JP2017048871A - 密封装置 - Google Patents

密封装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017048871A
JP2017048871A JP2015173512A JP2015173512A JP2017048871A JP 2017048871 A JP2017048871 A JP 2017048871A JP 2015173512 A JP2015173512 A JP 2015173512A JP 2015173512 A JP2015173512 A JP 2015173512A JP 2017048871 A JP2017048871 A JP 2017048871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
spring
outer peripheral
lip
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015173512A
Other languages
English (en)
Inventor
佐々木 勇人
Isato Sasaki
勇人 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP2015173512A priority Critical patent/JP2017048871A/ja
Publication of JP2017048871A publication Critical patent/JP2017048871A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

【課題】シールリップの緊迫力を補償する板ばねを設けた密封装置において、板ばねの傾斜変位を防止すると共に、リップ先端の密接面圧を有効に高める。
【解決手段】外周部材の内周面及び内周部材の外周面のうち一方に装着され、基部21及びこの基部21から延びてリップ先端22aが外周部材の内周面及び内周部材の外周面のうち他方に摺動可能に密接されるシールリップ22を有するシール本体20と、基部21とシールリップ22の間の環状溝23内に抜け止めされた状態に配置されてリップ先端22aの密接面圧を補償する板ばね30とを備え、板ばね30が、屈曲端部31を介して互いに連続した被支持ばね部32及びばね本体部33からなり、屈曲端部31が環状溝23の溝底に形成された嵌合部24に嵌合状態で支持され、ばね本体部33の先端部33aと屈曲端部31の間がシールリップ22と非接触である。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば油圧シリンダ装置の軸周のダストシール等として好適に用いられる密封装置に関するものである。
図6は、ダストシールとして従来の技術による密封装置を用いた油圧シリンダ装置のロッドシールシステムを示すものである。すなわち図6に示すロッドシールシステムは、油圧シリンダ装置のシリンダ端部材100と、その内周に挿通され軸方向に往復動するロッド200との間をシールするものであって、シリンダ内の作動油の漏れを防止するメインシール300と、このメインシール300の内側(油圧室A側)に配置されて油圧室Aからの油圧がメインシール300に直接作用しないようにするバッファリング400と、メインシール300の外側に配置されて外部空間Bからの泥水やダストの浸入を防止するダストシール500を備えている。そしてこれらメインシール300、バッファリング400、ダストシール500はそれぞれシリンダ端部材100の内周面に形成した環状のシール装着溝101〜103に保持されると共に、内周側に形成されたシールリップ301,401,501,502が、ロッド200の外周面に摺動可能に密接されている。
ここで、ダストシール500は、外部空間B側を向いたシールリップ502には油圧室Aの油圧によるセルフシール作用が得られないため、ゴムやウレタンなどのゴム弾性体からなるこのシールリップ502は、温度や経時劣化によるへたりを生じると、ロッド200の外周面に対する緊迫力が低下する。したがって、外部空間B側からシリンダ端部材100の内周へのダストの浸入を許容してしまい、このダストがメインシール300のシールリップ301の摺動部に介入することでシール性を低下させるおそれがある。
このため図7に示すように、ダストシール500におけるシールリップ502の外周の環状溝503に、略V字形の断面形状に形成された金属製の環状の板ばね510を装着し、この板ばね510の径方向への弾性によって、シールリップ502の緊迫力を補償するようにしたものがある(例えば下記の特許文献1参照)。
特開2013−32848号公報
しかしながら、板ばね510はばね性をもたせるために極めて薄肉に形成されており、したがって図8に示すように、何らかの原因で屈曲端部511が環状溝503内における外周側へ偏在するように板ばね510が傾斜変位した場合、内周側のばね本体部512の先端部が高面圧でシールリップ502の外周面に接触して突き刺さってしまい、シールリップ502に対して十分なばね荷重を付与することが困難になることが懸念される。
あるいは図9に示すように、板ばね510が図8とは逆に屈曲端部511が環状溝503内における内周側へ偏在するように傾斜変位した場合、外周側の被支持ばね部513の先端部が、高面圧で環状溝503の外周側の外周基部504に接触して突き刺さってしまうことが懸念されるほか、内周側のばね本体部512の内周面全面がシールリップ502の外周面に接触することによって、ばね荷重が分散されてしまい、図6に示すロッド200の外周面に対するシールリップ502のリップ先端502aの密接面圧を有効に高めることが困難になる。
また、板ばね510の断面形状を環状溝503の断面形状と同じ略U字形にすれば、ばね本体部512又は被支持ばね部513の先端がシールリップ502の外周面又は外周基部504の内周面に突き刺さるのを防止できるが、図9と同様、ばね本体部512の内周面全面がシールリップ502の外周面に接触することによって、ばね荷重が分散されてしまい、図6に示すロッド200の外周面に対するシールリップ502のリップ先端502aの密接面圧を有効に高めることが困難になる。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、シールリップの緊迫力を補償する板ばねを設けた密封装置において、板ばねの挙動に起因するゴム弾性体部分の損傷を防止すると共に、シールリップのリップ先端の密接面圧を有効に高めることにある。
本発明は、上述した技術的課題を解決するため、以下の手段を採用した。
すなわち請求項1の発明に係る密封装置は、外周部材の内周面及びこの外周部材の内周に同心的に配置された内周部材の外周面のうち一方に装着され、基部及びこの基部から延びてリップ先端が前記外周部材の内周面及び前記内周部材の外周面のうち他方に摺動可能に密接されるシールリップを有するシール本体と、前記基部と前記シールリップの間の環状溝内に抜け止めされた状態に配置されて前記リップ先端の密接面圧を補償する板ばねとを備え、前記板ばねが、屈曲端部を介して互いに連続した被支持ばね部及びばね本体部からなり、前記屈曲端部が、前記環状溝の溝底に形成された嵌合部に嵌合状態で支持され、前記ばね本体部の先端部と前記屈曲端部の間が前記シールリップと非接触であることを特徴とする。
また、本発明は上記技術的課題を解決するためさらに以下の手段を採用してもよい。
すなわち請求項2の発明に係る密封装置は、請求項1に記載の構成において、被支持ばね部がシール本体の基部に密接されたことを特徴とする。
本発明に係る密封装置によれば、シール本体の基部とシールリップの間の環状溝に配置された板ばねは、その屈曲端部がシール本体の環状溝の溝底に形成された嵌合部に嵌合状態で支持されることによって、傾斜変位が抑制されるため、ゴム弾性体からなるシール本体が、板ばねの被支持ばね部及びばね本体部の挙動によって損傷を受けることがなく、しかもばね本体部は先端部のみがシールリップの先端の背面と圧接されることによって、ばね荷重がばね本体部の先端からシールリップの先端へ与えられるため、内周部材の外周面又は外周部材の内周面に対するシールリップの先端部の密接面圧を局部的に高め、優れたシール性を奏することができる。
本発明に係る密封装置の第一の実施の形態を、油圧シリンダ装置のロッドシールシステムにおけるダストシールとして装着した状態を示す半断面図である。 本発明に係る密封装置の第一の実施の形態を示す半断面図である。 本発明に係る密封装置の第一の実施の形態をシール本体と板ばねに分離した状態を示す半断面図である。 本発明に係る密封装置の第二の実施の形態を示す半断面図である。 本発明に係る密封装置の第三の実施の形態を示す半断面図である。 油圧シリンダ装置のロッドシールシステムにおけるダストシールとして用いられる従来の密封装置の一例を示す装着状態の半断面図である。 従来の密封装置の他の例を示す半断面図である。 従来の密封装置の他の例において、板ばねが傾斜挙動した状態を示す半断面図である。 従来の密封装置の他の例において、板ばねが傾斜挙動した状態を示す半断面図である。
以下、本発明に係る密封装置をダストシールとして適用した好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る密封装置の第一の実施の形態を、油圧シリンダ装置のロッドシールシステムにおけるダストシールとして装着した状態を示すもので、すなわち図1に示すロッドシールシステムは、油圧シリンダ装置のシリンダ端部材100と、その内周に挿通され軸方向に往復動するロッド200との間をシールするものであって、シリンダ内の作動油の漏れを防止するメインシール300と、このメインシール300の内側(油圧室A側)に配置されて油圧室Aからの油圧がメインシール300に直接作用しないようにするバッファリング400と、メインシール300の外側に配置されて外部空間Bからの泥水やダストの浸入を防止するダストシール1を備えている。そしてメインシール300、バッファリング400及びダストシール1は、それぞれシリンダ端部材100の内周面に形成した環状のシール装着溝101〜103に保持されると共に、シールリップ301,401,22が、ロッド200の外周面に摺動可能に密接されている。なお、シリンダ端部材100は請求項1に記載された外周部材に相当するものであり、ロッド200は請求項1に記載された内周部材に相当するものである。
本発明の密封装置であるダストシール1は、補強環10と、この補強環10に一体に設けられたシール本体20と、シール本体20の環状溝内に抜け止めされた状態で配置された板ばね30からなる。
補強環10は、金属等の高剛性材料からなるものであって、図2及び図3にも示すように、圧入筒部11と、この圧入筒部11の軸方向一端から内径側へ延びるフランジ部12を有し、すなわち軸心Oを通る平面で切断した形状(図示の断面形状)が略L字形をなしている。圧入筒部11の外径は、図1に示すシリンダ端部材100のシール装着溝103の内周面よりも僅かに大径で、すなわち圧入筒部11は、シール装着溝103の内周面に適当な締め代をもって圧入可能となっている。
シール本体20は、ウレタンゴムなどのゴム弾性体からなるものであって、補強環10に一体に成形されており、図2及び図3に示すように、補強環10における圧入筒部11の内周面及びフランジ部12の内側面に加硫接着等によって一体に接合された外周基部21と、この外周基部21における補強環10のフランジ部12との接合部の内径部から、軸心Oを通る平面で切断した形状(図示の断面形状)が基部21と共に略U字形をなすように、軸方向外側の端部(図2及び図3における上端)が小径となる円錐筒状に延びるシールリップ22からなる。そしてシールリップ22は、軸心Oを通る平面で切断した形状(図示の断面形状)が略V字形をなす内径のリップ先端22aにおいて、図1に示すロッド200の外周面に摺動可能に密接されるものである。なお、外周基部21は請求項1に記載された基部に相当するものである。
シール本体20の外周基部21とシールリップ22の間は、軸方向外側(図2及び図3における上側)へ向けて開放された断面略U字形の環状溝23となっており、その溝底における径方向中間位置には、環状溝23より溝幅が小さい嵌合溝24が環状に連続して形成され、外周基部21の内周面には、シールリップ22のリップ先端22a近傍の外周側に位置して、抜け止め用段差部25が環状に連続して形成されている。なお、嵌合溝24は請求項1に記載された嵌合部に相当するものである。
板ばね30は、金属の薄板からなるものであって、環状に形成されており、シール本体20における嵌合溝24と対応する環状に延びる屈曲端部31と、この屈曲端部31を介して互いに連続した外周側の被支持ばね部32及び内周側のばね本体部33からなり、すなわち軸心Oを通る平面で切断した形状(図示の断面形状)が略V字形をなす。また、この板ばね30は、被支持ばね部32の先端部32aから屈曲端部31を経由してばね本体部33側へ達するスリット(不図示)と、ばね本体部33の先端部33aから屈曲端部31を経由して被支持ばね部32側へ達するスリット(不図示)が円周方向交互に形成されており、これによって径方向への弾性的な曲げ変形が可能となっている。
上記板ばね30は、図2に示すように、シール本体20の環状溝23内に挿入状態に装着され、屈曲端部31が、環状溝23の溝底に形成された嵌合溝24に嵌合状態で支持され、外周側の被支持ばね部32の先端部32aが、シール本体20の外周基部21の内周面に圧接されると共にこの外周基部21に形成された抜け止め用段差部25に係止され、この抜け止め用段差部25によって抜け止めされた状態となっている。内周側のばね本体部33は、その先端部33aのみがシールリップ22のリップ先端22aの背面(外周面)と圧接され、先端部33aと屈曲端部31の間の部分はシールリップ22の外周面と非接触となっている。
また、板ばね30は、シール本体20への組み込み前の状態すなわち自由状態では、図3に示すように、被支持ばね部32の先端部32aとばね本体部33の先端部33aの間の径方向距離L2は、シール本体20の外周基部21のうち嵌合段差部25側の端部とシールリップ22の間の径方向距離L1より大きく、したがって図2に示すシール本体20への組み込み状態では、板ばね30は径方向に適宜変形を受けた状態にあり、その反力によって、ばね本体部33の先端部33aがシールリップ22のリップ先端22aの背面を内径方向へ弾性的に押圧するものである。
そして板ばね30をシール本体20に装着する際には、図3に示すように、屈曲端部31がシール本体20の環状溝23を向くようにして、この環状溝23内へ押し込んでいくだけで、屈曲端部31が嵌合溝24に挿入され嵌合されると共に、被支持ばね部32の先端部32aが抜け止め用段差部25に弾性的に嵌まり込むので、これによって図2に示すように、環状溝23内に抜け止めされた状態で組み込まれる。
以上のような構成を備える密封装置の第一の実施の形態としてのダストシール1は、図1に示すように、補強環10の圧入筒部11が、シリンダ端部材100のシール装着溝103の内周面に圧入固定されると共に、外部空間B側を向いたシールリップ22のリップ先端22aがロッド200の外周面に摺動可能に密接されることによって、外部空間Bからの泥水やダストが、メインシール300側へ浸入するのを防止するものである。
そしてダストシール1は、外部空間B側を向いたシールリップ22に温度や経時劣化によるへたりを生じても、ロッド200の外周面に対するシールリップ22の緊迫力が板ばね30によって補償されているので、シールリップ22のリップ先端22aとロッド200との所要の面圧が維持され、長期にわたって外部空間Bの泥水やダストに対する良好なシール性を奏することができる。
また、上記構成によれば、何らかの原因で板ばね30に傾斜変位方向の荷重が作用しても、板ばね30は、その屈曲端部31が、シール本体20の環状溝23の溝底に形成された嵌合溝24に嵌合状態で支持されていることから、板ばね30は環状溝23内で傾斜変位することはない。このため、板ばね30の傾斜変位によって、内周側のばね本体部33の先端部33aがシールリップ22の外周面に突き刺さったり、外周側の被支持ばね部32の先端部32aがシール本体20の外周基部21の内周面に突き刺さったりするのを防止することができる。
しかも、板ばね30のばね本体部33は、先端部33aのみがシールリップ22のリップ先端22aの背面(外周面)と圧接され、先端部33aと屈曲端部31の間の部分はシールリップ22の外周面と非接触であるため、ばね本体部33からのばね荷重がシールリップ22のリップ先端22aに集中して作用し、板ばね30の傾斜変位が規制されていることによってこの状態が保持される。このため、図1に示すロッド200の外周面に対するリップ先端22aの面圧が高まり、泥水やダストに対するシール性を向上することができる。
図4は、本発明に係る密封装置の第二の実施の形態を示すものである。この実施の形態としてのダストシール1において、上述した第一の実施の形態と異なるところは、板ばね30の屈曲端部31をシール本体20の環状溝23の溝底に嵌合状態で支持する嵌合部が、シールリップ22の根元の外周面に形成された嵌合突起26、言い換えれば環状溝23の溝底におけるシールリップ22の根元側に形成された嵌合突起26からなることにある。そして板ばね30の屈曲端部31は、嵌合突起26の外周面と環状溝23の溝底に当接状態で支持されるようになっている。その他の構成は、第一の実施の形態と同様である。
上記構成によれば、板ばね30は、屈曲端部31が嵌合突起26の外周面及び環状溝23の溝底に当接した状態で支持されると共に、被支持ばね部32の先端部32aが抜け止め用段差部25に係止されることによって、環状溝23内に、傾斜変位が規制された状態で固定され、かつ嵌合突起26によって、ばね本体部33は先端部33aのみがシールリップ22のリップ先端22aの背面(外周面)と圧接され、先端部33aと屈曲端部31の間の部分はシールリップ22の外周面と非接触状態に保持される。このため、第一の実施の形態と同様の効果を実現することができる。
また、図5は、本発明に係る密封装置の第三の実施の形態を示すものである。この実施の形態としてのダストシール1において、上述した第二の実施の形態の構成に加え、シール本体20の外周基部21の内周面21aが板ばね30の組み込み状態における被支持ばね部32の外周面の形状と対応して環状溝23の溝底側で小径となる傾斜面をなし、板ばね30の被支持ばね部32の外周面が、この傾斜面状の内周面21aに密接された構成を備えるものである。
上記構成によれば、板ばね30は、屈曲端部31が嵌合突起26の外周面と、シール本体20の外周基部21の内周面21aにおける溝底側の端部とで構成される実質的な嵌合溝24’に嵌合状態で支持されているので、第一の実施の形態と同様の効果を実現することができ、しかも被支持ばね部32の外周面が、シール本体20の外周基部21の傾斜面状の内周面21aに密接されているので、環状溝23内に、板ばね30の被支持ばね部32をしっかりと支持してばね荷重をバックアップすることができる。
なお、上述した各実施の形態では、密封装置がダストシールであり、外周部材であるシリンダ端部材100側に装着されて、シールリップ22が、シリンダ端部材100の内周に同心的に配置された内周部材であるロッド200の外周面に摺動可能に密接されるものとして説明したが、これとは逆に、内周部材側に装着されて、外径側のシールリップが外周部材の内周面に摺動可能に密接されるものについても、本発明を適用することができ、すなわち図示の断面形状とは径方向対称の断面形状に構成することができる。
1 ダストシール(密封装置)
10 補強環
20 シール本体
21 外周基部(基部)
22 シールリップ
22a リップ先端
23 環状溝
24 嵌合溝(嵌合部)
25 抜け止め用段差部
26 嵌合突起(嵌合部)
30 板ばね
31 屈曲端部
32 被支持ばね部
33 ばね本体部
100 シリンダ端部材(外周部材)
200 ロッド(内周部材)

Claims (2)

  1. 外周部材の内周面及びこの外周部材の内周に同心的に配置された内周部材の外周面のうち一方に装着され、基部及びこの基部から延びてリップ先端が前記外周部材の内周面及び前記内周部材の外周面のうち他方に摺動可能に密接されるシールリップを有するシール本体と、前記基部と前記シールリップの間の環状溝内に抜け止めされた状態に配置されて前記リップ先端の密接面圧を補償する板ばねとを備え、前記板ばねが、屈曲端部を介して互いに連続した被支持ばね部及びばね本体部からなり、前記屈曲端部が、前記環状溝の溝底に形成された嵌合部に嵌合状態で支持され、前記ばね本体部の先端部と前記屈曲端部の間が前記シールリップと非接触であることを特徴とする密封装置。
  2. 被支持ばね部がシール本体の基部に密接されたことを特徴とする請求項1に記載の密封装置。
JP2015173512A 2015-09-03 2015-09-03 密封装置 Pending JP2017048871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015173512A JP2017048871A (ja) 2015-09-03 2015-09-03 密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015173512A JP2017048871A (ja) 2015-09-03 2015-09-03 密封装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017048871A true JP2017048871A (ja) 2017-03-09

Family

ID=58280011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015173512A Pending JP2017048871A (ja) 2015-09-03 2015-09-03 密封装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017048871A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189098A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 Nok株式会社 環状ダストリップ及び密封装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018189098A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 Nok株式会社 環状ダストリップ及び密封装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101396834B1 (ko) 독립적인 시일 립들을 갖춘 샤프트 시일
US7648144B2 (en) Sealing device
JP2004293789A (ja) シールリング
JP6208665B2 (ja) 密封装置
WO2017122539A1 (ja) 密封装置
JP6629438B2 (ja) ダストシール
JP6405389B2 (ja) 密封装置
US11187326B2 (en) Mechanical seal
JP2013015219A (ja) 環状封止組立体、特に位置ズレを受ける素子間に挿入するための環状封止組立体
JP2017048871A (ja) 密封装置
US9638252B2 (en) Bearing comprising a resilient bearing flange
US9371911B2 (en) Reciprocating sealing device
JP2015045357A (ja) 密封装置
JP7432171B2 (ja) 密封装置
JPH11141688A (ja) 密封装置
JP6868438B2 (ja) 密封装置
JP3760327B2 (ja) 密封装置
JP7224248B2 (ja) 密封装置
JP5221889B2 (ja) 密封装置
JP5344163B2 (ja) 密封装置
JP6895357B2 (ja) 密封装置
JP2000193097A (ja) 密封装置
JP2024080154A (ja) ダストシール
CN112013112A (zh) 密封圈
JP2005009585A (ja) 密封装置