JP2017028625A - タイムコード伝送装置、方法及びプログラム - Google Patents

タイムコード伝送装置、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フレーム周波数60Hzを超える映像システムに対応した時間情報を伝送する。【解決手段】タイムコード伝送装置1のプリアンブル生成部11は、16ビットモードであることを示すデータ、バースト情報値等を設定し、ヘッダー及びフッダーを生成する。データバースト生成部12は、映像信号に同期した時間をデータバーストの所定位置に設定し、映像信号に同期したフレーム番号を、従来と同じ位置、及び従来使用していなかった所定領域の位置に設定する。また、データバースト生成部12は、フレーム周波数60Hzを超えるデータが定義されたフレームレートコードテーブル33を用いて、映像信号のフレーム周波数をフレームレートコードに変換し、フレームレートコードを従来と同じ位置に設定し、データバーストを生成する。タイムコード生成部13は、ヘッダー、データバースト及びフッダーの順に並べてAESタイムコードを生成し出力する。【選択図】図5

Description

本発明は、放送システム、映像システム等に用いるタイムコード伝送技術に関し、特に、フレーム周波数が60Hzを超える映像信号に対応したタイムコードを伝送するタイムコード伝送装置、方法及びプログラムに関する。
従来、ハイビジョン(登録商標)放送では、フレーム周波数が30Hzまたは25Hz、フィールド周波数が60Hzまたは50Hzの動画像を用いている。そのフレーム番号を管理するために、フレームの時間情報を符号化した信号であるタイムコードが用いられている。このタイムコードは、所定の規格により定められている(非特許文献1,2を参照)。
一方、デジタル音声をシリアル伝送するインターフェースとして、AES(Audio Engineering Society)3が知られている(非特許文献3,7を参照)。このAES3インターフェースを用いてデジタル音声以外のデータを伝送することも可能であり、その伝送方式については、SMPTEの規格により定められている(非特許文献4,5,6を参照)。
このように、AES3の規格に従ったシリアル伝送方式により、デジタル音声以外のデータを伝送することができ、例えば時間情報を伝送することが可能である。
図8は、非特許文献3(EBU Tech.3250−E)に規定するAES3のフレーム構造を説明する図である。AES3のフレーム(AESフレーム)は、2個のサブフレーム(AESサブフレーム)により構成される。192個のAESフレームにより、1個のブロックが構成される。AESサブフレームは32ビット長であり、プリアンブルとチャンネル1またはチャンネル2のデータにより構成される。プリアンブルには、AESサブフレームの開始点情報等が含まれている。
AESサブフレームのプリアンブルがZの場合、当該AESサブフレームは、1ブロックを構成する192個のAESフレームの中で先頭であることを示している。また、Xの場合、当該AESサブフレームは、チャンネル1のAESサブフレームであることを示しており、Yの場合、当該AESサブフレームは、チャンネル2のAESサブフレームであることを示している。尚、AESフレーム構造の詳細については、非特許文献3(EBU Tech.3250−E)を参照されたい。
図9は、非特許文献3(EBU Tech.3250−E)に規定するAES3のサブフレーム構造において、音声伝送時の構造を説明する図である。音声伝送時のAES3のサブフレーム(AESサブフレーム)には2種類ある。
第1のAESサブフレームは、プリアンブル、音声サンプルワード、Y(サンプルパリティビット)、U(ユーザビット)、C(チャンネルステータスビット)及びP(パリティビット)の各データにより構成される。AESサブフレームは、前述のとおり32ビット長であり、プリアンブルは4ビット長、音声サンプルワードは24ビット長、Y,U,C,Pはそれぞれ1ビット長である。また、第2のAESサブフレームは、プリアンブル、AUXサンプルビット、音声サンプルワード及びY,U,C,Pの各データにより構成される。AUXサンプルビットは4ビット長であり、音声サンプルワードは20ビット長、プリアンブル及びY,U,C,Pは、第1のAESサブフレームと同様である。
このように、音声伝送時のAESサブフレームでは、24ビットまたは20ビット長の領域が、音声信号である音声サンプルワードの領域として使用される。尚、音声伝送時のAESサブフレーム構造の詳細については、非特許文献3(EBU Tech.3250−E)を参照されたい。
図10は、非特許文献4(SMPTE 337)に規定するAES3のサブフレーム構造において、データ伝送時の構造を説明する図である。データ伝送時のAESサブフレーム)のモードには、24ビットモード、20ビットモード及び16ビットモードの3種類ある。
24ビットモードのAESサブフレームは、プリアンブル、ビットデータ及びY,U,C,Pの各データにより構成される。AESサブフレームは、前述のとおり32ビット長であり、プリアンブルは4ビット長、ビットデータは24ビット長、Y,U,C,Pはそれぞれ1ビット長である。
20ビットモードのAESサブフレームは、プリアンブル、未使用データ、ビットデータ、Y,U,C,P等の各データにより構成される。ビットデータは20ビット長であり、プリアンブル及びY,U,C,Pは、24ビットモードの場合と同様である。
16ビットモードのAESサブフレームは、プリアンブル、未使用データ、ビットデータ、Y,U,C,P等の各データにより構成される。ビットデータは16ビット長であり、プリアンブル及びY,U,C,Pは、24ビットモードの場合と同様である。
このように、データ伝送時のAESサブフレームでは、24ビット、20ビットまたは16ビット長の領域が、データ信号であるビットデータの領域として使用される。尚、データ伝送時のAESサブフレーム構造の詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図11は、非特許文献4(SMPTE 337)に規定するAES3のブロック構造において、データ伝送時の構造を説明する図である。データ伝送時のAES3のブロック(AESブロック)は、ヘッダー、データバースト及びフッダーからなり、複数のAESサブフレームにより構成される。ヘッダー及びフッダーは、データバーストに対するプリアンブルである。
プリアンブルであるヘッダーは、4個のAESサブフレーム(2個のAESフレーム)により構成される。ヘッダーにおいて、第1番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域をプリアンブルワードPa、第2番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域をプリアンブルワードPb、第3番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域をプリアンブルワードPc、第4番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域をプリアンブルワードPdとする。プリアンブルであるフッダーは、ヘッダーと同様のビットデータが、プリアンブルワードPa,Pb,Pc,Pdに格納される。
このように、データ伝送時のAESブロックでは、データバーストの前後に、プリアンブルであるヘッダー及びフッダーを付加するように規定されている。尚、データ伝送時のAESブロック構造の詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図12は、図11に示したAESブロックのプリアンブルを説明する図である。図12に示すように、図11に示したプリアンブルであるヘッダー及びフッダーにおけるプリアンブルワードPa,Pbには、同期ワード1が格納される。具体的には、時間情報を伝送する場合、プリアンブルワードPaには、16ビットモードを示す「0xF872」のデータが格納され、プリアンブルワードPbには、16ビットモードを示す「0x4E1F」のデータが格納される。
プリアンブルワードPcには、データバーストのデータタイプ等を示すバースト情報値が格納される。また、プリアンブルワードPdには、データバースト(バーストペイロード)のデータビット数と同じ長さのコードが格納される。尚、AESブロックのプリアンブルの詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図13は、図12に示したプリアンブルワードPcに格納されるバースト情報値を説明する図である。図13に示すように、バースト情報値は、24ビットモード、20ビットモード及び16ビットモードのプリアンブルワードPcにおける各ビットに対応して、予約データ、データタイプ、データモード、エラーフラグ、データタイプ属性及びデータストリーム番号からなる。
時間情報を伝送する場合、16ビットモードが用いられ、プリアンブルワードPcには、16ビットモードの各ビットに対応したバースト情報値が格納される。具体的には、0〜4のビット位置に、データタイプが格納され、5,6のビット位置にデータモードが格納され、7のビット位置にエラーフラグが格納され、8〜12のビット位置にデータタイプ属性が格納され、13〜15のビット位置にデータストリーム番号が格納される。尚、プリアンブルワードPcに格納されるバースト情報値の詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図14は、図13に示したデータモードを説明する図である。図14に示すように、データモードには0〜3の値が格納される。データモードが「0」の場合、データが、16ビットモードにおけるAESサブフレームを構成する32ビットのうち、サブフレームタイムスロット27〜12のバーストペイロード位置(12〜27番目のビット位置)に格納されることを示している。また、データモードが「1」の場合、データが、20ビットモードにおけるAESサブフレームを構成する32ビットのうち、サブフレームタイムスロット27〜8のバーストペイロード位置(8〜27番目のビット位置)に格納されることを示している。また、データモードが「2」の場合、データが、24ビットモードにおけるAESサブフレームを構成する32ビットのうち、サブフレームタイムスロット27〜4のバーストペイロード位置(4〜27番目のビット位置)に格納されることを示している。
時間情報を伝送する場合、16ビットモードが用いられ、データモードには0の値が格納される。尚、データモードの詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図15は、図13において、時間情報伝送時のバースト情報値を説明する図である。前述のとおり、時間情報を伝送する場合、16ビットモードが用いられ、16ビットのうち0〜4番目のビット位置のデータタイプには「2」が格納される。また、5〜6番目のビット位置のデータモードには「0」(図14に示したとおり、データモードが「0」の場合、データが、16ビットモードにおけるAESサブフレームを構成する32ビットのうち12〜27番目のビット位置に格納されることを示す。)が格納される。また、8〜12番目のビット位置のデータタイプ属性には「0」が格納され、13〜15番目のビット位置のデータストリーム番号には「0x7」が格納される。
尚、時間情報伝送時のバースト情報値の詳細については、非特許文献4(SMPTE 337)を参照されたい。
図16は、時間情報伝送時のデータバースト(バーストペイロード)を説明する図である。時間情報を伝送する場合、データバーストの各AESサブフレームには、図16に示すように、9種類の時間情報(図16の左端に示す0〜8(第0番目〜第8番目)に示す時間情報)が16ビット長にて順番に格納される。
第0番目の時間情報は、ユーザデータ、フラグ及び「時」情報(時分秒のうちの「時」に相当)からなり、「時」情報である0〜23のデータは、16ビットのうちの0〜5番目のビット位置に格納される。具体的には、「時」情報である0〜23のデータのうち1の位のデータが、0〜3番目のビット位置に格納され、10の位のデータが、4〜5番目のビット位置に格納される。例えば、「時」情報が23の場合、0,1,5番目のビット位置に「1」が格納され、その他のビット位置に「0」が格納される。
第1番目の時間情報は、ユーザデータ、フラグ及び「分」情報(時分秒のうちの「分」に相当)からなり、「分」情報である0〜59のデータは、16ビットのうちの0〜6番目のビット位置に格納される。具体的には、「分」情報である0〜59のデータのうち1の位のデータが、0〜3番目のビット位置に格納され、10の位のデータが、4〜6番目のビット位置に格納される。後述する「秒」情報についても同様である。例えば、「分」情報が51(51分)の場合、0,4,6番目のビット位置に「1」が格納され、その他のビット位置に「0」が格納される。
第2番目の時間情報は、ユーザデータ、フラグ及び「秒」情報(時分秒のうちの「秒」に相当)からなり、「秒」情報である0〜59のデータが、16ビットのうちの0〜6番目のビット位置に格納される。
第3番目の時間情報は、ユーザデータ、フレーム番号等からなり、フレーム番号は、16ビットのうちの0〜5番目のビット位置に格納される。具体的には、フレーム番号のうち1の位のデータが、0〜3番目のビット位置に格納され、10の位のデータが、4〜5番目のビット位置に格納される。
第5番目の時間情報は、予約データ、フラグ、フレームレートコード等からなり、フレームレートコードは、a0〜a3で示すコードとして、16ビットのうちの2〜5番目のビット位置に格納される。
第4,6〜8番目の時間情報は、サンプリング番号等からなる。尚、時間情報伝送時のデータバースト(バーストペイロード)の詳細については、非特許文献6(SMPTE 339)を参照されたい。
図17は、図16において、時間情報伝送時のフレームレートコードを説明する図である。図17に示すように、図16に示した第5番目の時間情報において、フレームレートコードがa0=1,a1〜a3=0の場合、フレームレート(フレーム周波数)が23.98Hzであることを示している。また、a0=0,a1=1,a2=0,a3=0の場合、フレームレートが24Hzであることを示している。・・・また、a0=0,a1=0,a2=0,a3=1の場合、フレームレートが60Hzであることを示している。
このように、図16に示した第5番目の時間情報におけるフレームレートコードとして、a0〜a3の値に応じて、23.98Hz,24Hz,25Hz,29.97Hz,30Hz,50Hz,59.94Hz,60Hzが設定される。尚、時間情報伝送時のフレームレートコードの詳細については、非特許文献6(SMPTE 339)を参照されたい。
SMPTE12M−1 SMPTE12M−2 EBU Tech.3250−E SMPTE 337 SMPTE 338 SMPTE 339 AES3-2003,AES standard for digital audio engineering−Serial transmission format for two−channel linearly represented digital audio data,2003
近年、ハイビジョン(登録商標)を上回る解像度を持つ高精細映像システムの研究開発が進められている。この高精細映像システムは、フレーム周波数が最大120Hzまで規定されている。
しかしながら、前述のAES3の規格に従ったシリアル伝送方式を用いて時間情報を伝送する場合、映像信号のフレーム周波数は、最大60Hzまでの映像システムにしか対応していない。例えば、図16及び図17に示したフレームレートコードは、フレーム周波数60Hzまでしか対応していない。
このため、高精細映像システム等のような60Hzを超えるフレーム周波数の映像信号に対応した時間情報を伝送する場合、前述のAES3の規格に従ったシリアル伝送方式をそのまま利用することができない、という問題があった。
そこで、本発明は前記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、フレーム周波数が60Hzを超える映像システムに対応した時間情報を伝送可能なタイムコード伝送装置、方法及びプログラムを提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1のタイムコード伝送装置は、映像信号に同期した時間情報を含むデータバーストを生成し、AES(Audio Engineering Society Standard)3インターフェースを用いて、ヘッダー、前記データバースト及びフッダーをAESタイムコードとして伝送するタイムコード伝送装置において、前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むプリアンブルであるヘッダー及びフッダーを生成するプリアンブル生成部と、前記映像信号に同期した時間及びフレーム番号を伝送するためのAESサブフレーム群からなる前記データバーストを生成するデータバースト生成部と、前記プリアンブル生成部により生成された前記ヘッダー、前記データバースト生成部により生成された前記データバースト、及び前記プリアンブル生成部により生成された前記フッダーを、この順に並べて前記AESタイムコードを生成するタイムコード生成部と、を備え、前記データバースト生成部が、前記映像信号に同期した時間を、第1のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記時間を伝送するための前記第1のAESサブフレームを生成する時間設定手段と、前記映像信号に同期したフレーム番号を、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータに分け、ビット位置に応じた複数の重みデータに変換し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hz以下の映像信号のフレーム番号に対応した第1の重みデータを、第2のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記フレーム番号における前記第1の重みデータを伝送するための前記第2のAESサブフレームを生成し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレーム番号の一部または全部に対応した第2の重みデータを、第3のAESサブフレームの所定位置に設定するフレーム番号設定手段と、60Hz以下のフレーム周波数及び60Hzを超えるフレーム周波数とフレームレートコードとを対応付けた規則に従って、前記映像信号のフレーム周波数を、当該フレーム周波数に対応する前記フレームレートコードに変換し、前記フレーム番号設定手段により前記フレーム番号における前記第2の重みデータが設定された前記第3のAESサブフレームの他の所定位置に、前記フレームレートコードを設定し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータを伝送すると共に前記フレームレートコードを伝送するための前記第3のAESサブフレームを生成するフレームレートコード設定手段と、前記時間設定手段により生成された前記第1のAESサブフレーム、前記フレーム番号設定手段により生成された前記第2のAESサブフレーム、及び、前記フレームレートコード設定手段により生成された前記第3のAESサブフレームを含む前記データバーストを生成するデータバースト生成手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2のタイムコード伝送方法は、映像信号に同期した時間情報を含むデータバーストを生成し、AES(Audio Engineering Society Standard)3インターフェースを用いて、ヘッダー、前記データバースト及びフッダーをAESタイムコードとして伝送するタイムコード伝送方法において、前記映像信号に同期した時間を、第1のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記時間を伝送するための前記第1のAESサブフレームを生成するステップと、前記映像信号に同期したフレーム番号を、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータに分け、ビット位置に応じた複数の重みデータに変換し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hz以下の映像信号のフレーム番号に対応した第1の重みデータを、第2のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記フレーム番号における前記第1の重みデータを伝送するための前記第2のAESサブフレームを生成し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレーム番号の一部または全部に対応した第2の重みデータを、第3のAESサブフレームの所定位置に設定するステップと、60Hz以下のフレーム周波数及び60Hzを超えるフレーム周波数とフレームレートコードとを対応付けた規則に従って、前記映像信号のフレーム周波数を、当該フレーム周波数に対応する前記フレームレートコードに変換し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータが設定された前記第3のAESサブフレームの他の所定位置に、前記フレームレートコードを設定し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータを伝送すると共に前記フレームレートコードを伝送するための前記第3のAESサブフレームを生成するステップと、前記第1のAESサブフレーム、前記第2のAESサブフレーム及び前記第3のAESサブフレームを含む前記データバーストを生成するステップと、前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むヘッダー、前記データバースト、及び前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むフッダーを、この順に並べて前記AESタイムコードを生成し、前記AESタイムコードを伝送するステップと、を有することを特徴とする。
また、請求項3のタイムコード伝送プログラムは、コンピュータを、請求項1に記載のタイムコード伝送装置として機能させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、フレーム周波数が60Hzを超える映像システムに対応した時間情報を伝送することが可能となる。
本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置を含む送信側の映像システムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置の構成例を示すブロック図である。 プリアンブル生成部の構成例を示すブロック図である。 データバースト生成部の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における時間情報伝送時のデータバーストを説明する図である。 本発明の実施形態における時間情報伝送時のフレームレートコード(フレームレートコードテーブル)を説明する図である。 タイムコード伝送処理の例を示すフローチャートである。 非特許文献3(EBU Tech.3250−E)に規定するAES3のフレーム構造を説明する図である。 非特許文献3(EBU Tech.3250−E)に規定するAES3のサブフレーム構造において、音声伝送時の構造を説明する図である。 非特許文献4(SMPTE 337)に規定するAES3のサブフレーム構造において、データ伝送時の構造を説明する図である。 非特許文献4(SMPTE 337)に規定するAES3のブロック構造において、データ伝送時のブロック構造を説明する図である。 図11に示したAESブロックのプリアンブルを説明する図である。 図12に示したプリアンブルワードPcに格納されるバースト情報値を説明する図である。 図13に示したデータモードを説明する図である。 図13において、時間情報伝送時のバースト情報値を説明する図である。 時間情報伝送時のデータバーストを説明する図である。 図16において、時間情報伝送時のフレームレートコードを説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。
〔映像システム〕
まず、本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置を含む送信側の映像システムについて説明する。図1は、本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置を含む送信側の映像システムの全体構成例を示すブロック図である。この映像システムは、タイムコード伝送装置1、映像信号伝送装置2及び映像信号等送信装置3を備えて構成され、フレーム周波数が60Hzを超える映像信号を、時間情報と共に伝送する送信側のシステムである。
タイムコード伝送装置1は、映像信号伝送装置2が伝送する映像信号に同期した時間及びフレーム番号を含む時間情報を生成する。そして、タイムコード伝送装置1は、映像信号に同期した時間情報を、AES3インターフェースを用いたシリアル信号として、映像信号等送信装置3へ出力する。以下、AES3インターフェースにより伝送される時間情報のシリアル信号を、AESタイムコードという。
AESタイムコードは、図11に示したAESブロックに相当し、ヘッダー、データバースト及びフッダーにより構成され、AES3の規格に従ったシリアル伝送方式にて、タイムコード伝送装置1から映像信号等送信装置3へ伝送される。
映像信号伝送装置2は、フレーム周波数が60Hzを超える映像信号であって、時間に関する情報を含まない映像信号を、映像信号等送信装置3へ出力する。
映像信号等送信装置3は、タイムコード伝送装置1からAESタイムコードを入力すると共に、映像信号伝送装置2から映像信号を入力する。そして、映像信号等送信装置3は、映像信号にAESタイムコードを多重することで、時間情報を含む映像信号を生成し、出力する。
これにより、フレーム周波数60Hzを超える映像信号に同期した時間情報が、当該映像信号に多重され、出力される。
〔タイムコード伝送装置1/構成〕
次に、図1に示したタイムコード伝送装置1の構成について詳細に説明する。図2は、タイムコード伝送装置1の構成例を示すブロック図である。このタイムコード伝送装置1は、時計10、プリアンブル生成部11、データバースト生成部12及びタイムコード生成部13を備えている。
時計10は、図1に示した映像信号伝送装置2により出力される映像信号に同期した時間のデータ(時分秒)を生成し、時間のデータをデータバースト生成部12に出力する。
プリアンブル生成部11は、図1に示した映像信号伝送装置2により出力される映像信号に同期した時間情報を伝送するためのAESサブフレームのビットモード、バースト情報等からなるプリアンブルであるヘッダー及びフッダーを生成する。このヘッダー及びフッダーは、データバーストの内容を識別するための付加情報である。そして、プリアンブル生成部11は、ヘッダー及びフッダーをタイムコード生成部13に出力する。プリアンブル生成部11の詳細については後述する。
データバースト生成部12は、図1に示した映像信号伝送装置2により出力される映像信号に同期した時間及びフレーム番号を含む時間情報を伝送するためのAESサブフレーム群からなるデータバーストを生成する。そして、データバースト生成部12は、データバーストをタイムコード生成部13に出力する。データバースト生成部12の詳細については後述する。
タイムコード生成部13は、プリアンブル生成部11からヘッダー及びフッダーを入力すると共に、データバースト生成部12からデータバーストを入力する。そして、タイムコード生成部13は、ヘッダー、データバースト及びフッダーの順に並べてAESタイムコードを生成し、AESブロックであるAESタイムコードを、AES3の規格に従ったシリアル伝送方式にて出力する。
〔タイムコード伝送装置1/処理〕
次に、図1及び図2に示したタイムコード伝送装置1の処理について詳細に説明する。図7は、タイムコード伝送装置1によるタイムコード伝送処理の例を示すフローチャートである。
タイムコード伝送装置1のプリアンブル生成部11は、AESブロックに相当するAESタイムコードのプリアンブルであるヘッダー及びフッダーを生成する(ステップS701)。
データバースト生成部12は、映像信号に同期した時間(時分秒)を設定し、所定のAESサブフレームに格納し(ステップS702)、映像信号に同期したフレーム番号を設定し、所定のAESサブフレームに格納する(ステップS703)。そして、データバースト生成部12は、映像信号のフレーム周波数を示すフレームレートコードを設定し、所定のAESサブフレームに格納する(ステップS704)。
データバースト生成部12は、ステップS702〜ステップS704の処理、並びにその他のデータの設定及びAESサブフレームへの格納処理の後、データバーストを生成する(ステップS705)。
タイムコード生成部13は、AESサブフレームを、プリアンブル生成部11により生成されたヘッダー、データバースト生成部12により生成されたデータバースト、及びプリアンブル生成部11により生成されたフッダーの順に並べ、AESタイムコードを生成し出力する(ステップS706)。
これにより、フレーム周波数が60Hzを超える映像信号に同期した時間情報が、AES3インターフェースにより、AESタイムコードとして出力される。
〔プリアンブル生成部11〕
次に、図2に示したプリアンブル生成部11について詳細に説明する。前述のとおり、プリアンブル生成部11は、図11に示したAESブロックのヘッダー及びフッダーを生成する。
図3は、プリアンブル生成部11の構成例を示すブロック図である。このプリアンブル生成部11は、Pa設定手段20、Pb設定手段21、Pc設定手段22、Pd設定手段23及びヘッダー/フッダー生成手段24を備えている。
Pa設定手段20は、ヘッダーにおける第1番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域であるプリアンブルワードPa(図12を参照)に、16ビットモードであることを示すデータ「0xF872」を設定する。そして、Pa設定手段20は、1ブロックにおけるAESサブフレームの先頭であることを示すZのプリアンブルデータを生成する。Pa設定手段20は、ZのプリアンブルデータをプリアンブルワードPaに付加することで、ヘッダーの第1番目のAESサブフレームを生成し、ヘッダーの第1番目のAESサブフレームをヘッダー/フッダー生成手段24に出力する。
また、Pa設定手段20は、ヘッダーのプリアンブルワードPaを、フッダーにおける第1番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域であるプリアンブルワードPaにコピーする。そして、Pa設定手段20は、チャンネル1のAESサブフレームであることを示すXのプリアンブルデータを生成する。Pa設定手段20は、XのプリアンブルデータをプリアンブルワードPaに付加することで、フッダーの第1番目のAESサブフレームを生成し、フッダーの第1番目のAESサブフレームをヘッダー/フッダー生成手段24に出力する。
Pb設定手段21は、ヘッダー及びフッダーにおける第2番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域であるプリアンブルワードPb(図12を参照)に、16ビットモードであることを示すデータ「0x4E1F」を設定する。そして、Pb設定手段21は、チャンネル2のAESサブフレームであることを示すYのプリアンブルデータを生成する。Pb設定手段21は、YのプリアンブルデータをプリアンブルワードPbに付加することで、ヘッダー及びフッダーの第2番目のAESサブフレームを生成し、ヘッダー及びフッダーの第2番目のAESサブフレームをヘッダー/フッダー生成手段24に出力する。
Pc設定手段22は、ヘッダー及びフッダーにおける第3番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域であるプリアンブルワードPc(図12を参照)に、図15に示したバースト情報値を設定する。
前述のとおり、時間情報を伝送する場合は16ビットモードが用いられる。Pc設定手段22は、16ビット長のバースト情報値について、0〜4番目のビット位置のデータタイプとして「2」を設定し、5〜6番目のビット位置のデータモードとして「0」(図14に示したとおり、データモードが「0」の場合、データが、16ビットモードにおけるAESサブフレームを構成する32ビットのうち12〜27番目のビット位置に格納されることを示す。)を設定し、8〜12番目のビット位置のデータタイプ属性として「0」を設定し、13〜15番目のビット位置のデータストリーム番号として「0x7」を設定する。
Pc設定手段22は、Xのプリアンブルデータを生成する。そして、Pc設定手段22は、XのプリアンブルデータをプリアンブルワードPcに付加することで、ヘッダー及びフッダーの第3番目のAESサブフレームを生成し、ヘッダー及びフッダーの第3番目のAESサブフレームをヘッダー/フッダー生成手段24に出力する。
Pd設定手段23は、ヘッダー及びフッダーにおける第4番目のAESサブフレームのビットデータが格納される領域であるプリアンブルワードPd(図12を参照)に、データバーストのデータビット数と同じ長さのコードを設定する。そして、Pd設定手段23は、Yのプリアンブルデータを生成する。Pd設定手段23は、YのプリアンブルデータをプリアンブルワードPdに付加することで、ヘッダー及びフッダーの第4番目のAESサブフレームを生成し、ヘッダー及びフッダーの第4番目のAESサブフレームをヘッダー/フッダー生成手段24に出力する。
ヘッダー/フッダー生成手段24は、Pa設定手段20からヘッダーの第1番目のAESサブフレーム及びフッダーの第1番目のAESサブフレームを入力すると共に、Pb設定手段21からヘッダー及びフッダーの第2番目のAESサブフレームを入力する。また、ヘッダー/フッダー生成手段24は、Pc設定手段22からヘッダー及びフッダーの第3番目のAESサブフレームを入力し、Pd設定手段23からヘッダー及びフッダーの第4番目のAESサブフレームを入力する。
ヘッダー/フッダー生成手段24は、入力したAESサブフレームについて、ヘッダーの第1番目、第2番目、第3番目及び第4番目のAESサブフレームの順に並べることで、プリアンブルであるヘッダーを生成する。そして、ヘッダー/フッダー生成手段24は、ヘッダーをタイムコード生成部13に出力する。
ヘッダー/フッダー生成手段24は、入力したAESサブフレームについて、フッダーの第1番目、第2番目、第3番目及び第4番目のAESサブフレームの順に並べることで、プリアンブルであるフッダーを生成する。そして、ヘッダー/フッダー生成手段24は、フッダーをタイムコード生成部13に出力する。
〔データバースト生成部12〕
次に、図2に示したデータバースト生成部12について詳細に説明する。前述のとおり、データバースト生成部12は、図11に示したAESブロックのデータバーストを生成する。
図5は、本発明の実施形態における時間情報伝送時のデータバースト(バーストペイロード)を説明する図である。図16に示した従来のデータバーストと、図5に示す本発明の実施形態のデータバーストとを比較すると、両者は、第0番目から第8番目までの時間情報のうち、第0番目〜第2番目、第4番目、第6番目〜第8番目の時間情報について同一である。これに対し、本発明の実施形態において、データバーストの第3番目及び第5番目の時間情報が、従来のデータバーストと異なる。
具体的には、フレーム番号は、従来技術では、第3番目の時間情報の0〜5番目のビット位置に格納されるのに対し、本発明の実施形態では、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置に加え、第5番目の時間情報の7〜12番目のビット位置にも格納される点で相違する。図16に示したとおり、従来技術では、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置に、0〜39を格納できるのに対し、図5に示す本発明の実施形態では、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置、及び第5番目の時間情報の7〜12番目のビット位置に、0〜999を格納できる。
これにより、本発明の実施形態では、フレーム周波数60Hz以下の映像信号の場合、フレーム番号は、従来技術と同様に、第3番目の時間情報の0〜5番目のビット位置に格納することができる。また、フレーム周波数60Hzを超える映像信号の場合、フレーム番号は、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置、及び第5番目の時間情報の7〜12番目のビット位置に格納することができる。
また、フレームレートコードは、従来技術では、第5番目の時間情報の2〜5番目のビット位置に格納され、この4ビットにてフレーム周波数60Hz以下のコードが表される。これに対し、本発明の実施形態において、フレームレートコードは、従来技術と同じビット位置に格納されるが、この4ビットにて、フレーム周波数60Hz以下のコードに加え、フレーム周波数60Hzを超えるコードが表される。
このように、本発明の実施形態では、図16に示した従来技術における第3番目の時間情報の0〜5番目のビット位置に加え、従来技術における第5番目の時間情報において使用していないビット位置(予約された領域R)を、フレーム番号として使用するようにした。これにより、従来技術の規格をそのまま利用しながら、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレーム番号に対応することができる。
また、本発明の実施形態では、図16に示した従来技術の第5番目の時間情報において使用しているフレームレートコードのビット位置を、フレームレートコードとしてそのまま使用するようにした。これにより、使用するビット位置を増やすことなく、従来技術の規格をそのまま利用しながら、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレームレートコードに対応することができる。
図4は、データバースト生成部12の構成例を示すブロック図である。このデータバースト生成部12は、時間設定手段30、フレーム番号設定手段31、フレームレートコード設定手段32、フレームレートコードテーブル33及びデータバースト生成手段34を備えている。
時間設定手段30は、時計10から映像信号に同期した時間のデータ(時分秒)を入力し、時間のデータから「時」のデータを抽出し、「時」のデータを、1の位のデータと10の位のデータとに分ける。そして、時間設定手段30は、1の位のデータ及び10の位のデータを、H1〜H8及びH10〜H20(図5の第0番目の時間情報を参照)の重みデータにそれぞれ変換する。例えば、時間設定手段30は、「時」のデータが23の場合、当該データを、H1,H2,H20を「1」とし、その他を「0」とした重みデータに変換する。
時間設定手段30は、変換したデータを、第0番目の時間情報における0〜5番目のビット位置(H1〜H20)に設定(格納)することで、第0番目の時間情報を含むAESサブフレームを生成する。そして、時間設定手段30は、第0番目の時間情報を含むAESサブフレームをデータバースト生成手段34に出力する。
時間設定手段30は、「時」のデータと同様に、「分」及び「秒」のデータについても、1の位のデータと10の位のデータとに分け、M1〜M40及びS1〜S40の重みデータに変換し、第1番目の0〜6番目のビット位置(M1〜M40)及び第2番目の0〜6番目のビット位置(S1〜S40)に設定することで、第1番目及び第2番目の時間情報を含むAESサブフレームをそれぞれ生成する。そして、時間設定手段30は、第1番目及び第2番目の時間情報を含むAESサブフレームをデータバースト生成手段34に出力する。
フレーム番号設定手段31は、映像信号に同期したフレーム番号を、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータに分ける。そして、フレーム番号設定手段31は、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータを、F1〜F8(図5の第3番目の時間情報における0〜3番目のビット位置)、F10〜F80(同図の第3番目の時間情報における4〜5番目のビット位置及び第5番目の時間情報における7〜8番目のビット位置)及びF100〜F800(同図の第5番目の時間情報における9〜12番目のビット位置)の重みデータにそれぞれ変換する。
例えば、フレーム番号設定手段31は、フレーム番号が110の場合、当該フレーム番号を、1の位のデータである「0」、10の位のデータである「1」、及び100の位のデータである「1」に分ける。そして、フレーム番号設定手段31は、1の位のデータ「0」について、F1〜F8を「0」とした重みデータに変換し、10の位のデータ「1」について、F10を「1」としF20〜F80を「0」とした重みデータに変換し、100の位のデータ「1」について、F100を「1」としF200〜F800を「0」とした重みデータに変換する。
フレーム番号設定手段31は、変換したデータを、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置(F1〜F20)及び第5番目の時間情報における7〜12番目のビット位置(F40〜F800)に設定する。そして、フレーム番号設定手段31は、第3番目の時間情報を含むAESサブフレームを生成し、第3番目の時間情報を含むAESサブフレームをデータバースト生成手段34に出力する。また、フレーム番号設定手段31は、第5番目の時間情報における7〜12番目のビット位置(F40〜F800)のデータをフレームレートコード設定手段32に出力する。
フレームレートコード設定手段32は、映像信号のフレーム周波数とフレームレートコードとを対応付けた規則に従い、映像信号のフレーム周波数を、a0〜a3で示すフレームレートコードに変換する。例えば、フレームレートコード設定手段32は、フレームレートコードテーブル33を検索し、映像信号のフレーム周波数を、a0〜a3で示すフレームレートコードに変換する。フレームレートコード設定手段32は、変換したa0〜a3で示すフレームレートコードを、第5番目の時間情報における2〜5番目のビット位置(a0〜a3)に設定する。
図6は、本発明の実施形態における時間情報伝送時のフレームレートコードを説明する図である。フレームレートコードテーブル33は、図6に示すように、a0〜a3で示すフレームレートコードとフレームレート(フレーム周波数)とが対応して構成される。図6のフレームレートコードは、図17に示した従来のフレームレートに加え、60Hzを超える100Hz,120/1.001,120Hzのフレームレートに対応するコードも含まれる。
図6に示すように、フレームレートコードがa0=1,a1=0,a2=0,a3=1の場合、フレームレートが100Hzであることを示している。また、a0=0,a1=1,a2=0,a3=1の場合、フレームレートが120/1.001Hzであることを示している。また、a0=1,a1=1,a2=0,a3=1の場合、フレームレートが120Hzであることを示している。
このように、フレームレートコードテーブル33には、フレームレートコードのa0〜a3の値に応じて、23.98Hz,24Hz,25Hz,29.97Hz,30Hz,50Hz,59.94Hz,60Hzに加え、100Hz,120/1.001,120Hzが対応して定義されている。フレームレートコード設定手段32により、フレームレートコードのa0〜a3とフレームレートとの関係が定義されたフレームレートコードテーブル33を用いて、映像信号のフレーム周波数が、a0〜a3で示すフレームレートコードに変換される。
図4に戻って、フレームレートコード設定手段32は、フレーム番号設定手段31から第5番目の時間情報における7〜12番目のビット位置(F40〜F800)のデータを入力し、7〜12番目のビット位置(F40〜F800)のデータ及び2〜5番目のビット位置(a0〜a3)のデータ(フレームレートコード)を含む第5番目の時間情報を生成する。そして、フレームレートコード設定手段32は、第5番目の時間情報を含むAESサブフレームを生成し、データバースト生成手段34に出力する。
データバースト生成手段34は、時間設定手段30から第0番目〜第2番目の時間情報を含むAESサブフレームを入力し、フレーム番号設定手段31から第3番目の時間情報を含むAESサブフレームを入力し、フレームレートコード設定手段32から第5番目の時間情報を含むAESサブフレームを入力する。また、データバースト生成手段34は、図示しないAESサブフレーム生成部から第4番目及び第6番目〜第8番目の時間情報を含むAESサブフレームを入力する。
データバースト生成手段34は、AESサブフレームを、第0番目〜第8番目のAESサブフレームの順に並べることで、データバーストを生成し、データバーストをタイムコード生成部13に出力する。
これにより、データバースト生成手段34から、映像信号に同期した時間及びフレーム番号を含むAESサブフレームが、データバーストとして、映像信号に同期したタイミングにて出力される。
以上のように、本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置1によれば、プリアンブル生成部11は、プリアンブルワードPa,Pbに、16ビットモードであることを示すデータ(0xF872,0x4E1F)を設定し、プリアンブルワードPcに、データタイプ、データモード等のバースト情報値を設定し、プリアンブルワードPdに所定値を設定し、ヘッダー及びフッダーを生成する。
データバースト生成部12は、映像信号に同期した時間のデータ(時分秒)を、所定の時間情報におけるビット位置に設定し、映像信号に同期したフレーム番号を、所定の時間情報における従来と同じビット位置、及び従来使用していなかった所定領域のビット位置に設定する。また、データバースト生成部12は、映像信号のフレームレートとフレームレートコードとが対応したフレームレートコードテーブル33を用いて、映像信号の周波数をフレームレートコードに変換し、所定の時間情報における従来と同じビット位置に設定する。ここで、フレームレートコードテーブル33は、従来と同じデータに加え、フレーム周波数60Hzを超える映像信号に対応したデータも定義されている。そして、データバースト生成部12は、第0番目〜第8番目の時間情報を含むAESサブフレームからデータバーストを生成する。
タイムコード生成部13は、ヘッダー、データバースト及びフッダーの順に並べてAESタイムコードを生成し、AESタイムコードを、AES3の規格に従ったシリアル伝送方式にて出力する。
これにより、タイムコード生成部13から、従来技術の規格をそのまま利用しながら、フレーム周波数が60Hzを超える映像信号に同期した時間及びフレーム番号を含むAESタイムコードが、映像信号に同期したタイミングにて出力される。つまり、AES3の規格に従ったシリアル伝送方式により、フレーム周波数60Hz以下の映像信号に加え、フレーム周波数が120Hz、100Hz等の60Hzを超える映像信号についても、その各フレームに対し、固有のタイムコードを割り当てることができる。したがって、フレーム周波数が60Hzを超える映像システムに対応した時間情報を伝送することが可能なとなる。また、本発明の実施形態は、従来技術である既存の規格に違反するものではなく、AES3のデータレートも変わらないから、ハードウェアへのインストール負荷が少なくなるという利点がある。
尚、本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置1のハードウェア構成としては、通常のコンピュータを使用することができる。タイムコード伝送装置1は、CPU、RAM等の揮発性の記憶媒体、ROM等の不揮発性の記憶媒体、及びインターフェース等を備えたコンピュータによって構成される。タイムコード伝送装置1に備えた時計10、プリアンブル生成部11、データバースト生成部12及びタイムコード生成部13の各機能は、これらの機能を記述したプログラムをCPUに実行させることによりそれぞれ実現される。これらのプログラムは、前記記憶媒体に格納されており、CPUに読み出されて実行される。また、これらのプログラムは、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の記憶媒体に格納して頒布することもでき、ネットワークを介して送受信することもできる。
以上、実施形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その技術思想を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、図5に示したデータバーストにおいて、フレーム番号設定手段31は、フレーム番号を、第3番目の時間情報における0〜5番目のビット位置(F1〜F20)、及び第5番目の時間情報における7〜12番目のビット位置(F40〜F800)である予約された領域Rに設定するようにした。本発明は、フレーム番号の設定位置をこれらのビット位置に限定するものではなく、使用されていない他のビット位置に設定するようにしてもよい。
また、図6に示したフレームレートコードテーブル33には、フレーム周波数60Hzを超えるフレームレートコードとして、フレーム周波数100Hz、120/1.001Hz及び120Hzのフレームレートコードが定義されているが、これら以外の周波数のフレームレートコードが定義されていてもよい。つまり、本発明は、映像信号のフレーム周波数が100Hz、120/1.001Hz及び120Hzの場合だけでなく、60Hzを超える他のフレーム周波数の場合にも適用がある。
また、本発明の実施形態によるタイムコード伝送装置1は、図1に示した映像システムに使用されるものとして説明したが、他の用途として、例えば映像信号の再生時間及びフレーム番号を表示する表示器に接続して使用される場合もあり得る。この場合、表示器は、タイムコード伝送装置1により出力されたAESタイムコードを入力し、AESタイムコードから映像信号の時間(時分秒)及びフレーム番号を抽出し、これらを表示する。
1 タイムコード伝送装置
2 映像信号伝送装置
3 映像信号等送信装置
10 時計
11 プリアンブル生成部
12 データバースト生成部
13 タイムコード生成部
20 Pa設定手段
21 Pb設定手段
22 Pc設定手段
23 Pd設定手段
24 ヘッダー/フッダー生成手段
30 時間設定手段
31 フレーム番号設定手段
32 フレームレートコード設定手段
33 フレームレートコードテーブル
34 データバースト生成手段

Claims (3)

  1. 映像信号に同期した時間情報を含むデータバーストを生成し、AES(Audio Engineering Society Standard)3インターフェースを用いて、ヘッダー、前記データバースト及びフッダーをAESタイムコードとして伝送するタイムコード伝送装置において、
    前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むプリアンブルであるヘッダー及びフッダーを生成するプリアンブル生成部と、
    前記映像信号に同期した時間及びフレーム番号を伝送するためのAESサブフレーム群からなる前記データバーストを生成するデータバースト生成部と、
    前記プリアンブル生成部により生成された前記ヘッダー、前記データバースト生成部により生成された前記データバースト、及び前記プリアンブル生成部により生成された前記フッダーを、この順に並べて前記AESタイムコードを生成するタイムコード生成部と、を備え、
    前記データバースト生成部は、
    前記映像信号に同期した時間を、第1のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記時間を伝送するための前記第1のAESサブフレームを生成する時間設定手段と、
    前記映像信号に同期したフレーム番号を、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータに分け、ビット位置に応じた複数の重みデータに変換し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hz以下の映像信号のフレーム番号に対応した第1の重みデータを、第2のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記フレーム番号における前記第1の重みデータを伝送するための前記第2のAESサブフレームを生成し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレーム番号の一部または全部に対応した第2の重みデータを、第3のAESサブフレームの所定位置に設定するフレーム番号設定手段と、
    60Hz以下のフレーム周波数及び60Hzを超えるフレーム周波数とフレームレートコードとを対応付けた規則に従って、前記映像信号のフレーム周波数を、当該フレーム周波数に対応する前記フレームレートコードに変換し、前記フレーム番号設定手段により前記フレーム番号における前記第2の重みデータが設定された前記第3のAESサブフレームの他の所定位置に、前記フレームレートコードを設定し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータを伝送すると共に前記フレームレートコードを伝送するための前記第3のAESサブフレームを生成するフレームレートコード設定手段と、
    前記時間設定手段により生成された前記第1のAESサブフレーム、前記フレーム番号設定手段により生成された前記第2のAESサブフレーム、及び、前記フレームレートコード設定手段により生成された前記第3のAESサブフレームを含む前記データバーストを生成するデータバースト生成手段と、を備えたことを特徴とするタイムコード伝送装置。
  2. 映像信号に同期した時間情報を含むデータバーストを生成し、AES(Audio Engineering Society Standard)3インターフェースを用いて、ヘッダー、前記データバースト及びフッダーをAESタイムコードとして伝送するタイムコード伝送方法において、
    前記映像信号に同期した時間を、第1のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記時間を伝送するための前記第1のAESサブフレームを生成するステップと、
    前記映像信号に同期したフレーム番号を、1の位のデータ、10の位のデータ及び100の位のデータに分け、ビット位置に応じた複数の重みデータに変換し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hz以下の映像信号のフレーム番号に対応した第1の重みデータを、第2のAESサブフレームの所定位置に設定し、前記フレーム番号における前記第1の重みデータを伝送するための前記第2のAESサブフレームを生成し、前記複数の重みデータのうち、フレーム周波数60Hzを超える映像信号のフレーム番号の一部または全部に対応した第2の重みデータを、第3のAESサブフレームの所定位置に設定するステップと、
    60Hz以下のフレーム周波数及び60Hzを超えるフレーム周波数とフレームレートコードとを対応付けた規則に従って、前記映像信号のフレーム周波数を、当該フレーム周波数に対応する前記フレームレートコードに変換し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータが設定された前記第3のAESサブフレームの他の所定位置に、前記フレームレートコードを設定し、前記フレーム番号における前記第2の重みデータを伝送すると共に前記フレームレートコードを伝送するための前記第3のAESサブフレームを生成するステップと、
    前記第1のAESサブフレーム、前記第2のAESサブフレーム及び前記第3のAESサブフレームを含む前記データバーストを生成するステップと、
    前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むヘッダー、前記データバースト、及び前記データバーストの内容を識別するための付加情報を含むフッダーを、この順に並べて前記AESタイムコードを生成し、前記AESタイムコードを伝送するステップと、を有することを特徴とするタイムコード伝送方法。
  3. コンピュータを、請求項1に記載のタイムコード伝送装置として機能させるためのタイムコード伝送プログラム。
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