JP2017045412A - 熱感知器、及び熱感知器の制御方法 - Google Patents
熱感知器、及び熱感知器の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017045412A JP2017045412A JP2015169652A JP2015169652A JP2017045412A JP 2017045412 A JP2017045412 A JP 2017045412A JP 2015169652 A JP2015169652 A JP 2015169652A JP 2015169652 A JP2015169652 A JP 2015169652A JP 2017045412 A JP2017045412 A JP 2017045412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- temperature
- heating
- sensitive part
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Abstract
【解決手段】回路基板19を収容するケース14を構成する底部28のうち、ケース14内に位置する一面28aの上方に配置され、ケース14の外側を流れる気流の熱を感知するとともに、発熱可能な感熱部17と、感熱部17と電気的に接続され、感熱部17が感知する温度に基づいて、単位時間当たりの温度上昇値を算出し、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値を超えた際、感熱部17を発熱させる制御部23と、を有する。
【選択図】図1
Description
従来の熱感知器としては、ケースの開放された底を気密するように配置されたラミネート外材(ケースの外側を流れる気流の熱を受熱する受熱部として機能する部材)上に、ケースの外側を流れる気流の熱を感知する感熱部を配置させたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
このため、感熱部が監視領域での気流の温度上昇を検知してから熱感知器が発報するまでの時間が長くなってしまうという問題があった。
これにより、熱感知器の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部が気流の温度上昇を検知してから熱感知器が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、発熱期間と発熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部により正確な温度を感知することができる。
これにより、熱感知器の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部が気流の温度上昇を検知してから熱感知器が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、加熱期間と加熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部により正確な温度を感知することができる。
これにより、熱感知器の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部が気流の温度上昇を検知してから熱感知器が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、発熱期間と発熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部により正確な温度を感知することができる。
これにより、熱感知器の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部が気流の温度上昇を検知してから熱感知器が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、加熱期間と加熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部により正確な温度を感知することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る熱感知器の断面図である。図1では、説明の便宜上、第1の実施の形態の熱感知器10の構成要素ではないリード線11,12を図示する。
また、実際の回路基板19には、複数の電子部品が実装されているが、図1では、説明に必要な電子部品である制御部23のみ図示する。
側壁部27は、回路基板支持部材16を固定するための部材である。収側壁部27は、回路基板支持部材16の側方を覆っている。これにより、収側壁部27は、回路基板支持部材16の側方を保護する機能を有する。
底部28は、他面28bが外側となるように(言い換えれば、他面28bがケース14の外側を流れる気流の熱の受熱面となるように)、回路基板支持部材16を介して、側壁部27の下端に固定されている。これにより、側壁部27の下端は、底部28により塞がれている。
底板部28の材料としては、例えば、ポリカーボネートフィルムや絶縁層を設けたアルミニウム板等を用いることができる。また、底板部28の厚さは、例えば、30μm〜1000μmの範囲内で適宜設定することができる。
上記構成とされたケース14は、回路基板支持部材16の他に、感熱部17、回路基板19、制御部23、封止層24、及び導線21を収容している。
回路基板支持部材16は、基板載置面16aと、基板位置規制部16Aと、切欠き部16Bと、を有する。
基板位置規制部16Aは、基板載置面16aから突出した突出部である。基板位置規制部16Aは、回路基板19の外周縁に当接することで、回路基板19の位置を規制する部材である。
切欠き部16Bは、回路基板支持部材16の下端の内側に設けられている。切欠き部16Bは、リング状とされた切欠き部である。切欠き部16Bには、底部28の外周縁が挿入された状態で接着される。
感熱部17は、ケース14の外側を流れる気流の熱を感知するとともに、発熱可能な構成とされている。このような感熱部17としては、例えば、サーミスタ素子を用いることができる。なお、感熱部17として、ダイオードやトランジスタ等の半導体素子を用いてもよい。
また、図1では、一例として、底部28の一面28aの中央に1つの感熱部17を配置させた場合を例に挙げて図示したが、感熱部17の位置は適宜選択することができる。また、底部28の一面28aに複数の感熱部17を設けてもよい。
基板本体31は、矩形とされた板状の部材である。基板本体31は、平面である一面31aと、一面31aの反対側に配置された他面31bと、を有する。
基板本体31の一面31aは、底部28の一面28aと対向するように配置されている。基板本体31の一面31aの外周部は、基板載置面16aと接触している。
貫通ビア35は、第1の配線パターン33と第2の配線パターン34との間に位置する基板本体31を貫通するように設けられている。貫通ビア35は、その一端が第1の配線パターン33と接続され、他端が第2の配線パターン34と接続されている。
これにより、貫通ビア35は、第1の配線パターン33と第2の配線パターン34とを電気的に接続している。
制御部23には、感熱部17が感知する温度(具体的には、ケース14の外側を流れる気流の温度)がデータとして連続的に送信される。
記憶領域Aには、熱感知器10の制御全般に関するプログラム、単位時間当たりの温度上昇値に関する所定の値(以下、「所定の値D」という)、後述する温度差ΔTの値を判定する際に使用する所定の温度差E、発熱期間及び発熱停止期間に関するデータ、発熱停止期間後に感熱部17の発熱を開始させる時期の算出方法、発報温度(以下、「発報温度TA」という)等が格納されている。
発報温度TAは、例えば、70℃に設定することができる。また、所定の温度差Eは、例えば、−3℃〜+1℃の範囲内の所定の温度を用いることができる。
制御領域Cでは、記憶領域Aに格納されたプログラムやデータ、感熱部17から送信される温度、演算領域Bで算出された結果等に基づいて、熱感知器10の制御を行う。
また、制御部23は、感熱部17の発熱後において、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも小さい場合には、火災が発生していないと判定し、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも大きい場合には、火災が発生したと判定する。
そして、制御部23は、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも大きい場合において、発熱する感熱部17が感知する温度、及び発報温度TAに基づいて、発報をするか否かの判定を行う。なお、発報は、例えば、図示していないスピーカー(熱感知器10の構成要素のうちの1つ)を用いて行う。
これにより、熱感知器10の外形(例えば、受熱部である底部28の形状)に依存することなく、感熱部17が気流の温度上昇を検知してから熱感知器10が発報するまでの時間を短縮することができる。
なお、本実施の形態では、一例として、「発報温度TAの近傍の温度」が、発報温度TAよりも2〜3℃程度低い温度である場合を例に挙げて、以下の説明を行う。
また、発熱期間と発熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部17の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部17により正確な温度を感知することができる。
封止層24としては、例えば、封止樹脂を用いることができる。
これにより、熱感知器10の外形(例えば、受熱部となる底部28の形状)に依存することなく、感熱部17が気流の温度上昇を検知してから熱感知器10が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、熱感知器10のデザインの自由度が向上することで、熱感知器10に、煙を検知する煙検知機構を組み込みやすくすることができる。
さらに、感熱部17が発熱することで、熱感知器10の自動試験を容易に行うことができる。
図3は、第1の実施の形態に係る熱感知器の制御方法を行った際の発熱期間、発熱停止期間、及び感熱部が感知する温度の変化、並びに従来の熱感知器の感熱部が感知する温度の変化を模式的に示す図(グラフ)である。
なお、図3における「従来の熱感知器」とは、感熱部が発熱しない熱感知器のことをいう。
図2に示すフローチャートの処理が開始されると、S1では、熱感知工程が行われる。熱感知工程では、回路基板19を収容するケース14を構成する底部28の一面28a上に配置され、発熱可能な感熱部17により、ケース14の外側を流れる気流の熱を連続的に感知する。感熱部17が感知した温度は、リアルタイムで連続して、制御部23に送信される。
なお、先に説明したように、感熱部17は、底部28の一面28aの上方に配置させてもよい。
S2において、単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えたと判定(Yesと判定)されると、処理は、S3へと進む。
図3において、「感熱部の発熱を開始する時間tS」が単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えたと判定された時間であり、このときの温度が、図3に示す「感熱部の発熱を開始する温度TS」となる。
一方、S2において、単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えていないと判定(Noと判定)されると、処理は、S1へと戻る。
例えば、上記単位時間を3秒とした場合、温度上昇値である所定の値Dは、例えば、3℃とすることができる。
1回目の発熱期間の時間は、例えば、100msとすることができる。この期間は、感熱部17を発熱させているため、感熱部17が感知する温度の上昇は、従来の熱感知器を構成する感熱部(発熱しない感熱部)が感知するする温度よりも早く上昇する。
そして、1回目の発熱期間が終了すると、感熱部17の発熱が停止される発熱停止期間(1回目の発熱停止期間)が開始される。
ここで、図4を参照して、2回目の発熱期間を開始する条件の一例について説明する。
1回目の発熱停止期間では、感熱部17の発熱を停止しているため、感熱部17が感知する温度は、1回目の発熱期間の終了時点に感熱部17が感知した温度T1から徐々に低下していく。
そして、温度差ΔTが、所定の温度差Eを超えない場合には、火災ではないと判定され、再度、発熱させることはしない。
ΔT=T2−T1 ・・・(1)
発熱期間の長さ(ms)=k×(ΔT+α) ・・・(2)
上記(2)式において、kは、例えば、1とすることができ、この場合、αは、例えば、10(ms)とすることができる。
kは、例えば、無風で温度上昇が無い状態において、例えば、温度が0.5℃上昇する加熱時間に基づき決定される値である。この場合、αは、発熱制御を開始してから温度上昇が開始するまでの時間である。
具体的には、第1の発熱期間の長さが100msの場合、第2の発熱期間の長さは、例えば、70msとすることができる。この場合、発熱工程における最後の発熱期間の長さは、例えば、50msとすることができる。
また、発熱期間と発熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部17の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部17により正確な温度を感知できる。
このように、感熱部17が感知する温度が、少なくとも発報温度TAの近傍の温度に到達するまで、感熱部17を発熱させることで、発報温度TAよりもかなり低い温度(例えば、2℃程度低い温度)まで感熱部17を発熱させて、その後、感熱部17の発熱を終了させた場合と比較して、感熱部17が気流の温度上昇を検知してから熱感知器10が発報するまでの時間を短縮することができる。
S4において、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも大きいと判定(YESと判定)されると、処理は、S5へと進む。S4において、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも小さいと判定(YESと判定)される(言い換えれば、火災が発生していないと判定される)と、処理は、図2に示す処理が終了する。
一方、S5において、感熱部17が感知する温度が発報温度TAを超えていないと判定(Noと判定)されると、処理は、S3へと戻る。
これにより、熱感知器10の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部17が気流の温度上昇を検知してから熱感知器10が発報するまでの時間を短縮することができる。
例えば、図3において、時間t1〜時間teまでの時間のうち、前半部分に関しては、同じ長さとされた第1の発熱期間を繰り返し行い、後半部分に関しては、第1の発熱期間よりも短い時間とされた第2の発熱期間を繰り返し行うことで、感熱部17が感知する温度を発報温度TAに到達させてもよい。
この場合、第1の実施の形態の熱交換器の制御方法と同様な効果を得ることができる。
この場合、第1の実施の形態の熱交換器の制御方法と同様な効果を得ることができる。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る熱感知器の断面図である。図5において、図1に示す第1の実施の形態の熱感知器10と同一構成部分には、同一符号を付す。
感熱部41としては、例えば、1対の電極層間にセラミック層が配置された構成とされた感熱素子を用いることができる。該セラミック層は、例えば、監視領域の温度が変化すると、焦電効果により、焦電電流を出力する強誘電性物質を薄膜状に焼結することで形成することができる。
このような構成とされた感熱素子は、サーミスタ素子のような狭い感知領域で温度を感知する素子と比較して、広い領域の熱を感知することが可能となるため、熱応答性を高めることができる。
加熱部42は、感熱部41が感知する気流の温度に基づいて、制御部23が単位時間当たりの温度上昇値を算出し、制御部23において、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えた際、感熱部41を加熱する。
加熱部42としては、例えば、マイクロヒーターを用いることができる。
これにより、熱感知器40の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部41が気流の温度上昇を検知してから熱感知器40が発報するまでの時間を短縮することができる。
図6に示すフローチャートの処理が開始されると、S1では、熱感知工程が行われる。S1では、第1の実施の形態で説明した図2に示すS1と同様な処理が行われる。
続く、S2では、感熱部41が感知する気流の温度に基づいて、制御部23が単位時間当たりの温度上昇値を算出し、制御部23において、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えたか否かの判定が行われる。
S2において、単位時間当たりの温度上昇値が所定の値Dを超えたと判定(Yesと判定)されると、処理は、S7へと進む。
また、加熱期間と加熱停止期間とを交互に行うことで、感熱部41の温度が高くなりすぎることを抑制可能となるため、感熱部41により正確な温度を感知することができる。
なお、加熱期間の長さや加熱停止期間の長さについては、第1の実施の形態で説明した手法により、それぞれ決定することができる。
S4において、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも大きいと判定(YESと判定)されると、処理は、S5へと進む。S4において、温度差ΔTが所定の温度差Eよりも小さいと判定(YESと判定)される(言い換えれば、火災が発生していないと判定される)と、処理は、図2に示す処理が終了する。
一方、S5において、感熱部17が感知する温度が発報温度TAを超えていないと判定(Noと判定)されると、処理は、S7へと戻る。
これにより、熱感知器40の外形(例えば、受熱部の形状)に依存することなく、感熱部41が気流の温度上昇を検知してから熱感知器40が発報するまでの時間を短縮することができる。
また、底部28の形状が、例えば、下方に凸状に膨らんだ曲面や球面形状の場合や、平面から柱体、錐体、半球形状の突起物が突起しているような形状である場合にも適用可能である。
Claims (15)
- 回路基板を収容するケースを構成する底部のうち、前記ケース内に位置する一面の上方に配置され、前記ケースの外側を流れる気流の熱を感知するとともに、発熱可能な感熱部と、
前記感熱部と電気的に接続され、前記感熱部が感知する温度に基づいて、単位時間当たりの温度上昇値を算出し、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値を超えた際、前記感熱部を発熱させる制御部と、
を有することを特徴とする熱感知器。 - 前記制御部は、前記感熱部を発熱させる発熱期間と、前記感熱部の発熱を停止する発熱停止期間と、が交互となるように、前記感熱部を制御することを特徴とする請求項1記載の熱感知器。
- 前記制御部は、発報するか否かを判定する際に使用する閾値である発報温度に基づいて、前記発報をするか否かの判定を行い、
さらに、前記制御部は、少なくとも前記発報温度の近傍の温度に到達するまで、前記感熱部を発熱させることを特徴とする請求項1または2記載の熱感知器。 - 回路基板を収容するケースを構成する底部のうち、前記ケース内に位置する一面に配置され、前記ケースの外側を流れる気流の熱を感知する感熱部と、
前記感熱部を加熱する加熱部と、
前記感熱部及び前記加熱部と電気的に接続され、前記感熱部が感知する温度に基づいて、単位時間当たりの温度上昇値を算出し、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値を超えた際、前記加熱部を制御することで、前記感熱部を加熱する制御部と、
を有することを特徴とする熱感知器。 - 前記制御部は、前記感熱部を加熱する加熱期間と、前記感熱部の加熱を停止する加熱停止期間と、が交互となるように、前記加熱部を制御することを特徴とする請求項4記載の熱感知器。
- 前記制御部は、発報するか否かを判定する際に使用する閾値である発報温度に基づいて、前記発報をするか否かの判定を行い、
さらに、前記制御部は、少なくとも前記発報温度の近傍の温度に到達するまで、前記感熱部を加熱することを特徴とする請求項4または5記載の熱感知器。 - 前記ケースの外側を流れる気流と接触する前記ケースの前記底部の他面は、平面であることを特徴とする請求項1ないし6のうち、いずれか1項記載の熱感知器。
- 回路基板を収容するケースを構成する底部のうち、前記ケース内に位置する一面の上方に配置され、発熱可能な感熱部により、前記ケースの外側を流れる気流の熱を感知する熱感知工程と、
前記感熱部が感知する前記気流の温度に基づいて、単位時間当たりの温度上昇値を算出し、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値を超えた際、前記感熱部を発熱させる発熱工程と、
を有することを特徴とする熱感知器の制御方法。 - 前記発熱工程では、前記感熱部を発熱させる発熱期間と、前記感熱部の発熱を停止する発熱停止期間と、を交互で行うことを特徴とする請求項8記載の熱感知器の制御方法。
- 前記発熱工程では、少なくとも前記発報温度の近傍の温度に到達するまで、前記感熱部を発熱させることを特徴とする請求項8または9記載の熱感知器の制御方法。
- 前記発熱工程では、前記単位時間当たりの温度上昇値が前記所定の値を超えて、前記感熱部の発熱を開始させた時点の温度から前記発報温度に向かうにつれて、前記発熱期間の長さを短くすることを特徴とする請求項10記載の熱感知器の制御方法。
- 回路基板を収容するケースを構成する底部のうち、前記ケース内に位置する一面に配置された感熱部により、前記ケースの外側を流れる気流の熱を感知する熱感知工程と、
前記感熱部が感知する温度に基づいて、単位時間当たりの温度上昇値を算出し、該単位時間当たりの温度上昇値が所定の値を超えた際、加熱部を用いて、前記感熱部を加熱する加熱工程と、
を有することを特徴とする熱感知器の制御方法。 - 前記加熱工程では、前記感熱部を加熱する加熱期間と、前記感熱部の加熱を停止する加熱停止期間と、を交互で行うことを特徴とする請求項12記載の熱感知器の制御方法。
- 前記加熱工程では、少なくとも前記発報温度の近傍の温度に到達するまで、前記感熱部を加熱することを特徴とする請求項11または12記載の熱感知器の制御方法。
- 前記加熱工程では、前記単位時間当たりの温度上昇値が前記所定の値を超えて、前記感熱部の発熱を開始させた時点の温度から前記発報温度に向かうにつれて、前記加熱期間の長さを短くすることを特徴とする請求項14記載の熱感知器の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169652A JP6549450B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 熱感知器、及び熱感知器の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015169652A JP6549450B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 熱感知器、及び熱感知器の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017045412A true JP2017045412A (ja) | 2017-03-02 |
JP6549450B2 JP6549450B2 (ja) | 2019-07-24 |
Family
ID=58211464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015169652A Active JP6549450B2 (ja) | 2015-08-28 | 2015-08-28 | 熱感知器、及び熱感知器の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6549450B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023047931A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 株式会社Zozo | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015169652A patent/JP6549450B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2023047931A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 株式会社Zozo | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6549450B2 (ja) | 2019-07-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI707141B (zh) | 感測器系統及用以測量及控制加熱器系統之效能之整合式加熱器感測器 | |
JP6275830B2 (ja) | 熱流束を測定するための方法及びシステム | |
US20150292954A1 (en) | Temperature sensor | |
WO2015088024A1 (ja) | 内部温度センサ | |
JP2006258520A (ja) | 電子体温計用プローブ | |
US10678316B2 (en) | Reducing thermal cycling fatigue | |
JP2013531248A (ja) | 赤外線温度測定、及び、その安定化 | |
KR20120084792A (ko) | 온도 측정용 장치 | |
JP2017513011A (ja) | ファイバブラッググレーティング復調器及びその温度制御方法 | |
TWI613748B (zh) | 整合式加熱器及感測器系統 | |
WO2015125198A1 (ja) | 温度検出装置 | |
WO2016143518A1 (ja) | 温度差測定装置 | |
JP2017045412A (ja) | 熱感知器、及び熱感知器の制御方法 | |
JP4809182B2 (ja) | 温度制御装置 | |
JP2009264804A (ja) | 面状温度検出センサ | |
JP2008026199A (ja) | 温度センサとそれを備えた暖房便座装置 | |
JP6846088B2 (ja) | 熱感知器 | |
US20140239078A1 (en) | Thermostat Control System with IR Sensor | |
JP5366038B2 (ja) | 熱流センサ用薄膜サーミスタを用いた熱流センサ | |
KR101596794B1 (ko) | 발열량 측정 장치 및 발열량 측정 방법 | |
US10088369B2 (en) | Arrangement of a temperature sensor with an electrically insulating covering | |
KR101920060B1 (ko) | 히터 자켓 | |
KR100824094B1 (ko) | 통전발열글라스장치 | |
JP3326738B2 (ja) | 調理器用温度センサ | |
JPWO2009044640A1 (ja) | 超音波センサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180416 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181116 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190528 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6549450 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |