JP2017026702A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 セグメントの数を超える精度の表示をしても、容易に視認することができる表示装置を提案する。【解決手段】 表示器では、3個のLED−A,B,Cを備え、数値設定操作子を回転操作することにより設定された−10〜0〜10のパラメータ値を、7種類の表示態様により表示することができる。表示器における3個のLED−A,B,Cの点灯、消灯、点滅Aおよび点滅Bの状態を組み合わせた表示態様により、数値設定操作子で設定された−10〜0〜10までのパラメータ値を容易に視認できるように表示する。【選択図】 図3

Description

この発明は、複数のセグメントを備え、セグメントの数を超える精度の表示をすることができる表示装置に関する。
従来の電子機器においては、種々の値を表示する表示装置が設けられている。表示装置には、操作子の操作に応じて設定された設定状態やパラメータ値などが表示されることが多くされている。
例えば、特許文献1には、操作子ごとにチャンネルグループ(CHG)への割り当て状況を表す従来のパラメータ表示部が開示されている。このパラメータ表示部の表示動作を図10に示す。図10に示すように、従来のパラメータ表示部は、複数の発光タイプの表示素子(LED)La〜Lcを用いて1つのパラメータ(チャンネルグループ設定パラメータ)の値を表示している。操作子(オンスイッチ)Btの設定操作により当該パラメータが設定されて装置本体が動作している間は、設定可能な全パラメータ範囲の表示素子La〜Lcが表示動作をしている。その際、設定された内容に該当する表示素子〔(2)=La,(3)=Lb,(4)=Lc〕は、第1の表示態様(明点灯)で表示し、また、設定された内容に該当しない他の表示素子〔(2)=Lb・Lc,(3)=La・Lc,(4)=La・Lb〕は、第2の表示態様(暗点灯)で表示するように制御される。
ところで、従来の電子機器に備えられるパラメータ値を表示する表示装置では、一般的に、その電子機器に設定できるパラメータ値の分解能より低い分解能の表示値とされていることが多い。これは、電子機器を大型化しないために表示装置の大きさが限られたり、コストを下げるために分解能が低くなってしまうからである。このため、従来のパラメータ値表示装置では、表示値が中間値である場合は、表示器を視認するだけでは、十分に精度をもった確認ができなかった。
そこで、表示が移り変わる部分で、明暗をつけた点灯を行うパラメータ値表示装置が特許文献2に開示されている。
特許第4165248号公報 特許第4232557号公報
特許文献2に開示されている従来のパラメータ値表示装置におけるLED群140の構成を図11に示す。図11に示すLED群140は、順次隣接して配列された複数のLED140−1,140−2,…,140−nと、これら複数のLEDのうち隣接する2つのLED、例えば、第1のLED140−1および第2のLED140−2を同時に点灯させる態様として明点灯、暗点灯、消灯の3つの態様を有し、所定のパラメータ値に応じて各LEDに対する点灯方法を決定している。例えば、各LED140−1,140−2,…,140−nの点灯状態においては、ボリューム操作子142が時計回りに回転操作されて、そのパラメータ値が最小の量から上昇してゆく場合は、「LED140−1のみの明点灯」→「LED140−1の明点灯およびLED140−2の暗点灯」→「LED140−1,140−2の明点灯」→「LED140−1の暗点灯およびLED140−2の明点灯」→「LED140−2のみの明点灯」、… … の順で点灯状態が変遷する。このような点灯状態とすることにより、LEDの数を「n」とすれば「4n−3」段階のパラメータの値を表現することができるようになる。
しかしながら、点灯状態の明暗により中間値を表示する場合においては、環境の明るさ等によっては点灯状態の明暗を視認することが困難になる場合があった。
そこで、本発明は、コストを上げたり表示装置を大きくすることなく表示値の分解能を向上して、セグメントの数を超える精度の表示をしても、容易に視認することができる表示装置を提案することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の表示装置は、操作子の操作に応じて設定された設定状態を表示する表示装置であって、点灯状態と、消灯状態と、点滅状態のいずれかの状態とされる複数のセグメントからなる表示手段と、操作子の操作に応じて設定された前記設定状態を、前記複数のセグメントにおける各セグメントの点灯状態、消灯状態、点滅状態の組み合わせで表示するよう前記表示手段の前記各セグメントを表示制御する表示制御手段とを備え、前記点滅状態は、一定周期内に点灯時間と消灯時間とが設定されて構成されており、前記消灯時間は残像効果が生じる時間より長い時間に設定されていることを最も主要な特徴としている。
本発明の表示装置では、明暗の点灯状態に替えて点灯状態、消灯状態、点滅状態の組み合わせにより、操作子の操作に応じて設定された設定状態を表示するようにしたので、コストを上げず、表示装置を大型化せずに、表示値の分解能を上げることができ、ユーザーに精度を高めた情報を提供することができる。また、点灯状態、消灯状態、点滅状態は環境の明るさにほとんど影響を受けることなく視認可能であることから、ユーザーは、点滅の一周期(短時間)を確認することで、設定状態を直感的に把握することができる。
本発明の表示装置を適用した信号処理装置の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の表示装置を適用した信号処理装置のパネルの構成を示す図である。 本発明の表示装置の第1実施例のモードXの表示態様を示す図である。 本発明の表示装置の第1実施例のモードYの表示態様を示す図である。 本発明の表示装置の第2実施例の表示態様を示す図である。 本発明の表示装置の第3実施例の表示態様を示す図である。 本発明の表示装置における表示器の表示制御の一例を示すタイミング図である。 本発明の表示装置を適用した信号処理装置で実行する信号制御処理のフローチャートである。 本発明の表示装置を適用した信号処理装置で実行する信号制御処理における表示制御処理のフローチャートである。 従来のパラメータ表示部の表示動作を示す図である。 従来のパラメータ値表示装置におけるLED群の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、本発明の表示装置を適用した音信号の信号処理装置1の構成を示す。
図1に示す信号処理装置1は、CPU10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12、記憶装置13、外部装置14、インターフェース15、操作子16、表示部17、信号処理部18を備え、これらをCPUバス19により接続している。
このうちCPU10は、信号処理装置1の動作を統括制御する制御手段であり、ROM11に記憶された所要のプログラムを実行することにより、操作子16の操作に従ったパラメータの編集、表示部17における本発明にかかる表示装置の表示制御処理や信号処理部18への音信号の入出力、信号処理部18の制御といった処理を行い、本発明の表示装置の表示制御手段として機能する。ROM11はCPU10が実行する制御プログラムやプリセット等を記憶しており、書き換え可能なフラッシュメモリとしてもよい。RAM12はCPU10が各種のデータを書き込み及び読み出しする揮発性記憶手段であり、CPU10のワークメモリとしても使用される。記憶装置13は、ハードディスク等の大容量記憶装置であり、種々のプログラムや各種データを保存している。外部装置14は、パーソナルコンピュータ(PC)、フィジカルコントローラや電子楽器、ディスプレイ、マウス、文字入力用のキーボード等のUI(User Interface)デバイスとされ、インターフェース15は、上記した種々の外部装置14を接続し入出力を行うためのインターフェースである。外部装置14との通信に用いる規格は、イーサネット(商標)、USB(Universal Serial Bus)等、任意のものを採用することができる。有線無線も問わない。
操作子16は、信号処理装置1に対するユーザーの操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ロータリーエンコーダ、スライダ、ボリューム等によって構成できる。また、表示部17における液晶パネル(LCD)がタッチパネルとされている場合は、タッチパネルを操作子16として用いることもできる。表示部17は、CPU10の制御に従って種々の情報を表示する表示手段であり、例えばLCDによって構成できる。また、表示部17には、本発明の表示装置の表示手段、具体的には後述する発光ダイオード(LED)からなる表示器34が含まれている。信号処理部18は、処理すべき音信号の入力を受け付け、また処理後の音信号を出力するための図示しないインタフェースを備え、入力された音信号に対して低音、中音、高音のトーンコントロール、音の歪の調整、リバーブなどの音響効果の付与や音量の調整等の信号処理を行うことができる。信号処理部18は、1つ以上のDSPから構成することができる。
次に、図2に、信号処理装置1のパネル30の構成を示す。図2には、パラメータ値を調整する操作部と、そのパラメータ値を表示する本発明の表示装置を中心に示している。
パネル30上には、図2に示すように、表示器34の表示モードをXモード,Yモードのいずれかから選択するモード選択操作子31、設定対象とするパラメータのパラメータ値を設定する数値設定操作子32、パラメータ値を表示する7セグメントの7セグ表示素子33、本発明の表示装置を構成するLED−AとLED−BとLED−Cとの3つの発光ダイオード(LED)からなる表示器34が設けられている。これらの操作子および表示手段は、図1に示した操作子16及び表示部17の一部からなる。また、表示器34においては、LED−Aが下位表示のLEDセグメント、LED−Bが中間表示のLEDセグメント、LED−Cが上位表示のLEDセグメントとされ、数値設定操作子32は、ロータリーエンコーダとされて回転させた時に、回転した位置を検出できる。
本発明の第1実施例の表示装置を構成する表示器34では、図2に示すように3個のLED−A,B,Cを備え、モード選択操作子31で選択したモードXの場合は、数値設定操作子32を回転操作することにより設定された−10〜0〜10のパラメータ値を、7種類の表示態様により表示することができる。また、モードYを選択した場合は、数値設定操作子32を回転操作することにより設定された0〜20のパラメータ値を、7種類の表示態様により表示することができる。
モード選択操作子31でモードXを選択した場合の表示器34の表示態様を図3に示す。モードXは、初期値が中央値に設定されると共に、この初期値を中間表示のLED−Bだけを点灯して表示するモードであり、0を中央値として0から負方向および0から正方向にパラメータ値を調整する場合、例えば低音、中音、高音のトーンコントロールを調整する場合等に選択される。モードXにおけるパラメータの初期値は「0」、最小値は「−10」、最大値は「10」とされて、数値設定操作子32を操作することにより−10〜0〜10の間のパラメータ値に設定できる。モードXの場合は、数値設定操作子32の中央位置である位置4においてパラメータ値が「0」に設定され、数値設定操作子32を位置4から左回転していくと位置4→位置3→位置2→位置1となる。また、数値設定操作子32を位置4から右回転していくと位置4→位置5→位置6→位置7となる。設定されるパラメータ値は、位置1では「−10」、位置2では「−6」、位置3では「−3」、位置4では「0」、位置5では「3」、位置6では「6」、位置7では「10」となり、パラメータ値の単位はdBとされている。
数値設定操作子32を位置4から回転した時の、位置4から位置4,3間の中央未満、および、位置4から位置4,5間の中央未満までの位置における数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−1.5<P<1.5)では、LED−A,Cが消灯、LED−Bが点灯で表示される。
数値設定操作子32を位置4,3間から左回転した時の、位置4,3間の中央から位置3,2間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−1.5≧P>−4.5)では、LED−Aが点滅A、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置3,2間の中央から位置2,1間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−4.5≧P>−8)では、LED−Aが点滅B、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置2,1間の中央から位置1までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−8≧P≧−10)では、LED−Aが点灯、LED−B,Cが消灯で表示される。表示器34における点滅A,Bの点滅の周期は一定とされており、その一定周期内において点灯時間と消灯時間とが設定されている。その一定周期における点灯時間が短い場合が点滅Aとされ、点灯時間が長い場合が点滅Bとされることから、点滅Aと点滅Bとの点滅状態を確実に見分けることができる。
数値設定操作子32を位置4,5間から右回転した時の、位置4,5間の中央から位置5,6間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(1.5≦P<4.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅Aで表示され、位置5,6間の中央から位置6,7間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(4.5≦P<8)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅Bで表示され、位置6,7の中央から位置7までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(8≦P≦10)では、LED−A,Bが消灯、LED−Cが点灯で表示される。
このように、モードXが選択された場合では、数値設定操作子32で設定されるパラメータ値が「−10」から「0」を介して「10」に向かって大きくなるに従って、下位表示のLED−Aから中間表示のLED−Bを介して上位表示のLED−Cに点灯状態が移行すると共に、上位表示のLED−Cから下位表示のLED−Aに消灯状態が移行していく。下位表示のLED−Aが点灯状態から消灯状態に移行する際においては、点灯時間が次第に短くなるよう点滅B、次いで点滅Aを介して消灯状態に移行していく。また、上位表示のLED−Cが消灯状態から点灯状態に移行する際においては、次第に点灯時間が長くなるよう点滅A、次いで点滅Bを介して点灯状態に移行していく。
本発明の第1実施例の表示装置では、上記したように表示器34における点滅Aと点滅Bとを確実に見分けることができることから、LED数を超える表示値の分解能としても、LED数を超える精度の表示を容易に視認することができる。すなわち、モードXが選択された場合、表示器34における3個のLEDの点灯、消灯、点滅Aおよび点滅Bの状態を組み合わせた図3に示す表示態様により、数値設定操作子32で設定された−10〜0〜10までのパラメータ値を容易に視認できるように表示することができる。
次に、モード選択操作子31でモードYを選択した場合の表示器34の表示態様を図4に示す。
モードYは、初期値が最小値に設定されると共に、この初期値を左端の下位表示のLED−Aだけを点灯して表示するモードであり、0から正方向にパラメータ値を調整する場合、例えば音の歪の調整、リバーブなどの音響効果の付与や音量を調整する場合等に選択される。モードYのパラメータの初期値である最小値は「0」、最大値は「20」とされて、数値設定操作子32を操作することにより0〜20の間のパラメータ値に設定できる。モードYの場合は、数値設定操作子32の最も左回転した位置である位置1においてパラメータ値が「0」に設定され、数値設定操作子32を位置1から右回転していくと位置1→位置2→位置3→位置4→位置5→位置6→位置7となる。設定されるパラメータ値は、位置1では「0」、位置2では「1」、位置3では「3」、位置4では「6」、位置5では「10」、位置6では「15」、位置7では「20」となり、パラメータ値の単位はdBとされている。
数値設定操作子32を位置1から右回転した時の、位置1から位置1,2間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(0≦P<0.5)では、LED−Aが点灯、LED−B,Cが消灯で表示され、位置1,2間の中央から位置2,3間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(0.5≦P<2)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅A、LED−Cが消灯で表示され、位置2,3間の中央から位置3,4間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(2≦P<4)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅B、LED−Cが消灯で表示され、位置3,4間の中央から位置4,5間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(4≦P<8)では、LED−A,Bが点灯、LED−Cが消灯で表示される。また、位置4,5間の中央から位置5,6間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(8≦P<12)では、LED−A,Bが点灯、LED−Cが点滅Aで表示され、位置5,6間の中央から位置6,7間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(12≦P<17)では、LED−A,Bが点灯、LED−Cが点滅Bで表示され、位置6,7間の中央から位置7までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(17≦P≦20)では、LED−A,B,Cが点灯で表示される。
このように、モードYが選択された場合では、数値設定操作子32で設定されるパラメータ値が「0」から「20」に向かって大きくなるに従って、下位表示のLED−Aから中間表示のLED−B、次いで上位表示のLED−Cが消灯状態から点灯状態に移行していく。消灯状態から点灯状態に移行する際においては、次第に点灯時間が長くなるよう点滅A、次いで点滅Bを介して点灯状態に移行していく。
本発明の第1実施例の表示装置では、表示器34における点滅Aと点滅Bとを確実に見分けることができることから、LED数を超える表示値の分解能としても、LED数を超える精度の表示を容易に視認することができる。そして、モードYが選択された場合は、表示器34における3個のLEDの点灯、消灯、点滅Aおよび点滅Bの状態を組み合わせた図4に示す表示態様により、数値設定操作子32で設定された0〜20までのパラメータ値を容易に視認できるように表示することができる。
次に、本発明の第2実施例の表示装置を説明する。第2実施例の表示装置における表示器34では、図示していないが、2個のLEDしか備えていないにもかかわらず、11種類の表示態様でパラメータ値を表示することができる。第2実施例の表示装置が備える2個のLEDをLED−A,LED−Bとした場合の表示器34の表示態様を図5に示す。この場合、LED−Aが下位表示のLEDセグメント、LED−Bが上位表示のLEDセグメントとされる。
第2実施例の表示装置では、初期値が最小値に設定されると共に、この初期値を左端の下位表示のLED−Aだけを点灯して表示しており、0から正方向にパラメータ値を調整する場合に好適とされ、パラメータの初期値である最小値は「0」、最大値は「10」とされて、数値設定操作子32を回転操作することにより0〜10の間のパラメータ値に設定できる。数値設定操作子32の最も左回転した位置である位置0においてパラメータ値が「0」に設定され、数値設定操作子32を位置0から右回転していくと位置0→位置1→位置2→位置3→位置4→位置5→位置6→位置7→位置8→位置9→位置10となる。設定されるパラメータ値は、位置0では「0」、位置1では「1」、位置2では「2」、位置3では「3」、位置4では「4」、位置5では「5」、位置6では「6」、位置7では「7」、位置8では「8」、位置9では「9」、位置10では「10」となり、パラメータ値の単位はdBとされている。
数値設定操作子32を位置0から右回転した時の、位置0から位置0,1間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(0≦P<0.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが消灯で表示され、位置0,1間の中央から位置1,2間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(0.5≦P<1.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅4で表示され、位置1,2間の中央から位置2,3間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(1.5≦P<2.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅3で表示され、位置2,3間の中央から位置3,4間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(2.5≦P<3.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅2で表示され、位置3,4間の中央から位置4,5間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(3.5≦P<4.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅1で表示される。
さらに、数値設定操作子32を右回転した時の、位置4,5間の中央から位置5,6間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(4.5≦P<5.5)では、LED−A,Bが点灯で表示され、位置5,6間の中央から位置6,7間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(5.5≦P<6.5)では、LED−Aが点滅1、LED−Bが点灯で表示され、位置6,7間の中央から位置7,8間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(6.5≦P<7.5)では、LED−Aが点滅2、LED−Bが点灯で表示され、位置7,8間の中央から位置8,9間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(7.5≦P<8.5)では、LED−Aが点滅3、LED−Bが点灯で表示され、位置8,9間の中央から位置9,10間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(8.5≦P<9.5)では、LED−Aが点滅4、LED−Bが点灯で表示され、位置9,10間の中央から位置10までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(9.5≦P≦10)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯で表示される。
本発明の第2実施例における表示装置では、表示器34における2個のLEDの点灯、消灯、点滅1〜点滅4の状態の組み合わせにより、数値設定操作子32で設定された0〜10までのパラメータ値を容易に視認できるように表示することができる。表示器34における点滅1〜4の点滅の周期は一定とされており、その一定周期内において点灯時間と消灯時間とが設定されている。点滅1ではその一定周期における点灯時間が最も長くされており、点滅2ではその一定周期における点灯時間が点滅1の点灯時間より短くされ、点滅3ではその一定周期における点灯時間が点滅2の点灯時間より短くされ、点滅4ではその一定周期における点灯時間が点滅3の点灯時間より短くされている。
本発明の第2実施例における表示装置では、数値設定操作子32で設定されるパラメータ値が「0」から「10」に向かって大きくなるに従って、下位表示のLED−Aが点灯状態から消灯状態に移行していくと共に、上位表示のLED−Bが消灯状態から点灯状態に移行していく。点灯状態から消灯状態に移行する際においては、点灯時間が次第に短くなるよう点滅1、点滅2、点滅3、次いで点滅4を介して消灯状態に移行していく。また、消灯状態から点灯状態に移行する際においては、点灯時間が次第に長くなるよう点滅4、点滅3、点滅2、次いで点滅1を介して点灯状態に移行していく。
表示器34におけるLEDの点灯、消灯、点滅1〜点滅4の表示制御の一例を示すタイミング図を図7(a)〜(f)に示す。
図7(a)〜(f)に示すタイミング図において、横軸は時間とされ表示器34におけるLEDの表示制御を行う一定の周期t0は、例えば、1secあるいは0.5secとされている。周期t0内の全時間において点灯が継続される図7(a)に示す場合が点灯状態であり、周期t0内において点灯時間がt1、消灯時間がt2とされる図7(b)に示す場合が点滅1状態である。点滅1状態の点灯のデューティー比は約80%とされる。周期t0内において点灯時間がt3、消灯時間がt4とされる図7(c)に示す場合が点滅2状態であり、点滅2状態の点灯のデューティー比は約60%とされる。
周期t0内において点灯時間がt4、消灯時間がt3とされる図7(d)に示す場合が点滅3状態であり、点滅3状態の点灯のデューティー比は約40%とされる。周期t0内において点灯時間がt2、消灯時間がt1とされる図7(e)に示す場合が点滅4状態であり、デューティー比は約20%とされる。これにより、点滅1〜4の点滅状態を確実に見分けることができる。また、周期t0内の全時間において消灯される図7(f)に示す場合が消灯状態である。
周期t0が0.5secとされた場合は、最も短い消灯時間はt2となり約0.1secとなる。この場合、人の目の時間分解能は約50msec〜100msecと云われていることから、図7(a)に示す点滅1状態で表示器34におけるLEDの表示制御を行った時に、残像効果により当該LEDが連続点灯しているようには視認されず、当該LEDは0.5secの周期で点滅を繰り返す点滅状態として視認されることになる。図7(b)〜(d)に示す点滅2〜点滅4状態においては、消灯時間が約0.2sec〜約0.4secとなって点滅1より消灯時間が長くなることから、当然のことではあるが、残像効果により当該LEDが連続点灯しているようには視認されず、当該LEDは0.5secの周期で点滅を繰り返す点滅状態として視認されることになる。そして、点滅していると視認される場合に、点滅1〜点滅4では点灯時間のデューティー比が約20%〜約80%と段階的に変化することから、点滅1〜点滅4の何れで点滅しているかを容易に視認することができる。これにより、図5に示す表示態様により、数値設定操作子32で設定された0〜10までのパラメータ値を容易に視認できるように表示することができる。なお、周期t0を1secとした場合には、点滅1〜点滅4における点灯状態のデューティー比は上記の通りとされ、最も短い消灯時間は約0.2secとされることから、この場合においても、点滅1〜点滅4の何れで点滅しているかを容易に視認することができる。
また、点滅1〜点滅4における点灯状態のデューティー比は上記に限ることはないが、周期t0を0.5secとした場合においても消灯時間は、残像効果により連続点灯しているように視認されない時間、例えば約0.1sec以上とするのが好適である。
次に、本発明の第3実施例の表示装置を説明する。第3実施例の表示装置における表示器34では、図2に示す表示器34のように3個のLEDを備えており、21種類の表示態様でパラメータ値を表示することができる。この場合、LED−Aが下位表示のLEDセグメント、LED−Bが中間表示のLEDセグメント、LED−Cが上位表示のLEDセグメントとされる。第3実施例の表示器34の表示態様を図6に示す。
第3実施例の表示装置は、初期値が中央値に設定されると共に、この初期値を中間表示のLED−Bだけを点灯して表示しており、0を中央値として0から負方向および0から正方向にパラメータ値を調整する場合に好適とされ、パラメータの初期値は「0」、最小値は「−10」、最大値は「10」とされて、数値設定操作子32を回転操作することにより、−10〜0〜10の間のパラメータ値に設定できる。第3実施例の表示装置では、数値設定操作子32の中央位置である位置11においてパラメータ値が「0」に設定され、数値設定操作子32を位置11から左回転していくと位置11→位置10→位置9→・・・・→位置2→位置1となる。また、数値設定操作子32を位置11から右回転していくと位置11→位置12→位置13→・・・・→位置20→位置21となる。設定されるパラメータ値は、位置1では「−10」、位置2では「−9」、位置3では「−8」、位置4では「−7」、位置5では「−6」、位置6では「−5」、位置7では「−4」、位置8では「−3」、位置9では「−2」、位置10では「−1」となり、位置11では「0」となる。また、位置12では「1」、位置13では「2」、位置14では「3」、位置15では「4」、位置16では「5」、位置17では「6」、位置18では「7」、位置19では「8」、位置20では「9」、位置21では「10」となり、パラメータ値の単位はdBとされている。
第3実施例の表示装置において、数値設定操作子32を中央位置から回転した時の、位置11から位置11,10間の中央未満、および、位置11から位置11,12間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−0.5<P<0.5)では、LED−A,Cが消灯、LED−Bが点灯で表示される。
数値設定操作子32を左回転した時の、位置11,10間の中央から位置10,9間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−0.5≧P>−1.5)では、LED−Aが点滅4、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置10,9間の中央から位置9,8間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−1.5≧P>−2.5)では、LED−Aが点滅3、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置9,8間の中央から位置8,7間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−2.5≧P>−3.5)では、LED−Aが点滅2、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置8,7間の中央から位置7,6間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−3.5≧P>−4.5)では、LED−Aが点滅1、LED−Bが点灯、LED−Cが消灯で表示される。
さらに、数値設定操作子32を左回転した時の、位置7,6間の中央から位置6,5間の中央未満付近までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−4.5≧P>−5.5)では、LED−A,Bが点灯、LED−Cが消灯で表示され、位置6,5間の中央から位置5,4間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−5.5≧P>−6.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅1、LED−Cが消灯で表示され、位置5,4間の中央から位置4,3間の中央未満までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(−6.5≧P>−7.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅2、LED−Cが消灯で表示され、位置4,3間の中央から位置3,2間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−7.5≧P>−8.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅3、LED−Cが消灯で表示され、位置3,2間の中央から位置2,1間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(−8.5≧P>−9.5)では、LED−Aが点灯、LED−Bが点滅4、LED−Cが消灯で表示され、位置2,1間の中央から位置1までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(−9.5≧P≧−10)では、LED−Aが点灯、LED−B,Cが消灯で表示される。
数値設定操作子32を右回転した時の、位置11,12間の中央から位置12,13間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(0.5≦P<1.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅4で表示され、位置12,13間の中央から位置13,14間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(1.5≦P<2.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅3で表示され、位置13,14間の中央から位置14,15間の中央未満までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(2.5≦P<3.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅2で表示され、位置14,15間の中央から位置15,16間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(3.5≦P<4.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点灯、LED−Cが点滅1で表示される。
さらに、数値設定操作子32を右回転した時の、位置15,16間の中央から位置16,17間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(4.5≦P<5.5)では、LED−Aが消灯、LED−B,Cが点灯で表示され、位置16,17間の中央から位置17,18間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(5.5≦P<6.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点滅1、LED−Cが点灯で表示され、位置17,18間の中央から位置18,19の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(6.5≦P<7.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点滅2、LED−Cが点灯で表示され、位置18,19間の中央から位置19,20の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(7.5≦P<8.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点滅3、LED−Cが点灯で表示され、位置19,20間の中央から位置20,21間の中央未満までにおける数値設定操作子32で設定されるパラメータ値Pの範囲(8.5≦P<9.5)では、LED−Aが消灯、LED−Bが点滅4、LED−Cが点灯で表示され、位置20,21間の中央から位置21までにおける数値設定操作子32のパラメータ値Pの範囲(9.5≦P≦10)では、LED−A,Bが消灯、LED−Cが点灯で表示される。
このように、本発明の第3実施例における表示装置では、数値設定操作子32で設定されるパラメータ値が「−10」から「0」を介して「10」に向かって大きくなるに従って、下位表示のLED−Aから中間表示のLED−Bを介して上位表示のLED−Cに点灯状態が移行すると共に、上位表示のLED−Cから下位表示のLED−Aに消灯状態が移行していく。下位表示のLED−Aおよび中間表示のLED−Bが点灯状態から消灯状態に移行する際においては、点灯時間が次第に短くなるよう点滅1、点滅2、点滅3、次いで点滅4を介して消灯状態に移行していく。また、中間表示のLED−Bおよび上位表示のLED−Cが消灯状態から点灯状態に移行する際においては、点灯時間が次第に長くなるよう点滅4、点滅3、点滅2、次いで点滅1を介して点灯状態に移行していく。
本発明の第3実施例における表示装置では、表示器34における3個のLED−A,B,Cが図7(a)〜(f)に示す点灯、消灯、点滅1〜点滅4の状態の組み合わせにより、数値設定操作子32で設定されたパラメータ値を表示している。この場合、点滅1〜点滅4は図7に示す通りであり、本発明の第3実施例における表示装置では、周期t0が0.5secあるいは1secとされた場合に、点滅状態における最も短い消灯時間は約0.1secとなり、残像効果により点滅状態が連続点灯しているように視認されないようになる。これにより、点滅1〜点滅4の何れで点滅しているかを容易に視認することができ、図6に示す表示態様により数値設定操作子32で設定された−10〜0〜10までのパラメータ値を容易に視認できるように表示することができる。
本発明の表示装置を適用した信号処理装置1において実行される信号制御処理のフローチャートを図8に示す。
本発明の表示装置を適用した信号処理装置1の電源等が投入されて、動作状態となるとCPU10は、図8に示す信号制御処理をスタートし、ステップS10において信号処理装置1のテンポラリメモリやレジスタをクリアして初期値を設定する等の信号処理装置1の初期化を行う。この場合、初期値に替えて前回設定した設定値を設定するようにしてもよい。次いで、CPU10はステップS11にて表示制御処理を行う。表示制御処理により、数値設定操作子32を回転操作した際に、図3から図6を参照して説明した設定されたパラメータ値の表示が実現される。この表示制御処理が終了すると、ステップS12にてCPU10は操作子の操作に応じた処理、例えば、操作子により設定されたパラメータ値に基づく音信号に対する信号処理を行う。この場合、信号処理された音信号は信号処理装置1から出力される。ステップS11の表示制御処理およびステップS12の信号処理は、信号処理装置1が動作中は、所定期間ごとに繰り返し実行される。
図8に示す信号制御処理における表示制御処理のフローチャートを図9に示す。この表示制御処理は、本発明の表示装置が図3,図4で説明した第1実施例の表示態様とされた場合の表示制御処理とされる。
信号制御処理においてステップS11の表示制御処理がスタートされると、ステップS20にてパネル30に設けられている設定操作子の入力があるか否か(ユーザーにより操作されたか否か)をCPU10が判断し、入力がない場合(S20のno)は、表示制御処理を終了して信号制御処理のステップS12にリターンする。また、入力がある場合(S20のyes)はステップS21に分岐してモード選択操作子31の切換操作か否かをCPU10が判断する。CPU10は、モード選択操作子31の切換操作があった場合(S21のyes)は、ステップS22の処理を行い、モード選択操作子31によりモードXに切り替えられた場合(S22のyes)は、モードXにモードをセットする(S23)。また、モード選択操作子31によりモードYに切り替えられた場合(S22のno)は、モードYにモードをセットする(S24)。
また、モード選択操作子31の切換操作がない場合(S21のyes)は、ステップS25に分岐して数値設定操作子32の回転操作があるか否かをCPU10は判断する。ここで、数値設定操作子32の回転操作がある場合(S25のyes)は、数値設定操作子32の回転位置を検出する(S26)。次いで、CPU10は、ステップS26で検出された回転位置と、ステップS23,S24で設定されたモードに応じて、表示器34のLED−A,B,Cの点等、点滅、消灯を制御する。これにより、モードXにセットされている場合は、数値設定操作子32を回転操作した位置に対応するパラメータ値が、図3に示す表示態様で表示されるようになる。この場合は、初期値である0を中央値として0から負方向および0から正方向にパラメータ値を調整することができる。また、モードYにセットされている場合は、数値設定操作子32を回転操作した位置に対応するパラメータ値が、図4に示す表示態様で表示されるようになる。この場合は、初期値である0から正方向にパラメータ値を調整することができる。さらに、数値設定操作子32の回転操作がない場合(S25のno)は、ステップS28に分岐して、CPU10は、その他の設定操作に対応して設定状態を変更する。
ステップS23,S24,S27,S28のいずれかの処理が終了すると、表示制御処理を終了して信号制御処理のステップS12にリターンする。
本発明の表示装置においては、表示器の例えばLEDとされるセグメントを2つまたは3つ設けるようにしたが、4つ以上のセグメントを備える表示器としてもよい。この場合においても、操作子で設定された設定状態に応じて、各セグメントを点灯状態、消灯状態、複数の点滅状態の組み合わせで表示制御する。セグメントはLEDに限らずLCDとしてもよい。この場合、複数のセグメントを直線状、円弧状等のライン状に配置して、端のセグメントから点灯状態となるよう表示制御する。また、本発明の表示装置の第1ないし第3実施例における表示態様では、数値設定操作子の位置間の中間においてパラメータ値が隣接するパラメータ値に遷移するようにしたが、これに限るものではなく数値設定操作子の位置間の任意の位置や、位置の直前において隣接するパラメータ値に遷移するようにしても良い。
本発明の表示装置を適用した信号処理装置は、電子楽器や音響装置などの表示手段を有する電子機器とすることができる。この場合、表示手段には検出手段で検出された信号(電力、音量、信号レベルなど)の値や、ユーザーが操作子を操作することで設定した機器の設定状態(表示状態)が表示される。
本発明の表示装置において、点滅状態の一定周期は1secあるいは0.5secとしたがこれに限ることはなく、任意の一定周期とすることができる。この場合、点滅状態における消灯時間は、残像効果が生じる時間より長い時間(例えば、約0.1sec以上)に設定する。また、一定周期内において複数回の点灯を行う点滅状態として、その点灯の回数により複数の点滅状態を設定するようにしてもよい。また、表示装置を構成する表示器の複数のセグメントの個々は、同一色で発光し、同一輝度とされているが、これに限ることはなく、発光色を青、緑、黄というように変えてもよく、この場合の輝度を明、中、暗と変えてもよい。
1 信号処理装置、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 記憶装置、14 外部装置、15 インターフェース、16 操作子、17 表示部、18 信号処理部、19 バス、30 パネル、31 モード選択操作子、32 数値設定操作子、33 7セグ表示素子、34 表示器、140−1,140−2,…,140−n LED、142 ボリューム操作子、La〜Lc 表示素子

Claims (5)

  1. 操作子の操作に応じて設定された設定状態を表示する表示装置であって、
    点灯状態と、消灯状態と、点滅状態のいずれかの状態とされる複数のセグメントからなる表示手段と、
    操作子の操作に応じて設定された前記設定状態を、前記複数のセグメントにおける各セグメントの点灯状態、消灯状態、点滅状態の組み合わせで表示するよう前記表示手段の前記各セグメントを表示制御する表示制御手段とを備え、
    前記点滅状態は、一定周期内に点灯時間と消灯時間とが設定されて構成されており、前記消灯時間は残像効果が生じる時間より長い時間に設定されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示手段では、少なくとも下位表示のセグメントと上位表示のセグメントからなり、該下位表示のセグメントから該上位表示のセグメントまでの複数のセグメントがライン状に整列して配列されており、
    前記表示制御手段は、前記設定状態の値が大きくなるに従い、前記下位表示のセグメントから前記上位表示のセグメントまで点灯状態を移行し、該移行する際に、前記点滅状態を経て点灯状態に移行するよう前記各セグメントを表示制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示手段では、少なくとも下位表示のセグメントと上位表示のセグメントからなり、該下位表示のセグメントから該上位表示のセグメントまでの複数のセグメントがライン状に整列して配列されており、
    前記表示制御手段は、前記設定状態の値が小さくなるに従い、前記上位表示のセグメントから前記下位表示のセグメントまで消灯状態を移行し、該移行する際に、前記点滅状態を経て消灯状態に移行するよう前記各セグメントを表示制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記点滅状態には、前記点灯時間の長さに応じた複数の点滅状態があり、点灯状態に移行する場合には、前記複数の点滅状態における前記点灯時間が長くなっていくように、前記複数の点滅状態が順次切り替えられ、消灯状態に移行する場合には、前記複数の点滅状態における前記点灯時間が短くなっていくように、前記複数の点滅状態が順次切り替えられることを特徴とする請求項2または3に記載の表示装置。
  5. 前記表示制御手段の表示制御は、初期値に中央値が設定されて、前記下位表示のセグメントと前記上位表示のセグメントとの間の中間表示のセグメントを点灯状態として、当該初期値を表示する第1モードと、初期値に最小値が設定されて、前記下位表示のセグメントを点灯状態として、当該初期値を表示する第2モードとを備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018193152A (ja) * 2017-05-15 2018-12-06 株式会社日立プラントメカニクス クレーンの振れ止め制御に用いる振り子長の設定装置

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