JP2017045241A - 情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】情報表示装置で複数の搭乗者の生体情報を一覧表示する場合において、搭乗者と生体情報との対応関係を把握しやすくする。【解決手段】複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部と、各搭乗者の画像情報を取得する画像取得部と、画像情報に基づいて各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部と、各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部と、を備えた情報表示装置。【選択図】図1

Description

本発明は、複数人の搭乗者の生体情報を収集して一覧表示する情報表示装置に関する。
近年、車載ナビゲーション装置、オーディオビジュアル装置、車載通信端末装置等の車載装置の多機能化が進んでおり、種々の付加的機能が提案され、実用化されている。例えば、特許文献1には、運転者の生体情報を収集して、運転情報として活用する運転関連情報共用システムが記載されている。ここで、生体情報は、心電図、脈波、体温、血圧等であり、生体情報センサ等を利用することにより収集することができる。
一般に、車載装置は、表示装置を内蔵あるいは表示装置に接続可能となっており、表示装置に種々の情報を表示させるようになっているが、車載装置の多機能化により、表示させる情報や表示態様も多岐にわたるようになっている。
例えば、特許文献2には、音楽再生機能を有する車載装置が、複数人の搭乗者それぞれに異なるコンテンツを同時に提供する場合に、表示画面を分割してそれぞれの搭乗者に対応した操作情報を表示することが記載されている。このとき、分割画面の割当を搭乗者の座席位置に対応させることで、搭乗者が自分向けの操作情報を認識しやすくなるようにしている。例えば、車内の左側に座っている搭乗者に対する操作情報は、画面の左側に表示し、車内の右側に座っている搭乗者に対する操作情報は、画面の右側に表示する。
特開2015−75895号公報 特開2006−12366号公報
特許文献1に記載されている生体情報は、採取対象者の健康状態や覚醒状態を示す情報である。健康状態や覚醒状態は、運転状況に影響を与えるものであるから、運転者の生体情報を取得して監視することは交通安全の観点から当然に有益であるが、運転者以外の搭乗者の生体情報を取得して監視することが有益な場合も多いと考えられる。
例えば、介護施設の巡回乗り合い車両、病院のシャトルバス、高齢者が利用する自家用車等では、搭乗者の体調管理が大切であるが、搭乗者の生体情報を取得することで、体調的な異変をいち早く察知することができ、迅速な対処を行なうことができるようになる。
この場合、取得した生体情報は、本人が確認できるとともに、他の搭乗者が異変等に気づけるように、表示装置に一覧表示することが望ましい。しかしながら、引用文献2に示されているように、単に座席位置に対応させて画面を分割し、分割画面に生体情報を表示させるだけでは、どの生体情報がどの搭乗者に関するものであるか必ずしも分かりやすくはない。例えば、ワゴン車やバスは、座席数が多く、座席が列状になっていることもあり、直感的な把握が困難である。この問題は、車載装置のみならず、乗物に搭載され、情報を表示する情報表示装置全般に言えることである。
そこで、本発明は、情報表示装置で複数の搭乗者の生体情報を一覧表示する場合において、搭乗者と生体情報との対応関係を把握しやすくすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明である情報表示装置は、複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部と、前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得部と、前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部と、前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項8に記載の発明である情報表示方法は、情報表示装置が実行する情報表示方法であって、複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得ステップと、前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得ステップと、前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出ステップと、前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御ステップと、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項9に記載の発明であるコンピュータプログラムは、情報処理装置によって実行されるコンピュータプログラムであって、複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部、前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得部、前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部、前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部、として前記情報処理装置を機能させることを特徴とする。
上記課題を解決するため、請求項10に記載の発明である記録媒体は、請求項9に記載のコンピュータプログラムを記録した、情報処理装置で読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明の一実施例である車載装置の構成例を示すブロック図である。 車載装置等の車両における配置例を示す図である。 本実施例の車載装置における生体情報の一覧表示動作について説明するフローチャートである。 搭乗者登録処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 生体情報表示処理の詳細な手順を示すフローチャートである。 生体情報の一覧表示の例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る情報表示装置を説明する。本発明の実施の形態である情報表示装置は、複数の搭乗者の生体情報と各搭乗者の画像情報を取得し、画像情報に基づいて各搭乗者の視覚的特徴を抽出する。そして、各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する。各搭乗者の生体情報が、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で表示されるため、一覧表示において、どの生体情報がどの搭乗者のものであるか直感的に把握しやすくなる。
このとき、あらかじめ定められた特徴要素毎の視覚的特徴のうち、各搭乗者を区別可能な特徴要素を選択し、その特徴要素について各搭乗者の視覚的特徴を抽出することができる。
例えば、あらかじめ定められた特徴要素は、少なくとも色に関する視覚的特徴を含むことができ、また、色に関する視覚的特徴に対応させた表示色で各搭乗者の生体情報を一覧表示することができる。色は直感的に把握しやすい特徴だからである。
あらかじめ定められた特徴要素は、少なくとも体格に関する視覚的特徴を含むことができ、また、体格に関する視覚的特徴に対応させた大きさで各搭乗者の生体情報を一覧表示することができる。大きさは直感的に把握しやすい特徴だからである。
また、単一の特徴要素で各搭乗者を区別できない場合には、複数の特徴要素を選択することにより、各搭乗者の区別を明確にすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報表示方法は、情報表示装置が実行する情報表示方法であって、各搭乗者の生体情報と画像情報を取得し、画像情報に基づいて各搭乗者の視覚的特徴を抽出する。そして、各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する。
また、本発明の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、情報処理装置によって実行されるコンピュータプログラムであって、複数の各搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部、画像情報を取得する画像取得部、画像情報に基づいて各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部、各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部、として情報処理装置を機能させる。
また、本発明の一実施形態に係る記録媒体は、上述のコンピュータプログラムを記録した記録媒体である。
以下本発明の情報表示装置について、車載装置に適用した場合を例に説明する。ただし、本発明の情報表示装置は、車載装置に限らず、種々の乗物に搭載され、情報を表示する装置に適用することができる。
図1は、本発明の一実施例である車載装置100の構成例を示すブロック図である。本図に示すように、車載装置100は、車両10に搭載されており、搭乗者登録部110、画像取得部120、生体情報取得部130、特徴抽出部140、表示制御部150を備えている。なお、車載装置100は、車載ナビゲーション装置、オーディオビジュアル装置、車載通信端末装置等として構成することができる。これらの装置は、演算装置、メモリ、入出力インターフェース、操作パネル等を備えており、CPU等の演算装置がメモリに格納されたプログラムを実行すること等により各ブロックにおける後述する各種処理を行なう。
車両10には、車内カメラ210と車内表示装置220が配備されている。車内カメラ210は、複数人の搭乗者を撮像できるように1または複数台設置されており、車内表示装置220は、複数人の搭乗者が表示画面を見ることができるように1または複数台設置されている。なお、車内カメラ210と車内表示装置220とを含めて車載装置100を構成してもよい。
搭乗者登録部110は、車両10の搭乗者を登録する処理を行なう。具体的には、車内カメラ210および画像取得部120を介して、搭乗者の撮影画像を取得し、画像に写っている人物を搭乗者として登録する。この際に、搭乗者のバストアップの簡易画像を生成するようにしてもよい。また、後述するように、搭乗者の生体情報を、ウェアラブル装置を利用して取得する場合には、ウェアラブル装置と搭乗者との対応付け処理を行なう。
画像取得部120は、車内カメラ210の撮像画像を取得する。車内カメラ210の撮像タイミングは、画像取得部120が制御できるものとする。
生体情報取得部130は、車両10の搭乗者の生体情報を取得する。搭乗者の生体情報は、心拍数、体温、血圧、心電図、視線、まばたき、あくび、呼吸数等とすることができる。生体情報取得部130は、搭乗者の生体情報を検出するためのツールを利用して生体情報を取得する。
生体情報を検出するツールとしては、例えば、シートセンサ、ウェアラブル装置(ウェアラブル生体センサー)、動画解析システムが挙げられる。これらのツールは圧力センサや感熱センサ等のハードウェア、動き検出モジュール等のソフトウェアを利用することにより、各種生体情報を直接的あるいは間接的に取得することが可能である。これらのツールを併用したり、他のツールを採用したりしてもよい。
シートセンサは、車両10のシートに配置され、シートに座った搭乗者の生体情報を搭乗者毎に検出する。シートに付随するシートベルトにセンサを取り付けるようにしてもよい。ウェアラブル装置は、搭乗者の身体に取り付けられ、取り付けられた搭乗者の生体情報を検出する。ウェアラブル装置は、種々のタイプが実用化されているが、車載装置100の生体情報取得部130と通信可能であれば、任意のタイプを利用することができる。動画解析システムは、搭乗者の動画像を解析して搭乗者の身体的な動きを検知したり、赤外線画像等を解析することで生体情報を非接触で検出する。
生体情報を検出するツールとしてシートセンサを採用した場合には、シートセンサの出力を生体情報取得部130が取得するようにする。この際に、どのシートが検出した生体情報であるかを識別するようにする。生体情報を検出するツールとしてウェアラブル装置を採用した場合には、各ウェアラブル装置の出力を装置識別子とともに生体情報取得部130が取得するようにする。生体情報を検出するツールとして動画解析システムを採用した場合には、車内カメラ210が出力する動画を生体情報取得部130が取得して、動画解析を行なうものとする。
特徴抽出部140は、搭乗者登録部110が抽出した搭乗者の画像領域に基づいて、各搭乗者の視覚的な特徴を抽出する。視覚的な特徴はあらかじめ定められた特徴要素毎に抽出する。特徴要素は、例えば、「体格」「服の色」「肌の色」「眼鏡の有無」「性別」「髪型」等とすることができる。特徴抽出部140は、各搭乗者について、特徴要素毎に、例えば、体格:大柄、服の色:赤、肌の色:褐色、眼鏡:有…というように、視覚的な特徴を抽出する。視覚的な特徴は、特徴要素毎にパターン認識技術等を用いることで抽出することができる。
また、特徴抽出部140は、各搭乗者から抽出した特徴要素から、表示態様に採用する特徴要素を選択する。表示態様に採用する特徴要素は、その特徴で各搭乗者を区別可能な特徴要素とする。以降では「表示態様に採用する特徴要素」を「表示特徴要素」と称する。
例えば、各搭乗者の服の色がすべて異なっていれば、服の色で各搭乗者を区別することが可能であるため、表示特徴要素として服の色を選択することができる。単一の特徴要素で各搭乗者を区別できない場合は、複数の特徴要素を組み合わせて表示特徴要素としてもよい。例えば、服の色が同じ搭乗者が2人いる場合に、体格の大中小を組み合わせたり、メガネの有無を組み合わせたりして各搭乗者区別できるようにする。いずれの特徴要素を組み合わせても各搭乗者を区別できない場合には、簡易画像を表示特徴要素に含めてもよい。また、各搭乗者を区別可能な特徴要素が複数ある場合には、あらかじめ定めた優先順位で特徴要素を選択してもよいし、双方を選択してもよい。
表示制御部150は、生体情報取得部130が取得した各搭乗者の生体情報を、表示特徴要素について、その搭乗者の特徴に対応した表示態様で車内表示装置220に表示させる。
搭乗者の特徴に対応した表示態様は、例えば、服の色が表示特徴要素として採用された場合には、その色で生体情報を表示する。また、体格が表示特徴要素として採用された場合には、表示枠を体格の大中小に対応した大きさで生体情報を表示する。また、眼鏡の有無が表示特徴要素として採用された場合には、眼鏡着用の搭乗者に関して、眼鏡マークを付して生体情報を表示する。なお、表示制御部150は、表示特徴要素にかかわらず搭乗者の簡易画像を付して生体情報を表示するようにしてもよい。
図2は、車両10における車載装置100、車内カメラ210、車内表示装置220等の配置状態の例を示している。図2(a)の例では、1台の車内カメラ210で車内全体を撮像し、1台の車内表示装置220を搭乗者全員が見るようになっている。また、シートの各座席にはシートセンサが配置されており、その座席に座った搭乗者の生体情報を検出して、車載装置100に出力するようになっている。
図2(b)の例では、2台の車内カメラ210で撮像範囲を分担するとともに、車内表示装置220も2台配置している。このように、車内カメラ210の台数と、車内表示装置220の台数は任意である。また、図2(b)の例では、シートセンサが配置されていないため、搭乗者の生体情報は、ウェアラブル装置あるいは車内カメラ210が撮影した動画像により検出するようにしている。
次に、本実施例の車載装置100における生体情報の一覧表示動作について図3のフローチャートを参照して説明する。車載装置100では、生体情報の一覧表示に先立ち、搭乗者登録処理を行なう(S11)。搭乗者登録処理(S11)は、搭乗者登録部110の制御により行なわれる。
図4は、搭乗者登録処理(S11)の詳細な手順を示すフローチャートである。まず、車内カメラ210により、搭乗者の撮影を行なう(S111)。搭乗者の画像は、車内カメラ210および画像取得部120を介して搭乗者登録部110が取得する。搭乗者の撮影は、搭乗者を個別に撮像することが望ましい。
搭乗者登録部110は、取得した画像に基づいて、搭乗者のバストアップの簡易画像を作成する(S112)。簡易画像は、搭乗者を識別できれば足り、サムネイル画像や、キャラクタ風にデフォルメした画像等であってもよい。
生体情報を検出するツールとしてウェアラブル装置を採用した場合には(S113:Yes)、各搭乗者の画像とウェアラブル装置の機器識別子とを対応付ける(S114)。例えば、搭乗者の画像の撮像に際し、その搭乗者が装着するウェアラブル装置と車載装置100との接続処理を行なうことで、各搭乗者の画像とウェアラブル装置の機器識別子とを対応付けることができる。
搭乗者登録部110は、取得した各搭乗者の画像と、簡易画像とを関連付けてメモリに保存する(S115)。生体情報を検出するツールとしてウェアラブル装置を採用した場合には、ウェアラブル装置の機器識別子も関連付けて保存する。
図3の説明に戻って、搭乗者登録(S11)とは別に、表示設定処理を行なう(S12)。表示設定処理では、表示制御部150が、ユーザから、表示を行なう生体情報の設定と、表示形態の設定を受け付ける。
表示を行なう生体情報は、生体情報取得部130が生体情報を検出するツールから取得する生体情報のうち、任意の生体情報とすることができ、複数の生体情報でもよい。表示形態は、座席対応、グラフ、地図上等のプリセットされた表示形態候補から選択できるものとする。選択可能な表示形態は、ダウンロード等により取得できるようにすることが望ましい。
ここで、座席対応は、搭乗者の座席位置に対応した表示位置で生体情報を表示する表示形態であり、グラフは、生体情報の時間的変化をグラフで表示する表示形態であり、地図上は、生体情報を車両10の走行位置を示す地図に重畳して表示する表示形態である。なお、表示設定処理(S12)は、任意のタイミングで行なうことができ、表示させる生体情報、表示形態は随時変更できるものとする。
車載装置100は、登録された搭乗者について、表示設定に基づいた生体情報表示処理を行なう(S13)。図5は、生体情報表示処理(S13)の詳細な手順を示すフローチャートである。
まず、車内カメラ210により、搭乗者の撮影を行なう(S131)。搭乗者の画像は、車内カメラ210および画像取得部120を介して表示制御部150が取得する。搭乗者の撮影は、生体情報の表示対象である搭乗者がシートに座った状態で撮像する。
次に、表示制御部150は、搭乗者の画像から各搭乗者の認識を行なう(S132)。各搭乗者の認識は、搭乗者登処理(S11)で取得した各搭乗者の画像を用いて、パターン認識等の技術を利用することにより行なうことができる。これにより、どの搭乗者がどの座席に座っているかを特定することができる(S133)。生体情報を検出するツールとしてシートセンサを用いている場合には、搭乗者が座っている座席のセンサのみを検出対象とするようにしてもよい。
次に、特徴抽出部140が、搭乗者撮影処理(S131)で取得した搭乗者の画像に基づいて、各搭乗者の視覚的な特徴を抽出する。上述のように、視覚的な特徴はあらかじめ定められた特徴要素毎に抽出するものとし、例えば、「体格」「服の色」「肌の色」「眼鏡の有無」「性別」「髪型」等を特徴要素として、各搭乗者について、特徴要素毎に、体格:大柄、服の色:赤、肌の色:褐色、眼鏡:有…というように、視覚的な特徴を抽出する。
さらに、特徴抽出部140は、各搭乗者から抽出した特徴要素から、表示態様に採用する表示特徴要素を選択する(S135)。単一の特徴要素で各搭乗者を区別できない場合は、複数の特徴要素を組み合わせて表示特徴要素としてもよい。
一方、生体情報取得部130は、生体情報を検出するツールを利用して、搭乗者の生体情報を取得する(S136)。取得する生体情報は、表示設定処理(S12)で設定された表示対象となる生体情報のみであってもよいし、取得可能なすべての生体情報であってもよい。また、取得した生体情報は、過去に遡って参照できるように、履歴情報として記録しておくことが望ましい。
取得した生体情報は、容易に搭乗者と対応付けることとができる。例えば、生体情報を検出するツールとしてシートセンサを用いている場合あるいは動画解析システムを用いている場合には、座席位置をキーに搭乗者と生体情報とを対応付けることができる。また、生体情報を検出するツールとしてウェアラブル装置を用いている場合には、搭乗者登録処理(S11)におけるウェアラブル装置の機器識別子と搭乗者画像との対応付け(S114)に基づいて搭乗者と生体情報とを対応付けることができる。
そして、表示制御部150が、各搭乗者の生体情報を、表示特徴要素について、その搭乗者の特徴に対応した表示態様で車内表示装置220に一覧表示させる(S137)。
図6は、生体情報の一覧表示の例を示している。図6(a)は、表示形態として、座席対応が設定され、服の色が表示特徴要素として選択されている場合の例を示している。本図の例では、座席に対応した位置に服の色に対応した色の領域が表示され、その領域内にその搭乗者の生体情報が表示されている。
図6(b)は、表示形態として、座席対応が設定され、体格と服の色と眼鏡が表示特徴要素として選択されている場合の例を示している。本図の例では、座席に対応した位置に、服の色に対応した色で、体格の大中小に応じた大きさで、眼鏡の有無がマークで示された領域が表示され、その領域内にその搭乗者の生体情報が表示されている。
図6(c)は、表示形態として、グラフが設定され、服の色が表示特徴要素として選択されている場合の例を示している。本図の例では、服の色の対応した色で搭乗者の生体情報がグラフ表示され、生体情報の時間的変化が分かるようになっている。
図6(d)は、表示形態として地図上が設定され、表示特徴要素として服の色に加え、搭乗者の簡易画像が表示されている場合の例を示している。
なお、生体情報取得部130による生体情報の取得処理(S136)、表示制御部150による生体情報表示処理(S137)は、所定のサイクルで繰り返し、表示する生体情報を適宜更新することが望ましい。
以上、本発明の車載装置についての実施例を説明したが、本発明の車載装置は、上述の実施例に限られない。例えば、登録者登録処理(S11)の搭乗者撮影処理(S111)において、車内カメラ210を用いて各搭乗者を撮影するようにしていたが、車外において別のカメラを用いて各搭乗者を撮影したり、搭乗者のIDカード等を読み取ることにより、各搭乗者の画像を取得するようにしてもよい。
また、一覧表示する生体情報は、図6に例示したような数値表示に限られず、図形やアイコンで表示してもよい。また、取得した生体情報で異常が発見された場合には、一覧表示において警告等を表示させるようにしてもよい。
また、表示態様がどのような視覚的特徴に基づいたものであるのかを文字やアイコン等で表示するようにしてもよい。これにより、例えば、赤や青、大領域や小領域で表示された生体情報が、何を意味するものであるかを容易に理解することが可能となる。
10 車両
100 車載装置
110 搭乗者登録部
120 画像取得部
130 生体情報取得部
140 特徴抽出部
150 表示制御部
210 車内カメラ
220 車内表示装置

Claims (10)

  1. 複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
    前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得部と、
    前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部と、
    前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部と、
    を備えたことを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記特徴抽出部は、
    あらかじめ定められた特徴要素毎の視覚的特徴のうち、各搭乗者を区別可能な特徴要素を選択し、その特徴要素について各搭乗者の視覚的特徴を抽出することを特徴とする請求項1に記載の情報表示装置。
  3. 前記あらかじめ定められた特徴要素は、少なくとも色に関する視覚的特徴を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  4. 前記表示制御部は、色に関する視覚的特徴に対応させた表示色で前記各搭乗者の生体情報を一覧表示することを特徴とする請求項3に記載の情報表示装置。
  5. 前記あらかじめ定められた特徴要素は、少なくとも体格に関する視覚的特徴を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報表示装置。
  6. 前記表示制御部は、体格に関する視覚的特徴に対応させた大きさで前記各搭乗者の生体情報を一覧表示することを特徴とする請求項5に記載の情報表示装置。
  7. 前記特徴抽出部は、単一の特徴要素で各搭乗者を区別できない場合には、複数の特徴要素を選択することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報表示装置。
  8. 情報表示装置が実行する情報表示方法であって、
    複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報表示取得ステップと、
    前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得ステップと、
    前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出ステップと、
    前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする情報表示方法。
  9. 情報処理装置によって実行されるコンピュータプログラムであって、
    複数の搭乗者の生体情報を取得する生体情報取得部、
    前記各搭乗者の画像情報を取得する画像取得部、
    前記画像情報に基づいて前記各搭乗者の視覚的特徴を抽出する特徴抽出部、
    前記各搭乗者の生体情報を、その搭乗者の視覚的特徴に対応した表示態様で一覧表示する表示制御部、
    として前記情報処理装置を機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項9に記載のコンピュータプログラムを記録した情報処理装置読み取り可能な記録媒体。
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