JP2017025821A - 遠心圧縮機 - Google Patents

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宏尚 横井
Hironao Yokoi
宏尚 横井
俊郎 藤井
Toshiro Fujii
俊郎 藤井
栗田 創
So Kurita
創 栗田
星野 伸明
Nobuaki Hoshino
伸明 星野
亮 楳山
Akira Umeyama
亮 楳山
享仁 國枝
Takahito Kunieda
享仁 國枝
一穂 山田
Kazuo Yamada
一穂 山田
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Abstract

【課題】遠心圧縮機の小型化と効率の向上とを図ることができる遠心圧縮機を提供すること。
【解決手段】遠心圧縮機10は、一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなった第1先細り部51を有する回転軸12と、回転軸12の回転に伴って回転することにより流体を圧縮するインペラ14と、回転軸12及びインペラ14が収容されているハウジング11とを備えている。そして、遠心圧縮機10は、ハウジング11に対して第1先細り部51を回転可能に支持する第1軸受63を備えている。かかる構成によれば、第1軸受63には、インペラ14の回転に伴って発生する回転軸12の軸線方向Zのスラスト力が付与される。これにより、第1軸受63は、回転軸12を回転可能に支持するものとして機能するとともに、スラスト力を受けるものとして機能する。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠心圧縮機に関する。
遠心圧縮機は、例えば回転軸と、回転軸の回転に伴って回転することによって流体を圧縮するインペラと、回転軸及びインペラが収容されたハウジングとを備えている(例えば特許文献1参照)。また、特許文献1には、回転軸を回転可能に軸支するラジアル軸受と、インペラの回転によって生じるスラスト力を受けるスラスト軸受との双方を有する遠心圧縮機について記載されている。
特開2009−257165号公報
ここで、スラスト軸受は、例えば受けるスラスト力の大きさに対応させて形成される。例えば、スラスト力が大きくなるほど、スラスト軸受が大きくなり易い。そして、スラスト軸受が大きくなると、遠心圧縮機の大型化やスラスト軸受の風損の増大化に起因する効率の低下が懸念される。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、その目的は遠心圧縮機の小型化と効率の向上とを図ることができる遠心圧縮機を提供することである。
上記目的を達成する遠心圧縮機は、一端側から他端側に向かうに従って徐々に先細りとなった先細り部を有する回転軸と、前記回転軸の回転に伴って回転することにより流体を圧縮するインペラと、前記回転軸及び前記インペラが収容されたハウジングと、前記ハウジングに対して前記先細り部を回転可能に支持する軸受と、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、軸受には、インペラの回転に伴って発生するスラスト力が付与される。これにより、軸受は、回転軸を回転可能に支持するものとして機能するとともに、スラスト力を受けるものとして機能する。したがって、スラスト軸受の小型化又は省略を図ることができる。よって、遠心圧縮機の小型化を図ることができるとともに、スラスト軸受による風損の低減を通じた効率の向上を図ることができる。
上記遠心圧縮機について、前記軸受は、前記先細り部の外周面に対して前記回転軸の径方向外側に設けられ、前記回転軸の回転時には前記先細り部を非接触の状態で軸支するトップフォイルと、前記トップフォイルに対して前記回転軸の径方向外側に配置され、前記トップフォイルを弾性的に支持するバンプフォイルと、を備え、前記トップフォイル及び前記バンプフォイルは、前記回転軸の前記一端側から前記他端側に向かうに従って徐々に先細りとなるように前記回転軸の軸線方向に対して傾斜した円錐台筒状であるとよい。かかる構成によれば、先細り部を非接触で支持することができるため、先細り部と軸受との摩耗を抑制できる。また、両フォイルが、先細り部に対応させて、回転軸の一端側から他端側に向かうに従って徐々に先細りとなるように回転軸の軸線方向に対して傾斜した円錐台筒状となっているため、先細り部を回転可能に支持しつつ、軸受にてスラスト力を受けることができる。また、両フォイル及び先細り部の傾斜角度を調整することにより、回転軸の径方向に働くラジアル力と、スラスト力との分配率を調整することができる。これにより、ラジアル力とスラスト力との双方を好適に受けることができる。
上記遠心圧縮機について、前記バンプフォイルは、前記回転軸の軸線方向の両端のうち前記回転軸の前記一端側に配置された基端と、前記基端とは反対側に配置され、前記基端よりも縮径された先端と、を有し、前記バンプフォイルは、前記基端側よりも前記先端側の方が、剛性が小さくなるように構成されているとよい。かかる構成によれば、バンプフォイルの先端側は、基端側よりも変形しやすくなっている。これにより、バンプフォイルの先端側と基端側とでバンプフォイルの径が異なることに起因して回転軸の回転時に発生する動圧が先端側と基端側とで異なる場合であっても、バンプフォイルの先端側と基端側との変形量のムラを抑制できる。よって、円錐台筒状のバンプフォイルを用いて、同じく円錐台筒状のトップフォイルを好適に支持できる。
上記遠心圧縮機について、前記バンプフォイルには、当該バンプフォイルの周方向に延びたスリットが形成されており、前記バンプフォイルは、前記スリットによって区切られ、且つ、前記回転軸の軸線方向に並設された第1パーツ及び第2パーツを有し、前記第1パーツは、前記第2パーツよりも前記バンプフォイルの前記先端側に配置されており、前記バンプフォイルの傾斜方向の長さを幅とすると、前記第1パーツの幅は、前記第2パーツの幅よりも短く設定されているとよい。かかる構成によれば、材質を変えたり厚さを変えたりすることなく、比較的容易な構成で上述した効果を得ることができる。
上記遠心圧縮機について、前記先細り部は第1先細り部であり、前記回転軸は、前記第1先細り部とは別に設けられ、前記回転軸の前記他端側から前記一端側に向かうに従って徐々に先細りとなった第2先細り部を備え、前記第1先細り部と前記第2先細り部とは、前記回転軸の軸線方向に対向配置されており、前記軸受は、前記第1先細り部を回転可能に支持する第1軸受であり、前記遠心圧縮機は、前記第1軸受とは別に、前記第2先細り部を回転可能に支持する第2軸受を備えているとよい。かかる構成によれば、両先細り部の先細り方向が互いに逆向きとなっているため、両軸受が受けるスラスト力も互いに逆向きとなっている。これにより、両軸受によって、両方向のスラスト力を受けることができる。よって、いずれの方向のスラスト力が発生した場合であっても、好適に対応できる。
この発明によれば、遠心圧縮機の小型化と効率の向上とを図ることができる。
遠心圧縮機の概要を模式的に示す断面図。 第1先細り部及び第1軸受の分解斜視図。 第1先細り部及び第1軸受を拡大して示す部分断面図。 図3の4−4線断面図。 回転軸の軸線方向から見たバンプフォイル及び第1ボスの断面図。 バンプフォイルの展開図。 別例のバンプフォイルを示す断面図。 分割パーツの展開図。
以下、遠心圧縮機の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、遠心圧縮機は車両に搭載されており、車両空調装置に用いられている。この場合、遠心圧縮機の圧縮対象の流体は冷媒である。また、図示の都合上、図1等においては、回転軸12を側面図で示し、図4においては、回転軸の図示を省略する。
図1に示すように、遠心圧縮機10は、その外郭を構成するハウジング11を備えている。ハウジング11は、例えば全体として円筒状である。遠心圧縮機10は、ハウジング11に収容されているものとして、回転軸12と、回転軸12を回転させる電動モータ13と、回転軸12に取り付けられたインペラ14とを備えている。
回転軸12は、円柱の棒状であり、一端12a、及び、一端12aとは反対側にある他端12bを有している。回転軸12は、ハウジング11の軸線方向と回転軸12の軸線方向Zとが一致している状態でハウジング11内に配置されている。回転軸12は、本体軸部15と、本体軸部15よりも縮径され、且つ、インペラ14が取り付けられた取付軸部16とを有している。取付軸部16における本体軸部15側とは反対側の端が回転軸12の一端12aを構成している。本体軸部15における取付軸部16側とは反対側の端が回転軸12の他端12bを構成している。
ハウジング11は、流体が吸入される吸入口20が形成されたフロントハウジング21と、電動モータ13が収容されたモータハウジング22と、エンドプレート23とを備えている。吸入口20は、ハウジング11の軸線方向の一端面11aに設けられている。吸入口20から見て回転軸12の軸線方向Zに、フロントハウジング21、モータハウジング22及びエンドプレート23の順に配列されている。
フロントハウジング21は、回転軸12の軸線方向Zを軸線方向とする筒状であり、回転軸12の軸線方向Zに貫通したコンプ貫通孔21aを有している。フロントハウジング21の軸線方向の一端面21bがハウジング11の軸線方向の一端面11aを構成しており、コンプ貫通孔21aにおける上記一端面21b側にある開口が吸入口20として機能する。
モータハウジング22は、例えば底部22aを有し、且つ、底部22aとは反対側が開口した有底筒状である。フロントハウジング21とモータハウジング22とは、フロントハウジング21における上記一端面21bとは反対側の他端面21cとモータハウジング22の底部22aにおけるフロントハウジング21側の第1底面22bとが突き合わせられた状態で組み付けられている。
モータハウジング22の底部22aには、当該底部22aを貫通する底部貫通孔22cが設けられている。回転軸12の取付軸部16は、底部貫通孔22cに挿通されており、取付軸部16の一部は、コンプ貫通孔21a内に配置されている。
コンプ貫通孔21aは、吸入口20から回転軸12の軸線方向Zの途中位置までは一定の径であり、上記途中位置からモータハウジング22の第1底面22bに向かうに従って徐々に拡径した略円錐台形状となっている。コンプ貫通孔21aの内面とモータハウジング22の第1底面22bとによって、インペラ14を収容するインペラ室A1が区画されている。
インペラ14は、基端面14aから先端面14bに向かうに従って徐々に縮径した筒状である。インペラ14は、インペラ14の回転軸線方向に延び、且つ、取付軸部16が挿通可能な挿通孔14cを有している。インペラ14は、取付軸部16におけるコンプ貫通孔21a内に配置されている部分が挿通孔14cに挿通された状態で、回転軸12と一体回転するように回転軸12に取り付けられている。
図1に示すように、遠心圧縮機10のハウジング11は、インペラ14によって圧縮された流体が流入するディフューザ流路31と、ディフューザ流路31を通った流体が流入する吐出室32とを備えている。
ディフューザ流路31は、フロントハウジング21の他端面21cとモータハウジング22の第1底面22bとによって区画された流路である。ディフューザ流路31は、インペラ室A1よりも回転軸12の径方向外側に配置されており、インペラ14(及びインペラ室A1)を囲むように環状に形成されている。
吐出室32は、ディフューザ流路31よりも回転軸12の径方向外側に配置された環状である。インペラ室A1と吐出室32とはディフューザ流路31を介して連通している。インペラ14によって圧縮された流体は、ディフューザ流路31を通ることによって、更に圧縮されて吐出室32に流れ、当該吐出室32から、ハウジング11に形成された吐出口(図示略)を介して吐出される。
エンドプレート23は、モータハウジング22の外径と同一径の円板状であり、エンドプレート23の板厚方向と回転軸12の軸線方向Zとは一致している。モータハウジング22の軸線方向の開口端は、エンドプレート23におけるモータハウジング22側の第1板面23aに突き合わさっている。エンドプレート23における第1板面23aとは反対側の第2板面23bがハウジング11の軸線方向の他端面11bを構成している。電動モータ13は、モータハウジング22及びエンドプレート23によって区画されたモータ室に収容されている。
電動モータ13は、回転軸12(詳細には本体軸部15)に固定されたロータ41と、ロータ41に対して回転軸12の径方向外側に配置されるものであってモータハウジング22の内面に固定されたステータ42とを備えている。ステータ42は、円筒状のステータコア43と、ステータコア43に捲回されたコイル44とを備えている。コイル44に電流が流れることによって、ロータ41と回転軸12とが一体的に回転する。
次に、回転軸12をハウジング11に支持する構成について、回転軸12の詳細な構成と併せて以下に詳細に説明する。
図1に示すように、回転軸12の本体軸部15は、回転軸12の軸線方向Zの位置に関わらず径が一定の底径部50と、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなった第1先細り部51と、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうに従って徐々に先細りとなった第2先細り部52とを備えている。両先細り部51,52は、底径部50を介して、回転軸12の軸線方向Zに対向配置されている。このため、本体軸部15は、底径部50から軸線方向Zの両端側に向かうに従って徐々に先細りとなっている。底径部50の径は、両先細り部51,52の基端の径と同一に設定されている。
第1先細り部51は、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に縮径されたテーパ状の第1外周面51aを有しており、第2先細り部52は、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうに従って徐々に縮径されたテーパ状の第2外周面52aを有している。両外周面51a,52aは、回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜しており、回転軸12の径方向及び軸線方向Zの双方と交差している。なお、本実施形態では、両先細り部51,52は左右対称となっており、両外周面51a,52aの軸線方向Zに対する傾斜角度(換言すればテーパ角度)は同一に設定されている。また、電動モータ13のロータ41は、底径部50に取り付けられている。
エンドプレート23には、第1板面23aから起立した第1ボス61が設けられている。第1ボス61は、全体して回転軸12の軸線方向Zを軸線方向とする筒状であり、回転軸12の軸線方向Zの位置に関わらず一定の径を有する第1ボス外周面61aと、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に縮径されたテーパ状の第1ボス内周面61bとを有している。第1ボス内周面61bのテーパ角度と第1外周面51aのテーパ角度とは同一又は互いに近づくように設定されている。第1ボス内周面61bは、回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜している。
第1ボス内周面61bは、第1先細り部51よりも一回り大きく形成されている。このため、第1ボス内周面61bと第1外周面51aとの間には第1隙間62が形成されている。そして、第1隙間62には、ハウジング11(詳細にはエンドプレート23)に対して第1先細り部51を回転可能に支持する第1軸受63が設けられている。
同様に、モータハウジング22の底部22aには、第1底面22bとは反対側の第2底面22dから起立した第2ボス71が設けられている。第2ボス71は、底部貫通孔22cの周囲に設けられており、第1ボス61と回転軸12の軸線方向Zに対向している。第2ボス71は、全体として回転軸12の軸線方向Zを軸線方向とする筒状であり、回転軸12の軸線方向Zの位置に関わらず一定の径を有する第2ボス外周面71aと、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうに従って徐々に縮径された第2ボス内周面71bとを有している。第2ボス内周面71bのテーパ角度と第2外周面52aのテーパ角度とは同一又は互いに近づくように設定されている。第2ボス内周面71bは、回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜している。
第2ボス内周面71bは、第2先細り部52よりも一回り大きく形成されている。このため、第2ボス内周面71bと第2外周面52aとの間には第2隙間72が形成されている。そして、第2隙間72には、ハウジング11(詳細にはモータハウジング22)に対して第2先細り部52を回転可能に支持する第2軸受73が設けられている。
両軸受63,73の詳細な構成について説明する。なお、両軸受63,73は、左右対称となっている点を除いて同一構成であるため、以降の説明においては、第1軸受63について図2〜図6を用いて詳細に説明し、第2軸受73の詳細な説明は省略する。
図2〜図4に示すように、第1軸受63は、可撓式の非接触動圧軸受である。第1軸受63は、第1外周面51aに対して回転軸12の径方向外側に設けられ、回転軸12の回転時には第1先細り部51を非接触の状態で軸支するトップフォイル64と、トップフォイル64に対して回転軸12の径方向外側に配置され、トップフォイル64を弾性的に支持するバンプフォイル65とを備えている。
トップフォイル64は、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなった円錐台筒状である。トップフォイル64は、扇状の金属箔板を丸めることにより形成されており、第1先細り部51を回転軸12の径方向外側から囲んでいる。第1外周面51aがテーパ状であることに対応させて、トップフォイル64もテーパ状となっており、両者のテーパ角度は同一又は互いに近づくように設定されている。
なお、トップフォイル64は、当該トップフォイル64の周方向の両端部として、バンプフォイル65又は第1ボス内周面61bに固定された固定端部64aと、固定端部64aとは反対側の自由端部64bとを有している。自由端部64bと固定端部64aとは周方向に離間している。つまり、トップフォイル64は、完全に閉じた環状となっておらず、一部が欠けている。トップフォイル64は、弾性変形によって、当該トップフォイル64と第1先細り部51との間に隙間が形成されるように変位可能となっている。
図2及び図3に示すように、バンプフォイル65は、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなった円錐台筒状である。バンプフォイル65は、回転軸12の軸線方向Zの両端のうち回転軸12の一端12a側に配置された基端65aと、基端65aとは反対側に配置され、基端65aよりも縮径された先端65bとを有している。バンプフォイル65は、トップフォイル64がテーパ状となっていることに対応させてテーパ状となっており、両フォイル64,65のテーパ角度は同一又は互いに近づくように設定されている。この場合、両フォイル64,65は、回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜している。また、図5及び図6に示すように、バンプフォイル65は、周方向の端部であって第1ボス61に固定されたバンプ固定端部65cを有している。
図4に示すように、バンプフォイル65は、トップフォイル64に対して回転軸12の径方向外側に配置されている。バンプフォイル65は、回転軸12の径方向内側に突出し、且つ、周方向に配列された複数の凸部65dを備えている。バンプフォイル65は、複数の凸部65dとトップフォイル64とが当接している状態でトップフォイル64を囲んでいる。バンプフォイル65は、複数の凸部65dが潰れるように弾性変形したり元の形状に復元したりすることにより、トップフォイル64を、回転軸12の径方向に移動可能な状態で弾性的に支持している。なお、図6に示すように、バンプフォイル65は、扇状であって周方向に複数の凸部65dが配列された波板状の金属箔板を丸めることによって形成されている。
かかる構成によれば、回転軸12の回転時には、第1外周面51aとトップフォイル64との間にて動圧が発生する。そして、第1先細り部51は、上記動圧によって両フォイル64,65が弾性変形することにより、非接触の状態(第1先細り部51とトップフォイル64との間に隙間が形成された状態)でトップフォイル64に回転可能に軸支される。この場合、第1軸受63の動圧の受圧方向は、第1先細り部51及び両フォイル64,65の傾斜方向と直交する方向であり、回転軸12の径方向及び軸線方向Zの双方に交差している。
バンプフォイル65は、基端65a側よりも先端65b側の方が、剛性が小さくなるように構成されている。詳細には、図5及び図6に示すように、バンプフォイル65には、当該バンプフォイル65の周方向に延びた複数のスリット66a,66bが形成されている。各スリット66a,66bは、回転軸12の軸線方向Zに互いに離間した位置に設けられている。
バンプフォイル65は、各スリット66a,66bによって、回転軸12の軸線方向Zに並設された複数のパーツ67〜69に区切られている。第1パーツ67は、先端65bから第1スリット66aまでの部分であり、第2パーツ68は、両スリット66a,66b間の部分であり、第3パーツ69は、第2スリット66bから基端65aまでの部分である。バンプフォイル65の基端65aから先端65bに向けて、第3パーツ69→第2パーツ68→第1パーツ67の順に配列されている。
なお、図6に示すように、各スリット66a,66bは、バンプ固定端部65cには形成されていない。換言すれば、各スリット66a,66bは、バンプフォイル65の全周に亘って形成されておらず、バンプ固定端部65cとは反対側の端部からバンプ固定端部65cの手前の部分までに亘って形成されている。このため、各パーツ67〜69は一体となっている。
かかる構成において、図3に示すように、バンプフォイル65の傾斜方向の長さを幅とすると、第1パーツ67の幅L1は、第2パーツ68の幅L2よりも短く設定されている。そして、第2パーツ68の幅L2は、第3パーツ69の幅L3よりも短くされている。つまり、バンプフォイル65が複数のスリット66a,66bによって複数のパーツ67〜69に区切られている構成において、先端65b側のパーツの幅が、基端65a側のパーツの幅よりも短くなるように設定されている。なお、図6に示すように、各パーツ67〜69の幅L1〜L3は、展開された扇状の金属箔板における径方向の長さとも言える。
なお、第2軸受73は、第1軸受63と同様に、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうに従って徐々に先細りとなるように回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜した円錐台筒状のトップフォイル及びバンプフォイルを有している。
ちなみに、図1に示すように、両先細り部51,52の先細り方向が互いに逆向きになっている関係上、両軸受63,73によって受けるスラスト力の方向は互いに逆向きとなっている。詳細には、第1軸受63は、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうスラスト力を受ける一方、第2軸受73は、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうスラスト力を受ける。
次に本実施形態の作用について説明する。
回転軸12は両軸受63,73によって回転可能な状態でハウジング11に支持されている。また、インペラ14が回転すると、回転軸12の軸線方向Zに沿う方向のスラスト力が発生する。この場合、スラスト力は、先細り部51,52の外周面51a,52aを介して軸受63,73にも付与される。このため、両軸受63,73は、スラスト力を受けることとなる。すなわち、先細り部51,52を回転可能に支持する軸受63,73の受圧方向が回転軸12の径方向及び軸線方向Zの双方に交差しているため、両軸受63,73には、回転軸12の径方向のラジアル力と軸線方向Zのスラスト力との双方が付与される。
以上詳述した本実施形態によれば以下の効果を奏する。なお、説明の便宜上、一部の効果については、第1軸受63について説明するが、第2軸受73についても同様の効果を奏する。
(1)遠心圧縮機10は、一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなった第1先細り部51を有する回転軸12と、回転軸12の回転に伴って回転することにより流体を圧縮するインペラ14と、回転軸12及びインペラ14が収容されているハウジング11とを備えている。そして、遠心圧縮機10は、ハウジング11に対して第1先細り部51を回転可能に支持する第1軸受63を備えている。かかる構成によれば、第1軸受63には、インペラ14の回転に伴って発生する回転軸12の軸線方向Zのスラスト力が付与される。これにより、第1軸受63は、回転軸12を回転可能に支持するものとして機能するとともに、スラスト力を受けるものとして機能する。よって、スラスト軸受を省略することができるため、遠心圧縮機10の小型化を図ることができるとともに、スラスト軸受の風損を削除できる分だけ遠心圧縮機10の効率の向上を図ることができる。
(2)第1軸受63は、第1先細り部51の外周面である第1外周面51aに対して回転軸12の径方向外側に設けられ、回転軸12の回転時には第1先細り部51を非接触の状態で軸支するトップフォイル64を備えている。また、第1軸受63は、トップフォイル64に対して回転軸12の径方向外側に配置され、トップフォイル64を弾性的に支持するバンプフォイル65を備えている。トップフォイル64及びバンプフォイル65は、回転軸12の一端12a側から他端12b側に向かうに従って徐々に先細りとなるように回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜した円錐台筒状である。かかる構成によれば、第1先細り部51を非接触で支持することができるため、第1先細り部51と第1軸受63との摩耗を抑制できる。また、トップフォイル64及びバンプフォイル65は、第1先細り部51に対応させて、回転軸12の軸線方向Zに対して傾斜した円錐台筒状となっている。これにより、受圧方向が回転軸12の径方向及び軸線方向Zの双方に交差するため、第1先細り部51を回転可能に支持しつつ、スラスト力を受けることができる。
特に、上記構成によれば、回転軸12の径方向に働くラジアル力と、回転軸12の軸線方向Zに働くスラスト力との分配率は、第1先細り部51及び両フォイル64,65における回転軸12の軸線方向Zに対する傾斜角度(換言すればテーパ角度)に応じて変化する。これにより、上記傾斜角度を調整することにより、ラジアル力とスラスト力との分配率を調整することができ、両者を好適に受けることができる。
詳述すると、上記傾斜角度が大きくなるほど、第1軸受63が受けることができるスラスト力が大きくなる一方、ラジアル力は小さくなる。このため、回転軸12の回転時に発生するラジアル力及びスラスト力を考慮して、上記傾斜角度を調整することにより、受圧可能なラジアル力とスラスト力とのバランスを調整することができ、それを通じてラジアル力及びスラスト力の双方を好適に受けることができる。換言すれば、回転軸12を回転可能に支持できる範囲内で、受圧可能なスラスト力を大きくすることができる。これにより、第1軸受63を用いて、ラジアル力とスラスト力との双方を好適に受けることができる。
(3)バンプフォイル65は、回転軸12の軸線方向Zの両端のうち回転軸12の一端12a側に配置された基端65aと、基端65aとは反対側に配置され、基端65aよりも縮径された先端65bとを有している。
ここで、先端65bの径が基端65aの径よりも短い構成において回転軸12が回転すると、先端65b側の方が基端65a側よりも周速が小さくなり易い。このため、回転軸12の回転時に発生する動圧は、基端65a側よりも先端65b側の方が小さくなり易い。すると、仮にバンプフォイル65の剛性が同一である場合、バンプフォイル65における基端65a側の方よりも先端65b側の方が弾性変形しにくくなるため、バンプフォイル65の変形量にムラが生じる。
これに対して、本実施形態では、バンプフォイル65は、基端65a側よりも先端65b側の方が、剛性が小さくなるように構成されている。これにより、バンプフォイル65の先端65b側は、基端65a側と比較して、変形しやすくなっている。したがって、回転軸12の回転時における先端65b側と基端65a側との変形量のムラを抑制できる。よって、円錐台筒状のバンプフォイル65を用いて、トップフォイル64を好適に支持できる。
(4)バンプフォイル65には、当該バンプフォイル65の周方向に延びたスリット66a,66bが形成されている。バンプフォイル65は、スリット66a,66bによって区切られ、且つ、回転軸12の軸線方向Zに並設された複数のパーツ67〜69を有している。第1パーツ67は、第2パーツ68よりもバンプフォイル65の先端65b側に配置されており、第1パーツ67の幅L1は、第2パーツ68の幅L2よりも短く設定されている。かかる構成によれば、バンプフォイル65の剛性は、各スリット66a,66bによって、基端65a側よりも先端65b側の方が小さくなっている。これにより、材質を変えたり厚さを変えたりすることなく、比較的容易な構成で(3)の効果を得ることができる。
(5)回転軸12は、第1先細り部51とは別に、回転軸12の他端12b側から一端12a側に向かうに従って徐々に先細りとなった第2先細り部52を備え、両先細り部51,52は、回転軸12の軸線方向Zに対向配置されている。そして、遠心圧縮機10は、第1軸受63とは別に、第2先細り部52を回転可能に支持する第2軸受73を備えている。かかる構成によれば、両先細り部51,52の先細り方向が互いに逆向きとなっているため、両軸受63,73が受けるスラスト力も互いに逆向きとなっている。これにより、両軸受63,73によって、両方向のスラスト力を受けることができる。よって、いずれの方向のスラスト力が発生した場合であっても、好適に対応できる。
(6)両先細り部51,52の間に配置されている底径部50にはロータ41が取り付けられている。このため、底径部50には、他の箇所よりも大きなトルクが付与されることとなる。これに対して、本実施形態では、底径部50の径は、両先細り部51,52の基端の径と同一に設定されている。これにより、底径部50は比較的太く形成されているため、大きなトルクに対する耐久性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図7及び図8に示すように、バンプフォイル100は、周方向に配列された複数の分割パーツ101〜103により構成されていてもよい。複数の分割パーツ101〜103はそれぞれ第1ボス61に固定されている。そして、図8に示すように、各分割パーツ101〜103にスリット66a,66bが形成されている。この場合であっても、上述した(1)等の効果を得ることができる。また、バンプフォイル100を複数の分割パーツ101〜103に分割することにより、バンプフォイル100の周方向の剛性の均一化を図ることができる。
更に、バンプフォイルを構成する扇状且つ波板状の金属箔板がプレス加工によって形成される構成においては、バンプフォイル100を各分割パーツ101〜103に分割することによって、1つ当たりの大きさが小さくなるため、プレス加工によるシワの発生を抑制でき、製造の容易化を図ることができる。
○ 第1軸受63の具体的な構成は任意である。例えば、両フォイル64,65に代えてメタルメッシュを採用してもよい。また、第1軸受63として、両フォイル64,65以外の動圧型の軸受を採用してもよいし、接触した状態で支持するものを採用してもよい。第2軸受73についても同様である。
○ 遠心圧縮機10は、スラスト軸受を備えていてもよい。この場合であっても、両軸受63,73がスラスト力を受けることができる分だけ、スラスト軸受が受圧するスラスト力を小さくできる。このため、スラスト軸受を小さくすることができるため、その分だけ遠心圧縮機10の小型化と風損の低減とを図ることができる。
○ 実施形態では、回転軸12におけるインペラ14が取り付けられている側を「一端」とし、その反対側を「他端」としたが、これに限られず、回転軸12におけるインペラ14が取り付けられている側を「他端」とし、その反対側を「一端」としてもよい。この場合、第2先細り部52が「第1先細り部」に対応し、第1先細り部51が「第2先細り部」に対応する。
○ 両先細り部51,52及び両軸受63,73は左右対称に形成されていたが、これに限られない。例えば、第1先細り部51及び第1軸受63と、第2先細り部52及び第2軸受73とで、テーパ角度が異なっていてもよい。例えば、回転軸12の一端12a側から他端12b側に働くスラスト力が、回転軸12の他端12b側から一端12a側に働くスラスト力よりも大きい場合には、第1先細り部51及び第1軸受63のテーパ角度が、第2先細り部52及び第2軸受73のテーパ角度よりも大きく設定されているとよい。
○ 両先細り部51,52のいずれか一方を省略し、その分だけ底径部50が延びていてもよい。
○ 回転軸12の本体軸部15は、底径部50から回転軸12の軸線方向Zの両側に向かうに従って徐々に先細りとなっていたが、これに限られない。例えば回転軸12の本体軸部15は、回転軸12の軸線方向Zの両側から底径部50に向かうに従って徐々に先細りとなった形状でもよい。この場合、底径部50と取付軸部16との間に配置されている先細り部が「第1先細り部」に対応し、底径部50に対して第1先細り部とは反対側に配置された先細り部が「第2先細り部」に対応する。かかる構成においては、底径部50の径が両先細り部の先端の径と同一になる。このため、底径部50に取り付けられるロータ41の径を短くすることができるため、高速回転時にロータ41に付与される遠心力の軽減を図ることができる。
○ スリットの数は任意であり、1つでもよいし3つ以上でもよい。また、スリットを省略してもよい。この場合、バンプフォイル65の先端65b側の剛性が小さくなるように、バンプフォイル65における先端65b側の厚さを基端65a側の厚さよりも薄くしてもよい。
○ 実施形態では、バンプフォイル65の剛性が、先端65b側と基端65a側とで異なっていたが、これに限られず、一定であってもよい。
○ 遠心圧縮機10は、基端面同士が対向配置された2つのインペラを有し、2段階での圧縮を行うものであってもよい。この場合、2つのインペラに対応させて、ハウジング11内には、2つのディフューザ流路及び2つの吐出室が区画されているとよい。
○ 取付軸部16の径は、第1先細り部51の先端と同一径であってもよいし、異なっていてもよい。更に、取付軸部16と底径部50とが同一径であってもよい。
○ 遠心圧縮機10の搭載対象は、車両に限られず、任意である。
○ 実施形態の遠心圧縮機10は、車両空調装置に用いられていたが、これに限られず、他の用途に用いてもよい。例えば、車両が燃料電池を搭載した燃料電池車両(FCV)である場合には、当該遠心圧縮機10は、上記燃料電池に空気を供給する供給装置に用いられてもよい。要は、圧縮対象の流体は、冷媒であってもよいし空気などであってもよく、任意である。
10…遠心圧縮機、11…ハウジング、12…回転軸、12a…回転軸の一端、12b…回転軸の他端、13…電動モータ、14…インペラ、50…底径部、51…第1先細り部、51a…第1外周面、52…第2先細り部、52a…第2外周面、61…第1ボス、63…第1軸受、64…トップフォイル、65…バンプフォイル、65a…バンプフォイルの基端、65b…バンプフォイルの先端、66a,66b…スリット、67〜69…パーツ、71…第2ボス、73…第2軸受、100…別例のバンプフォイル、L1〜L3…各パーツの幅。

Claims (5)

  1. 一端側から他端側に向かうに従って徐々に先細りとなった先細り部を有する回転軸と、
    前記回転軸の回転に伴って回転することにより流体を圧縮するインペラと、
    前記回転軸及び前記インペラが収容されたハウジングと、
    前記ハウジングに対して前記先細り部を回転可能に支持する軸受と、
    を備えていることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 前記軸受は、
    前記先細り部の外周面に対して前記回転軸の径方向外側に設けられ、前記回転軸の回転時には前記先細り部を非接触の状態で軸支するトップフォイルと、
    前記トップフォイルに対して前記回転軸の径方向外側に配置され、前記トップフォイルを弾性的に支持するバンプフォイルと、
    を備え、
    前記トップフォイル及び前記バンプフォイルは、前記回転軸の前記一端側から前記他端側に向かうに従って徐々に先細りとなるように前記回転軸の軸線方向に対して傾斜した円錐台筒状である請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記バンプフォイルは、
    前記回転軸の軸線方向の両端のうち前記回転軸の前記一端側に配置された基端と、
    前記基端とは反対側に配置され、前記基端よりも縮径された先端と、
    を有し、
    前記バンプフォイルは、前記基端側よりも前記先端側の方が、剛性が小さくなるように構成されている請求項2に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記バンプフォイルには、当該バンプフォイルの周方向に延びたスリットが形成されており、
    前記バンプフォイルは、前記スリットによって区切られ、且つ、前記回転軸の軸線方向に並設された第1パーツ及び第2パーツを有し、
    前記第1パーツは、前記第2パーツよりも前記バンプフォイルの前記先端側に配置されており、
    前記バンプフォイルの傾斜方向の長さを幅とすると、前記第1パーツの幅は、前記第2パーツの幅よりも短く設定されている請求項3に記載の遠心圧縮機。
  5. 前記先細り部は第1先細り部であり、
    前記回転軸は、前記第1先細り部とは別に設けられ、前記回転軸の前記他端側から前記一端側に向かうに従って徐々に先細りとなった第2先細り部を備え、
    前記第1先細り部と前記第2先細り部とは、前記回転軸の軸線方向に対向配置されており、
    前記軸受は、前記第1先細り部を回転可能に支持する第1軸受であり、
    前記遠心圧縮機は、前記第1軸受とは別に、前記第2先細り部を回転可能に支持する第2軸受を備えている請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の遠心圧縮機。
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