JP2017030499A - Vehicle seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、乗物用シートに関する。詳しくは、シートバックを前倒し位置まで倒し込んでストッパに当てて止めることができる乗物用シートに関する。 The present invention relates to a vehicle seat. More specifically, the present invention relates to a vehicle seat in which a seat back is brought down to a forward position and can be stopped by hitting a stopper.
従来、車両用シートにおいて、シートバックがリクライナを介してシートクッションと連結されて、背凭れ角度が固定された状態に保持される構成とされたものが知られている(特許文献1)。上記シートバックは、詳しくは、上記リクライナに一体的に結合される中間プレートと、中間プレートに対して回転可能な本体フレームと、に分割された構成となっている。上記本体フレームは、通常、ばねの附勢力により、中間プレートに対して後ろ回転する方向に附勢された状態として、中間プレートに当たって回転止めされた構成となっている。このような構成により、シートバックは、リクライナにより背凭れ角度が固定された状態においても、本体フレームをばねの附勢力に抗して中間プレートに対して前回転させることで、前傾角度まで倒し込んだ状態に切り換えられるようになっている。 2. Description of the Related Art Conventionally, a vehicle seat is known in which a seat back is connected to a seat cushion via a recliner and is held in a state where a backrest angle is fixed (Patent Document 1). Specifically, the seat back is divided into an intermediate plate integrally coupled to the recliner and a main body frame that is rotatable with respect to the intermediate plate. The main body frame is normally configured to be rotated against the intermediate plate in a state of being biased in the direction of rotating backward with respect to the intermediate plate by the biasing force of the spring. With such a configuration, even when the backrest angle is fixed by the recliner, the seat back is tilted to the forward tilt angle by rotating the main body frame forward against the intermediate plate against the urging force of the spring. Can be switched to the closed state.
しかし、上記従来技術では、シートバックを前傾角度まで倒しても、その手を離すことにより、シートバックが附勢によって元の位置に戻ってしまうため、使い勝手が悪い。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、シートバックを簡素な構造で前倒し位置に保持できるようにすることにある。 However, in the above prior art, even if the seat back is tilted to the forward tilt angle, the seat back is returned to the original position by urging by releasing the hand, so that the usability is poor. The present invention has been created as a solution to the above-described problems, and an object of the present invention is to enable the seat back to be held in the forward position with a simple structure.
上記課題を解決するために、本発明の乗物用シートは次の手段をとる。 In order to solve the above problems, the vehicle seat of the present invention takes the following means.
第1の発明は、シートバックを前倒し位置まで倒し込んでストッパに当てて止めることができる乗物用シートであって、シートバックとストッパとの間に設けられた互いに弾性的に係合する係合構造を有する。係合構造は、シートバックが前倒し位置まで倒し込まれることにより係合し、シートバックの前倒し位置から起こされる方向の移動を規制した状態に保持する構成となっている。 A first aspect of the present invention is a vehicle seat in which a seat back can be brought down to a forwardly tilted position and stopped against a stopper, and is provided between the seat back and the stopper and is elastically engaged with each other. It has a structure. The engagement structure is configured such that the seat back is engaged by being brought down to the forward position, and is held in a state in which movement in the direction raised from the forward position of the seat back is restricted.
この第1の発明によれば、シートバックとストッパとの間に互いに弾性的に係合する係合構造を設ける簡素な構成により、シートバックを前倒し位置に倒し込んだ状態に保持することができる。 According to the first aspect of the present invention, the seat back can be held in the forwardly tilted position by the simple configuration in which the engagement structure that elastically engages with each other is provided between the seat back and the stopper. .
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成とされているものである。係合構造は、シートバックが前倒し位置まで倒し込まれることにより倒れ込みの中心軸の軸方向又は径方向に係合する構成となっている。 The second invention is the following configuration in the first invention described above. The engagement structure is configured to engage in the axial direction or the radial direction of the center axis of the tilt-down when the seat back is tilted down to the forward position.
この第2の発明によれば、上記方向に係合する係合構造により、シートバックの前倒し位置から起こされる方向の移動を適切に規制することができる。 According to the second aspect of the present invention, the movement of the seat back in the direction raised from the forward tilt position can be appropriately restricted by the engagement structure that engages in the above direction.
第3の発明は、上述した第1又は第2の発明において、次の構成とされているものである。係合構造は、シートバックに設けられた突部材がストッパに形成された凹部内に弾性的に入り込んで係合する構成となっている。 The third invention is the following configuration in the first or second invention described above. The engaging structure is configured such that a protruding member provided on the seat back elastically enters and engages in a recess formed in the stopper.
この第3の発明によれば、突部材をシートバックに設けることにより、シートバックを前倒れ位置で受け止めることのできる高い構造強度を備えたストッパの凹部に対して、突部材を強く係合させることができる。 According to the third aspect of the invention, by providing the projecting member on the seat back, the projecting member is strongly engaged with the concave portion of the stopper having a high structural strength capable of receiving the seat back at the forwardly tilted position. be able to.
第4の発明は、上述した第1から第3のいずれかの発明において、次の構成とされているものである。係合構造が、シートバックに前倒し位置から起こし上げられる方向の力が掛けられることで係合が外される方向に移動案内されるガイド形状を備えた構成とされている。 According to a fourth invention, in any one of the first to third inventions described above, the following configuration is adopted. The engagement structure is configured to have a guide shape that is guided to move in a direction in which the engagement is released by applying a force in a direction that is lifted from the forward-down position to the seat back.
この第4の発明によれば、係合構造が設けられていても、シートバックに係合構造の係合力を超える強い力で前倒し位置から起こし上げる方向の力を掛けることで、係合構造の係合状態を簡単に解除して、シートバックを起こし上げることができる。 According to the fourth aspect of the present invention, even when the engagement structure is provided, the seat back is applied with a force in a direction to be raised from the forward position with a strong force exceeding the engagement force of the engagement structure. The engagement state can be easily released to raise the seat back.
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。 EMBODIMENT OF THE INVENTION Below, the form for implementing this invention is demonstrated using drawing.
<シート1の基本構造>
始めに、実施例1のシート1(乗物用シート)の構成について、図1〜図10を用いて説明する。先ず、図1〜図2を参照しながら、シート1の基本構成について説明する。本実施例のシート1は、3列シートを備えた自動車の2列目の左側座席として構成されている。上記シート1は、図1に示すように、着座者の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、頭凭れとなるヘッドレスト4と、を備えた構成となっている。
<Basic structure of
First, the configuration of the seat 1 (vehicle seat) according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. First, the basic configuration of the
<シートバック2>
上述したシートバック2は、シートクッション3の後端部に、左右一対の電動式のリクライナ5を介して背凭れ角度の調節を行える状態に連結されている。上記各リクライナ5は、常時はシートバック2の背凭れ角度を固定した状態に保持されている。各リクライナ5は、シートクッション3の乗降ドア(不図示)側に面する車両外側の側部に設けられたスイッチ5Aを前後に押し傾ける操作によって、シートバック2の背凭れ角度を対応する各操作方向に傾動させられるように駆動回転するようになっている。
<
The
<シートクッション3>
シートクッション3は、車両のフロア上に、左右一対の電動式のスライドレール6を介して前後方向に位置調節を行える状態に連結されている。上記各スライドレール6は、常時はシートクッション3の前後位置を固定した状態に保持されている。各スライドレール6は、シートクッション3の車両外側の側部に設けられたスイッチ6Aを前後に押し引きする操作によって、シートクッション3の前後位置を対応する各操作方向に押動するように駆動するようになっている。
<
The
<ウォークイン機能>
ところで、上述したシートバック2には、その車両外側の肩口部に、シートバック2を手動操作によって図2に示す前傾姿勢となる前倒し位置まで倒し込めるようにするウォークインレバー2Aが設けられている。上記ウォークインレバー2Aは、その前側に起こされる操作により、シートバック2とシートクッション3との左右両側の連結部に設けられた各メモリ機構10を操作して、各リクライナ5を動作させることなくシートバック2の背凭れ角度の固定を解除した状態にして、シートバック2を後述する各メモリ機構10の連結軸15のまわりに前倒れ回転させられるようにする構成となっている。
<Walk-in function>
By the way, the above-described
上記ウォークインレバー2Aの操作によって、シート1は、各リクライナ5の動作に依ることなく、シートバック2を素早く前倒し位置まで倒し込むことができるようになっている。そして、上記シートバック2の前倒しにより、シート1の後ろ側のスペースが広げられ、使用者が図示しない車両外側の乗降ドアから3列目のシート(不図示)に対して乗り降りするための乗降スペースが広く確保されるようになっている。
By operating the walk-in
上記シートバック2は、上述したウォークインレバー2Aの操作によって前倒し位置まで倒し込まれた後には、使用者がシートバック2を手動で後方側に押し戻す操作によって、上述した各メモリ機構10の働きにより、前倒しされる前の背凭れ角度に戻されて固定されるようになっている。このような構成となっていることにより、シートバック2は、その背凭れ角度がどの位置に調節された状態であっても、上述したウォークインレバー2Aを操作することで上述した前倒し位置まで倒し込むことができ、その後に前倒し前の背凭れ角度に簡単に戻すことができるようになっている。
After the
ここで、上述したシートバック2は、上述した前倒し位置まで倒されることにより、同シートバック2を支えるシートクッション3の左右両側の後端部に結合された図3に示す各リクライニングプレート3Aに当たって回転止めされた状態に保持されるようになっている。ここで、各リクライニングプレート3Aがそれぞれ本発明の「ストッパ」に相当する。各リクライニングプレート3Aは、図9に示すように、上述した各リクライナ5及び各メモリ機構10を介してシートバック2の各サイドフレーム2Bの下端部に連結されている。各リクライニングプレート3Aは、各サイドフレーム2Bよりも厚手の構造強度の高い鋼板材により形成されていることで、シートバック2を下方側から強く支えらえるようになっていると共に、シートバック2の前倒れ回転も当接させて強く受け止められるようになっている。
Here, the seat back 2 described above is rotated to the
また、上記シートバック2の各サイドフレーム2Bと各リクライニングプレート3Aとの間には、それぞれ、図8に示すようにシートバック2が前倒し位置まで倒されることにより互いに弾性的に係合してシートバック2の前倒し位置からの起こし上げ方向の回転移動を規制した状態にする係合構造20が設けられている。上記各係合構造20により、シートバック2が前倒し位置に倒し込まれた位置で安定して保持されるようになっている。上記各係合構造20は、シートバック2を前倒し位置に倒し込むことで弾性的に係合した状態となるが、これらの係合力を超える強い力でシートバック2に起こし上げられる方向の力が掛けられることにより係合が外されるようになっている。これにより、各係合構造20を特別な解除操作を要することなく簡便に解除して、シートバック2を元の位置に起こし上げられるようになっている。
Further, between the side frames 2B of the seat back 2 and the
<各機構の具体的な構成>
以下、上述したシートバック2の各サイドフレーム2Bとシートクッション3の左右両側の後端部に結合された各リクライニングプレート3Aとの間に設けられた電動式のリクライナ5、メモリ機構10、及び係合構造20の具体的な構成について、図3〜図10を用いて説明する。なお、これらは互いに左右対称な一対の構成となっているため、以下では、これらを代表して、車両外側に配置された片側の構成についてのみ、具体的に詳しく説明していくこととする。
<Specific configuration of each mechanism>
Hereinafter, the
<リクライナ5>
先ず、リクライナ5の構成について説明する。なお、リクライナ5は、特開2011−240758号公報等の文献に開示されている公知の構成となっているため、以下ではその主要部の構造のみを簡潔に説明することとする。図3〜図4及び図9に示すように、リクライナ5は、シートバック2のサイドフレーム2Bと、その外側に向かい合って配置されたリクライニングプレート3Aと、の間に挟まれて配置されており、これらを互いに相対回転させられる形に連結した構成となっている。
<
First, the configuration of the
具体的には、上記リクライナ5は、図9に示すように、シートバック2のサイドフレーム2Bの外側部に後述するメモリ機構10の中間プレート11を介して連結された外歯車5Bと、リクライニングプレート3Aの内側部に連結された内歯車5Cと、を有し、これらが互いに噛合位置を変えながら相対回転することのできる状態に組み付けられた構成となっている。上記外歯車5Bと内歯車5Cとの相対回転は、内歯車5Cの中心部に通された操作軸5Dが図示しない駆動モータからの回転出力の伝達を受けて回転することにより行われるようになっている。具体的には、上記操作軸5Dは、反対側のリクライナ5の操作軸5Dとの間に跨って軸方向に挿通された六角断面のコネクティングロッド5Fが上記不図示の駆動モータに連結されて駆動回転するようになっていることで、上記コネクティングロッド5Fを介して駆動モータの回転出力の伝達を受けて回転するようになっている。
Specifically, as shown in FIG. 9, the
上記外歯車5Bと内歯車5Cとは、上記不図示の駆動モータの回転が止められた状態では、互いがばね5Eの附勢力によりバックラッシのない深い噛合状態に押し付けられると共に不図示の駆動モータからブレーキ力を受けることで、強く回転止めされた状態に保持されるようになっている。そして、上記外歯車5Bと内歯車5Cとは、上記不図示の駆動モータが正逆どちらかの方向に駆動回転することにより、上記コネクティングロッド5Fを介して操作軸5Dが対応する各操作方向に回されて、互いの噛合位置を漸次変化させていくように回転操作されるようになっている。
When the rotation of the drive motor (not shown) is stopped, the external gear 5B and the internal gear 5C are pressed against each other in a deep meshing state without backlash by the urging force of the
<メモリ機構10>
次に、メモリ機構10の構成について説明する。図3〜図4及び図9に示すように、メモリ機構10は、上述したシートバック2のサイドフレーム2Bとリクライナ5の外歯車5Bとの間に介設された中間プレート11と、中間プレート11に外周側から係脱することができるようにシートバック2のサイドフレーム2Bに連結されたフック12と、同じくシートバック2のサイドフレーム2Bに連結されてフック12の係脱を操作するポール13と、中間プレート11にシートバック2のサイドフレーム2Bを回転可能に連結する連結軸15と、を有する。
<
Next, the configuration of the
中間プレート11は、図9に示すように、略円板状の部材により形成され、上述したリクライナ5の外歯車5Bの外側面に一体的に溶接されている。上記中間プレート11は、図4に示すように、その上側領域の外周部上に、円周方向に並ぶ凹凸11Bが部分的に形成されており、この凹凸11Bに後述するフック12の凹凸12Bが上方側から嵌め込まれることにより、フック12と回転方向に一体的となる構成とされている。上記中間プレート11は、図9に示すように、シートバック2のサイドフレーム2Bの外側に向かい合って配置されており、その中心部に空けられた丸孔11Aとシートバック2のサイドフレーム2Bに空けられた丸孔2B1とに跨って連結軸15がブッシュ15Aを介して軸方向に挿通されることにより、サイドフレーム2Bと相対回転可能に連結された状態とされている。
As shown in FIG. 9, the
フック12は、図3〜図4に示すように、前後方向に長尺な平板状の部材により形成されており、後述する支持プレート14とシートバック2のサイドフレーム2Bとの間に挟まれた位置に配置されている。上記フック12は、その前端部が、上述した支持プレート14とシートバック2のサイドフレーム2Bとに跨って軸方向に通された支軸12Aにより、これらに回転可能に連結されている。上記フック12は、図4に示すように、その後端側の下面部に前後方向に並ぶ凹凸12Bが形成されており、上記支軸12Aを中心とした回転により、上述した中間プレート11の外周部に形成された凹凸11Bに対して凹凸12Bを嵌合させたり(図4参照)外し出したり(図7参照)することができるようになっている。上記フック12は、上述した凹凸12Bが中間プレート11の凹凸11Bに嵌め込まれることにより、中間プレート11と回転方向に一体的な状態となって、シートバック2のサイドフレーム2Bを中間プレート11に対して回転方向に一体化させた状態とするようになっている。
As shown in FIGS. 3 to 4, the
ポール13は、図3〜図4に示すように、高さ方向に長尺な平板状の部材により形成されており、後述する支持プレート14とシートバック2のサイドフレーム2Bとの間に挟まれた位置に設けられている。上記ポール13は、その上端部が、上述した支持プレート14とシートバック2のサイドフレーム2Bとに跨って軸方向に通された支軸13Aにより、これらに回転可能に連結されている。上記ポール13は、図4に示すように、常時は、図示しないばねにより図示反時計回り方向に回転附勢された状態として、その下端部が上述したフック12の上面部に押し付けられた状態とされている。
As shown in FIGS. 3 to 4, the
これにより、上記ポール13は、上記附勢を受けた力によって、フック12を下方側に押圧して、上述したフック12の凹凸12Bを中間プレート11の凹凸11Bに押し込んで嵌合させた状態にして保持するようになっている。上記ポール13は、図7に示すように、図2で前述したウォークインレバー2Aが引き上げられる操作によって、上記附勢に抗して図7の時計回り方向に動かされて、フック12に形成された掛部12Cに下方側から掬い掛けられてフック12を上方側に持ち上げるようになっている。上記ポール13の操作により、フック12の凹凸12Bが中間プレート11の凹凸11Bから外し出されて、シートバック2のサイドフレーム2Bが中間プレート11に対して前述した連結軸15を中心に回転することができる状態となる。
As a result, the
支持プレート14は、図3に示すように、平板状の部材により形成されており、上述したシートバック2のサイドフレーム2Bの外側部に一体的に結合されて、同サイドフレーム2Bとリクライニングプレート3Aとを外側から覆った状態に組み付けられている。具体的には、上記支持プレート14は、その下端部が、図9で前述した六角断面のコネクティングロッド5Fの端部に装着された延長軸14Aに軸方向に挿通されることで、コネクティングロッド5Fに対して回転可能に軸支された状態とされている。
As shown in FIG. 3, the
そして、上記支持プレート14は、図3に示すように、上述したシートバック2のサイドフレーム2Bに対して、上述したフック12とポール13とを軸方向に挟み込んだ状態に配置されて、これらを回転可能に軸支するための上述した各支軸12A,13Aとこれらとは別の結合軸14Bとが、それぞれ軸方向に挿通されて組み付けられることで、サイドフレーム2Bに一体的に締結された状態とされている。上述した各支軸12A,13Aと結合軸14Bとは、それぞれ、支持プレート14の前後側の各縁部や上側の縁部に近い位置に配置されて、互いに前後方向と高さ方向とに広い配置間隔を置いて設けられた状態とされている。
As shown in FIG. 3, the
上述した支持プレート14は、上述したリクライニングプレート3Aの外側からシートバック2のサイドフレーム2Bの外側へ向かって上方側へ延びる途中箇所に、形状を内側にクランク状に折り曲げた屈曲部14Cが形成された構成となっている。上記屈曲部14Cにより、支持プレート14は、リクライニングプレート3Aの外側では、リクライニングプレート3Aと幅方向に平行に面を向けた状態として配置され、シートバック2のサイドフレーム2Bの外側では、同サイドフレーム2Bと幅方向に平行に面を向けた状態として配置されている。
The
上記屈曲部14Cは、図8に示すように、シートバック2が前倒し位置まで倒されることで、その前側の縁部が、上述したリクライニングプレート3Aの上縁部に突出して形成されたストッパ片3A1に当接して係止される係止部として機能するようになっている。上記屈曲部14Cは、その前側の縁部が、上述した支持プレート14における延長軸14Aと結合軸14Bとを結ぶ線分上の位置に略形成されており、これら延長軸14Aと結合軸14Bとによって上下両側から強く支持される構造によって、シートバック2の前倒れ回転を強く係止させることのできる構成とされている。上記屈曲部14Cは、上記シートバック2が図2で前述したウォークインレバー2Aの操作によって前倒し位置まで倒し込まれる時の他、シートバック2が各リクライナ5の駆動によって前倒し位置まで倒し込まれる時にもストッパ片3A1に当接して係止するよう機能するようになっている。
As shown in FIG. 8, the
以上説明したメモリ機構10は、まとめると、次のように動作する構成となっている。すなわち、図4に示すように、メモリ機構10は、通常は、上述したフック12が中間プレート11に対して互いの凹凸12B,11Bを嵌合させた状態として、シートバック2のサイドフレーム2Bを中間プレート11に一体的に連結させた状態となっている。この状態では、図6に示すように、シートバック2が、各リクライナ5の動作によって、中間プレート11と一体的となって背凭れ角度が前後方向に変えられるようになっている。
In summary, the
上記メモリ機構10は、図2で前述したウォークインレバー2Aが引き上げられる操作により、図7に示すようにポール13が図示しないケーブルの牽引操作を介して図示時計回り方向に回されて、フック12を中間プレート11との嵌合状態から引き上げるように操作される。この操作により、シートバック2のサイドフレーム2Bと中間プレート11との回転方向に一体的とされた状態が解除され、シートバック2が中間プレート11に対して連結軸15を中心に前後方向に回転することができる状態となる。したがって、次に、図8に示すように、シートバック2を前倒し位置まで倒し込むことにより、前述した支持プレート14の屈曲部14Cがリクライニングプレート3Aのストッパ片3A1に当接して、シートバック2が前倒し位置に係止された状態となる。
In the
上記メモリ機構10は、上記のようにフック12が中間プレート11との嵌合状態から外された後にシートバック2がその位置から少しでも前に倒されると、ウォークインレバー2Aの操作をやめても、フック12の凹凸12Bが中間プレート11の円弧状に湾曲した外周面上に乗り上がった状態として中間プレート11の凹凸11Bに嵌合しない状態に保持されるようになっている。したがって、上記メモリ機構10は、シートバック2が上記解除位置から少しでも前に倒されたら、ウォークインレバー2Aの操作を継続しなくても、シートバック2を前倒し位置に向けて倒し込むことで、上記フック12を中間プレート11の外周面上を摺動させていくことができるようになっている。
When the seat back 2 is tilted slightly forward from the position after the
上記メモリ機構10は、上記シートバック2が前倒し位置に倒された状態では、ウォークインレバー2Aの操作が継続されていなくても解除状態に保たれるため、使用者がシートバック2を単に後方側に起こし上げるだけの操作によってシートバック2を前倒しされる前の背凭れ角度に戻すことができる。上記メモリ機構10は、シートバック2が前倒しされる前の背凭れ角度に戻されることで、上述したフック12が中間プレート11に嵌合した図4の状態に戻されて、シートバック2のサイドフレーム2Bを中間プレート11に一体的に連結させた初期状態に戻される。
Since the
<係合構造20>
次に、係合構造20の構成について説明する。係合構造20は、図3及び図8に示すように、上述した支持プレート14に一体的に結合された金属性の板ばね21を有し、板ばね21が上述したシートバック2の前倒れによってリクライニングプレート3Aのストッパ片3A1を前側に乗り越えた位置で同ストッパ片3A1の前側の空間領域内に弾性的に入り込んで係合する構成とされている。ここで、上記板ばね21が本発明の「突部材」に相当し、ストッパ片3A1の前側の空間領域が本発明の「凹部」に相当する。具体的には、上記板ばね21は、上述した支持プレート14の延長軸14Aにより支持された下部領域の上縁部において、下端部がリベット21Bにより締結されて上方側に延びた形となって設けられている。
<
Next, the configuration of the
詳しくは、上記板ばね21は、図9に示すように、その下端部が上述した支持プレート14の外側部にあてがわれて締結されており、同締結部位から上方側に向かって内側にクランク状に折れ曲がって延びる形とされている。そして、上記板ばね21のクランク状に折れ曲がって延びた先の領域部には、内側に向かって突出する形に押し出された突起21Aが形成されている。上記突起21Aは、図8に示すように側面視卵形に押し出されて形成されており、図9に示すようにその押し出される周面形状全体が卵形に湾曲した形となって形成されている。詳しくは、上記突起21Aは、前方側に先細りとなる向きの卵形に形成された構成となっている。
Specifically, as shown in FIG. 9, the lower end of the
上記板ばね21は、上記のように下端部が支持プレート14の外側部にあてがわれて片持ち支持されていることにより、このリベット21Bにより締結された下端部を支点に突起21Aの形成された上端部を内外に柔軟に撓ませることができる状態として設けられている。上記板ばね21は、その自由状態では、上述した突起21Aの形成されたクランク状に折れ曲がって延びた先の領域部が、リクライニングプレート3Aより僅かに外側に位置して、突起21Aがリクライニングプレート3Aと幅方向に重なるように配置された状態とされている。これにより、上記板ばね21は、図4及び図6に示すように、シートバック2の背凭れ角度が調節される動きにより、上記突起21Aをリクライニングプレート3Aの外側面上に乗り上げさせたり(図4〜図5参照)同外側面上から後方側に外し出されたり(図6)するようになっている。
As described above, the lower end of the
その際、上記板ばね21は、上記突起21Aがリクライニングプレート3Aの後方側に外し出された位置からリクライニングプレート3Aの外側面上に後ろ側から乗り上がる時には、その突起21Aの前方側に先細り状となる卵形に膨らんだ先端からリクライニングプレート3Aの外側面上に乗り上がるようになっている。そのため、上記板ばね21は、上記突起21Aの先細り状に傾斜した湾曲面によって、リクライニングプレート3Aから受ける反力により外側に軽い力で押し撓まされて、リクライニングプレート3Aの外側面上にスムーズに乗り上がれるようになっている。詳しくは、上記板ばね21は、上述したリクライニングプレート3Aの上縁部から部分的に角状に張り出す形に突出して形成されたストッパ片3A1に対して、その外側面上に乗り上がったり後方側に外し出されたりするようになっている。
At this time, when the
上記板ばね21は、図8〜図9に示すように、上述したシートバック2が前倒し位置まで倒されることにより、上述した突起21Aをリクライニングプレート3Aのストッパ片3A1の外側面上を前方側に越える位置まで移動させた状態となる。これにより、上記板ばね21は、その復元力により、上記突起21Aをストッパ片3A1の前側の側面である下方側に斜めに落ち込んでいく前斜面3A2の前側の空間領域に落とし込んだ状態となる。この落とし込みにより、シートバック2の起こし上げ方向の回転移動が、上記板ばね21の突起21Aがリクライニングプレート3Aの前斜面3A2に当たって(つかえて)係止される状態となる。
As shown in FIGS. 8 to 9, the
詳しくは、上記板ばね21は、図10に示すように、その卵形に突出する突起21Aのお尻側(後側)の膨らんだ部分がリクライニングプレート3Aの前斜面3A2に当たることで、前述したお尻側とは反対側(前側)の先細り状に膨らんだ部分がリクライニングプレート3A上に後ろ側から当てられる時よりも大きな力で、リクライニングプレート3Aに押し当てられる力を受け止めるようになっている。上記板ばね21の突起21Aがリクライニングプレート3Aの前斜面3A2に当てられた力を受け止める係止力によって、シートバック2の起こし上げ方向の回転が止められた状態に保持される。
Specifically, as shown in FIG. 10, the
しかし、上記板ばね21の突起21Aのお尻側(後側)の膨らみも卵形に湾曲した形状となっているため、使用者がシートバック2に対して上記の係止力を超える強い力で起こし上げる方向の力を加えることにより、上記突起21Aがお尻側の湾曲形状の案内によってリクライニングプレート3Aの前斜面3A2上から外側面上へと乗り上がり、リクライニングプレート3Aの前斜面3A2との当接による回転止め状態が解除される。したがって、シートバック2をそのまま後ろ側へと起こし上げることにより、シートバック2が前倒しされる前の背凭れ角度へと戻される。
However, since the bulge on the butt side (rear side) of the
<まとめ>
以上をまとめると、本実施例のシート1は次のような構成となっている。すなわち、シートバック2を前倒し位置まで倒し込んでリクライニングプレート3Aのストッパ片3A1(ストッパ)に当てて止めることができるシート1であって、シートバック2とリクライニングプレート3Aとの間に設けられた互いに弾性的に係合する係合構造20を有する。係合構造20は、シートバック2が前倒し位置まで倒し込まれることにより係合し、シートバック2の前倒し位置から起こされる方向の移動を規制した状態に保持する構成となっている。
<Summary>
In summary, the
このように、シートバック2とリクライニングプレート3Aとの間に互いに弾性的に係合する係合構造20を設ける簡素な構成により、シートバック2を前倒し位置に倒し込んだ状態に保持することができる。
In this way, the seat back 2 can be held in the state of being brought down to the forward position by a simple configuration in which the
上記係合構造20は、シートバック2が前倒し位置まで倒し込まれることにより倒れ込みの中心軸(リクライナ5の回転中心又は連結軸15)の軸方向に係合する構成となっている。上記方向に係合する係合構造20により、シートバック2の前倒し位置から起こされる方向の移動を適切に規制することができる。
The
具体的には、係合構造20は、シートバック2に設けられた板ばね21(突部材)がリクライニングプレート3Aに形成された前斜面3A2の前側の空間領域(凹部)内に弾性的に入り込んで係合する構成となっている。このように、板ばね21をシートバック2に設けてリクライニングプレート3Aに掛ける構成とすることにより、シートバック2を前倒れ位置で受け止めることのできる高い構造強度を備えたリクライニングプレート3Aに対して、板ばね21を強く係合させることができる。
Specifically, in the
上記係合構造20は、シートバック2に前倒し位置から起こし上げられる方向の力が掛けられることで係合が外される方向に移動案内されるガイド形状(板ばね21の突起21Aが卵形に湾曲して突出する形状)を備えた構成とされている。このような構成となっていることにより、係合構造20が設けられていても、シートバック2に係合構造20の係合力を超える強い力で前倒し位置から起こし上げる方向の力を掛けることで、係合構造20の係合状態を簡単に解除して、シートバック2を起こし上げることができる。
The
また、上記係合構造20を、シートバック2に設けた板ばね21の突起21Aを、リクライニングプレート3Aのストッパ片3A1の前斜面3A2を越えた先の領域に落とし込んで係合させる構成としたことにより、リクライニングプレート3Aに係合のための凹部を形成することなく、係合構造20をシートバック2側に板ばね21を設けるだけの簡素な構成によって得ることができる。
Further, the
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の乗物用シートは、自動車の後部側座席以外のシートにも適用することができるほか、鉄道等の自動車以外の車両に適用されるシートであってもよく、また、航空機、船舶等の様々な乗物用に供されるシートにも広く適用することができるものである。
<Other embodiments>
As mentioned above, although the embodiment of the present invention has been described using one example, the present invention can be implemented in various forms in addition to the above example. For example, the vehicle seat of the present invention can be applied to a seat other than a rear seat of an automobile, and may be a seat applied to a vehicle other than an automobile such as a railroad. The present invention can also be widely applied to seats used for various vehicles such as the above.
また、本発明の係合構造は、シートバックを上記実施例で示したような前傾位置に限らず、シートバックを直立位置やシートクッションの上面部に畳み込まれる大倒し位置にて係止させる構成とされたものであってもよい。また、係合構造は、例えば、ストッパに設けられた突部材がシートバックに設けられた凹部内に弾性的に入り込んで係合するものなど、シートバックとストッパとの間に設けられて互いに弾性的に係合する構成となっているものであればよい。また、シートバック側とストッパ側との双方に弾性部材が設けられてこれらが互いに弾性的に係合するものであってもよい。上記係合構造は、シートバックの倒れ込みの中心軸の軸方向に係合するものに限らず、径方向や回転方向に係合するものであってもよい。但し、回転方向に係合するものの場合、その係合力の強弱の調整が難しくなる。 In addition, the engagement structure of the present invention is not limited to the forward tilt position as shown in the above-described embodiments, but the seat back is locked at the upright position or the large-down position where the seat back is folded into the upper surface of the seat cushion. It may be configured to be allowed to. Further, the engaging structure is provided between the seat back and the stopper, for example, such that the protruding member provided on the stopper elastically enters and engages in the recess provided on the seat back, and is elastic to each other. As long as it is configured to engage with each other. Further, elastic members may be provided on both the seat back side and the stopper side, and these may be elastically engaged with each other. The engagement structure is not limited to being engaged in the axial direction of the central axis of the seat back falling down, but may be engaged in the radial direction or the rotational direction. However, in the case of the one that engages in the rotation direction, it is difficult to adjust the strength of the engagement force.
また、上記係合構造を、シートバックに前倒し位置から起こし上げる方向の力が掛けられても係合が外されない強い係合力を発揮できる構造にして、係合構造の係合状態を別途設けた解除部材の解除操作によって解除する構成としてもよい。こうすることにより、シートバックを前倒し位置により安定して止めておくことができる。また、係合構造は、必ずしもシートバックの左右両側に一対で設けられていなくても良く、どちらか一方に設けられていてもよい。 In addition, the engagement structure is configured to exhibit a strong engagement force that does not disengage even when a force in the direction of raising the seat back from the forward position is applied, and the engagement state of the engagement structure is provided separately. It is good also as a structure cancelled | released by cancellation | release operation of a cancellation | release member. By doing so, the seat back can be stably stopped by the forward position. Further, the engagement structure does not necessarily have to be provided as a pair on the left and right sides of the seat back, and may be provided on either one of them.
また、シートバックをフロア上のベース(シートクッション)に対して背凭れ角度の調整を行える状態に連結する機構として、上記実施例では電動式のリクライナを例示したが、これに代えて、特開2015−30342号公報等の文献に開示されるような手動によるロック・解除操作式のリクライナを適用してもよい。また、シートバックを前倒し位置まで倒せるようにする機構として、特開2010−247575号公報等の文献に開示されるようなリクライナの配設箇所から離れたフレームの途中箇所をヒンジで前倒し方向に回転できるように分割した機構を採用して、ヒンジのロック解除によりシートバックを前倒し位置まで倒せるようにしたものであってもよい。また、シートバックを前倒し位置まで倒せるようにする機構として、[背景技術]で示した特開2013−147058号公報に開示されているような機構を採用してもよい。 Further, as the mechanism for connecting the seat back to the base (seat cushion) on the floor in a state in which the backrest angle can be adjusted, an electric recliner has been exemplified in the above embodiment, but instead, A manual lock / release operation type recliner as disclosed in documents such as Japanese Patent Application Publication No. 2015-30342 may be applied. In addition, as a mechanism that allows the seat back to be tilted to the forward position, the intermediate position of the frame away from the recliner arrangement position as disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2010-247575 is rotated in the forward direction by a hinge. A mechanism that is divided as much as possible may be employed so that the seat back can be tilted forward to the position by unlocking the hinge. Further, as a mechanism that allows the seat back to be tilted to the forward position, a mechanism disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2013-147058 shown in [Background Art] may be employed.
1 シート
2 シートバック
2A ウォークインレバー
2B サイドフレーム
2B1 丸孔
3 シートクッション
3A リクライニングプレート(ストッパ)
3A1 ストッパ片
3A2 前斜面
4 ヘッドレスト
5 リクライナ
5A スイッチ
5B 外歯車
5C 内歯車
5D 操作軸
5E ばね
5F コネクティングロッド
6 スライドレール
6A スイッチ
10 メモリ機構
11 中間プレート
11A 丸孔
11B 凹凸
12 フック
12A 支軸
12B 凹凸
12C 掛部
13 ポール
13A 支軸
14 支持プレート
14A 延長軸
14B 結合軸
14C 屈曲部
15 連結軸
15A ブッシュ
20 係合構造
21 板ばね(突部材)
21A 突起
21B リベット
1
3A1 Stopper piece 3A2 Front slope 4
Claims (4)
前記シートバックと前記ストッパとの間に設けられた互いに弾性的に係合する係合構造を有し、
前記係合構造は、前記シートバックが前倒し位置まで倒し込まれることにより係合し、前記シートバックの前倒し位置から起こされる方向の移動を規制した状態に保持する構成となっている乗物用シート。 A vehicle seat that can be pushed down to a position where the seat back is pushed forward and stopped against a stopper,
An engagement structure provided between the seat back and the stopper to engage elastically with each other;
The engagement structure is a vehicle seat that is configured to be engaged when the seat back is tilted to a forward position, and to keep the seat back from being moved in a direction raised from the forward position.
前記係合構造は、前記シートバックが前倒し位置まで倒し込まれることにより倒れ込みの中心軸の軸方向又は径方向に係合する構成となっている乗物用シート。 The vehicle seat according to claim 1,
The engagement structure is a vehicle seat configured to be engaged in an axial direction or a radial direction of a center axis of the tilt-down when the seat back is tilted to a forward tilt position.
前記係合構造は、前記シートバックに設けられた突部材が前記ストッパに形成された凹部内に弾性的に入り込んで係合する構成となっている乗物用シート。 The vehicle seat according to claim 1 or 2,
The engagement structure is a vehicle seat in which a protruding member provided on the seat back elastically enters and engages in a recess formed in the stopper.
前記係合構造が、前記シートバックに前倒し位置から起こし上げられる方向の力が掛けられることで係合が外される方向に移動案内されるガイド形状を備えた構成とされている乗物用シート。
The vehicle seat according to any one of claims 1 to 3,
A vehicle seat in which the engagement structure includes a guide shape that is moved and guided in a direction in which engagement is disengaged by applying a force in a direction in which the seat back is lifted up from a forward position.
Priority Applications (1)
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-
2015
- 2015-07-31 JP JP2015151701A patent/JP2017030499A/en active Pending
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