JP2017049845A - 画面表示プログラム、方法及び装置、並びに処理プログラム、方法及び装置 - Google Patents

画面表示プログラム、方法及び装置、並びに処理プログラム、方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】付箋アプリの使い勝手を向上する画面表示プログラム、方法及び装置並びに処理プログラム、方法及び装置を提供する。【解決手段】処理部は、デスクトップ画面を透過表示する付箋アプリ画面を編集モード以外(固定モード)において他のウィンドウ画面の最背面に表示するS40。そして、デスクトップ画面を透過表示する付箋アプリ画面を固定モードでは他のウィンドウ画面の最背面に表示し、付箋アプリ画面上においてデスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けるとS46BY、受け付けた操作の情報をOSに受け渡し代替処理命令を実行するS46C。【選択図】図17

Description

本発明は、画面表示プログラム、方法及び装置、並びに処理プログラム、方法及び装置に関する。
企業や事務所などにおける事務処理において、簡単なメモを残すために付箋と呼ばれる紙片に簡潔な伝達事項や情報を書き込んで書類とともに保存することがある。近年においては、PC(Personal Computer)などの情報処理装置に対するユーザの利便性を高めるため、電子付箋の表示機能(付箋アプリ)を実装した情報処理装置が開発されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2007−317212号公報
デスクトップ画面上に付箋アプリがあると、ユーザの予定や備忘録などを記したメモ以外にも、デスクトップ画面上のアイコンに関するメモ等を残すことができ、便利である。
しかしながら、付箋アプリがデスクトップ画面上に存在すると、デスクトップ画面上での操作(例えば、アイコンの選択など)の際に付箋アプリが邪魔になり、使い勝手が低下するおそれがある。
1つの側面では、本発明は、使い勝手のよい画面表示プログラム、方法及び装置、並びに処理プログラム、方法及び装置を提供することを目的とする。
一つの態様では、画面表示プログラムは、デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す、処理をコンピュータに実行させる。
使い勝手のよい画面表示プログラム、方法及び装置、並びに処理プログラム、方法及び装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示す図である。 HDDに格納されているプログラム及び付箋アプリの機能を示す図である。 付箋アプリの処理を示すフローチャートである。 図3のステップS28の具体的処理を示すフローチャートである。 図5(a)、図5(b)は、付箋アプリ画面の表示例を示す図である。 図6(a)、図6(b)は、付箋アプリ画面への入力例を示す図である。 編集モードにおける、OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリ間のデータの流れを示す図である。 編集モードから固定モードへの切替について説明するための図(その1)である。 編集モードから固定モードへの切替について説明するための図(その2)である。 固定モードにおける、OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリ間のメッセージやデータの流れを示す図である。 OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリが保持するデータの例を示す図である。 図12(a)、図12(b)は、関連付けについて説明するための図である。 図13(a)、図13(b)は、関連付けされたアイコンを移動した場合の付箋アプリ画面の動きについて示す図である。 図14(a)、図14(b)は、移動後の付箋アプリ画面に入力された文字と他のアイコンが重なる場合の例を示す図である。 付箋アプリ画面が全画面表示される場合の使用例を示す図である。 複数の付箋アプリ画面を重ねて使用する場合の例を示す図である。 第2の実施形態に係る固定モード処理(S28)を示すフローチャートである。 第2の実施形態において、OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリが保持するデータの例を示す図である。 第2の実施形態の固定モードにおける、OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリ間のメッセージやデータの流れを示す図である。 第3の実施形態に係る処理部の処理を示すフローチャートである。 図20のステップS28の具体的処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るOSの処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態の固定モードにおける、OS、ドライバ・ユーティリティ、付箋アプリ間のメッセージやデータの流れを示す図である。
《第1の実施形態》
以下、情報処理装置の第1の実施形態について、図1〜図13に基づいて詳細に説明する。図1には、第1の実施形態に係る画面表示装置及び処理装置としての情報処理装置100のハードウェア構成が示されている。
図1に示すように、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)90、ROM(Read Only Memory)92、RAM(Random Access Memory)94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、ネットワークインタフェース97、表示部93、入力部95及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。これら情報処理装置100の構成各部は、バス98に接続されている。表示部93は、液晶ディスプレイ等を含み、入力部95は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含む。
HDD96には、図2に示すOS(Operating System)10やドライバ・ユーティリティソフトウェア30(以下、ドライバ・ユーティリティ30と記載する)、アプリケーションプログラム、CPU90が処理を実行するために必要なデータなどが格納されている。OS10は、Windows(登録商標)などであり、ドライバ・ユーティリティ30は、ユーザが入力部95を介して入力した情報を取得し、OS10に渡す機能を有する。
アプリケーションプログラムには、画面表示プログラムとしての付箋アプリ20が含まれる。付箋アプリ20は、例えば、可搬型記憶媒体用ドライブ99により可搬型記憶媒体91から読み出され、HDD96に転送される。付箋アプリ20は、図2に示すように、付箋アプリ画面表示部22、モード設定部24、処理部26、関連付け部28としての機能を有する。ここで、付箋アプリ20は、親アプリケーションと子アプリケーションで構成され、親アプリケーションがバックグラウンドで常に動作し、子アプリケーションを管理する。なお、子アプリケーションとは、新規に起動した付箋アプリ画面一つ一つのことを指す。
ここで、付箋アプリ20の各機能について説明する。付箋アプリ画面表示部22は、デスクトップ画面上にメモ等を残すための書き込み画面(以下、「付箋アプリ画面」と呼ぶ)を図5(a)〜図6(b)等に示すようにデスクトップ画面上に表示する。なお、本実施形態では、デスクトップ画面上には、図5(a)等に示すように、プログラムを起動するためのアイコンや、ファイルやフォルダのアイコン(A〜L)が存在しているものとする。
モード設定部24は、ユーザの入力に応じて、編集モードと固定モードを切り替える。ここで、編集モードは、付箋アプリ画面への文字の入力や図形の描画、付箋アプリ画面の移動や拡大縮小、後述する関連付けなどの操作を行うことができるモードである。また、固定モードは、付箋アプリ画面を他のウィンドウ画面の最背面に配置し、付箋アプリ画面への操作を受け付けないモードである。なお、複数の付箋アプリ画面が起動されている場合には、モード設定部24が、複数のアプリ画面それぞれのモードを一括して管理する。
処理部26は、付箋アプリ画面上においてユーザからの操作指示(ダブルクリックや右クリックなど)があった場合に、当該操作指示に応じた処理を実行する。例えば、編集モードに設定されている場合には、処理部26は、付箋アプリ画面に対する操作指示として扱う。一方、固定モードに設定されている場合には、処理部26は、付箋アプリ画面を他のウィンドウ画面の最背面に配置するとともに背景を完全透明化し、付箋アプリ画面上での操作指示を付箋アプリ画面に対する指示としては受け付けないようにする。なお、複数の付箋アプリ画面が表示されている場合には、処理部26が、複数の付箋アプリ画面に対する処理を統括制御する。
関連付け部28は、ユーザの入力に応じて、付箋アプリ画面と、デスクトップ画面上の操作部材(アイコンなど)とを関連付ける処理を実行する。なお、複数の付箋アプリ画面が表示されている場合には、関連付け部28が、各付箋アプリ画面の関連付け処理を実行する。
<処理について>
以下、本第1の実施形態の情報処理装置100の処理について、図3、図4のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、詳細に説明する。
図3には、付箋アプリ20の処理がフローチャートにて示されており、図4には、図3のステップS28の具体的な処理が示されている。なお、図3の処理は、ユーザにより付箋アプリ20を起動する指示が入力部95に入力された段階から開始される。
図3の処理では、まず、ステップS12において、付箋アプリ画面表示部22が、付箋アプリ画面を表示する。例えば、付箋アプリ画面表示部22は、デスクトップ画面上の所定位置に付箋アプリ画面を表示する。この場合、付箋アプリ画面が1つの場合には、図5(a)に示すように、デスクトップ画面の一部を覆う状態で付箋アプリ画面を表示してもよいし、デスクトップ画面全体を覆う状態で付箋アプリ画面を表示してもよい。また、付箋アプリ画面が複数の場合には、図5(b)に示すようにデスクトップ画面上の所定位置に複数の付箋アプリ画面を表示する。この場合、付箋アプリ画面の背景は半透明であるものとし、ユーザは付箋アプリ画面の背面側のデスクトップ画面やアイコンの位置を大まかに認識できるようになっている。なお、付箋アプリ20を起動する際、ユーザは編集モードと固定モードのいずれかを選択しているものとする。ここでは、ユーザは編集モードを選択したものとして、以下説明する。
次いで、ステップS14では、モード設定部24は、編集モードに設定されているか否かを判断する。このステップS14の判断が肯定されると、ステップS16に移行し、処理部26は、描画機能を有効に設定する。すなわち、ユーザによる入力部95(マウスやキーボード等)を用いた付箋アプリ画面への描画や文字入力を受け付け可能にする。
次いで、ステップS18では、処理部26が、ユーザによる編集操作があるまで待機する。ここで、編集操作とは、付箋アプリ画面の移動操作や拡大縮小操作、付箋アプリ画面への文字の入力や図形の描画、関連付け操作等を意味する。ユーザによる入力部95を介した編集操作の入力があった段階で、処理部26は、ステップS20に移行する。
ステップS20に移行すると、処理部26は、編集結果を付箋アプリ画面に反映する。例えば、処理部26は、図6(a)、図6(b)に示すように、操作に基づいて付箋アプリ画面を移動したり拡大縮小する。また、処理部26は、操作に基づいて付箋アプリ画面に文字を入力したり図形を描画する。更に、処理部26は、操作に基づいてデスクトップ画面上のアイコンと付箋アプリ画面との関連付けも行う。なお、関連付けの詳細については、後述する。
なお、編集モードにおいては、実際には図7に示すようなデータのやり取りがある。具体的には、ユーザによる入力部95を用いた操作があったことを、ドライバ・ユーティリティ30が認識すると、ドライバ・ユーティリティ30はOS10に対してウィンドウメッセージ(座標・操作)を送る。例えば、ユーザが付箋アプリ画面上でマウスを左クリックした場合には、ドライバ・ユーティリティ30は、ウィンドウメッセージWM_LBUTTONDOWNをOS10に送る。
ここで、OS10は、図11に示すように、デスクトップ画面の座標情報をスクリーン座標として認識している。この場合、OS10は、例えば、デスクトップ画面の左上端の座標(x,y)を(0,0)とし、右方向をx軸のプラス、下方向をy軸のプラスとして認識している。また、OS10は、各アプリのウィンドウ画面やアイコンの位置及び大きさを、左上端の座標(x,y)及び幅(横)と高さ(縦)で管理している。このため、本第1の実施形態では、OS10は、ドライバ・ユーティリティ30からデスクトップ画面上で操作が行われた位置の座標を取得すると、その操作がアプリのウィンドウ画面上の操作かを判別することができるようになっている。
OS10(デスクトップ ウィンドウ マネージャー(DWM))では、ウィンドウメッセージからユーザが操作しているアプリを特定し、特定したアプリのメッセージキューに、受信したウィンドウメッセージの座標と操作の情報を配置する。その後、付箋アプリ20(処理部26)は、GetMessage()関数を実行し、ウィンドウメッセージ(座標・操作)の情報を取得し、DispatchMessage 関数によってウィンドウプロシージャにウィンドウメッセージの内容を渡し、該ウィンドウメッセージに基づいた処理(付箋アプリ画面への反映処理)を実行する。
図3に戻り、次のステップS22では、モード設定部24が、モード切替があったか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS24に移行し、処理部26は、付箋アプリの終了指示がユーザから入力されたか否かを判断する。このステップS24の判断が否定された場合には、ステップS18に戻るが、肯定された場合には、図3の全処理を終了する。
一方、ステップS22の判断が肯定された場合、すなわち、モード設定部24が、ユーザからのモード切替(編集モード→固定モード)の情報を受け付けた場合には、ステップS26に移行する。ステップS26では、処理部26が現在の付箋アプリ画面を保存する。ここで、ユーザは、モード切替を実行する場合には、一例として、図8に示すように、画面の一部に設けられたタスクバー(例えば、図8の画面中央下部に示す黒塗り部分)で右クリック等することで、メニュー画面(右クリックメニュー)を表示させる。そして、ユーザは、右クリックメニューから「固定モードに切り替え」を選択する。
次いで、ステップS28では、処理部26が、固定モード処理のサブルーチンを実行する。具体的には、処理部26は、図4のフローチャートに沿った処理を実行する。
図4のステップS40では、処理部26が、付箋アプリ画面を最背面で固定する。例えば、図9(a)に示すように、デスクトップ画面上に複数の付箋アプリ画面と他のウィンドウ画面が存在する場合に、固定モードへの切り替えが行われたとする。この場合、処理部26は、図9(b)に示すように、複数の付箋アプリ画面を他のウィンドウ画面の最背面(デスクトップ画面の直上)に配置し、固定する。この状態では、ユーザは、付箋アプリ画面の上でクリックするなどしても、付箋アプリ画面をアクティブにできない、すなわち他のウィンドウ画面の前には付箋アプリが面を存在させることはできないようになっている。
次いで、ステップS42では、処理部26が、描画機能を無効にする。次いで、ステップS43では、処理部26が、ユーザ操作情報の取得を開始する。
次いで、ステップS44では、処理部26が、ユーザ操作が開始されるまで待機する。そして、ユーザ操作が開始されたことを処理部26が認識した段階で、ステップS46に移行する。
ステップS46に移行すると、処理部26は、付箋アプリ画面を完全透明化する。この完全透明化は、レイヤードウィンドウを使用して完全に透明(アルファ値=0)にすることを意味する。例えば、処理部26は、付箋アプリ画面に対してSetWindowLong関数で拡張属性(WS_EX_LAYERED)を付与し、SetLayeredWindowAttributes関数で完全に透明(アルファ値=0)に設定する。これにより、付箋アプリ画面は、ユーザからの操作を受け付けなくなるため、ユーザは、付箋アプリ画面の背面に存在しているアイコンなどを操作することが可能になる。
なお、固定モードでは、図10に示すように、ユーザが付箋アプリ画面の上からデスクトップ上のアイコンを操作すると、ドライバ・ユーティリティ30がユーザ操作を認識し、OS10にウィンドウメッセージ(座標・操作)を送る。そして、OS10は、ウィンドウメッセージ(座標・操作)に基づいて、デスクトップ画面上のアイコンに対する処理(ファイルやフォルダを開く処理やプログラムを実行する処理など)を実行する。
図4に戻り、次のステップS48では、処理部26が、関連付けがあるか否かを判断する。ここで、関連付けは、前述のように付箋アプリ20が編集モードに設定されている場合に行うことができる操作である。具体的には、図12(a)に示すように、ユーザは、右クリックメニューを出し、右クリックメニューの中から「関連付け」を選択し、ファイルやフォルダのアイコンと、該アイコンに関連付ける付箋アプリ画面とをクリックする。関連付け部28は、この操作を受け付けると、クリックされたアイコンと付箋アプリ画面とを関連付けた情報を、記憶する。この場合、付箋アプリにおいては、図11に示すように、付箋アプリ画面の座標情報として付箋アプリ画面の座標と大きさを記憶するとともに、デスクトップ上のアイコンの座標情報を記憶している。したがって、上記のようにして関連付けが行われた場合には、関連付けられた付箋アプリ画面とアイコンとを関連付ける情報を記憶する。なお、図12(b)には、アイコン「I」と、上側の付箋アプリ画面とが関連付けられ、アイコン「H」と下側の付箋アプリ画面とが関連付けられた状態が示されている。図12(b)では、関連付けられたアイコンと付箋アプリ画面との間を破線で結んでいるが、実際には、当該破線が視認不可能であってもよい。
ステップS48の判断が否定された場合、すなわち、関連付けが行われていなかった場合には、ステップS50に移行し、処理部26は、ユーザ操作が終了したか否かを判断する。このステップS50の判断が否定された場合には、ステップS46に戻り、ステップS50の判断が肯定された場合には、ステップS52に移行する。ステップS52に移行した場合、処理部26は、ウィンドウの完全透明化を解除する。
ここで、本第1の実施形態では、ユーザの操作が行われる間だけ付箋アプリ画面を完全透明化することとしている。これは、付箋アプリ画面に入力されたテキストのメモなどは、背景が透明だと、デスクトップ画面の模様によってはテキストが見えにくくなる場合があるからである。すなわち、付箋アプリ画面の背景を白色などにすることで、テキストを見やすくし、固定モードでのユーザ操作中は付箋アプリ画面の後ろ側のアイコン等を見易くするために、完全透明化する。これにより、ユーザの利便性を向上することができる。ただし、これに限らず、固定モードに設定されている間は常時透明にしてもよい。
一方、ステップS48の判断が肯定された場合、すなわち既に関連付けがされている場合には、処理部26は、ステップS54に移行する。ステップS54では、処理部26が、入力部95から入力されたユーザの操作の情報が、関連付けられたアイコンの移動であるか否かを判断する。
ステップS54の判断が否定された場合には、処理部26は、ステップS50に移行する。一方、ステップS54の判断が肯定された場合には、ステップS56に移行し、処理部26は、関連付けられたファイルやフォルダのアイコンに合わせて付箋アプリ画面を移動する。例えば、図13(a)に示すように、ユーザの操作に応じて、OS10がアイコン「I」を移動させた場合には、処理部26は、アイコン「I」に関連付けられている付箋アプリ画面をアイコン「I」と同一方向に同一距離だけ移動させる。また、図13(b)に示すように、ユーザの操作に応じて、OS10がアイコン「H」を移動させた場合にも、処理部26は、アイコン「H」に関連付けられている付箋アプリ画面をアイコン「H」と同一方向に同一距離だけ移動させる。
その後は、ステップS50に移行し、ステップS50以降の処理を前述と同様に実行する。そして、ステップS52の処理が行われた後、処理部26は、図3のステップS30に移行する。
ステップS30に移行すると、モード設定部24は、モード切替が行われたか否かを判断する。このステップS30の判断が肯定された場合には、ステップS16に戻る。一方、ステップS30の判断が否定された場合には、ステップS32に移行し、付箋アプリ画面表示部22は、付箋アプリの終了指示がユーザによって出されたか否かを判断する。このステップS32の判断が否定された場合には、図4のステップS44に移行し、ステップS44以降の処理を前述したのと同様に実行するが、ステップS32の判断が肯定された場合には、図3の全処理を終了する。ここで、付箋アプリを終了する際には、作成した付箋アプリ画面を保存できるようにしてもよい。また、付箋アプリ画面を保存した場合には、以降の付箋アプリ起動時に呼び出せるようにすればよい。かかる場合、付箋アプリの起動時から固定モードに設定することができる。このような場合には、図3のステップS14の判断が否定され、ステップS28に移行し、前述したようなステップS28以降の処理が実行されるようになっている。
なお、本第1の実施形態では、付箋アプリ画面表示部22と処理部26を含んで、デスクトップ画面を透過表示する付箋アプリ画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示する表示部としての機能が発揮されている。また、本第1の実施形態では、処理部26を含んで、固定モードにおいて、書き込み画面上での操作を書き込み画面上における操作としては受け付けず、編集時においては、書き込み画面上での操作を書き込み画面上における操作として受け付ける受付部としての機能が実現されている。
以上、詳細に説明したように、本第1の実施形態によると、処理部26は、デスクトップ画面を透過表示する付箋アプリ画面を編集モード以外(固定モード)において他のウィンドウ画面の最背面に表示する(S40)。そして、処理部26は、固定モードにおいては、付箋アプリ画面上での操作を付箋アプリ画面上における操作としては受け付けず(S46)、操作に応じたデスクトップ画面における処理をOS10が実行する。一方、編集モードにおいては、付箋アプリ画面上での操作を付箋アプリ画面上における操作として受け付ける(S20)。これにより、編集モードでは、付箋アプリ画面への文字入力や図形描画により、デスクトップ画面に対するメモやアレンジを加えることができ、ユーザの使い勝手を向上することができる。また、固定モードでは、付箋アプリ画面の上からのアイコン等の操作を許容するので、付箋アプリ画面に邪魔されずに簡易にアイコン等の操作を行うことができる。これにより、デスクトップ画面上のアイコンのクリックやドラッグなどの作業を付箋アプリ画面による影響を受けずに行うことが可能であるため、ユーザの使い勝手を向上することができる。
また、本実施形態では、付箋アプリ画面をデスクトップ画面上に複数表示することができる。これにより、複数のメモを別々の付箋アプリ画面上に残すことができるので、メモの追加や消去等を簡易に行うことが可能となる。
また、本実施形態では、関連付け部28が付箋アプリ画面とデスクトップ画面上のアイコンとを関連付ける操作を受け付けた場合、デスクトップ画面上のアイコンがOS10によって移動されると、処理部26が、移動したアイコンに関連付けられた付箋アプリ画面をアイコンとともに移動する(S56)。これにより、アイコンに対応付けて残したメモを、アイコンの移動とともに移動させることができ、ユーザの使い勝手を向上することができる。
なお、上記第1の実施形態において、図14(a)に示すようにアイコン及び付箋アプリ画面が配置されるとともに、アイコン「H」と付箋アプリ画面が関連付けられている場合において、図14(b)に示す位置にアイコン「H」が移動されたとする。この場合、処理部26は、図14(b)に示すように、付箋アプリ画面に入力された文字や描画した図形と重なるアイコン(「I」や「J」)を文字や図形と重ならない位置に移動させてもよい。この際、処理部26は、文字や図形の位置を座標で認識し、アイコンの座標と重なると判断した場合に、対象のアイコンを所定のルールに基づいて移動させるよう、OS10に指示するようにすればよい。なお、移動先は文字や図形と重ならなければ、付箋アプリ画面の背面であってもよい。
なお、上記第1の実施形態では、付箋アプリ画面を全画面表示する場合には、図15に示すようなデスクトップ画面を複数の領域に分けるために用いることとしてもよい。このような利用方法により、デスクトップ画面上のアイコンを整理し、アイコンの見つけ易さ等を向上することができる。
なお、上記第1の実施形態では、図16に示すように、付箋アプリ画面を重ねて配置してもよい。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態について、図17〜図19に基づいて詳細に説明する。本第2の実施形態に係る情報処理装置は、第1の実施形態と同様の構成を有するが、固定モードにおける処理部26の処理(固定モード処理)が第1の実施形態(図4)と異なっている。
以下、処理部26による固定モード処理(S28)について、図17のフローチャートに沿って、その他図面を適宜参照しつつ、説明する。なお、図17においては、図4と異なる処理を太線枠で示すとともに、ステップ番号の末尾にアルファベットを付している。
図17の処理では、ステップS40において、処理部26が付箋アプリ画面を最背面で固定すると、次のステップS41Aでは、処理部26が、デスクトップ画面上のオブジェクトの座標情報を取得する。具体的には、図18に示すような、付箋アプリ画面の座標情報や、デスクトップ画面上のアイコンの座標情報を取得する。
次いで、ステップS42、S43の処理を第1の実施形態と同様に実行した後、ユーザ操作が開始されると(S44:肯定)、ステップS46Aに移行し、処理部26は、全ての付箋アプリ画面の背景を半透明にする。なお、付箋アプリ画面の背景を半透明にするのは、付箋アプリ20がユーザ操作を受け付けつつ、付箋アプリ画面を介して背後のデスクトップ画面をユーザが視認できるようにするためである。
次いで、ステップS46Bでは、処理部26が、ユーザの操作が付箋アプリ画面上での操作であったか否かを判断する。すなわち、処理部26は、付箋アプリ画面上においてデスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けたか否かを判断する。このステップS46Bの判断が肯定された場合には、処理部26は、ステップS46Cに移行し、代替命令を実行する。ここで、処理部26は、図18の付箋アプリの欄に示すように、ユーザ操作と代替処理の情報を保持している。したがって、処理部26は、図19に示すように、付箋アプリ画面上のどの座標でどのような操作が行われたかの情報(ウィンドウメッセージ)を、ドライバ・ユーティリティ30、OS10を介して取得した場合、図18のユーザ操作と代替処理の情報に基づいて、代替処理命令をOS10に送信する。例えば、ユーザが付箋アプリ画面上でダブルクリックをした場合には、処理部26は、ステップS41Aで取得したオブジェクトの座標情報に基づいて、ユーザがアイコンの操作をしたことなどを把握する。そして、処理部26は、把握した操作が実行されるよう、OS10に対して指示(ShellExecute()関数など)を出す。なお、OS10では、代替処理命令に従った処理を実行する。このように、本第2の実施形態では、アイコンの上に付箋アプリ画面が存在していても、問題なくアイコンの操作等を行うことができる。
ステップS46Cの後は、ステップS50に移行する。ステップS50においては、処理部26は、ユーザ操作が終了したか否かを判断する。ステップS50の判断が否定された場合には、ステップS46Aに戻るが、肯定された場合には、ステップS52Aに移行する。ステップS52Aでは、全ての付箋アプリ画面の背景を元に戻す(半透明な状態(S46A)を解除する)。その後は、図3のステップS30に移行する。
なお、ステップS46Bの判断が否定された場合、すなわち、付箋アプリ上の操作でなかった場合には、ステップS48、S54、S56の処理・判断が前述した第1の実施形態と同様に実行された後、ステップS50に移行する。
なお、その他の処理については、上記第1の実施形態と同様である。なお、本第2の実施形態では、処理部26により、付箋アプリ画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けた場合に、受け付けた操作の情報(代替処理命令)をOS10に受け渡す受け渡し部としての機能を有している。
以上、説明したように、本第2の実施形態によると、処理部26は、デスクトップ画面を透過表示する付箋アプリ画面を固定モードでは他のウィンドウ画面の最背面に表示し(S40)、付箋アプリ画面上においてデスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると(S46B:肯定)、受け付けた操作の情報(代替処理命令)をOS10に受け渡す(S46C)。これにより、本第2の実施形態では、第1の実施形態と同様、編集モードでは、付箋アプリ画面への文字入力や図形描画により、デスクトップ画面に対するメモやアレンジを加えることができ、ユーザの使い勝手を向上することができる。また、固定モードでは、付箋アプリ画面の上からのアイコン等の操作を許容するので、付箋アプリ画面に邪魔されずに簡易にアイコン等の操作を行うことができる。これにより、デスクトップ画面上のアイコンのクリックやドラッグなどの作業を付箋アプリ画面による影響を受けずに行うことが可能であるため、ユーザの使い勝手を向上することができる。
《第3の実施形態》
次に、第3の実施形態について、図20〜図23に基づいて詳細に説明する。
本第3の実施形態では、付箋アプリ20が、図20、図21の処理を実行するとともに、OS10が、図22の処理を実行する。なお、本第3の実施形態では、例えば、OS10のデータベース40(図23参照)に処理の対象となるアプリ(付箋アプリ等)を事前に登録しておくものとする。
図20の処理は、第1の実施形態の図3の処理に対応するフローチャートである。付箋アプリ20の処理部26は、図20の処理において、図3の処理とほぼ同様の処理を実行するが、ステップS14の後に太線枠にて示すステップS15Aの処理を実行する点が異なっている。ステップS15Aでは、処理部26は、モード設定部24が設定している現在のモードをOS10に通知する。この場合、ステップS15Aでは、ステップS14の判断が肯定されているため、処理部26は、編集モードであることをOS10に通知する。
一方、固定モード処理(S28)では、図21のフローチャートに沿った処理を実行する。図21では、図4の処理に加え、太線枠で示すように、ステップS38Aを実行する。
図21のステップS38Aでは、図20のステップS15Aと同様、処理部26は、現在のモードをOSに通知する。ここでは、固定モードに設定された状態にあるので、処理部26は、固定モードであることをOS10に通知する。
これに対し、OS10では、図22のフローチャートに沿った処理が実行される。図22の処理では、まず、ステップS102において、付箋アプリ画面上におけるユーザ操作に関するウィンドウメッセージを、ドライバ・ユーティリティ30から受信するまで待機する。すなわち、図23に示すように、ドライバ・ユーティリティ30が付箋アプリ画面上におけるユーザ操作を認識し、OS10に向けてウィンドウメッセージを送信するまで待機する。
OS10がウィンドウメッセージを受信すると、ステップS104に移行し、OS10は、データベース40(図23参照)に登録されたアプリに対する要求であるか否かを判断する。ここでの判断が否定された場合には、ステップS110に移行するが、肯定された場合(付箋アプリがデータベース40に登録されていた場合)には、ステップS106に移行する。
ステップS106に移行すると、OS10は、付箋アプリの現在のモードを参照する。次いで、ステップS108では、OS10は、編集モードであるか否かを判断する。このステップS108の判断が肯定された場合には、座標情報や操作情報を有するウィンドウメッセージを付箋アプリ20に配信する。付箋アプリ20では、受信したウィンドウメッセージに基づいた処理(例えば、図形の描画や文字入力など)を実行する(S20)。
一方、ステップS108の判断が否定された場合、すなわち固定モードに設定されている場合には、ステップS112に移行し、OS10は、ユーザ操作中かどうかの情報を付箋アプリに送信する。次いで、ステップS114では、座標情報やユーザ操作情報に基づいてデスクトップ画面上の操作として処理を実行する。これにより、固定モードに設定されている場合には、付箋アプリ画面上からアイコンを操作した場合にも、その操作をアイコンに対する操作と認識して適切な処理を実行することができる。
上述のように、ステップS110又はS114の処理が行われた後は、図22の全処理を終了する。なお、図22の処理は、情報処理装置100が動作している間、繰り返し実行される。
なお、固定モードにおいては、他のウィンドウ画面は、付箋アプリ画面よりも前側に表示されるので(ステップS40参照)、他のウィンドウ画面に対する操作については、従前どおりに処理することができる。
上記説明から分かるように、本第3の実施形態では、OS10が、デスクトップ画面上での操作を受け付け、該操作が行われた位置に付箋アプリ画面がある場合に、付箋アプリ画面のモードが固定モードか編集モードかを判断する判断部として機能する。また、OS10は、編集モードにおいてデスクトップ画面上での操作を付箋アプリ画面を表示する付箋アプリ20に送信し、編集モードであれば、デスクトップ画面上での操作をデスクトップ画面に対する操作として扱う処理部として機能する。
以上、説明したように、本第3の実施形態によれば、OS10は、デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される付箋アプリ画面がある場合には、付箋アプリ画面が編集モードか固定モードかを判断し(S106、S108)、編集モードであれば、付箋アプリ画面に対する操作として扱い、固定モードであれば、デスクトップ画面に対する操作として扱う(S110、S114)。これにより、本第3の実施形態では、上記各実施形態と同様、編集モードでは、付箋アプリ画面への文字入力や図形描画により、デスクトップ画面に対するメモやアレンジを加えることができ、ユーザの使い勝手を向上することができる。また、固定モードでは、付箋アプリ画面の上からのアイコン等の操作を許容するので、付箋アプリ画面に邪魔されずに簡易にアイコン等の操作を行うことができる。これにより、デスクトップ画面上のアイコンのクリックやドラッグなどの作業を付箋アプリ画面による影響を受けずに行うことが可能であるため、ユーザの使い勝手を向上することができる。
なお、上記各実施形態では、付箋アプリ20において、編集モードと固定モードの設定を可能にする場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、既存のワープロソフトやお絵かきソフトなどにおいて、編集モードと固定モードを設定できるようにしてもよい。例えば、お絵かきソフトを固定モードにしたときに、ウィンドウ画面を透明化し、デスクトップ画面上の最背面に固定するようにする。これにより、お絵かきソフトに描画した内容を常時閲覧できるとともに、ウィンドウ画面に邪魔されずにデスクトップ画面上での操作を実現することができるようになる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の第1〜第3の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
(付記2) 前記書き込み画面と前記デスクトップ画面上の操作部材とを関連付ける操作を受け付けた場合、
前記処理プログラムが前記デスクトップ画面上の操作部材の移動指示を受け付けると、移動指示を受け付けた前記操作部材に関連付けられた前記書き込み画面を前記操作部材とともに移動する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする付記1に記載の画面表示プログラム。
(付記3) 前記表示する処理では、前記書き込み画面を複数表示可能であることを特徴とする付記1又は2に記載の画面表示プログラム。
(付記4) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
(付記5) 前記編集時以外においては、前記書き込み画面の背景を透明にすることで、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けない、ことを特徴とする付記4に記載の画面表示プログラム。
(付記6) デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断し、
前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする処理プログラム。
(付記7) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す、処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面表示方法。
(付記8) 前記書き込み画面と前記デスクトップ画面上の操作部材とを関連付ける操作を受け付けた場合、
前記処理プログラムが前記デスクトップ画面上の操作部材の移動指示を受け付けると、移動指示を受け付けた前記操作部材に関連付けられた前記書き込み画面を前記操作部材とともに移動する、処理を前記コンピュータが更に実行することを特徴とする付記7に記載の画面表示方法。
(付記9) 前記表示する処理は、前記書き込み画面を複数表示可能であることを特徴とする付記7又は8に記載の画面表示方法。
(付記10) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面表示方法。
(付記11) 前記編集時以外においては、前記書き込み画面の背景を透明にすることで、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けない、ことを特徴とする付記10に記載の画面表示方法。
(付記12) デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断し、
前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする処理方法。
(付記13) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示する表示部と、
前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す受け渡し部と、を備える画面表示装置。
(付記14) 前記書き込み画面と前記デスクトップ画面上の操作部材とを関連付ける操作を受け付けた場合、
前記処理プログラムが前記デスクトップ画面上の操作部材の移動指示を受け付けると、移動指示を受け付けた前記操作部材に関連付けられた前記書き込み画面を前記操作部材とともに移動する移動部を備える付記13に記載の画面表示装置。
(付記15) 前記表示部は、前記書き込み画面を複数表示可能であることを特徴とする付記13又は14に記載の画面表示装置。
(付記16) デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示する表示部と、
前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける受付部と、を備える画面表示装置。
(付記17) 前記受付部は、前記編集時以外において、前記書き込み画面の背景を透明にすることで、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けない、ことを特徴とする付記16に記載の画面表示装置。
(付記18) デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断する判断部と、
前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う処理部と、を備える処理装置。
10 OS(判断部、処理部)
22 付箋アプリ画面表示部(表示部の一部)
26 処理部(表示部の一部、受け渡し部、移動部、受付部)
100 情報処理装置(画面表示装置、処理装置)

Claims (11)

  1. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
    前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
  2. 前記書き込み画面と前記デスクトップ画面上の操作部材とを関連付ける操作を受け付けた場合、
    前記処理プログラムが前記デスクトップ画面上の操作部材の移動指示を受け付けると、移動指示を受け付けた前記操作部材に関連付けられた前記書き込み画面を前記操作部材とともに移動する、処理を前記コンピュータに更に実行させることを特徴とする請求項1に記載の画面表示プログラム。
  3. 前記表示する処理では、前記書き込み画面を複数表示可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画面表示プログラム。
  4. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
    前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画面表示プログラム。
  5. デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断し、
    前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする処理プログラム。
  6. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
    前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す、処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面表示方法。
  7. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示し、
    前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする画面表示方法。
  8. デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断し、
    前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする処理方法。
  9. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示する表示部と、
    前記書き込み画面上において前記デスクトップ画面上の表示に対する操作と見做す操作を受け付けると、受け付けた前記操作の情報を前記デスクトップ画面に対する操作指示を受け付ける処理プログラムに受け渡す受け渡し部と、を備える画面表示装置。
  10. デスクトップ画面を透過表示する書き込み画面を編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示する表示部と、
    前記編集時以外においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作としては受け付けず、前記編集時においては、前記書き込み画面上での操作を前記書き込み画面上における操作として受け付ける受付部と、を備える画面表示装置。
  11. デスクトップ画面上での操作を受け付けたときに、該操作が行われた位置に、前記デスクトップ画面を透過表示し編集時以外は他のウィンドウ画面の最背面に表示される書き込み画面がある場合には、前記書き込み画面が編集時か、編集時以外かを判断する判断部と、
    前記編集時であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記書き込み画面を表示する画面表示プログラムに送信し、前記編集時以外であれば、前記デスクトップ画面上での操作を前記デスクトップ画面に対する操作として扱う処理部と、を備える処理装置。
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