JP2017038118A - 無線通信システム及びその通信制御方法 - Google Patents

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和宏 徳永
憲一 河村
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憲一 河村
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克誌 則武
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Abstract

【課題】セル毎の通信量に基づく通信制御を可能とする無線通信システム及びその通信制御方法を提供する。
【解決手段】各基地局200のセル通信制御部230は、移動局毎且つ自身の管理しているセル毎の通信量を取得して全セル通信制御管理システム300に送信する。全セル通信制御管理システム300の全セル通信制御部320は、受信した移動局毎且つセル毎の通信量に基づき移動局の通信制御の内容を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、様々な無線通信仕様のセルを用いた無線通信アクセスサービスを提供する事業者が、端末の各仕様のセルの通信量に応じて無線通信アクセスサービスの課金、通信制御を実施する方法に関する。
スマートフォン等の無線通信を利用する端末の普及により、無線通信のデータトラフィックが増大しており、無線通信システムにおける通信速度の向上、無線通信容量の拡大が求められている。
従来から、異なる複数の周波数帯を同時に組み合わせて使用することにより、通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現する無線通信技術として、非特許文献1(3GPP TS36.300)に記載のLTE(Long Term Evolution)におけるキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation)やデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity)が示されている。キャリアアグリゲーションについては、3GPP(3rd Generation Partnership Project)において規定されており、既に実用化されている。
キャリアアグリゲーションで組み合わせて使用する周波数ブロックのことをCC(Component Carrier)と呼び、CCにはPCC(Primary Component Carrier)とSCC(Secondary Component Carrier)がある。基地局から端末への接続パラメータの報知、モビリティ測定の制御、端末から基地局へのMeasurement Report、端末へのハンドオーバ指示等の無線リソースの制御を行うRRC(Radio Resource Control)プロトコルは、PCCを提供するPCell(Primary Cell)を用いて行われ、他の一つ以上のSCCを端末に提供するSCell(Secondary Cell)の追加に関する手順が実施される(非特許文献2)。SCellの追加、削除については、端末の品質測定情報の報告に基づき基地局が決定する。端末へのセルのリソース割り当てについては、複数の端末から通知される無線受信品質を示すCQI(Channel Quality Indicator)を基に、RB(Resource Block)単位で各端末に割り当てる。
非特許文献1(Annex J)には、複数のセルによるキャリアアグリゲーションの構成シナリオが示されている。基地局は複数のセル(PCellと複数のSCell)を提供することが可能であるが、多くの通信トラフィックがあって混雑が予想されるエリアには、光ファイバなどを使って基地局から離れた場所に設置した基地局アンテナ装置であるRRH(Remote Radio Head)を用いてセルを提供する構成方法もある。
3つ以上のセルを用いてキャリアアグリゲーションを実現する際の構成の一例を図18に示す。セル1は無線の受信可能サービス範囲(カバレッジ)が広範囲(マクロ)の無線アクセスを端末に提供するPCellである。
セル2、セル3、セル4は、それぞれ異なるカバレッジの無線アクセスを端末に提供するSCellであり、カバレッジの相対的な違いにより、カバレッジが広い順にマクロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセルと呼ぶ。カバレッジが比較的狭いセルをスモールセルと呼ぶこともある。キャリアアグリゲーションでは、1つの基地局が提供する複数のセルを同時に組み合わせて端末が使用することにより、通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現する。一方、デュアルコネクティビティでは、複数の基地局が提供する複数のセルを同時に組み合わせて端末が使用することにより、通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現する。図1では、端末Cはセル1、セル3、セル4のカバレッジ内にいて、それらのセルを同時に組み合わせて使用することができる。
特許文献1には、キャリアアグリゲーション導入時に、スモールセルにおけるトラフィックの偏りを分散させるため、端末のスモールセルの選択、変更を、各セルの混雑状況と通信品質に基づいて実施することが示されている。
各セルの無線の周波数帯については、現在3.5GHz帯以下の比較的低い周波数帯が使われており、通信事業者は免許が必要な周波数帯を主に用いて無線通信サービスを提供しているが、非特許文献3などが示すように5GHz帯等の免許不要の周波数帯(Unlicensed Spectrum)と免許が必要な周波数帯と組み合わせて利用するLAA(Licensed Assisted Access)が3GPPにおいて検討されている。キャリアアグリゲーションやデュアルコネクティビティの技術を用いて、免許が必要な周波数帯だけでなく、免許不要の周波数帯を組み合わせて利用することにより、通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現することが示されている。
非特許文献4などでは、30〜300GHzのミリ波と呼ばれる高い周波数帯についても利用が検討されている。ミリ波の周波数帯はカバレッジは狭いが、特定の場所で数Gbps以上の高速な通信サービスを提供することが可能となる。ミリ波等の高周波数帯のフェムトセルを組み合わせて利用することにより、通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現することが示されている。
特許文献1では、LTEにおいて端末と基地局間の無線アクセスの混雑状況に応じて通信速度等の通信品質を制御する仕組みが検討されている。基地局から通信制御を行うP−GW(Packet Data Network Gateway)及びPCEF(Policy Charging Enforcement Function)に無線アクセスの混雑情報を送信し、P−GW及びPCEFはその混雑情報とPCRF(Policy and Charging Rules Function)で管理する通信制御ポリシーにより通信制御を実施することが示されている。PCEFはP−GWに内包されることもある。P−GW(PCEF)、PCRFはMNO(Mobile Network Operator)が提供するだけでなく、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)によって提供されることもあり、端末への課金や端末の通信量に応じた通信速度規制などのサービスを提供することが可能である。
以上に示す技術を用いて、周波数帯、免許の要否、通信速度、カバレッジ、共用する端末数などの特徴が異なるセルを同時に組み合わせて、あるいは単独で使用することにより、無線通信システムにおける通信速度の向上、無線通信容量の拡大を実現することができる。
特開2015−50589号公報
3GPP TS36.300 V12.5.0 (2015-03), 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 12) Requirements for MPTCP Proxy in ISP Networks" 3GPP TS36.331 V12.5.0 (2015-03), 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 12) 3GPP RWS-140002, Nokia Corporation, "LTE in Unlicensed Spectrum: European Regulation and Co-existence Considerations" A. Tagami, C. Sasaki, K. Yamaoka, "Traffic Offloading to Millimeter Wave Access Network based on Content-Centric Networking", ACM ICN-2014.
従来の全体システム構成を図19に示す。無線通信アクセスを提供するセルは周波数帯、免許の要否、通信速度、カバレッジ、共用する端末数などが異なり、セル毎に希少価値が異なることがあるが、従来技術ではEPC(Evolved Packet Core)のP−GW(PCEF)、PCRFなどの機能により端末A〜Dの通信量に基づく通信制御を一律に行っており、セル単位での通信量に基づく通信制御を行うことができないため、無線通信アクセスを提供する事業者はセル毎の通信量に基づく課金の実施や通信速度規制などの通信サービスを提供することができない課題がある。
例えば、従量課金制の無線通信サービスの場合には、端末がLTEのライセンスバンドで用いられているデシメートル波(UHF:Ultra High Frequency)の周波数帯のセルに比べ、通信速度が非常に高速であるミリ波のセルをキャリアアグリゲーションして利用したときに、非常に短時間で高額な課金が行われてしまう問題が発生する。また、端末の通信量が閾値を超えたときに通信速度規制が行われる無線通信サービスの場合には、通信速度が非常に高速であるミリ波のセルをキャリアアグリゲーションして利用したときに、非常に短時間で通信量の閾値に達し通信速度規制が行われる問題が発生する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、セル毎の通信量に基づく通信制御を可能とする無線通信システム及びその通信制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明は、1つ以上のセルを形成・管理する基地局装置と、前記基地局装置を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムにおいて、システム内の移動局の通信量を制御・管理するシステム通信制御手段を備え、前記基地局装置又は複数の基地局装置を集約管理する無線ネットワーク制御装置は、移動局毎且つ自身の管理しているセル毎の通信量を取得して前記システム通信制御手段に送信する基地局通信制御手段を備え、前記システム通信制御手段は、前記基地局通信制御手段から取得した移動局毎且つセル毎の通信量に基づき移動局の通信制御の内容を決定することを特徴とする。
本発明によれば、無線通信サービスにおいてセル毎の通信量に基づく通信制御が可能となるので、事業者はセル毎の通信量に基づく通信制御が実現可能となる。
無線通信システムの全体構成図 基地局の機能ブロック図 セル仕様情報の一例 端末の各セル通信量情報の一例 端末のセル制御情報の一例 全セル通信制御管理システムの機能ブロック図 端末の全セル通信量情報の一例 端末の全セル通信制御情報の一例 実施例1に係る無線通信システムのシーケンスチャート 実施例1の全セル通信制御管理システムにおける集計処理のフローチャート 実施例1の全セル通信制御管理システムにおける端末の通信制御処理のフローチャート 実施例2に係る無線通信システムのシーケンスチャート 実施例2の全セル通信制御管理システムにおける端末の通信制御処理のフローチャート 実施例2の基地局における端末の通信制御処理のフローチャート 実施例3に係る無線通信システムのシーケンスチャート 実施例3の基地局における端末の通信制御処理のフローチャート 実施例3の全セル通信制御管理システムにおける端末の通信制御処理のフローチャート キャリアアグリゲーションを説明する図 従来の無線通信システムにおける通信制御を説明する図
本発明の一実施の形態に係るシステムについて無線通信システムについて図面を参照して説明する。図1は無線通信システムの全体構成図である。
本発明に係る無線通信システムは、図1に示すように、パケットコアネットワーク100と、パケットコアネットワーク100に収容された複数の基地局200とを備えており、パケットコアネットワーク100は外部のIPサービスネットワーク900と接続している。
本発明では、各基地局200は、移動局である各端末のセル毎の通信量を計測するセル通信量管理機能201を備えている。ここで言う基地局200は、LTEのeNBだけでなく、複数の無線基地局を集約管理する無線ネットワーク制御装置であってもよい。少なくとも1つ以上の基地局200は、受信可能サービス範囲が異なる複数のセルを形成・管理するとともに、複数のセルを用いたキャリアアグリゲーションを移動局である端末に提供可能である。
また、本発明に係る無線通信システムは、端末毎の全基地局のセル通信量のカウント集計、端末への通信制御の判断を行う全セル通信管理機能を有する全セル通信制御管理システム300を備えている。全セル通信制御管理システム300は、EPCなどのパケットコアネットワーク100にあってもよいし、PDN(Packet Data Network)などのIPサービスネットワーク900にあってもよい。
本発明では、図1に示すように、まず(1)基地局200において移動局である端末毎且つセル毎の通信量をカウントし、(2)全セル通信制御管理システム300において全基地局の端末毎且つセル毎の通信量をカウント集計し、(3)該集計値に基づき端末に対して通信制御を実施するかを判断する。そして、(4)端末に対する通信制御の実施を行うが、この実施は基地局200で行ってもよいし、全セル通信制御管理システム300で行ってもよい。ここで、「通信制御」とは、端末の通信速度の規制や通信処理の優先度に差を付けるなどの制御のことである。また、端末のユーザに対する通信量の課金の際に、セル種別の違いによって、課金量を変更することもできる。
本発明を実施する際の基地局200の機能ブロックを図2に示す。図2に示すように、基地局200は、それぞれセルを形成するN個(1≦N≦X)のセルX無線送信部211及びセルX無線受信部212と、パケットコアネットワーク100やIPサービスネットワーク900等のネットワークに接続するネットワーク通信制御部220と、セル通信制御部230と、セル仕様情報記憶部241と、端末の各セル通信量記憶部242と、各セルの混雑情報記憶部243と、端末のセル通信制御情報記憶部244とを備えている。なお、前記セルX無線送信部211及びセルX無線受信部212は、基地局200と同一の場所にある場合もあるが、前述のRRHにより基地局200から遠隔に設置される場合もある点に留意されたい。
セル仕様情報記憶部241は、図3に示すように、自身の基地局200において配下のセルを識別するセル識別子と全セル通信制御管理システム300において前記セルを識別するセル識別子との対応関係であるセル仕様情報を保持する。端末の各セル通信量記憶部242は、図4に示すように、セル通信制御部230により取得された端末毎且つセル毎の通信量を保持する。各セルの混雑情報記憶部243は、例えば、各セル内の端末数やトラフィック量など各セルの混雑情報を保持する。端末のセル通信制御情報記憶部244は、各端末が各セルについて、どのような通信制御を行うべきかを示す情報である端末のセル通信制御情報を保持するものであり、図5の例では、通信速度規制を行う端末と行わない端末を管理する。なお、端末のセル通信制御情報記憶部244は、上記(4)において全セル通信制御管理システム300で端末の通信制御を行う実施形態の場合には必ずしも必要がない点に留意されたい。
セル通信制御部230は、端末の各セルにおける上りと下りの通信量をそれぞれ端末毎及びセル毎にカウントし、カウントしたセル通信量情報を、端末の各セル通信量記憶部242に記憶するとともに、ネットワーク通信制御部220を介して全セル通信制御管理システム300に送信する。ここで、セル通信制御部230は、端末のセル通信量情報におけるセル識別子について、自身の基地局200で管理する基地局内識別子と全セル通信制御管理システム300で管理する基地局外セル識別子が異なる場合には、セル仕様情報記憶部241で管理する情報を参照し、セル識別子を基地局外セル識別子にした上で送信する。また、セル通信制御部230は、端末のセル通信量記憶部242に端末のセル通信量情報を一旦記憶し、定期的にあるいは全セル通信制御管理システム300の要求に応じて、端末のセル通信量情報を送信することもできる。また、セル通信量情報の送信時には、各セルの混雑情報を一緒に送信してもよい。
さらに、セル通信制御部230は、上記(4)において基地局200で端末の通信制御を行う実施形態の場合、端末のセル通信制御情報記憶部244に記憶されている通信制御情報に基づき端末の通信制御を実施する。
本発明を実施する際の全セル通信制御管理システム300の機能ブロックを図6に示す。全セル通信制御管理システム300は、図6に示すように、ネットワーク通信制御部310と、全セル通信制御部320と、通信制御ポリシー情報記憶部331と、端末の全セル通信量記憶部332と、各セルの混雑情報記憶部333と、端末のセル通信制御情報記憶部334とを備えている。ネットワーク通信制御部310は、全セル通信制御管理システム300の実装状況等に応じて1つ又は複数備えており、図6の例では2つのネットワーク通信制御部310を備えている。
通信制御ポリシー情報記憶部331は、通信制御ポリシーを保持する。端末の全セル通信量記憶部332は、図7の示すように、各基地局200から取得した端末のセル通信量情報を端末毎に集計した情報である端末の全セル通信量を保持する。各セルの混雑情報記憶部333は、各基地局200から取得した各セルの混雑情報を保持する。端末のセル通信制御情報記憶部334は、図8に示すように、端末に対するセル毎の通信制御の内容を示す情報を保持する。
全セル通信制御部320は、各基地局200から取得した端末のセル通信量情報を集計し、端末の全セル通信量記憶部332に記憶する。セル通信量情報の単位としてはbyte、packetなどが想定されるが、伝送量を表せるものであれば何でもよい。
また、全セル通信制御部320は、通信制御ポリシー情報記憶部331で管理する通信制御ポリシー情報を参照し、端末に対する通信制御を行うか否かの判定及びその内容を決定し、端末のセル通信制御情報記憶部334に端末のセル通信制御情報を記憶する。
また、全セル通信制御部320は、上記(4)において全セル通信制御管理システム300で端末の通信制御を行う実施形態の場合、端末のセル通信制御情報記憶部334に記憶されている端末のセル通信制御情報に基づき通信制御を行う。一方、全セル通信制御部320は、上記(4)において基地局200で端末の通信制御を行う実施形態の場合、端末のセル通信制御情報記憶部334に記憶されている端末のセル通信制御情報を基地局200に送信する。
このような無線通信システムによれば、無線通信サービスにおいてセル毎の通信量に基づく通信制御が可能となるので、事業者はセル毎の通信量に基づく通信制御が実現可能となる。
本発明の実施例1について図9のシーケンスチャート並びに図10及び図11のフローチャートを参照して説明する。本実施例1は、全セル通信制御管理システム300において通信制御を実施する例である。
図9に示すように、各基地局200はカウントした各端末の各セル通信量情報を、全セル通信制御管理システム300に送信する(ステップS1,S3,S5)。全セル通信制御管理システム300は、各端末の各セル通信量の集計を実施し、端末の全セル通信量情報として保存し(ステップS2,S4,S6)、通信制御ポリシー情報と各セルの混雑情報(例えば、各セル内の端末数やトラフィック量など)と端末の全セル通信量情報から端末の通信制御の決定と実施を行う(ステップS7)。本実施例1の場合の、全セル通信制御管理システムにおける全セル通信制御部の処理フローを図10及び図11に示す。
なお、各端末の各セル通信量集計の処理と端末の通信制御処理の順番は、図9に示すような複数回の集計の処理の後に端末の通信制御処理を行ってもよいし、集計の処理ごとに通信制御処理を行ってもよい。
本発明の実施例2について図12のシーケンスチャート並びに図13及び図14のフローチャートを参照して説明する。本実施例2は、基地局200において通信制御を実施する例である。
上記実施例1では、通信制御を行う際に全セルの通信量に応じて通信制御を行うことが可能であるが、すべてのセル通信に同一の通信制御が行われてしまうと言う課題がある。たとえば、マクロセルは通信速度を下げる通信制御をしたいが、フェムトセルは通信速度を下げないなどのセル毎に通信制御を行うことができない。
実施例2では図2に示す基地局200のセル通信制御部230において、全セル通信制御管理システム300から全セル通信制御情報を取得することにより、基地局200においてセルの種別に基づく通信制御を行うことを可能とする。図12に実施例2における基地局と全セル通信制御管理システム間のシーケンス例を示す。
実施例1との違いについては、全セル通信制御管理システム300が、端末の通信制御の決定を行い(ステップS11〜S17)、端末の通信制御情報を基地局に送信し(ステップS18,S20,S22)、基地局200が端末の通信制御の実施を行う(ステップS19,S21,S23)。図13に全セル通信制御管理システムにおける全セル通信制御部の実施例2の処理フローを示す。なお、全セル通信制御管理システムにおける集計処理については実施例1と同様である。図14に基地局におけるセル通信制御部の実施例2の処理フローを示す。
本発明の実施例3について図15のシーケンスチャート並びに図16及び図17のフローチャートを参照して説明する。本実施例2は、基地局200において通信制御を実施する他の例である。
上記実施例2では、全セル通信制御管理システム300において、定期的にまとめて端末の通信制御の決定と端末の通信制御情報の送信を行っていたが、基地局200からの各端末の各セル通信量の受信を契機に(ステップS31,S36,S41)、全セル通信制御管理システム300の処理を行う(ステップS32〜S35,S37〜S40,ステップS42〜S45)。図15に実施例3の基地局と全セル通信制御管理システムのシーケンスを示す。図16に実施例3の基地局の処理フローを示し、図17に実施例3の全セル通信制御システムの処理フローを示す。
100…コアネットワーク
200…基地局
230…セル通信制御部
300…全セル通信制御管理システム
320…全セル通信制御部

Claims (7)

  1. 1つ以上のセルを形成・管理する基地局装置と、前記基地局装置を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムにおいて、
    システム内の移動局の通信量を制御・管理するシステム通信制御手段を備え、
    前記基地局装置又は複数の基地局装置を集約管理する無線ネットワーク制御装置は、移動局毎且つ自身の管理しているセル毎の通信量を取得して前記システム通信制御手段に送信する基地局通信制御手段を備え、
    前記システム通信制御手段は、前記基地局通信制御手段から取得した移動局毎且つセル毎の通信量に基づき移動局の通信制御の内容を決定する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記システム通信制御手段は、決定した通信制御内容に基づき移動局の通信制御を行うようコアネットワークを制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 前記システム通信制御手段は、基地局通信制御手段から取得した移動局毎且つセル毎の通信量に基づき基地局における移動局の通信制御のための通信制御情報を生成し、前記基地局通信制御手段に通信制御情報を送信し、
    前記基地局通信制御手段は、受信した通信制御情報に基づき移動局の通信制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  4. 前記基地局装置は、受信可能サービス範囲が異なる複数のセルを形成・管理するとともに複数のセルを用いたキャリアアグリゲーションを移動局に提供する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の無線通信システム。
  5. 1つ以上のセルを形成・管理する基地局装置と、前記基地局装置を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムにおいて移動局の通信を制御する方法であって、
    前記基地局装置又は複数の基地局装置を集約管理する無線ネットワーク制御装置に設けられた基地局通信制御手段が、移動局毎且つ自身の管理しているセル毎の通信量を取得するステップと、
    前記基地局通信制御手段が、前記移動局毎且つセル毎の通信量を、システム内の移動局の通信量を制御・管理するシステム通信制御手段に対して送信するステップと、
    前記システム通信制御手段が、前記基地局通信制御手段から取得した移動局のセル毎の通信量に基づき移動局の通信制御の内容を決定するステップとを含む
    ことを特徴とする無線通信システムにおける通信制御方法。
  6. 無線通信システムにおいて1つ以上のセルを形成・管理する基地局装置であって、
    移動局毎且つ自身の管理しているセル毎の通信量を取得して、システム内の移動局の通信量を制御・管理するシステム通信制御手段に対して、前記移動局毎且つセル毎の通信量を送信する基地局通信制御手段を備えた
    ことを特徴とする基地局装置。
  7. 1つ以上のセルを形成・管理する基地局装置と、前記基地局装置を収容するコアネットワークとを備えた無線通信システムにおいて、システム内の移動局の通信量を制御・管理する全セル通信制御管理装置であって、
    前記基地局装置又は複数の基地局装置を集約管理する無線ネットワーク制御装置から、移動局毎且つセル毎の通信量を取得し、取得した移動局毎且つセル毎の通信量に基づき移動局の通信制御の内容を決定するシステム通信制御手段を備えた
    ことを特徴とする全セル通信制御管理装置。
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