JP2017047169A5 - - Google Patents

Description

本発明は、挿入部の先端部に設けられ、撮像面が素子カバーガラスによって覆われる撮像素子と、光軸に対して垂直方向の外形状が略正方形の単一レンズと、前記単一レンズと前記素子カバーガラスとを固定する接着用樹脂と、を有し、前記単一レンズは、角柱状に形成され、被写体側が平面、撮像側が中央部に形成された円形の穴部と前記穴部を囲む周縁部とで構成され、前記穴部に凸面を有するレンズを有し、前記中央部は、前記撮像側において、前記凸面のレンズ面を構成する略球面状に隆起した凸曲面を有し、前記周縁部は、その端面から前記凸面のレンズ面に向かって傾斜したテーパ形状の傾斜部を有し、前記周縁部は、端面が平面であり、かつ前記端面の全域において前記素子カバーガラスとの接着面を有する、内視鏡を提供する。

Claims (7)

1. 挿入部の先端部に設けられ、撮像面が素子カバーガラスによって覆われる撮像素子と、
   光軸に対して垂直方向の外形状が略正方形の単一レンズと、
   前記単一レンズと前記素子カバーガラスとを固定する接着用樹脂と、を有し、
   前記単一レンズは、角柱状に形成され、被写体側が平面、撮像側が中央部に形成された円形の穴部と前記穴部を囲む周縁部とで構成され、前記穴部に凸面を有するレンズを有し、
   前記中央部は、前記撮像側において、前記凸面のレンズ面を構成する略球面状に隆起した凸曲面を有し、
   前記周縁部は、その端面から前記凸面のレンズ面に向かって傾斜したテーパ形状の傾斜部を有し、
   前記周縁部は、端面が平面であり、かつ前記端面の全域において前記素子カバーガラスとの接着面を有する、
   内視鏡。
2. 光軸に対して垂直方向の外形状が略正方形の単一レンズと、
   撮像素子の撮像面を覆い、前記光軸に対して垂直方向の外形状が前記単一レンズの外形状と略同一の素子カバーガラスと、
   前記撮像面の中心に前記単一レンズの光軸を一致させた前記単一レンズと前記素子カバーガラスとを固定する接着用樹脂と、を有し、
   前記単一レンズは、角柱状に形成され、被写体側の第１面が平面、撮像側の第２面が凸面を有するレンズにより構成され、
   前記単一レンズの中央部は、前記撮像側において、前記凸面のレンズ面を構成する略球面状に隆起した凸曲面を有し、
   前記単一レンズの周縁部は、端面が平面であり、かつ前記端面の全域において前記素子カバーガラスとの接着面を有し、
   前記接着面は、外周部が正方形状で内周部が角丸正方形状の略方形状である、
   内視鏡。
3. 円型ドーム形状の前記凸曲面の外周部は、前記単一レンズの外形の正方形の四辺に対応する円周上の４つの部分が一部切り欠かれた樽型形状である、
   請求項２に記載の内視鏡。
4. 前記接着面は、前記周縁部の内周部から外周部の方向へ傾斜したテーパ形状の傾斜部を有する、
   請求項２または３に記載の内視鏡。
5. 前記単一レンズは、前記凸曲面の外周部から前記接着面の内周部にかけて、レンズ中心から外周に向かって広がる傾斜面を有し、前記傾斜面の角度が、前記単一レンズの中心から見た開口の角度θＡとすると、６０°≦θＡ≦９０°である、
   請求項１〜４のうちいずれか一項に記載の内視鏡。
6. 前記接着面は、５０μｍ以上の接着幅を有する、
   請求項１〜５のうちいずれか一項に記載の内視鏡。
7. 前記接着面は、前記接着面の角部を除く前記外周部から前記内周部までの四辺が略等幅である、
   請求項２〜４のうちいずれか一項に記載の内視鏡。