JP2017051260A - 美容装置が出力する効果的なパルス電流波形パターン - Google Patents

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Abstract

【課題】反応の鈍化を防ぎ、継続的な使用においても効果が衰えない、皮膚細胞や人体組織が簡単には記憶できないような複雑なパルス波形の組み合わせで電流を出力できる美容装置を提供する。【解決手段】パルス周期と、インターバルを出力パターン要素とし、その組み合わせを出力パターンと定義したとき、最低でも10秒間に、4組以上の異なった出力パターンを組み合わせてパルス電流を出力する。また、最低10秒間に、4組以上の異なった出力パターンで構成される出力パターンの組み合わせを出力パターンセットと定義したとき、この出力パターンセットを繰り返しながら電流を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、パルス電流を皮膚に通電させる美容装置において、皮膚細胞や人体組織がパルス電流の波形パターンを記憶して電気刺激に慣れてしまい、反応が鈍化して効果が衰えることを避けるため、皮膚に通電する電流のパルス波形パターンを複雑化して、継続的使用においても使用開始時同様の効果を得ることができる美容装置のパルス電流波形パターンに関するものである。
微弱な電流を皮膚に通電させる美容装置は以前より存在するが、それらの美容装置が発生する電流の多くは、0.1Hzから20Hz程度の低周波で、矩形波、またはそれに近いパルス波を、プラス電位とマイナス電位を交互に出力させるものである。
それは、このようなパルス電流を皮膚に通電させることが皮膚の細胞を活性させる効果があるとされているからであるが、そのような効果的なパルス電流であっても、継続的に利用すると効果は薄れてくる。それは、皮膚細胞や人体組織がパルス電流による電気刺激を記憶して慣れてしまうからである。
美容装置においては、危険性を最小限におさえる目的もあり、非常に低出力の電流を使用する場合が多い。電気刺激が小さければ小さいほど、慣れに起因する反応の鈍化は早く訪れると考えることができる。
そのような、微小な電気刺激に対して皮膚細胞が慣れて反応が鈍化するのを防ぐためのもっとも効果的な方法は、電気刺激の元になる電流のパルス波形パターンを複雑にすることであると言える。すなわち、毎回違ったタイミングで電気刺激が訪れることで、細胞が記憶したパターンの予測を外し、新しい刺激として認識させることが、微弱な電気刺激における細胞の慣れを回避するための効果的な方法である。
電気刺激に対する慣れの現象は医療分野でも課題として考えられており、電気刺激に強弱をつけたり、複数の周波数をランダムに組み合わせたり、長さが異なる休止時間をパルス周期の間に挟み込んだりという技術も存在する。
特許第2513361号は周波数及びパルス幅をランダムに生成する技術であるが、それを実現するためには、周波数とパルス幅毎に発振器が必要で、機器の構造も制御も複雑になる。
現実的には、現在市場に存在する皮膚通電を主機能とした美容装置の出力電流パルス波形パターンは、そのほとんどが非常に単純で、単一または2、3種類のパターンをプラスとマイナスの電位で出力し、それを繰り返すものである。
特許第4528798号はその一例で、1回の施術が3組の交流波形で構成されているが、それぞれの交流波形は、1ないし2種類の方形波と、1ないし2種類の方形波周期間の休止時間で構成されている。
特許第2513361号 特許第4528798号
しかし、このような単純なパルス電流波形パターン、すなわち人体への通電刺激パターンでは、皮膚細胞や人体組織は、継続的使用に対して刺激に慣れてしまい、刺激に対する反応が鈍化して、充分な効果を継続的使用時に得ることが難しくなる。
皮膚細胞や人体組織が電気刺激に慣れて反応が鈍化しないためには、出力電流のパルス波形パターンを複雑化することが非常に効果的である。具体的には、電流のプラスとマイナス一対の出力時間、すなわちパルス周期と、パルス周期間の非出力時間、すなわちインターバルを出力パターン要素とし、ひとつのパルス周期とその直後のインターバルの組み合わせを出力パターンと定義したとき、最低でも10秒間に、4組以上の異なった出力パターンを組み合わせてパルス電流を出力する。
そして、最低10秒間に、4組以上の異なった出力パターンで構成される出力パターンの組み合わせを出力パターンセットと定義したとき、この出力パターンセットを繰り返しながら電流を出力する。
出力パターンセットの長さは最低でも10秒とし、15秒、20秒と長くしていく場合は、秒数に0.4をかけた数を、異なった出力パターンの最低数とする。すなわち15秒であれば異なった6組以上、20秒であれば異なった8組以上の出力パターンで構成されるようにする。
これにより、連続して同じパターンの電気刺激を受けない皮膚細胞や人体組織は、単純なパターンの電気刺激を繰り返し受ける技術と比較して、慣れによる反応の鈍化を防ぐことができる。
また、この発明の出力パターンの組み合わせは、マイクロコントローラにインストールするソフトウエアで容易に実現が可能で、前記特許第2513361号の周波数及びパルス幅をランダムに生成する技術のように、機器の構造を複雑化する必要はない。
パルス波形を持つ微弱な電流を皮膚に通電する美容装置の技術において、効果を得るために重要なのは継続的に通電を繰り返していくことだが、人体は継続的刺激に対して慣れるという特性があるため、美容装置の微弱な電流に対しては容易に耐性ができてしまい、反応が鈍化することは明白である。
そのような微弱電流を出力する美容装置において、電気刺激を受ける皮膚細胞や人体組織が慣れてしまわないように出力電流のパルス波形パターンを複雑化することにより、慣れによる効果の低下を妨げることができ、継続的な使用において使用開始時と同等の効果を得続けることができるようになる。
10秒間に4組の出力パターンで構成される出力パターンセットの図である。 10秒間に6組の出力パターンで構成される出力パターンセットの図である。 15秒間に10組の出力パターンで構成される出力パターンセットの図である。 パルス周期が同じでもインターバルが異なる出力パターン例の図である。 プラスとマイナスで出力時間が異なる非対称パルス例の図である。
図1から図3に例として示したように、最低でも10秒間に4組以上の出力パターンで構成された出力パターンセットを、任意の時間、繰り返し出力する。
図1は、10秒間に4組の異なった出力パターンで構成された出力パターンセットである。
図2は、10秒間に6組の異なった出力パターンで構成された出力パターンセットである。出力パターンの一例として、インターバルが0値のものも含まれている。
図3は、15秒間に10組の異なった出力パターンで構成された出力パターンセットである。
図4に示した例のように、パルス周期が同じでもインターバルが異なれば、それぞれ別の出力パターンとする。
図5に示した例のように、プラスとマイナスの出力時間が異なる非対称パルスの出力パターンも出力パターンのひとつとする。
これまでの技術と比較して、継続的により良い効果が得られる美容装置ができることにより、利用者の満足度が上がり利用者が増加して、業務用と個人消費者向け両方の市場において、産業の活性化につながる。
A パルス周期
B インターバル
C 出力パターン
D インターバルの値が0の出力パターン

Claims (1)

  1. パルス波形の電流を出力する美容装置であって、プラス電位とマイナス電位の出力が一対になったひとつのパルス周期と、その直後のインターバルの組み合わせをパルス電流の出力パターンとするとき、最低でも10秒間に、4組以上の異なった出力パターンで構成された出力パターンセットを繰り返し出力することを特徴とする美容装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017003491T5 (de) 2016-07-11 2019-04-25 Denso Corporation Motorsteuerungsvorrichtung, motorantriebssystem und motorsteuerungsverfahren
JP2020039575A (ja) * 2018-09-11 2020-03-19 株式会社コニー 美容器具

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