JP2017052525A - パルプモールドトレイ - Google Patents
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Abstract
Description
底部20と該底部20の周囲から上方へ拡がるように立設された壁部30とを備えた略半球状の果実収容凹部1を上面視方形のトレイ内に配設して成るパルプモールドトレイであって、
前記果実収容凹部1の内面はパルプモールド成形型の被転写面として形成され、
前記果実収容凹部1の壁部30は、
該壁部30の外壁面302が隣接果実収容凹部1A/10/10aの外壁面302Aと対向する対向部位32では、当該隣接果実収容凹部1A/10/10a側の壁部に連なりトレイの外周縁の高さを上限とする高位部位320を当該対向部位32の横方向中央部に有し、
該壁部30の上端304がトレイの外周縁100の一部を構成する外縁部位34では、トレイの外周縁100より低く弧状に切り欠かれた低位部位340を当該外縁部位34の横方向中央部に有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
上面視方形とは、トレイを置いた状態で上方から見たとき、その外形輪郭が略方形(長方形、正方形)を成すことをいう。トレイは、この外形輪郭を内寸とするダンボール箱に収納されて、輸送に供される。
横方向とは、果実収容凹部の内表面側が視認できるようにトレイを水平な台上に置いた状態での水平面方向で当該対向部位又は外縁部位に沿う方向をいう。また、横方向中央部とは、当該の対向部位又は外縁部位に関しての上記方向に於ける略中央部付近をいう。
[2]構成2
構成1に於いて、
前記果実収容凹部1の壁部は、前記対向部位32に、当該果実収容凹部1の内方へ凸の曲面形状を成す内方凸面部325を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
[3]構成3
構成2に於いて、
前記果実収容凹部1の壁部30は、前記隣接果実収容凹部1A/10/10a側の壁部に連なる高位部位320に、スリット縁3201形状が前記内方凸面部325の高位部位320付近の曲面形状に沿う貫通孔3200を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
構成1に於いて、
前記果実収容凹部1の壁部30は、前記隣接果実収容凹部1A/10/10a側の壁部に連なる高位部位320に、横方向中央部で拡がるスリット状の貫通孔3200を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
[5]構成5
構成1〜構成4の何れかに於いて、
前記底部20は、平坦な帯状部22a,22bが十字に交差する平坦部22と、該平坦部22の周囲から垂設されて壁部30の下端に至る垂設部24と、前記交差位置に設けられた孔部26と、該孔部26の周囲に設けられた突設部28とを有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
垂設部24は、直接的に壁部30の下端に至る部位もあるが、平坦部22よりも一段高い平坦な部位を経て壁部30の下端に至る部位もある。
構成2は、構成1に於いて、前記果実収容凹部1の壁部は、前記対向部位32に、当該果実収容凹部1の内方へ凸の曲面形状を成す内方凸面部325を有することを特徴とするパルプモールドトレイであるため、収容されている果実を適度な弾力で押し返すことができ、輸送中に果実が割れる等の不具合を十分に防止できる。
構成3は、構成2に於いて、前記果実収容凹部1の壁部30は、前記隣接果実収容凹部1A/10/10a側の壁部に連なる高位部位320に、スリット縁3201形状が前記内方凸面部325の高位部位320付近の曲面形状に沿う貫通孔3200を有することを特徴とするパルプモールドトレイであるため、収容されている果実を適度な弾力で高位部位320が押し返すことができ、損傷を十分に防止できる。
構成4は、構成1に於いて、前記果実収容凹部1の壁部30は、前記隣接果実収容凹部1A/10/10a側の壁部に連なる高位部位320に、横方向中央部で拡がるスリット状の貫通孔3200を有することを特徴とするパルプモールドトレイであるため、収容されている果実を適度な弾力で高位部位320が押し返すことができ、損傷を十分に防止できる。
構成5は、構成1〜構成4の何れかに於いて、前記底部20は、平坦な帯状部22a,22bが十字に交差する平坦部22と、該平坦部22の周囲から垂設されて壁部30の下端に至る垂設部24と、前記交差位置に設けられた孔部26と、該孔部26の周囲に設けられた突設部28とを有することを特徴とするパルプモールドトレイであるため、輸送中に果実が割れた場合、果汁が孔部26を通って速やかにダンボール箱の底部に達し、これにより、外部から早期に視認できる効果がある。
(1)第1の実施の形態
図1〜図3及び図13は、第1の実施の形態のパルプモールドトレイを示す。
図示のパルプモールドトレイは、西瓜を収容するための果実収容凹部1を、2×3=6個、上面視が略長方形を成すパルプモールド製のトレイ内に配設して成る。ここで、上面視が略長方形を成すとは、図3(a)の平面図のように、上方から見たときの外形輪郭が略長方形を成すことをいう。
なお、果実収容凹部1の壁部30の対向部位32は、高位部位320や貫通孔3200の部位を経て、該高位部位320や貫通孔3200の部位で折り返されるようにして、隣接する果実収容凹部1Aの対向部位32に連なる。
図4〜図6及び図12は、第2の実施の形態のパルプモールドトレイを示す。
図示のパルプモールドトレイでは、西瓜を収容するための果実収容凹部1,10が、上面視が略長方形を成すパルプモールド製のトレイ内に配設されている。ここで、果実収容凹部10は、中央部に設けられたサイズが若干大きな凹部であり、中央部であるため、外縁部位34は有しないが、対向部位32に囲まれているため十分な弾力を有する。この果実収容凹部10の周囲の対称位置に4個の果実収容凹部1が配設されており、これらのサイズは略同等である。
図7〜図9は、順に、第3、第4、第5の実施の形態のパルプモールドトレイを示す斜視図である。
即ち、第3の実施の形態(図7)では、1個の果実収容凹部10aと6個の果実収容凹部1が設けられている。果実収容凹部10aは、第2の実施の形態の果実収容凹部10と同様に、外縁部位34は有しない。6個の果実収容凹部1は略同等のサイズであり、第1の実施の形態のパルプモールドトレイと同様に、底部20、壁部30を有し、それらの構成も、第1の実施の形態と同様である。このため、第1の実施の形態のパルプモールドトレイと同様の作用効果を奏する。
また、第4の実施の形態(図8)では、4個の同等サイズの果実収容凹部1が設けられている。また、第5の実施の形態(図9)では、3個の同等サイズの果実収容凹部1が設けられている。これらの各実施の形態のパルプモールドトレイも、果実収容凹部1の構成は前述の第1の実施の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図10〜図11は、順に、第6、第7の実施の形態のパルプモールドトレイを示す斜視図である。第6、第7の実施の形態では、前述の第1〜5の実施の形態とは異なり、壁部30の対向部位32の高位部位に貫通孔が無く、また、内方凸面部325も、下・中・上の3つの部分ではなく、下段部分と上段部分の2部分のみから成る。
1A 果実収容凹部(隣接する果実収容凹部)
10,10a 果実収容凹部
100 トレイの縁
20 底部
22 平坦部
22a 帯状部
22b 帯状部
24 垂設部
26 孔部
28 突設部
30 壁部
302 外壁面
302A 外壁面(隣接果実収容凹部の外壁面)
32 対向部位
320 高位部位
3200 貫通孔
3201 スリット縁
325 内方凸面部
304 上端(壁部の上端)
34 外縁部位
340 低位部位
Claims (5)
- 底部と該底部の周囲から上方へ拡がるように立設された壁部とを備えた略半球状の果実収容凹部を上面視方形のトレイ内に配設して成るパルプモールドトレイであって、
前記果実収容凹部の内面はパルプモールド成形型の被転写面として形成され、
前記果実収容凹部の壁部は、
該壁部の外壁面が隣接果実収容凹部の外壁面と対向する対向部位では、当該隣接果実収容凹部側の壁部に連なりトレイの外周縁の高さを上限とする高位部位を当該対向部位の横方向中央部に有し、
該壁部の上端がトレイの外周縁の一部を構成する外縁部位では、トレイの外周縁より低く弧状に切り欠かれた低位部位を当該外縁部位の横方向中央部に有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。 - 請求項1に於いて、
前記果実収容凹部の壁部は、前記対向部位に、当該果実収容凹部の内方へ凸の曲面形状を成す内方凸面部を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。 - 請求項2に於いて、
前記果実収容凹部の壁部は、前記隣接果実収容凹部側の壁部に連なる高位部位に、スリット縁形状が前記内方凸面部の高位部位付近の曲面形状に沿う貫通孔を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。 - 請求項1に於いて、
前記果実収容凹部の壁部は、前記隣接果実収容凹部側の壁部に連なる高位部位に、横方向中央部で拡がるスリット状の貫通孔を有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。 - 請求項1〜請求項4の何れかに於いて、
前記底部は、平坦な帯状部が十字に交差する平坦部と、該平坦部の周囲から垂設されて壁部の下端に至る垂設部と、前記交差位置に設けられた孔部と、該孔部の周囲に設けられた突設部とを有する、
ことを特徴とするパルプモールドトレイ。
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JP2015176213A JP6634555B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | パルプモールドトレイ |
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CN109928069A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-06-25 | 广州果谷贸易有限公司 | 蔬果托盘 |
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2015
- 2015-09-08 JP JP2015176213A patent/JP6634555B2/ja active Active
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CN109928069A (zh) * | 2019-04-25 | 2019-06-25 | 广州果谷贸易有限公司 | 蔬果托盘 |
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