JP2017024013A - Work supply device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、小型で円盤状のワークを所定位置に供給するためのワーク供給装置に関するものである。 The present invention relates to a workpiece supply device for supplying a small, disc-shaped workpiece to a predetermined position.
ナットやリベットのような小型で円盤状のワークを所定位置に供給するためのワーク供給装置としては、特許文献1に示されるものが知られている。この装置は、空気圧によってワークをノーズピース内に1個ずつ送り込み、上方から棒状パンチを降下させることにより、ワークをノーズピースの縦孔を通じて下方に押出す構造となっている。
As a workpiece supply device for supplying a small and disk-shaped workpiece such as a nut or a rivet to a predetermined position, a device disclosed in
特許文献1ではワークがある程度の厚みを備えたナットであるため、ワークを正しい姿勢のままでノーズピースの縦孔の内部で移動させ、縦孔の下端から供給することができる。
In
ところがワークが薄肉のリベットであるような場合には、その厚みが薄いためにノーズピースの縦孔の内部を移動する間に傾斜することがある。このためワークを正しい姿勢で供給することができなかったり、縦孔の内部で棒状パンチによってワークが押し潰されたりすることがあった。 However, when the work is a thin rivet, the thickness of the work is so small that it may be tilted while moving inside the vertical hole of the nosepiece. For this reason, the workpiece may not be supplied in a correct posture, or the workpiece may be crushed by the rod-shaped punch inside the vertical hole.
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、ワークが薄肉である場合にも、ワークを正しい姿勢でノーズピースの下端から供給することができるワーク供給装置を提供することである。 Accordingly, an object of the present invention is to solve the above-described conventional problems, and to provide a workpiece supply device that can supply a workpiece from the lower end of the nosepiece in a correct posture even when the workpiece is thin.
上記の課題を解決するためになされた本発明は、縦孔を備えたノーズピースと、この縦孔の内部に円盤状のワークを送り込むワーク送り込み手段と、縦孔の内部に供給されたワークを縦孔を通じて下方に押出す棒状パンチとを備えたワーク供給装置であって、前記縦孔の内壁の対向面に、内側方向に弾発された可動板が配置され、前記棒状パンチがワークを吸着する吸着孔を備えたものであることを特徴とするものである。 The present invention made to solve the above problems includes a nosepiece having a vertical hole, a work feeding means for feeding a disk-shaped work into the vertical hole, and a work supplied into the vertical hole. A workpiece supply device including a rod-like punch that pushes downward through a vertical hole, and a movable plate that is bounced inwardly is disposed on the opposing surface of the inner wall of the vertical hole, and the rod-like punch adsorbs the workpiece It is a thing provided with the adsorption | suction hole which does.
なお請求項2のように、前記ワーク送り込み手段を、シリンダによって駆動されるプッシャとすることができる。また請求項3のように、前記可動板の上端をワーク送り込み手段により送り込まれるワークの仮保持位置とすることができる。
Note that, as in
本発明のワーク供給装置は、従来と同様にワークをノーズピースの縦孔を通じて下方に押出す構造である。しかし本発明では、縦孔の内壁の対向面に内側方向に弾発された可動板が配置されているため、ワークはこれらの可動板によって両側から保持された状態のまま、棒状パンチによって縦孔の内部を下方に移動される。しかも棒状パンチがワークを吸着する吸着孔を備えたものであるため、ワークは棒状パンチの下端に吸着された状態で下方に移動される。従ってワークは水平状態を維持した正しい姿勢のまま、ノーズピースの下端まで移動し、供給される。 The workpiece supply apparatus of the present invention has a structure in which a workpiece is extruded downward through a vertical hole of a nose piece as in the conventional case. However, in the present invention, since the movable plate that is repelled inwardly is disposed on the opposite surface of the inner wall of the vertical hole, the workpiece is held from both sides by these movable plates, and the vertical hole is formed by the rod-shaped punch. The inside is moved downward. In addition, since the rod-like punch is provided with a suction hole for sucking the workpiece, the workpiece is moved downward while being attracted to the lower end of the rod-like punch. Accordingly, the work is moved and supplied to the lower end of the nosepiece while maintaining the correct posture while maintaining the horizontal state.
以下に図面を参照しつつ、本発明の実施形態を説明する。
図1は実施形態のワーク供給装置の全体図であり、1はパンチリテーナ、2はそのバックアッププレートである。これらは図示を略したプレスマシンの上側のスライドに装着され、プレスマシンのボルスタに固定されたダイス3に向かって下降することができるものである。
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
FIG. 1 is an overall view of a workpiece supply apparatus according to an embodiment, where 1 is a punch retainer and 2 is a backup plate thereof. These are mounted on a slide on the upper side of a press machine (not shown) and can descend toward a
パンチリテーナ1の下方には、ガイドポスト4を介してノーズピース5が設けられている。図2に示すように、ノーズピース5の内部には縦孔6と横孔7が形成されている。横孔7の先端は縦孔6に達している。本実施形態ではワークWは薄肉で円盤状のリベットであり、縦孔6はワークWが水平姿勢を保ったまま通過できる内径を備えている。また横孔7はワークWが水平姿勢を保ったまま通過できる扁平形状である。
A
この横孔7は縦孔6の内部に円盤状のワークWを送り込むためのもので、ワーク送り込み手段8を備えている。ワーク送り込み手段8はシュートアセンブリ9と、シリンダ10によって駆動されるプッシャ11とを備えている。シュートアセンブリ9の内部には図2に示されるように屈曲したワーク通路11が形成されており、その端部から樹脂シュート22を通じてワークWが空気圧によって送り込まれている。従来と同様、樹脂シュート22は図示しないパーツフィーダに連結されている。屈曲したワーク通路11の先端は横孔7に連通しているが、ワーク通路11の先端に出没可能なプッシャピン13が設けられているので、先頭のワークWは図2の位置で停止する。
The horizontal hole 7 is for feeding a disk-shaped workpiece W into the
プッシャ11は横孔7の内部を前進及び後退するものであり、図2の状態から横孔7内でプッシャ11が前進すると、プッシャピン13を後退させつつ先端の1個のワークWを押出し、図3に示すように縦孔6の内部の仮保持位置まで送り込む。なおプッシャ11の前進中はプッシャ11に拘束されるため、後続のワークWは図3の位置に留まる。
The
ノーズピース5の縦孔6は下方への延長部を備えている。図4、図5に示すように、縦長の延長部は対向配置された2枚の固定円弧板14と、これに対して直角方向に対向配置された2枚の可動板15から構成されている。可動板15は円弧状の内面を備えており、バネ16によって常に内側に弾発されている。なお可動板15はそれぞれ上下のピン17によって、半径方向に移動可能に支持されている。図5に示すように、これらの固定円弧板14と2枚の可動板15とは、ワークWの外周に接触するように構成されている。ワークWは図4の紙面に対して垂直方向から縦孔6の内部に送り込まれ、2枚の可動板15の上端に挟まれた状態で仮保持される。その後、棒状パンチ18が下降してワークWを下方に移動させる。
The
この棒状パンチ18は図1に示したようにその上端をパンチリテーナ1に固定したものであり、ノーズピース5に対してパンチリテーナ1を接近させると、図6に示したように縦孔6の上端に仮保持されていたワークWを下方に移動させる。このとき対向配置されている可動板15はワークWによって外側に押し広げられながらワークWを通過させるが、ワークWの両側にはバネ16の弾発力が常に作用しているので、ワークWががたつくことがない。
As shown in FIG. 1, the upper end of the rod-
また、図4、図6に示すように棒状パンチ18はその中心にワークWを吸着するための吸着孔19を備えている。このため、ワークWは棒状パンチ18の下端に吸着された状態のまま縦孔6の内部を移動し、その下端に供給される。従ってワークは水平状態を維持した正しい姿勢のまま供給される。
As shown in FIGS. 4 and 6, the rod-
この実施形態では、図7に示すようにダイス3の上にアルミニウム板20が置かれ、ワークWは棒状パンチ18によってアルミニウム板20にかしめられる。その手順は次の通りである。すなわち、ダイス3の上にアルミニウム板20をセットしたうえでプレスマシンのスライドを下降させると、図7に示すように先ずノーズピース5の下端がアルミニウム板20に当接する。
In this embodiment, the
この状態からさらにプレスマシンのスライドを下降させると、ノーズピース5に対してパンチリテーナ1が下降し、棒状パンチ18がノーズピース5の下端からワークWであるリベットをアルミニウム板20に圧入し、ワークWをかしめる。上記したようにワークWは正しい姿勢のまま縦孔6の内部を移動してくるので、かしめ不良が発生することがない。
When the slide of the press machine is further lowered from this state, the
なお、図3に示すように仮保持位置には近接センサ21を取付けておき、ワークWが仮保持されたことを検出してからプレスマシンのスライドを下降させるようにすれば、空打ちを防止することができる。
As shown in FIG. 3, if the
以上に説明したように、本発明のワーク供給装置を用いれば、ワークWが薄肉である場合にも、ワークWがノーズピース5の縦孔6の内部で傾斜することはなく、正しい姿勢のまま供給することができる。
As described above, when the workpiece supply device of the present invention is used, even when the workpiece W is thin, the workpiece W does not tilt inside the
なお上記の実施形態ではワークWはリベットであったがこれに限定されるものではなく、一円硬貨のような薄肉で円盤状のワークの供給に広く用いることができる。また上記の実施形態では、本発明のワーク供給装置をプレスマシンに組み込んだが、用途はこれに限定されるものではない。 In the above embodiment, the workpiece W is a rivet, but is not limited to this, and can be widely used for supplying a thin and disc-like workpiece such as a one-yen coin. In the above embodiment, the work supply device of the present invention is incorporated in a press machine, but the application is not limited thereto.
1 パンチリテーナ
2 バックアッププレート
3 ダイス
4 ガイドポスト
5 ノーズピース
6 縦孔
7 横孔
8 ワーク送り込み手段
9 シュートアセンブリ
10 シリンダ
11 プッシャ
12 ワーク通路
13 プッシャピン
14 固定円弧板
15 可動板
16 バネ
17 ピン
18 棒状パンチ
19 吸着孔
20 アルミニウム板
21 近接センサ
22 樹脂シュート
W ワーク
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記縦孔の内壁の対向面に、内側方向に弾発された可動板が配置され、
前記棒状パンチがワークを吸着する吸着孔を備えたものであることを特徴とするワーク供給装置。 Workpiece comprising a nosepiece having a vertical hole, work feeding means for feeding a disk-shaped work into the vertical hole, and a rod-like punch for extruding the work supplied into the vertical hole downward through the vertical hole A feeding device,
A movable plate that is bounced in the inner direction is disposed on the opposing surface of the inner wall of the vertical hole,
The workpiece supply apparatus, wherein the bar-shaped punch is provided with a suction hole for sucking a workpiece.
Priority Applications (1)
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JP2015141859A JP2017024013A (en) | 2015-07-16 | 2015-07-16 | Work supply device |
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ID=57944773
Family Applications (1)
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2015
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