JP2017035471A - 履物アセンブリ - Google Patents

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キンダーレ ギュンター
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Abstract

【課題】履物のアッパーアセンブリの少なくとも一部を形成する履物アセンブリ、及び係る履物アセンブリを含む履物のアッパーアセンブリを提供する。
【解決手段】履物のアッパーアセンブリの少なくとも一部を形成する履物アセンブリ(10)であって、前記履物アセンブリが甲回りの履き口(8)を規定し、かつ、第一の弾性を有する水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)と、甲回りの履き口(8)の少なくとも一部を規定するように、水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)に取り付けられたカラー層(14)とを含み、前記カラー層(14)が第二の弾性を有する、履物アセンブリ(10)。
【選択図】図4

Description

本発明は、履物のアッパーアセンブリの少なくとも一部を形成する履物アセンブリ、及び係る履物アセンブリを含む履物のアッパーアセンブリに関する。さらに、本発明は、係る履物アセンブリを含む履物に関する。
保護衣料物品は、湿潤条件(たとえば雨、雪、風、冷たさ等)のような屋外条件、屋外活動(たとえばスキー、バイキング、ハイキング等)における衣類に関して用いられ、それは、汗を着用者から物品の外側へ蒸発させることにより履き心地を維持しつつ、物品内への水又は他の流体の漏れを防止することにより着用者を保護するのがよい。加えて、係る物品は、通常の使用中の保護及び快適さの機能属性を維持するのがよい。
動きの柔軟性が必須である場合、上記の機能属性を有する弾性又は伸縮性ファブリック積層体が、柔らかくてドレープ性のある(drape able)風合い(feeling)と共に必要とされる。弾性、通気性の積層された複合ファブリックを改善するための種々の試みが行われている。改善が行われてきたが、これらのファブリックの多くは、防水性、通気性、弾性、弾性回復、及び快適さの程度の変更を得る。
したがって、履物を含む種々の応用内で用いる際の防水性、通気性、弾性、弾性回復、及び快適さの高い程度を達成する複合体に対する必要が存在している。
履物において、履物を脱ぐ(doff)(すなわち脱ぐ(take off))のが容易であるのがよいのと同様に、履物を履く(don)(着用する(put on))のが容易であるのがよいという、特定の要求が存在する。したがって、履物は、履物を履き、又は脱ぐ際に人の足に緩くだけ適合するように設計されるのがよい。それでもなお、履物は、着用された後は人の足に適合し、使用中は広範な荷重に供されることが要求される。通常、この相反する要求は、専用のクロージングシステム、特にひもで結ぶ(lacing)システムの使用により解決される。ベルクロ(登録商標)及び/又はジッパーがなお、ひも(lace)に加えて又はその代わりに用いられることが多い。より幼い子どもは、典型的に、ひもをつけるなどの履物を履き、又は脱ぐのに要求される、より複雑な手順を行うことができないため、子どもの履物に関して特に問題がある。ジッパー又はベルクロ(登録商標)は、扱うのがより容易であるため、ひもの代わりとして子どもの履物において通常用いられる。しかし、これらのシステムは、真に満足させるものではない。ひも又はジッパーのない履物設計(例えばチェルシーブーツ)が存在する一方、係る履物を履き、又は脱ぐことは、通常卓越した技能を必要とし、大きな力の適用を要求する。したがって、係る履物設計は、子どもにより扱われる実際的な解決からは程遠い。
したがって、ひも又は匹敵するシステムを扱うことの必要なく、履き、及び/又は脱ぐことができるほど十分に柔軟性であるが、依然として使用中に着用者の足に適合するのに十分柔軟である履物に対する需要が存在する。
本開示に開示された実施態様は、履物のアッパーアセンブリの少なくとも一部を形成するように構成された履物アセンブリを提供する。履物アセンブリは、甲回りの履き口を規定し、第一の弾性を有する水蒸気透過性及び防水性の機能層と、甲回りの履き口の少なくとも一部を規定するように水蒸気透過性及び防水性の機能層に取り付けられたカラー層とを含み、カラー層は第二の弾性を有する。
本開示で用いられる甲回りの履き口は、履物を着用する(putting on)(すなわち履く(donning))際、及び/又は履物を脱ぐ(taking off)(脱ぐ(doffing))際に足の挿入のために構成された履物の開口部であると考えられる。着用者の足は、履物を着用する際に甲回りの履き口を通って挿入されており、着用者の足は、履物を脱ぐ際に同じ甲回りの履き口を再び通って抜き取られている。このことは、甲回りの履き口を規定する履物アセンブリの一部が、甲回りの履き口のサイズを調節できることを要求する。甲回りの履き口が、甲回りの履き口を通る着用者の足の動きを妨げないような緩い適合は、履物を履き、又は脱ぐために要求される。足の足首の周りの密接な適合は、履物が広範な荷重に供される際の履物の使用中に望ましく、したがって、足の安定な支持、快適さを保証し、特にまめを避けるために、足首の周りの領域において着用者の足に密接に適合するのがよい。従来、甲回りの履き口のサイズが、ひもで結ぶシステム、ジッパー、ベルクロ(登録商標)などの使用により調節可能であるように設計される一方、本発明は甲回りの履き口、及びこれらの部分に隣接する領域、特に履物が使用中の際に足の足首に隣接する領域を含む部分において履物アセンブリの弾性又は伸縮性能を与えることに基づく異なるアプローチを示唆する。本開示で示唆されるように、一方で履物を履き、及び/又は脱ぐ際、並びに一方で、履物アセンブリが足の足首に隣接する領域において着用者の足に適合するのがよい場合の使用中の異なる要求にしたがって、甲回りの履き口がそれ自体を調節できるように、履物アセンブリはこれらの部分において適した弾性又は伸縮性能を備える。示唆された構成は、制限された弾性特性又は伸縮性能のみを有すると知られている水蒸気透過性及び防水性の機能層が用いられるにもかかわらず、特に、履き、及び/又は脱ぐための大きな力の適用を有することなく、履物アセンブリの所望の柔軟性を達成することを可能にする。本開示で示唆される構造を用いると、制限された弾性特性又は伸縮性能のみを有する機能層積層体が用いられるときでさえ、甲回りの履き口を含み、使用中に足の足首に隣接する履物アセンブリの部分における十分に良好な弾性を達成することができる。このことは、卓越した技能及び大きな力の適用を必要とすることなく履物を履き、又は脱ぐことを可能とし、したがって本発明により設計された履物は、助けなしで子どもによってさえ着脱されてよい。
本開示全体に亘って、用語弾性及び伸縮性能は、それに対して適用された引張力に応答して伸張し、引張力が適用されなくなると、元の形状に向かって少なくとも部分的に回復する材料の性能を指すのに同等に用いられる。
本開示で示唆される設計された履物は、依然としてひも及び/又はジッパーを備えてよい。しかし、履物を履き、及び/又は脱ぐためにこれらを扱うことをもはや必要としない。むしろ、ひも及び/又はジッパーは、美的機能を有するにすぎない場合がある。
機能層及びカラー層、及び本開示で言及される任意の他の層の弾性又は伸縮性能は、DIN EN14704‐1(2005年7月)、方法Aに準拠して測定されてよい。以下の構成の試験サンプルを用いつつ、試験は、そこに記載のように実施されてよい。試験サンプルの幅=25mm、試験サンプルの試験長=50mm(その対向する側のクランプ間の試験サンプルの自由長を指す試験長)、試験サンプルの全体長さ=100〜150mm。試験サンプルは、5回の連続した試験サイクルに供される。各試験サイクルにおいて、試験サンプルは、7.5Nの一定の引張力に供され、試験サンプルの最大伸張Eが測定される。その他の点では、試験条件はDIN EN14704‐1(2015年7月)、方法Aに記載されるものである。試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも6mmの、その元の長さと比較した最大伸張Eに到達する場合において、弾性的と考えられる。より好ましくは、試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも8mmの最大伸張Eに到達してよい。いっそう好ましくは、試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも10mmの最大伸張Eに到達してよい。全ての場合において、試験サンプルは、引張力の解放後30分に測定されたときに少なくとも80%の回復を有することが要求される。回復は、DIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠する残存伸張Cを指す。5回目の試験サイクルの終わりの後に引張力を緩めた際、試験サンプルはDIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠する残存伸張Cに回復する。試験サンプルは、残存伸張Cが、DIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠して測定された最大伸張の最大20%である場合において、少なくとも80%の回復を有する。例えば、7.5Nにおける試験サンプルの最大伸張Eが6mmである場合において、残存伸張C≦1.2mmが要求される。特定の実施態様において、30分後に90%以上の回復が達成される場合がある。
水蒸気透過性及び防水性の機能層は、少なくとも1つの方向、例えば機械方向において第一の弾性を有することが要求される。係る場合において、弾性方向が、履物を履き、又は脱ぐ際に最大の伸張が必要とされる方向であるように、機能層を配向させるのがよい。水蒸気透過性及び防水性の機能層が1つより多くの方向に(例えば機械方向及び横方向に)第一の弾性を有する場合において、弾性の主要な方向、すなわち水蒸気透過性及び防水性の機能層の弾性が最大である方向に対して第一の弾性を規定することが適当である場合があるが、このことは常に要求されるわけではない。特定の実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、アッパーアセンブリの4分の1の区域の構造を有してよい。さらなる実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、カラー層により形成された甲周りの履き口の周りの部分を除いて、アッパーアセンブリ又はブーティ(bootie)の全体のアッパーライニングの構造を有してよい。さらなる実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、カラー層により形成される甲回りの履き口の周りの部分を除いて、立坑底層、又は全体のブーティも含んでよい。特定の実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、舌部分の構造をさらに有してよい。
カラー層が、少なくとも1つの方向、例えば機械方向において第二の弾性を有することも要求される。また、その弾性方向が、履物を履き、又は脱ぐ際に最大伸張が必要とされる方向であるように、カラー層を配向させるのがよい。カラー層は、1つより多くの方向に(例えば機械方向及び横方向の弾性、又はカラー層を構成するニット若しくは織物ファブリックの緯糸方向及び経糸方向の弾性)第二の弾性を有してよいことが多い。これらの場合において、弾性の主要な方向、すなわちカラー層の弾性が最大である方向に対して第二の弾性を規定することが適当であってよい。
同一の方向において第一の弾性及び第二の弾性を規定することも適当であってよい。例えば、履物を履き、又は脱ぐ際に最大の伸張が必要とされる方向において第一の弾性及び第二の弾性の両方を規定することが適当であってよい。
カラー層は、必ずしも防水性ではない。カラー層は、必ずしも水蒸気透過性ではない。ほとんどの場合において、カラー層は、水蒸気透過性であってよいが、防水性ではない場合がある。このことは、高度に弾性の材料から、特に1つより多くの方向、例えば経糸及び緯糸方向において弾性を有する材料からカラー層を製造することを可能にする。水蒸気透過性及び防水性の機能層積層体とカラー層との組み合わせは、制限された弾性のみの水蒸気透過性及び防水性の機能層積層体の使用を可能にしつつ、カラー層の弾性特性に起因して、十分な着脱性能、特に任意のひも、ジッパーなどを扱うこと、並びに顕著な力及び技能を要求することのない着脱を依然として可能にする。ほとんどの弾性機能層積層体は、1つの方向のみにおいて弾性特性を有する。防水性及び水蒸気透過性の機能層のこの制限された弾性は、高度に弾性のカラー層材料、特に少なくとも2つの方向において弾性を有する材料の選択、及び最も伸縮性が必要とされる甲回りの履き口の周りのカラー層の適切な配置により企図されてよい。
履物アセンブリの履き、及び/又は脱ぐ特徴は、カラー層及びその第二の弾性によりほとんど決定される。したがって、通常、第二の弾性は、所定の閾値と等しく、又はこれより大きくてよい。実施態様において、第二の弾性は、DIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠して測定された際、上述の閾値の少なくとも1つを満足させるように要求されてよい。
高度に弾性の水蒸気透過性及び防水性の機能層が用いられる場合を除いて、カラー層は、第一の弾性と等しく、又はこれより大きい第二の弾性を有してよい。前述のように、第一の弾性と第二の弾性とを比較する際、同じ方向において第一の弾性及び第二の弾性を測定することが適当であってよい。
履物を履き、又は脱ぐ際の甲回りの履き口の十分な伸張を与えるために、カラー層は、甲回りの履き口の外周の少なくとも30%、特に、甲回りの履き口の外周の少なくとも60%、特に、甲回りの履き口の外周の少なくとも2/3に沿って延在してよい。これらの実施態様のいずれかに伴って、カラー層は、必ずしも外周の隣接する区域の周りで延在する必要はないが、水蒸気透過性及び防水性の機能層を含む、又は含まない非弾性の部分により分離された多くの外周片の周りで延在してよい。多くの特定の実施態様において、カラー層は、甲回りの履き口の外周の30%〜60%に延在してよい。多くの特定の実施態様において、カラー層は、甲回りの履き口の外周の30%〜2/3(アッパーの境界は含まれていない)、特に、甲回りの履き口の外周の60%〜2/3(アッパーの境界は含まれていない)に延在してよい。多くの特定の実施態様において、カラー層は、甲回りの履き口の外周の90%に沿って、幾つかの実施態様においては、甲回りの履き口の全外周に沿ってさえ延在してよい。
実施態様において、カラー層はシームにより水蒸気透過性及び防水性の機能層に取り付けられてよい。カラー層並びに/又は水蒸気透過性及び防水性の機能層の弾性を損なわないために、シームは、弾性シームの構造を有してよい。例えば、弾性シームは、第三の弾性を有するスレッドにより形成されてよい。弾性スレッドは、弾性シームを与えるために当分野において広く用いられている。例えば、Lycra又はElasthanを含む、又はこれから製造されたスレッドが用いられることが多い。弾性スレッドを用いる代わりに、又はこれに加えて、弾性シームはジグザグステッチなどの弾性の特徴を与えるステッチパターンにより形成されてよい。ジグザグステッチは、この場合において非弾性の材料から製造されたスレッドが用いられてよいように、それ自体により弾性の特徴を有する。ほとんどの実施態様において、弾性シームは、水蒸気透過性及び防水性の機能層並びにカラー層が互いに隣接する任意の部分に沿って延在してよい。少なくとも、弾性シームは、甲回りの履き口の外周の少なくとも30%に沿って延在してよい。多くの特定の実施態様において、弾性シームは甲回りの履き口の外周の60%、2/3、又は90%に沿って延在してよく、幾つかの場合において、甲回りの履き口の全外周に沿ってさえ延在してよい。
前述のように、通常、少なくとも水蒸気透過性の機能層及びカラー層が甲回りの履き口の周りで互いに取り付けられる任意の接触領域に沿って弾性シームが延在する場合は理にかなっている。弾性シームは、これらの接触領域よりさらに延在してよいが、これは必須ではない。弾性シームは、カラー層が甲回りの履き口の外周の2/3超に沿って延在する場合において、接触領域の1つの部分のみ又は複数の部分に沿って延在してよい。しかし、弾性シームは係る実施態様において甲回りの履き口の外周の少なくとも2/3に沿って延在するのがよい。カラー層が甲回りの履き口の外周の少なくとも60%に沿って延在する場合において、弾性シームが接触領域の1つの部分のみ又は複数の部分に沿って延在してよいことが可能である。しかし、弾性シームは、係る実施態様において甲回りの履き口の外周の少なくとも30%に沿って延在するのがよい。カラー層が甲回りの履き口の外周の少なくとも30%に沿って延在する場合でさえ、弾性シームが接触領域の1つの部分のみ又は複数の部分に沿って延在してよいことが可能である。しかし、係る実施態様において、弾性シームは甲回りの履き口の外周の少なくとも30%に沿って延在するのがよい。
上述のように、通常、同一の方向において第一の弾性及び第二の弾性を測定することが適当であるであろう。典型的に、第一の弾性及び第二の弾性が測定される方向は、履物を履き、又は脱ぐ際に最大伸張が要求される方向に対応する。最も多い履物の設計に関して、履物を履き、又は脱ぐために最大伸張が要求される方向は、ヒールとトウとの間のほぼ水平方向であり、したがって第一の弾性及び第二の弾性は、水平方向に対して平行な方向において測定されてよい。水平方向は、通常、使用中に地面に接触する靴のスレッドの面に対して平行に広がる。本開示で用いられる平行は、水平方向に対して最大で±25度、特に、水平方向に対して最大で±15度、特に、水平方向に対して最大で±10度の角度範囲を含んでよい。
水蒸気透過性、及び防水性の機能層、並びにカラー層がシームを介して互いに取り付けられる際、第一の弾性及び第二の弾性は、シームに平行な方向において測定されることが適当であってよい。本開示で用いられる平行は、シームに対して最大で±25度、特に、シームに対して最大で±15度、特に、シームに対して最大で±10度の角度範囲を含んでよい。履き、又は脱ぐ間に最大伸張が要求される方向に対して平行にシームを配向させてよい。
特に、シームにより互いに取り付けられた水蒸気透過性及び防水性の機能層並びにカラー層から製造された複合サンプル片は、第四の弾性を有してよい。第四の弾性は、所定の閾値と等しく、又はこれより大きくてよい。第四の弾性は、DIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠して測定された際、上述の閾値の少なくとも1つを満たすように要求されてよい。第四の弾性は、第一の弾性と等しく、又はこれより大きくてよい。第四の弾性は、第二の弾性と等しく、又はこれより大きくてよい。このように、水蒸気透過性及び防水性の機能層並びにカラー層を接続するシームは、水蒸気透過性及び防水性の機能層の弾性又はカラー層の弾性を損なうことを避けるように十分に弾性的である。言及されたように、係る弾性は、弾性シーム構造、例えばジグザグステッチを用いること、及び/又は弾性スレッドを用いることにより与えることができる。
第四の弾性は、第一の弾性、すなわちDIN EN14704‐1(2015年7月)、方法Aに準拠したものと同じ方法において測定されてよい。第四の弾性を測定するための試験サンプルは、同一の全体の寸法(幅=25mm、試験長=50mm、サンプルの全体の長さ100〜150mm)を有する。第一の機能層及びカラー層は、試験サンプルの面積の半分を覆い、試験サンプルの長手方向に延在する直線的なシームに沿って互いに取り付けられる。
その他の点では、試験条件は第一の弾性に関して上に記載したように適用する。試験サンプルは、5回の連続した試験サイクルに供される。各試験サイクルにおいて、試験サンプルは、7.5Nの一定の引張力に供され、試験サンプルの最大伸張Eが測定される。試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも6mmの最大伸張Eに到達する場合において、弾性的と考えられる。より好ましくは、試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも8mmの最大伸張Eに到達してよい。いっそう好ましくは、試験サンプルは、5回目の試験サイクルの終わりにおいて、少なくとも10mmの最大伸張Eに到達してよい。試験サンプルは、引張力が解放された後30分に測定された、少なくとも80%の回復を有することが要求される。回復は、DIN EN14704‐1(2015年7月)に準拠する残存伸張Cを指す。特定の実施態様において、30分後に90%以上の回復が達成される場合がある。
水蒸気透過性及び防水性の機能層は、水蒸気透過性及び防水性のメンブレン並びに水蒸気透過性及び防水性のメンブレンに取り付けられた少なくとも1つのテキスタイル層により作り上げられた積層体の構造を有してよい。係る積層体は、例えば2つの寸法において伸縮可能なファブリックを開示するUS5804011号により当分野において主に知られている。テキスタイル層は、弾性テキスタイル構造を有してよく、例えば弾性ニットパターン(トリコット、ワープニット、又は類似のニットパターンなど)を有するニットとして製造されてよい。係る場合において、テキスタイルは所望の弾性的特徴を与えるように、必ずしも弾性スレッドを含む必要はない。しかし、多くの構造において、テキスタイル層の弾性を更に向上させるように、テキスタイル層が弾性フィラメント、例えばエラステインから製造された弾性フィラメントを含む場合、有益であってよい。
水蒸気透過性及び防水性の機能層は、水蒸気透過性及び防水性のメンブレンを含んでよい。メンブレンは、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリアミド、ポリアクリレート、コポリエーテルエステル及びコポリエーテルアミド、並びに他の適した熱可塑性及びエラストマーの膜から選択されてよい。本発明の側面において、防水性、水蒸気透過性のメンブレンは、フルオロポリマーから製造されてよく、特に多孔質延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)から製造されてよい。多孔質ポリテトラフルオロエチレンメンブレンは、米国特許第3953566号及び4187390号(Gore)に教示される延伸ポリテトラフルオロエチレンのメンブレンである。係る延伸ポリテトラフルオロエチレンのメンブレンは、商品名GORE‐TEX(登録商標)ファブリックでW.L.GORE and Associates,Inc.,Elkton,Mdから市販で入手可能な積層体中に存在する。水蒸気透過性及び防水性の機能層は、Elkton,MdのW.L.Gore and Associates,Inc,に帰属する米国特許第4194041号及び米国特許第4942214号の教示に実質的にしたがって製造されたポリウレタンコーティング多孔質延伸ポリテトラフルオロエチレンメンブレンで構成されてよい。
カラー層は、同様に水蒸気透過性及び防水性の機能層であってよいが、このことは要件ではない。通常、カラー層は水蒸気透過性及び防水性の機能層ではない。むしろ、カラー層は、要求される弾性的特徴を与えることを前提として、任意の所望の構造を有してよい。幾つかの実施態様において、カラー層は防水性であってよい。
幾つかの実施態様において、上記の履物アセンブリはアッパーライニングの構造を有してよい。アッパーライニングのように、履物アセンブリは履物物品のアッパーアセンブリを構成するアッパー材料の内側に取り付けられる。幾つかの実施態様において、アッパーライニングは水蒸気透過性及び防水性のソックスの構造を有してよい。また、係るソックスは、当分野において「ブーティ」とも呼ばれている。ブーティは、人の足の上側を取り囲むアッパーライニング、及び人のフットレストのソールがのるアッパーボトムを含む。したがって、ブーティは履物物品のアッパー材料又はアセンブリインソールから構造的に分離した独立のライニングである。履物を製造する過程において、ブーティはアッパー材料の内側及びアセンブリインソールの上側に隣接するようにアッパーアセンブリ内に挿入される。ブーティは、アッパー材料及び/又はアセンブリインソールに固定されてよいが、そうでなければアッパー材料及び/又はアセンブリインソールから独立である。
幾つかの実施態様において、履物アセンブリは、アッパーボトムに取り付けられた水蒸気透過性及び防水性のアッパーライニングの構造を有してよい。ブーティとは異なり、係る構造によるアッパーライニングはアッパーボトムを含まないが、足の上側の部分を取り囲むアッパーライニングのみを含む。履物の製造の過程において、アッパーライニングはアッパーボトムによりその底側に近接するのがよい。アッパーボトムは、水蒸気透過性及び防水性が望まれる場合、防水性であってよい。例えば、アッパーライニングはラスティング(lasting)のりを用いるラスティングによりアッパーボトムに取り付けられてよい。代わりに、アッパーライニングはシュトローベルシームによりアッパーボトムに取り付けられてよい。アッパーライニングは、アッパーボトムに直接的に、又は媒介要素、例えばシールバンド若しくはネットバンドを介して取り付けられてよい。ネットバンドが用いられる際、防水性シールはプラスチック材料の射出成形により、例えばアッパーアセンブリへのソールの組立て中に得てよい。
履物アセンブリの特定の実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、最大で履物アセンブリの高さの少なくとも20%の高さまで延在してよい。幾つかの実施態様において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、最大で履物アセンブリの高さの20%〜履物アセンブリの高さの65%の高さ(アッパーの境界は含まれていない)まで延在してよい。特に、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、履物アセンブリの少なくとも65%、特に90%の高さ、又は最大で履物アセンブリの少なくとも95%の高さまで延在してよい。係る構造は、カラー層が防水性ではない場合、又はカラー層が防水性であるが通気性ではない場合の実施態様において特に有益である。非防水性カラー層の場合において、延在する水蒸気透過性及び防水性の機能層が高いほど、履物物品の防水性はより良好である。防水性であるが、非通気性のカラー層の場合において、延在する水蒸気透過性及び防水性の機能層が高いほど、履物物品の水蒸気透過性はより良好である。
履物アセンブリの特定の実施態様において、カラー層は水蒸気透過性の機能層の反対側に弾性エクステンションを含んでよい。これらのエクステンションは、アッパー材料層の開けることのできる部分、舌部分、及び/又はガセット部分を覆う弾性バッキング層を形成するように、アッパー材料層の上でたたまれ、それに取り付けられるように構成されてよい。係る構成において、カラー層は甲回りの履き口から下向きにエクステンションが延在するように、甲回りの履き口の外周においてたたまれてよい。下側に延在する部分は、アッパー材料層の内側に取り付けられてよく、これによって内側の弾性層によりアッパー材料層中の任意の開けることのできる部分を覆うことを可能にする。これは、アッパー材料内の開口部又はスリットを覆うための特定の的確な設計であり、それはそうでなければ幾らか柔軟な材料により覆われる必要がある。1つの例において、従来の履物設計において舌から横方向に要求されるガセット部分は、係る弾性カラー層のたたまれたエクステンションにより完全に置き換えられてよい。同じことが、ジッパーが与えられるアッパー材料層内の任意の部分に当てはまる。ジッパーが開けられる際に作り出されるアッパー材料内のスリットは、カラー層のたたまれたエクステンションの弾性材料により容易に補強されてよい。
上記の履物アセンブリの実施態様のいずれかは、履物のアッパーアセンブリの製造において用いられてよい。アッパーアセンブリは、足の少なくとも上側の部分を取り囲むアッパー材料層、及び従来の実施態様のいずれかによる履物アセンブリを含んでよい。上記の履物アセンブリは、アッパー材料層の内側に配置されたアッパーライニングを形成してよく、アッパーライニングは、少なくとも水蒸気透過性及び防水性の機能層並びに弾性カラーの領域内のアッパーライニングが、アッパー材料層から独立してその形状に適合することができるような程度にアッパー材料から独立である。したがって、アッパー材料は、使用中の足の快適さ又は安定性を損なうことなく、足、特に甲回りの履き口に隣接した領域、及び足の足首の周りの領域に緩くだけ適合するように設計されることができる。このことは、弾性に乏しいアッパー材料が用いられる場合でさえ、履物の着用者に対する安定性及び快適さを損なうことなく、履物の簡易に履き、又は脱ぐことを可能にする。
アッパー材料層及び/又はアッパーライニング層は、防水性及び水蒸気透過性のアッパーアセンブリを形成するような方法において、アッパーボトム層に取り付けられるように構成されてよい。
実施態様において、アッパー材料層は少なくとも1つの開けることのできる部分、舌部分、及び/又はガセット部分を含んでよく、アッパーライニング層のカラー層は、水蒸気透過性の機能層の反対側に弾性エクステンションを含んでよい。エクステンションはたたまれてよく、その内側上のアッパー材料層に取り付けられてよい。これによって、カラー層のエクステンションは、上記で詳述したように、アッパー材料層の少なくとも1つの開けることのできる部分、舌部分、及び/又はガセット部分を覆う弾性バッキング層を形成してよい。
本発明は、以下の図面において示される例示的な実施態様により、より詳細に記載される。これらは以下を示す。
図1は、ローカットシューズのための水蒸気透過性及び防水性の機能層ブーティの構造を有する履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。 図2は、ミドルカットシューズのための水蒸気透過性及び防水性の機能層ブーティの構造を有する履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。 図3は、ハイカットシューズのための水蒸気透過性及び防水性機能層ブーティの構造を有する履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。 図4は、履物アセンブリに取り付けられたアッパー材料層を備えるミドルカットシューズのための水蒸気透過性及び防水性の機能層ブーティの構造を有する履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。 図5は、履物の先端からの視点における図4の履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。 図6は、完全な状態における図4及び5の履物アセンブリを含むミドルカット履物の高度に簡単にした概略図を示す。
図1〜3は、水蒸気透過性及び防水性の機能層ブーティの構造を有する履物アセンブリ10の高度に簡単にした概略図を示す。図1は、ローカットシューズのためのブーティを示す。図2は、ミドルカットシューズのためのブーティを示し、図3はハイカットシューズのためのブーティを示す。以下の考察は、明確な参照が図の1つのみに対してされない限り、図1〜3において示される全ての実施態様に関する。
履物アセンブリ10(ブーティ)は、上記の水蒸気透過性及び防水性の機能層積層体12、並びにカラー層14を含む。カラー層14は、履物アセンブリ10のアッパー部分を形成するように機能層積層体12に取り付けられ、甲回りの履き口8を取り囲む。カラー層14は、弾性シーム18により水蒸気透過性及び防水性の機能層積層体12に取り付けられる。カラー層14は、二次元、すなわちファブリックの経糸及び緯糸方向において弾性を有する弾性ファブリックから製造される。カラー層14が、要求される弾性的特徴を有するファブリックから製造されることにより、履き、脱ぐことを容易にし、特に、中程度の力のみを適用し、任意のひも又はジッパーを開けることを必要とせずに履き、脱ぐことを容易にする。しかし、カラー層14は防水性ではない。
水蒸気透過性及び防水性の機能層12は、水蒸気透過性及び防水性のメンブレン、並びに水蒸気透過性及び防水性のメンブレンに取り付けられたテキスタイル層により形成された積層体である。水蒸気透過性及び防水性の機能メンブレンは、米国特許第5804011号の教示によるテキスタイル層の支持体に取り付けられた延伸PTFEから製造されてよい。多孔質ポリテトラフルオロエチレンメンブレンは、米国特許第3953566号及び第4187390号(Gore)において教示されるように、延伸ポリテトラフルオロエチレンのメンブレンである。水蒸気透過性及び防水性の機能層は、Elkton,MdのW.L.GOre and Associates,Inc,に帰属する米国特許第4194041号及び米国特許第4942214号の教示に実質的にしたがって製造されたポリウレタンコーティング多孔質延伸ポリテトラフルオロエチレンメンブレンで構成されてよい。また、メンブレンは、ポリウレタン(PU)、ポリエーテルエステル(PES)、ポリエチレン又はこれらの材料の組み合わせから製造されてよい。
本開示で機能層に関して用いられる水蒸気透過性能(WVP)は、「カップ試験」としても知られているEN ISO15496(2004)に規定されたように試験されてよい。機能層又は機能層積層体の20×20cm又はΦ100mmのサンプルが、水を含み、かつメンブレンにより覆われた容器の上に置かれる。次いで、カリウムアセテートを含み、かつ同じメンブレンにより覆われたカップがサンプル上に置かれる。水蒸気が機能層を通ってカップ内に入り、その質量増加が次いで決定される。機能層は、WVPが0.01g/(Pa*2*h)以上である場合、水蒸気透過性又は通気性であると考えられる。サンプルの要求されるサイズを得ることができなかった場合、ノームにおいて特定されたカリウムアセテートの半分の量を含むより小さいカップを用いた測定のためのより小さいサンプルが用いられてよい(すなわち100gの代わりに50g、15.6gの水と混合される)。より小さいカップが用いられる場合において、計算に適用される面積は、そのように調節される必要がある。
機能層は、研究中の材料の100cm2のサンプルが少なくとも0.05barの水浸入圧力に抵抗することができる場合において防水性と考えられてよい。特に、材料は少なくとも1barの水圧に抵抗する場合さえある。この試験を実施するための方法は、ISO標準第811(1981)(EN20811(1992))に記載されている。測定は、研究中の材料の100cm2のサンプルを上昇水圧にさらすことにより実施される。この目的に関して、20±2℃の温度の希釈された水が用いられる。水圧の上昇は60±3cmH2O/分である。研究中のサンプルの水浸入圧力は、水が研究中のサンプルの反対側を通過する圧力である。100cm2のサンプルを得ることができない場合、類似のサンプルを測定のために用いてよい。水浸入圧力が100cm2サンプルに関して算出されてよいように、サンプルサイズ及び水浸入圧力間に線形的な関係がある。
水蒸気透過性及び防水性のメンブレンは、水蒸気透過性及び防水性の機能層12が少なくとも1つの方向の弾性(通常機械方向において)を有する弾性積層体の構造を有するように、テキスタイル層に取り付けられる。幾つかの構成において、水蒸気透過性及び防水性の機能層は、例えば米国特許第5804011号に示されるように、2つの方向において弾性を有してよい。積層体に弾性的特徴を与えるために、テキスタイル層は弾性テキスタイル構造を有してよく、例えば弾性ニットパターン(トリコット、ワープニット、又は類似のニットパターンなど)を有するニットとして製造されてよい。係る場合において、テキスタイルは必ずしも所望の弾性的特徴を与える弾性スレッドを含む必要はない。しかし、多くの構造において、テキスタイル層が弾性フィラメント、例えばテキスタイル層の弾性を更に向上させるようにエラステインから製造された弾性フィラメントを含む場合有益であってよい。図1〜3において、水蒸気透過性及び防水性の機能層12の弾性の主要な方向は、矢印Aにより示されている。水蒸気透過性及び防水性の機能層12の弾性の主要な方向は、ブーティの構造を有する履物アセンブリ12を備えた履物物品を履き、又は脱ぐ際に最大伸張及び柔軟性が要求される方向に向けられる。試験は、最大伸張及び柔軟性の係る方向が、図1〜3に示された全てのブーティ構造に関するブーティのヒールからトウの方向であることを示した。
図1〜3に示された全ての実施態様において、機能層積層体12の弾性の主要な方向及びカラー層14の弾性の主要な方向は、最大の柔軟性及び伸張が、履き、脱ぐために要求される方向Aに対して平行に向けられる。カラー層14を備えた機能層積層体12を接続する弾性シーム18もまた、最大の柔軟性及び伸張が、履き、脱ぐために要求される、係る方向Aに対して平行に向けられる。弾性シーム18は、弾性スレッドがステッチの実施に用いられるかに関わりなく、弾性のために与えられるジグザグステッチの構造を有する。
履き、又は脱ぐ際に最大伸張及び柔軟性が要求される高さに関して、図1において示されるローカットブーティ10と、図2において示されるミドルカットブーティ10と、図3において示されるハイカットブーティ10との間の差異がある。ローカットブーティ10(図1参照)において、ブーティが、最大で足の足首より若干低い高さまで、かつ、最大でほとんど足の甲回りの高さまでのみ延在する場合、最大の柔軟性は甲回りの履き口8の高さと実質的に等しい高さにおいて要求される。図2において示されるミドルカットブーティ10に関しても、履き、脱ぐための最大の柔軟性は、足の甲回りの高さにほとんど等しい高さにおいて要求される。しかし、この構成において、ブーティは最大で足の足首の若干上の高さまで延在し、したがって最大伸張及び柔軟性の高さは甲回りの履き口8の高さより下の少し離れたところである。図3において示されるハイカットブーティ10に関して、ブーティは最大で足の足首の非常に上の高さまで延在する。この構成において、履き、脱ぐための最大伸張の高さが足の足首の少しだけ上であるため、それは甲回りの履き口8の高さより十分に低いことがわかった。図1〜3に示される全ての実施態様において、機能層積層体12は、最大で機能層積層体12及びカラー層14を接続する弾性シーム18が、それぞれブーティ10を含む履物を履き、又は脱ぐ際の最大伸張の高さとほぼ同じ高さであるような高さまで延在する。係る構造は、カラー層14により与えられる弾性を最適に用いて、履き、脱ぐための柔軟性を与え、履物が用いられる際に足首の周りの領域において足に適合することを可能にする。しかし、係る構成において、シーム18が十分な弾性を与えて、カラー層14により与えられた追加の弾性を失うことを避けることが重要である。
さらに、図1〜3に示される弾性シーム18の高さの構成は、防水性機能層積層体12ができる限りの高さまで延在することを可能にし、これによって履物の最大の防水性を保証する。これは、図1のローカットブーティにさえ当てはまる。なぜなら、この構成において、機能層積層体はほとんどブーティの最大高さまで延在してよいからである(例えば、機能層積層体は、甲回りの履き口8より低いブーティの最大90%、又は最大95%の高さまで延在してよい)。図2のミドルカットブーティに関して、機能層積層体は最大で約70%〜90%まで延在してよく、多くの場合において、甲回りの履き口8において、最大でブーティ10の約75〜85%の高さまで延在してよい。しかし、絶対的な高さにおいて、依然としてこれはローカットブーティ10と同じ、又はこれより高い高さであり、いずれにせよ機能層積層体12は常に足の甲回りにほぼ相当する高さまで延在してよい。図3において示されるハイカットブーティ10に関して、容易に履き、脱ぐことを可能とするために、カラー層14が甲回りの履き口8より下の実質的に垂直な部分において、履き、脱ぐ間の最大伸張が要求される足の足首の若干上の高さまで下がって延在するようにするのがよい。(図3においてみられるブーティ断面のくびれを参照)。したがって、機能層積層体は、甲回りの履き口の高さに関して相対的に表現する際、はるかに低い高さ、甲回りの履き口の高さのほぼ最大60%〜80%の高さ、特に、最大65%〜75%の高さまで延在するであろう。しかし、係る高さは足首よりなお非常に上であるため、十分な防水性を与える。
図1〜3において示される実施態様において、履物アセンブリ10は、アッパーアセンブリのアッパー材料30(図4〜6参照)の内側に取り付けられてよいアッパーライニングブーティを形成する。アッパーライニングブーティ10は、水蒸気透過性及び防水性の機能層12と、アッパーボトム機能層22の2つにより形成されたソックス型構造を有する。図5においてより明確にみられるように、水蒸気透過性及び防水性の機能層12は、ブーティ10の2つのアッパー側部分12のうちの1つを形成する。アッパー側部分12、12の両方は、シームテープ(示されていない)により密閉される長手方向に延在するシーム13により互いに接続される。アッパーボトム層機能層22は、2つの水蒸気透過性及び防水性の機能層12、12の各々に接続され、それぞれシームテープ(示されていない)により密閉されるシームによっても接続される。
また、図1及び2において見られるのは、カラー層14により形成された舌部分16である。舌部分16は、弾性シーム20により水蒸気透過性及び防水性の機能層積層体12にも接続される。図4〜6においてより明確に示されるように、舌部分16は、たたまれた区画26がアッパー材料30の内側に接続されてよく、したがって水ガセット部分を形成するように、甲回りの履き口8においてたたまれたエクステンション部分26を含む(特に図4及び5を参照)。カラー層14の材料が高度に弾性的であるため、係る水ガセット部分26は、履くことと脱ぐことを含む各時間において足に対する舌部分26の重なりのない適合を可能にする。重なりをもたらす従来の水ガセットは、完全に余分である。これは、快適性を増大させる。
図4は、履物アセンブリに取り付けられたアッパー材料層30を備えたミドルカットシューズに関する水蒸気透過性及び防水性の機能層ブーティ10の構造を有するミドルカット履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。図5は、履物のトウ部分から見た図4の履物アセンブリの高度に簡単にした概略図を示す。図6は、完成した状態の図4及び5の履物アセンブリを含むミドルカット履物の高度に簡単にした概略図を示す。
図4〜6においてみることができるように、アッパー材料層30は、甲回りの履き口8の領域において履物アセンブリ10に取り付けられる。したがって、カラー層14が防水性及び水蒸気透過性の機能層12の反対側に弾性エクステンション24、26、28を含む場合特に有益である。これらのエクステンション24、26、28は、たたまれ、アッパー材料層30で内側のアッパー材料層30に取り付けられるように構成されてよい。それによって、エクステンション24、26、28はアッパー材料層30の開けることのできる部分(図6においてみられるアッパー材料30のジッパー部分32など)、舌部分及び/又は水ガセット部分を覆うバッキング層を形成する。係る構成において、カラー層14は、エクステンション24、26、28が下向きに甲回りの履き口8から延在するように、甲回りの履き口8の外周においてたたまれてよい。エクステンションは、アッパー材料と履物アセンブリとの間に配置されてよい。下向きに延在する部分24、26、28はアッパー材料層30の内側に取り付けられ、これによって、内側の弾性層によりアッパー材料層30中の任意の開けることのできる部分を覆うことを可能にする。これは、特にアッパー材料30中の履き口又はスリットを覆うための的確な設計であり、そうでなければ幾つかの柔軟な材料により覆われる必要がある。例えば従来の履物設計中の舌から横方向に要求される水ガセット部分は、弾性カラー層の係るたたまれたエクステンション24、26より完全に置き換えられてよい。同じことが、ジッパー32が与えられたアッパー材料層中の任意の部分に当てはまる。ジッパー32が開けられた際に作り出されるアッパー材料中のスリットは、カラー層14のたたまれたエクステンション28の弾性材料により容易に補強されてよい。

Claims (26)

  1. 履物のアッパーアセンブリの少なくとも一部を形成する履物アセンブリ(10)であって、前記履物アセンブリ(10)が甲回りの履き口(8)を規定しており、かつ、
    ‐第一の弾性を有する水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)と、
    ‐前記甲回りの履き口(8)の少なくとも一部を規定するように前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)に取り付けられたカラー層(14)と、
    を含み、前記カラー層(14)が第二の弾性を有する、履物アセンブリ(10)。
  2. 前記カラー層(14)が、1つより多くの方向に弾性特性を有する、請求項1に記載の履物アセンブリ(10)。
  3. 前記第二の弾性が、所定の閾値と等しく、又はこれより大きい、請求項1又は2に記載の履物アセンブリ(10)。
  4. 前記第二の弾性が、前記第一の弾性と等しく、又はこれより大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  5. 前記カラー層(14)が、前記甲回りの履き口(8)の少なくとも30%に沿って、特に、前記甲回りの履き口(8)の少なくとも60%に沿って、特に、前記甲回りの履き口(8)の少なくとも2/3に沿って延在している、請求項1〜4のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  6. 前記カラー層(14)が、弾性シーム(18)により水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)に取り付けられている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  7. 前記弾性シーム(18)が、第三の弾性を有するスレッドにより形成されている、請求項6に記載の履物アセンブリ(10)。
  8. 前記弾性シーム(18)が、弾性的特徴を与えるステッチパターンにより形成されている、請求項6又は7に記載の履物アセンブリ(10)。
  9. 前記弾性シーム(18)が、前記甲回りの履き口(8)の外周の少なくとも30%に沿って、特に、前記甲回りの履き口(8)の外周の少なくとも60%に沿って、特に、前記甲回りの履き口(8)の外周の少なくとも2/3に沿って延在している、請求項6〜8のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  10. 前記第一の弾性及び前記第二の弾性が、同じ方向において測定される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  11. 前記第一の弾性及び前記第二の弾性が、水平方向に対して平行な方向において測定される、請求項1〜10のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  12. 前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)並びに前記カラー層(14)が、シーム(18)を介して互いに取り付けられており、前記第一の弾性及び前記第二の弾性が、シーム(18)に平行な方向において測定される、請求項10又は11に記載の履物アセンブリ(10)。
  13. シーム(18)により互いに取り付けられた前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)並びに前記カラー層(14)から製造された複合サンプル片が第四の弾性を有し、前記第四の弾性が、所定の閾値と等しく、又はこれより大きい、請求項1〜12のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  14. 前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)が、水蒸気透過性及び防水性のメンブレン並びに前記水蒸気透過性及び防水性のメンブレンに取り付けられたテキスタイル層により作り上げられた積層体の構造を有する、請求項1〜13のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  15. 前記テキスタイル層が、弾性テキスタイル構造を有する、請求項14に記載の履物アセンブリ(10)。
  16. 前記テキスタイル層が、弾性フィラメントを含む、請求項13又は14に記載の履物アセンブリ(10)。
  17. 前記水蒸気透過性及び防水性の機能層が、フルオロポリマー、特にePTFEから製造された水蒸気透過性及び防水性の膜を含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  18. 前記カラー層(14)が水蒸気透過性であるが、防水性ではない、請求項1〜17のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  19. アッパーライニングの構造を有する、請求項1〜18のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  20. 水蒸気透過性及び防水性のソックスの構造を有する、請求項19に記載の履物アセンブリ(10)。
  21. 防水性アッパーボトムに取り付けられた水蒸気透過性及び防水性のアッパーライニングの構造を有する、請求項18に記載の履物アセンブリ(10)。
  22. 前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)が、前記履物アセンブリ(10)の高さの少なくとも20%の高さ、特に、前記履物アセンブリ(10)の少なくとも65%の高さ、特に、前記履物アセンブリ(10)の少なくとも95%の高さまで延在している、請求項1〜21のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  23. 前記カラー層(14)が、水蒸気透過性機能層(12)の反対側に弾性エクステンション(24,26,28)を含み、前記エクステンション(24,26,28)が、アッパー材料層(30)の開けることのできる部分(32)、舌部分、及び/又はガセット部分を覆うバッキング層を形成するようにたたまれ、かつ、アッパー材料層(30)に取り付けられるように構成されている、請求項1〜22のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)。
  24. 履物のアッパーアセンブリであって、前記アッパーアセンブリが、
    ‐足の少なくとも上側の部分を取り囲むアッパー材料層(30)と、
    ‐請求項1〜23のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)と、
    を含み、
    請求項1〜23のいずれか1項に記載の履物アセンブリ(10)が、前記アッパー材料層(30)の内側に配置されたアッパーライニングを形成しており、前記アッパーライニングは、少なくとも前記第一の機能層(12)及び前記弾性カラー(14)の領域内の前記アッパーライニングが、前記アッパー材料層(30)から独立してその形状に適合することができるような程度に、前記アッパー材料(30)から独立である、履物のアッパーアセンブリ。
  25. 前記アッパー材料層(30)及び/又は前記アッパーライニング層が、防水性及び水蒸気透過性のアッパーアセンブリを形成するように、アッパーボトム層に取り付けられるように構成されている、請求項24に記載のアッパーアセンブリ。
  26. 前記アッパー材料層(30)が、少なくとも1つの開けることのできる部分(32)、舌部分、及び/又はガセット部分を含み、前記アッパーライニング層の前記カラー層(14)が、前記水蒸気透過性及び防水性の機能層(12)の反対側に弾性エクステンション(24,26,28)を含み、前記エクステンション(24,26,28)が、アッパー材料層(30)の少なくとも1つの開けることのできる部分(32)、舌部分、及び/又はガセット部分を覆うバッキング層を形成するようにたたまれ、かつ、前記アッパー材料層(30)に取り付けられている、請求項24又は25に記載のアッパーアセンブリ。
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