけば、制御部105へ誤りの情報が伝わる時刻tよりも先の時刻tにおいて、第2リレー109が開くため、システムが不具合なく動作する。
このように、ディレイ手段201の遅延時間期間を(Td0)を第2ディレイタイマー203の遅延時間(Td2)より長く設定しておくと良い。
本実施の形態においては、ディレイ手段201を設け、ディレイ手段201の遅延時間期間を(Td0)を第2ディレイタイマー203の遅延時間(Td2)より長く設定する構成としたが、ディレイ手段201、第1ディレイタイマー202および第2ディレイタイマー203の機能を制御部105に取り込み、第1リレー108および第2リレー109の開閉をソフトウェア制御する構成としても良い。
(実施の形態3)
本実施形態について、図面を参照して以下に詳述する。図5に、本実施形態の車両用電源制御装置100を含む電力供給システムの概略図を示す。実施の形態2の構成に加えて、サブバッテリ充電スイッチ(第3スイッチ)501およびサブバッテリチャージャー502が設けられている。
天候不良な日が続く場合など、太陽電池104からサブバッテリ106への電力供給が長期間行われない状態が続くと、サブバッテリ106が過放電を起こし、サブバッテリ106の寿命短縮を引き起こす恐れがある。そのため、本実施形態では、図5に示すように、車載バッテリ103とサブバッテリ106の間に、サブバッテリチャージャー502を介してサブバッテリ充電スイッチ(第3スイッチ)501を設けている。サブバッテリチャージャー502は、車載バッテリ103からサブバッテリ106への充電電流を一定値に整流する機能、車載バッテリ103の電圧を検出する機能および車載バッテリ103電圧低下時に車載バッテリ103からサブバッテリ106への充電を制限する機能を有する。サブバッテリ充電スイッチ501は、制御部105に接続されており、制御部105の制御信号を受けて開閉動作する。制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が所定の値(第3の設定値、例えば2%)未満の状態になった場合や、所定の値(第3の設定値、例えば2%)未満の状態が所定期間(例えば30分)継続した場合に、サブバッテリ充電スイッチ501を閉じて、車両バッテリ103からサブバッテリ106に電力を供給し、サブバッテリ106を充電する。これにより、サブバッテリ106が過放電を起こすことを防止でき、駐車場等においてもサブバッテリ106から負荷107への電力供給が可能となる。上記第3の設定値および所定期間は、変更可能である。
(実施の形態4)
本実施形態は、実施の形態3と同様に、サブバッテリ106の過放電を防止することを目的とした制御である。制御部105は、太陽電池モジュール104の出力電圧が、あらかじめ設定した電圧以下になった場合に、サブバッテリ充電スイッチ(第3スイッチ)501を閉じることによって、車両バッテリ103からサブバッテリ106に電力を供給し、サブバッテリ106を充電する。この制御により、日没時等の太陽電池モジュール104の出力が低下した場合にも、サブバッテリ106の過放電を防止することができる。
(実施の形態5)
サブバッテリ106等のバッテリは、蓄電量が50%付近の状態が寿命を延ばす観点から最も望ましく、蓄電量が50%より高くても低くても、蓄電量が50%から離れるほど劣化が進む特徴がある。そのため、サブバッテリ106が使用されていない場合、たとえば深夜など太陽電池モジュール104からサブバッテリ106への充電が行われておらず、かつサブバッテリ106から負荷107への電力供給も行われていないような場合は、サブバッテリ106の蓄電量は50%前後の状態であることが、サブバッテリ106の劣化低減の観点からは望ましい。
本実施の形態では、上述のような、サブバッテリ106が使用されていない状況において、制御部105は、サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が30%(第4の設定値)未満であれば、サブバッテリ106の蓄電量(電圧モニタ110の出力値)が50%(第5の設定値)になるまで、サブバッテリ充電スイッチ501を閉じて車載バッテリ103からサブバッテリ106に充電する制御を行う。
サブバッテリ106が使用されていないということを検知する方法としては、1.時刻で管理する方法、2.太陽電池モジュール104の発電量及びサブバッテリ106から負
荷107への電力供給量を計測する方法、等が考えられる。時刻で管理するとは、たとえば午前1時から4時の間の3時間は太陽電池モジュール104によるサブバッテリ106への充電も、サブバッテリ106から負荷107への電力供給もないものと仮定して、この間の時間帯にサブバッテリ106の蓄電量が30%未満であれば、サブバッテリ106の使用有無にかかわらず車載バッテリ103から充電を行う、等の方法である。この場合、制御部105にはサブバッテリ106の蓄電量を認識する機能のほかに、時刻を認識する機能さえ備わっていれば良い。
また、深夜の駐車中にも自動でサブバッテリ106を使用する場合などが考えられるが、このような場合においては蓄電量が55%から60%の間になるように充電を行うようにするなど、第4の設定値および第5の設定値は、自由に数値変更できるようにしてもよい。
ただし、この充電を行うことにより電力供給源の車載バッテリ103の蓄電量が著しく減少し、次回エンジン起動時に支障をきたす危険性を考慮すべきである。
すなわち、車載バッテリ103の蓄電量が所定の値以下になった場合、サブバッテリ106への充電を停止する、等の制御を行うことが望ましい。この制御は実施の形態3および4などの場合においても同様に実施することが望ましい。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の各実施の形態および実施例の構成を適宜組み合わせることも当初から予定している。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 車両用電源制御装置
101 エンジン
102 発電機
103 車載バッテリ
104 太陽電池モジュール
105 制御部
106 サブバッテリ
107 負荷
108 第1リレー
109 第2リレー
110 電圧モニタ
111 逆流防止ダイオード
112 開閉器
113 ブレーカ
114 スイッチ
115 逆流防止ダイオード
201 ディレイ手段
202 第1ディレイタイマー
203 第2ディレイタイマー
501 サブバッテリ充電スイッチ
502 サブバッテリチャージャー

Claims (6)

  1. 発電機と、
    前記発電機に接続された第1バッテリと、
    前記発電機を制御する第1制御部と、
    前記第1バッテリと接続可能な負荷と、
    を備える車両に用いられる車両用電源制御装置であって、
    太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールに接続されるとともに前記負荷に接続可能な第2バッテリと、
    前記負荷と第1バッテリとの間に設けられた第1スイッチと、
    前記負荷と第2バッテリとの間に設けられた第2スイッチと、
    前記第2バッテリの蓄電量を検出する蓄電量検出部と、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを制御する第2制御部と、を備え、 前記第2制御部は、前記蓄電量検出部が検出した前記第2バッテリの前記蓄電量に基づいて、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの開閉状態を切り替えて、前記負荷への電力供給源を切り替える車両用電源制御装置。
  2. 前記第2制御部は、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が第1の設定値以下になった場合、前記第1スイッチを閉じるとともに前記第2スイッチを開くように制御し、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が第1の設定値よりも高い第2の設定値以上になった場合、前記第1スイッチを開くとともに前記第2スイッチを閉じるように制御し、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が、前記第1の設定値と前記第2の設定値の間にある場合、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの開閉状態を保持する、
    請求項1に記載の車両用電源制御装置。
  3. 前記電力供給源の切り替え時において、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの両方が閉じた状態の期間を設ける、請求項1または請求項2に記載の車両用電源制御装置。
  4. 前記第1バッテリと前記第2バッテリとの間に第3スイッチをさらに備え、
    前記第2制御部は、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が第3の設定値以下になった場合、前記第3スイッチを閉じ、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が所定の設定値になるまで、前記第1バッテリから前記第2バッテリに充電するように前記第3スイッチを制御する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の車両用電源制御装置。
  5. 前記第2制御部は、
    前記第1バッテリおよび前記第2バッテリから前記負荷へ供給される単位時間あたりの電力量が所定の値以下の場合であって、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が第4の設定値以下のとき、
    前記第2バッテリの前記蓄電量が第4の設定値よりも高い第5の設定値になるまで、前記第1バッテリから前記第2バッテリへ充電するように前記第3スイッチを制御する、
    請求項4に記載の車両用電源制御装置。
  6. 発電機と、
    前記発電機に接続された第1バッテリと、
    前記発電機を制御する第1制御部と、
    前記第1バッテリと接続可能な負荷と、
    を備える車両に用いられ、
    太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールに接続されるとともに前記負荷に接続可能な第2バッテリと、
    前記負荷と第1バッテリとの間に設けられた第1スイッチと、
    前記負荷と第2バッテリとの間に設けられた第2スイッチと、
    前記第2バッテリの蓄電量を検出する蓄電量検出部と、
    前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを制御する第2制御部と、
    を備える車両用電源制御装置の制御方法であって、
    前記第2制御部は、前記蓄電量検出部が検出した前記第2バッテリの前記蓄電量に基づいて、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチの開閉状態を切り替えて、前記負荷への電力供給源を切り替える車両用電源制御装置の制御方法。
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