JP2017042769A - 軽合金ホイールの製造方法 - Google Patents

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達也 河野
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Abstract

【課題】交差部に発生する引け巣などの鋳造欠陥をより低減した軽合金ホイールの製造方法の提供。
【解決手段】リム部と、リム部に内設され、車軸が装着されるディスク部とを有する軽合金ホイールの製造方法であって、金型のキャビティ内に軽合金からなる溶湯30を充填する注湯工程と、充填した溶湯の一部をガスで加圧する加圧工程とを有し、加圧工程は、キャビティのうちリム部とディスク部とが交差してなる交差部26を象る交差部用キャビティ26aと金型外部とを連通する通気孔142を通じて導入したガス40で溶湯30を加圧し、交差部用キャビティ26aの内面から溶湯を離間させて交差部用キャビティ26aの内面と溶湯との間に隙間100cを形成し、その後、加圧を解除し、溶湯の周囲に形成された溶湯凝固層30aを通じ、隙間100cの周囲の溶湯を隙間100c内に浸み出させて充填し、凝固を完了させる工程である軽合金ホイールの製造方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばアルミニウム合金等の軽合金で形成された軽合金ホイールの製造方法に関する。
自動車(乗用車等)に装着されている車両用の軽合金ホイールとしては、車体を軽量化するために、例えば低圧鋳造などの手法により全体がアルミニウム合金で形成されたアルミホイールが使用されている。
鋳造法により製造される軽合金ホイールには引け巣等の鋳造欠陥が少ないことが要求される。特許文献1は、そのような製造方法の一例を開示する。図6は特許文献1に記載された低圧鋳造装置であり、内側に鋳造用キャビティ71を郭定する金型のうち、キャビティ厚の大きな部分を郭定する部分を、他の金型部分から分割形成して可動に支持して可動型部72に構成し、該可動型部に加圧装置73を連結した低圧鋳造装置70である。
この装置による低圧鋳造方法の要部は次の通りである。すなわち、キャビティ71内に溶湯が充填されてからある一定の溶湯温度になった時点(凝固前)で加圧装置73が作動し、可動型部72を押してキャビティ71内の溶湯を局部的に加圧する。この場合、溶湯がある一定の温度になるまでは、可動型部72は正規の形状位置よりも下げておき、一定の溶湯温度に下ったときに、正規の形状位置まで押し込む。溶湯が凝固した後、型開きして鋳造品を型からとり出す。
特許文献1に記載の発明によれば、加圧装置よる可動型部を介しての押湯効果により引け巣の発生を防止できる等の効果を得ることができるとしている。
特開平6−277817号公報(請求項1、段落0013〜0015、図1)
しかし、上記特許文献1で一例が開示される従来技術の低圧鋳造装置では、軽合金ホイールのリム部とディスク部とが交差する交差部の引け巣の抑制は不十分な場合があった。このため、従来技術に対し交差部の引け巣が低減された軽合金ホイールを製造可能な製造方法が要請されていた。
従って本発明の目的は、従来技術に対し、交差部に発生する引け巣などの鋳造欠陥をより低減した軽合金ホイールを製造するための製造方法を提供することである。
本願発明に係る軽合金ホイールの製造方法は、略円筒形状のリム部と、前記リム部に内設された、車軸が装着されるディスク部とを有する軽合金ホイールの製造方法であって、金型に形成した前記軽合金ホイールを象るキャビティ内に軽合金からなる溶湯を充填する注湯工程と、充填した溶湯の一部をガスで加圧する加圧工程とを有し、前記加圧工程は、前記キャビティのうち前記リム部と前記ディスク部とが交差してなる交差部を象る交差部用キャビティと前記金型外部とを連通する通気孔を通じて導入したガスで前記溶湯を加圧し、前記交差部用キャビティの内面から前記溶湯を離間させて前記交差部用キャビティの内面と前記溶湯との間に隙間を形成し、その後、加圧を解除し、前記溶湯の周囲に形成された溶湯凝固層を通じ、前記隙間の周囲の溶湯を前記隙間内に浸み出させて充填し、凝固を完了させる工程であることを特徴とする。
本願発明に係る軽合金ホイールの製造方法においては、前記加圧工程におけるガスによる溶湯の加圧は、前記注湯工程において前記キャビティへの溶湯の充填が完了し、かつ前記交差部用キャビティの内面との接触により前記溶湯に前記溶湯凝固層が形成された後に立ち上がり、前記加圧により前記隙間が形成された後に解除されることが好ましい。
本願発明に係る軽合金ホイールの製造方法においては、前記加圧工程は、立ち上がり後に徐々に圧力を高める加圧パターンを有することが好ましい。
本願発明に係る軽合金ホイールの製造方法においては、前記通気孔の前記交差部用キャビティ側の開口する端部には、焼結体からなる焼結ベントが装着されていることが好ましい。
本願発明によれば、従来技術に対し、交差部に発生する引け巣などの鋳造欠陥がより低減された軽合金ホイールを製造することができる軽合金ホイールの製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る軽合金ホイールの製造方法に使用される鋳造用金型の一例を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る軽合金ホイールの製造方法の注湯工程と加圧工程のタイムチャートの一例を示す図である。 図2の加圧工程の途中の各時点における交差部の凝固の進展状況を模式的に示す図である。 軽合金ホイールの一例を示す平面図である。 図4の軽合金ホイールのA−I−A断面図である。 従来の軽合金ホイールの製造方法を実施するための鋳型装置の縦断面図である。
本発明について、その具体的な実施形態に基づき図面を参照しつつ説明する。なお、本発明は、以下説明する実施形態に限定されず、また、発明の作用効果を奏する限り、同一 性の範囲内において適宜変形して実施することができる。
本発明者らは、軽合金ホイールの製造方法において、上記したように、加圧工程において、交差部用キャビティと金型外部とを連通する通気孔を通じて導入したガスで溶湯を加圧し、交差部用キャビティの内面から溶湯を離間させて交差部用キャビティの内面と溶湯との間に隙間を形成し、その後、加圧を解除し、溶湯の周囲に形成された溶湯凝固層を通じ、隙間の周囲の溶湯を隙間内に浸み出させて充填することにより、上記目的を達成できることを知見し、本発明に想到した。
以下、本発明の実施形態に係る軽合金ホイールの製造方法について、図1〜図5を参照 しつつ詳細に説明する。
[軽合金ホイールの構成]
図4および図5を参照しつつ、本発明の実施形態に係る軽合金ホイールの構成について 、アルミホイールを例として説明する。図4は、図5のアルミホイール(以下、ホイールという場合がある。)10の底面図である。図5は、図4のA−I−A断面図である。なお、図5に示すホイール10の中心線Iの方向を軸方向、中心線Iに直交する方向を半径方向、中心線I周りの方向を周方向と言う場合がある。図4および図5に示すように、ホイール10は、ハブ部9fおよびハブ部9fの外周面から放射状に形成されたデザイン部9gを備えたディスク部9eを有している。また、ホイール10は、ディスク部9eの外周部が内周面に結合されたリム本体部9bとリム本体部9bの下方(一方)端に配置された第1のフランジ部(いわゆる、アウターフランジ部)9cと上方(他方)端に配置された第2のフランジ部(いわゆる、インナーフランジ部)9dとを備えた略円筒形状のリム部9aを有している。なお、リム部9aは第1のフランジ部9c側においてディスク部9eと結合しており、ディスク部9eのうちリム部9aとの結合した部分が交差部26である。また、本実施形態のデザイン部9gの形態は、スポークタイプであるがデザイン部の形態はこれに限定されず、例えばメッシュタイプその他各種の形態とすることができる。このホイール10には、第1のフランジ部9cと第2のフランジ部9dとの間に挟まれるようにリム本体部9bにタイヤが取り付けられた後、ディスク部9eが車体の外側に向いた姿勢で車軸に装着され、使用に供される。
[鋳造用金型]
上記構成のホイールを製造する鋳造用金型の一例について、図1を参照しつつ説明する。ここで、図1は、上記スポークタイプのアルミホイールを低圧鋳造するための鋳造装置に組み込まれる鋳造用金型100の軸方向に沿う縦断面図(図4のA−I−Aに相当する断面図)である。
図1に示すように、鋳造用金型(以下、金型と言う場合がある。)100は、上型13、上型13に相対するように配置される下型12、上型13および下型12の側方に配置される一対の可動分割型である横型14を有している。そして、型締めされ各型が合わせされることにより、ホイール10に必要に応じ適宜な余肉(例えば加工代など)が付加されたホイール素材(以下、このホイール素材を含めホイールと言う。)が象られたキャビティ(以下、製品キャビティと言う場合がある。)が形成される。すなわち、図1に示すように、ディスク部9eが象られたキャビティ(以下、ディスク部用キャビティと言う場合がある。他の部位のキャビティについて同じ。)100a、およびリム部9aが象られたリム部用キャビティ100bを有する製品キャビティが形成される。
ここで、製品キャビティは、リム部とディスク部とが交差してなる交差部26を象る交差部用キャビティ26aを有し、この交差部用キャビティ26aと金型の外部とを連通する通気孔142を備えている。なお、本実施形態の通気孔142の交差部用キャビティ26a側の開口する端部には多孔質のベント141が装着されており、当該ベント141の端面141aは、交差部用キャビティ26aに露出している。つまり、本形態の金型100では、ベント141(通気孔142)の端面141aは交差部用キャビティ26aに露出しており当該交差部用キャビティ26aの内面ともなっている。また、本態様の通気孔142は横型14に設けられ、不図示の流路を通じて金型外部に設けた気体供給源(図示省略)と連結している。なお、本発明は上記構成に限定されず、ベント141は無くてもよいが、溶湯の通気孔への侵入を抑制するためには本態様のように通気孔142にベント141を装着しておくことが好ましい。
さらに、本実施形態では、金型100は、中心線Iが立てられた姿勢で配置されている。そして、金型100には 、ハブ部用キャビティ21aに開口する湯口(以下、センターゲートと言う場合がある。)18、およびリム部用キャビティ100bのリム本体部用キャビティ23aに開口する2つの湯ロ(以下、サイドゲー卜と言う場合がある。)19が形成されており、センターゲー卜18およびサイドゲート19には、湯道であるストーク15および16が各々接続されている。保持炉(図示省略)は金型100の下方に配置され、成分調整されたアルミニウム合金等の軽合金の溶湯が空気または不活性ガスからなる気密雰囲気下にて所定温度に維持しながら貯留されている。ストーク15および16の端部は保持炉中の溶湯に浸漬される。なお、本発明を実施する上では、ハブ部用キャビティ21aに開口するセンターゲート18および本体部用キャビティ23aに開口するサイドゲー卜18・19の両方の設置は必須ではなく、いずれか一方を設ければよい。
[軽合金ホイールの製造方法]
(1)注湯工程
次に、上記説明した構成の金型100を用いた軽合金ホイールの製造方法について図1,2を使って説明する。図2は本発明の実施形態に係る軽合金ホイールの製造方法の注湯工程と加圧工程のタイムチャートの一例を示す図である。具体的には、図2の上方および下方の線図のいずれも横軸が時間、下方の線図は縦軸が保持炉ガス圧力である注湯工程における圧力パターンを示し、上方の線図は縦軸が金型印可ガス圧力(つまり交差部用キャビティへ供給するガス圧力)である加圧工程における圧力パターンを示している。先ず、図1の下型12、上型13および横型14を型締めしてキャビティを形成する。次いで、金型100の下に設置した保持炉(図示省略)内を加圧して貯留した溶湯30を、ストーク15,16内を上昇させる。溶湯30はセンターゲー卜18およびサイドゲート19から、ディスク部用キャビティ100aおよびリム部用キャビティ100b(製品キャビティ)に充填される。溶湯が製品キャビティに充填される際、鋳造欠陥の一因となる気体の巻込みを防止するためにストーク内を上昇させる時より緩やかな勾配で加圧することが好ましい。そしてリム部用キャビティ100bの上端であるインナーフランジ部用キャビティ25aまでアルミニウム合金等の軽合金からなる溶湯が充填される(注湯工程)。その後、保持炉内の加圧を更に高めて、キャビティ内の溶湯を増圧して所定時間押湯効果を維持する(図2)。
(2)加圧工程
図2,3を使って説明する。図3は図2の加圧工程の途中の各時点((1)〜(6))における交差部用キャビティ26a中の交差部26の凝固の進展状況を模式的に示す図である。注湯工程でキャビティに充填された溶湯は充填完了時点(1)から金型によって熱が奪われることにより凝固が開始する。凝固は溶湯と金型との接触界面から始まり界面で溶湯凝固層30aが形成される(2)。充填完了時点(1)から溶湯凝固層30aが形成(2)されるまでの時間は5〜10秒程度である。この時間は通気孔142からの加圧は待たなければならない(加圧待ち時間)。加圧待ち時間が経過した後に通気孔142を通じて供給したガス40で溶湯を加圧する。加圧工程における加圧の立ち上がりのタイミングは、注湯工程においてインナーフランジ部用キャビティ25aまで溶湯が充填され、製品キャビティ内の全ての空気が排除された後であることが好ましい。加圧した際に製品キャビティ内に空気が残留していると加圧に使われた空気が溶湯内に入り込み、加圧が不十分になりやすい。
圧力が立ち上がった後に徐々に圧力を高める加圧パターンとすることが、鋳造欠陥の一因となる溶湯30へのガス40の巻込みを抑制することから好ましいが、図2に破線で示すような矩形波状であってもよい。気体供給源(図示省略)から供給され流路を経たガス40は通気孔142を通じてキャビティに導入される。ガス40が溶湯凝固層30aを押すと同時に溶湯30の凝固に伴う収縮により、溶湯30は通気孔142(ベント141)の端面(交差部用キャビティ26aの内面)141aから離間し、通気孔142と溶湯30との間に隙間100cが形成される(3)。隙間100cの形成に要する時間は実験により比較的容易に求めることができる。供給するガスの圧力や溶湯温度等にもよるが2〜15秒程度が目安となる。隙間100cが形成されたら、加圧を解除し、溶湯凝固層30aを通じて隙間100cの周囲の溶湯30を隙間100c内に浸み出させて充填する(4)。
このような溶湯凝固層30aを通じて溶湯30を浸み出させることができる理由は必ずしも明確になっていないが、次のように推定される。すなわち、加圧を解除した時点で溶湯凝固層30aは未だ全てが固相となっておらず固相と液相とが混在した状態であるため、保持炉の加圧維持による押湯効果によって溶湯30に含まれる液相が溶湯凝固層30aを通過できるものと考えられる。完全に隙間100cが溶湯30で充填されたところで溶湯凝固層30aを通じた溶湯30の浸み出しは停止する(5)。その後、溶湯30の凝固は完了する(6)(加圧工程)。更に軽合金ホイールの温度が下がるのを待ってから金型を開いて軽合金ホイールを取出す。
本発明における隙間100cは従来、交差部に発生していた引け巣に相当する。本発明の軽合金ホイールの製造方法は大きさ、個数、発生位置が一定でない従来の交差部の引け巣を特定の箇所に隙間として積極的に形成し、続いて、それを溶湯で充填することにより交差部において引け巣などの鋳造欠陥がより低減された軽合金ホイールを製造することができるのである。
上記のように通気孔142の端部に装着され、その端面141aが交差部用キャビティの内面ともなるベント141は、溶湯に直接接触するので、溶湯に対する耐浸透性、耐溶損性、気体の透過性に優れた材質および構造を有する、焼結体からなる焼結ベントを使用することが好ましい。例えば、ファインシンター社製焼結ベント(Fe−Ni−Cr−Mo系W型)が好適である。
10 アルミホイール
100 鋳造用金型
100a ディスク部用キャビティ
100b リム部用キャビティ
100bd リム部下部キャビティ
9a リム部
9b リム本体部
9c 第1のフランジ部(アウターフランジ部)
9d 第2のフランジ部(インナーフランジ部)
9e ディスク部
9g デザイン部
12 下型
13 上型
13a,13b 冷却パイプ(冷却手段)
13c 側壁
14 横型
141 ベント
141a 端面
142 通気孔
18 センターゲート(湯口)
19 サイドゲー卜(湯口)
23a リム本体部用キャビティ
24a アウターフランジ部用キャビティ
25a インナーフランジ部用キャビティ
26a 交差部用キャビティ
40 加圧ガス

Claims (4)

  1. 略円筒形状のリム部と、前記リム部に内設された、車軸が装着されるディスク部とを有する軽合金ホイールの製造方法であって、
    金型に形成した前記軽合金ホイールを象るキャビティ内に軽合金からなる溶湯を充填する注湯工程と、充填した溶湯の一部をガスで加圧する加圧工程とを有し、
    前記加圧工程は、前記キャビティのうち前記リム部と前記ディスク部とが交差してなる交差部を象る交差部用キャビティと前記金型外部とを連通する通気孔を通じて導入したガスで前記溶湯を加圧し、前記交差部用キャビティの内面から前記溶湯を離間させて前記交差部用キャビティの内面と前記溶湯との間に隙間を形成し、その後、加圧を解除し、前記溶湯の周囲に形成された溶湯凝固層を通じ、前記隙間の周囲の溶湯を前記隙間内に浸み出させて充填し、凝固を完了させる工程であることを特徴とする軽合金ホイールの製造方法。
  2. 前記加圧工程におけるガスによる溶湯の加圧は、前記注湯工程において前記キャビティへの溶湯の充填が完了し、かつ前記交差部用キャビティの内面との接触により前記溶湯に前記溶湯凝固層が形成された後に立ち上がり、前記加圧により前記隙間が形成された後に解除される請求項1に記載の軽合金ホイールの製造方法。
  3. 前記加圧工程は、立ち上がり後に徐々に圧力を高める加圧パターンを有する請求項2に記載の軽合金ホイールの製造方法。
  4. 前記通気孔の前記交差部用キャビティ側の開口する端部には、焼結体からなる焼結ベントが装着されている請求項1乃至3の何れかに記載の軽合金ホイールの製造方法。


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