JP2017052075A - 応答装置および調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の応答装置が同じキャラクターで応答することを防ぐ。
【解決手段】ロボット(1)は、他のロボット(1)がユーザ(U)の問いへの応答時に適用するキャラクターを示す通知を取得するキャラクター通知取得部(11)と、上記通知の示すキャラクターとは異なるキャラクターを、上記問いへの応答時に適用するキャラクターとするキャラクター決定部(12)と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザのアクションに対して応答する応答装置、より詳細には設定されたキャラクターに応じた応答を行う応答装置等に関する。
ユーザの問いに対して受け答えをするロボット等、ユーザのアクションに対して応答する装置が従来から知られており、そのような装置により適切な応答をさせるための技術の開発も従来から進められている。例えば、下記の特許文献1には、ロボットの個性を示す属性情報を用いることにより、個性的で複雑な反応、動作を行うことを可能にする技術が開示されている。
特開2001−179665号公報(2001年7月3日公開)
ここで、上述の従来技術では、同じ個性を有するロボットが同じ場に複数存在する状況について想定されていない。このため、あるロボットの個性と、同じ場に存在する他のロボットの個性とが重複してしまい、ユーザの問いに対して各ロボットが同じような対応をするおそれがあり、これでは、同じ場に複数のロボットが存在する意義が薄れてしまう。なお、この問題は、ロボットに限られず、ユーザのアクションに対して所定の性格(キャラクター)に応じた応答を行う応答装置に共通して生じる問題点である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の応答装置がユーザに対して同じキャラクターで応答することを防ぐことのできる応答装置等を実現することにある。
本発明の一態様に係る応答装置は、上記課題を解決するために、ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかを適用し、適用したキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、上記アクションを検出した他の応答装置が該アクションに対する応答時に適用するキャラクター、または当該他の応答装置が上記アクションに対する応答時に適用しないキャラクターを示す通知を取得するキャラクター通知取得部と、上記キャラクター通知取得部が取得した通知に応じて、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターとするキャラクター決定部と、を備えている。
また、本発明の他の態様に係る応答装置は、上記課題を解決するために、ユーザのアクションに対してキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、複数の所定のキャラクターのうち上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターを決定するキャラクター決定部と、上記キャラクター決定部が決定したキャラクター、または上記複数の所定のキャラクターのうち上記キャラクター決定部が決定しなかったキャラクターを、上記アクションに応答する他の応答装置に通知するキャラクター通知部と、を備えている。
そして、本発明の一態様に係る調整装置は、上記課題を解決するために、ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかに応じた応答を行う応答装置のキャラクターを調整する調整装置であって、上記アクションに応答する複数の上記応答装置を検出する応答装置検出部と、上記応答装置検出部が検出した各応答装置が上記ユーザへの応答の際に適用するキャラクターが重複しないように調整するキャラクター調整部と、を備えている。
上記各態様によれば、複数の応答装置がユーザに対して同じキャラクターで応答することを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るロボットの要部構成を示すブロック図である。 上記ロボットがユーザの問いに対して応答する処理の一例を示すフローチャートである。 上記処理の中で上記ロボットが実行する応答キャラクター確認処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るロボットおよびサーバの要部構成を示すブロック図である。 ユーザとの対話において上記ロボットと上記サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態3に係るロボットおよびサーバの要部構成を示すブロック図である。 ユーザとの対話において上記ロボットと上記サーバが実行する処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態4に係るロボットおよびサーバの要部構成を示すブロック図である。
〔実施形態1〕
図1〜3に基づいて、本発明の実施形態1を説明する。まず、本実施形態に係るロボット(応答装置)1の概要について、図1に基づいて説明する。図1は、ロボット1の要部構成の一例を示すブロック図である。また、同図では、ロボット1と対話するユーザUを図示すると共に、該ユーザUと対話するもう一台のロボット1(こちらは外観を図示)についても図示している。なお、ユーザUと対話するロボット1の数は3台以上であってもよい。
ロボット1は、ユーザUからの問いかけに対し、その問いかけの内容に応じた応答メッセージを音声出力する。つまり、ロボット1は、ユーザUとの音声による対話が可能な装置である。また、ロボット1には予め複数のキャラクターが設定されており、適用したキャラクターによって異なる応答メッセージを出力する。そして、ロボット1は、ユーザUからの問いを受けたときに、他のロボット1が近くに存在する場合、当該他のロボット1とは異なるキャラクターでユーザUに応答を行う点が主な特徴点の1つである。
(ロボット1の構成)
次に、ロボット1の構成について、図1を用いて詳細に説明する。図示のように、ロボット1は、制御部10、記憶部20、計時部30、通信部31、音声入力部32、音声出力部33、および位置検出部34を備えている。制御部10は、ロボット1が有する各種の機能を統括的に制御する。制御部10は、キャラクター通知取得部(位置情報取得部)11、キャラクター決定部12、位置判定部13、キャラクター通知部14、および対話処理部15を含む。記憶部20は、ロボット1が使用する各種データを記憶するものであり、記憶部20には、基本キャラクターID21、臨時キャラクターID22、およびユーザ対応データベース23が記憶されている。計時部30は、時間を計測するものであり、通信部31は、ロボット1が他の装置(本例では他のロボット1)と通信するためのものである。音声入力部32は、外部からの音声の入力を受け付けて、入力された音声を示す音声情報を制御部10に送信するものであり、例えばマイクである。音声出力部33は、制御部10の制御に従って音声を出力するものであり、例えばスピーカである。また、位置検出部34は、ロボット1の位置を検出して、該位置を示す位置情報を制御部10に出力する。位置検出部34は、例えばGPS(Global Positioning System)を利用して位置を検出するものであってもよい。
基本キャラクターID21は、ロボット1が応答に用いるキャラクターを示す情報(ID)であり、臨時キャラクターID22は、基本キャラクターID21の代わりに一時的に用いる臨時キャラクターを示す情報(ID)である。基本キャラクターID21は、予め(例えば製造時や販売時)に設定されていてもよいし、ユーザが購入後に設定してもよく、例えばインターネット等のネットワーク経由で設定してもよい。ネットワーク経由で設定する場合は、臨時キャラクターID22として登録してもよい。臨時キャラクターID22が登録されている場合、そのIDのキャラクターは基本キャラクターID21のキャラクターに優先して適用されるが、登録後、更新されずに一定期間経過する(期限切れになる)と臨時キャラクターID22は消去される。また、ユーザ対応データベース23は、ユーザUのアクションと、それに対する応答内容とを対応付けたデータベースであり、キャラクターごとに異なる応答内容が登録されている。よって、ユーザ対応データベース23を参照して応答を決定した場合、ユーザの同じアクションに対して、キャラクターに応じた異なる応答を決定することが可能である。なお、以下では、ユーザUのアクションがロボット1に対する問いかけであり、これに対するロボットの応答が応答メッセージの出力である例を説明する。
キャラクター通知取得部11は、他のロボット1がユーザUへの応答の際に適用するキャラクターである応答キャラクターの通知を取得する。キャラクター決定部12は、ユーザUへの応答の際に適用するロボット1の応答キャラクターを、他のロボット1の応答キャラクターと重複しないように決定する。位置判定部13は、位置検出部34の出力する位置をロボット1の位置であると判定し、該位置を示す位置情報をキャラクター決定部12に出力する。キャラクター通知部14は、キャラクター決定部12で決定したロボット1の応答キャラクターを他のロボット1へ通知する。また、キャラクター通知部14は、応答キャラクターと共に位置検出部34より取得した位置情報についても他のロボット1に通知してもよい。対話処理部15は、音声入力部32に入力されたユーザUの問いかけ(発話)内容を解析し、それに対応する応答メッセージを生成し、音声出力部33から音声出力する。詳細は後述するが、対話処理部15は、キャラクター決定部12が決定したキャラクターに応じた応答メッセージを、ユーザ対応データベース23を参照して特定し、該応答メッセージを音声出力させる。
(ロボット1による対話処理の流れ)
図2および図3を参照して、ロボット1による応答処理(応答装置の制御方法)の流れを説明する。図2は、ロボット1がユーザの問いに対して応答する処理の一例を示すフローチャートである。また、図3は、上記処理の中でロボット1が実行する応答キャラクター確認処理の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、対話処理部15は、ユーザの問いを音声入力部32が受け付けるのを待ち受けている(S1)。そして、問いを受け付けた場合(S1でYES)、当該問いに対する応答の際に適用するキャラクターを決定するようにキャラクター決定部12に指示する。この指示を受信したキャラクター決定部12は、キャラクター通知取得部11が他のロボット1からキャラクターIDを受信したか否かを確認する(S2、キャラクター通知取得ステップ)。ここで、キャラクターIDを受信していた場合(S2でYES)、キャラクター決定部12は、位置判定部13にロボット1の位置情報を取得させる。そして、取得させた位置情報と、キャラクター通知取得部11がキャラクターIDと共に取得した、他のロボット1の位置情報とを比較し、他のロボット1が、ロボット1の近辺であるか否かを判定する(S3)。なお、S3において、ロボット1から所定範囲内であれば、他のロボット1がロボット1の近辺に存在すると判定すればよい。この所定範囲は、ユーザのアクションに対して応答が可能な他のロボット1を検出できる程度の範囲であればよく、例えばロボット1から数メートル以内としてもよい。ここでは、ユーザの近辺にあるロボット1の近辺に他のロボット1があるか否かを判定することにより、間接的にユーザから所定範囲内に他のロボット1があるか否かを判定している。
S3で近辺であると判定した場合(S3でYES)、キャラクター決定部12は、応答キャラクター確認処理を行って(S4A)、S1の問いに対する応答時に適用するキャラクターを確認し、S5の処理に進む。つまり、キャラクター決定部12は、他のロボット1の位置がユーザから所定範囲内にあると判定したことを条件として、S5以下の処理でロボット1のキャラクターの決定を行う。一方、S3で近辺ではないと判定した場合(S3でNO)には、キャラクター決定部12は、応答キャラクター確認処理を行い(S4B)、S8の処理に進む。また、S2でNOと判定した場合(他のロボット1からキャラクターIDを受信していない場合)にも、処理はS4Bに進む。
図3に基づいて、応答キャラクター確認処理(S4A、S4B)の詳細を説明する。まず、キャラクター決定部12は、記憶部20に臨時キャラクターID22の値が格納(記憶)されているか否かを判定する(S21)。格納されていなかった場合(S21でNO)、S25の処理に進む。一方、格納されていた場合(S21でYES)、キャラクター決定部12は、計時部30より取得した時刻情報を元に、当該IDが期限切れであるか否かを判定する(S22)。ここで、期限切れではなかった場合(S22でNO)、キャラクター決定部12は、当該IDのキャラクターを応答キャラクターとして(S23)処理を終了する。一方、期限切れであった場合(S22でYES)、キャラクター決定部12は、当該IDの値を記憶部20から削除し(S24)、基本キャラクターID21のキャラクターを応答キャラクターとして(S25)処理を終了する。
ここで図2の説明に戻る。キャラクター決定部12は、応答キャラクター確認処理(S4A)にて確認した応答キャラクターが、S2で通知された応答キャラクターと同一であるか否か判定する(S5)。応答キャラクターが同一であった場合(S5でYES)、キャラクター決定部12は、自らの応答キャラクターを、他のロボット1から通知されたものとは異なるものに変更する(S6、キャラクター決定ステップ)。そして、変更後の応答キャラクターのIDを、臨時キャラクターID22に登録する(S7)。また、キャラクター決定部12は、登録したIDをキャラクター通知部14と対話処理部15に通知する。
S8では、キャラクター通知部14が、キャラクター決定部12にて決定した応答キャラクターを、通信部31を介してロボット1の周囲(近辺)に位置する他のロボット1に通知する(S8、キャラクター通知ステップ)。また、キャラクター通知部14は、位置検出部34より取得した位置情報についても、応答キャラクターと同様に、周囲のロボット1に通知する(S9)。なお、S2で受信を確認したキャラクターIDの送信元のロボット1は応答キャラクターおよび位置情報の通知対象外としてもよい。最後に、対話処理部15は、S1で受け付けた問いに対する、キャラクター決定部12から通知されたIDの応答キャラクターに応じた応答メッセージを生成し(S10)、音声出力部33より出力する(S11)。
なお、本実施形態では、S8およびS9の通知(S2で受信する通知)は、通信部31を介した無線通信にて行うことを想定しているが、通知の態様はこの例に限られない。これは以下の各実施形態においても同様である。例えば、音声(可聴域外が好ましい)にて通知してもよい。この場合、無線通信では必要な事前の通信ネットワーク形成が不要である。また、通知の範囲が音声の届く範囲に限られるので、隣の部屋に設置されているロボット1のような、ユーザからの距離は近いがユーザとの対話には参加しないロボット1を調整の対象外とすることができる。また、通知元のロボットの位置確認(S3)および位置情報の通知(S9)は必須ではなく、省略してもよい。この場合、図1の位置判定部13および位置検出部34も省略できる。以下の各実施形態においても同様である。
また、上記の例では、応答キャラクターを通知する例を示したが、応答キャラクター以外の1または複数のキャラクターを通知してもよい。この場合、通知を受けたロボット1は、通知されたキャラクターの中から応答キャラクターを決定する。この構成では、一人のユーザに対して応答するキャラクターを所定の組み合わせとすることができる。例えば、一方のキャラクターをおおらか(問いに対する回答に概略的なものが多い)、他方を几帳面(問いに対する回答が詳細なものが多い)にするなど、対照的なキャラクターの組み合わせとして、各キャラクターを際立たせることも可能である。
〔実施形態2〕
図4〜5に基づいて、本発明の実施形態2を説明する。まず、本実施形態に係るロボット(応答装置)200およびサーバ(調整装置)300の概要について、図4に基づいて説明する。図4は、ロボット200およびサーバ300の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では2台のロボット200のキャラクターの調整をサーバ300が行う。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。以下の各実施形態でも同様である。
(ロボット200の構成)
図4のロボット200は、記憶部20にロボットID24が記憶されている点を除けば、図1のロボット1と同様の構成である。ロボットID24は、ロボット200の識別情報であり、各ロボット200には固有のロボットID24が予め割り当てられている。
(サーバ300の構成)
サーバ300は、複数のロボット200がユーザに応答する際に、各ロボット200の応答キャラクターが重複しないように調整する装置である。サーバ300は、サーバ300の各部を統括的に制御する制御部310、サーバ300が使用する各種データを記憶する記憶部320、およびサーバ300が他の装置(本例ではロボット200)と通信するための通信部331を備えている。
制御部310は、通知取得部311(応答装置検出部)、キャラクター調整部312、およびキャラクター変更指示部(調整キャラクター通知部)313を含む。また、記憶部320にはキャラクター決定データベース321が記憶されている。キャラクター決定データベース321は、ロボット200の応答キャラクターを決定するためのものであり、各ロボット200から通知された応答キャラクターのIDが、該ロボットの200の位置情報およびロボットID24と対応付けられたデータベースである。
通知取得部311は、ユーザのアクション(問いかけ)に応答する複数のロボット200を検出する。具体的には、通知取得部311は、ユーザのアクションを検出した各ロボット200から応答キャラクターの通知を取得することによって、該通知の送信元のロボット200(すなわちユーザのアクションに応答するロボット200)を検出する。また、キャラクター調整部312は、通知取得部311が検出した各ロボット200が上記ユーザへの応答の際に適用するキャラクターが重複しないように調整する。具体的には、キャラクター調整部312は、通知取得部311が取得した通知の示す応答キャラクターが、複数のロボット200で重複する場合に、その重複を避けるように応答キャラクターを調整する。そして、キャラクター変更指示部313は、キャラクター調整部312がロボット200の応答キャラクターを調整した場合に、調整後の応答キャラクターを通知して、当該応答キャラクターで応答するように当該ロボット200に指示する。
(サーバ300を用いたロボット200による対話処理の流れ)
図5を参照して、ロボット200とサーバ300の実行する処理(応答装置の制御方法および調整装置の制御方法)の流れを説明する。図5は、ユーザとの対話においてロボット200とサーバ300が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
対話処理部15は、ユーザの問いを音声入力部32が受け付けるのを待ち受けており(S31)、問いを受け付けた場合(S31でYES)、キャラクター決定部12に、当該問いに対する応答の際に適用するキャラクターを決定するように指示する。この指示を受信したキャラクター決定部12は、実施形態1(図3)と同様の応答キャラクター確認処理(S32)を実行して、応答キャラクターを確認し、キャラクター通知部14に通知する。
次に、この通知を受信したキャラクター通知部14は、通知された応答キャラクターのID、位置判定部13から取得した位置情報、およびロボットID24を、通信部31を介してサーバ300へ送信する(S33)。なお、ユーザの問いを受けた時刻を示す時刻情報についても上記の各情報と共にサーバ300に送信してもよい。また、図5には示していないが、ユーザの問いを他のロボット200も受け付けていた場合、当該他のロボット200も上記と同様にして、応答キャラクターのID、ロボットID24、および位置情報をサーバ300へ送信する。
サーバ300の通知取得部311は、応答キャラクターのID、位置情報、およびロボットIDの通知、すなわちユーザの問いに応答するロボット200が検出されることを待ち受けている(S41、応答装置検出ステップ)。ここで、通知を受け付けた場合(S41でYES)、通知取得部311は、当該通知に含まれる応答キャラクターが他のロボット200のものと重複するか否かを確認するよう、キャラクター調整部312に指示する。
上記指示を受信したキャラクター調整部312は、キャラクター決定データベース321を参照して、S42〜S44の判定を行う。具体的には、S42では所定時間内に同じ地点から通知を受信したか否かを判定する。S33でロボット200が時刻情報を送信している場合、この時刻情報を参照してS42の判定を行ってもよい。また、所定時間内に同じ地点からの通知があった場合(S42でYES)、S43ではそれが同じロボット200からの通知であったか否かを確認する。さらに、同じロボット200からの通知ではなかった場合(S43でNO)、S44ではそれらのロボット200の応答キャラクターが同じであるか否かを判定する。そして、応答キャラクターと同じであった場合(S44でYES)、キャラクター調整部312は、通知されたIDとは異なる値の応答キャラクターを、ロボット200の応答キャラクターとして、キャラクター決定データベース321に登録する(S45、キャラクター調整ステップ)。この後、処理はS47に進む。
一方、所定時間内に同じ地点からの通知がなかった場合(S42でNO)、同じロボット200からの通知であった場合(S43でYES)、応答キャラクターが異なっていた場合(S44でNO)には、通知された応答キャラクターのIDをキャラクター決定データベース321へ登録する(S46)。この後、処理はS47に進む。S47では、キャラクター変更指示部313は、通信部331を介して、ロボット200へS45またはS46で登録した応答キャラクターを通知する。
ロボット200のキャラクター通知取得部11は、サーバ300からの回答を待ち受けており(S34)、回答を受け付けた場合(S34でYES)、当該回答の内容をキャラクター決定部12に通知する。そして、キャラクター決定部12は、応答キャラクターは応答キャラクターを変更する指示があったか否かを判定する(S35、キャラクター通知取得ステップ)。具体的には、キャラクター決定部12は、S32で確認した応答キャラクターと、サーバ300からの回答にて通知された応答キャラクターとが異なっていれば変更指示があったと判定する。ここで、変更指示はなかったと判定した場合(S35でNO)、処理はS37に進む。
一方、変更指示があったと判定した場合(S35でYES)、キャラクター決定部12は、サーバ300より通知された応答キャラクターのIDを臨時キャラクターID22として登録する(S36、キャラクター決定ステップ)。臨時キャラクターID22は、基本キャラクターID21に優先して適用されるので、上記登録した臨時キャラクターID22のキャラクターが応答キャラクターとなる。この後は、上記実施形態と同様にして、応答キャラクターに応じた応答メッセージを生成し(S37)、出力する(S38)。
なお、上記では、応答キャラクターを変更しない場合でもサーバ300が応答キャラクターを通知する例を説明したが、変更する場合には通知し、変更しない場合には通知しないようにしてもよい。この場合、ロボット200は、サーバ300からの回答がなければ(S34でNO)、S32で確認した応答キャラクターでユーザに応答する。
〔実施形態3〕
図6〜7に基づいて、本発明の実施形態3を説明する。まず、本実施形態に係るロボット(応答装置)400およびサーバ(調整装置)500の概要について、図6に基づいて説明する。図6は、ロボット400およびサーバ500の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態では2台のロボット400がユーザに対して異なるキャラクターで応答するが、各ロボット400のキャラクターの調整に加え、応答メッセージの生成についてもサーバ500が行う。
(ロボット400およびサーバ500の構成)
図6のロボット400は、記憶部20にユーザ対応データベース23が記憶されていない点を除けば、図4のロボット200と同様の構成である。また、図6のサーバ500は、制御部310に応答生成部(応答内容通知部)511が含まれている点、および記憶部320にユーザ対応データベース521が記憶されている点を除けば、図4のサーバ300と同様の構成である。ユーザ対応データベース521は、上述のユーザ対応データベース23と同様のデータベースである。
応答生成部511は、キャラクター調整部312が調整した応答キャラクターとユーザの問いを元に、ユーザ対応データベース521から応答メッセージを生成し、通信部331よりロボット400へ送信する。つまり、ロボット400は、ユーザの発話内容をサーバ500に通知し、サーバ500はロボット400の応答キャラクターを調整した上で、該応答キャラクターに応じた応答メッセージを生成する。そして、ロボット400は、受信した応答メッセージを出力することにより、ユーザの発話(問い)に応答する。
(サーバ500を用いたロボット400による対話処理の流れ)
図7を参照してロボット400とサーバ500の実行する処理の流れを説明する。図7はユーザとの対話においてロボット400とサーバ500が実行する処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7のS51、52、54〜56、62〜66は、それぞれ図5のS31、32、34〜36、42〜46と同様の処理であるから説明を省略する。
S53では、キャラクター通知部14は、通知された応答キャラクターのID、ユーザの問いの音声情報、ロボットID24、および位置判定部13から取得した位置情報を、通信部31を介してサーバ500へ送信する。なお、上記音声情報は、音声入力部32を介して入力された音声(ユーザの問いかけ)を元に生成されたものである。
サーバ500の通知取得部311は、応答キャラクター、音声情報、ロボットID24、および位置情報の通知、すなわちユーザの問いに応答するロボット400が検出されることを待ち受けている(S61、応答装置検出ステップ)。ここで、通知を受け付けた場合(S61でYES)、S62以降の処理が行われて、S65(キャラクター調整ステップ)またはS66にて応答キャラクターが登録される。続くS67では応答生成部511は、S61で受信を確認した音声情報と、ユーザ対応データベース521を元に、登録した応答キャラクターに応じた応答メッセージを生成する。そして、キャラクター変更指示部313は登録した応答キャラクターをロボット400に送信し、応答生成部511はS67で生成した応答メッセージをロボット400に送信する(S68)。このように、サーバ500は、応答生成部511が応答メッセージをロボット400に送信するので、ロボット400の対話処理部15は、通信部31を介してサーバ500より受信した応答メッセージを音声出力部33より音声出力し(S57)、処理を終了する。
〔実施形態4〕
図8に基づいて本発明の実施形態4を説明する。図8は、ロボット(応答装置)600およびサーバ(調整装置)700の要部構成の一例を示すブロック図である。本実施形態は実施形態3と同様であるが、サーバ700が調整後のキャラクターをロボット600に通知しない点で相違している。
(ロボット600およびサーバ700の構成)
図8のロボット600は、制御部10にキャラクター通知取得部11およびキャラクター決定部12が含まれていない点、および記憶部20に臨時キャラクターID22が記憶されていない点で図6のロボット400と相違している。また、図8のサーバ700は、制御部310にキャラクター変更指示部313が含まれていない点で図6のサーバ500と相違している。
ロボット600は、キャラクター通知取得部11およびキャラクター決定部12を備えていないので、対話処理部15がユーザの問いを受け付けたときには、キャラクター通知部14は、基本キャラクターID21とユーザの問いを示す音声情報をサーバ700に送信する。このときに、位置判定部13が取得した位置情報についても合わせて送信してもよい。
一方、サーバ700は、上記実施形態3と同様に、キャラクター調整部312にて必要に応じて応答キャラクターの調整を行い、応答生成部511にて調整後の応答キャラクターおよび上記音声情報に応じた応答メッセージを生成し、ロボット600に送信する。ただし、サーバ700は、キャラクター変更指示部313を備えていないため、調整後の応答キャラクターをロボット600に通知しない。
なお、ロボット600は、基本キャラクターID21の送信を省略してもよい。この場合、サーバ700の通知取得部311は、ユーザの問いを示す音声情報の受信により、ユーザの問いを受け付けた各ロボット600を検出する。次に、サーバ700のキャラクター調整部312は、通知取得部311が検出した各ロボット600の応答キャラクターを重複しないように決定する。そして、応答生成部511は、上記決定した応答キャラクターによる応答内容を決定し、各ロボット600に通知する。なお、決定した応答キャラクターを各ロボット600に通知して、該応答キャラクターによる応答を行わせてもよく、この場合、各ロボット600に応答内容を決定させればよい。
〔変形例〕
上記各実施形態では、1つのサーバ300、500、700を用いる例を説明したが、サーバ300、500、700の有する各機能が、個別のサーバにて実現されていてもよい。そして、複数のサーバを適用する場合においては、各サーバは、同じ事業者によって管理されていてもよいし、異なる事業者によって管理されていてもよい。
また、上記各実施形態では、ユーザの発話に対する応答を、ロボット1、200、400、または600にて行う例を示したが、ユーザの発話に応答する応答装置はロボットに限られない。例えば、テレビや冷蔵庫等のようなユーザの身の周りの家電機器を応答装置としてもよい。この他にも、例えばスマートフォンや携帯電話機等の通信端末装置を応答装置とすることも可能である。また、応答の対象となるユーザのアクションは、発話に限られず、身振り等の音声を伴わないアクションであってもよい。この場合、カメラや動きセンサなどを用いることにより、ユーザの所定のアクションを検出することが可能である。同様に、応答装置による応答も応答メッセージの音声出力に限られず、例えば応答装置が表示部を有している場合には、表示部に応答メッセージを表示出力してもよい。また、例えばユーザのアクションに応じた動きで応答装置を動かすこと等も可能である。
また、上記実施形態1では、ロボット1の位置情報と他のロボット1の位置情報とから、2台のロボット1が近辺に存在すると判定した場合に、応答キャラクターの調整を行う例を示した。この位置情報は、GPSで取得した位置情報のように絶対位置を示すものであってもよいし、2台のロボット1間の相対位置を示すものであってもよい。また、キャラクターの調整は、ロボット1がアクションを検出したユーザの近辺に他のロボット1が存在する場合に行えばよいから、ユーザから所定範囲内に他のロボット1が存在するか否かを判定してもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
ロボット1、200、400、600およびサーバ300、500、700の各ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
ロボット1、200、400、600およびサーバ300、500、700の制御ブロック(特に制御部10および310)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、ロボット1、200、400、600およびサーバ300、500、700は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る応答装置(ロボット1、200、400)は、ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかを適用し、適用したキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、上記アクションを検出した他の応答装置(ロボット1、200、400)が該アクションに対する応答時に適用するキャラクター、または当該他の応答装置が上記アクションに対する応答時に適用しないキャラクターを示す通知を取得するキャラクター通知取得部(11)と、上記キャラクター通知取得部が取得した通知に応じて、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターとするキャラクター決定部(12)と、を備えている。
上記の構成によれば、キャラクター通知取得部が取得した通知に応じて、他の応答装置とは異なるキャラクターを、アクションに対する応答時に適用するキャラクターとする。よって、他の応答装置とは異なるキャラクターにて、ユーザのアクションに応答することができる。つまり、上記の構成によれば、複数の応答装置がユーザに対して同じキャラクターで応答することを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る応答装置は、上記態様1において、上記他の応答装置の位置が、上記ユーザから所定範囲内にあるか否かを判定するための位置情報を取得する位置情報取得部(キャラクター通知取得部11)を備え、上記キャラクター決定部は、上記位置情報から、上記他の応答装置の位置が上記ユーザから所定範囲内にあると判定されたことを条件として、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターとしてもよい。
上記の構成によれば、他の応答装置の位置がユーザから所定範囲内にあると判定されたことを条件として、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、ユーザのアクションに対する応答時に適用するキャラクターとする。よって、ユーザから所定範囲内に他の応答装置が存在しており、応答に適用するキャラクターを調整する必要が高い状況において、応答に適用するキャラクターを決定することができる。言い換えれば、上記の構成によれば、ユーザから所定範囲内に他の応答装置が存在しておらず、調整の必要性が低い状況においては、キャラクターを決定せずに済ませることができる。なお、上記位置情報は、他の応答装置の位置が、上記ユーザから所定範囲内にあるか否かを判定できるような情報であればよい。例えば、他の応答装置の絶対位置、上記応答装置に対する他の応答装置の相対位置、上記ユーザに対する他の応答装置の相対位置等を上記位置情報としてもよい。
本発明の態様3に係る応答装置(ロボット1、200)は、ユーザのアクションに対してキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、複数の所定のキャラクターのうち上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターを決定するキャラクター決定部(12)と、上記キャラクター決定部が決定したキャラクター、または上記複数の所定のキャラクターのうち上記キャラクター決定部が決定しなかったキャラクターを、上記アクションに応答する他の応答装置(ロボット1、200)に通知するキャラクター通知部(14)と、を備えている。
上記の構成によれば、ユーザのアクションに対する応答時に適用するキャラクターを決定すると共に、決定したまたは決定しなかったキャラクターを、上記アクションに応答する他の応答装置に通知する。よって、他の応答装置に、上記応答装置とは異なるキャラクターにて上記アクションに応答させることができる。つまり、上記の構成によれば、複数の応答装置がユーザに対して同じキャラクターで応答することを防ぐことができるという効果を奏する。
本発明の態様4に係る調整装置(サーバ300、500、700)は、ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかに応じた応答を行う応答装置(ロボット200、400、600)のキャラクターを調整する調整装置であって、上記アクションに応答する複数の上記応答装置を検出する応答装置検出部(311)と、上記応答装置検出部が検出した各応答装置が上記ユーザへの応答の際に適用するキャラクターが重複しないように調整するキャラクター調整部(312)と、を備えている。
上記の構成によれば、ユーザのアクションに応答する複数の応答装置を検出して、検出した各応答装置が上記ユーザへの応答の際に適用するキャラクターが重複しないように調整する。よって、複数の応答装置がユーザに対して同じキャラクターで応答することを防ぐことができるという効果を奏する。なお、上記「キャラクターが重複しないように調整する」は、例えば、重複したキャラクターで応答しようとする応答装置に適用させるキャラクター(応答装置が適用しようとするキャラクターとは異なるキャラクター)を決定することであってもよい。また、例えば、複数の応答装置のそれぞれについて、互いに重複しないキャラクターを決定することであってもよい。この他にも、例えば重複したキャラクターで応答しようとする応答装置に通知を送信して、キャラクターを変更させること等も上記「キャラクターが重複しないように調整する」に含まれる。
本発明の態様5に係る調整装置は、上記態様4において、上記応答装置検出部は、検出した複数の上記応答装置のそれぞれから、各応答装置が応答の際に適用しようとするキャラクターの通知を取得し、上記キャラクター調整部は、複数の上記応答装置のうち、他の応答装置の通知したキャラクターと重複するキャラクターを通知した応答装置のキャラクターを、通知されたキャラクターとは異なるキャラクターと決定してもよい。
上記の構成によれば、適用しようとするキャラクターが重複する応答装置についてのみキャラクターの調整を行えばよいので、調整の対象を最小限とした効率のよい調整が可能である。
本発明の態様6に係る調整装置は、上記態様5において、上記キャラクター調整部が決定したキャラクターに応じた上記ユーザへの応答内容を上記応答装置に通知する応答内容通知部(応答生成部511)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、調整装置から応答装置にキャラクターに応じた応答内容を通知するので、応答装置が応答内容を決定する必要がない。よって、応答内容を決定する機能を有していない応答装置にも、キャラクターに応じた応答を行わせることができる。また、応答内容を決定する機能を有している応答装置には、該応答装置が決定する応答内容とは異なる応答内容で応答させることが可能である。
本発明の態様7に係る調整装置は、上記態様5または6において、上記キャラクター調整部が決定したキャラクターを上記応答装置に通知する調整キャラクター通知部(キャラクター変更指示部313)を備えていてもよい。
上記の構成によれば、キャラクター調整部が決定したキャラクター、すなわち他の応答装置のキャラクターと重複しないように調整したキャラクターを応答装置に通知する。よって、応答装置に当該キャラクターで応答させることができる。
本発明の各態様に係る応答装置および調整装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記応答装置または調整装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記応答装置または調整装置をコンピュータにて実現させる応答装置または調整装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1、200、400、600 ロボット(応答装置)
11 キャラクター通知取得部(位置情報取得部)
12 キャラクター決定部
14 キャラクター通知部
300、500、700 サーバ(調整装置)
311 通知取得部(応答装置検出部)
312 キャラクター調整部
313 キャラクター変更指示部(調整キャラクター通知部)
511 応答生成部(応答内容通知部)

Claims (5)

  1. ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかを適用し、適用したキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、
    上記アクションを検出した他の応答装置が該アクションに対する応答時に適用するキャラクター、または当該他の応答装置が上記アクションに対する応答時に適用しないキャラクターを示す通知を取得するキャラクター通知取得部と、
    上記キャラクター通知取得部が取得した通知に応じて、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターとするキャラクター決定部と、を備えていることを特徴とする応答装置。
  2. 上記他の応答装置の位置が、上記ユーザから所定範囲内にあるか否かを判定するための位置情報を取得する位置情報取得部を備え、
    上記キャラクター決定部は、上記位置情報から、上記他の応答装置の位置が上記ユーザから所定範囲内にあると判定されたことを条件として、上記他の応答装置とは異なるキャラクターを、上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターとする、ことを特徴とする請求項1に記載の応答装置。
  3. ユーザのアクションに対してキャラクターに応じた応答を行う応答装置であって、
    複数の所定のキャラクターのうち上記アクションに対する応答時に適用するキャラクターを決定するキャラクター決定部と、
    上記キャラクター決定部が決定したキャラクター、または上記複数の所定のキャラクターのうち上記キャラクター決定部が決定しなかったキャラクターを、上記アクションに応答する他の応答装置に通知するキャラクター通知部と、を備えていることを特徴とする応答装置。
  4. ユーザのアクションに対して、複数の所定のキャラクターの何れかに応じた応答を行う応答装置のキャラクターを調整する調整装置であって、
    上記アクションに応答する複数の上記応答装置を検出する応答装置検出部と、
    上記応答装置検出部が検出した各応答装置が上記ユーザへの応答の際に適用するキャラクターが重複しないように調整するキャラクター調整部と、を備えていることを特徴とする調整装置。
  5. 上記応答装置検出部は、検出した複数の上記応答装置のそれぞれから、各応答装置が応答の際に適用しようとするキャラクターの通知を取得し、
    上記キャラクター調整部は、複数の上記応答装置のうち、他の応答装置の通知したキャラクターと重複するキャラクターを通知した応答装置のキャラクターを、通知されたキャラクターとは異なるキャラクターと決定する、ことを特徴とする請求項4に記載の調整装置。
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