JP2017033119A - 収納先特定プログラム、収納先特定方法、及び情報処理装置 - Google Patents

収納先特定プログラム、収納先特定方法、及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】収納先の特定精度を向上する。【解決手段】コンピュータ1は、収納帳票10から文字や記号等様々な形態で記載された地方公共団体を示す地方公共団体情報11を検出する。そして、コンピュータ1は、収納帳票10における地方公共団体情報11の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報11が示す地方公共団体の内から収納帳票10の収納先12を特定する。これにより、収納先特定プログラムは、コンピュータ1が誤って収納先12以外を収納先12として特定する可能性を低下させ、収納先の特定精度を向上させる。【選択図】図1

Description

収納先特定プログラム、収納先特定方法、及び情報処理装置に関する。
従来から、金融機関等による税金等の収納代行が行われている。税金等の収納代行では、金融機関等は、納税者(収納者)から金銭を受取るとともに収納帳票に記載されている収納先に基づいて収納帳票を仕分けして、受取った金銭を収納先に対して納税者に代わって収納する。
収納帳票に記載されている収納先を特定する方法としては、収納帳票のレイアウトを事前に定義化し、定義化した情報に基づいて収納帳票の収納先が記載された場所を特定し、当該場所から収納先を読み取って特定する方法がある。しかしながら、収納帳票は、発行元によってレイアウトが異なるとともに、不定期に改訂される場合がある。そのため、上記方法では、事前に複数の収納帳票を定義化するとともに、改訂される度に再定義する必要があり、運用コストがかかるという問題がある。
これに対して、キーワードを用いることで収納帳票から所定の情報を取得する方法が知られている。収納帳票内で使われている用語は、レイアウトや発行元によらず共通または類似している。したがって、上記方法では、一度キーワードを定義すれば、レイアウトが改訂された場合でも再定義をする必要がなく、運用コストを低減することができる。
特開2003−016280号公報 特開2012−083807号公報
しかしながら、収納帳票には、収納先を示す地方公共団体に加え、納税者の住所が記載される場合がある。このため、キーワードを用いて収納先を示す地方公共団体を取得しようとした場合に、誤って納税者の住所を取得してしまい、正しく仕分けができない場合があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、収納先の特定精度を向上可能な収納先特定プログラム、収納先特定方法、及び情報処理装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下に示すような処理をコンピュータに実行させる収納先特定プログラム、および以下に示すような処理をコンピュータがおこなう収納先特定方法を提供する。コンピュータは、収納帳票から地方公共団体を示す地方公共団体情報を検出し、収納帳票における地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報が示す地方公共団体の内から収納帳票の収納先を特定する。
また、上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置は、検出手段と、特定手段とを備える。検出手段は、収納帳票から地方公共団体を示す地方公共団体情報を検出する。特定手段は、収納帳票における地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報が示す地方公共団体の内から収納帳票の収納先を特定する。
収納先特定プログラム、収納先特定方法、及び情報処理装置によれば、収納先の特定精度を向上できる。
第一実施形態における収納先特定プログラムを実行するコンピュータの概要を示す図である。 第二実施形態における仕分情報特定システムの概要を示す図である。 第二実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 第二実施形態における収納帳票の一例を示す図である。 第二実施形態における情報処理装置の機能ブロックを示す図である。 第二実施形態におけるキーワードテーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における検出結果テーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における評価テーブルの一例を示す図である。 第二実施形態における収納情報特定処理のフローチャートである。 第二実施形態における評価処理のフローチャートである。 第二実施形態における出現回数評価のフローチャートである。 第二実施形態における第1の出現位置評価のフローチャートである。 第二実施形態における第2の出現位置評価のフローチャートである。 第二実施形態における出現形態評価のフローチャートである。 第二実施形態における付随キーワード評価のフローチャートである。
以下、実施形態を図面を参照して説明を行う。
[第一実施形態]
第一実施形態の概要について図1を用いて説明する。図1は、第一実施形態における収納先特定プログラムを実行するコンピュータの概要を示す図である。
コンピュータ1は、収納帳票10の収納先を特定する収納先特定プログラムを実行する装置である。収納帳票10は、収納先や収納額等の収納を行うために必要な各種情報が記載された帳票であり、税金等の収納に用いられる。収納帳票10は、発行する発行元(地方公共団体)によって様々なレイアウトをとり得る。収納先特定プログラムを実行するコンピュータ1は、例えば、収納帳票10による税金等の収納先への収納を代行する金融機関等で用いられる。コンピュータ1は、検出手段2と、特定手段3とを備える。
検出手段2は、収納帳票10から地方公共団体を示す地方公共団体情報11を検出する。収納帳票10において地方公共団体は、文字(例えば、〇×区)で記載される場合や、記号(例えば、市町村コード)で記載される場合がある。すなわち、検出手段2は、地方公共団体情報11として収納帳票10に記載された地方公共団体を示す文字や地方公共団体を示す記号を検出する。なお、市町村コードは、地方公共団体を識別可能なコードであり、JIS地名コード、地方自治体コード、都道府県コード、全国地方公共団体コード等と呼ばれることもある。
特定手段3は、収納帳票10における地方公共団体情報11の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報11が示す地方公共団体の内から収納帳票10の収納先12を特定する。 例えば、前もって抽出された収納先に見受けられる出現特徴を用いて、特定手段3は、収納帳票10における地方公共団体情報11の出現特徴を評価することにより、収納帳票10の収納先12を特定する。
地方公共団体情報11の出現特徴は、収納帳票10における地方公共団体情報11の形態(文字,記号)や、収納帳票10における地方公共団体情報11の出現位置である。また、地方公共団体情報11の出現特徴は、収納帳票10における地方公共団体の(同一の地方公共団体を示す地方公共団体情報11の)出現回数の大小や、収納帳票10において地方公共団体情報11が所定のキーワードと付随して出現しているか否か等である。
次に、コンピュータ1における収納先特定方法の一連の流れについて説明する。
コンピュータ1は、収納帳票10から地方公共団体を示す地方公共団体情報11を検出する。そして、コンピュータ1は、収納帳票10における地方公共団体情報11の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報11が示す地方公共団体の内から収納帳票10の収納先12を特定する。
このように、収納先特定プログラムは、地方公共団体情報11の出現特徴に基づいて、地方公共団体情報11が示す地方公共団体の内から収納帳票10の収納先12を特定するため、収納先12以外を誤って収納先12として特定する可能性を低下できる。すなわち、収納先特定プログラムは、収納先12の特定精度を向上できる。
[第二実施形態]
次に第二実施形態についてより具体的に説明する。図2は、第二実施形態における仕分情報特定システムの概要を示す図である。
仕分情報特定システム20は、収納帳票の仕分けに用いる仕分情報を特定するシステムである。仕分情報は、例えば、収納先や、税目等である。仕分情報特定システム20は、収納帳票による税金等の収納先への収納を代行する金融機関等で用いられる。
仕分情報特定システム20は、情報処理装置30と、情報処理装置30と接続するスキャナ40とを含んで構成される。
スキャナ40は、収納帳票をイメージデータ化して、イメージデータ化した収納帳票(収納帳票イメージ)を情報処理装置30に送信する。情報処理装置30は、スキャナ40から収納帳票イメージを受付け、収納帳票イメージから収納帳票の仕分情報(収納先、税目)を特定する。情報処理装置30は、コンピュータ1の一実施形態である。
次に情報処理装置30のハードウェア構成について図3を用いて説明する。図3は、第二実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置30は、プロセッサ31によって装置全体が制御されている。プロセッサ31には、バス39を介してRAM(Random Access Memory)32と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ31は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ31は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはPLD(Programmable Logic Device)である。またプロセッサ31は、CPU、MPU、DSP、ASIC、PLDのうちの2以上の要素の組み合わせであってもよい。
RAM32は、情報処理装置30の主記憶装置として使用される。RAM32には、プロセッサ31に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM32には、プロセッサ31による処理に必要な各種データが格納される。
バス39に接続されている周辺機器としては、HDD(Hard Disk Drive)33、グラフィック処理装置34、入力インタフェース35、光学ドライブ装置36、機器接続インタフェース37及びネットワークインタフェース38がある。
HDD33は、内蔵したディスクに対して、磁気的にデータの書き込み及び読み出しを行う。HDD33は、情報処理装置30の補助記憶装置として使用される。HDD33には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、及び各種データが格納される。なお、補助記憶装置としては、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置を使用することもできる。
グラフィック処理装置34には、モニタ34aが接続されている。グラフィック処理装置34は、プロセッサ31からの命令に従って、画像をモニタ34aの画面に表示させる。モニタ34aとしては、CRT(Cathode Ray Tube)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
入力インタフェース35には、キーボード35aとマウス35bとが接続されている。入力インタフェース35は、キーボード35aやマウス35bから送られてくる信号をプロセッサ31に送信する。なお、マウス35bは、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等がある。
光学ドライブ装置36は、レーザ光等を利用して、光ディスク36aに記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク36aは、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク36aには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。
機器接続インタフェース37は、情報処理装置30に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。例えば、機器接続インタフェース37には、メモリ装置37aやメモリリーダライタ37bやスキャナ40を接続することができる。メモリ装置37aは、機器接続インタフェース37との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ37bは、メモリカード37cへのデータの書き込み、またはメモリカード37cからのデータの読み出しを行う装置である。メモリカード37cは、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース38は、ネットワーク50に接続されている。ネットワークインタフェース38は、ネットワーク50を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
以上のようなハードウェア構成によって、第二実施形態の情報処理装置30の処理機能を実現することができる。なお、第一実施形態に示したコンピュータ1も情報処理装置30と同様のハードウェアにより処理機能を実現することができる。
情報処理装置30は、例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第二実施形態の処理機能を実現する。情報処理装置30に実行させる処理を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、情報処理装置30に実行させるプログラムをHDD33に格納しておくことができる。プロセッサ31は、HDD33内のプログラムの少なくとも一部をRAM32にロードし、プログラムを実行する。また情報処理装置30に実行させるプログラムを、光ディスク36a、メモリ装置37a、メモリカード37c等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ31からの制御により、HDD33にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ31が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に収納帳票について図4を用いて説明する。図4は、第二実施形態における収納帳票の一例を示す図である。
図4に示した収納帳票60は、「〇×県××市」の「市民税」に関する帳票である。すなわち、図4に示した収納帳票60の収納先は、「××市」である。
収納帳票60において、収納先の地方公共団体を示す地方公共団体情報(以下、収納先情報)を含む情報が、上端部分に「〇×県××市」と記載されている。また、市町村コードの形態で収納先情報が「123456」と記載されている。また、収納先情報を含む情報が口座の加入者を示す「加入者名」の記載欄に「××市収入役」と記載されている。また、収納先情報を含む情報が下端部分に「××市保管」と記載されている。また、収納先以外の地方公共団体を示す地方公共団体情報(以下、非収納先情報)を含む情報が、納税義務者の住所に「××県△△市3−2−1」と記載されている。
このように、収納帳票には、収納先情報に加え、非収納先情報が記載されている場合がある。したがって、収納帳票に記載された地方公共団体情報を用いて収納先を特定しようとした場合、収納先以外の地方公共団体が収納先として特定されてしまう場合がある。
次に、収納先以外の地方公共団体を誤って収納先として特定することを抑止し、収納先の特定精度の向上を実現するために情報処理装置30が備える機能について図5を用いて説明する。図5は、第二実施形態における情報処理装置の機能ブロックを示す図である。
情報処理装置30は、文字認識処理部301と、キーワードテーブル記憶部302と、キーワード検出部303と、評価処理部304と、収納先特定部305と、税目特定部306と、仕分情報記憶部307とを含んで構成される。
文字認識処理部301は、収納帳票に記載された文字の認識処理を行う。文字認識処理部301は、収納帳票イメージから罫線を抽出(収納帳票イメージと背景の境界も罫線として抽出)する。そして、文字認識処理部301は、収納帳票イメージの罫線で囲まれた領域(以下、セル)を検出し、セル毎に文字の認識処理を行う。
キーワードテーブル記憶部302は、仕分情報の特定に用いるキーワードが設定されたキーワードテーブルを記憶する。キーワードテーブルには、地方公共団体情報等がキーワードとして設定されている。キーワードテーブルについては、後で図6を用いて詳細に説明する。
キーワード検出部303は、文字認識処理部301による文字認識処理結果と、キーワードテーブル記憶部302が記憶するキーワードテーブルとに基づいて、収納帳票に記載されたキーワードを収納帳票イメージから検出する。キーワード検出部303は、検出結果(検出されたキーワード)を検出結果テーブルに設定する。すなわち、収納帳票に記載された地方公共団体情報は、キーワード検出部303によって検出され、検出結果テーブルに設定される。検出結果テーブルについては、後で図7を用いて詳細に説明する。
評価処理部304は、各地方公共団体が評価対象として設定された評価テーブルを準備し、検出結果テーブルを参照し、各地方公共団体の収納先である可能性の評価を示す評価値を算出する。評価テーブルについては、後で図8を用いて詳細に説明する。
評価処理部304は、出現回数評価、第1の出現位置評価、第2の出現位置評価、出現形態評価、付随キーワード評価によって各地方公共団体の評価値を算出する。以下、それぞれの評価について具体的に説明する。
評価処理部304は、出現回数評価において、収納帳票において出現した各地方公共団体の出現回数を、地方公共団体情報に基づいて特定し、収納帳票に最も多く出現した地方公共団体の評価値を加算(+1)する。一般に、収納帳票には、収納先情報が、最も多く記載される。したがって、評価処理部304は、出現回数評価を行うことで、収納先である可能性の高い地方公共団体について評価値を加算することができる。
評価処理部304は、第1の出現位置評価において、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現した位置が最も上端で、なおかつ、収納帳票の上端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算(+1)する。一般に、収納帳票には、収納先情報が、収納帳票に記載された地方公共団体情報のうち最も上端で、なおかつ、収納帳票の上端から所定の範囲内に記載される。したがって、評価処理部304は、第1の出現位置評価を行うことで、収納先である可能性の高い地方公共団体について評価値を加算することができる。
評価処理部304は、第2の出現位置評価において、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現した位置が最も下端で、なおかつ、収納帳票の下端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算(+1)する。一般に、収納帳票には、収納先情報が、収納帳票に記載された地方公共団体情報のうち最も下端で、なおかつ、収納帳票の下端から所定の範囲内に記載される。したがって、評価処理部304は、第2の出現位置評価を行うことで、収納先である可能性の高い地方公共団体について評価値を加算することができる。
評価処理部304は、出現形態評価において、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現形態が市町村コードである地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算(+1)する。一般に、収納帳票には、収納先情報が、市町村コードの形態で記載される。したがって、評価処理部304は、出現形態評価を行うことで、収納先である可能性の高い地方公共団体について評価値を加算することができる。
評価処理部304は、付随キーワード評価において、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、所定のキーワード(「加入者名」や「収入役」)とともに出現した地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算(+1)する。一般に、収納帳票には、収納先情報が、「加入者名」や「収入役」等のキーワードと付随して記載される。したがって、評価処理部304は、付随キーワード評価を行うことで、収納先である可能性の高い地方公共団体について評価値を加算することができる。なお、「加入者名」と「収入役」は、収納先情報と共に記載されるキーワードの一例である。
収納先特定部305は、算出された評価値が最も高い地方公共団体を、収納帳票の収納先と特定する。税目特定部306は、検出結果テーブルを参照して、キーワードにより検出された収納帳票の税目を特定する。
仕分情報記憶部307は、収納帳票の仕分情報(税目、収納先)を記憶する。仕分情報記憶部307は、例えば、収納帳票を識別可能な帳票番号と、税目特定部306が特定した税目と、収納先特定部305が特定した収納先を対応付けて記憶する。そして、仕分情報特定システム20が導入された金融機関等は、仕分情報記憶部307に記憶された仕分情報に基づいて、収納帳票の仕分けを行う。
次にキーワードテーブルについて図6を用いて説明する。図6は、第二実施形態におけるキーワードテーブルの一例を示す図である。
キーワードテーブル302aは、キーワードテーブル記憶部302が記憶するテーブルである。キーワードテーブル302aは、種別IDと、キーワードIDと、キーワードとの項目を含んで構成される。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つのキーワード情報を構成する。
種別IDは、キーワードの種別を識別可能な情報である。種別ID「1」は、キーワード情報のキーワードが地方公共団体を示す地方公共団体情報であることを示している。種別ID「2」は、キーワードが「加入者名」であることを示している。種別ID「3」は、キーワードが「収入役」であることを示している。種別ID「4」は、キーワードが「市町村コード」であることを示している。種別ID「5」は、キーワードが税目であることを示している。キーワードIDは、キーワードを識別可能な情報である。なお、収入役、及び加入者名は、収納先と付随して用いられるキーワードの一例である。
キーワードは、収納帳票の仕分情報の特定に用いられる文字列である。キーワード検出部303は、この項目に設定されたキーワードを収納帳票から検出する。キーワードの項目には、地方公共団体を示す地方公共団体情報、加入者名、収入役、市町村コード、税目等が設定される。例えば、キーワードが地方公共団体情報である場合には、キーワードの項目には、地方公共団体を示す市区町村名(沖縄市)と当該地方公共団体を示す市町村コード(987654)が設定される。すなわち、キーワードが地方公共団体情報である場合には、キーワードの項目には、同一の地方公共団体を様々な表現形態で表現した地方公共団体情報が対応付けて設定される。
なお、地方公共団体情報以外についても、様々な形態で表現されたキーワードを併せて設定してもよい。例えば、市町村コードの同義語(異なる表現形態)である、JIS地名コードと、地方自治体コードと、都道府県コードと、全国地方公共団体コードとをさらに、種別ID「4」、キーワードID「n3」のキーワードの項目に設定してもよい。このように、キーワードテーブルに様々な形態で表現されたキーワードを併せて登録しておくことで、情報処理装置30は、収納帳票毎の用語の表現形態の違いに対応でき、収納帳票から適切に仕分情報の特定に用いるキーワードを検出できる。
キーワードテーブル302aには、種別ID「1」、キーワードID「1」、キーワード「釧路市」,「000001」であるキーワード情報が設定されている。これは、キーワード「釧路市」の種別IDが「1」であり、キーワードIDが「1」であること、及びキーワード「000001」の種別IDが「1」であり、キーワードIDが「1」であることを意味する。
なお、キーワードテーブル302aのキーワードの項目には、収納先となり得る地方公共団体を示す地方公共団体情報が全てキーワードとして設定されている。これにより、キーワード検出部303は、収納帳票に記載された収納先となり得る地方公共団体を漏れなく検出できる。
次に検出結果テーブルについて図7を用いて説明する。図7は、第二実施形態における検出結果テーブルの一例を示す図である。検出結果テーブル303aは、キーワード検出部303が検出した検出結果(キーワード)が設定されたテーブルである。検出結果テーブル303aは、検出番号と、キーワードと、種別IDと、キーワードIDと、座標の項目を含んで構成される。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの検出結果情報を構成する。
検出番号は、収納帳票から検出したキーワードを識別可能な識別情報であり、例えば、検出番号の項目には、検出された順番に番号が設定される。キーワードの項目には、検出されたキーワードが設定される。種別IDの項目には、検出されたキーワードの種別IDが設定される。キーワードIDの項目には、検出されたキーワードのキーワードIDが設定される。座標は、検出されたキーワードの収納帳票における位置情報であり、座標の項目には、検出されたキーワードの収納帳票における左上及び右下の座標が設定される。例えば、座標は、収納帳票の左上を(0,0)とした相対座標である。
検出結果テーブル303aには、検出番号「1」、キーワード「××市」、種別ID「1」、キーワードID「1000」、座標「(40,20)(60,30)」である検出結果情報が設定されている。これは、キーワード検出により、1番目に検出されたキーワードが、収納帳票の座標「(40,20)(60,30)」に記載された、種別IDが「1」でキーワードIDが「1000」である「××市」であることを意味する。
次に評価テーブルについて図8を用いて説明する。図8は、第二実施形態における評価テーブルの一例を示す図である。評価テーブル304aは、各地方公共団体の収納先である可能性の評価に用いるテーブルである。評価テーブル304aには、収納先となり得る全ての地方公共団体が評価対象として設定されている。
評価テーブル304aは、キーワードIDと、地方公共団体と、評価値と、出現回数との項目を含んで構成される。各項目の横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、1つの評価情報を構成する。
キーワードIDの項目には、地方公共団体の項目に設定されたキーワード(地方公共団体を示す地方公共団体情報)のキーワードIDが設定される。地方公共団体の項目には、地方公共団体を様々な表現形態で表現した地方公共団体情報が設定される。なお、当該項目に設定された地方公共団体情報が示す地方公共団体が評価処理部304の評価対象である。評価値は、地方公共団体の収納先である可能性を評価した値である。出現回数は、収納帳票において地方公共団体が出現した回数である。評価処理部304は、例えば、キーワードテーブルに設定された種別IDが「1」であるキーワード情報を用いることで、評価テーブルを生成する。
評価テーブル304aは、キーワードID「1」、地方公共団体「釧路市」,「000001」、評価値「0」、出現回数「0」である評価情報が設定されている。これは、収納帳票においてキーワードIDが「1」である地方公共団体情報(「釧路市」,「000001」)が1つも記載されておらず、当該地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値が「0」である(収納先でない)ことを意味する。
なお、評価処理部304が生成した、評価テーブル304aには、収納先となり得る全ての地方公共団体が評価対象として設定されると説明したがこれに限らない。例えば、評価処理部304は、検出結果テーブルに基づいて、収納帳票に記載された地方公共団体のみを評価対象として設定した評価テーブルを生成してもよい。
次に収納情報特定処理について図9を用いて説明する。図9は、第二実施形態における収納情報特定処理のフローチャートである。収納情報特定処理は、情報処理装置30によって実行される処理である。情報処理装置30は、スキャナ40から収納帳票イメージを受付けると収納情報特定処理を開始する。
[ステップS11]文字認識処理部301は、収納帳票イメージから罫線を抽出する。
[ステップS12]文字認識処理部301は、抽出した罫線に基づいて、セルを検出する。
[ステップS13]文字認識処理部301は、セル毎にセル内の文字の認識処理を実行する。
[ステップS14]キーワード検出部303は、キーワードテーブルを参照して、文字の認識結果に基づいて、収納帳票に記載されたキーワードを検出する。
[ステップS15]キーワード検出部303は、検出したキーワードを設定した検出結果テーブルを生成する。
[ステップS16]評価処理部304は、評価処理を行う。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、出現回数評価、第1の出現位置評価、第2の出現位置評価、出現形態評価、付随キーワード評価を行い、各地方公共団体の評価値を算出する。評価処理については、後で図10を用いて詳細に説明する。
[ステップS17]収納先特定部305は、評価結果が設定された評価テーブルを参照して、最も評価値が高い評価対象(地方公共団体)を収納先と特定する。
[ステップS18]税目特定部306は、検出結果テーブルを参照して、種別IDが5である検出結果情報のキーワードを収納帳票の税目と特定する。
[ステップS19]税目特定部306及び収納先特定部305は、収納先の特定結果及び税目の特定結果を仕分情報記憶部307に記憶し、収納情報特定処理を終了する。
次に評価処理について図10を用いて説明する。図10は、第二実施形態における評価処理のフローチャートである。評価処理は、評価処理部304によって収納情報特定処理のステップS16で行われる処理である。
[ステップS21]評価処理部304は、地方公共団体を評価対象として設定した評価テーブルを準備する。
[ステップS22]評価処理部304は、出現回数評価を実行する。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、収納帳票において出現した各地方公共団体の出現回数を、地方公共団体情報に基づいて特定し、収納帳票に最も多く出現した地方公共団体の評価値を加算する。出現回数評価については、後で図11を用いて詳細に説明する。
[ステップS23]評価処理部304は、第1の出現位置評価を実行する。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現した位置が最も上端で、なおかつ、収納帳票の上端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算する。第1の出現位置評価については、後で図12を用いて詳細に説明する。
[ステップS24]評価処理部304は、第2の出現位置評価を実行する。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現した位置が最も下端で、なおかつ、収納帳票の下端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算する。第2の出現位置評価については、後で図13を用いて詳細に説明する。
[ステップS25]評価処理部304は、出現形態評価を実行する。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、出現形態が市町村コードである地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算する。出現形態評価については、後で図14を用いて詳細に説明する。
[ステップS26]評価処理部304は、付随キーワード評価を実行する。評価処理部304は、検出結果テーブルを参照して、収納帳票において出現した地方公共団体情報のうち、所定のキーワード(「加入者名」や「収入役」)とともに出現した地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算する。付随キーワード評価については、後で図15を用いて詳細に説明する。
次に出現回数評価について図11を用いて説明する。図11は、第二実施形態における出現回数評価のフローチャートである。出現回数評価は、評価処理部304によって評価処理のステップS22で行われる処理である。
[ステップS31]評価処理部304は、検出結果テーブルの1行目の検出結果情報を参照する。
[ステップS32]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報である場合にはステップS33にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」でない場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報以外である場合にはステップS36にすすむ。
[ステップS33]評価処理部304は、参照中の検出結果情報のキーワードIDを特定する。
[ステップS34]評価処理部304は、特定したキーワードIDと一致するキーワードIDを含む評価情報を評価テーブルから特定する。
[ステップS35]評価処理部304は、特定した評価情報の出現回数を+1する。
[ステップS36]評価処理部304は、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS32〜S35までの処理を終了したか否かを判定する。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS32〜S35までの処理を終了したと判定した場合にはステップS38にすすむ。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS32〜S35までの処理を終了していないと判定した場合にはステップS37にすすむ。
[ステップS37]評価処理部304は、検出結果テーブルの現在参照中の検出結果情報の次の行に設定された検出結果情報を新たに参照し、ステップS32にすすむ。
[ステップS38]評価処理部304は、評価テーブルを参照し、出現回数の一番多い評価情報の評価値を加算(+1)して、出現回数評価を終了する。
以上が第二実施形態における出現回数評価である。これによれば、評価処理部304は、収納先である可能性の高い、収納帳票に最も多く出現した地方公共団体の評価値を加算することができる。
次に第1の出現位置評価について図12を用いて説明する。図12は、第二実施形態における第1の出現位置評価のフローチャートである。第1の出現位置評価は、評価処理部304によって評価処理のステップS23で行われる処理である。
[ステップS41]評価処理部304は、座標を記憶する座標記憶領域、座標記憶領域に記憶した座標に位置する地方公共団体情報のキーワードIDを記憶するキーワードID記憶領域をRAM32に生成する。座標記憶領域が記憶する座標は、例えば、生成時には収納帳票の座標の最も下端の座標であり、座標記憶領域に記憶した座標よりも上端に位置する地方公共団体情報の座標を検出した場合には、当該地方公共団体情報の座標に更新される。
[ステップS42]評価処理部304は、検出結果テーブルの1行目の検出結果情報を参照する。
[ステップS43]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報である場合にはステップS44にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」でない場合、すなわち、検出結果情報の地方公共団体情報以外である場合にはステップS47にすすむ。
[ステップS44]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標を取得する。
[ステップS45]評価処理部304は、ステップS44で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より上端に位置するか否かを判定する。評価処理部304が、ステップS44で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より上端に位置すると判定した場合にはステップS46にすすむ。評価処理部304が、ステップS44で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より下端に位置すると判定した場合にはステップS47にすすむ。
[ステップS46]評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標を、現在参照中の検出結果情報の座標に更新する。また、評価処理部304は、キーワードID記憶領域に記憶したキーワードIDを、現在参照中の検出結果情報のキーワードIDに更新する。
[ステップS47]評価処理部304は、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS43〜S46までの処理を終了したか否かを判定する。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS43〜S46までの処理を終了したと判定した場合にはステップS49にすすむ。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS43〜S46までの処理を終了していないと判定した場合にはステップS48にすすむ。
[ステップS48]評価処理部304は、検出結果テーブルの現在参照中の検出結果情報の次の行に設定された検出結果情報を新たに参照し、ステップS43にすすむ。
[ステップS49]評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の上端から所定の範囲内であるか否かを判定する。例えば、評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の上端から5分の1の範囲内である場合に、収納帳票の上端から所定の範囲内であると判定する。
評価処理部304が、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の上端から5分の1の範囲内であると判定した場合にはステップS50にすすむ。評価処理部304が、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の上端から5分の1の範囲内でないと判定した場合には第1の出現位置評価を終了する。
[ステップS50]評価処理部304は、キーワードID記憶領域に記憶したキーワードIDを含む評価情報を評価テーブルから特定する。
[ステップS51]評価処理部304は、特定した評価情報の評価値を加算(+1)して、第1の出現位置評価を終了する。
以上が第二実施形態における第1の出現位置評価である。これによれば、評価処理部304は、収納先である可能性の高い、出現した位置が最も上端で、なおかつ、収納帳票の上端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算することができる。
次に第2の出現位置評価について図13を用いて説明する。図13は、第二実施形態における第2の出現位置評価のフローチャートである。第2の出現位置評価は、評価処理部304によって評価処理のステップS24で行われる処理である。
[ステップS61]評価処理部304は、座標を記憶する座標記憶領域、座標記憶領域に記憶した座標に位置する地方公共団体情報のキーワードIDを記憶するキーワードID記憶領域をRAM32に生成する。座標記憶領域が記憶する座標は、例えば、生成時には帳票の座標の最も上端の座標であり、座標記憶領域に記憶した座標よりも下端に位置する地方公共団体情報の座標を検出した場合には、当該地方公共団体情報の座標に更新される。
[ステップS62]評価処理部304は、検出結果テーブルの1行目の検出結果情報を参照する。
[ステップS63]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報である場合にはステップS64にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」でない場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報以外である場合にはステップS67にすすむ。
[ステップS64]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標を取得する。
[ステップS65]評価処理部304は、ステップS64で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より下端に位置するか否かを判定する。評価処理部304が、ステップS64で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より下端に位置すると判定した場合にはステップS66にすすむ。評価処理部304が、ステップS64で取得した座標の方が座標記憶領域に記憶した座標より上端に位置すると判定した場合にはステップS67にすすむ。
[ステップS66]評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標を、現在参照中の検出結果情報の座標に更新する。また、評価処理部304は、キーワードID記憶領域に記憶したキーワードIDを、現在参照中の検出結果情報のキーワードIDに更新する。
[ステップS67]評価処理部304は、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS63〜S66までの処理を終了したか否かを判定する。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS63〜S66までの処理を終了したと判定した場合にはステップS69にすすむ。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS63〜S66までの処理を終了していないと判定した場合には、ステップS68にすすむ。
[ステップS68]評価処理部304は、検出結果テーブルの現在参照中の検出結果情報の次の行に設定された検出結果情報を新たに参照し、ステップS63にすすむ。
[ステップS69]評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の下端から所定の範囲内であるか否かを判定する。例えば、評価処理部304は、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の下端から5分の1の範囲内である場合に、収納帳票の下端端から所定の範囲内であると判定する。
評価処理部304が、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の下端から5分の1の範囲内であると判定した場合にはステップS70にすすむ。評価処理部304が、座標記憶領域に記憶した座標が収納帳票の下端から5分の1の範囲内でないと判定した場合には第2の出現位置評価を終了する。
[ステップS70]評価処理部304は、キーワードID記憶領域に記憶したキーワードIDを含む評価情報を評価テーブルから特定する。
[ステップS71]評価処理部304は、特定した評価情報の評価値を加算(+1)して、第2の出現位置評価を終了する。
以上が第二実施形態における第2の出現位置評価である。これによれば、評価処理部304は、収納先である可能性の高い、出現した位置が最も下端で、なおかつ、収納帳票の下端から所定の範囲内に位置する地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算することができる。
次に出現形態評価について図14を用いて説明する。図14は、第二実施形態における出現形態評価のフローチャートである。出現形態評価は、評価処理部304によって評価処理のステップS25で行われる処理である。
[ステップS81]評価処理部304は、検出結果テーブルの1行目の検出結果情報を参照する。
[ステップS82]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報である場合にはステップS83にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「1」でない場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが地方公共団体情報以外である場合にはステップS88にすすむ。
[ステップS83]評価処理部304は、参照中の検出結果情報のキーワードが市町村コードの形態で記載された地方公共団体情報であるか否かを判定する。評価処理部304が、参照中の検出結果情報のキーワードが、市町村コードの形態で記載された地方公共団体情報であると判定した場合にはステップS84にすすむ。評価処理部304が、参照中の検出結果情報のキーワードが、市町村コードの形態で記載された地方公共団体情報でないと判定した場合にはステップS88にすすむ。
[ステップS84]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標の近傍から種別IDが「4」であるキーワードが検出されているか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標を取得し、検出結果テーブルに設定された検出結果情報のうち座標が取得した座標から所定の範囲内である検出結果情報を特定し、特定した検出結果情報の種別IDが「4」であるか否かを判定する。
評価処理部304が、参照中の検出結果情報の座標の近傍から種別IDが「4」であるキーワードが検出されていると判定した場合にはステップS85にすすむ。評価処理部304が、参照中の検出結果情報の座標の近傍から種別IDが「4」であるキーワードが検出されていないと判定した場合にはステップS88にすすむ。
[ステップS85]評価処理部304は、参照中の検出結果情報からキーワードIDを特定する。
[ステップS86]評価処理部304は、特定したキーワードIDを含む評価情報を評価テーブルから特定する。
[ステップS87]評価処理部304は、特定した評価情報の評価値を加算(+1)する。
[ステップS88]評価処理部304は、検出結果テーブルに設定されている全ての検出結果情報についてステップS82〜S87までの処理を終了したか否かを判定する。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定されている全ての検出結果情報についてステップS82〜S87までの処理を終了したと判定した場合には出現形態評価を終了する。評価処理部304が、検出結果テーブルに設定されている全ての検出結果情報についてステップS82〜S87までの処理を終了していないと判定した場合にはステップS89にすすむ。
[ステップS89]評価処理部304は、検出結果テーブルの現在参照中の検出結果情報の次の行に設定された検出結果情報を新たに参照し、ステップS82にすすむ。
以上が第二実施形態における出現形態評価である。これによれば、評価処理部304は、収納先である可能性の高い、市町村コードの形態で出現した地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算することができる。また、評価処理部304は、当該地方公共団体情報の近傍から「市町村コード」のキーワードが検出した場合にのみ評価値を加算することで、管理番号等の地方公共団体情報ではない記号等により評価値が加算される可能性を抑止できる。
次に付随キーワード評価について図15を用いて説明する。図15は、第二実施形態における付随キーワード評価のフローチャートである。付随キーワード評価は、評価処理部304によって評価処理のステップS26で行われる処理である。
[ステップS91]評価処理部304は、検出結果テーブルの1行目の検出結果情報を参照する。
[ステップS92]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「2」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「2」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが加入者名である場合にはステップS95にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「2」でない場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが加入者名以外である場合にはステップS93にすすむ。
[ステップS93]評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「3」であるか否かを判定する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「3」である場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが収入役である場合にはステップS94にすすむ。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の種別IDが「3」でない場合、すなわち、検出結果情報のキーワードが収入役以外である場合にはステップS96にすすむ。
[ステップS94]評価処理部304は、収納帳票に記載された「収入役」の座標を取得する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標を「収入役」の座標として取得する。
[ステップS95]評価処理部304は、収納帳票に記載された「加入者名」の座標を取得する。評価処理部304は、参照中の検出結果情報の座標を「加入者名」の座標として取得する。
[ステップS96]評価処理部304は、検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS92〜S95までの処理を終了したか否かを判定する。評価処理部304が検出結果テーブルに設定された全ての検出結果情報についてステップS92〜S95までの処理を終了したと判定した場合にはステップS98にすすむ。評価処理部304が検出結果テーブルの全ての検出結果情報についてステップS92〜S95までの処理を終了していないと判定した場合にはステップS97にすすむ。
[ステップS97]評価処理部304は、検出結果テーブルの現在参照中の検出結果情報の次の行に設定された検出結果情報を新たに参照し、ステップS92にすすむ。
[ステップS98]評価処理部304は、収入役の座標及び加入者名の座標を取得したか否かを判定する。評価処理部304が、収入役の座標及び加入者名の座標を取得したと判定した場合にはステップS99にすすみ、収入役の座標及び加入者名の座標を取得していないと判定した場合には付随キーワード評価を終了する。
[ステップS99]評価処理部304は、収入役及び加入者名と付随して記載された地方公共団体情報を特定する。例えば、評価処理部304は、検出結果テーブルに設定された検出結果情報のうち座標が、収入役の座標及び加入者名の座標から所定の範囲内であり、かつ、種別IDが「1」(キーワードが地方公共団体情報)である検出結果情報を特定する。
[ステップS100]評価処理部304は、収入役及び加入者名と付随して記載された地方公共団体情報を特定できたか否かを判定する。評価処理部304が、収入役及び加入者名と付随して記載された地方公共団体情報を特定できたと判定した場合にはステップS101にすすむ。評価処理部304が、収入役及び加入者名と付随して記載された地方公共団体情報を特定できなかったと判定した場合には付随キーワード評価を終了する。
[ステップS101]評価処理部304は、特定した地方公共団体情報を含む評価情報を評価テーブルから特定する。
[ステップS102]評価処理部304は、特定した評価情報の評価値を加算(+1)して、付随キーワード評価を終了する。
以上が第二実施形態における付随キーワード評価である。これによれば、評価処理部304は、収納先である可能性の高い、所定のキーワード(「加入者名」や「収入役」)とともに出現した地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を加算することができる。
なお、評価処理部304は、収納帳票から検出した地方公共団体情報の収納帳票における出現特徴を用いて収納先を特定すればよく、上記評価方法に限らない。例えば、評価処理部304は、収納先以外と付随するキーワード(例えば、「納税義務者」)とともに出現した地方公共団体情報が示す地方公共団体の評価値を減算してもよい。また、評価処理部304は、出現した地方公共団体情報の大きさ、色(プレプリントか否か)等を用いて地方公共団体の評価値を加算、減算してもよい。
また、評価処理部304は、複数の観点から評価するため、汚れ等により収納帳票に検出できない地方公共団体情報が有った場合であっても、収納先を精度よく特定できる。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、情報処理装置30が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(可搬型記録媒体を含む)に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disk)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc)、CD−R(Recordable)/RW(Rewritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワーク50を介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
なお、上述の実施の形態は、実施の形態の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えることができる。
さらに、上述の実施の形態は、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではない。
1 コンピュータ
2 検出手段
3 特定手段
10 収納帳票
11 地方公共団体情報
12 収納先

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    収納帳票から地方公共団体を示す地方公共団体情報を検出し、
    前記収納帳票における前記地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、前記地方公共団体情報が示す地方公共団体の内から前記収納帳票の収納先を特定する、
    処理を実行させる収納先特定プログラム。
  2. 前記地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、前記地方公共団体情報が示す地方公共団体が前記収納先である可能性を評価し、評価結果に基づいて前記収納先を特定する、
    請求項1に記載の収納先特定プログラム。
  3. 前記地方公共団体情報の出現特徴は、前記収納帳票における前記地方公共団体情報が示す地方公共団体の出現回数である、
    請求項2に記載の収納先特定プログラム。
  4. 前記地方公共団体情報の出現特徴は、前記収納帳票における出現位置である、
    請求項2に記載の収納先特定プログラム。
  5. 前記地方公共団体情報の出現特徴は、前記収納帳票における出現形態である、
    請求項2に記載の収納先特定プログラム。
  6. 前記地方公共団体情報の出現特徴は、前記収納帳票において所定のキーワードと付随して出現したか否かである、
    請求項2に記載の収納先特定プログラム。
  7. コンピュータが、
    収納帳票から地方公共団体を示す地方公共団体情報を検出し、
    前記収納帳票における地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、前記地方公共団体情報が示す地方公共団体の内から前記収納帳票の収納先を特定する、
    処理を実行する収納先特定方法。
  8. 収納帳票から地方公共団体を示す地方公共団体情報を検出する検出部と、
    前記収納帳票における地方公共団体情報の出現特徴に基づいて、前記地方公共団体情報が示す地方公共団体の内から前記収納帳票の収納先を特定する特定部と、
    を備える情報処理装置。
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