JP2017049668A - 忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラム - Google Patents

忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラム Download PDF

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彩香 金子
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Abstract

【課題】手間のかからない簡単な方法でユーザに所持品を適切に所持させることが可能な忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラムを提供する。【解決手段】ユーザPが携行する携帯情報端末1は、周囲の状況に関する状況情報と、その状況情報に対応する所持品5にビーコン端末6のビーコンIDとを対応付けて記憶する携帯品リスト34と、所持品5に対応するビーコンIDを受信する受信部11と、状況情報を取得する状況取得部12と、受信部11によるビーコンIDの受信結果及び状況取得部12により取得した状況情報が、携帯品リスト34の情報と一致するか否かを判定する条件判定部13と、条件判定部13の判定結果に応じて、更新のための報知及び携帯品リスト34の更新の少なくとも一方を行う条件結果部16とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、外出時等に携帯すべき所持品の持ち出し忘れを防止する忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラムに関する。
従来、学習者が、学校等に持ち物を置いておらず、携帯する予定でもない場合に、警告をすることで、持ち物を学校に持っていかせることができるシステムが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、ユーザが出かける際に物品の有無を確認できるシステムが開示されている(例えば、特許文献2)。
特開2013−125367号公報 特開2005−309831号公報
特許文献1に記載のものは、持ち物を学校に持って行かせ、又は、学校から持ち帰るもののリストを作成するために、様々な情報を連携させる必要があり、処理が煩雑であった。また、特許文献2に記載のものは、必要な物品や検索結果の受信希望時間等を入力するものであり、手間がかかるものであった。
本発明は、手間のかからない簡単な方法でユーザに所持品を適切に所持させることが可能な忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。
第1の発明は、自身の識別情報を発信する携帯品と、忘れ物防止装置と、を備えた忘れ物防止システムであって、前記忘れ物防止装置は、周囲の状況に関する状況情報と、その状況情報に対応する前記携帯品の識別情報とを対応付けて記憶する条件記憶部と、前記携帯品から前記識別情報を受信する受信手段と、状況情報を取得する状況取得手段と、前記受信手段による前記識別情報の受信結果及び前記状況取得手段により取得した前記状況情報が、前記条件記憶部の情報と一致するか否かを判定する条件判定手段と、前記条件判定手段の判定結果に応じて、更新のための報知及び条件記憶部の更新の少なくとも一方を行う条件結果手段と、を備えること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第2の発明は、第1の発明の忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置は、前記携帯品を記憶する携帯品記憶部を備え、前記忘れ物防止装置の前記条件結果手段は、前記条件判定手段による判定の結果、前記状況情報が条件記憶部に含まれ、かつ、その状況情報に対応する前記識別情報を受信していない場合に、前記携帯品記憶部を参照して、前記識別情報に対応する前記携帯品を報知すること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明の忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置の前記条件結果手段は、前記条件判定手段による判定の結果、前記状況情報が条件記憶部に含まれ、かつ、その状況情報に対応する前記識別情報とは異なる他の前記識別情報を受信した場合に、前記条件記憶部の前記状況情報に前記他の識別情報を記憶させること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明までのいずれかの忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置は、前記受信手段により受信した前記識別情報と、前記状況取得手段により取得した前記状況情報とを対応付けた履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、前記履歴情報記憶部に記憶された前記履歴情報をもとに、前記条件記憶部の情報を作成して前記条件記憶部を更新する条件作成手段と、を備えること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第5の発明は、第1の発明から第4の発明までのいずれかの忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置は、検知部を備え、前記忘れ物防止装置の前記受信手段は、前記検知部が検知をした場合に、前記識別情報を受信すること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第6の発明は、第5の発明の忘れ物防止システムにおいて、所定のタイミングを検知するための電波発信機を備え、前記忘れ物防止装置の前記検知部は、前記電波発信機からの電波を受信するものであること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第7の発明は、第5の発明の忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置の前記検知部は、センサであること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第8の発明は、第1の発明から第7の発明までのいずれかの忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置は、前記状況情報を、前記忘れ物防止装置に対して通信可能な情報サーバから取得する外部状況取得手段を備えること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第9の発明は、第1の発明から第8の発明までのいずれかの忘れ物防止システムにおいて、前記忘れ物防止装置に対して通信可能に接続された管理サーバを備え、前記管理サーバは、前記条件記憶部を備えること、を特徴とする忘れ物防止システムである。
第10の発明は、周囲の状況に関する状況情報と、その状況情報に対応し自身の識別情報を発信する携帯品の識別情報とを対応付けて記憶する条件記憶部と、前記携帯品から前記識別情報を受信する受信手段と、状況情報を取得する状況取得手段と、前記受信手段により前記識別情報を受信した際の受信結果及び前記状況取得手段により取得した前記状況情報が、前記条件記憶部の情報と一致するか否かを判定する条件判定手段と、前記条件判定手段の判定結果に応じて、更新のための報知及び条件記憶部の更新の少なくとも一方を行う条件結果手段と、を備える忘れ物防止装置である。
第11の発明は、第10の発明の忘れ物防止装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
本発明によれば手間のかからない簡単な方法でユーザに所持品を適切に所持させることが可能な忘れ物防止システム、忘れ物防止装置及びプログラムを提供することができる。
第1実施形態に係る忘れ物防止システムの全体概要図である。 第1実施形態に係る忘れ物防止システムの各装置の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の所持品テーブルと、携帯品リストとの例を示す図である。 第1実施形態に係る携帯情報端末の携帯品検査処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る忘れ物防止システムの全体概要図である。 第2実施形態に係る忘れ物防止システムの各装置の機能ブロック図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末の開始用ビーコンテーブルと履歴記憶部との例を示す図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末の携帯品検査処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯情報端末での表示例を示す図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末での表示例を示す図である。 第2実施形態に係る携帯情報端末の携帯品リスト変更処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯情報端末の携帯品リスト作成処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る携帯品リスト作成処理を説明するための図である。 第3実施形態に係る忘れ物防止システムの全体概要図である。 第3実施形態に係る忘れ物防止システムの各装置の機能ブロック図である。 第3実施形態に係る携帯情報端末の携帯品検査処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る携帯情報端末の状況情報取得処理を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る携帯情報端末の記憶部の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図を参照しながら説明する。なお、これは、あくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
(第1実施形態)
<忘れ物防止システム100の全体構成>
図1は、第1実施形態に係る忘れ物防止システム100の全体概要図である。
図2は、第1実施形態に係る忘れ物防止システム100の各装置の機能ブロック図である。
図3は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の所持品テーブル32と、携帯品リスト34との例を示す図である。
図1及び図2に示すように、忘れ物防止システム100は、携帯情報端末1(忘れ物防止装置)と、所持品5に取り付けられたビーコン端末6とを備える。なお、ビーコン端末6が取り付けられた所持品5を、携行品ともいう。
忘れ物防止システム100では、ユーザP(利用者)が携行する所持品5に対してビーコン端末6を取り付けておく。本実施形態(図1)の場合、ビーコン端末6(6A〜6D)は、ユーザPの所持品5である定期入れ5A、財布5B、キーケース5C、社員証5Dに取り付け(設け)られている。ビーコン端末6は、例えば、キーホルダタイプや、シールタイプが用意されている。例えば、定期入れ5Aは、キーホルダタイプのビーコン端末6が取り付けられており、財布5Bは、シールタイプのビーコン端末6が取り付けられている。
そして、携帯情報端末1は、外出時等、状況情報を取得したタイミングで、ビーコン端末6が発信する電波(以下、ビーコン端末6が発信する電波を、ビーコン電波ともいう。)を受信する。その後、携帯情報端末1は、ビーコン端末6のビーコン電波の受信状況に応じて、所持品5の携行を確認して、携行していない所持品5に関する報知したり、所持品5の携行の有無を確認するための情報を更新したりする処理を行う。
なお、以下において、ユーザPが所持品5を携行している場合には、携行した所持品5を、特に「携帯品」という。
次に、各装置の構成について説明する。
<携帯情報端末1>
携帯情報端末1は、例えば、スマートフォンに代表されるコンピュータの機能を併せ持った携帯電話機等である。携帯情報端末1は、その他、タブレット端末等の携帯型の端末であってもよい。また、携帯情報端末1は、専用端末でもよい。
携帯情報端末1は、ビーコン端末6との間で、例えば、Bluetooth(登録商標)による近距離無線通信を行うことができる。
図2に示すように、携帯情報端末1は、制御部10と、記憶部30と、タッチパネルディスプレイ40(表示部、入力部)と、Bluetoothアンテナ41とを備える。
制御部10は、携帯情報端末1の全体を制御する中央処理装置(CPU)である。制御部10は、記憶部30に記憶されているオペレーティングシステム(OS)やアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
制御部10は、受信部11(受信手段)と、状況取得部12(状況取得手段)と、条件判定部13(条件判定手段)と、条件結果部16(条件結果手段)とを備える。
受信部11は、Bluetoothアンテナ41を介してビーコン端末6のビーコン電波を受信する。
状況取得部12は、状況情報を取得する。状況情報は、例えば、日にちに関する情報(日時及び曜日)等である。
条件判定部13は、ビーコン電波に含まれるビーコンID(IDentifier)(識別情報)の受信部11による受信結果と、状況取得部12が取得した状況情報とが、携帯品リスト34(条件記憶部)に記憶された情報と一致するか否かを判定する。
条件結果部16は、条件判定部13による判定結果に応じた処理を行う。条件結果部16は、報知部16bと、条件更新部16cとを備える。
報知部16bは、携帯品リスト34にあり、不足している所持品名を報知する。
条件更新部16cは、携帯品リスト34にない、所持品5に対応付けられたビーコンIDを追加する。
所持品表示制御部17は、所持品名を、タッチパネルディスプレイ40に表示させる。
なお、各機能の詳細は、後述する。
記憶部30は、制御部10が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。
記憶部30は、忘れ物防止プログラム31(プログラム)と、所持品テーブル32と、携帯品リスト34とを備える。
忘れ物防止プログラム31は、携帯情報端末1の制御部10が実行する各種機能を実行するためのプログラムである。忘れ物防止プログラム31は、例えば、インターネット上のWebサイトからダウンロードして、予め携帯情報端末1にインストールされているものとする。
所持品テーブル32は、忘れ物防止システム100で対象とするビーコン端末6を管理するためのものである。図3(A)に示すように、所持品テーブル32は、所持品名と、ビーコン端末6のビーコンIDとを対応付けて記憶する。なお、図3(A)は、説明のためにビーコン端末6をも記載している。
携帯品リスト34は、忘れ物を防止するために検査時に用いるリストである。図3(B)に示すように、携帯品リスト34は、状況情報と、所持品5に対応したビーコンIDとを対応付けて記憶する。
図2に戻り、タッチパネルディスプレイ40は、液晶パネル等で構成される表示部としての機能と、ユーザPからの指等によるタッチ入力を検出する入力部としての機能とを有する。
Bluetoothアンテナ41は、ビーコン端末6との間でBluetooth規格に基づいて短距離無線通信が可能である。Bluetoothアンテナ41は、受信したビーコン電波を、受信部11に送る。
なお、コンピュータとは、制御部、記憶装置等を備えた情報処理装置をいい、携帯情報端末1は、制御部10、記憶部30等を備えた情報処理装置であり、コンピュータの概念に含まれる。
<ビーコン端末6>
ビーコン端末6は、本実施形態では、ユーザPの所持品5に取り付ける端末である。そのようにすることで、ビーコン端末6は、所持品5と一体になっている。
図2に示すように、ビーコン端末6は、制御部60と、記憶部65と、電波送出部67とを備える。
制御部60は、ビーコン端末6の全体を制御するCPUである。制御部60は、記憶部65に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部65は、制御部60が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するための半導体メモリ素子等の記憶領域である。記憶部65は、ビーコンID(図3(A)参照)を記憶している。ビーコンIDは、ビーコン端末6を識別可能な識別情報である。
電波送出部67は、ビーコンIDを含む電波を送出する。電波送出部67は、制御部60の制御によって、例えば、ビーコン端末6を中心とした半径10m以内に携帯情報端末1が存在していれば、携帯情報端末1で受信可能なBluetoothのClass2に対応する電波を送出する。
<携帯品検査処理>
次に、携帯情報端末1による携帯品検査処理について説明する。
図4は、第1実施形態に係る携帯情報端末1の携帯品検査処理を示すフローチャートである。
本処理の前提として、携帯情報端末1は、忘れ物防止プログラム31を起動させた状態である。携帯情報端末1は、常に忘れ物防止プログラム31を起動させた状態であってもよい。また、携帯情報端末1の電力の消耗を防ぐため、例えば、携帯情報端末1のタイマ機能を用いて、特定の時間になったら忘れ物防止プログラム31を起動するように設定しておいてもよい。例えば、特定の時間を、外出時間にすることで、携帯情報端末1を、外出時に忘れ物防止プログラム31が起動された状態にできる。
図4のS10において、携帯情報端末1の制御部10(状況取得部12)は、状況情報を取得する。ここでは、状況情報は、例えば、取得時の日時及び曜日に関する情報である。
S11において、制御部10(受信部11)は、Bluetoothアンテナ41を介して、受信可能なビーコン端末6のビーコン電波を受信する。そして、制御部10は、ビーコン電波を受信した場合には、ビーコン電波に含むビーコンIDを取得する。
なお、S10とS11との処理は、同時であってもよいし、S11の処理が先であってもよい。
S12において、携帯情報端末1の制御部10(条件判定部13)は、携帯品リスト34と、S10で取得した状況情報及びS11で取得したビーコンIDとを比較する。
S13において、制御部10(条件判定部13)は、S12での比較の結果、一致したか否かを判断する。一致した場合(S13:YES)には、制御部10は、本処理を終了する。一致した場合とは、携帯品リスト34の状況情報と同じ状況の際に、携帯品リスト34に記憶されたビーコンIDと、取得したビーコンIDとが一致した場合であり、ユーザPが忘れ物をしていないと考えられる場合である。
他方、不一致の場合(S13:NO)には、制御部10は、処理をS14に移す。
S14において、制御部10(条件結果部16)は、取得したビーコンIDが多いか否かを判断する。取得したビーコンIDが多いとは、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンID以外に、さらに異なるビーコンIDを取得した場合をいう。取得したビーコンIDが多い場合(S14:YES)には、制御部10は、処理をS15に移す。他方、取得したビーコンIDが少ない場合(S14:NO)には、制御部10は、処理をS16に移す。
S15において、制御部10(条件更新部16c)は、携帯品リスト34を更新する。具体的には、制御部10は、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンIDに、取得したビーコンIDを追加する処理を行う。これは、今まではその所持品5を携行しなかったが、ユーザPの何らかの事情により、所持品5を携行するようになった場合等に対応するための処理である。その後、制御部10は、本処理を終了する。
他方、S16において、制御部10(報知部16b)は、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンIDであって、取得できなかったビーコンIDの所持品名を、所持品テーブル32を参照して抽出し、報知情報を生成する。そして、制御部10(報知部16b、所持品表示制御部17)は、生成した報知情報を、タッチパネルディスプレイ40に出力する。なお、制御部10は、報知の出力を、携帯情報端末1の機能を生かして、例えば、バイブレーションによる報知をしてもよいし(図1参照)、音による報知をしてもよい。その後、制御部10は、本処理を終了する。
このように、第1実施形態の忘れ物防止システム100によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯情報端末1は、携帯品リスト34に、状況情報と、所持品5に対応するビーコン端末6のビーコンIDとを対応付けて記憶しておく。そして、取得した状況情報及びビーコンIDと、携帯品リスト34の情報とを比較することで、携帯品リスト34の状況情報と同じ状況の際に、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンIDを取得できたか否かによって、忘れ物の有無を確認できる。
(2)携帯情報端末1は、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンIDを取得できなかった場合には、取得できなかったビーコンIDに対応付けられた所持品5が分かる態様で報知する。よって、携帯情報端末1のユーザPに、いつもは携行している携帯品がないことを報知できる。よって、忘れ物の防止を図ることができる。
(3)携帯情報端末1は、携帯品リスト34の状況情報に対応するビーコンID以外であって、所持品テーブル32に記憶されたビーコンID(「他のビーコンID」という。)を受信した場合に、他のビーコンIDに対応する所持品5を、携帯品リスト34に追加させることができる。よって、所持品5が増えた場合等、ユーザPによる所持品5の変更に対応できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、所定のビーコン電波を受信したときに、忘れ物の検査を行うものを説明する。また、所持品のビーコン電波を受信した際に履歴情報を生成し、履歴情報から携帯品リストを作成するものを説明する。なお、以降の説明において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
<忘れ物防止システム200の全体構成>
図5は、第2実施形態に係る忘れ物防止システム200の全体概要図である。
図6は、第2実施形態に係る忘れ物防止システム200の各装置の機能ブロック図である。
図7は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の開始用ビーコンテーブル233と履歴記憶部235との例を示す図である。
図5及び図6に示すように、忘れ物防止システム200は、玄関ドアDに取り付けられたビーコン端末207(電波発信機)を備える。
忘れ物防止システム200では、所持品5を携帯していることを検査することで、忘れ物の有無を確認するタイミングを判断するために、ユーザPの家の玄関ドアDに、ビーコン端末207を取り付けておく。
そして、ユーザPが外出時に携帯情報端末201を携行して玄関ドアDに近づくと、携帯情報端末201は、玄関ドアDに取りつけられたビーコン端末207が発信する電波を受信する。その後、携帯情報端末201は、ビーコン端末6のビーコン電波の受信状況に応じて、所持品5の携帯を確認する。
<携帯情報端末201>
図6に示すように、携帯情報端末201は、制御部210と、記憶部230と、タッチパネルディスプレイ40と、Bluetoothアンテナ41とを備える。
制御部210は、受信部211と、状況取得部12と、条件判定部13と、履歴更新部215(履歴更新手段)と、条件結果部216と、所持品表示制御部17と、条件作成部218(条件作成手段)とを備える。
受信部211は、ビーコン端末207のビーコン電波を受信する。また、受信部211は、ビーコン端末6のビーコン電波を受信する。
履歴更新部215は、ビーコン端末6のビーコン電波に含むビーコンIDと、状況情報とを履歴情報として履歴記憶部235(履歴情報記憶部)に記憶させる。
条件結果部216は、条件判定部13による判定結果に応じた処理を行う。
条件結果部216は、通知部216aと、報知部16bと、条件更新部216cとを備える。
通知部216aは、携帯品リスト34(検査条件情報)にはない携帯品名を通知(報知)する。
条件更新部216cは、更新指示を受け付けた場合に、携帯品リスト34に記憶させる。
条件作成部218は、履歴記憶部235に記憶された履歴情報に基づいて、携帯品リスト34を作成する。
なお、各機能の詳細は、後述する。
記憶部230は、忘れ物防止プログラム231と、所持品テーブル32と、開始用ビーコンテーブル233と、携帯品リスト34と、履歴記憶部235とを備える。
忘れ物防止プログラム231は、携帯情報端末201の制御部210が実行する各種機能を実行するためのプログラムである。
開始用ビーコンテーブル233は、忘れ物防止システム200での検査を開始するためのビーコン端末207を管理するためのものである。図7(A)に示すように、開始用ビーコンテーブル233は、ビーコン端末207のビーコンIDを記憶する。
履歴記憶部235は、状況情報を取得したときに、取得したビーコン端末6のビーコンIDを記憶する。図7(B)に示すように、履歴記憶部235は、ビーコン端末6のビーコンIDと、ビーコン端末6のビーコン電波を受信したときの状況情報とを対応付けた履歴情報を記憶する。
図6に戻り、Bluetoothアンテナ41は、ビーコン端末6の他、ビーコン端末7との間でBluetooth規格に基づいて短距離無線通信が可能である。
<ビーコン端末207>
ビーコン端末207は、本実施形態では、ユーザPの家の玄関ドアDに取り付ける端末である。
ビーコン端末207は、制御部270と、記憶部275と、電波送出部277とを備える。
制御部270、記憶部275及び電波送出部277は、ビーコン端末6の制御部60、記憶部65及び電波送出部67と同じであるので、説明を省略する。
<携帯品検査処理>
次に、携帯情報端末201による携帯品検査処理について説明する。
この処理は、携帯情報端末201を携行したユーザPが、外出時等に玄関ドアDに近づいた際に、携帯品の情報を収集することで携帯品検査を行うものである。
図8は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の携帯品検査処理を示すフローチャートである。
図9及び図10は、第2実施形態に係る携帯情報端末201での表示例を示す図である。
図11は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の携帯品リスト変更処理を示すフローチャートである。
図8のS210において、携帯情報端末201の制御部210(受信部211)は、開始用ビーコンテーブル233を参照して、ビーコン端末207のビーコン電波を受信したか否かを判断する。具体的には、制御部210がBluetoothアンテナ41を介してビーコン電波を受信したときに、制御部210は、受信したビーコン電波に、開始用ビーコンテーブル233に含まれるビーコンIDを含むか否かによって判断できる。ビーコン端末207のビーコン電波を受信した場合(S210:YES)には、制御部210は、処理をS211に移す。他方、ビーコン端末207のビーコン電波を受信していない場合(S210:NO)には、制御部210は、ビーコン端末207のビーコン電波を受信するまで、本処理で待機する。
S211において、制御部210(状況取得部12)は、ビーコン端末207のビーコン電波を受信したときの状況情報を取得する。
S212において、制御部210(条件判定部13)は、携帯品リスト34に、S211で取得した状況情報を含むか否かを判断する。
なお、この携帯品リスト34は、後述する携帯品リスト作成処理(図12参照)によって作成される。そのため、最初は、携帯品リスト34は、その中身がなくてもよい。
取得した状況情報を含む場合(S212:YES)には、制御部210は、処理をS213に移す。他方、取得した状況情報を含まない場合(S212:NO)には、制御部210は、処理をS230に移す。
S213において、制御部210(受信部211)は、所持品テーブル32に記憶されたビーコンIDを含むビーコン電波を受信したか否かを判断する。該当のビーコン電波を受信した場合(S213:YES)には、制御部210は、処理をS214に移す。他方、該当のビーコン電波を受信しなかった場合(S213:NO)には、制御部210は、処理をS220に移す。なお、該当のビーコン電波を受信しなかった場合とは、ユーザPがいつもの所持品5の全てを所持していない場合である。
S214において、制御部210(履歴更新部215)は、ビーコン電波に含まれるビーコンIDと、S211で取得した状況情報とを対応付けた履歴情報を、履歴記憶部235に追加する。制御部210は、複数のビーコン電波を受信した場合には、各ビーコン電波に含まれるビーコンIDを対応付ける。よって、図7(B)に示すように、履歴記憶部235には、1つの状況情報に対して複数のビーコンIDが対応付けられることがある。
図8に戻り、S215において、制御部210(条件結果部216)は、携帯品リスト34を参照し、該当する状況情報に対応しないビーコンIDを含むビーコン電波を受信したか否かを判断する。これは、携帯品リスト34の該当の状況情報に対応するビーコンIDとは異なるビーコンIDであって、所持品テーブル32に含まれるビーコンIDの電波を受信したか否かを判断する。つまり、この処理でYESと判断されるのは、いつもの(状況情報が合致する)所持品5よりも多くの所持品5や、異なる所持品5を、ユーザPが携行している場合である。該当の状況情報に対応しないビーコンIDを含むビーコン電波を受信した場合(S215:YES)には、制御部210は、処理をS216に移す。他方、該当の状況情報に対応しないビーコンIDを含むビーコン電波を受信していない場合(S215:NO)には、制御部210は、処理をS218に移す。
S216において、制御部210(通知部216a)は、携帯品リスト34の該当の状況情報に対応しないビーコンIDの所持品名を、所持品テーブル32を参照して抽出し、通知情報を生成する。そして、制御部210(通知部216a、所持品表示制御部17)は、生成した通知情報を、タッチパネルディスプレイ40に出力する。
図9(A)は、タッチパネルディスプレイ40に出力された通知情報画面40aの例を示す。通知情報画面40aには、いつもとは異なる所持品5の所持品名を表示することで、ユーザPがいつもとは異なる所持品5を有しているということがわかるようになっている。そして、所持品5を確認するだけで終わりにするか、この所持品5を新たな携帯品として、携帯品リスト34に追加するかを指定できるようになっている。
図8に戻り、S217において、制御部210は、後述する携帯品リスト変更処理(図11参照)を行う。
S218において、制御部210(条件結果部216)は、携帯品リスト34を参照し、該当の状況情報に対応するビーコンIDを含むビーコン電波を受信しなかったか否かを判断する。これは、携帯品リスト34の該当の状況情報に対応するビーコンIDの電波を受信しなかったことであり、いつもの所持品5をユーザPが携行していない場合である。該当の状況情報に対応するビーコンIDを含むビーコン電波を受信しなかった場合(S218:YES)には、制御部210は、処理をS220に移す。他方、該当の状況情報に対応するビーコンIDを含むビーコン電波を受信した場合(S218:NO)には、制御部210は、本処理を終了する。
S220において、制御部210(報知部16b)は、携帯品リスト34の該当の状況情報に対応するビーコンIDであって、ビーコン電波に含まれないビーコンIDの所持品名を、所持品テーブル32を参照して抽出し、報知情報を生成する。この報知情報に含む所持品名は、所持していない、つまり、不足した所持品名である。
そして、制御部210(報知部16b、所持品表示制御部17)は、生成した報知情報を、タッチパネルディスプレイ40に出力する。
ここで、報知とは、ユーザPに注意を与え知らせることをいう。また、通知とは、ユーザPに対してお知らせをすることをいう。よって、この例では、報知の場合には、音やバイブレーションの機能(図示せず)を使用可能にしている。
図10(A)は、タッチパネルディスプレイ40に出力された報知情報画面40eの例を示す。報知情報画面40eは、いつも携行しているが、今回は携行をしていない所持品5の所持品名を表示する画面である。そして、所持品名を確認して終わりにするか、その所持品名に対応する所持品5を、報知不要な携帯品として、携帯品リスト34から削除するかを指定できるようになっている。
図8に戻り、S221において、制御部210は、携帯品リスト変更処理を行う。
ここで、携帯品リスト変更処理について、図11に基づき説明する。
図11のS240において、制御部210は、直近の処理によって出力したものが通知情報であるか否かを判断する。図8のS217の処理から呼び出された場合は、通知情報である。通知情報である場合(S240:YES)には、制御部210は、処理をS241に移す。他方、通知情報ではない場合(S240:NO)には、制御部210は、処理をS245に移す。なお、通知情報ではない場合とは、図8のS221の処理から呼び出された場合であり、報知情報を出力した場合である。
S241において、制御部210は、携帯品リスト34への追加が指示されたか否かを判断する。例えば、図9(A)の通知情報画面40aにおいて、ボタン40bが選択され、図9(B)の追加確認画面40cにおいて、ボタン40dが選択されることで、制御部210は、携帯品リスト34への追加が指示されたと判断する。携帯品リスト34への追加が指示された場合(S241:YES)には、制御部210は、処理をS242に移す。他方、携帯品リスト34への追加が指示されていない場合(S241:NO)には、制御部210は、本処理を終了し、図8に移す。なお、携帯品リスト34への追加が指示されていない場合とは、例えば、図9(A)又は(B)において、「キャンセル」ボタンが選択された場合である。
S242において、制御部210(条件更新部216c)は、携帯品リスト34に対する追加処理を行う。具体的には、制御部210は、携帯品リスト34の状況情報に対応付けて、該当のビーコンIDを追加する。その後、制御部210は、本処理を終了し、処理を図4に移す。
他方、S245において、制御部210は、携帯品リスト34からの削除が指示されたか否かを判断する。例えば、図10(A)の報知情報画面40eにおいて、ボタン40fが選択され、図10(B)の削除確認画面40gにおいて、ボタン40hが選択されることで、制御部210は、携帯品リスト34からの削除が指示されたと判断する。携帯品リスト34からの削除が指示された場合(S245:YES)には、制御部210は、処理をS246に移す。他方、携帯品リスト34からの削除が指示されていない場合(S245:NO)には、制御部210は、本処理を終了し、図8に移す。なお、携帯品リスト34からの削除が指示されていない場合とは、例えば、図10(A)において、「OK」ボタンが選択された場合、又は、図10(B)において、「キャンセル」ボタンが選択された場合である。
S246において、制御部210(条件更新部216c)は、携帯品リスト34に対する削除処理を行う。具体的には、制御部210は、携帯品リスト34の状況情報に対応付いた該当のビーコンIDを削除する。その後、制御部210は、本処理を終了し、処理を図8に移す。
図8に戻り、その後、制御部210は、本処理を終了する。
他方、S230において、制御部210(受信部211)は、所持品テーブル32に記憶されたビーコンIDを含むビーコン電波を受信したか否かを判断する。ビーコン電波を受信した場合(S230:YES)には、制御部210は、処理をS231に移す。他方、ビーコン電波を受信しなかった場合(S230:NO)には、制御部210は、本処理を終了する。
S231において、制御部210(履歴更新部215)は、ビーコン電波に含まれるビーコンIDと、状況情報とを対応付けた履歴情報を、履歴記憶部235に追加する。その後、制御部210は、本処理を終了する。
S230とS231との処理は、制御部210が、開始用ビーコンテーブル233に記憶されたビーコンIDを含むビーコン電波を受信後に、携帯品リスト34に記憶された状況情報に該当しない状況の下で、所持品テーブル32に記憶されたビーコンIDを含むビーコン電波を受信した場合である。そのような場合には、制御部210は、履歴情報を履歴記憶部235に記憶させる。このようにすることで、記憶した履歴情報を、後述の図12で説明する携帯品リスト作成処理において携帯品リスト34を作成するための情報にできる。
なお、制御部210は、本処理を終了する際に、忘れ物防止プログラム231の実行を終了させてもよい。
<携帯品リスト作成処理>
次に、携帯情報端末201による携帯品リスト作成処理について説明する。この処理は、忘れ物防止プログラム231が実行中に、適宜のタイミングで行われる。
図12は、第2実施形態に係る携帯情報端末201の携帯品リスト作成処理を示すフローチャートである。
図13は、第2実施形態に係る携帯品リスト作成処理を説明するための図である。
図12のS250において、制御部210は、携帯品リスト34の作成条件か否かを判断する。携帯品リスト34の作成条件としては、例えば、履歴記憶部235に記憶され、携帯品リスト34の作成に使用されていない履歴情報が一定数になった場合や、所定日数が経過した場合等が考えられる。携帯品リスト34の作成条件である場合(S250:YES)には、制御部210は、処理をS251に移す。他方、携帯品リスト34の作成条件ではない場合(S250:NO)には、制御部210は、本処理を終了する。
S251において、制御部210(条件作成部218)は、履歴記憶部235から携帯品リスト34の作成に用いる履歴情報を抽出する。
S252において、制御部210(条件作成部218)は、抽出した履歴情報のうち同一のビーコンIDが対応付けられている状況情報を分析する。
S253において、制御部210(条件作成部218)は、分析結果に基づき、新たな状況情報を作成したか否かを判断する。例えば、分析した結果、携帯品リスト34にない状況情報が所定数以上あるときに、制御部210は、新たな状況情報を作成する。新たな状況情報を作成した場合(S253:YES)には、制御部210は、処理をS254に移す。他方、新たな状況情報を作成しなかった場合(S253:NO)には、制御部210は、本処理を終了する。
S254において、制御部210(条件作成部218)は、作成した新たな状況情報と、ビーコンIDとを対応付けて、携帯品リスト34を更新する。その後、制御部210は、本処理を終了する。
図13(A)は、履歴記憶部235に記憶された履歴情報の例を示す。制御部210は、図13(A)の履歴記憶部235から、同一のビーコンIDである履歴情報を抽出する。例えば、レコード235a〜235dは、同一のビーコンIDのレコードであるので、制御部210は、これらを抽出する。そして、このレコード235a〜235dの状況情報を分析すると、これらは、いずれも水曜日の8:30前後であることが分かる。よって、制御部210は、状況情報として、「水曜日 8:30前後」を新たに作成する。そして、制御部210は、例えば、図13(B)に示す携帯品リスト34に、レコード(#1)を追加して更新する。
このように、第2実施形態の忘れ物防止システム200によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯情報端末201は、履歴記憶部235の履歴情報から携帯品検査のための状況情報を作成して、携帯品リスト34を更新できる。
よって、過去の履歴に基づいて、様々な状況に応じた携帯品リスト34を、自動的に生成できる。
(2)携帯情報端末201は、ビーコン端末6のビーコン電波を受信した場合に、ビーコンIDと受信したときの状況情報とを対応付けた履歴情報を、履歴記憶部235に追加する。よって、履歴記憶部235には、様々な履歴情報を蓄積できる。結果として、自動的に携帯品リスト34が作成できる。
(3)携帯情報端末201は、取得した状況情報を携帯品リスト34が有する場合には、所持品5を携行しているか否かの検査対象にできる。
よって、ビーコン端末6のビーコン電波を受信したときの状況が、携帯品リスト34に記憶された状況情報と同じ場合には、携帯品検査を行うことによって、忘れ物の有無を確認できる。
(4)携帯情報端末201は、他のビーコンIDを受信した場合に、他のビーコンIDに対応する所持品5が分かる態様で通知する。よって、ユーザPに他のビーコンに対応する所持品5を、携帯品リスト34に追加させるか否かを判断させることができる。
(5)ユーザPによる指示により、携帯情報端末201は、携帯品リスト34に、他のビーコンIDをさらに対応付けて記憶できる。そのため、携帯品リスト34に関するメンテナンスができる。そして、ユーザPに携帯品リスト34の更新有無を選択させるので、不要な携帯品リスト34の作成を回避でき、携帯品リスト34を、真に必要な情報のみにできる。
(6)携帯情報端末201は、玄関ドアDに取り付けられたビーコン端末207のビーコン電波を受信したことで、所持品5に設けられたビーコン端末6のビーコン電波を受信したか否かによって、携帯品を所持しているか否かを判定する。よって、ビーコン電波を受信可能なBluetoothアンテナ41を有する携帯情報端末201であればよく、簡易な処理で携帯品の検査ができる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、情報サーバからの情報を用いて所持品の携行の有無を確認するものを説明する。また、確認は、ユーザが携帯情報端末を装着している間に行うものとする。
<忘れ物防止システム300>
図14は、第3実施形態に係る忘れ物防止システム300の全体概要図である。
図15は、第3実施形態に係る忘れ物防止システム300の各装置の機能ブロック図である。
図14及び図15に示す忘れ物防止システム300は、ユーザPが携帯情報端末301を装着中に、携帯品を検査するものである。また、忘れ物防止システム300は、情報サーバ308から取得した情報を状況情報にして、携帯情報端末301に対して報知を行うものである。
図15に示すように、忘れ物防止システム300は、携帯情報端末301と、所持品5に取り付けられたビーコン端末6と、情報サーバ308とを備える。
<携帯情報端末301>
携帯情報端末301は、ユーザPが装着して使用する、いわゆる「ウエアラブル端末」である。
携帯情報端末301は、制御部310と、記憶部330と、タッチパネルディスプレイ40と、Bluetoothアンテナ41と、GPS(Global Positioning System)アンテナ343と、センサ部345と、通信インタフェース部349とを備える。
制御部310は、受信部311と、状況取得部312(状況取得手段、外部状況取得手段)と、条件判定部13と、履歴更新部215と、条件結果部216と、所持品表示制御部17と、条件作成部218とを備える。
受信部311は、センサ部345によりユーザPによる携帯情報端末301の装着を検知した場合に、ビーコン端末6のビーコン電波の受信を開始する。
状況取得部312は、受信部311が開始したときの状況情報を取得する。状況情報は、情報サーバ308から取得する情報を含む。
記憶部330は、忘れ物防止プログラム331と、所持品テーブル32と、携帯品リスト34と、履歴記憶部235とを備える。
忘れ物防止プログラム331は、携帯情報端末301の制御部310が実行する各種機能を実行するためのプログラムである。
GPSアンテナ343は、GPS衛星(図示せず)によって送信されるGPS信号を受信するアンテナである。GPSアンテナ343は、受信したGPS信号を、状況取得部312に送る。
センサ部345は、携帯情報端末301がユーザPによって装着中か否かの判断に使用する。センサ部345は、例えば、脈拍を測定する生体センサである。
通信インタフェース部349は、無線通信の基地局B及び通信ネットワークNを介して情報サーバ308との通信を行うためのインタフェースである。
<所持品5>
所持品5は、図14に示す例では、定期入れ5A、財布5B、キーケース5C、傘5Eである。傘5Eには、ビーコン端末6Eが取り付けられている。
<情報サーバ308>
情報サーバ308は、例えば、天気に関する情報を有するサーバである。
情報サーバ308は、制御部380と、記憶部385と、通信インタフェース部389とを備える。
制御部380は、情報サーバ308の全体を制御するCPUである。制御部380は、記憶部385に記憶されているOSやアプリケーションプログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、各種機能を実行する。
記憶部385は、制御部380が各種の処理を実行するために必要なプログラム、データ等を記憶するためのハードディスクや半導体メモリ素子等の記憶領域である。
通信インタフェース部389は、通信ネットワークNを介して携帯情報端末301との通信を行うためのインタフェースである。
基地局Bは、携帯情報端末301と情報サーバ308との間の通信をするための中継を行う。基地局Bは、例えば、無線LAN(Local Area Network)の基地局や、通信事業者の携帯端末通信網用の基地局等である。
また、通信ネットワークNは、情報サーバ308と基地局Bとの間のネットワークであり、インターネット回線や携帯端末通信網等である。
<携帯品検査処理>
次に、携帯情報端末301による携帯品検査処理について説明する。
この処理は、ユーザPが携帯情報端末301を装着している間に、所定のタイミング(例えば、5分おき等)で実行して、携帯品の情報を収集することで携帯品検査を行うものである。
図16は、第3実施形態に係る携帯情報端末301の携帯品検査処理を示すフローチャートである。
図17は、第3実施形態に係る携帯情報端末301の状況情報取得処理を示すフローチャートである。
図18は、第3実施形態に係る携帯情報端末301の記憶部330の例を示す図である。
本処理の前提として、携帯情報端末301は、忘れ物防止プログラム331を起動させた状態である。
なお、センサ部345によって、携帯情報端末301の装着を検知した場合に、制御部310は、忘れ物防止プログラム331を起動させてもよい。
図16のS310において、携帯情報端末301の制御部310(受信部311)は、センサ部345により装着を検知したか否かを判断する。例えば、センサ部345が検出した脈拍が所定範囲であれば、制御部310は、携帯情報端末301がユーザPにより装着中であると判断できる。センサ部345により装着を検知した場合(S310:YES)には、制御部310は、処理をS311に移す。他方、センサ部345により装着を検知していない場合(S310:NO)には、制御部310は、センサ部345により装着を検知するまで、本処理で待機する。
S311において、制御部310(状況取得部312)は、状況情報取得処理を行う。状況情報取得処理は、センサ部345により装着を検知したときの状況情報を取得する処理である。
ここで、状況情報取得処理について、図17に基づき説明する。
図17のS360において、制御部310(状況取得部312)は、GPSアンテナ343から受信した緯度経度データによって、携帯情報端末301の位置情報を取得する。
S361において、制御部310は、取得した位置情報を、情報サーバ308に送信する。
S362において、制御部310(状況取得部312)は、送信した位置情報に基づく天気情報を、情報サーバ308から受信する。この処理によって、制御部310は、ユーザPの位置情報に対応した天気情報を受信できる。
S363において、制御部310(状況取得部312)は、日時情報を取得する。日時情報は、例えば、日時及び曜日に関する情報である。その後、制御部310は、本処理を終了し、図16に移す。
図16に戻り、S312からS331までの処理は、図8(第2実施形態)と同様である。
図18(A)は、所持品テーブル32の例を示す。ビーコン端末6が取り付けられているユーザPの所持品5は、「定期入れ」、「財布」、「キーケース」、「傘」である。
図18(B)は、図16の携帯品検査処理によって作成された履歴情報を記憶した履歴記憶部235の例を示す。状況情報として、日時情報の他、情報サーバ308から取得した外部情報と、位置情報とを有する。
なお、携帯情報端末301による携帯品リスト作成処理は、図12(第2実施形態)と同様である。
図18(C)は、携帯品リスト作成処理によって作成された携帯品リスト34の例を示す。
図16に記載の携帯品検査処理によって、例えば、外部情報として「雨」を取得した場合、ユーザPが傘5Eを所持していなければ、携帯品リスト34を参照して、傘5Eを所持していないという報知情報が生成されて出力される(S320)。また、この携帯品検査処理は、ユーザPが携帯情報端末201を装着中は、所定のタイミングで実行されて、携帯品の情報を収集することで、携帯品検査を行う。そのため、制御部310は、例えば、傘5Eを外出の途中で置き忘れた場合であっても、傘5Eを忘れているという報知情報を生成して出力でき、置き忘れを防止できる。なお、この場合は、携帯情報端末301をユーザPが外すまで、制御部310は、装着時の携帯品を、携帯品リスト34にして記憶部330に記憶させることで実現できる。
このように、第3実施形態の忘れ物防止システム300によれば、以下のような効果がある。
(1)携帯情報端末301は、ビーコン端末6からのビーコン電波の受信を開始するタイミングを、センサ部345により装着を検知した場合にできる。よって、外出時等、携帯情報端末301を装着した場合に、携帯品リスト34にあるビーコンIDに対応付けられたビーコン端末6が取り付けられた所持品5を有するか否かを判断できるため、より有効な忘れ物の検査を行うことができる。
(2)携帯情報端末301をユーザPが装着中は、携帯品検査を常時行うことができるので、携帯情報端末301によって、所持品5の置き忘れをも防止できる。
(3)携帯情報端末301は、情報サーバ308と通信することで、情報サーバ308が有する外部情報を、状況情報として活用できる。よって、より多様な携帯品検査を行うことができる。
(4)携帯情報端末301は、GPSアンテナ343を有し、位置情報を取得できる。そのため、位置情報を、状況情報として活用できる。また、履歴記憶部235に記憶される履歴情報に、位置情報を含んで記憶するので、履歴情報から最後に携行していた位置情報を出力することで、所持品5を置き忘れた場所を特定することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
(1)各実施形態では、所持品にビーコン端末を設けるものを説明したが、これに限定されない。電波を発信するものであればよく、例えば、IC(Integrated Circuit)タグ等であってもよい。
(2)第2及び第3実施形態では、携帯品リスト作成処理について、自動的に携帯品リストを更新するものとして説明したが、これに限定されない。携帯品リストを作成した後に、作成した携帯品リストを表示し、ユーザに選択させてもよい。これにより、ユーザは、自身で携帯品リストを作成する手間を省き、かつ、適切な携帯品リストを運用できる。
(3)第2及び第3実施形態では、状況情報を分析した結果に基づいて新たな状況情報を作成して携帯品リストを更新するものを説明したが、これに限定されない。状況情報だけでなく、ビーコンIDを含めた情報から携帯品リストを更新するデータを作成してもよい。
(4)各実施形態では、携帯情報端末によって処理を行うものを説明した。しかし、記憶部に記憶されたプログラム以外のテーブル等を外部の管理サーバ等(図示せず)に有するようにし、携帯情報端末は、ビーコン電波に含まれるビーコンIDと、状況情報とを、携帯情報端末を識別するものとして端末IDと共に管理サーバに送信することで、管理サーバで処理を行ってもよい。
(5)第2実施形態では、玄関ドアにビーコン端末を取り付けて、ビーコン電波を受信した場合に、携帯品検査処理を行うものとして説明したが、これに限定されない。外出時を特定できればよく、例えば、門にビーコン端末を取り付けてもよい。また、外出時以外に、携帯品検査処理を行ってもよい。例えば、オフィスの自席にビーコン端末を取り付けて、ビーコン電波を受信できなくなった場合に、携帯品検査処理を行ってもよい。
(6)第3実施形態では、位置情報をGPSにより取得するものとして説明した。しかし位置情報は、ユーザが手入力した住所等であってもよい。
1,201,301 携帯情報端末
5 所持品
6,6A〜6E,207 ビーコン端末
10,210,310 制御部
11,211,311 受信部
12,212,312 状況取得部
13 条件判定部
16,216 条件結果部
16b 報知部
16c,216c 条件更新部
17 所持品表示制御部
30,230,330 記憶部
31,231,331 忘れ物防止プログラム
32 所持品テーブル
34 携帯品リスト
40 タッチパネルディスプレイ
41 Bluetoothアンテナ
100,200,300 忘れ物防止システム
215 履歴更新部
216a 通知部
218 条件作成部
233 開始用ビーコンテーブル
235 履歴記憶部
308 情報サーバ
343 GPSアンテナ
345 センサ部
N 通信ネットワーク

Claims (11)

  1. 自身の識別情報を発信する携帯品と、
    忘れ物防止装置と、
    を備えた忘れ物防止システムであって、
    前記忘れ物防止装置は、
    周囲の状況に関する状況情報と、その状況情報に対応する前記携帯品の識別情報とを対応付けて記憶する条件記憶部と、
    前記携帯品から前記識別情報を受信する受信手段と、
    状況情報を取得する状況取得手段と、
    前記受信手段による前記識別情報の受信結果及び前記状況取得手段により取得した前記状況情報が、前記条件記憶部の情報と一致するか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に応じて、更新のための報知及び条件記憶部の更新の少なくとも一方を行う条件結果手段と、
    を備えること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  2. 請求項1に記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置は、前記携帯品を記憶する携帯品記憶部を備え、
    前記忘れ物防止装置の前記条件結果手段は、前記条件判定手段による判定の結果、前記状況情報が条件記憶部に含まれ、かつ、その状況情報に対応する前記識別情報を受信していない場合に、前記携帯品記憶部を参照して、前記識別情報に対応する前記携帯品を報知すること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置の前記条件結果手段は、前記条件判定手段による判定の結果、前記状況情報が条件記憶部に含まれ、かつ、その状況情報に対応する前記識別情報とは異なる他の前記識別情報を受信した場合に、前記条件記憶部の前記状況情報に前記他の識別情報を記憶させること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれかに記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置は、
    前記受信手段により受信した前記識別情報と、前記状況取得手段により取得した前記状況情報とを対応付けた履歴情報を記憶する履歴情報記憶部と、
    前記履歴情報記憶部に記憶された前記履歴情報をもとに、前記条件記憶部の情報を作成して前記条件記憶部を更新する条件作成手段と、
    を備えること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれかに記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置は、検知部を備え、
    前記忘れ物防止装置の前記受信手段は、前記検知部が検知をした場合に、前記識別情報を受信すること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  6. 請求項5に記載の忘れ物防止システムにおいて、
    所定のタイミングを検知するための電波発信機を備え、
    前記忘れ物防止装置の前記検知部は、前記電波発信機からの電波を受信するものであること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  7. 請求項5に記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置の前記検知部は、センサであること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  8. 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置は、前記状況情報を、前記忘れ物防止装置に対して通信可能な情報サーバから取得する外部状況取得手段を備えること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  9. 請求項1から請求項8までのいずれかに記載の忘れ物防止システムにおいて、
    前記忘れ物防止装置に対して通信可能に接続された管理サーバを備え、
    前記管理サーバは、前記条件記憶部を備えること、
    を特徴とする忘れ物防止システム。
  10. 周囲の状況に関する状況情報と、その状況情報に対応し自身の識別情報を発信する携帯品の識別情報とを対応付けて記憶する条件記憶部と、
    前記携帯品から前記識別情報を受信する受信手段と、
    状況情報を取得する状況取得手段と、
    前記受信手段により前記識別情報を受信した際の受信結果及び前記状況取得手段により取得した前記状況情報が、前記条件記憶部の情報と一致するか否かを判定する条件判定手段と、
    前記条件判定手段の判定結果に応じて、更新のための報知及び条件記憶部の更新の少なくとも一方を行う条件結果手段と、
    を備える忘れ物防止装置。
  11. 請求項10に記載の忘れ物防止装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020010335A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 株式会社Social Area Networks 携帯通信装置、測位システム及び測位方法

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