JP2016102915A5

JP2016102915A5 -

Info

Publication number: JP2016102915A5
Application number: JP2014241335A
Authority: JP
Filing date: 2014-11-28
Publication date: 2018-01-11
Anticipated expiration: 2034-11-28

Description

本発明に係るレンズ鏡筒は、プラスチックレンズと、前記プラスチックレンズを保持する鏡枠と、を備えるレンズ鏡筒であって、前記プラスチックレンズは、光軸と直交するように前記プラスチックレンズの周縁部に設けられたレンズスラスト受け面と、前記プラスチックレンズの外周面に設けられたレンズラジアル受け面と、を有し、前記鏡枠は、前記プラスチックレンズの光軸を中心とする周方向に等間隔で少なくとも３カ所に設けられ、前記プラスチックレンズの周縁部の外周に位置する溝部と、前記周方向に前記溝部と同位相で前記溝部の内径側に設けられ、前記周方向において前記溝部よりも長く、前記光軸の方向に突出する凸部と、前記レンズラジアル受け面と嵌合して前記プラスチックレンズを前記光軸と直交する方向で位置決めする鏡枠ラジアル受け面と、を有し、前記凸部の上面は、前記レンズスラスト受け面と当接して前記プラスチックレンズを前記光軸の方向で位置決めする鏡枠スラスト受け面であり、前記凸部の外周面は、前記レンズスラスト受け面の外周面よりも内径側に位置し、前記プラスチックレンズは、前記溝部に充填された接着剤によって前記鏡枠に接着されていることを特徴とする。

Claims

プラスチックレンズと、前記プラスチックレンズを保持する鏡枠と、を備えるレンズ鏡筒であって、
前記プラスチックレンズは、
光軸と直交するように前記プラスチックレンズの周縁部に設けられたレンズスラスト受け面と、
前記プラスチックレンズの外周面に設けられたレンズラジアル受け面と、を有し、
前記鏡枠は、
前記プラスチックレンズの光軸を中心とする周方向に等間隔で少なくとも３カ所に設けられ、前記プラスチックレンズの周縁部の外周に位置する溝部と、
前記周方向に前記溝部と同位相で前記溝部の内径側に設けられ、前記周方向において前記溝部よりも長く、前記光軸の方向に突出する凸部と、
前記レンズラジアル受け面と嵌合して前記プラスチックレンズを前記光軸と直交する方向で位置決めする鏡枠ラジアル受け面と、を有し、
前記凸部の上面は、前記レンズスラスト受け面と当接して前記プラスチックレンズを前記光軸の方向で位置決めする鏡枠スラスト受け面であり、
前記凸部の外周面は、前記レンズスラスト受け面の外周面よりも内径側に位置し、
前記プラスチックレンズは、前記溝部に充填された接着剤によって前記鏡枠に接着されていることを特徴とするレンズ鏡筒。
前記鏡枠は、前記凸部の外周面および前記レンズラジアル受け面と対向するように前記溝部に設けられた立ち壁部と、
前記凸部の外周面と、前記立ち壁部の内周面と、前記凸部の外周側にあって前記凸部の外周面と前記立ち壁部の内周面との立ち上がりをつなぎ、前記レンズスラスト受け面と離間した底面とによって形成される空間を有し、
前記空間は前記溝部とつながっており、前記空間に接着剤が侵入していることを特徴とする請求項１に記載のレンズ鏡筒。
前記立ち壁部の前記光軸の方向での高さは、前記レンズラジアル受け面の前記光軸の方向での中心位置よりも低いことを特徴とする請求項２に記載のレンズ鏡筒。
前記立ち壁部において前記凸部の外周面と対向する面の前記光軸を中心とする半径は、前記鏡枠において前記プラスチックレンズの外周面を囲むように設けられた内周壁と同径であることを特徴とする請求項２又は３に記載のレンズ鏡筒。
前記溝部は、前記光軸を中心とする周方向において前記鏡枠ラジアル受け面と隣接し、
前記凸部は、前記周方向において前記溝部が前記鏡枠ラジアル受け面と隣接している側よりも前記鏡枠ラジアル受け面と隣接していない側に長い形状を有することを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載のレンズ鏡筒。
前記プラスチックレンズは、前記レンズスラスト受け面と前記レンズラジアル受け面との境界にバリを有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載のレンズ鏡筒。
請求項１乃至６のいずれか１項に記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒を通過した光の光学像を光電変換する撮像素子と、を備えることを特徴とする電子機器。
レンズを保持するレンズ保持部材であって、
前記レンズの外周面と嵌合する受け面と、
前記受け面に前記レンズが嵌合された状態で前記レンズの外周に位置するように前記レンズの光軸を中心とする周方向に等間隔で少なくとも３カ所に設けられた溝部と、
前記光軸を中心とする周方向に前記溝部と同位相で前記溝部の内径側に設けられ、前記周方向において前記溝部よりも長く、前記光軸の方向に突出する凸部と、
前記受け面に前記レンズが嵌合された状態で、前記レンズの外周面と対向すると共に前記凸部の外周面と対向するように前記溝部に設けられた立ち壁部と、を備え、
前記受け面に前記レンズが嵌合された状態で、前記凸部の上面は前記レンズの周縁部と当接すると共に、前記凸部の外周面が前記レンズの外周面よりも内径側に位置することを特徴とするレンズ保持部材。