JP2017037564A - 光透過性導電材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カラー画素を有するディスプレイに重ねて用いる光透過性導電材料であって、該光透過性導電材料は光透過性支持体上に、網目状の金属細線パターンを少なくとも有し、該網目状の金属細線パターンはボロノイ図形および/またはボロノイ図形を拡大縮小した図形を利用することによって構成され、該金属細線パターンが有する網目の形状が、該金属細線パターンを構成する辺の内、0.2mm以上の長さを有し、かつ同色のカラー画素が連続して並ぶ方向に対し15°未満の角度を有する辺の90%以上を、前記した方向に対し15°以上の角度を有する複数の辺に置き換えることで得られた形状を有することを特徴とする光透過性導電材料。
【選択図】図5
Description
カラー画素を有するディスプレイに重ねて用いる光透過性導電材料であって、該光透過性導電材料は光透過性支持体上に、網目状の金属細線パターンを少なくとも有し、該網目状の金属細線パターンはボロノイ図形および/またはボロノイ図形を拡大縮小した図形を利用することによって構成され、該金属細線パターンが有する網目の形状が、該金属細線パターンを構成する辺の内、0.2mm以上の長さを有し、かつ同色のカラー画素が連続して並ぶ方向に対し15°未満の角度を有する辺の90%以上を、前記した方向に対し15°以上の角度を有する複数の辺に置き換えることで得られた形状を有することを特徴とする光透過性導電材料。
光透過性支持体として、厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた。なおこの光透過性支持体の全光線透過率は91%であった。
A液 塩化パラジウム 5g
塩酸 40ml
蒸留水 1000ml
B液 硫化ソーダ 8.6g
蒸留水 1000ml
A液とB液を撹拌しながら混合し、30分後にイオン交換樹脂の充填されたカラムに通し硫化パラジウムゾルを得た。
前記硫化パラジウムゾル 0.4mg
2質量%グリオキザール水溶液 0.2ml
界面活性剤(S−1) 4mg
デナコールEX−830 50mg
(ナガセケムテックス(株)製ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル)
10質量%SP−200水溶液 0.5mg
((株)日本触媒製ポリエチレンイミン;平均分子量10,000)
ゼラチン 0.5g
界面活性剤(S−1) 5mg
染料1 50mg
ゼラチン 0.5g
ハロゲン化銀乳剤 3.0g銀相当
1−フェニル−5−メルカプトテトラゾール 3mg
界面活性剤(S−1) 20mg
ゼラチン 1g
不定形シリカマット剤(平均粒径3.5μm) 10mg
界面活性剤(S−1) 10mg
水酸化カリウム 25g
ハイドロキノン 18g
1−フェニル−3−ピラゾリドン 2g
亜硫酸カリウム 80g
N−メチルエタノールアミン 15g
臭化カリウム 1.2g
全量を水で1000ml
pH=12.2に調整する。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し10°未満の角度を有する辺の全てを、図5で示した辺の置き換え方法であって、y方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料2を100枚得た。なお、これにより得られた網目状の金属細線パターンを構成する辺の内、基準方向に対して15°未満の角度を有する辺の67.2%(基準方向に対して15°未満の角度を有し、長さ0.2mm以上の辺の63.9%)が15°以上の角度を有する複数の辺に置き換えられた。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の全てを、図5で示した辺の置き換え方法をy方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料3を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の内、長さ0.2mm以上の辺の全てを、図5で示した辺の置き換え方法であって、y方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料4を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ図形を基準方向(y方向)に1.2倍、x方向に0.8倍縮小し、得られた辺の内、y方向に対し15°未満の角度を有する辺であって、長さ0.2mm以上の辺全てを、図5で示した辺の置き換え方法であって、y方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料5を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の内、長さ0.2mm以上の辺の全てを、図6で示した辺の置き換え方法であって、y方向に対し20°の角度を有する補助線を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料6を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の内、長さ0.2mm以上の辺全てを、図5で示した辺の置き換え方法であって、y方向に対し46°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料7を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の内、長さ0.2mm以上の辺の85%をランダムに選択し、図5で示した辺の置き換え方法で、y方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料8を100枚得た。
図1のパターンを有する透過原稿であるが、実施例1で作製したボロノイ辺の内、基準方向(y方向)に対し15°未満の角度を有する辺の内、長さ0.2mm以上の辺の95%をランダムに選択し、図5で示した辺の置き換え方法で、y方向に対し20°の角度を有する平行四辺形を用いる形で置き換えた図形を用いる以外は光透過性導電材料1の作製において用いた透過原稿と同様の透過原稿を準備し、該透過原稿を用いる以外は光透過性導電材料1と同様にして光透過性導電材料9を100枚得た。
図7のパターンでは、端子部15から、周辺配線部14、センサー部11、この順に接続された回路が14セット存在する。上記のようにして得られた各100枚の光透過性導電性材料1〜9のそれぞれにおいて、設計上電気的に接続されている14セットの回路の全てについてマルチテスターを用い、一方のピン先を端子部15に、もう一方のピン先をセンサー部11の図中最上部に押し当てて、導通を確認した。また該14セットの回路間の全ての間で短絡が生じていないか確認した。そして100枚の光透過性導電材料について14セットの回路全てにおいて導通が確認でき、かつ該回路間の全ての間において短絡が生じていない光透過性導電性材料が得られた割合を求め、表1に示した。
得られた光透過性導電材料1〜9を、全面白画像を表示したFlatron23EN43V−B2 23型ワイド液晶モニター(LG Electronics社製)の上に図7におけるY方向が液晶モニターの同色のカラー画素が連続して並ぶ方向になるように載せ、色むらがはっきり出ているものを×、よく見ればわかるものを△、全くわからないものを○とした。この結果を表1に示す。
2 光透過性支持体
11 センサー部
12 ダミー部
13 非画像部
14 周辺配線部
15 端子部
20 平面
21 領域
22 境界線
23 原多角形
24 重心
25 縮小多角形
26 ボロノイ辺
31 拡大縮小辺
211、311 母点
41 ボロノイ図形
42、43 辺
44、52、53 端点
51 平行四辺形
54、64 置換された辺
61、62 補助線
a 境界部
L、M 周期
Claims (1)
- カラー画素を有するディスプレイに重ねて用いる光透過性導電材料であって、該光透過性導電材料は光透過性支持体上に、網目状の金属細線パターンを少なくとも有し、該網目状の金属細線パターンはボロノイ図形および/またはボロノイ図形を拡大縮小した図形を利用することによって構成され、該金属細線パターンが有する網目の形状が、該金属細線パターンを構成する辺の内、0.2mm以上の長さを有し、かつ同色のカラー画素が連続して並ぶ方向に対し15°未満の角度を有する辺の90%以上を、前記した方向に対し15°以上の角度を有する複数の辺に置き換えることで得られた形状を有することを特徴とする光透過性導電材料。
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---|---|---|---|---|
JP2014130559A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-10 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | タッチパネル |
JP2015108896A (ja) * | 2013-12-03 | 2015-06-11 | 大日本印刷株式会社 | タッチパネル用電極基材、タッチパネル装置およびタッチパネル用電極基材の製造方法 |
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2015
- 2015-08-13 JP JP2015159770A patent/JP6401127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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