JP2017037373A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定する技術と比較して、文書集合の遷移にしたがって、その文書集合に含まれている文書のアクセス権をまとめて設定するようにした情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置の取得手段は、文書と文書集合の関連付けを示す情報を用いて、対象としている文書が属している文書集合を取得し、遷移手段は、文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させ、設定手段は、文書毎の状態と該文書のアクセス権を定義した情報を用いて、前記遷移した状態に対応するアクセス権を、前記文書集合内の文書に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、文書のライフサイクル間の関係を管理することを課題とし、ライフサイクル定義DBは、文書が取り得る複数の状態と文書の状態遷移の条件とを定義するライフサイクル定義を記憶し、文書管理装置のライフサイクル定義処理部の生成登録部は、ライフサイクル定義DB中の指定されたライフサイクル定義における複数の状態のうち少なくとも1つについて、当該状態に含まれる複数の下位状態を定義する情報と、これらの複数の下位状態の状態遷移条件を表す情報と、を生成し、さらに、生成登録部は、指定されたライフサイクル定義に含まれる情報とともに生成した下位状態に関する情報を含む新たなライフサイクル定義を生成し、指定されたライフサイクル定義の下位ライフサイクル定義としてライフサイクル定義DBに登録することが開示されている。
特許文献2には、管理対象文書を、公開先として指定した組織とともに、閲覧が必要な関連組織にも効率的に設定するための文書管理システム及び文書管理方法を提供することを課題とし、文書管理システムの制御部は、ユーザー端末から文書登録依頼を受信すると、管理対象文書、公開先の登録処理を実行し、制御部は、登録した管理対象文書に対して公開制限フラグが関連付けられている場合には、上位組織及び公開先の特定処理を実行し、関連公開先の登録処理を実行し、文書管理システムの制御部は、インデックスの登録処理において、公開制限する管理対象文書については、公開組織コード及び公開等級コードを、インデックスレコードに含めて記録し、制御部は、検索条件の組織識別子と、検索条件のキーワードとが記録されたインデックスレコードを抽出することにより、検索処理を実行することが開示されている。
特許文献3には、ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定することを課題とし、文書の種別、権限保有者グループ、文書アクセス要求者所属のグループ及び当該文書アクセス要求者に対して付与する重みを含む権利関係情報を記憶するグループ関係情報記憶部と、文書種別、文書状態、文書アクセス要求者に対して設定されるべきアクセス権の種別及び当該アクセス権を設定するための重み条件を含むアクセス権情報を記憶するアクセス権情報記憶部とを有し、アクセス権判定部は、文書のアクセス要求に対し、当該文書の権限保有グループ及び文書アクセス要求者(関連グループ)に基づき当該文書アクセス要求者に付与する重みを特定し、その特定した重み、アクセス要求された文書の状態及び当該文書の種別に基づき当該文書アクセス要求者に設定すべきアクセス権の種類を特定することが開示されている。
特開2010−061345号公報 特開2012−185780号公報 特開2010−020419号公報
文書のアクセス権を管理する場合にあって、例えば、特許文献3に記載の技術では、ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定するようにしている。
しかし、業務で扱う文書は複数ある場合が一般的であり、その業務で扱う文書の集合として扱いたい場合であっても、個々の文書のアクセス権の設定が必要である。
そこで、本発明は、ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定する技術と比較して、文書集合の遷移にしたがって、その文書集合に含まれている文書のアクセス権をまとめて設定するようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、文書と文書集合の関連付けを示す情報を用いて、対象としている文書が属している文書集合を取得する取得手段と、文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させる遷移手段と、文書毎の状態と該文書のアクセス権を定義した情報を用いて、前記遷移した状態に対応するアクセス権を、前記文書集合内の文書に設定する設定手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記遷移手段は、文書集合の状態遷移の条件と該文書集合以外の文書集合の状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させ、該文書集合以外の文書集合の状態を遷移させる、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記遷移手段は、前記文書集合の状態遷移の条件と該文書集合内の文書毎に状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書毎の状態を遷移させる、請求項1又は2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、コンピュータを、文書と文書集合の関連付けを示す情報を用いて、対象としている文書が属している文書集合を取得する取得手段と、文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させる遷移手段と、文書毎の状態と該文書のアクセス権を定義した情報を用いて、前記遷移した状態に対応するアクセス権を、前記文書集合内の文書に設定する設定手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定する技術と比較して、文書集合の遷移にしたがって、その文書集合に含まれている文書のアクセス権をまとめて設定することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、文書集合の状態遷移の条件を満たした場合、その文書集合以外の文書集合の状態を遷移させることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、文書集合の状態遷移の条件を満たした場合、その文書集合内の文書毎の状態を遷移させることができる。
請求項4の情報処理プログラムによれば、ひとつの文書に対して、文書と文書アクセス要求者との関係に基づく異なる種類のアクセス権を自動的に設定する技術と比較して、文書集合の遷移にしたがって、その文書集合に含まれている文書のアクセス権をまとめて設定することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 ユーザー情報テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書保管テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書状態保管テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書集合定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書状態定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書集合の構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態で対象とする業務の流れの例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 文書集合定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書状態定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書集合定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 文書状態定義テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という意味を有する記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、文書のアクセス権を管理するものであって、図1の例に示すように、文書集合定義処理モジュール105、文書処理モジュール120、文書集合処理モジュール130を有している。特に、複数の文書に対して、アクセス権を設定することに用いられるものである。なお、情報処理装置100は、文書情報記憶装置150を含んで構成してもよい。
例えば、貿易業務は多くの社内外の担当者が業務に関与し、手続きや申請作業などを実施する。業務量が増加することによって、情報伝達の遅れや作業の見落としにより遅延が発生したり、関与者が多く情報が漏洩したりといったリスクが存在する。
情報漏洩の防止という観点から、多くの関与者が利用する共通のシステム(例えば、文書管理システム)においては、利用対象となるコンテンツ(例えば、電子文書ファイル)に適切なアクセス権を設定する必要があり、アクセス権の付与、変更は柔軟に対応できることが望まれている。
貿易業務においては、業務量(文書量)が多く、さらに業務に関与するユーザーも多いため、システム管理者への負担が過大となることが想定される。
情報処理装置100は、業務の状況に応じて、文書のアクセス権の制御を行う技術に関する。
なお、文書(以下、文書情報ともいう)とは、主にテキストデータ、場合によっては図形、画像、動画、音声等の電子データ(ファイルとも言われる)、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。具体的には、文書作成プログラムによって作成された文書、Webページ等を含む。また、文書の内容として、業務に用いられるものであればよく、例えば、前述した貿易業務に用いるものであってもよい。
文書集合定義処理モジュール105は、生成登録モジュール110、変更モジュール115を有しており、文書情報記憶装置150の文書集合情報管理モジュール160、ユーザー端末210Aと接続されている。文書集合定義処理モジュール105は、ユーザーの操作に対応するユーザー端末210Aからの参照要求(文書集合定義処理要求等)196に応じて、文書集合情報管理モジュール160内のユーザー情報と文書状態定義と文書集合定義と文書集合関連付け定義の生成登録、変更等を実施する。
生成登録モジュール110は、ユーザー端末210Aからの指示にしたがって、文書集合情報管理モジュール160内の情報を生成、登録する。
変更モジュール115は、ユーザー端末210Aからの指示にしたがって、文書集合情報管理モジュール160内の情報を変更する。
文書処理モジュール120は、文書集合制御モジュール125を有しており、文書情報記憶装置150の文書保管モジュール155、ユーザー端末210Bと接続されている。文書処理モジュール120は、ユーザーの操作に対応するユーザー端末210Bからの参照要求(文書登録や閲覧等)198に応じて、文書の登録処理、参照処理等を行う。
文書集合制御モジュール125は、文書情報記憶装置150の文書集合情報管理モジュール160と接続されている。文書集合制御モジュール125は、ユーザーからの参照要求(文書登録や閲覧等)198に対する可否を評価する。つまり、対象となっている文書に対して、そのユーザーが行おうとしている操作は、文書のアクセス権に応じて許可されているか否かを判断する。許可されている場合は、その処理を行う。許可されていない場合は、警告を表示する。また、その警告の表示は、その操作を行おうとしているユーザーに対して行うことの他に、その文書についてのアクセス権を有しているユーザーに対して行うようにしてもよい。
文書集合処理モジュール130は、文書集合評価モジュール135、文書情報検出モジュール140を有しており、文書情報記憶装置150の文書保管モジュール155、文書集合情報管理モジュール160と接続されている。文書集合処理モジュール130は、文書保管モジュール155の文書情報に基づき、文書及び文書集合の状態を評価する。
文書情報検出モジュール140は、文書保管モジュール155の文書情報を検出する。
文書集合評価モジュール135は、文書集合情報管理モジュール160内の文書集合定義に基づき、文書情報検出モジュール140によって検出された文書情報の状態を制御する。
具体的には、文書集合評価モジュール135は、文書集合関連付け定義記憶モジュール190に記憶されている情報を用いて、対象としている文書(文書情報検出モジュール140によって検出された文書)が属している文書集合を取得する。
そして、文書集合定義記憶モジュール185に記憶されている情報を用いて、取得した文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、その文書集合内の文書の状態を遷移させる。なお、文書集合の状態の遷移は、業務の遷移に対応付けて定義されている。
次に、文書状態定義記憶モジュール180に記憶されている情報を用いて、遷移した状態に対応するアクセス権を、対象としている文書集合内の文書に設定する。
また、文書集合評価モジュール135は、文書集合定義記憶モジュール185に記憶されている情報を用いて、取得した文書集合(A)が満たしている条件の状態遷移にしたがって、その文書集合(A)内の文書の状態を遷移させ、その文書集合(A)以外の文書集合(B)の状態を遷移させるようにしてもよい。
また、文書集合評価モジュール135は、文書集合定義記憶モジュール185に記憶されている情報を用いて、文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、その文書集合内の文書毎の状態を遷移させるようにしてもよい。
文書情報記憶装置150は、文書保管モジュール155、文書集合情報管理モジュール160、ユーザー情報保管モジュール165、文書状態保管モジュール170、文書集合保管モジュール175、文書状態定義記憶モジュール180、文書集合定義記憶モジュール185、文書集合関連付け定義記憶モジュール190を有している。
文書保管モジュール155は、情報処理装置100の文書処理モジュール120、文書集合処理モジュール130からアクセスされる。文書保管モジュール155は、文書情報を保管する。後述する図11の例に示すように、階層構造を有しているフォルダに文書を記憶する。ユーザー端末210Bからの指示によって、文書処理モジュール120が、フォルダ内に文書を保管すると、文書情報検出モジュール140が検知して、文書集合評価モジュール135による処理が開始される。文書保管モジュール155は、例えば、文書保管テーブル400を記憶している。図4は、文書保管テーブル400のデータ構造例を示す説明図である。文書保管テーブル400は、文書ID欄410、文書名欄420、URL欄430を有している。文書ID欄410は、文書を、本実施の形態において一意に識別するための情報(文書ID:IDentification)を記憶している。文書名欄420は、その文書IDの文書の文書名を記憶している。URL欄430は、その文書IDの文書が格納されている場所を示すURL(Uniform Resource Locator)を記憶している。このURLは、階層構造であるフォルダをも示している。
文書集合情報管理モジュール160は、ユーザー情報保管モジュール165、文書状態保管モジュール170、文書集合保管モジュール175を含んでおり、情報処理装置100の文書集合定義処理モジュール105、文書集合制御モジュール125、文書集合処理モジュール130からアクセスされる。文書集合情報管理モジュール160は、ユーザー情報保管モジュール165、文書状態保管モジュール170、文書集合保管モジュール175内の情報、状態を管理する。
ユーザー情報保管モジュール165は、文書集合情報管理モジュール160に含まれている。ユーザー情報保管モジュール165は、ユーザーや組織情報を保管する。ユーザー情報保管モジュール165は、例えば、ユーザー情報テーブル300を記憶している。図3は、ユーザー情報テーブル300のデータ構造例を示す説明図である。ユーザー情報テーブル300は、ユーザーID欄310、名前欄320、所属組織欄330、役職欄340を有している。ユーザーID欄310は、ユーザーを、本実施の形態において一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。名前欄320は、そのユーザーIDのユーザーの名前を記憶している。所属組織欄330は、そのユーザーが所属している組織を記憶している。役職欄340は、そのユーザーの役職を記憶している。
文書状態保管モジュール170は、文書集合情報管理モジュール160に含まれている。文書状態保管モジュール170は、文書保管モジュール155で管理されている文書の状態とアクセス権情報を保管する。文書状態保管モジュール170は、例えば、文書状態保管テーブル500を記憶している。図5は、文書状態保管テーブル500のデータ構造例を示す説明図である。文書状態保管テーブル500は、文書ID欄510、状態欄520、アクセス権欄530を有している。文書ID欄510は、文書IDを記憶している。状態欄520は、その文書IDの文書の状態を記憶している。アクセス権欄530は、その文書IDの文書に付与されているアクセス権を記憶している。例えば、図5に示すように、ユーザーIDとともに、そのユーザーIDのユーザーに認められているアクセス権(参照権、操作権等)が設定されている。
文書集合保管モジュール175は、文書集合情報管理モジュール160に含まれており、文書状態定義記憶モジュール180、文書集合定義記憶モジュール185、文書集合関連付け定義記憶モジュール190を含んでいる。
文書状態定義記憶モジュール180は、文書集合保管モジュール175に含まれている。文書状態定義記憶モジュール180は、文書毎の状態とその文書のアクセス権を定義した情報を記憶している。文書状態定義記憶モジュール180は、例えば、文書状態定義テーブル700を記憶している。図7は、文書状態定義テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。文書状態定義テーブル700は、文書名欄710、状態欄720、アクセス権欄730を有している。文書名欄710は、文書名を記憶している。状態欄720は、その文書の状態を記憶している。アクセス権欄730は、その文書がその状態に遷移した場合に行う、アクセス権の設定処理の内容を記憶している。後述する図6の例に示す文書集合定義テーブル600の状態遷移後の処理欄650の処理を行った結果、その文書の状態にしたがって、アクセス権欄730に定めているアクセス権の設定処理を行う。
図7の例に示す文書状態定義テーブル700では、文書Aが状態「公開終了」に遷移した場合は、その文書Aについて、アクセス権管理として「○○グループの全ユーザーの操作権限を削除」する処理を行う。文書Aが状態「非公開」に遷移した場合は、その文書Aについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権/編集権を設定、○○グループの全ユーザーの操作権限を削除」する処理を行う。文書Aが状態「公開」に遷移した場合は、その文書Aについて、アクセス権管理として「○○グループの全ユーザーに参照権を設定」する処理を行う。文書Aが状態「作成中」に遷移した場合は、その文書Aについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。
また、文書Bが状態「承認済」に遷移した場合は、その文書Bについて、アクセス権管理として「文書登録者の操作権限を削除、承認担当者に参照権を設定」する処理を行う。文書Bが状態「差戻し」に遷移した場合は、その文書Bについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権/編集権を設定、承認担当者に参照権を設定」する処理を行う。文書Bが状態「公開」に遷移した場合は、その文書Bについて、アクセス権管理として「文書登録者と承認担当者に参照権を設定」する処理を行う。文書Bが状態「作成中」に遷移した場合は、その文書Bについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。
また、文書Cが状態「公開終了」に遷移した場合は、その文書Cについて、アクセス権管理として「文書登録者の操作権限を削除」する処理を行う。文書Cが状態「公開」に遷移した場合は、その文書Cについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権を設定」する処理を行う。文書Cが状態「作成中」に遷移した場合は、その文書Cについて、アクセス権管理として「文書登録者に編集権を設定」する処理を行う。
また、文書Dが状態「公開」に遷移した場合は、その文書Dについて、アクセス権管理として「文書登録者に参照権を設定」する処理を行う。文書Dが状態「作成中」に遷移した場合は、その文書Dについて、アクセス権管理として「文書登録者に編集権を設定」する処理を行う。
文書集合定義記憶モジュール185は、文書集合保管モジュール175に含まれている。文書集合定義記憶モジュール185は、文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を記憶している。また、文書集合(A)の状態遷移の条件とその文書集合(A)以外の文書集合(B)の状態遷移後の処理を定義した情報を記憶していてもよい。また、文書集合の状態遷移の条件とその文書集合内の文書毎に状態遷移後の処理を定義した情報を記憶していてもよい。文書集合定義記憶モジュール185は、例えば、文書集合定義テーブル600を記憶している。図6は、文書集合定義テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。文書集合定義テーブル600は、文書集合名欄610、文書集合定義ID欄620、状態欄630、状態遷移条件欄640、状態遷移後の処理欄650を有している。文書集合名欄610は、文書集合名を記憶している。文書集合定義ID欄620は、文書集合定義を、本実施の形態において一意に識別するための情報(文書集合定義ID)を記憶している。状態欄630は、その文書集合の状態を記憶している。状態遷移条件欄640は、その文書集合がその状態に遷移するための条件を記憶している。状態遷移後の処理欄650は、状態遷移後の処理を記憶している。
図6の例に示す文書集合定義テーブル600では、文書集合αには、4つの文書集合定義(DocumentSet1、DocumentSet2、DocumentSet3、DocumentSet4)があり、DocumentSet1では、状態「公開終了」に遷移する条件として、「[公開]状態に遷移してから60日後」が定義されており、その状態遷移後の処理として「文書Aと文書Bの状態を[廃棄]に変更する」処理を行うことを示している。
DocumentSet2では、状態「非公開」に遷移する条件として、「差戻し文書α==登録済」(差戻し文書αが登録済みであること)が定義されており、その状態遷移後の処理として「文書Aと文書Bの状態を[非公開]に変更する」処理を行うことを示している。
DocumentSet3では、状態「公開」に遷移する条件として、「文書A==登録済かつ文書B==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「文書Aと文書Bの状態を[公開]に変更する」処理を行うことを示している。
DocumentSet4では、状態「作成中」に遷移する条件として、「文書A==登録済又は文書B==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「登録済み文書A又は文書Bの状態を[作成中]に変更する」処理を行うことを示している。
文書集合βには、3つの文書集合定義(DocumentSet5、DocumentSet6、DocumentSet7)があり、DocumentSet5では、状態「差戻し」に遷移する条件として、「差戻し文書β==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「文書集合αの状態を[非公開]に、文書C/文書Dの状態を[作成中]に変更する」処理を行うことを示している。
DocumentSet6では、状態「公開」に遷移する条件として、「文書C==登録済かつ文書D==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「文書Cと文書Dの状態を[公開]に変更する」処理を行うことを示している。
DocumentSet7では、状態「作成中」に遷移する条件として、「文書C==登録済又は文書D==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「登録済み文書C又は文書Dの状態を[作成中]に変更する」処理を行うことを示している。
文書集合関連付け定義記憶モジュール190は、文書集合保管モジュール175に含まれている。文書集合関連付け定義記憶モジュール190は、文書と文書集合の関連付けを示す情報を記憶している。文書集合内には、文書の他に、文書集合を含んでいてもよい。図8は、文書集合の構造例を示す説明図である。文書集合β800は、文書C802、文書D804、差戻し文書β806、文書集合α808を有している。文書集合α808は、文書A810、文書B812、差戻し文書α814を有している。文書集合関連付け定義記憶モジュール190は、これらの関係を示す情報を記憶している。具体的には、文書ID(又は文書集合ID)とその文書IDの文書(又はその文書集合IDの文書集合)が含まれている文書集合を示す文書集合IDを対応させて記憶するテーブルを用意すればよい。又は、文書集合IDとその文書集合IDの文書集合に含まれている文書(又は文書集合)の文書ID(又は文書集合ID)を対応させて記憶するテーブルを用意すればよい。
ユーザー端末210は、情報処理装置100を用いるユーザーによって利用されるものであって、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等が該当する。
ユーザー端末210Aは、情報処理装置100の文書集合定義処理モジュール105と接続されている。ユーザー端末210Aは、文書集合定義、文書状態定義等の情報の管理に関する指示を行うユーザー(管理者)によって操作され、文書集合定義処理モジュール105に対して、参照要求(文書集合定義処理要求等)196を行う。
ユーザー端末210Bは、情報処理装置100の文書処理モジュール120と接続されている。ユーザー端末210Bは、業務を行うユーザー(担当者等)によって操作され、文書処理モジュール120に対して、参照要求(文書登録や閲覧等)198を行う。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
情報処理装置100A、文書情報記憶装置150Bを含む情報処理装置100B、文書情報記憶装置150A、ユーザー端末210A、ユーザー端末210B、ユーザー端末210C、ユーザー端末210Dは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。ユーザー端末210は、業務に携わるユーザーによって操作され、文書の作成、文書情報記憶装置150への文書の登録、文書の閲覧等の処理が行われる。もちろんのことながら、そのユーザーには、文書情報記憶装置150内の文書へのアクセス権があるか否かが情報処理装置100によって確認される。また、文書情報記憶装置150への文書の登録が行われると、情報処理装置100による文書集合の状態が変化し、その文書集合に含まれる文書のアクセス権の設定が行われる。
図9は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS902では、文書集合処理モジュール130は、文書保管モジュール155から文書情報を検出する。ステップS902の処理の実行の契機として、文書保管モジュール155に新しく文書情報が登録されたことを検出するようにしてもよいし、予め定められた間隔で、前回の処理を実行した後に登録された文書情報を検出するようにしてもよい。なお、この予め定められた間隔は、ユーザーにより指定可能としてもよい。
ステップS904では、文書情報が1つ以上存在するか否かを判断し、1つ以上存在する場合はステップS906へ進み、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS999)。
ステップS906では、文書集合処理モジュール130は、検出した文書情報から1つの文書情報を抽出する。
ステップS908では、文書集合処理モジュール130は、文書集合情報管理モジュール160から、文書集合の状態遷移条件に、抽出した文書情報を含む全ての文書集合を取得する。
ステップS910では、文書集合が1つ以上存在するか否かを判断し、1つ以上存在する場合はステップS912へ進み、それ以外の場合はステップS924へ進む。
ステップS912では、文書集合処理モジュール130は、取得した文書集合の優先度の高い順(文書集合定義IDの昇順)から、文書集合の状態遷移条件を評価する。この処理で関連文書の登録状況などを評価する。
ステップS914では、評価結果を判断し、「TRUE」の場合はステップS916へ進み、「FALSE」の場合はステップS920へ進む。
ステップS916では、文書集合処理モジュール130は、評価結果がTRUEとなった文書集合の状態における状態遷移後処理において、文書の状態を変更し、文書に対するアクセス権を設定する。
ステップS920では、文書集合処理モジュール130は、評価した文書集合に評価済みフラグを設定する。
ステップS922では、未評価の文書集合が存在するか否かを判断し、存在する場合はステップS912へ戻り、それ以外の場合はステップS924へ進む。
ステップS924では、文書集合処理モジュール130は、抽出した文書情報の状態を[公開(デフォルト)]に変更し、その文書に対するアクセス権を設定し、ステップS930へ進む。なお、デフォルトの状態は管理者によって指定可能としてもよい。
ステップS930では、文書集合処理モジュール130は、評価した文書情報(関連文書を含む)に評価済みフラグを設定する。
ステップS932では、評価していない文書情報が存在するか否かを判断し、存在する場合はステップS906へ戻り、それ以外の場合は処理を終了する(ステップS999)。
次に、具体的な処理例を示す。以下の処理を説明する。
(手順1)ユーザーの操作に応じて、文書情報記憶装置150の案件毎のフォルダに文書が登録されていく。
(手順2)情報処理装置100は、定期的にフォルダを監視し、前回の監視以降に登録された文書を検出する。
(手順3)情報処理装置100は、手順2で検出した文書が対応する文書集合を評価する。
(手順4)情報処理装置100は、手順3の評価結果に基づき、関連する文書の状態を変更する。その状態の変更に伴って、その文書のアクセス権を変更する。
図10は、本実施の形態で対象とする業務の流れの例を示す説明図である。
船積準備プロセス1010を行い、船積準備プロセス1010が完了すると承認プロセス1020を行い、承認プロセス1020が完了すると船積プロセス1030を行う。ただし、承認プロセス1020において、差戻しが行われると、船積準備プロセス1010へ戻る処理の流れとなる。
具体的には、以下のようなアクセス権処理が行われる。
(1)船積準備プロセス1010の担当者が、“船積み依頼書”(文書1108)を作成し、文書保管モジュール155内の船積依頼書フォルダ1106に登録する。この時点では、“船積み依頼書”の参照権/編集権は船積準備プロセス1010の担当者のみである。
(2)船積準備プロセス1010の担当者が、“送り状”(文書1112)を作成し、文書保管モジュール155内の送り状フォルダ1110に登録する。船積準備プロセス1010を完了するための文書が揃ったので、“船積み依頼書”と“送り状”に対して、次工程である承認プロセス1020の承認者に対して、参照権/編集権を付与する。
(3−1)承認プロセス1020の承認者により、“船積み依頼書”と“送り状”が承認済み状態となった場合は、次工程の船積プロセス1030の担当者に参照権を付与する。
また、承認済み状態になったため、船積準備プロセス1010における申請者、承認プロセス1020における承認者の編集権限を削除する。したがって、その申請者、承認者は参照のみ可能となる。
(3−2)承認プロセス1020で“船積み依頼書”に不備を発見した場合は、“送り状”については承認済みで、(3−1)と同じアクセス権を付与する。しかし、“船積み依頼書”については、申請者の編集権を残したままとする。そして、承認プロセス1020に差戻す。この時点で、船積プロセス1030の出荷担当者は“船積み依頼書”も“送り状”も参照できない。
文書保管モジュール155内では、図11の例に示すようなフォルダの階層構造となっているとする。図11は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。root1102は、案件1フォルダ1104、案件2フォルダ1114を有している。案件1フォルダ1104は、船積依頼書フォルダ1106、送り状フォルダ1110を有している。船積依頼書フォルダ1106は、文書1108を有している。送り状フォルダ1110は、文書1112を有している。ここで、ユーザー端末210Bのユーザーの操作に応じて、船積依頼書フォルダ1106に文書1108が登録されたり、送り状フォルダ1110に文書1112が登録されたりする。つまり、案件毎に船積依頼書フォルダ1106、送り状フォルダ1110等のフォルダが用意されており、各フォルダに文書が登録されることによって業務が進行する。
図12、図13の例を用いて説明する。図12の例は、業務の流れにそって、案件1フォルダ1200内の船積準備フォルダ1212、承認フォルダ1214、船積フォルダ1216に登録されている文書を示している。船積準備のプロセスでは、船積準備フォルダ1212内に船積依頼書と送り状の登録が必要であり、承認のプロセスでは、承認フォルダ1214内に承認完了報告書又は差戻し理由書の登録が必要であり、船積のプロセスでは、船積フォルダ1216内に船荷証券が必要であることを示している。図13の例は、業務の流れに伴う、文書状態の遷移を示している。
図12(A)の例では、船積準備フォルダ1212Aのフォルダに船積依頼書が登録されたことを示している。他の文書は、未登録の状態である。
この状態では、図13(A)の例に示すように、選択中の文書集合IDは「DocumentSet4」の状態であり、船積依頼書は「非公開」の状態であり、送り状は「Null」の状態であり、承認完了報告書は「Null」の状態であり、差戻し理由書は「Null」の状態であり、船荷証券は「Null」の状態である。
図12(B)の例では、船積準備フォルダ1212Aのフォルダに船積依頼書と送り状が登録されたことを示している。ここで、承認された場合は図12(C)又は差戻しされた場合(非承認の場合)は図12(D)のいずれかの状態に遷移することになる。
この状態では、図13(B)の例に示すように、選択中の文書集合IDは「DocumentSet3」の状態であり、船積依頼書は「公開」の状態であり、送り状は「公開」の状態であり、承認完了報告書は「Null」の状態であり、差戻し理由書は「Null」の状態であり、船荷証券は「Null」の状態である。
図12(C)の例では、船積準備フォルダ1212Cのフォルダに船積依頼書と送り状が、承認フォルダ1214Cのフォルダに承認完了報告書が登録されたことを示している。
この状態では、図13(C)の例に示すように、選択中の文書集合IDは「DocumentSet5」の状態であり、船積依頼書は「承認済」の状態であり、送り状は「承認済」の状態であり、承認完了報告書は「公開」の状態であり、差戻し理由書は「Null」の状態であり、船荷証券は「Null」の状態である。
図12(D)の例では、船積準備フォルダ1212Dのフォルダに船積依頼書と送り状が、承認フォルダ1214Dのフォルダに差戻し理由書が登録されたことを示している。
この状態では、図13(D)の例に示すように、選択中の文書集合IDは「DocumentSet6」の状態であり、船積依頼書は「非公開」の状態であり、送り状は「非公開」の状態であり、承認完了報告書は「Null」の状態であり、差戻し理由書は「公開」の状態であり、船荷証券は「Null」の状態である。
図13の例に示すようになったのは、図14の例に示す文書集合定義テーブル1400、図15の例に示す文書状態定義テーブル1500にしたがった処理を行った結果である。
図14は、文書集合定義テーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。文書集合定義テーブル1400は、文書集合名欄1410、文書集合定義ID欄1420、状態欄1430、状態遷移条件欄1440、状態遷移後の処理欄1450を有している。文書集合定義テーブル1400は文書集合定義記憶モジュール185内にあり、文書集合定義テーブル600と同等のデータ構造である。文書集合名欄1410は、文書集合名を記憶している。文書集合定義ID欄1420は、文書集合定義IDを記憶している。状態欄1430は、状態を記憶している。状態遷移条件欄1440は、状態遷移条件を記憶している。状態遷移後の処理欄1450は、状態遷移後の処理を記憶している。
つまり、図14の例に示す文書集合定義テーブル1400では、文書集合「船積準備」には、4つの文書集合定義(DocumentSet1、DocumentSet2、DocumentSet3、DocumentSet4)があり、DocumentSet1では、状態「承認済」に遷移する条件として、「管理者やシステムからの要求があった場合」が定義されており、その状態遷移後の処理として「船積依頼書と送り状の文書状態を[承認済]に設定」する処理を行うことを示している。
DocumentSet2では、状態「非公開」に遷移する条件として、「管理者やシステムからの要求があった場合」が定義されており、その状態遷移後の処理として「船積依頼書と送り状の文書状態を[非公開]に設定」する処理を行うことを示している。
DocumentSet3では、状態「公開」に遷移する条件として、「船積依頼書==登録済かつ送り状==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「船積依頼書と送り状の文書状態を[公開]に設定」する処理を行うことを示している。
DocumentSet4では、状態「作成中」に遷移する条件として、「船積依頼書==登録済又は送り状==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「登録された文書の文書状態を[非公開]に設定」する処理を行うことを示している。
文書集合「承認」には、2つの文書集合定義(DocumentSet5、DocumentSet6)があり、DocumentSet5では、状態「承認済」に遷移する条件として、「承認完了報告書==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「承認完了報告書の状態を[承認済]に設定、差戻し理由書が登録されている場合は、差戻し理由書の状態を[承認済]に設定、文書集合[船積準備]を[DocumentSet1]に設定」する処理を行うことを示している。なお、「文書集合[船積準備]を[DocumentSet1]に設定」の処理は、文書集合関連付け定義記憶モジュール190内の情報に基づき、他の文書集合(DocumentSet5以外のDocumentSet1)の状態を遷移させることを示している。
DocumentSet6では、状態「差戻し」に遷移する条件として、「差戻し理由書==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「差戻し理由書の状態を[公開]に設定、文書集合[船積準備]を[DocumentSet2]に設定」する処理を行うことを示している。なお、「文書集合[船積準備]を[DocumentSet2]に設定」の処理は、文書集合関連付け定義記憶モジュール190内の情報に基づき、他の文書集合(DocumentSet6以外のDocumentSet2)の状態を遷移させることを示している。
文書集合「船積」には、1つの文書集合定義(DocumentSet7)があり、DocumentSet7では、状態「公開」に遷移する条件として、「船荷証券==登録済」が定義されており、その状態遷移後の処理として「船荷証券の状態を[公開]に設定」する処理を行うことを示している。
図15は、文書状態定義テーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。
文書状態定義テーブル1500は、文書名欄1510、状態欄1520、アクセス権欄1530を有している。文書名欄1510は、文書名を記憶している。状態欄1520は、状態を記憶している。アクセス権欄1530は、アクセス権を記憶している。文書状態定義テーブル1500は文書状態定義記憶モジュール180内にあり、文書状態定義テーブル700と同等のデータ構造である。
つまり、図15の例に示す文書状態定義テーブル1500では、船積依頼書が状態「承認済」に遷移した場合は、その船積依頼書について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者と船積担当者に参照権を設定」する処理を行う。船積依頼書が状態「公開」に遷移した場合は、その船積依頼書について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。船積依頼書が状態「非公開」に遷移した場合は、その船積依頼書について、アクセス権管理として「船積準備担当者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。
また、送り状が状態「承認済」に遷移した場合は、その送り状について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者と船積担当者に参照権を設定」する処理を行う。送り状が状態「公開」に遷移した場合は、その送り状について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。送り状が状態「非公開」に遷移した場合は、その送り状について、アクセス権管理として「船積準備担当者に参照権/編集権を設定」する処理を行う。
また、承認完了報告書が状態「承認済」に遷移した場合は、その承認完了報告書について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者に参照権を設定」する処理を行う。
また、差戻し理由書が状態「承認済」に遷移した場合は、その差戻し理由書について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者に参照権を設定」する処理を行う。差戻し理由書が状態「公開」に遷移した場合は、その差戻し理由書について、アクセス権管理として「船積準備担当者と承認者に参照権を設定」する処理を行う。
また、船荷証券が状態「公開」に遷移した場合は、その船荷証券について、アクセス権管理として「船積担当者に参照権を設定」する処理を行う。
また、その他の文書が状態「公開」に遷移した場合は、その文書について、アクセス権管理として「担当者に参照権を設定」する処理を行う。なお、文書状態定義テーブル1500の最終行では、図9の例に示したフローチャートにおけるステップS924におけるデフォルト処理に該当するものである。
図16は、文書集合定義テーブル1600のデータ構造例を示す説明図である。
文書集合定義テーブル1600は、文書集合名欄1610、文書集合定義ID欄1620、状態欄1630、状態遷移条件欄1640、状態遷移後の処理欄1650を有している。文書集合名欄1610は、文書集合名を記憶している。文書集合定義ID欄1620は、文書集合定義IDを記憶している。状態欄1630は、状態を記憶している。状態遷移条件欄1640は、状態遷移条件を記憶している。状態遷移後の処理欄1650は、状態遷移後の処理を記憶している。文書集合定義テーブル1600は文書集合定義記憶モジュール185内にあり、文書集合定義テーブル600と同等のデータ構造である。
そして、図14の例に示した文書集合定義テーブル1400とは、2行目(DocumentSet2)における状態遷移後の処理欄1650が異なっている。具体的には、DocumentSet2では、状態「非公開」に遷移する条件として、「管理者やシステムからの要求があった場合」が定義されており、その状態遷移後の処理として「船積依頼書の文書状態を[編集中]に設定し、送り状の文書状態を[非公開]に設定」する処理を行うことを示している。つまり、ここでは、文書集合内の文書毎に状態遷移後の処理を定義している。
図17は、文書状態定義テーブル1700のデータ構造例を示す説明図である。
文書状態定義テーブル1700は、文書名欄1710、状態欄1720、アクセス権欄1730を有している。文書名欄1710は、文書名を記憶している。状態欄1720は、状態を記憶している。アクセス権欄1730は、アクセス権を記憶している。文書状態定義テーブル1700は文書状態定義記憶モジュール180内にあり、文書状態定義テーブル700と同等のデータ構造である。
そして、図15の例に示した文書状態定義テーブル1500とは、4行目(船積依頼書の状態が編集中の場合は、船積準備担当者に編集権を設定)、7行目(送り状の状態が非公開の場合は、船積準備担当者に参照権を設定)が異なっている。つまり、文書集合の同じ状態に属していても、文書毎に異なるアクセス権(開示範囲)を設定している。具体的には、DocumentSet2(状態:非公開)に船積依頼書、送り状は含まれているが、船積依頼書は、船積準備担当者に編集権が設定され、送り状には、船積準備担当者に参照権が設定されることになる。なお、文書集合定義テーブル1400、文書状態定義テーブル1500を用いた場合は、DocumentSet2(状態:非公開)に含まれている船積依頼書、送り状の両者とも、船積準備担当者に参照権/編集権が設定される。
図18を参照して、本実施の形態の情報処理装置のハードウェア構成例について説明する。図18に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1817と、プリンタ等のデータ出力部1818を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1801は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、文書集合定義処理モジュール105、生成登録モジュール110、変更モジュール115、文書処理モジュール120、文書集合制御モジュール125、文書集合処理モジュール130、文書集合評価モジュール135、文書情報検出モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1802は、CPU1801が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1803は、CPU1801の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1804により相互に接続されている。
ホストバス1804は、ブリッジ1805を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1806に接続されている。
キーボード1808、マウス等のポインティングデバイス1809は、操作者により操作される入力デバイスである。ディスプレイ1810は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。
HDD(Hard Disk Drive)1811は、ハードディスク(フラッシュメモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1801によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクには、ハードディスクは、文書保管モジュール155、文書集合情報管理モジュール160、ユーザー情報保管モジュール165、文書状態保管モジュール170、文書集合保管モジュール175、文書状態定義記憶モジュール180、文書集合定義記憶モジュール185、文書集合関連付け定義記憶モジュール190等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1812は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1813に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1807、外部バス1806、ブリッジ1805、及びホストバス1804を介して接続されているRAM1803に供給する。リムーバブル記録媒体1813も、ハードディスクと同様のデータ記録領域として利用可能である。
接続ポート1814は、外部接続機器1815を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1814は、インタフェース1807、及び外部バス1806、ブリッジ1805、ホストバス1804等を介してCPU1801等に接続されている。通信部1816は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1817は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1818は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図18に示す情報処理装置のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図18に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図18に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…文書集合定義処理モジュール
110…生成登録モジュール
115…変更モジュール
120…文書処理モジュール
125…文書集合制御モジュール
130…文書集合処理モジュール
135…文書集合評価モジュール
140…文書情報検出モジュール
150…文書情報記憶装置
155…文書保管モジュール
160…文書集合情報管理モジュール
165…ユーザー情報保管モジュール
170…文書状態保管モジュール
175…文書集合保管モジュール
180…文書状態定義記憶モジュール
185…文書集合定義記憶モジュール
190…文書集合関連付け定義記憶モジュール
210…ユーザー端末
290…通信回線

Claims (4)

  1. 文書と文書集合の関連付けを示す情報を用いて、対象としている文書が属している文書集合を取得する取得手段と、
    文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させる遷移手段と、
    文書毎の状態と該文書のアクセス権を定義した情報を用いて、前記遷移した状態に対応するアクセス権を、前記文書集合内の文書に設定する設定手段
    を有する情報処理装置。
  2. 前記遷移手段は、文書集合の状態遷移の条件と該文書集合以外の文書集合の状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させ、該文書集合以外の文書集合の状態を遷移させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記遷移手段は、前記文書集合の状態遷移の条件と該文書集合内の文書毎に状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書毎の状態を遷移させる、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    文書と文書集合の関連付けを示す情報を用いて、対象としている文書が属している文書集合を取得する取得手段と、
    文書集合の状態遷移の条件と状態遷移後の処理を定義した情報を用いて、前記取得手段によって取得された文書集合が満たしている条件の状態遷移にしたがって、該文書集合内の文書の状態を遷移させる遷移手段と、
    文書毎の状態と該文書のアクセス権を定義した情報を用いて、前記遷移した状態に対応するアクセス権を、前記文書集合内の文書に設定する設定手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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