JP2017054267A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 医師等が発する言葉を有効に利用にして医療情報を検索する。
【解決手段】 音声に病名が含まれていると判断された場合には病名に基づいて患者の過去の医療情報から一部の医療情報を特定し、音声に病名が含まれず症状を示す用語が含まれる場合には症状を示す用語に基づいて推定された病名に基づいて過去の医療情報から一部の医療情報を特定する特定手段と、特定手段により特定された医療情報と他の医療情報とを識別可能な状態で表示手段に表示させる表示制御手段とを備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は情報処理装置に関する。
近年、多くの医療現場では、病院情報システム(HIS)や画像保管通信システム(PACS)、放射線情報システム(RIS)等の医療情報システムの普及に伴い、医用画像及び医用文書の電子化が進んでいる。医療現場では、患者の全体像を素早く確認するために、医療従事者が過去の医療情報、例えば医用画像や医用文書、バイタル情報、投薬情報、既往歴や家族歴等、治療に必要な各種医療情報を経時変化に沿って確認し、診断時の判断材料としている。
医師等の医療従事者は、問診時は患者と対話しながらも上記のような医療情報を参照し患者の状況を即座に把握しなければならない。すなわち、問診時における医療情報の検索は、医療従事者の負担となっていた。
このような課題を解決するため、音声入力による医療情報の検索が行われている(特許文献1)。
特許文献1では、読影医師が音声入力部に対し、「○日○時○○分の検査の画像を表示」と発声することで、医療情報システム内から対象のレポートを表示することが開示されている。
特開2005−027978号公報
しかしながら、特許文献1では、音声入力として受け付け可能な情報は日時または検査種別などのあらかじめ設定された項目と対応付けられている。そのため、設定されていない項目の情報が音声入力された場合には適切なレポートを表示することができない。特に問診(診察)時には「咳が出る」等の症状から病名を探る状況があるため、特許文献1において受付可能な情報以外の情報も医療情報を検索するためには重要な要素となり得る。
このように、従来の音声入力により医療情報の検索では、問診時に医師等が発する言葉を有効に利用にして医療情報を検索することができないという課題がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、医師等が発する言葉を有効に利用にして医療情報を検索することを目的の一つとする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の1つとして位置付けることができる。
本発明の情報処理装置は、音声を認識する音声認識手段と、
認識した音声に患者の病名および病名とは異なる患者の症状を示す用語の少なくとも一方が含まれているか否かを判断する判断手段と、
前記音声に病名が含まれていると判断された場合には病名に基づいて前記患者の過去の医療情報から一部の医療情報を特定し、前記音声に病名が含まれず症状を示す用語が含まれる場合には症状を示す用語に基づいて推定された病名に基づいて前記過去の医療情報から一部の医療情報を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された医療情報と他の医療情報とを識別可能な状態で表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明によれば、医師等が発する言葉を有効に利用にして医療情報を検索することができる。
本発明における情報処理装置を備える医用情報システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明における情報処理装置の機能の一例を示す機能ブロック図である。 本発明における情報処理装置の処理の流れの一例を示す図である。 本発明における情報処理装置の音声認識部の処理の流れを示す図である。 本発明における情報処理装置の音声情報特定部の処理の流れを示す図である。 本発明における情報処理装置の医療情報取得部の処理の流れを示す図である。 本発明における情報処理装置の医療情報特定部の処理の流れを示す図である。 本発明における情報処理装置の医療情報の表示処理の流れを示す図である。 本発明における表示処理(強調表示)の一例を示す図である。 本発明における表示処理(人体シルエット表示)の一例を示す図である。 本発明における表示処理(スライス画像の特定表示)を示す図である。 本発明における表示処理(比較表示)の一例を示す図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は本明細書及び図面に開示された構成に限定されるものではない。
<実施例1>
図1は本発明の第1実施形態における情報処理装置を備える医用情報システムの概略構成を示す図である。
図1において、ネットワーク100には、モダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104、情報処理装置105、情報記録部としてクラウド112、情報機器113、音声入力装置114が互いに通信可能な状態で接続されている。
モダリティ101は、被検体の検査対象部位を撮影することにより、その部位を二次元もしくは三次元的に表した医用画像データを生成する。具体的には、CT、MRI、超音波撮像装置等が該当する。この画像データにDICOM規格で規定された付帯情報を付加し、画像情報として出力する装置も、モダリティ101に含まれる。なお、医用画像データの中には画像に付随するテキスト情報、例えば、画像種別、医療従事者のコメント、撮影時の設定情報(色やコントラスト等の画像調整値)、比較画像へのリンク先情報等を含んでも良い。画像種別には、モダリティ101に対応した情報が含まれており、具体的はモダリティ名等が当てはまる。また、撮影された医用画像データは、ネットワーク100を介して、HIS102、RIS103、PACS104に送信される。
HIS102は病院情報システムであり、電子カルテシステム等が該当する。HIS情報表示部102a、HIS情報制御部102b、HIS情報記録部102cを有する。なお、HIS情報記録部102cの記録の他に、クラウド112内のHIS情報記録部112aに記録しても良い。
HIS情報記録部102cとクラウド112内のHIS情報記録部112aとは、患者の個人情報として、氏名、性別、年齢、身長、体重、国籍等が記録される。また、患者の医療情報として、患者の病状、既往歴、検査結果、診断結果、読影レポート、医用画像等の院内にある患者に関する情報全般が記録される。
RIS103は、放射線情報システムであり、RIS情報表示部103a、RIS情報制御部103b、RIS情報記録部103cを有する。なお、RIS情報記録部103cの記録の他に、クラウド112内のRIS情報記録部112bに記録しても良い。
RIS情報記録部103cとクラウド112内のRIS情報記録部112bとは、超音波、内視鏡、眼底などの非放射線機器による検査結果と治療の記録をはじめ、検査予約情報に関する情報全般が記録される。
PACS104は、医用画像保管通信システムで、PACS情報表示部104a、PACS情報制御部104b、PACS情報記録部104cを有する。なお、PACS情報記録部104cの記録の他に、クラウド112内のPACS情報記録部112cに記録しても良い。また、PACS104で扱う画像にはDICOM規格画像を少なくとも含む。なお、DICOM規格とは、米国放射線学会と北米電子機器工業会が開発した、CTやMRI等で撮影した医用画像のフォーマットを含む情報全般を指す。DICOM規格では、画像以外の情報も内包可能であるため、PACS104が保持する情報には動画や音声データも含まれる。
PACS情報記録部104cとクラウド112内のPACS情報記録部112cとは、医用画像とそれに付随する情報が登録される。付随する情報には、個々の画像を識別する画像ID、被写体を識別する患者ID、検査日や検査時刻等の医用画像に関する情報全般が記録される。また読影レポートを作成した場合は、読影医氏名、読影画像、所見等の読影に関する情報全般も記録される。
クラウド112は、必要に応じてネットワーク経由でアクセス可能なコンピュータ資源の集合体である。コンピュータによる処理やデータの格納(計算資源)はネットワーク100を介して利用する。クラウド112内には、情報記録部109と同じ構成を持つ情報記録部112a、112b、112cが含まれていても良い。また、クラウド112は、院外、院内どこに置かれていてもかまわない。
情報機器113は、センサを通じて情報を読み込む装置である。情報機器113には、撮影機器113a、複写機113b、記憶媒体全般113c、携帯情報端末113dを少なくとも含む。
音声入力装置114は、人間の音声情報を読み込む装置である。音声入力装置114にはマイクを少なくとも含む。
医療知識データベース115は、医療辞書の情報を有し、病名や症状を少なくとも含む。例えば、医療知識データベース115は、病名と当該病名を特定するために一般的に用いられる検査、検査部位および検査の基準値とが病名毎に対応付けられた情報を保持している。ここで、基準値とは正常と判断される数値の範囲でもよいし、異常と判断される数値であってもよい。例えば、「肺炎」という病名に対して「X線検査」という検査、「胸部」という検査部位が対応付けられた情報を医療知識データベース115は保持している。また、「肺炎」という病名に対して「白血球数(CRP)3500〜9900μl」という正常と判断される数値範囲が対応付けられた情報を医療知識データベース115は保持している。なお、数値は例示である。
さらに、医療知識データベース115は、患者の症状を示す用語と病名とが症状を示す用語毎に対応付けられた情報を保持している。例えば、「咳が出る(咳が出て)」と症状を示す用語に対して「気管支喘息」および「肺炎」とが対応付けられた情報を医療知識データベース115は保持している。 図2は、本発明の第1実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。
図2において、情報処理装置105は、受送信部106、制御部107、情報記録部109、表示部110を有する構成となっている。
受送信部106はネットワーク100を介して医療情報を受信する。また、受送信部106は制御部107の制御のもと医療情報をネットワーク100を介して他の装置に送信する。
制御部107は、音声入力装置114により医用情報システムに入力された音声に基づいて医療情報を検索し、表示部110に表示させる。
ここで、制御部107は例えばCPUであり、このCPUがに記憶されたプログラムを実行することで音声情報取得部201、音声情報判断部202、医療銃砲取得部203、医療情報特定部204および表示制御部205としてとして機能する。
なお、制御部107が備えるCPUおよび記憶装置は1つであってもよいし複数であってもよい。すなわち、少なくとも1以上の処理装置(CPU)と少なくとも1つの記憶置(RAMおよびROM)とが接続されており、少なくとも1以上の処理装置が少なくとも1以上の記憶装置に記憶されたプログラムを実行した場合に制御部107は上記の各手段として機能する。なお、処理装置はCPUに限定されるものではなく、FPGA等であってもよい。
音声情報取得部201は、ネットワーク100に接続された音声入力装置114を介して、音声情報を取得する。
音声情報特定部202は、取得した音声情報に患者の病名、または病名とは異なる患者の症状を示す用語が含まれているか否かを判断する。例えば、情報記憶部109は病名のリストおよび症状を示す用語のリストを保持している。音声情報特定部202は、例えば、情報記憶部109が保持している上記のリストを参照することで、音声情報に病名または患者の症状を示す用語が含まれているか否かを判断する。なお、音声情報から特定の用語を抽出する技術は既知の種々の手法により実現可能であり、特定の技術に限定されるものではない。
また、音声情報特定部202は、取得した音声情報に病名が含まれていない場合には症状を示す用語から病名を推定する。例えば、「咳が出て調子が悪かった」との音声情報を音声情報取得部201が取得した場合には、音声情報特定部202は「咳が出て」という症状を示す用語を抽出する。そして、音声情報特定部202は、医療知識データベース115に含まれる患者の症状を示す用語と病名とが対応付けられた情報を参照することで、「咳が出て」という症状を示す用語に対応付けられた病名を取得する。ここでは、音声情報特定部202は、「咳が出て」という症状を示す用語に対応付けら得ている「気管支喘息」および「肺炎」という病名を取得する。
その後、音声情報特定部202は医療知識データベース115に含まれる病名と基準値とが対応付けられた情報を参照し、「気管支喘息」に対して対応付けられた基準値および「肺炎」に対して対応付けられた基準値を取得する。そして、音声情報特定部202はHIS102等或いはクラウド112から患者の血液検査等の各種検査値を取得する。なお、音声情報特定部202は「調子が悪かった」という正常か異常かを示す用語も抽出している。従って、音声情報特定部202が取得した各種検査値と基準値とを比較することで、異常な値を示す検査値を特定することが可能である。例えば「肺炎」に対応付けられている基準値が「白血球数(CRP)3500〜9900μl」であって、検査値が10000μlであった場合(すなわち異常な場合)、音声情報特定部202は病名を「肺炎」と推定する。すなわち、音声情報特定部202は、異常な検査値に対応する基準値に対応付けられた病名を、患者の病名として推定する。なお、音声情報特定部202は一つの病名を推定することとしてもよいし複数の病名を推定することとしてもよい。
このように音声情報特定部202は、音声に病名が含まれず症状を示す用語が含まれる場合には症状を示す用語に基づいて病名を推定する。
医療情報取得部203は、ネットワーク100に接続された受送信部106を介して、モダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104等に含まれる医用画像データ、患者基本情報等を含む患者の医療情報を取得する。医療情報には検査データ等も含まれる。
医療情報特定部204は、音声情報特定部202で特定された病名、もしくは症状から推定した病名に基づいて、医療情報取得部203が取得した医療情報のうち関連する情報のみを特定する。例えば、医療情報特定部204は、医療知識データベース115に含まれる病名と当該病名を特定するために用いられる検査、検査部位とが対応付けられた情報に基づいて、音声情報特定部202で特定または推定した病名に対応付けられた検査、検査部位を取得する。例えば病名が「肺炎」であれば医療情報特定部204は「X線検査」、「CT検査」、「胸部」という検査および検査部位を取得する。そして、医療情報特定部204は医療情報取得部203が取得した医療情報のうち「X線検査」、「CT検査」、「胸部」に関連する医療情報を特定する。医療情報特定部204は、例えば、画像のヘッダ等に含まれる部位情報を参照し、「胸部」という部位情報を有する画像を特定する。また、医療情報特定部204は、医療情報取得部203が取得した医療情報のうちX線画像およびCT画像などを特定する。例えば、X線画像のヘッダにはX線検査による画像であることを示す情報が付加されているため、医療情報特定部はこのヘッダを参照することで画像を特定することが可能である。
表示制御部205は、医療情報特定部204に基づき、特定された医療情報と他の医療情報とを識別可能な状態で表示部110に医療情報を表示させる。この制御は表示指示に従いを実行される。例えば、表示制御部205は医療情報をサムネイルにし、図9のように表示部110に表示させる。この際、表示制御部205は医療情報特定部204が特定した医療情報とその他の医療情報とを識別可能な状態で表示部110に表示させる。例えば、表示制御部205は医療情報特定部204が特定した医療情報のサムネイルの枠を強調して表示部110に表示させるようにしてもよい。また、表示制御部205は医療情報特定部204が特定した医療情報以外の情報をグレーアウトして表示部110に表示させるようにしてもよい。
図3は、本発明の第1実施形態における情報処理装置の処理の大まかな流れの一例を示す図である。
ステップS301では、音声情報取得部201が、ネットワーク100に接続された音声入力装置114を介して、医療従事者の音声情報を取得する。すなわち、音声情報取得部201は音声情報を認識する。
ステップS302では、音声情報判断部202が、ステップS301で取得した音声情報に、患者の病名、または病名とは異なる患者の症状を示す用語の少なくとも一方が含まれているか否かを判断する。
ステップS303では、音声情報判断部202が、ステップS302で取得した用語を、ネットワーク110を介して、医療知識データベース115内の情報と照合する。もし一致する情報があれば、該当する情報は情報記録部109に一時的に記憶される。例えば、ステップS302で取得した用語が「肺炎」であれば、ステップ303では医療知識データベース115に含まれる「肺炎」に対応付けられた情報が情報記録部109に一時的に記憶されることになる。病名である「肺炎」に対応付けられた情報とは例えば「X線検査」、「CT検査」、「胸部」などの検査および部位を示す情報である。
ステップS304では、医療情報取得部203が、ネットワーク100を介して、モダリティ101、HIS102、RIS103、PACS104等に含まれる患者の医療情報全般を取得する。より具体的には、例えば医療情報取得部203は診察中の患者IDを取得し当該患者IDに基づいて医療情報を取得する。なお、ステップS304の実行タイミングはステップS303の後に限定されるものではなく、ステップS304以前に実行されることとしてもよい。例えば、患者の診察を始める前の段階で医療従事者等の指示に基づいてステップS304が実行されることとしてもよい。
ステップS305では、医療情報特定部204が、ステップS303で照合した情報とステップS304の医療情報とで関連がある情報を特定する。例えば、医療情報特定部204は、ステップS304で取得した医療情報のうちステップS303で取得した検査および部位を示す情報を含む医療情報を特定する。例えば、ステップS304で取得した医療情報の中からX線画像およびCT画像等が特定される。
ステップS306では、表示制御部205が、ステップS305で特定された医療情報とステップS304で取得した他の医療情報とを識別可能な状態で表示部110に医療情報を表示させる。なお、表示制御部205は、ステップS306以前にステップS304で取得した医療情報を表示部110に表示させることとしてもよい。例えば、ステップS301以前に診察する患者の医療情報のサムネイルを図9のようにマトリクス状に表示部110に表示させることとしてもよい。なお、表示制御部205はステップS305で特定された医療情報のみを表示部110に表示させることとしてもよい。
以上、S301〜S306のステップにより、音声情報を元に患者の病名や症状と関連のある情報を特定し、特定した情報を適切に提示することができる。従って、医療従事者は診察に必要な情報を容易に把握することが可能となる。
図4は本発明の第1実施形態における情報処理装置の音声認識部の処理の流れの一例を示す図である。これは図3のステップS301の処理の詳細なフローである。
ステップS401では、音声情報取得部201がユーザの音声を音声入力装置114から取得する。
ステップS402では、音声情報取得部201が、ステップS401で取得した音声を文字列に変換する。
ステップS403では、音声情報取得部201が、ステップS402で得られた文字列を単語に分解する。なお、文字列から単語の分解の過程では、複数文脈の情報を保持した統計モデル等を活用し、前後の文脈情報を保持していても良い。なお、ステップS402,403は既知の種々手法により実現可能である。このように、音声情報取得部201は、音声を認識する音声認識手段の一例に相当する。
ステップS404では、音声情報取得部201が、ステップS403で得られた単語から、医療情報との関連度の高いものを、HIS102、RIS103、PACS104等や医療知識データベース115と照合する用語群として情報記録部109に一時的に記憶する。例えば、「肺炎」という病名、「咳が出て」という症状を示す用語および「調子が悪かった」という正常か異常かを示す用語が用語群として情報記録部109に一時的に記憶される。病名、症状、検査部位、検査内容と判断される用語は医療情報との関連度が高いと判断される。また、HIS102、RIS103、PACS104内の情報と関連する単語も用語群として情報記録部109に一時記憶される。
以上、S401〜S404のステップにより、音声情報取得部201は、音声情報を取得する。
図5は本発明の第1実施形態における情報処理装置の音声情報特定部の処理の流れの一例を示す図である。これは図3のステップS302とステップS303の処理の詳細なフローである。
ステップS500では、音声情報判断部202が、ステップS404で得られた用語群に基づいて病名の判定を行う。病名の判定処理は、ステップS404で得られた用語に対する処理が終わるまでの間、ステップS501〜506を繰り返すことで実行される。
ステップS501では、音声情報判断部202が、ステップS404で得られた照合する用語群内に病名に関する用語が含まれるか否かを判断する。すなわち、音声情報判断部202は、認識した音声に患者の病名および病名とは異なる患者の症状を示す用語の少なくとも一方が含まれているか否かを判断する判断手段の一例に相当する。
例えばステップS404で得られた用語群に「肺がん」という用語が含まれていれば、音声情報判断部202は用語群内に病名に関する用語が含まれていると判断する。病名に関する用語が含まれている場合、ステップS506へ進み、音声情報判断部202は医療知識データベース115から該当する病名に対応付けられた情報を照合する。病名に対応付けられた情報の具体例として、病名が「肺がん」の場合に該当する医療情報は、肺がんの主要な検査(X線検査、CT検査、血液検査等)とその基準値(腫瘍マーカー、CEA:2.5(ng/ml)以下等)、検査部位(胸部)等が挙げられる。
なお、病名に関する用語が含まれていないと判断された場合、ステップS502にて、照合する用語群内に症状に関する用語が含まれるか否かを判断する。例えばステップS404で得られた用語群に「息切れしやすい」という用語が含まれていれば、音声情報判断部202は用語群内に症状に関する用語が含まれていると判断する。症状に関する用語が含まれている場合、音声情報判断部202はステップS503にて、医療知識データベース115からその症状を示す用語に対応付けられている病名を特定する。症状と病名との対応付けの具体例として、病名が「肺がん」の場合に対応付けられている症状を示す用語は、「血の混じった咳が出る」、「息切れしやすい」、「胸の痛み」等が挙げられる。例えば、音声情報判断部202は、「息切れしやすい」という用語に対応付けられている「肺がん」を病名と推定する。
ステップS504にて、医療知識データベース115内に該当する病名が存在した場合、音声情報判断部202は前記ステップS506の処理を行う。なお、該当する病名が存在しなくとも、症例と類似する病名の候補が複数ある場合は、該当する可能性の高い病名から順に関連度を付けることで病名の推定を行うこととしてもよい。関連度の付け方の一例として、HIS102、RIS103、PACS104等の患者の医療履歴内に同一症状がある場合や患者の家族歴の病名に合致する症状がある場合はより関連度が高くなる。
また、ステップS504にて医療知識データベース115内に該当する病名が存在しなかった場合、ステップS505にて次の用語に切り替え、前記S500内の処理を再度行う。
前記S500内の処理を行い、対象となる用語の照合が終了したら、ステップS507にて音声情報判断部202は該当する病名に対応付けられた情報を情報記録部109に一時的に記憶する。該当する病名に対応付けられた情報には、病名、症状、その病名での主要な検査と基準値、検査部位を少なくともいずれかを含む。例えば、肺がんの主要な検査(X線検査、CT検査、血液検査等)とその基準値(腫瘍マーカー、CEA:2.5(ng/ml)以下等)、検査部位(胸部)等が情報記録部109に一時的に記憶される。
以上、S500〜507のステップにより、音声情報判断部202は病名または推定された病名に対応付けられた検査名、基準値および検査部位等の情報を特定する。
なお、ステップS501にてNoと判断された場合には、音声情報判断部202は現在処理対象としている音声情報より以前に処理した音声情報に病名が含まれているか否かを判断することとしてもよい。例えば、現在処理対象としている音声情報の直前または所定期間前(例えば数秒前)の音声情報に病名が含まれていた場合には、処理対象の音声情報も以前医師等が述べた病名に関するものである可能性が高い。これは自然な会話の中では病名を毎回述べるわけではなく省略することがあるためである。現在処理対象としている音声情報の直前または所定期間前の音声情報に病名が含まれていた場合には、その病名および推定した病名を用いて後述のように医療情報を特定することとしてもよい。すなわち、音声認識手段により認識された病名を含む第1の音声と第1の音声が認識されてから所定期間内に認識された病名を含まない第2の音声とにおいて、2の音声が認識された場合、特定手段は、第1の音声に含まれる病名および第2の音声に含まれる情報に基づいて過去の医療情報から一部の医療情報を特定する。
図6は本発明の第1実施形態における情報処理装置の医療情報取得部の処理の流れの一例を示す図である。これは図3のステップS304の処理の詳細なフローである。
ステップS601では、ユーザが医療情報を閲覧したい患者を指定する。例えば、医療従事者等のユーザは患者IDを不図示の操作手段を介して入力することで患者を指定する。医療情報取得部203は入力された患者IDを取得する。また、医療情報取得部203が、ステップS403にて分解した単語から患者氏名や患者ID番号を取得することで患者を指定することとしてもよい。
ステップS602では、医療情報取得部203が、ステップS401で指定された患者の医療情報を、HIS102、RIS103、PACS104等から取得する。具体的には、医療情報取得部203は、患者氏名、生年月日、性別等の患者情報と診断結果、検査結果、特記事項等の患者属性情報として数値や画像情報等を取得する。なお、医療情報取得部203は、これらの情報にはそれぞれタグ付けを行い、項目毎に分類することとしてもよい。また医療情報取得部203が取得する上記の情報は例示であり他の情報を取得することとしてもよい。
ステップS603では、医療情報取得部203はステップS602で取得した患者情報を情報記録部109に一時的に登録する。登録時にはステップS402で付けたタグ情報を元に分類して登録する。
以上S601〜S603のステップにより、患者の医療情報を取得する。
図7は本発明の第1実施形態における情報処理装置の医療情報特定部の処理の流れの一例を示す図である。これは図3のステップS305の処理の詳細なフローである。
ステップS700では、医療情報特定部204が、ステップS507にて保存された情報と患者の過去の医療情報とを照合し、特定する情報を判定する。情報の特定に関する処理は、ステップS507にて保存された病名に対応付けられた情報の照合が終わるまでの間、ステップS701〜703を繰り返すことで実行される。なお患者の過去の医療情報には、患者の病状、既往歴、家族歴、検査結果、診断結果、読影レポート、医用画像等の院内にある患者に関する情報全般が含まれる。
ステップS701では、医療情報特定部204が対象患者の過去の医療情報とステップS507にて保存された情報とが合致するか否かを判定する。例えば、ステップS507にて保存された情報が「胸部」であれば、過去の医療情報のうち胸部という情報を含む画像またはレポートを特定する。
ステップS507にて保存された情報と過去の医療情報とが合致した場合、ステップS702へ進む。すなわち、ステップS507にて保存された情報である例えば「胸部」という情報を含む過去の医療情報(例えば胸部X線画像)があればステップS702へ進む。すなわち、医療情報特定部204は、音声に病名が含まれていると判断された場合には病名に基づいて患者の過去の医療情報から一部の医療情報を特定し、音声に病名が含まれず症状を示す用語が含まれる場合には症状を示す用語に基づいて推定された病名に基づいて過去の医療情報から一部の医療情報を特定する特定手段に相当する。
ステップS702では、医療情報特定部204が対象患者の過去の医療情報から、ステップS302にて得た病名に関連する期間を特定する。例えば、医療情報特定部204は病名が示す重篤度に応じて期間を特定する。例えば、病名が「肺炎」と「肺癌」とでは、「肺癌」の方が生命に対する影響が大きいため「肺癌」の重篤度を「肺炎」の重篤度よりも高く設定しておく。そして、重篤度が高いほどステップS702では期間を長くする。これは重篤な場合にはより多くの情報を参照して慎重に診断を行う必要があるためである。すなわち、医療情報特定部204は、病名または推定された病名と病名または推定された病名が示す重篤度とに基づいて医療情報から一部の医療情報を特定する。また、重篤度は変更可能であってもよく、例えば、患者の年齢または性別の少なくとも一方に応じて重篤度を変更することとしてもよい。例えば、年齢が低い場合には同じ病名であっても重篤度を高くし、ある性別に対して死亡率が高い病名であれば性別に応じて重篤度を変更することとしてもよい。すなわち、医療情報特定部204は、患者情報に基づいて重篤度を変更する変更手段の一例に相当する。
なお、ステップS702を省略し予め決められ期間とすることとしてもよいし、常に全期間とすることとしてもよい。
ステップS703は、医療情報特定部204がステップS702で特定した期間内でステップS507にて保存された情報と対応する医療情報種別を特定する。例えば、ステップS507にて保存された情報が「X線検査」であり、ステップS701で過去の医療情報としてX線画像を医療情報特定部204が特定していれば、ステップS703では医療情報種別をX線画像と特定する。なお、医療情報種別には、DICOM画像等の検査画像の種別を含む。具体的には、DICOM画像には、X線検査画像やCT検査画像、写真や動画像には、患部を撮影した写真、文書にはスキャン後の帳票等が挙げられる。
また、ステップS701にて、対象患者の過去の医療情報とステップS507にて保存された情報とが合致しなかった場合、ステップS704にて医療情報特定部204は、ステップS507にて保存された次の情報に切り替え、前記S700内の処理を再度行う。
前記S700内の処理を行い、対象となる医療情報の照合が終了したら、医療情報特定部204は、ステップS705にて、特定した期間と医療情報種別の情報に対し、優先度を設定する。優先度を設定する基準として、直近の医療情報(検査結果)または再発度の高い病名に関連する情報の場合はより優先度が高くなる。
ステップS706では、医療情報特定部204はステップS703で特定された医療情報種別に係る医療情報を情報記録部109に一時的に記憶する。
以上、S700〜706のステップにより、医療情報特定部204は患者の過去の医療情報のうち一部の医療情報を特定する。
図8は本発明の第1実施形態における情報処理装置の医療情報の表示処理の流れの一例を示す図である。これは図3のステップS306の処理の詳細なフローである。
ステップS800では、表示制御部205が、ステップS706の表示候補群を対象に表示コマンドに変換する処理を行う。表示コマンドへの変換処理は、対象となる医療情報の変換が終わるまでの間、ステップS801〜810を繰り返すことで実行される。
ステップS801では、表示制御部205がステップS702で特定した期間を期間コマンドに変換する。期間コマンドには年月日の情報が少なくとも含まれる。
ステップS802では、表示制御部205は表示候補群に含まれる医療情報を表示コマンドに変換する。ステップS803で医療情報の医療情報種別が特定された場合、表示制御部205はステップS804にて医療情報種別コマンドに変換する。医療情報種別コマンドには、医療画像種別が少なくとも含まれる。医療情報種別コマンドの具体例として、「X線検査」や「CT検査」等が挙げられる。他にも表示コマンドに限らず、特定した医療情報が含まれる任意に指定したビューワへの起動コマンドに変換しても良い。また、起動したビューワ内の情報を本情報処理装置へ表示するための表示指示コマンドに変換しても良い。
ステップS803で医療情報種別が特定されていない場合、ステップS804にて表示制御部205が、医療情報に係る部位が特定されているか判定する。すなわち、ステップS706で情報記録部109に一時的に記憶された医療情報に部位の情報が含まれているか否かを表示制御部205が判断する。部位が特定されていた場合、ステップS806にて表示制御部205は医療情報に含まれる「胸部」等の部位情報を部位コマンドに変換する。部位コマンドには、身体の部位を表す情報が少なくとも含まれる。部位コマンドの具体例として、「胸部」や「腹部」等が挙げられる。
ステップS805で部位が特定されていない場合、ステップS807にて、表示制御部205が検査値が特定されているか判定する。すなわち、ステップS706で情報記録部109に一時的に記憶された医療情報に検査値が含まれているか否かを表示制御部205が判断する。検査値が特定されていた場合、ステップS808にて表示制御部205は検査値を検査値コマンドに変換する。検査値コマンドには、ステップS305で特定した病名と対応する検査基準値と比較し、基準値以上、または以下となる情報が少なくとも含まれる。検査値コマンドの具体例として、「CEA(腫瘍マーカー)基準値以上」等が挙げられる。
ステップS810では、表示制御部205が、ステップS804,806,808で生成されたコマンドを情報記録部109に記憶させる。。
なお、ステップS802にて医療情報種別のコマンド変換を行う情報が存在しない場合、もしくはステップS803、805、807で情報が特定されていない場合はステップS809にて次の医療情報に切り替え、前記S800内の処理を再度行う。
前記ステップS800内の処理を行い、対象となる情報の変換が終了したら、ステップS811にて、表示制御部205が対象となる医療情報の強調表示の有無を判定する。対象となる医療情報の強調表示をする場合は、ステップS812にて、ステップS810で保持した表示コマンドに対し、強調表示コマンドを任意に指定する。任意の指定方法は、音声入力装置114から得た音声を入力情報とすることを少なくとも含むが、グラフィカルユーザインターフェースの強調表示ボタンやコマンドラインから指定しても良い。具体例として、強調表示コマンドの一例を図9に示す。なお、初期設定として強調表示を有にすることが可能である。この際にはステップ811,812を省略することが可能である。すなわち、音声情報に基づいて特定された医療情報が自動的に強調されることになる。
ステップS813では、表示制御部205が、S812で指定した強調表示コマンドに従い、表示コマンドの表示処理を実行する。すなわち、表示制御部205は、特定手段により特定された医療情報と他の医療情報とを識別可能な状態で表示手段に表示させる。
図9は本発明の第1実施形態における表示処理(強調表示)の一例を示す図である。ここでは、横軸に期間901、縦軸に医療情報種別902を示す医療情報表示装置を例として説明する。強調表示を行うことなくステップS810の表示コマンドに該当する情報を表示すると、表示コマンドに該当する医療情報とその他の医療情報の識別が難しい。そのため強調表示コマンドには、表示期間の変更、医療情報種別の限定、特定した医療情報のみハイライト表示を行う等が挙げられる。また、表示画面900に示すように音声情報に基づいて特定された医療情報以外の医療情報をグレーアウトすることで、音声情報に基づいて特定された医療情報と他の医療情報を識別可能としてもよい。なお、表示制御部205は、音声情報に基づいて特定された医療情報のみを表示部110に表示させることとしてもよい。
表示期間の変更では、表示期間を特定期間に限定することで、特定期間外の医療情報と識別可能にする。例えば、ステップS702で特定した期間で特定した期間に表示範囲を変更する。これにより、表示期間の変更前のスクロールバー903のような長期間の医療情報ではなく、強調表示コマンド適用後のスクロールバー904のように特定期間のみの表示画面905に限定した表示となる。従って、医療従事者等のユーザは診断に必要な情報を容易に探し出すことが可能となる。
医療情報種別の限定では、表示画面905に対して更に医療情報種別に限定することで、音声情報に基づいて特定された医療情報をその他の医療情報と識別可能に表示することとしてもよい。特定する医療情報種別に限定した表示画面906では、例えば「カメラ」の種別が特定外の医療情報であることから、「カメラ」の種別は非表示とした。
なお、表示画面907のように音声情報に基づいて特定された医療情報のサムネイルの表示枠を変化させることとしてもよい。具体的には、表示制御部205により枠の色を変化または枠を点滅等させる。
他にも、表示制御部205は図10に示す人体を模式的に示す図1001を表示部110に表示させ、ステップS806で得られた部位コマンドに対応する部分1002を強調表示させることとしてもよい。また、表示制御部205は、部位コマンドに対応する部分1002に並ぶ位置に関連するサムネイル画像を表示部110に表示させることとしてもよい。なお、サムネイル画像に代えて画像があることを示す文字情報などであってもよい。医療従事者は診察に対応する医療情報が存在することを図10に示す画像を見ることで容易に理解できる。さらに、不図示の操作手段により表示されたサムネイルまたは文字情報が選択された場合には、対応する画像等の医療情報が表示部110に表示されることとしてもよい。
また、図11に示すように、表示制御部205は、音声情報から得られた部位コマンドに基づいて病変部分のみを強調表示する画面を表示させることとしてもよい。具体的には、CTやMRI画像等において、医療画像群が一纏めに管理された医療画像の集合体1101の中から、病変の変化が大きい画像内の病変部分1102のみを強調表示する。
また、図12に示す表示画面のように、既に表示した医療情報と比較する形で表示しても良い。具体的には、6ヶ月前のCT検査結果と直近のCT検査結果を比較するという指示コマンドが発令された場合、画面左側に6ヶ月前の検査結果を表示した状態1201、画面右側に直近の検査結果を表示した状態1202の2つを同時に表示する。
上記の実施形態によれば、医師等が発する言葉を有効に利用にして診察に必要な医療情報を医師等に提示することが可能である。このようにすれば医師は医療情報の検索に費やす時間を削減することが可能となる。
なお、医師等の音声だけでなく患者の音声を認識し上記の処理を行うこととしてもよい。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
201 音声情報取得部
202 音声情報判断部
203 医療情報取得部
204 医療情報特定部
205 表示制御部

Claims (5)

  1. 音声を認識する音声認識手段と、
    認識した音声に患者の病名および病名とは異なる患者の症状を示す用語の少なくとも一方が含まれているか否かを判断する判断手段と、
    前記音声に病名が含まれていると判断された場合には病名に基づいて前記患者の過去の医療情報から一部の医療情報を特定し、前記音声に病名が含まれず症状を示す用語が含まれる場合には症状を示す用語に基づいて推定された病名に基づいて前記過去の医療情報から一部の医療情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された医療情報と他の医療情報とを識別可能な状態で表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記音声認識手段により認識された病名を含む第1の音声と前記第1の音声が認識されてから所定期間内に認識された病名を含まない第2の音声とにおいて、
    前記第2の音声が認識された場合、前記特定手段は、前記第1の音声に含まれる病名および前記第2の音声に含まれる情報に基づいて前記過去の医療情報から一部の医療情報を特定することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、病名または推定された病名と病名または推定された病名が示す重篤度とに基づいて前記医療情報から一部の医療情報を特定することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 患者情報に基づいて前記重篤度を変更する変更手段を更に備えることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記患者情報は、患者の年齢および性別の少なくとも1つの情報を含むことを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
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