JP2017037557A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】入力された文書を用いて画像を検索する場合と比較して、テンプレートに適した画像が検索されるようにする。【解決手段】画像格納部22には、画像データと画像の特徴を表す画像キーワードとが対応付けられて記憶されている。単語抽出部24は、テンプレートに含まれているオブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出し、キーワード生成部26は、抽出された単語群から検索用キーワードを生成する。画像検索部28は、画像格納部22において、その検索用キーワードを用いて画像を検索する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
画像を検索する技術が知られている。
特許文献1には、ブログ等の文書の印象に適した画像を検索する装置が開示されている。この装置においては、入力文書から印象語と当該印象語の入力文書中での印象の強さを表す文書印象関連度とが抽出され、その印象語と文書印象関連度を用いて画像が検索される。
特開2012−8874号公報
ところで、イラストや風景等が表されたテンプレートが予め作成され、そのテンプレートに挿入される画像が検索される場合がある。この場合において、ユーザによって入力された文書(文字列)を用いて画像を検索した場合、そのテンプレートに適した画像が検索されるとは限らない。
本発明の目的は、入力された文書を用いて画像を検索する場合と比較して、テンプレートに適した画像が検索されるようにすることにある。
請求項1に係る発明は、画像群を記憶する記憶手段であって、画像毎に、画像とキーワードとを対応付けて記憶する記憶手段と、テンプレートに予め含まれているオブジェクトの属性情報から検索用キーワードを生成する生成手段と、前記検索用キーワードに対応するキーワードが対応付けられている画像を前記画像群から選択する選択手段と、を有する情報処理装置である。
請求項2に係る発明は、前記テンプレートには複数のオブジェクトが含まれており、前記生成手段は、前記複数のオブジェクトの中から前記テンプレートの主題を表す主題オブジェクトを特定し、前記主題オブジェクトの前記属性情報から前記検索用キーワードを生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に係る発明は、前記生成手段は、オブジェクトのサイズに基づいて前記主題オブジェクトを特定する、ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に係る発明は、前記生成手段は、テンプレートに予め含まれている画像オブジェクトであってユーザによって選択された画像オブジェクトの前記属性情報から前記検索用キーワードを生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に係る発明は、前記生成手段は、前記属性情報に含まれている単語群を抽出し、前記属性情報中における各単語の出現頻度に基づいて、前記検索用キーワードとして用いられる単語を決定する、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項6に係る発明は、前記属性情報には複数の項目が含まれており、各項目に単語群が含まれており、前記生成手段は、前記項目毎の重み係数と前記各単語の出現頻度とに基づいて前記各単語の優先度を決定し、前記優先度の高い単語から順に予め設定された数の単語、又は、前記優先度が閾値以上となる単語を、前記検索用キーワードとして採用する、ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7に係る発明は、前記複数の項目は、前記オブジェクトの名称が記述される名称項目と前記オブジェクトの説明が記述される説明項目であり、前記生成手段は、前記説明項目に含まれている単語よりも前記名称項目に含まれている単語を優先的に前記検索用キーワードとして採用する、ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
である。
請求項8に係る発明は、前記生成手段は、前記属性情報の中で編集が禁止されている情報から前記検索用キーワードを生成する、ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項9に係る発明は、前記選択された画像を前記テンプレートに合成する合成手段を更に有する、ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置である。
請求項10に係る発明は、画像群を記憶する記憶手段であって、画像毎に、画像とキーワードとを対応付けて記憶する記憶手段を有するコンピュータを、テンプレートに予め含まれているオブジェクトの属性情報から検索用キーワードを生成する生成手段、前記検索用キーワードに対応するキーワードが対応付けられている画像を前記画像群から選択する選択手段、として機能させるプログラムである。
請求項1,4,8,10に係る発明によると、入力された文書を用いて画像を検索する場合と比較して、テンプレートに適した画像が検索される。
請求項2,3に係る発明によると、入力された文書を用いて画像を検索する場合と比較して、テンプレートの主題に適した画像が検索される。
請求項5,6,7に係る発明によると、オブジェクトの特徴を表す検索用キーワードが生成される。
請求項9に係る発明によると、テンプレートに依拠した編集物が自動的に作成される。
本発明の実施形態に係るテンプレート管理システムを示すブロック図である。 本実施形態に係るテンプレート管理装置を示すブロック図である。 端末装置を示すブロック図である。 履歴情報の一例を示す図である。 画像管理テーブルの一例を示す図である。 テンプレートの一例を示す模式図である。 テンプレート編集画面の一例を示す図である。 オブジェクトのプロパティ情報の一例を示す図である。 単語リストと検索用キーワードリストの一例を示す図である。 重要度テーブルの一例を示す図である。 利用履歴管理テーブルの一例を示す図である。 キーワード設定画面の一例を示す図である。 本実施形態に係るテンプレート管理装置による処理の一例を示すフローチャートである。 変形例に係るテンプレート管理装置を示すブロック図である。 キャッチフレーズ管理テーブルの一例を示す図である。
図1には、本発明の実施形態に係る情報処理システムとしてのテンプレート管理システムの一例が示されている。テンプレート管理システムは、情報処理装置としてのテンプレート管理装置10と端末装置12とを含む。テンプレート管理装置10と端末装置12は、ネットワーク等の通信経路Nに接続されている。図1に示す例では、1つの端末装置12が通信経路Nに接続されているが、複数の端末装置12が通信経路Nに接続されていてもよい。
テンプレート管理装置10は、編集物を作成するためのテンプレートを管理し、要求に応じて、テンプレートを提供する機能を備えている。編集物は、例えば、チラシ、広告、ダイレクトメール(DM)、ポスター、はがき、カタログ、その他の文書、その他の画像、等である。テンプレートは、その編集物を作成するための雛型のデータである。また、テンプレート管理装置10は、他の装置との間でデータを送受信する機能を備えている。
端末装置12は、PC(パーソナルコンピュータ)、タブレットPC、スマートフォン、携帯電話等の装置であり、他の装置との間でデータを送受信する機能を備えている。端末装置12は、例えば、テンプレートを利用して編集物を作成するときに使用される装置である。
本実施形態に係るテンプレート管理システムにおいては、テンプレートの編集時に、例えば、テンプレートのデータがテンプレート管理装置10から端末装置12に送信され、そのテンプレートが端末装置12に表示される。端末装置12を利用してユーザによって編集指示が与えられると、テンプレート管理装置10又は端末装置12において、その編集指示に従ってテンプレートが編集される。
なお、端末装置12がテンプレート管理装置10に組み込まれて、テンプレート管理装置10と端末装置12が物理的に一体化された装置であってもよい。
以下、テンプレート管理装置10の構成について詳しく説明する。図2には、テンプレート管理装置10の構成が示されている。
通信部14は通信インターフェースであり、通信経路Nを介して、他の装置にデータを送信する機能、及び、他の装置からデータを受信する機能を備えている。例えば、通信部14によって、テンプレートのデータが端末装置12に送信される。
テンプレート格納部16はハードディスク等の記憶装置であり、テンプレートのデータを記憶する。例えば、デザインの異なる複数種類のテンプレートが予め作成され、それら複数のテンプレートのデータがテンプレート格納部16に予め記憶されている。各テンプレートには、当該テンプレートを識別するためのテンプレート識別情報(例えば、テンプレートID、テンプレート名称)が対応付けられている。テンプレートは、例えば、背景領域と、画像が表示される画像表示領域と、文字列が表示される文字列表示領域とを含む。背景領域や画像表示領域には、画像や図形等が表示される。文字列表示領域として、例えば、タイトル(表題)に関する文字列が入力されるタイトル表示領域、キャプション(説明文等)に関する文字列が入力されるキャプション表示領域、詳細説明に関する文字列が入力される詳細内容表示領域、等が、テンプレートに含まれている。
テンプレートには、サンプル情報としてのサンプルオブジェクトが予め設定されている。サンプルオブジェクトは、例えば、サンプルとして予め作成された文字列(文字列オブジェクト)や画像(画像オブジェクト)等である。サンプルオブジェクトとして、文字列オブジェクトと画像オブジェクトの両方が用いられてもよいし、いずれか一方が用いられてもよい。テンプレートにおいて、例えば、文字列オブジェクトが文字列表示領域に予め入力されていてもよいし、画像オブジェクトが画像表示領域に予め設定されていてもよい。サンプルオブジェクトは、ユーザによる編集が許可された情報であり、サンプルオブジェクトが編集されることにより、テンプレートに依拠した編集物が作成される。また、テンプレートには、ユーザによる編集が禁止された領域が含まれていてもよい。
サンプルオブジェクトには、当該サンプルオブジェクトの内容を示すプロパティ情報(属性情報)が対応付けられている。プロパティ情報には、例えば、サンプルオブジェクトの名称を示す情報、サンプルオブジェクトの説明を示す情報、等が含まれている。
テンプレートの編集時には、ユーザが端末装置12を利用することにより、画像表示領域や文字列表示領域の内容が編集される。なお、編集には、情報の変更や追加等が含まれる。文字列表示領域については、例えば、文字列の入力、文字列の変更、フォントの設定、文字列のサイズの設定、文字の色の設定、文字の配置位置の変更、等が実行される。画像表示領域については、例えば、画像の追加、画像の変更、画像サイズの変更、画像の配置位置の変更、等が実行される。また、画像表示領域や文字列表示領域の位置が変更されてもよい。このような編集操作により、テンプレートに依拠した編集物が作成される。
履歴情報格納部18はハードディスク等の記憶装置であり、テンプレートの利用履歴等を示す情報を記憶する。
テンプレート管理部20は、テンプレートの追加、削除、編集、利用履歴の管理及び表示処理等を行う機能を備えている。テンプレート管理部20は、例えば、新たに登録されたテンプレートのデータをテンプレート格納部16に記憶させる。また、テンプレート管理部20は、テンプレートを端末装置12に表示させる機能を備えている。テンプレート管理部20は、例えば、テンプレートのサムネイル画像(縮小画像)を端末装置12に表示させる機能、及び、指定されたテンプレートを端末装置12に表示させる機能、等を備えている。また、テンプレート管理部20は、テンプレートの利用履歴を管理し、その利用履歴に関する情報を履歴情報格納部18に記憶させる。
画像格納部22はハードディスク等の記憶装置であり、複数の画像データを記憶する。例えば、複数種類の画像データが予め作成され、それら複数の画像データが画像格納部22に予め記憶されている。各画像データには、その画像の特徴を表す1又は複数の画像キーワードが予め対応付けられている。画像格納部22には、画像データと画像キーワードとの対応付けを示す画像管理情報が記憶されている。
単語抽出部24は、テンプレートに含まれているサンプルオブジェクトのプロパティ情報から、単語群を抽出する機能を備えている。単語抽出部24は、例えば、プロパティ情報に含まれている名称を示す情報や説明を示す情報から単語群を抽出する。単語抽出部24は、例えば、プロパティ情報に含まれている文字列を名詞群等の単語群に分割し、各単語を抽出する。単語抽出部24は、テンプレートに含まれている全サンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出してもよいし、ユーザによって指定されたサンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出してもよい。
別の例として、単語抽出部24は、テンプレートに含まれている複数のサンプルオブジェクトの中から当該テンプレートの主題を表す主題オブジェクトを特定し、当該主題オブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出してもよい。主題オブジェクトは、テンプレートの特徴を表すサンプルオブジェクトであり、テンプレートのデザインに与える影響が最も大きいサンプルオブジェクトであると言える。単語抽出部24は、例えば、サンプルオブジェクトのサイズ(寸法)に基づいて主題オブジェクトを特定してもよい。
キーワード生成部26は、単語抽出部24によって抽出された単語群に基づいて、画像を検索するための1又は複数の検索用キーワードを生成する機能を備えている。キーワード生成部26は、例えば、各単語の出現頻度に基づいて、抽出された単語群の中から検索用キーワードとして用いられる1又は複数の単語を決定する。例えば、出現頻度が予め設定された順位以上の単語、又は、出現頻度が閾値以上となる単語が、検索用キーワードとして用いられてもよい。キーワード生成部26は、抽出された各単語の重み係数と出現頻度に基づいて、検索用キーワードとして用いられる単語を決定してもよい。
画像検索部28は、キーワード生成部26によって生成された検索用キーワードを用いて画像を検索する機能を備えている。画像検索部28は、例えば、検索用キーワードに一致する画像キーワードが対応付けられている画像データを画像格納部22から取得する。単語抽出部24、キーワード生成部26及び画像検索部28については、後で詳しく説明する。
オブジェクト合成部30は、画像検索部28によって検索された画像をテンプレートに合成する機能を備えている。オブジェクト合成部30は、例えば、ユーザによって選択された画像オブジェクトに替えて、検索された画像をテンプレートに合成する。
制御部32は、テンプレート管理装置10の各部の動作を制御する機能を備えている。
以下、端末装置12の構成について詳しく説明する。図3には、端末装置12の構成が示されている。
通信部34は通信インターフェースであり、通信経路Nを介して、他の装置にデータを送信する機能、及び、他の装置からデータを受信する機能を備えている。記憶部36はハードディスク等の記憶装置であり、プログラムやデータ等を記憶する。UI部38はユーザインターフェースであり、表示部と操作部を含む。表示部は、例えば液晶ディスプレイ等の表示装置であり、操作部は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置である。制御部40は端末装置12の各部の動作を制御する機能を備えている。
以下、図4を参照して、テンプレートの利用履歴等について説明する。図4の(A)には、テンプレート管理テーブルの一例が示されている。テンプレート管理テーブルはテンプレート管理部20によって作成され、そのデータは履歴情報格納部18に記憶されている。テンプレート管理テーブルにおいては、テンプレートIDと基本テンプレートIDとが対応付けられている。テンプレートIDは、テンプレートを識別するための情報である。基本テンプレートIDは、基本テンプレートを識別するための情報である。例えば、テンプレートに基づいて編集物が作成され、その編集物が新たなテンプレートとして登録される場合がある。この場合、元のテンプレートが基本テンプレート(親テンプレート)に該当し、新たなテンプレートが、その基本テンプレートを基準とした子テンプレートに該当する。テンプレート管理テーブルを参照することにより、テンプレートの親子関係が特定される。例えば、テンプレートIDが「1」のテンプレートは基本テンプレートに該当し、テンプレートIDが「3」のテンプレートは、テンプレートIDが「1」のテンプレートに基づいて作成されたテンプレートである。テンプレートが作成される度に、そのテンプレートのテンプレートIDがテンプレート管理部20によってテンプレート管理テーブルに追加される。
図4の(B)には、テンプレート利用ログテーブルの一例が示されている。テンプレート利用ログテーブルはテンプレート管理部20によって作成され、そのデータは履歴情報格納部18に記憶される。テンプレート利用ログテーブルにおいては、テンプレートIDと、検索IDと、テンプレート利用日時を示す情報と、が対応付けられている。検索IDは、テンプレートに対応付けられている情報であり、当該テンプレートを検索するための情報である。テンプレート利用日時は、テンプレートが利用された日時である。テンプレートが利用される度に、そのテンプレートのテンプレートID、検索ID及びテンプレート利用日時を示す情報が、テンプレート管理部20によってテンプレート利用ログテーブルに追加される。
図4の(C)には、検索ログテーブルの一例が示されている。検索ログテーブルはテンプレート管理部20によって作成され、そのデータは履歴情報格納部18に記憶される。検索ログテーブルにおいては、検索IDと検索用キーワードとが対応付けられている。この検索用キーワードは、テンプレートを検索するためのキーワードである。例えば、検索IDには、キーワード「紅葉」と「葉」が対応付けられている。このキーワードが用いられることにより、対応するテンプレートが検索される。
以下、図5を参照して、画像格納部22に記憶されている画像管理情報について説明について説明する。図5には、画像管理情報としての画像管理テーブルの一例が示されている。画像管理テーブルのデータは画像格納部22に記憶されている。画像管理テーブルにおいては、画像IDと、画像キーワードと、格納場所を示す情報と、が対応付けられている。画像IDは、画像格納部22に記憶されている画像を識別するための情報である。画像キーワードは、画像の特徴を表すキーワードである。画像キーワードは、名詞等の単語であってもよいし、複数の文字を含む文字列であってもよい。また、1つの画像に、1つの画像キーワードが対応付けられていてもよいし、複数の画像キーワードが対応付けられてもよい。格納場所を示す情報は、画像データの格納先を示すアドレス情報である。画像キーワードは、例えば、画像の作成者等によって作成される。例えば、画像IDが「1」の画像には、画像キーワード「桜」と「春」が対応付けられている。新たな画像データがテンプレート管理装置10に登録される度に、その画像データの画像ID、画像キーワード及び格納場所を示す情報が、画像管理テーブルに追加される。なお、画像管理テーブルは、例えば制御部32によって作成される。
以下、テンプレートについて詳しく説明する。図6には、テンプレートの一例が示されている。テンプレート42には、背景領域と文字列表示領域と画像表示領域とが含まれている。背景領域と各画像表示領域には、サンプルとしての画像オブジェクト50,52等が予め入力されており、各文字列表示領域にはサンプルとしての文字列オブジェクト44,46,48等が予め入力されている。
例えば、ユーザが端末装置12を利用してテンプレート管理装置10にログインすると、テンプレート選択画面のデータがテンプレート管理装置10から端末装置12に送信され、端末装置12のUI部38にテンプレート選択画面が表示される。そのテンプレート選択画面には、例えば、テンプレート管理装置10に登録されているテンプレートの一覧が表示される。その一覧の中からテンプレート42がユーザによって選択されると、テンプレート42が端末装置12のUI部38に表示される。端末装置12においては、ユーザによって、文字列表示領域に文字列が入力され、画像表示領域に画像が入力される。または、サンプルとしての文字列オブジェクトが編集されたり、画像オブジェクトが他の画像に変更されたりする。これにより、テンプレートに依拠した編集物が作成される。
図7には、テンプレート編集画面の一例が示されている。テンプレートの編集時に、テンプレート編集画面のデータがテンプレート管理装置10から端末装置12に送信され、端末装置12のUI部38にテンプレート編集画面が表示される。テンプレート編集画面には、例えば、ユーザによって指定されたテンプレート42、テンプレート42のサムネイル画像54、テンプレートの説明欄56、及び、オブジェクト欄58が表示される。テンプレートの説明欄56には、テンプレート42の特徴が記述されている。オブジェクト欄58には、テンプレート42に含まれているサンプルオブジェクトの名称の一覧が表示されている。ユーザがUI部38を使用して、オブジェクト欄58内に表示されているサンプルオブジェクトの名称を指定すると、そのサンプルオブジェクトのプロパティ情報がUI部38に表示される。このテンプレート編集画面においてテンプレートが編集される。
図8には、サンプルオブジェクトのプロパティ情報の一例が示されている。このプロパティ情報は、一例として画像オブジェクトのプロパティ情報である。プロパティ情報には、例えば名前項目(名称項目)と説明項目が含まれている。名前項目には、画像オブジェクトの名前(名称)を示す文字列が記述されており、説明項目には、画像オブジェクトの説明を示す文字列が記述されている。名前や説明は、例えば、デザイナー等のテンプレート作成者によって予め作成される。図8に示す例では、画像オブジェクトの名前は「紅葉」であり、その説明として、文字列「もみじやイチョウなど紅葉した葉の写真やイラスト、複数の葉の画像が望ましい」がプロパティ情報に含まれている。説明項目には、例えば、当該テンプレートの作成者の意図を示す文字列が規定されている場合もある。ユーザによるプロパティ情報の編集は許可されてもよいし、禁止されてもよい。プロパティ情報に含まれる項目毎に、編集が許可又は禁止されてもよい。つまり、名称項目の編集が許可又は禁止されてもよいし、説明項目の編集が許可又は禁止されてもよい。例えば、符号60で示すチェック欄が予め指定されている場合、名称項目及び説明項目の中の少なくとも1つの項目の編集が禁止される。文字列オブジェクトのプロパティ情報にも、例えば、名前項目と説明項目が含まれており、各項目に文字列が記述されている。
ここで、単語抽出部24による処理について説明する。単語抽出部24は、プロパティ情報から、名前項目に含まれている単語群と説明項目に含まれている単語群を抽出する。図8に示す例では、名前項目から単語「紅葉」が抽出される。また、説明項目に含まれている文字列が名詞群等の単語群に分割され、単語「もみじ」、「イチョウ」、「紅葉」、「葉」、「写真」等が抽出される。抽出された単語群の中から検索用キーワードが生成される。
以下、図9を参照して、検索用キーワードの生成処理について説明する。図9には、単語リストと検索用キーワードリストの一例が示されている。図9の(A)、(B)には、図8に示されているプロパティ情報から抽出された単語群が示されている。図9の(A)には名前単語リストの一例が示されており、図9の(B)には説明文単語リストの一例が示されている。名前単語リストは、名前項目から抽出された単語群を示すリストであり、説明文単語リストは、説明項目から抽出された単語群を示すリストである。名前単語リストと説明文単語リストにおいては、単語と、出現頻度と、重み係数と、が対応付けられている。名前単語リスト中の単語は、名前項目に含まれている単語であり、説明文単語リスト中の単語は、説明項目に含まれている単語である。名前単語リスト中の出現頻度は、名前項目における単語の出現回数であり、説明文単語リスト中の出現頻度は、説明文項目における単語の出現回数である。この出現頻度は、単語抽出部24によってカウントされる。重み係数は、単語の重要度を示す係数である。プロパティ情報に含まれている名前は、サンプルオブジェクトの主題つまりサンプルオブジェクトの特徴を表していると想定される。それ故、名前項目に含まれている単語の重み係数は、説明項目に含まれている単語の重み係数よりも大きな値に設定される。一例として、名前項目に含まれる単語の重み係数は「2」であり、説明項目に含まれる単語の重み係数は「1」である。また、画像に関する単語は除外されてもよい。例えば、「画像」、「イラスト」、「写真」等の単語は、画像に関する単語であるため、除外される。図9の(B)に示す例では、単語「写真」の重み係数が「0」に設定されている。
図9の(C)には、検索用キーワードリストの一例が示されている。この検索用キーワードリストは、キーワード生成部26によって、名前単語リストと説明文単語リストとに基づいて作成されたリストである。検索用キーワードリストにおいては、単語と優先度とが対応付けられている。単語は、名前単語リストと説明文単語リストとから抽出された単語である。優先度は、単語の重み係数に基づいて決定される値である。キーワード生成部26は、名前単語リストと説明文単語リストに含まれている各単語の出現頻度に重み係数を乗算し、同一単語の乗算結果の総和を演算する。この総和が優先度である。具体例を挙げて説明すると、名前単語リストに含まれている単語「紅葉」の出現頻度「1」に重み係数「2」が乗算され、説明文単語リストに含まれている単語「紅葉」の出現頻度「1」に重み係数「1」が乗算され、それらの乗算結果の総和(3=2+1)が演算される。総和「3」が、単語「紅葉」の優先度として用いられる。別の例で説明すると、単語「葉」の出現頻度は「2」であり、重み係数は「1」であるため、単語「葉」の優先度は「2」になる。この演算の結果として、検索用キーワードリストが作成される。キーワード生成部26は、例えば、優先度の高い単語から順に上位N個の単語を検索用キーワードとして採用する。Nはゼロ(0)以外の正の整数(1,2,3,・・・)である。値Nは、予め決定された値であってもよいし、テンプレートの作成者やユーザ等によって変更されてもよい。例えば、値Nとして「2」が用いられる場合、単語「紅葉」と「葉」が検索用キーワードに採用される。この場合、画像キーワード「紅葉」が対応付けられている画像データと、画像キーワード「葉」が対応付けられている画像データが、画像格納部22から取得される。別の例として、キーワード生成部26は、優先度が閾値以上となる単語を検索用キーワードとして採用してもよい。閾値は、予め決定された値であってもよいし、テンプレートの作成者やユーザ等によって変更されてもよい。例えば、閾値として「2」が用いられる場合、単語「紅葉」と「葉」が検索用キーワードとして採用される。
なお、単語の重み係数が用いられなくてもよい。この場合、キーワード生成部26は、個々の単語毎に出現頻度の総和を優先度として演算する。例えば、単語「紅葉」の優先度は、名前項目における出現頻度「1」と説明項目における出現頻度「1」との和「2」である。
以下、主題オブジェクトのプロパティ情報を用いて検索用キーワードを生成する処理について説明する。まず、主題オブジェクトの特定処理について説明する。単語抽出部24は、個々のサンプルオブジェクト毎に、テンプレートの全面積に対するサンプルオブジェクトの面積の割合を演算し、その割合に基づいてサンプルオブジェクトの重要度を決定する。割合が大きいほど高い重要度が与えられる。図10の(A)には、重要度テーブルの一例が示されている。重要度テーブルは単語抽出部24によって作成される。重要度テーブルにおいては、オブジェクトIDと、テンプレートに占める割合を示す情報と、重要度と、が対応付けられている。オブジェクトIDは、サンプルオブジェクトを識別するための情報であり、サンプルオブジェクトに対応付けられている。テンプレートに占める割合は、テンプレートの全面積に対する当該サンプルオブジェクトの面積の割合(%)である。重要度は、その割合に基づいて決定される値である。例えば、割合が100%の場合、重要度は「1」となり、割合が30%の場合、割合は「0.3」となる。重要度が最も高いサンプルオブジェクトが、主題オブジェクトに該当する。面積の割合が最大となるサンプルオブジェクトは、テンプレートの特徴を表しており、テンプレートのデザインに与える影響が最も大きいと言える。それ故、面積の割合が最大となるサンプルオブジェクトが主題オブジェクトとして決定される。図10の(A)に示す例では、オブジェクトIDが「1」のサンプルオブジェクトが主題オブジェクトに該当する。
別の例として、各サンプルオブジェクトが重なっている場合、単語抽出部24は、各サンプルオブジェクトの表示順序(重なり)に基づき、個々のサンプルオブジェクト毎に、テンプレートにおいて表示されている部分の面積の割合を演算し、その割合に基づいてサンプルオブジェクトの重要度を決定してもよい。これにより、実際に見えている部分の割合に基づいて重要度が決定され、テンプレートのデザインに与えるサンプルオブジェクトの影響がより適正に評価される。図10の(B)には、この処理によって得られた重要度テーブルの一例が示されている。図10の(B)に示す例では、オブジェクトIDが「1」のサンプルオブジェクトが主題オブジェクトに該当する。
主題オブジェクトが特定された場合、単語抽出部24は、主題オブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出し、キーワード生成部26は、その単語群から検索用キーワードを生成する。例えば、オブジェクトIDが「1」のサンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群が抽出され、その単語群から検索用キーワードが生成される。上述した検索用キーワードの生成処理と同様に、個々の単語毎に、出現頻度と重み係数とが乗算され、同一の乗算結果の総和が優先度として演算される。優先度の高い単語から順に上位N個の単語が検索用キーワードとして採用されてもよいし、優先度が閾値以上となる単語が検索用キーワードとして採用されてもよい。主題オブジェクトのプロパティ情報を用いることにより、テンプレートの特徴を表しているサンプルオブジェクトから検索用キーワードが抽出される。この検索用キーワードは、このテンプレートの特徴を表しているキーワードであると言える。
別の例として、テンプレートの検索履歴に基づいて検索用キーワードが生成されてもよい。この処理について、図11を参照して説明する。図11には、利用履歴管理テーブルの一例が示されている。利用履歴管理テーブルはテンプレート管理部20によって作成され、そのデータは履歴情報格納部18に記憶される。利用履歴管理テーブルにおいては、単語と利用回数とが対応付けられている。単語は、テンプレートを検索するために用いられたキーワードである。利用回数は、キーワードとして利用された回数である。キーワード生成部26は、例えば、利用回数の高い単語から順に上位N個の単語を検索用キーワードとして採用してもよいし、利用回数が閾値以上となる単語を検索用キーワードとして採用してもよい。
更に別の例として、単語抽出部24は、文字列オブジェクトから単語群を抽出し、キーワード生成部26は、その単語群から検索用キーワードを生成してもよい。この場合も、単語の出現頻度と重み係数とに基づいて優先度が決定され、その優先度に従って検索用キーワードが決定される。
以下、図12を参照して、キーワード設定画面について説明する。図12には、キーワード設定画面の一例が示されている。キーワード設定画面のデータは、テンプレート管理装置10から端末装置12に送信され、端末装置12のUI部38にキーワード設定画面が表示される。ユーザがUI部38を利用することにより、キーワード設定画面においてキーワード生成条件が設定される。具体的には、検索用キーワードの数、主題オブジェクトの利用の有無、文字列オブジェクト(テキストオブジェクト)の利用の有無、テンプレートの検索履歴の利用の有無、等が設定される。このキーワード生成条件に従って検索用キーワードが生成される。
以下、図13を参照して、テンプレート管理装置10による処理について説明する。図13は、その処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザが端末装置12を利用してテンプレート管理装置10にログインすると、端末装置12のUI部38にテンプレート選択画面が表示される。ユーザはUI部38を利用して、テンプレート選択画面に表示されているテンプレートの一覧の中から目的のテンプレートを選択する(S01)。選択されたテンプレートはUI部38に表示される。例えば、図6に示されているテンプレート42が選択されたものとする。UI部38には、図7に示されているテンプレート編集画面が表示される。
次に、ユーザはUI部38を利用して、テンプレートに含まれている複数のオブジェクトの中から、変更対象の画像オブジェクトを選択する(S02)。例えば、テンプレート42中の画像オブジェクト52が選択されたものとする。
次に、単語抽出部24は、画像オブジェクト52のプロパティ情報から単語群を抽出し(S03)、キーワード生成部26は、抽出された単語群から検索用キーワードを生成する(S04)。これにより、画像オブジェクト52の特徴を表す検索用キーワードが生成される。画像検索部28は、その検索用キーワードに一致する画像キーワードが対応付けられている画像データを検索し、その画像データを画像格納部22から取得する(S05)。これにより、画像オブジェクト52と共通の特徴を有する画像が検索さされる。
例えば、図8に示されているプロパティ情報が、画像オブジェクト52のプロパティ情報であるとする。この場合、図9の(A)、(B)に示されている名前単語リストと説明文単語リストに含まれている単語群が抽出され、図9の(C)に示されている検索用キーワードリストが作成される。例えば、優先度の高い単語から順に上位N個の単語が検索用キーワードとして採用されてもよいし、優先度が閾値以上となる単語が検索用キーワードとして採用されてもよい。一例として、単語「紅葉」と「葉」が検索用キーワードとして採用されたものとする。この場合、単語「紅葉」が対応付けられている画像データと単語「葉」が対応付けられている画像キーワードが、画像格納部22から取得される。または、単語「紅葉」と「葉」の両方が対応付けられている画像データが取得されてもよい。
別の例として、単語抽出部24は、テンプレート42に含まれている全サンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出し(S03)、キーワード生成部26は、抽出された単語群から検索用キーワードを生成してもよい(S04)。これにより、全サンプルオブジェクトの特徴が反映された検索用キーワードが作成される。この検索用キーワードを用いることにより、全サンプルオブジェクトと共通の特徴を有する画像が検索される。
別の例として、単語抽出部24は、テンプレート42における主題オブジェクトを特定し、その主題オブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出し(S03)、キーワード生成部26は、抽出された単語群から検索用キーワードを生成してもよい(S04)。主題オブジェクトはテンプレート42の特徴を表していると評価されるため、テンプレート42のデザインの特徴を表す検索用キーワードが生成される。例えば、図8に示されている画像オブジェクト50が主題オブジェクトとして特定されたものとする。この場合、画像オブジェクト50のプロパティ情報から単語群が抽出され、その単語群から検索用キーワードが生成される。この検索用キーワードを用いることにより、主題オブジェクトと共通の特徴を有する画像、つまりテンプレート42と共通の特徴を有する画像が検索される。
単語抽出部24は、ユーザによって選択された画像オブジェクト52のプロパティ情報から単語群を抽出するとともに、主題オブジェクトとしての画像オブジェクト50のプロパティ情報から単語群を抽出してもよい(S03)。この場合、キーワード生成部26は、画像オブジェクト52のプロパティ情報から抽出された単語群から検索用キーワードを生成し、画像オブジェクト50のプロパティ情報から抽出された単語群から検索用キーワードを生成する(S04)。画像検索部28は、両方の検索用キーワードを用いて画像データを検索する(S05)。または、キーワード生成部26は、画像オブジェクト52のプロパティ情報から抽出された単語群と、画像オブジェクト50のプロパティ情報から抽出された単語群と、を含む単語群から、検索用キーワードを生成してもよい。
別の例として、単語抽出部24は、ユーザによって選択された画像オブジェクト52のプロパティ情報から単語群を抽出するとともに、テンプレート42に含まれる文字列オブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出してもよい(S03)。図6に示す例では、文字列オブジェクト44,46,48のプロパティ情報から単語群が抽出される。キーワード生成部26は、画像オブジェクト52のプロパティ情報から抽出された単語群から検索用キーワードを生成し、文字列オブジェクト44,46,48のプロパティ情報から抽出された単語群から検索用キーワードを生成する(S04)。画像検索部28は、両方の検索用キーワードを用いて画像データを検索する(S05)。これにより、画像オブジェクト52と共通の特徴を有する画像が検索されるとともに、文字列オブジェクト44,46,48に入力されている文字列の意味から得られる印象と共通の印象を有する画像が検索される。または、キーワード生成部26は、画像オブジェクト52のプロパティ情報から抽出された単語群と、文字列オブジェクト44,46,48のプロパティ情報から抽出された単語群と、を含む単語群から、検索用キーワードを生成してもよい。
別の例として、テンプレートの検索履歴に基づいて検索用キーワードが生成されてもよい。
キーワード生成条件はユーザによって設定されてもよい。例えば、図12に示されているキーワード設定画面においてキーワード生成条件が設定され、そのキーワード生成条件に従って検索用キーワードが生成される。ユーザによってキーワード生成条件が設定されない場合には、デフォルトのキーワード生成条件に従って検索用キーワードが生成されてもよい。例えば、ユーザによって選択された画像オブジェクト52のプロパティ情報から単語群が抽出され、その単語群から検索用キーワードが生成される。
検索された画像と検索用キーワードは、端末装置12のUI部38に表示される(S06)。複数の画像が検索された場合、それら複数の画像が表示される。
ユーザがUI部38を利用して、検索された1又は複数の画像の中から画像を選択すると、オブジェクト合成部30は、選択された画像を、画像オブジェクト52の替わりにテンプレート42に合成する(S07)。これにより、編集物が自動的に作成される。
なお、画像の再検索が行われてもよい。例えば、ユーザがUI部38を利用して、プロパティ情報に文字列を追加する。この場合、その文字列を含むプロパティ情報から単語群が抽出され、その単語群から検索用キーワードが生成される。この検索用キーワードを用いて画像が検索される。
別の例として、画像格納部22以外の画像格納部を対象として画像を検索してもよい。例えば、通信経路Nに接続されている画像サーバ等の外部装置において画像を検索してもよい。
更に別の例として、ユーザがUI部38を利用して新たなキーワードを追加してもよい。この場合、ステップS04の処理によって生成された検索用キーワードと新たに追加されたキーワードを用いて、画像が検索される。
次に、ユーザがUI部38を利用して、テンプレート42内の他のオブジェクトを編集する。これにより、テンプレート42に依拠した編集物が作成される。
以上のように、本実施形態では、テンプレートに予め設定されたサンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群が抽出され、その単語群から検索用キーワードが生成される。これにより、テンプレートのデザインの特徴を表す検索用キーワードが生成される。その検索用キーワードを用いて画像を検索することにより、ユーザによって入力された文書(文字列)を用いて画像を検索する場合と比較して、テンプレートに適した画像が検索される。また、主題オブジェクトのプロパティ情報を用いることにより、テンプレートの主題に適した画像が検索される。
また、画像に関する単語を除外することにより、テンプレートのデザインの特徴とは関係の無い又は関係性の低い単語が除外される。これにより、画像に関する単語を除外しない場合と比較して、テンプレートのデザインの特徴をより的確に表す検索用キーワードが生成され、テンプレートに適さない画像が検索され難くなる。
また、プロパティ情報において編集が禁止された項目は、テンプレート作成者の意図が比較的強く反映されていると想定される。それ故、その項目に含まれている単語を用いて検索用キーワードを生成して画像を検索することにより、テンプレート作成者の意図に適合し易い画像が検索される。
なお、単語抽出部24は、ユーザによって選択された画像オブジェクト52のプロパティ情報と類似するプロパティ情報を有するサンプルオブジェクトを特定し、そのサンプルオブジェクトのプロパティ情報から単語群を抽出してもよい。キーワード生成部26は、その単語群から検索用キーワードを生成する。そのサンプルオブジェクトは、ユーザによって選択されたテンプレートに含まれているオブジェクトであってもよいし、他のテンプレートに含まれているオブジェクトであってもよい。類似するプロパティ情報は、例えば、単語群の一致度が閾値以上となるプロパティ情報である。
また、画像検索部28は、ユーザによって選択されたテンプレートにおいて、過去に利用された画像の利用回数に基づいて、画像を検索してもよい。例えば、各画像データに利用回数を示す情報が対応付けられている。画像検索部28は、例えば、利用回数が閾値以上となる画像データを検索し、その画像データを画像格納部22から取得する。この画像も検索結果として端末装置12のUI部38に表示される。これにより、利用実績のある画像がユーザに提供される。
以下、変形例に係るテンプレート管理装置について説明する。図14には、変形例に係るテンプレート管理装置の一例が示されている。変形例に係るテンプレート管理装置10Aは、キャッチフレーズ格納部62を含む。キャッチフレーズ格納部62以外の構成は、図2に示されているテンプレート管理装置10の構成と同じである。
キャッチフレーズ格納部62はハードディスク等の記憶装置であり、キャッチフレーズのデータを記憶する。キャッチフレーズは、テンプレートの作成者等によって予め作成された文字列であり、テンプレートに挿入される文字列である。各キャッチフレーズのデータには、キャッチフレーズの特徴を表す1又は複数のフレーズキーワードが予め対応付けられている。
図15には、キャッチフレーズ管理テーブルの一例が示されている。このキャッチフレーズ管理テーブルは、例えば制御部32によって作成され、そのデータはキャッチフレーズ格納部62に記憶されている。キャッチフレーズ管理テーブルにおいては、フレーズIDと、フレーズキーワードと、キャッチフレーズと、が対応付けられている。フレーズIDは、キャッチフレーズを識別するための情報である。フレーズキーワードは、キャッチフレーズの特徴を表すキーワードである。
変形例においては、キーワード生成部26によって検索用キーワードが生成されると、制御部32は、その検索用キーワードと一致するフレーズキーワードが対応付けられているキャッチフレーズを検索し、そのキャッチフレーズのデータをキャッチフレーズ格納部62から取得する。例えば、検索用キーワードが「秋」である場合、キャッチフレーズとしての「秋物最終セール!」が取得される。検索された1又は複数のキャッチフレーズは、端末装置12のUI部38に表示される。例えば、ユーザがUI部38を用いて、テンプレート中の文字列オブジェクトを指定し、検索された1又は複数のキャッチフレーズの中からキャッチフレーズを指定した場合、オブジェクト合成部30は、指定された文字列オブジェクトに指定されたキャッチフレーズを入力する。これにより、統一感のある編集物が作成される。
上記のテンプレート管理装置10は、一例としてハードウェア資源とソフトウェアとの協働により実現される。具体的には、テンプレート管理装置10は、図示しないCPU等のプロセッサを備えている。当該プロセッサが、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、テンプレート管理装置10の各部の機能が実現される。上記プログラムは、CDやDVD等の記録媒体を経由して、又は、ネットワーク等の通信経路を経由して、記憶装置に記憶される。または、テンプレート管理装置10の各部は、例えばプロセッサや電子回路等のハードウェア資源により実現されてもよい。その実現においてメモリ等のデバイスが利用されてもよい。別の例として、テンプレート管理装置10の各部は、DSP(Digital Signal Processor)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって実現されてもよい。
10 テンプレート管理装置、16 テンプレート格納部、18 履歴情報格納部、20 テンプレート管理部、22 画像格納部、24 単語抽出部、26 キーワード生成部、28 画像検索部、30 オブジェクト合成部。

Claims (10)

  1. 画像群を記憶する記憶手段であって、画像毎に、画像とキーワードとを対応付けて記憶する記憶手段と、
    テンプレートに予め含まれているオブジェクトの属性情報から検索用キーワードを生成する生成手段と、
    前記検索用キーワードに対応するキーワードが対応付けられている画像を前記画像群から選択する選択手段と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記テンプレートには複数のオブジェクトが含まれており、
    前記生成手段は、前記複数のオブジェクトの中から前記テンプレートの主題を表す主題オブジェクトを特定し、前記主題オブジェクトの前記属性情報から前記検索用キーワードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生成手段は、オブジェクトのサイズに基づいて前記主題オブジェクトを特定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記生成手段は、テンプレートに予め含まれている画像オブジェクトであってユーザによって選択された画像オブジェクトの前記属性情報から前記検索用キーワードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、前記属性情報に含まれている単語群を抽出し、前記属性情報中における各単語の出現頻度に基づいて、前記検索用キーワードとして用いられる単語を決定する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記属性情報には複数の項目が含まれており、各項目に単語群が含まれており、
    前記生成手段は、前記項目毎の重み係数と前記各単語の出現頻度とに基づいて前記各単語の優先度を決定し、前記優先度の高い単語から順に予め設定された数の単語、又は、前記優先度が閾値以上となる単語を、前記検索用キーワードとして採用する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記複数の項目は、前記オブジェクトの名称が記述される名称項目と前記オブジェクトの説明が記述される説明項目であり、
    前記生成手段は、前記説明項目に含まれている単語よりも前記名称項目に含まれている単語を優先的に前記検索用キーワードとして採用する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記生成手段は、前記属性情報の中で編集が禁止されている情報から前記検索用キーワードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記選択された画像を前記テンプレートに合成する合成手段を更に有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 画像群を記憶する記憶手段であって、画像毎に、画像とキーワードとを対応付けて記憶する記憶手段を有するコンピュータを、
    テンプレートに予め含まれているオブジェクトの属性情報から検索用キーワードを生成する生成手段、
    前記検索用キーワードに対応するキーワードが対応付けられている画像を前記画像群から選択する選択手段、
    として機能させるプログラム。
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