JP2017024101A - 作業工具 - Google Patents

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Daisuke Ichige
太祐 市毛
矢萩 明之
Akiyuki Yahagi
明之 矢萩
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Tomomasa Nishikawa
智雅 西河
拓哉 根内
Takuya Nenai
拓哉 根内
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Abstract

【課題】伸縮式の竿を有して先端側にモータを配置した作業工具において、前ハウジングの重量を調整できる構造とする。【解決手段】作業工具1において伸縮式の竿部3に回動部6を設けることによって先端の駆動部2を揺動できる構造とした。前ハウジング11には、ウエイト30−1、30−2を着脱可能とする装着部と、追加のバッテリパック70−2を着脱可能とするバッテリ取付部が設けられる。作業者は必要とされる前ハウジングの重さに応じて、バッテリパックを前ハウジングに装着することができ、さらにはウエイトを装着することができる。この際、切り替えスイッチ47によって、前側又は後側のバッテリパックのいずれを使用するかの切り替えが可能である。【選択図】図2

Description

本発明はモータで駆動される作業工具に関し、特に伸縮する竿部の先端に設けられる回転具を作業面に良好に押し付けることができるようにしたものである。
作業工具に関する。
竿部を有して竿部の先端にモータを配置し、モータによって作業具を回転させる作業工具が知られている。その一例として、床面や壁面を清掃するために、円形のスポンジやブラシ等をモータによって駆動するポリッシャが知られている。ポリッシャは、竿部の先端にモータを配置し、モータの出力を減速機構により減速してスピンドルを回転させ、スピンドルに作業具としてパッド、バフ又はブラシ等を取り付ける。このような作業工具は特許文献1、2にて開示されているように、伸縮する竿の後端にバッテリを保持する後ハウジングを設け、竿の先端にモータを収容する前ハウジング(駆動部)を設ける。バッテリから駆動部へ電力は、電源線を固定パイプと可動パイプからなる竿部の内側に配置することにより供給する。後ハウジングにはモータのオン又はオフを制御するスイッチと、モータの回転速度を変更する速度調整ダイヤルが設けられる。
特開2013−165674号公報 特開2014−161957号公報
特許文献1に記載のような作業工具をポリッシャとして使用する場合、回転具が作業面に対して良好に面接触することが求められるが、回転具が伸縮式の竿部(長尺)の先端側に位置するため、手元を操作して、且つ回転具の回転中に前述の面接触をさせることは熟練が求められる。特に、作業面がソーラーパネルのように、奥側が手前側よりも上方に位置するよう傾斜した場合には、回転具を面接触させることがより困難である。この傾斜した場合は回転具が作業面に良好に押し付けられることが求められるので、前ハウジング部分が比較的重くなる方が望ましい。一方で、垂直な壁の研磨作業を行う場合には、回転具も壁に沿うように垂直な状態を保つように維持する必要があるが、この際には、作業者が前ハウジングの重量を支えながらの作業となるため、前ハウジング部分が軽量であることが望ましい。このように作業対象の高さ方向の位置や作業対象の形状によって前ハウジング側が軽い方が良い場合と、重い方が良い場合が混在する。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は伸縮式の竿を有して先端側にモータを配置した作業工具において、伸縮式の竿部に回動部を設けることによって先端部を揺動できる構造として回転具が作業面に面接触させることを容易にすると共に、前ハウジングの重量を調整できる構造とした作業工具を提供することにある。
本発明の他の目的は、装着されるバッテリパックの取り付け位置を工夫することにより、バッテリパックを用いて前ハウジングの重量を調整できる構造としたコードレス方式の作業工具を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、バッテリパックを複数装着できるようにして稼働時間の向上を図ったコードレス方式の作業工具を提供することにある。
本願において開示される発明のうち代表的なものの特徴を説明すれば次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、伸縮可能な竿部と、竿部の中間部分に設けられ長手方向と直交する回動軸で竿部の前方と後方側を回動可能とする回動部と、竿部の後端に設けられる後ハウジングと、竿部の前端に設けられる前ハウジングと、後ハウジングに設けられる第一のバッテリ取付部と、前ハウジングに収容されるモータと、前ハウジングによって保持されモータによって回転される回転部と、を有する作業工具であって、回動部よりも前側にて接続される前ハウジング部分の重さを変えられるように構成した。回動部は竿部の長手方向中央よりも前ハウジングに近い側に配置され、バネによってその初期位置が回動方向の一方側になるように付勢される。モータはブラシレスモータとすると好ましく、ブラシレスモータの駆動を制御する制御回路とインバータを前ハウジング内に収容する。
本発明の他の特徴によれば、竿部は固定パイプと可動パイプの組み合わせであり、可動パイプの位置を軸方向に変えた位置で固定パイプに固定できる。このような構成の前ハウジングに、ウエイトを着脱可能とする装着部と、第二のバッテリ取付部を設けた。これらのウエイトと第二のバッテリが選択的に装着可能であり、これらの装着によって前ハウジング部分の重さを変えることができる。前ハウジングには、ウエイト部分を覆う樹脂製カバーと、第二のバッテリを覆う樹脂製カバーのいずれか又は双方を設けることができる。
本発明のさらに他の特徴によれば、第二のバッテリ取付部は、モータと軸方向にみて部分的に重複する位置であって、竿部と反対側となる前ハウジングの側面に形成される。着脱可能なパック形式のバッテリは、第一のバッテリ取付部及び第二のバッテリ取付部のいずれか一方、又は、双方に取り付けることができる。また、第一のバッテリ取付部又は第二のバッテリ取付部のいずれのバッテリを使用するかを切り替える切替えスイッチを設け、作業者がいずれのバッテリを使用するかを切り替えることができるようにした。
本発明によれば、前ハウジング部分の重量をウエイトとバッテリパックの装着の有無にて調整できるため、ソーラーパネルや床面の研磨作業及び、壁などの研磨作業でも作業性を良くすることができる。また、バネによって、前ハウジングが回転具側に揺動するよう付勢される構造とすることで、作業面が地上設置型のソーラーパネルのように、奥側が手前側よりも上方に位置するよう傾斜した構成である場合に、バネの付勢力に抗して前ハウジングを揺動させていくにつれて回転具が作業面と平行に近づいていくこととなり、作業面に回転具を面接触させることを容易に行うことができる。さらに、回転具を作業面に押し付ける押し付け力を容易に発生させることができるので、作業性を向上させることができる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係る作業工具1の全体を示す側面図であり、前ハウジングに重量物を取り付けていない状態を示す図である。 本発明の実施例に係る作業工具1の全体を示す側面図であり、前ハウジングに重量物たるウエイトとバッテリパックを取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施例に係る作業工具1の全体を示す側面図であり、伸縮式の竿部を最大に伸ばした状態を示す図である。 図1の駆動部2の内部構造を示す縦断面図である。 図4の状態から回動部6を上方に曲げた状態を示す縦断面図である。 図1の把持部4の拡大断面図である。 図2の状態から、ウエイトとバッテリパックに樹脂製カバーを取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施例に係る作業工具の回路図である。 本発明の第二の実施例に係る作業工具の全体を示す側面図であり、前ハウジングに重量物たるウエイトとバッテリを取り付けた状態を示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の図において、作業工具の一例として先端工具(回転具)に清掃体たるポリッシュ部材を取り付けたポリッシャを用いて説明し、同一の部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後左右、上下の方向は図中に示す方向であるとして説明する。
作業工具1は、図1に示すように、電源部を有する把持部4と、把持部4の前側に固定される伸縮可能な竿部3と、竿部3の先端に取り付けられる駆動部2と、竿部3の前後方向の中央付近に固定されるハンドル7(図3にて後述)を含んで構成される。本実施例において伸縮可能な竿部3は、円筒形の固定パイプ3aと、固定パイプ3aの前方側に連結され固定パイプ3aに対して前後方向に相対移動可能な可動パイプ3b、3cにより構成される。
把持部4を構成する後ハウジング41には、モータ13の駆動用電源を供給する着脱式の二次電池を用いたバッテリパック70が装着される。後ハウジング41は、バッテリパック70を保持するバッテリ取付部42を構成すると共に、作業者が片手で把持するためのグリップ部41aを形成する。後ハウジング41のグリップ部41aの前端付近には、モータ13の起動及び停止を行うと共に回転速度を調整するためのトリガレバー9が設けられる。
把持部4から前方側には、竿部3の一部を構成する固定パイプ3aが取り付けられる。固定パイプ3aは例えばアルミニウム合金の金属や強化プラスチック等の合成樹脂製の筒状部材である。固定パイプ3aの前方側には、固定パイプに対してやや細径の可動パイプ3bが接続される。可動パイプ3bも固定パイプ3aと同じ材質の中空パイプで構成すると好ましく、可動パイプ3bが固定パイプ3aの内側に入り込むことが可能なように配置される。この可動パイプ3bと固定パイプ3aの重なり合った部分の大きさを可変にすることにより竿部3の全体の長さを調整することができる。固定パイプ3aの最前端付近には、可動パイプ3bの固定位置を調整可能とする接続部5が設けられる。接続部5は固定パイプ3aに固定され、可動パイプ3bを締め付けることにより可動パイプ3bが固定パイプ3aに対して前後方向に移動しないように固定する。接続部5には可動パイプ3bの締め付け力を増大又は解除するための固定レバー5aが設けられる。作業者は、固定レバー5aを操作して接続部5による可動パイプ3bの固定状態を緩めた状態にて可動パイプ3bを前後方向に移動させ、任意の位置(例えば伸長位置)にて固定レバー5aを操作して可動パイプ3bを接続部5にて締め付けることにより、可動パイプ3bの位置を固定する。
竿部3の可動パイプ3b、3cの間には、その一部を折り曲げ可能とするための回動部6が設けられる。回動部6は、竿部3の一部、特に、可動パイプ部分の一部を回動可能とするためのものであり、竿部3の前端と後端の間の中間部分のいずれかの位置に設けられる。回動部6の回動軸は竿部3の長手方向と直交するように配置され、ここでは可動パイプ3bの長さに対して可動パイプ3cの長さが十分短くなるような位置に回動部6を配置している。このように回動部6を竿部3の長手方向中央よりも前ハウジング11に近い側、特に竿部3の前端に近い付近に配置することにより、竿部3の伸縮率を高く構成できると共に、先端の回動部分の重量を小さくできる。
竿部3の前方側には合成樹脂製の前ハウジング11が固定される。前ハウジング11
は、駆動源となるブラシレスDC方式のモータ13と、減速機構等の動力伝達機構を収容すると共に、その回転制御に必要な制御回路やインバータ回路(共に後述)等を収容する筐体である。モータ13は、その回転軸が可動パイプ3cの長手方向と略直交するように配置される。モータ13の回転駆動力はスピンドル20に伝達され、スピンドル20に固定されるポリッシュ部材23等の回転部が回転される。
前ハウジング11の外面であって、モータ13の軸方向の一端側の面、ここでは上側面には後述するウエイト30(図2参照)を着脱可能とするウエイト装着部11fが形成される。ウエイト装着部11fは平面状又は取り付けられるウエイトの形状に対応した形成とされる。前ハウジング11の外面であって前方側には第二のバッテリ取付部11eが形成される。バッテリ取付部11eは、モータ13と軸方向にみて部分的に重複する位置であって、竿部3とは反対側(つまり前方側)となる前ハウジング11の側面に形成される。バッテリ取付部11eの形状は、後ハウジング41のバッテリ取付部42の形状と同一にされ、バッテリパック70との接続するための取り付けレール構造や、接続端子も同系式で形成する。その結果、作業者はバッテリパック70を、第一のバッテリ取付部42か第二のバッテリ取付部11eのいずれか一方に、あるいは、双方に取り付けることが可能となる。図1の状態ではバッテリ取付部11eは外部に露出しており、接続端子(図示せず)も露出するので、バッテリ取付部11eに接続端子部分を覆う図示しない小型のカバーを取り付けるように構成しても良い。
図2は本発明の実施例に係る作業工具1の全体を示す側面図であり、前ハウジングに重量物たるウエイトとバッテリを取り付けた状態を示す図である。図2ではウエイト装着部11fの上部には2枚のウエイト30(30−1、30−2)が取り付けられる。ウエイト30は、所定の軸方向厚さを有する円盤状の質量体であって、例えば鉄などの金属製であって塗装されたもの、あるいは、外部を合成樹脂にて覆ったものである。ウエイト30には、モータ13の軸方向と平行な2本の貫通穴が形成され、その貫通穴に蝶ボルト32a、32bを貫通させることにより前ハウジング11のウエイト装着部11fにがたつきが無いようにウエイト30が固定される。蝶ボルト32a、32bは前ハウジング11から着脱可能であって、頭部に蝶のような取手の付いたおねじが形成されたボルトであり、工具を用いずに手での締結を可能にしたものである。取り付けるウエイト30の数は任意であり、ここでは2枚のウエイト30を取り付けているが、1枚のウエイトだけでも良いし、3枚以上のウエイトを取り付けられるように構成しても良い。但し、ウエイト30の枚数が3枚以上となると、前ハウジング11の重心位置が大きく崩れるので、ウエイト30の数は0〜2枚内で設定すると良い。尚、取り付けるウエイト30の枚数が変わると必要な蝶ボルト32a、32bの長さが変わるので、長さの異なる蝶ボルト32a、32bを準備することが重要である。
前ハウジング11の第二のバッテリ取付部11eには、バッテリパック70(70−2)が装着可能である。バッテリパック70−2は後ハウジング41に装着されるバッテリパック70−1と同形式のものを使用可能なので、作業工具1の後ハウジング41に一つ目のバッテリパック70−1を取り付けて、前ハウジング11に二つ目のバッテリパック70−2が取り付けることが可能となる。二つ目のバッテリパック70−2は、主に前ハウジング11側の重量を増加させて、ポリッシュ部材23の軸方向に掛かる押圧力を増大させるウエイトの役割を果たすのが主目的であるが、その装着状態においてバッテリパック70−2からの電力も取り出せるように構成した。従って、バッテリパック70が1つしか無い場合は、後ハウジング41側には装着せずに前ハウジング11側にだけバッテリパック70−2を装着するようにすれば、一つバッテリパック70だけで前ハウジング11側の重量を増加させることができる。
図3は本発明の実施例に係る作業工具1の全体を示す側面図であり、伸縮式の竿部を最大に伸ばした状態を示す図である。図1、図2の状態において固定パイプ3aの内部に収容されていた可動パイプ3bは、図3では前方側に最大に引き出されて可動パイプ3bの後端付近が接続部5によって固定される。固定パイプ3aの前後方向のほぼ中央付近には、ハンドル7が設けられる。ハンドル7は、前面視で横に寝せたD字状であって、例えば利き手でない方の手で把持された状態で作業工具1によるポリッシュ作業が行われる。
図4は図1の駆動部2の内部構造を示す縦断面図であって、前ハウジング11にウエイト30−1、30−2とバッテリパック70−2が装着された状態を示している。前ハウジング11は、モータ13を収容するために内部空間が略筒状の空間と、制御回路基板25を収容すると共に上部にLED基板26を搭載するための基板収容空間と、竿部3の可動パイプ3cの先端に固定するための固定部11cを有して構成される。これらはプラスチック等の合成樹脂により一体的に製造される。固定部11cには可動パイプ3cの形状に沿った円筒状の内壁が形成され、前ハウジング11のネジ穴28a、28bに貫通される2本のネジ(図示せず)を可動パイプ3cの貫通穴(図示せず)に貫通させることによって前ハウジング11が可動パイプ3cに固定される。
モータ13は、ブラシレスモータが用いられる。ブラシレスモータは、永久磁石を有するロータ13aと、コイルの巻かれたステータ13bを有し、回転軸13cが可動パイプ3cの軸方向と90度よりもやや大きい角度で略直交する方向に伸びるように配置される。モータ13の回転軸13cには冷却ファン17が設けられ、モータ13の回転時に図示しない空気取入口から外気を取り込んで、モータやインバータ回路、マイコン等の発熱部分を冷却した後に、図示しない空気排出口から前ハウジング11の外部に排出する。ステータ13bの軸方向の後端側には略円環状の回路基板14が設けられ、回路基板14にはホールIC等の3つの回転位置検出素子24(図では1つしか見えない)が設けられる。モータ13の回転軸13cは、2つの軸受16a、16bによって前ハウジング11に対して回転可能に軸支される。回転軸13cの前方側(先端作業具側)には、2つの遊星歯車減速機構18、19が接続され、モータ13の回転力が、2段の減速機構によって所定の減速比で減速されてスピンドル20に伝達される。スピンドル20は軸受21によって前ハウジング11に回転可能なように軸支され、その先端側端部は前ハウジング11に形成された貫通穴11dから外部に突出する。スピンドル20には、取付具22を介してポリッシュ部材23が接続される。ポリッシュ部材23は、例えば取付具22に接続される円盤状の基台の下側に、面ファスナを介して床面研磨あるいは清掃用の多孔質状のパッド又はスポンジを取り付けた組立体である。尚、ポリッシュ部材23としては市販されている様々なサイズの清掃具を用いることができる。
前ハウジング11の内部であって、略直方体の箱状に形成される基板収容部には制御回路基板25が収容される。制御回路基板25には、駆動部2に含まれるモータ13を駆動するための図示しない制御部(コントローラ)と、モータ13のコイルに回転磁界を発生させるための三相交流を生成する図示しないインバータ回路が搭載される。ここでは収容スペースの関係から制御回路基板25の面方向が、モータの回転軸13c及び可動パイプ3cの軸線と平行になるように配置されるが、その配置方向は任意であり、実装効率から適宜設定すれば良い。基板収容部の上面側には小型のLED基板26が設けられ、LED(発光ダイオード)が設けられる。ここでは、バッテリパック70の残量や、モータ13の設定回転速度をLEDの点灯数にて表示し、前ハウジング11の上側から視認することができる。尚、基板収容部の上面部分に何らかの操作スイッチや表示装置を設けるようにして、コントローラに対して運転モードの設定を行ったり、コントローラからユーザに対する運転状況の表示を行ったりするように構成しても良い。基板収容部の後方側側面には可動パイプ3cを固定するための円筒状の内壁を形成する固定部11cが形成される。固定部11cの下側には補強用のリブ27が形成される。また、インバータ回路の冷却性能を向上させるために、インバータ回路を構成するFETを回路基板14上であって、モータ13のステータコアと反対側の面に配置して、冷却ファン17によって空気取入口15から吸引された冷却風がインバータ回路を直接冷却する構造としても良い。
図5は回動部6によって、図4の位置から可動パイプ3cを上方に角度θだけ回動した状態を示している。前ハウジング11は、プラスチック等の合成樹脂の一体成形によって製造され、可動パイプ3cの軸線A3(図2参照)を含む鉛直面にて左右方向に2分割に構成され、複数のネジ(図示せず)によって接合される。蝶ボルト32a、32bの突き当たる部分には、予めナット33a、33bが前ハウジング11の樹脂側に固定され、ナット33a、33bが前ハウジング11から取り外し不能なように構成される。回動部6には前側に伸びるパイプ保持部6aと、後側に伸びるパイプ保持部6bが軸支され、それらが所定の角度内で回動できるように軸支される。回動部6の回動軸と同軸上には、ねじりコイルバネ66が設けられ、ポリッシュ部材23が何にも接していないときには前ハウジング11の状態が図4に示す初期位置に戻るように矢印67の方向に付勢される。ここでは前ハウジング11は、錘として作用するバッテリパック70−2に加えて、2つのウエイト30−1、30−2が取り付けられるので、ポリッシュ部材23を清掃対象に押しつける力は大変強くなる。
作業者が作業を行う際には、ポリッシュ部材23を清掃対象に押しつけることによりポリッシュ部材23からの反力を受けて、その反力とねじりコイルバネ66との付勢力のバランスのとれた位置、ここでは角度θとなる位置にてバランスがとれ、作業が行われる。これは例えば、基礎の上に架台を設け、架台の上にソーラーパネルを並べた地上設置型の太陽光発電システムにおけるソーラーパネル面の清掃のように、作業者の手の位置よりも上に位置する斜面を清掃するのに好適な曲げ角度である。この曲げ角度においてはウエイト30−1、30−2とバッテリパック70−2の重量が、ポリッシュ部材23のほぼ中央付近を重心として掛かるので、作業者は安定した状態を保ちつつポリッシュ作業を行うことができる。
図6は図1の把持部4の拡大断面図である。後ハウジング41の内部にはトリガレバー9の引きしろに応じた大きさの信号を制御回路基板25に送るためのトリガ制御スイッチ44が設けられる。トリガレバー9が引かれるとトリガレバー9に連動して動くアーム部9aがワイヤ43を引くように移動させる。ワイヤ43の終端はトリガ制御スイッチ44に接続され、終端が移動することによりトリガ制御スイッチ44がオン(接続状態)になる。トリガ制御スイッチ44は2極スイッチだけで無く、可変容量スイッチで構成されるので、ワイヤ43による引き量に応じた強さの信号を演算部51側に出力する。この信号の大きさに合わせてモータ13の回転速度が設定される。
後ハウジング41の前方側からは固定パイプ3aを保持するための円柱状の内壁部が形成され、固定パイプ3aが取り付けられる。固定パイプ3aの内部に伸縮配線8が配置される。伸縮配線8はスプリングケーブルとも呼ばれ、伸縮するコイル状に巻かれた複数の電線をまとめて樹脂によって覆ったものであって、伸縮が必要とされる場所で用いられ、耐摩耗性にすぐれ、繰り返し使用に耐えられるという特徴を有する。本実施例では伸縮配線8は固定パイプ3aと可動パイプ3b、3cの内部空間に配置され、作業者からは伸縮配線8がほぼ見えないように配置される。伸縮配線8には、第一のバッテリパック70−1(ここでは、第一のバッテリを枝番号“−1”を付けて示す)からインバータ回路へのプラス及びマイナスの電源線と、トリガ制御スイッチ44からのスイッチ線、速度信号線が含まれる。
第一のバッテリ取付部42は、電源たる第一のバッテリパック70−1を取り付ける部分である。バッテリ取付部42には、後側から前方側にバッテリパック70−1をスライドさせながら装着可能である。バッテリパック70−1を取り外す際は、リリースボタン71を押しながらバッテリパック70−1を後方側にスライドさせる。バッテリ取付部42には、複数の接続端子45が設けられ、バッテリパック70−1をバッテリ取付部42に装着した際に、バッテリパック70−1の出力端子(図示せず)が接続端子45と接続する。後ハウジング41の上面部には装着された複数のバッテリパック70−1と70−2のいずれかを使用するかを切り替えるバッテリ切替えスイッチ47が設けられる。
以上、本実施例ではトリガレバー9、アーム部9a、ワイヤ43及びトリガ制御スイッチ44等を用いてスイッチ機構を構成したが、このように複数部品にてスイッチ機構を構成するのではなく、グリップ部41aの前方にトリガレバーとスイッチが一体的に構成されるトリガスイッチユニットを配置するようにしても良いし、その他のスイッチ機構にてスイッチ機構を実現しても良い。
図7は図2の状態から、ウエイト30とバッテリパック70−2に樹脂製カバーを取り付けた状態を示す図である。樹脂製カバーを用いる目的は主に2つあり、その一つはウエイト30やバッテリパック70−2部分に水やほこりが付着することを防止することである。もう一つの目的は、作業工具1を横に倒してしまった際等に、前ハウジング11と被清掃体の衝突によりする被清掃体を破損しないように緩衝材の役割を果たすことである。特に、ウエイト30は蝶ボルト32a、32bによって固定されるので、樹脂製カバー35を用いてウエイト30とそれを固定するための2つの蝶ボルト32a、32b部分の全体を覆うように構成すると良い。樹脂製カバー35は前ハウジング11にラッチ機構か、又ははめ込みにより固定されるように構成する。一方、樹脂製カバー75はバッテリパック70−2を覆うものであって、好ましくはバッテリパック70−2の全体を覆うと共に前ハウジング11のバッテリ取付部11eの基台部分をも覆うように密封すると良い。このようにバッテリパック70−2とバッテリ取付部11eとの接続部分を覆う事により、接続端子45が水やほこりに晒される心配が無くなる。
樹脂製カバー35、75の材質としては、弾力性があって柔らかい樹脂製とすると良く、例えば透明又は半透明製のシリコン製とする。但し、上述した2つの目的、水やほこりが付着防止と衝撃吸収(又は衝撃防止)の効果が得られるならば、その他の材質や形状によるカバーとしても良い。樹脂製カバー35、75の前ハウジング11の外面部分との固定方法は任意であるが、前ハウジング11の内部には発熱の大きいモータ13やインバータ回路等があって、冷却ファン17(図4参照)による風の流れがあるので、その流れを阻害しないような形状とすることが重要である。つまり、前ハウジング11に対しては全体を覆うのでは無く、空気取入口、空気排出口、熱排出口等を避けて部分的に覆う程度にする。
次に図8を用いてモータ13の駆動制御系の構成と作用を説明する。図8はモータ13の駆動制御系の構成を示すブロック図であり、本実施例では、モータ13は3相のブラシレスモータで構成される。このブラシレスモータは、いわゆるインナーロータ型であって、複数組(本実施例では2組)のN極とS極を含む永久磁石(マグネット)を含んで構成されるロータ(回転子)13aと、スター結線された3相の固定子巻線U、V、Wから成るステータ13bと、ロータ13aの回転位置を検出するために周方向に所定の間隔毎、例えば角度60°毎に配置された3つの回転位置検出素子24を有する。これら回転位置検出素子24からの位置検出信号に基づいて固定子巻線U、V、Wへの通電方向と時間が制御され、モータ13が回転する。
3相ブリッジ形式に接続されたFETなどの6個のスイッチング素子Q1〜Q6を含むインバータ回路65は、制御回路基板25上に搭載される。また、前ハウジング11内の一部(回転位置検出素子24、LED60)を除くその他の電子素子は、制御回路基板25に搭載される。演算部51は図示していないが、処理プログラムとデータに基づいて駆動信号を出力するための中央処理装置(CPU)、処理プログラムや制御データを記憶するためのROM、データを一時記憶するためのRAM、タイマ等を含んで構成されるもので、例えば汎用のマイクロコンピュータ(マイコン)にて構成できる。演算部51は、スイッチング素子Q1〜Q6の駆動制御をする。ブリッジ接続された6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートは、制御信号出力回路52に接続され、6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ドレインまたは各ソースは、スター結線された固定子巻線U、V、Wに接続される。6個のスイッチング素子Q1〜Q6は、制御信号出力回路52から入力されたスイッチング素子駆動信号(H4、H5、H6等の駆動信号)によってスイッチング動作を行い、バッテリパック70の直流電圧を3相(U相、V相及びW相)電圧Vu、Vv、Vwとして固定子巻線U、V、Wに電力を供給する。
6個のスイッチング素子Q1〜Q6の各ゲートを駆動するスイッチング素子駆動信号(3相信号)のうち、3個の負電源側スイッチング素子Q4、Q5、Q6をパルス幅変調信号(PWM信号)H4、H5、H6として供給し、制御回路基板25上に搭載された演算部51によって、設定された回転速度に基づいてPWM信号のパルス幅(デューティ比)を変化させることによってモータ13への電力供給量を調整し、モータ13の起動/停止と回転速度を制御する。
モータ13に供給される電流値は、シャント抵抗62を用いて電流検出回路53によって測定され、その値が演算部51にフィードバックされることにより、設定された駆動電力となるように調整される。バッテリパック70の電圧は、両端電圧を電圧検出回路54にて測定され、その出力が演算部51にフィードバックされる。コンデンサ61はスイッチング素子Q1〜Q6のオン又はオフ時にピーク電流が加わることを抑制するものである。トリガ制御スイッチ44の出力は、伸縮配線8を介してスイッチ操作検出回路55と印加電圧設定回路56に伝達される。スイッチ操作検出回路55はトリガ制御スイッチ44が操作されている状態を感知してオン信号を出して、演算部51のマイコンがスリープ状態にあるときにはマイコンを起動させる。印加電圧設定回路56はトリガ制御スイッチ44の操作量に比例する大きさの信号を演算部51に伝達する。演算部51は、操作量の大きさからそれに対応する回転速度にて回転するようにモータ13を駆動する。
回転位置検出回路57は、いずれかの回転位置検出素子24からの信号がLowからHighに切り替わったエッジを検出し、検出した位置情報を演算部51に出力する。回転数検出回路58は、回転位置検出回路57からの信号を用いてロータの回転数を検出して演算部51に出力する。尚、回転数検出回路58の機能は演算部51においてマイコンを用いてソフトウェア的に実現しても良い。LED駆動回路59はLEDを点灯させる駆動回路であって、図示しない直流電圧をLED60に供給することによって単数又は複数設けられるLEDの点灯や発光色、様々な発光パターン等を実現する。これらLED60の点灯は演算部51がLED駆動回路59に制御信号を送信することによって制御される。
演算部51は、過電流や過電圧からバッテリパック70及びモータを保護する機能を備え、過電流や過電圧の検出時にはモータに供給される電力を強制的に遮断するか、又は、モータ13にブレーキ電流を流すことによりモータ13の回転を制動する制御も行う。図8の回路図では図示していないが、バッテリパック70のLD信号が演算部51に伝達され、演算部51はLD信号による異常状態を検知したら、又は、電流検出回路53による異常電流を検知したらモータ13の回転を停止させる。
以上、本実施例によれば回動部6よりも前側に設けられた前ハウジング11部分の重さを、ウエイト30の取り付け又はバッテリパック70−2の取り付けにより変えられるように構成したので、前ハウジング11にかかる荷重を増やして作業性の良い作業工具を実現できた。第一のバッテリ取付部42、第二のバッテリ取付部42には、いずれか一方側にだけ、又は、双方にバッテリパックを取り付けることが可能であるので、バッテリパックを前方側に付けるのか後方側に付けるのか、又は双方に付けるのかを作業者は選択できる。さらに、後ハウジング41には使用するバッテリパック70を切り替えるためのバッテリ切替えスイッチ47が設けられる。バッテリ切替えスイッチ47がバッテリパック70−1側を選択した時は、バッテリパック70−1の電力だけがインバータ回路65に供給される。一方、バッテリ切替えスイッチ47がバッテリパック70−2側を選択した時は、バッテリパック70−2の電力だけがインバータ回路65に供給される。バッテリ切替えスイッチ47から演算部51側に接続される接続線は伸縮配線8内に配線される。
尚、バッテリパックの切り替えは、バッテリ切替えスイッチ47を用いた手動切り替えだけに限られずに、演算部51がバッテリパックの接続状態と、電池電圧を識別することによって自動で切り替えるように構成しても良いし、双方のバッテリパック70−1、70−2を並列接続としても良い。
上述した第一の実施例においては、後ハウジング41に設けられたトリガレバー9によってモータ13のオンオフ制御だけでなく、回転速度を可変に調整できるように構成した。このため、伸縮配線8に収容される電源線以外の接続線は、スイッチ線に加えて、速度信号線を含める必要があった。これに対して第二の実施例では、伸縮配線8に含める速度信号線を省略するようにした。後ハウジング141のハンドル141aの前方であって上側部分には、作業者によって操作可能で、その出力が制御回路基板25に接続される動作スイッチ144が設けられる。動作スイッチ144は、主にモータ13のオン又はオフを指示するために用いられ、タクタイルスイッチ、ソフトタッチスイッチ等の公知のスイッチ手段によって実現される。動作スイッチ144を保持する小型のスイッチ基板は、分割式の後ハウジング141にて挟持されることにより固定され、動作スイッチ144の保護カバーによって覆われた操作部分が後ハウジング141の外部に露出する。
後ハウジング141にバッテリパック70が装着され、動作スイッチ144がオンにされると演算部51に含まれるマイコンに電源が供給され、モータ13の回転が起動される。モータ13の回転中に動作スイッチ144を再び短く押すとモータ13の回転が停止する。他方、モータ13の回転中に動作スイッチ144を長く押す、いわゆる長押しをすると、モータ13の回転速度を変更することができる。動作スイッチ144は、作業者に押されることによってハイ信号がマイコンに伝達されるが、スイッチオンの時間が所定時間、例えば0.5秒以内の場合は、マイコンはその操作がモータ13のオン又はオフの切り替え信号として認識する。スイッチオンの時間が所定時間、例えば0.5秒を越える場合は、マイコンはその操作がモータ13の回転速度を切り替える速度切替信号であるとして認識する。モータ13の回転速度は、例えば3段階に設定され、速度1(低速)から速度3(高速)まで設定できる。作業者はモータ13が回転しているときに、動作スイッチ144を長押しすることによってモータ13の回転速度を一段高くすることができる。設定される回転速度は、速度1→速度2→速度3のように順に変化し、速度3の時に動作スイッチ144が長押しされると再び速度1に戻る。以上のように構成することによって、作業者は作業を行っている際にモータ13の回転速度を手元側から容易に変更することができる。また、伸縮配線108には−側の電源線と共通接地したスイッチ線が1本で済むので、伸縮配線108の軽量化を図ることができる。
第二の実施例においては、スイッチ機構とモータの速度調整機構が異なるが、第一の実施例と同様に、回動部6よりも前側に設けられた前ハウジング11部分の重さを、ウエイト30の取り付け又はバッテリパック70−2の取り付けにより変えることができる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば上述の実施例では作業具としてポリッシュ部材23を用いたポリッシャの例で説明したが、その他の研磨作業具を用いた研磨手段、回転刃を用いた切断手段、その他のモータによって駆動される作業具を設けた電動の作業工具としても良い。さらに、上述の実施例では電源部としてバッテリパックを用いたもので説明したが、電源コードによって供給される商用電源を用いて整流回路を含めた電源部を有する作業工具としても良い。
1 作業工具 2 駆動部
3 竿部 3a 固定パイプ
3b 可動パイプ 3c 可動パイプ
4 把持部 5 接続部
5a 固定レバー 6 回動部
6a、6b パイプ保持部 7 ハンドル
8 伸縮配線 9 トリガレバー
9a アーム部 11 前ハウジング
11c 固定部 11d 貫通穴
11e バッテリ取付部 11f ウエイト装着部
13 モータ 13a ロータ
13b ステータ 13c 回転軸
14 回路基板 15 空気取入口
16a、16b 軸受 17 冷却ファン
18 遊星歯車減速機構 20 スピンドル
21 軸受 22 取付具
23 ポリッシュ部材 24 回転位置検出素子
25 制御回路基板 26 LED基板
27 リブ 28a、28b ネジ穴
30、30−1、30−2 ウエイト 32a、32b 蝶ボルト
33a、33b ナット 35 樹脂製カバー
41 後ハウジング 41a グリップ部
42 バッテリ取付部 43 ワイヤ
44 トリガ制御スイッチ 45 接続端子
47 バッテリ切替えスイッチ 51 演算部
52 制御信号出力回路 53 電流検出回路
54 電圧検出回路 55 スイッチ操作検出回路
56 印加電圧設定回路 57 回転位置検出回路
58 回転数検出回路 59 駆動回路
61 コンデンサ 62 シャント抵抗
65 インバータ回路 66 ねじりコイルバネ
70 バッテリパック 71 リリースボタン
75 樹脂製カバー 108 伸縮配線
141 後ハウジング 141a ハンドル
144 動作スイッチ

Claims (12)

  1. 伸縮可能な竿部と、前記竿部の中間部分に設けられ長手方向と直交する回動軸で前記竿部の前方と後方側を回動可能とする回動部と、
    前記竿部の後端に設けられる後ハウジングと、前記竿部の前端に設けられる前ハウジングと、
    前記後ハウジングに設けられる第一のバッテリ取付部と、
    前記前ハウジングに収容されるモータと、
    前記前ハウジングによって保持され前記モータによって回転される回転部と、を有する作業工具であって、
    前記回動部よりも前側にて接続される前ハウジング部分の重さを変えられるようにしたことを特徴とする作業工具。
  2. 前記回動部は、前記竿部の長手方向中央よりも前記前ハウジングに近い側に配置され、
    バネによってその初期位置が回動方向の一方側になるように付勢されることを特徴とする請求項1に記載の作業工具。
  3. 前記モータはブラシレスモータであって、前記ブラシレスモータの駆動を制御する制御回路とインバータ回路を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の作業工具。
  4. 前記竿部は固定パイプと可動パイプの組み合わせであり、可動パイプの位置を軸方向に変えた位置で前記固定パイプに固定できることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の作業工具。
  5. 前記前ハウジングに、ウエイトを着脱可能とする装着部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の作業工具。
  6. 前記前ハウジングの一部を覆う樹脂製カバーを設けたことを特徴とする請求項5に記載の作業工具。
  7. 前記樹脂製カバーは、前記ウエイトを覆うことを特徴とする請求項6に記載の作業工具。
  8. 前記前ハウジングに第二のバッテリ取付部を設けたことを特徴とする請求項6又は7に記載の作業工具。
  9. 前記第二のバッテリ取付部は、前記モータと軸方向にみて部分的に重複する位置であって、前記竿部と反対側となる前記前ハウジングの側面に形成されることを特徴とする請求項8に記載の作業工具。
  10. 前記樹脂製カバーは前記第二のバッテリ取付部に取り付けられたバッテリを覆うことを特徴とする請求項8又は9に記載の作業工具。
  11. 前記第一のバッテリ取付部及び前記第二のバッテリ取付部のいずれか一方、又は、双方にバッテリを取り付けることができることを特徴とする請求項8から10のいずれか一項に記載の作業工具。
  12. 前記第一のバッテリ取付部又は前記第二のバッテリ取付部のいずれのバッテリを使用するかを切り替える切替えスイッチを設けたことを特徴とする請求項8から11のいずれか一項に記載の作業工具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018115123A (ja) * 2017-01-17 2018-07-26 株式会社古川リサーチオフィス 体臭除去剤及び体臭除去方法
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