JP2017028426A - 通信量集計装置、通信量集計方法、中継装置および中継方法 - Google Patents

通信量集計装置、通信量集計方法、中継装置および中継方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことを可能とする、通信量集計装置を提供する。
【解決手段】通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する。中継装置20は、前記通信速度条件に基づくレベル情報を中継データに付加する。通信量集計装置10は、前記レベル情報毎に通信量を集計する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信速度によって通信単価を変える場合の、通信量集計装置、システム、中継装置および方法に関する。
通信回線の課金方法としては、一か月あたりの利用料金を固定とした固定課金方式が一般的である。固定課金方式では、料金が通信量に依存しないため、理論上、大量データの通信を無制限に行うことが可能である。そのため、通信回線に過大なトラフィックが生じ、快適な通信を行えなくなってしまう可能性がある。
固定課金方式の上記の問題を解消するため、所定時間あたりの通信量に対して上限値を定め、この上限値を超えた場合に通信帯域(通信速度)を制限する方法が一般的に用いられている。しかし、この方法では、まだ上限値を超えていない多くの利用者が一度に大量データの通信を行った場合など、過大なトラフィックが生じる可能性が依然として残る。
上述の問題を解決するためには、たとえば、特許文献1に記載の方法のように、通信速度によって通信単価を変える方法が考えられる。特許文献1に記載の方法では、利用者が速度優先あるいはコスト優先のポリシーを設定し、利用者の設定に従って通信速度を決定している。
この方法のように、利用者の設定によって通信速度を変えるようにすると、コスト優先を選択した利用者の通信速度を遅くすることになるため、多くの利用者が一度に大量のデータ通信を行って過大なトラフィックが生じる可能性を低減することが可能になる。
特開2002-281062号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、ダウンロード開始前に、ダウンロードするデータのデータ量から利用料金を計算している。そのため、この料金計算方法は、データの送受信の開始前に送受信データ量がわかっている場合にしか利用することができない。
本発明の目的は、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことを可能とする、通信量集計装置、通信量集計方法、中継装置および中継方法を提供することにある。
上述の問題を解決するために、本発明の通信量集計装置は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する集計部を備えることを特徴とする。
また、本発明の中継装置は、第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する送信部を備えることを特徴とする。
また、本発明の中継装置は、第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部と、前記通信速度条件を送信する条件送信部を備えることを特徴とする。
また、本発明の中継装置は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件を受信する条件受信部と、第一の受信データを受信し、前記通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の通信量集計方法は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計することを特徴とする。
また、本発明の中継方法は、第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信することを特徴とする。
また、本発明の中継方法は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件を受信し、第一の受信データを受信し、前記通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信することを特徴とする。
本発明の通信量集計装置、通信量集計方法、中継装置および中継方法により、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
本発明の第一の実施形態の通信量集計装置の構成例を示す図である。 本発明の第一の実施形態の通信量集計装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の通信量集計システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の通信量集計システムの構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の課金対応表の具体例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の通信速度対応表の具体例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のレベル対応表の具体例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のレベル対応表の具体例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第二の実施形態のレベル情報を付加したデータの例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の動作例を示す図である。 本発明の第二の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の通信量集計装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の中継装置の構成例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の中継装置の動作例を示す図である。 本発明の第三の実施形態の中継装置の動作例を示す図である。
[第一の実施形態]
本発明の第一の実施の形態について説明する。
図1に本実施形態の通信量集計装置10の構成例を示す。
通信量集計装置10は、集計部11により構成される。
集計部11は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、通信速度毎に集計する部分である。
このように通信量集計装置10を構成することによって、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
次に、図2に本実施形態の通信量集計装置10の動作の例を示す。
通信量集計装置10の集計部11は、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、通信速度毎に集計する(ステップS101)。
このように通信量集計装置10を動作させることによって、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第一の実施形態では、通信条件と通信速度の関係を示す通信速度条件に基づく通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、通信速度毎に集計する。そのため、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
[第二の実施形態]
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
本実施形態では、第一の実施形態の通信量集計装置10について具体的に説明する。
図3に本実施形態の通信量集計システムのシステム構成例を示す。本実施形態の通信量集計システムは、通信量集計装置10、中継装置20および中継装置30により構成される。中継装置20と中継装置30は、ホームネットワーク1に接続する通信機器とインターネット3上の通信機器との間の通信データを、事業者ネットワーク2経由で中継する。事業者ネットワーク2は、固定通信網、移動通信網のいずれも可能である。ホームネットワーク1と事業者ネットワーク2の間の中継装置20は、たとえば、ホームゲートウェイや無線ルータに該当する。中継装置30は、事業者ネットワーク2とインターネット3を接続する装置に該当する。通信量集計装置10は、中継装置20と中継装置30の間の通信量を集計する。
図3の例では、通信量集計装置10は事業者ネットワーク2に接続しているが、中継装置20や中継装置30に接続しても良い。また、通信量集計装置10は中継装置20や中継装置30に含まれていても良い。
また、中継装置20が接続する事業者ネットワークは一つである必要はなく、図4のように、複数の事業者ネットワークに接続するようにすることも可能である。その場合、課金は事業者ネットワーク毎に行われるため、通信量の集計は事業者ネットワーク毎に行うようにすると良い。
通信量集計装置10の構成例は第一の実施形態(図1)と同様である。
図5に中継装置20の構成例を示す。中継装置20は、送信部22および受信部23により構成される。
送信部22は、ホームネットワーク1から受信した受信データを事業者ネットワーク2へ送信する部分である。このとき、通信速度条件記憶部21の通信速度条件を参照し、受信データが満たす通信条件に対応する通信速度で受信データを事業者ネットワーク2へ送信する。
受信部23は、事業者ネットワーク2から受信した受信データをホームネットワーク1へ送信する部分である。
本実施形態では、事業者ネットワーク2経由で送受信するデータの通信速度に応じて単位通信量あたりの通信単価が設定されているものとする。図6に、通信速度と通信単価を対応付けた課金対応表の例を示す。レベルは通信速度を示すインデックスである。各レベルに対して、通信速度と通信単価が設定されている。図6の例では、レベルが高くなるほど通信速度が速くなり、通信速度が速くなるほど通信単価が高くなるものとする。また、この課金対応表は、事業者ネットワーク2を運用する事業者によってあらかじめ決められているものとする。
通信速度条件としては、通信速度と、その通信速度で通信する条件である通信条件を対応づけて記憶しておく。通信速度条件は、たとえば、利用者が設定するレベル対応表と、事業者が設定する通信速度対応表により構成することが可能である。
図7に、図6の課金対応表の場合の通信速度対応表の例を示す。図7の例では、レベルと通信速度を対応付けている。通信速度対応表は事業者が決めた課金対応表に対応している。そのため、通信速度対応表は、事業者ネットワーク2に初めて接続した際などに中継装置20に設定され、利用者によって変更されないものとする。
図8にレベル対応表の例を示す。レベル対応表は、通信速度対応表の各通信速度で通信するための通信条件を、利用者が設定したものである。図8の例では、通信サービスの種類とレベルを対応付けている。レベルは、通信速度対応表(図7)により、通信速度に対応する。そのため、レベル対応表は、通信サービスの種類と通信速度を対応づけていることになる。図8の例では、ストリーミングの場合は低速のレベル1、メール送受信の場合は高速のレベル3、ダウンロードの場合は中速のレベル2が設定されている。
また、レベル対応表は、図9のように、転送プロトコルの種類によって通信速度を変えるように構成することや、通信サービスと転送プロトコルの組み合わせによって通信速度を変えるように構成することも可能である。図9の例ではUDP(User Datagram Protocol)の場合は低速のレベル1、TCP(Transmission Control Protocol)の場合には中速のレベル2を設定している。FTP(File Transfer Protocol)、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)、SIP(Session Initiation Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)といったアプリケーション層のプロトコルごとにレベルを設定することも可能である。
図4のように複数の事業者ネットワークに接続している場合には、レベル対応表を、どのような通信条件のときにどの事業者ネットワークに接続するかを設定できるようにしても良い。
中継装置30の構成例は、中継装置20(図5)の構成例とほぼ同様である。中継装置20の送信部22は、ホームネットワーク1から第一の受信データを受信し、中継装置20の受信部23は、ホームネットワーク1へ第二の受信データを送信する。一方、中継装置30の送信部22は、インターネット3から第一の受信データを受信し、中継装置30の受信部23は、インターネット3へ第二の受信データを送信する。
通信量集計装置10は、中継装置20と中継装置30との間の通信量を通信速度毎に集計する。通信速度毎の集計を実現するために、本実施形態では、通信データに通信速度を示すレベルの情報を付加する方法について説明する。
図10に、レベル情報を付加する場合のホームネットワーク1側の中継装置40(図3の中継装置20)の構成例を示す。図5の中継装置との違いは、送信部42にレベル付加部46を、受信部43にレベル削除部47を設ける点である。レベル付加部46は、ホームネットワーク1から受信した受信データに対して、通信速度条件に応じたレベル情報を付加する部分である。また、レベル削除部47は、事業者ネットワーク2から受信した受信データに付加されているレベル情報を削除する部分である。
図11に、レベル情報を付加する場合のインターネット3側の中継装置50(図3の中継装置30)の構成例を示す。図5の中継装置との違いは、送信部52にレベル付加部56を、受信部53にレベル削除部57を設ける点、および、通信速度条件記憶部21の代わりにレベル記憶部54を、送信部52と受信部53の間に設ける点である。
レベル削除部57は、事業者ネットワーク2から受信した受信データに付加されているレベル情報を削除する部分である。そして、受信データに付加されていたレベル情報をレベル記憶部54に記憶させる。レベル記憶部54に記憶させるレベル情報は、通信速度条件で設定されている通信条件に適した単位で保存すると良い。たとえば、通信サービスの種類を通信条件とする場合には、通信アプリケーション間の通信の開始から終了までの通信セッション単位で記憶させると良い。
レベル付加部56は、インターネット3から受信した受信データに対して、レベル記憶部54のレベル情報に従って、レベル情報を付加する部分である。
図12に、レベル情報を付加したデータの例を示す。たとえば、通常の送受信パケットにレベル情報を付加した拡張パケットとすることが考えられる。また、通常パケットの中に自由に使用できる領域がある場合には、その領域にレベル情報を書き込んでも良い。
このように中継装置40および中継装置50を構成すると、中継装置50では、中継装置40で通信速度条件に応じた通信速度で送信されたデータに対して、同じ通信速度で応答データを送信することが可能になる。また、中継装置40と中継装置50の間で送受信するデータには通信速度を示すレベル情報が付加されることになる。したがって、通信量集計装置10では、送受信データのレベル情報を参照することで、通信速度毎の通信量を集計することが可能になる。
そのため、このように通信量集計システム、通信量集計装置10、中継装置40および中継装置50を構成することによって、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
次に、本実施形態の通信量集計装置10、中継装置40および中継装置50の動作の例について説明する。
まず、図13を用いて、ホームネットワーク1からインターネット3へデータを送信する場合の動作の例について説明する。
まず、中継装置40はホームネットワーク1からデータを受信する(ステップS201)。次に、中継装置40の送信部42では、通信速度条件記憶部21の通信速度条件(レベル対応表)を参照して、受信したデータに対応するレベルを確認する。たとえば、図8のレベル対応表の場合、通信サービスがストリーミングならばレベル1であることを確認する。そして、受信したデータに対応するレベルを受信したデータに付加する(ステップS202)。なお、図8のようなレベル対応表の場合、レベル対応表を参照して付加するレベルを確認する動作は、通信セッションの開始時のみとし、同一の通信セッションの間では同じレベルを付加することも可能である。
そして、送信部42では、通信速度条件記憶部21の通信速度条件(通信速度対応表)を参照して、ステップS202で付加したレベルに対応する通信速度で、レベル情報を付加した受信データを事業者ネットワーク2へ送信する(ステップS203)。また、レベルが高い通信データは、レベルが低い通信データより優先的に送信する。
中継装置40からデータを受信した中継装置50の受信部53は(ステップS204)、受信データからレベル情報を削除する(ステップS205)。また、レベル情報をレベル記憶部54へ記憶させる。このとき、図8のようなレベル対応表の場合には、通信セッション単位でレベル情報を記憶させると良い。そして、レベル情報を削除した受信データをインターネット3へ送信する(ステップS206)。
次に、図14を用いて、インターネット3からホームネットワーク1へデータを送信する場合の動作の例について説明する。
まず、中継装置50の送信部52は、インターネット3からデータを受信する(ステップS301)。次に、レベル記憶部54を参照して、受信したデータに対応するレベル情報を付加する(ステップS302)。そして、送信部52はレベル情報を付加した受信データを事業者ネットワーク2へ送信する(ステップS303)。このとき、あらかじめ中継装置50内に記憶しておいた通信速度対応表(図7)を参照して、付加したレベル情報に対応する通信速度で受信データを送信する。
事業者ネットワーク2からデータを受信した中継装置40の受信部43は(ステップS304)、受信したデータからレベル情報を削除する(ステップS305)。そして、レベル情報を削除したデータをホームネットワーク1へ送信する(ステップS306)。
通信量集計装置10では、中継装置40と中継装置50の間で送受信されるデータを監視し、データに付加されたレベル情報を参照し、通信速度毎(レベル毎)に通信量を集計する。そして、この集計した通信速度毎の通信量に通信単価を乗算することで、通信速度毎の通信料金を計算することができる。
この通信量の集計は、中継装置40と中継装置50との間の通信量集計装置10でも行うことが可能だが、中継装置40や中継装置50で行うことも可能である。
たとえば、図15のようにインターネット3側の中継装置50(中継装置60)に集計部68を構成し、送信部52と受信部53が送受信したデータの量を通信速度毎に集計することが可能である。また、中継装置40の送信部42と受信部43の間に集計部を構成することも可能である。
このように通信量集計装置10、中継装置40および中継装置50を動作させることによって、通信速度条件に応じた通信速度で中継データを送信し、通信速度毎に通信量を集計する。そのため、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第二の実施形態では、第一の実施形態と同様に、通信条件と通信速度の関係を示す通信速度条件に基づく通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を通信速度毎に集計する。そのため、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
また、通信速度条件を利用者が設定できるようにし、通信速度が高速になるほど通信単価を高くすることで、利用者は必要な場合のみ高速通信を利用し、それ以外の場合には低速通信を利用するようになる。そのため、高速通信を利用する通信データの量が低減され、過大なトラフィックが発生する可能性を低減することが可能になる。
また、通信データ量が多くなり過大なトラフィックが発生する状況になった場合に、高速通信の通信単価を上げることで、利用者が高速通信をより利用しないようにすることが可能になるため、トラフィックをコントロールすることが可能になる。
さらに、本実施形態では、通信速度を示すレベル情報を送受信データに付加することで、中継装置間や中継装置で通信速度毎の通信量を集計することが可能になる。
[第三の実施形態]
次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。
本実施形態では、ホームネットワーク1側の中継装置の通信速度条件をインターネット3側の中継装置へ送信し、インターネット3側の中継装置にも事業者ネットワーク2側の中継装置と同じ通信速度条件を持たせる場合の例について説明する。
本実施形態のシステム構成例は、図3と同様である。
図16に、本実施形態のホームネットワーク1側の中継装置の構成例(中継装置70)を示す。中継装置70では、図5の中継装置20や図10の中継装置40の構成例に対して、条件送信部79を追加している。
条件送信部79は、通信速度条件を事業者ネットワーク2経由でインターネット3側の中継装置へ送信する部分である。ここでは、利用者が設定した通信速度と通信条件との対応関係を送信する。利用者が設定を変更するたびに通信速度条件を送信するようにすると良い。通信速度条件として送信する情報としては、利用者が設定するレベル対応表を送信しても良いし、レベル対応表と通信速度対応表を合わせて送信しても良い。
送信部72は、図10の中継装置40の送信部42のように、レベル情報を付加するようにしても良いが、本実施形態では、レベル情報の付加は行わなくても良い。また、受信部73についても、図10の中継装置40の受信部43のようにレベル情報を削除するようにしても良いが、レベル情報の削除は行わなくても良い。
図17に、本実施形態のインターネット3側の中継装置(中継装置80)の構成例を示す。中継装置80では、図5の中継装置20や図11の中継装置50の構成例に対して、条件受信部89を追加している。
条件受信部89は、通信速度条件を事業者ネットワーク2経由で中継装置70から受信する部分である。つまり、利用者が設定した通信速度と通信条件との対応関係を受信する。受信する通信速度条件としては、レベル対応表を受信しても、レベル対応表と通信速度対応表を合わせて受信しても良い。
送信部82は、図11の送信部52のようにレベル情報を付加するようにしても良いが。本実施形態では、レベル情報の付加は行わなくても良い。また、受信部83についても、図11の受信部53のようにレベル情報を削除するようにしても良いが、レベル情報の削除は行わなくても良い。
図18に、本実施形態の通信量集計装置100の構成例を示す。図1の構成例に対して、条件受信部101を追加している。条件受信部101は、中継装置70から通信速度条件を受信する部分である。受信する通信速度条件は、レベル対応表と通信速度対応表の両方でも良いし、レベル対応表だけでも良い。
また、通信量集計装置100は単独の装置であっても良いが、中継装置80あるいは中継装置70の中に構成することも可能である。図19に通信量集計装置100を中継装置70の中に構成した場合の例(中継装置90)を示す。図16の中継装置70に対して、集計部91を追加している。集計部91では、送信部72と受信部73が送受信した通信量を通信速度毎に集計する。
このように通信量集計装置10、中継装置70および中継装置80を構成することによって、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
次に、本実施形態の中継装置70および中継装置80の動作例について説明する。
まず、図20を用いて、ホームネットワーク1からインターネット3へデータを送信する場合の動作の例について説明する。
まず、ホームネットワーク1の通信装置とインターネット3の通信装置との間の通信に先立ち、中継装置70は、中継装置80へ通信速度条件を送信する(ステップS401)。また、中継装置80は通信速度条件を受信して記憶する(ステップS402)。この送信は、利用者が通信速度条件を設定するたびに行うと良い。なお、通信速度条件は、レベル対応表だけであっても良いし、レベル対応表と通信速度対応表の両方であっても良い。つまり、通信速度と通信条件に対する利用者の設定内容を送信する方法であれば、どのような方法であっても良い。
次に、中継装置70では、ホームネットワーク1からデータを受信し(ステップS403)、受信したデータを事業者ネットワーク2へ、通信速度条件に応じた通信速度で送信する(ステップS404)。たとえば、図8のレベル対応表および図7の通信速度対応表の場合、通信サービスがメール送受信なら、通信速度C(高速)で送信する。なお、通信速度条件の参照は、通信セッションの最初のみ行うようにしても良い。
事業者ネットワーク2からデータを受信した中継装置80は(ステップS405)、受信したデータをインターネット3へ送信する(ステップS406)。
次に、図21を用いて、インターネット3からホームネットワーク1へデータを送信する場合の動作の例について説明する。
まず、中継装置80ではインターネット3からデータを受信する(ステップS501)。次に、受信したデータを事業者ネットワーク2へ、通信速度条件に応じた通信速度で送信する(ステップS502)。なお、通信速度条件の参照は、通信セッションの最初のみ行うようにしても良い。
中継装置80から事業者ネットワーク2経由でデータを受信した中継装置70は(ステップS503)、受信したデータをホームネットワーク1へ送信する(ステップS504)。
通信量集計装置100は、まず、中継装置80と同様に、中継装置70から通信速度条件を受信しておく。そして、中継装置70と中継装置80の間の通信を監視し、通信速度毎に通信量を集計する。このとき、通信速度条件を参照して、送受信データが満たす通信条件に対応する通信速度を調べ、その通信速度毎に通信量を集計する。通信セッションの最初のみ通信速度条件を参照するようにしても良い。
通信量集計装置100を図19のように中継装置70内に構成する場合(中継装置90)は、送信部72で送信したデータの通信量と、受信部73で受信したデータの通信量を通信速度毎に集計する。送信部72では、通信速度条件に基づいた通信速度でデータの送信を行うため、その通信速度毎に送信データの通信量を集計する。また、事業者ネットワーク2から受信したデータについては、通信速度条件を参照し、受信したデータが満たす通信条件に対応する通信速度毎に受信データの通信量を集計する。通信セッション単位で通信速度を保持している場合には、通信セッション単位で送受信データの通信量を集計しても良い。
通信量集計装置100を中継装置80内に構成する場合についても、同様に、通信速度条件を参照して、送受信データが満たす通信条件に対応する通信速度毎に送受信データの通信量を集計する。
また、中継装置70および中継装置80において、第二の実施形態のように、送受信データにレベル情報を付加するようにしても良い。その場合には、通信量集計装置は図1の構成で良く、第二の実施形態と同様に、データに付加されたレベル情報を参照して、通信速度毎(レベル毎)の通信量を集計することが可能である。
このように通信量集計装置100、中継装置70および中継装置80を動作させることによって、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
以上で説明したように、本発明の第三の実施形態では、第一、第二の実施形態と同様に、通信条件と通信速度の関係を示す通信速度条件に基づく通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を通信速度毎に集計する。そのため、通信速度によって通信単価を変える場合の料金計算を通信量に応じて行うことが可能になる。
また、通信速度条件を利用者が設定できるようにし、事業者は通信速度が高速になるほど通信単価を高くすることで、利用者は必要な場合のみ高速通信を利用し、それ以外の場合には低速通信を利用するようになる。そのため、高速通信を利用する通信データの量が低減され、過大なトラフィックが発生する可能性を低減することが可能になる。
また、通信データ量が多くなり過大なトラフィックが発生する状況になった場合に、高速通信の通信単価を上げることで、利用者が高速通信をより利用しないようにすることが可能になるため、トラフックをコントロールすることが可能になる。
さらに、本実施形態では、通信速度と通信条件の対応関係(通信速度条件)についての利用者の設定を事業者ネットワーク側の中継装置や通信量集計装置に送信する。そのため、送受信データにレベルを付加しなくても、送受信データの通信速度を、通信速度条件を参照することで知ることが可能になる。また、中継装置の間や中継装置で通信速度毎の通信量を集計することが可能になる。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する集計部
を備えることを特徴とする通信量集計装置。
(付記2)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記1に記載の通信量集計装置。
(付記3)
前記通信量集計装置は、前記中継装置のいずれかに含まれる
ことを特徴とする付記1あるいは付記2に記載の通信量集計装置。
(付記4)
前記集計部は、前記中継データに含まれる前記通信速度を示すレベル情報毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の通信量集計装置。
(付記5)
前記集計部は、前記中継データが満たす前記通信条件に対応する前記通信速度毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記1から付記3のいずれかに記載の通信量集計装置。
(付記6)
第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部
を備えることを特徴とする中継装置。
(付記7)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記6に記載の中継装置。
(付記8)
前記送信部は、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記6あるいは付記7に記載の中継装置。
(付記9)
第二の受信データを受信し、前記第二の受信データから前記レベル情報を削除して送信する受信部
を備え、
前記受信部は、前記第二の受信データの前記レベル情報をレベル記憶部に記憶させ、
前記送信部は、前記第一の受信データに前記レベル記憶部の前記レベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記8に記載の中継装置。
(付記10)
前記受信部は、通信セッション単位で前記レベル情報を記憶させる
ことを特徴とする付記9に記載の中継装置。
(付記11)
前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する集計部
を備えることを特徴とする付記9あるいは付記10に記載の中継装置。
(付記12)
前記通信速度条件を送信する条件送信部
を備えることを特徴とする付記6から付記8のいずれかに記載の中継装置。
(付記13)
前記通信速度条件を受信する条件受信部
を備えることを特徴とする付記6から付記8のいずれかに記載の中継装置。
(付記14)
第二の受信データを受信する受信部と、
前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する集計部と
を備えることを特徴とする付記6から付記8、付記12、付記13のいずれかに記載の中継装置。
(付記15)
付記1から付記3のいずれかに記載の通信量集計装置と、
第一の中継装置と、
第二の中継装置と
を備え、
前記第一の中継装置は、付記6あるいは付記7に記載の中継装置であり、
前記第二の中継装置は、付記6あるいは付記7に記載の中継装置であり、
前記第一の中継装置の前記送信部は、前記第二の中継装置へ前記第一の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記第二の中継装置の前記送信部は、前記第一の中継装置へ前記第二の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記通信量集計装置の前記集計部は、前記第一の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データと、前記第二の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データの通信量を集計する
ことを特徴とする通信量集計システム。
(付記16)
付記4に記載の通信量集計装置と、
第一の中継装置と、
第二の中継装置と
を備え、
前記第一の中継装置は、付記8に記載の中継装置であり、
前記第二の中継装置は、付記8から付記10のいずれかに記載の中継装置であり、
前記第一の中継装置の前記送信部は、前記第二の中継装置へ前記第一の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記第二の中継装置の前記送信部は、前記第一の中継装置へ前記第二の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記通信量集計装置の前記集計部は、前記第一の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データと、前記第二の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データの通信量を集計する
ことを特徴とする通信量集計システム。
(付記17)
付記1から付記5に記載の通信量集計装置と、
第一の中継装置と、
第二の中継装置と
を備え、
前記第一の中継装置は、付記12に記載の中継装置であり、
前記第二の中継装置は、付記13に記載の中継装置であり、
前記第一の中継装置の前記送信部は、前記第二の中継装置へ前記第一の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記第二の中継装置の前記送信部は、前記第一の中継装置へ前記第二の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
前記第一の中継装置の前記条件送信部は、前記第二の中継装置の前記条件受信部へ前記通信速度条件を送信し、
前記通信量集計装置の前記集計部は、前記第一の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データと、前記第二の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データの通信量を集計する
ことを特徴とする通信量集計システム。
(付記18)
前記通信料集計装置は、前記第一の中継装置あるいは前記第二の中継装置に含まれる
ことを特徴とする付記15から付記17に記載の通信量集計システム。
(付記19)
通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する
ことを特徴とする通信量集計方法。
(付記20)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記19に記載の通信量集計方法。
(付記21)
前記中継データに含まれる前記通信速度を示すレベル情報毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記19あるいは付記20に記載の通信量集計方法。
(付記22)
前記中継データが満たす前記通信条件に対応する前記通信速度毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記19あるいは付記20に記載の通信量集計方法。
(付記23)
第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する
ことを特徴とする中継方法。
(付記24)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記23に記載の中継方法。
(付記25)
前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記23あるいは付記24に記載の中継方法。
(付記26)
第二の受信データを受信し、前記第二の受信データの前記レベル情報をレベル記憶部に記憶させ、前記第二の受信データから前記レベル情報を削除して送信し、前記第一の受信データに前記レベル記憶部の前記レベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記25に記載の中継方法。
(付記27)
通信セッション単位で前記レベル情報を記憶させる
ことを特徴とする付記26に記載の中継方法。
(付記28)
前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する
ことを特徴とする付記26あるいは付記27に記載の中継方法。
(付記29)
前記通信速度条件を送信する
ことを特徴とする付記23から付記25のいずれかに記載の中継方法。
(付記30)
前記通信速度条件を受信する
ことを特徴とする付記23から付記25のいずれかに記載の中継方法。
(付記31)
第二の受信データを受信して送信し、前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する
ことを特徴とする付記23から付記25、付記29、付記30のいずれかに記載の中継方法。
(付記32)
コンピュータに、
通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する集計機能
を実現させることを特徴とする通信量集計プログラム。
(付記33)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記32に記載の通信量集計プログラム。
(付記34)
前記集計機能は、前記中継データに含まれる前記通信速度を示すレベル情報毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記32あるいは付記33に記載の通信量集計プログラム。
(付記35)
前記集計機能は、前記中継データが満たす前記通信条件に対応する前記通信速度毎に前記通信量を集計する
ことを特徴とする付記32あるいは付記33に記載の通信量集計プログラム。
(付記36)
コンピュータに、
第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信機能
を実現させることを特徴とする中継プログラム。
(付記37)
前記通信条件は、少なくともサービスあるいはプロトコルの種類に関する条件を含む
ことを特徴とする付記36に記載の中継プログラム。
(付記38)
前記送信機能は、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記36あるいは付記37に記載の中継プログラム。
(付記39)
コンピュータに、
第二の受信データを受信して送信する受信機能
を実現させ、
前記受信機能は、前記第二の受信データの前記レベル情報をレベル記憶部に記憶させ、
前記送信機能は、前記第一の受信データに前記レベル記憶部の前記レベル情報を付加して送信する
ことを特徴とする付記38に記載の中継プログラム。
(付記40)
前記受信機能は、通信セッション単位で前記レベル情報を記憶させる
ことを特徴とする付記39に記載の中継プログラム。
(付記41)
コンピュータに、
前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する集計機能
を実現させることを特徴とする付記39あるいは付記40に記載の中継プログラム。
(付記42)
コンピュータに、
前記通信速度条件を送信する条件送信機能
を実現させることを特徴とする付記36から付記38のいずれかに記載の中継プログラム。
(付記43)
コンピュータに、
前記通信速度条件を受信する条件受信機能
を実現させることを特徴とする付記36から付記38のいずれかに記載の中継プログラム。
(付記44)
コンピュータに、
第二の受信データを受信して送信する受信機能と、
前記第一の受信データと前記第二の受信データの通信量を、前記通信速度毎に集計する集計機能と
を実現させることを特徴とする付記36から付記38、付記42、付記43のいずれかに記載の中継プログラム。
1 ホームネットワーク
2 事業者ネットワーク
3 インターネット
10、100 通信量集計装置
20、30、40、50、60、70、80、90 中継装置
11、68、91 集計部
21 通信速度条件記憶部
22、42、52、72、82 送信部
23、43、53、73、83 受信部
46、56 レベル付加部
47、57 レベル削除部
54 レベル記憶部
79 条件送信部
89、101 条件受信部

Claims (10)

  1. 通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する集計部
    を備えることを特徴とする通信量集計装置。
  2. 前記集計部は、前記中継データに含まれる前記通信速度を示すレベル情報毎に前記通信量を集計する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信量集計装置。
  3. 前記集計部は、前記中継データが満たす前記通信条件に対応する前記通信速度毎に前記通信量を集計する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信量集計装置。
  4. 第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する送信部
    を備えることを特徴とする中継装置。
  5. 第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部と、
    前記通信速度条件を送信する条件送信部
    を備えることを特徴とする中継装置。
  6. 通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件を受信する条件受信部と、
    第一の受信データを受信し、前記通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部と
    を備えることを特徴とする中継装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信量集計装置と、
    第一の中継装置と、
    第二の中継装置と
    を備え、
    前記第一の中継装置および前記第二の中継装置は、
    第一の受信データを受信し、前記通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する送信部
    を備え、
    前記第一の中継装置の前記送信部は、前記第二の中継装置へ前記第一の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
    前記第二の中継装置の前記送信部は、前記第一の中継装置へ前記第二の中継装置の前記第一の受信データを送信し、
    前記通信量集計装置の前記集計部は、前記第一の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データと、前記第二の中継装置の前記送信部が送信した前記第一の受信データの通信量を集計する
    ことを特徴とする通信量集計システム。
  8. 通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で中継データを送受信する中継装置の間の通信量を、前記通信速度毎に集計する
    ことを特徴とする通信量集計方法。
  9. 第一の受信データを受信し、通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件に基づく前記通信速度で、前記第一の受信データに前記通信速度を示すレベル情報を付加して送信する
    ことを特徴とする中継方法。
  10. 通信条件と通信速度の対応関係を示す通信速度条件を受信し、第一の受信データを受信し、前記通信速度条件に基づく前記通信速度で前記第一の受信データを送信する
    ことを特徴とする中継方法。
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