JP2017023571A - Medical appliance - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は医療用器具に関する。 The present invention relates to a medical instrument.
周知のとおり、眼の白内障に対する治療として、患者の白濁した水晶体を摘出した後に、眼内レンズ(IOL、Intraocular Lense)を眼内に挿入する手術が広く行われている。本発明者は下記特許文献1において、支持部(例えばハプティク)の先端に折り返し部を有する眼内レンズを提案した。支持部の先端を強膜内トンネルに挿入、あるいは強膜外に引き抜くことにより、折り返し部が強膜に掛止することとなって、眼内レンズが安定的に支持される。
As is well known, surgery for inserting an intraocular lens (IOL) into the eye after the patient's clouded lens has been removed as a treatment for cataract of the eye is widely performed. In the following
特許文献1では、ハプティクの先端に折り返し部を有する眼内レンズを眼内に移植する際の手順として、眼内レンズを眼内へ挿入した後に、鉗子などの器具によってハプティクの先端を強膜内トンネルの中、あるいは強膜の外部へ引き抜いている。鉗子や鑷子などのような既存の器具でもハプティク先端の引き抜き作業は可能ではあるが、改良の余地も十分あると考えられる。特に、折り返し部の存在を有効に利用するかたちでハプティク先端の引き抜き作業が行えるような器具を開発すれば、強膜固定の眼内レンズの移植手術がより簡易に行えるようになる可能性がある。この課題は眼内レンズには限定されず、支持部に屈曲部を有するようなインプラントすべてに対する課題である。
In
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記に鑑み、インプラントの支持部の先端を強膜の内部や外部に牽引する作業が、支持部先端に形成された屈曲部を効果的に利用することによって従来より容易に行えるようにした医療用器具を提供することにある。 Therefore, in view of the above, the problem to be solved by the present invention is that the operation of pulling the tip of the support portion of the implant to the inside or outside of the sclera effectively uses the bent portion formed at the tip of the support portion. Thus, it is an object of the present invention to provide a medical instrument that can be performed more easily than before.
上記課題を解決するために、本発明に係る医療用器具は、施術者が把持する把持部と、その把持部の端部に配置され、眼の強膜に形成された切開創から挿入されて、眼内に配置された所定のインプラントが有する支持部の先端の屈曲部を引っ掛けて、前記切開創を通じて前記屈曲部を強膜の内部または外部まで牽引するフック形状を有するフック部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、インプラントの支持部の屈曲部を牽引するという簡易な作業によって、強膜の内部や外部で支持されるインプラントの移植作業が従来よりも容易に行える。 In order to solve the above-mentioned problems, a medical instrument according to the present invention is inserted into a grasping part grasped by a practitioner and an incision formed on an end of the grasping part and formed in the sclera of the eye. A hook portion having a hook shape that hooks a bent portion at a tip of a support portion of a predetermined implant disposed in the eye and pulls the bent portion to the inside or outside of the sclera through the incision. It is characterized by that. According to the present invention, the implanting operation of the implant supported inside or outside of the sclera can be performed more easily than before by a simple operation of pulling the bent portion of the support portion of the implant.
また前記フック部は、前記屈曲部が強膜の内部または外部まで牽引される際にフック形状が変形しない程度の剛性を有するとしてもよい。この発明によれば、フック部が充分な剛性を有するので、屈曲部を強膜の内部または外部まで牽引する途中で屈曲部が脱落して施術に支障をきたすおそれが回避されて、確実に移植作業が行える。 Further, the hook portion may have such a rigidity that the hook shape is not deformed when the bent portion is pulled to the inside or the outside of the sclera. According to the present invention, since the hook portion has sufficient rigidity, there is no possibility that the bent portion may drop off during the pulling of the bent portion to the inside or outside of the sclera, thereby causing a trouble in the operation, and the transplantation can be reliably performed. Work can be done.
また前記把持部が強膜における毛様体扁平部の外側の領域に位置する場合に、前記フック部が毛様体皺襞部の内方空間に位置するように、前記把持部から前記フック部まで延設された延設部を備えたとしてもよい。この発明によれば、毛様体扁平部を通るように切開創を形成して、そこまでインプラントの支持部の屈曲部を牽引する作業が確実に行えて、毛様体扁平部の位置でインプラントを支持する形態が可能となる。 In addition, when the grip portion is located in a region outside the ciliary flat portion in the sclera, the hook portion is positioned in the inner space of the ciliary heel portion from the grip portion to the hook portion. It is good also as providing the extended part extended. According to the present invention, an incision can be formed so as to pass through the ciliary flat part, and the work of pulling the bent part of the support part of the implant can be reliably performed so that the implant is positioned at the ciliary flat part. The form which supports is possible.
また前記所定のインプラントは眼内レンズであるとしてもよい。この発明によれば、眼内レンズの支持部の屈曲部を効果的に利用することによって、強膜の内部や外部を用いて支持される眼内レンズの移植作業が従来よりも容易に行える。 The predetermined implant may be an intraocular lens. According to the present invention, by effectively using the bent portion of the support portion of the intraocular lens, the implantation operation of the intraocular lens supported using the inside or the outside of the sclera can be performed more easily than before.
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。まず図1および図2は本発明の実施例1における医療用器具1(以下、器具)の斜視図および部分拡大図である。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings. First, FIG. 1 and FIG. 2 are a perspective view and a partially enlarged view of a medical instrument 1 (hereinafter, instrument) in Example 1 of the present invention.
器具1は、眼内に挿入された所定のインプラント(例えば後述する眼内レンズ)が備える折り返し部分を引っ掛けて強膜の内部や外部へ牽引するための器具である。器具1は棒状部2、フック部3、ストッパ4を備える。棒状部2は例えば施術者が指で、あるいは鑷子などで把持する部位である。棒状部2の長さや太さは後述する移植手術に適する数値とすればよい。
The
フック部3は、棒状部2の軸方向の端部に配置されて、後述するように例えば眼内レンズのハプティクに形成された折り返し部を引っ掛けて牽引する部位である。フック部3は図2に示すように、湾曲した湾曲部30と端部31とを備えたフック(鉤)形状を有する。フック部3は棒状部2と別体で形成されて後に棒状部2に接合されてもよく、棒状部3と一体に形成される形態でもよい。フック部3は、例えば金属や剛性樹脂のように、後述するような施術内容に適した剛性を有する材質で形成すればよい。ストッパ4は器具1全体の中央付近に何らかの立体形状で形成された部位である。ストッパ4は、器具1の位置を保持するために備えられる。なおストッパ4を備えない形態でもよい。
The
図3は器具1を用いる対象である上述の所定のインプラントの例として眼内レンズを示す図である。図3の眼内レンズ5は主要な構成として、レンズ50と2本のハプティク51とを備える。レンズ50は、正面視で円盤形状であり、中央部の厚さが大きい凸レンズや中央部の厚さが小さい凹レンズとすればよい。ハプティク51はレンズ50を眼内に支持する部位である。ハプティク51は、レンズ50の側縁の2箇所から、視軸(レンズ50の中心軸)に関して対称な1対のループ形状で延設されている。2本のハプティク51には、いずれも先端側に、逆方向に折り返された折り返し部52が形成されている。
FIG. 3 is a view showing an intraocular lens as an example of the above-described predetermined implant which is a target to which the
レンズ50が眼内に配置された状態で、ハプティク51は、例えば強膜に形成された切開創から先端が外部に引き抜かれて、折り返し部52が強膜の外表面に掛止することによってレンズ50を眼内に支持する。あるいは折り返し部52が折りたたまれた状態でハプティク51を強膜に形成された強膜内トンネルの内部に挿入することによって、折り返し部51が同トンネルの内壁に掛止することによってレンズ50を眼内に支持する。
In a state where the
ハプティク51は例えば弾性を有する樹脂などで形成すればよい。それにより、折り返し部52の折れ曲がり部分やハプティック51が有する弾性復元力などによって、折り返し部52が強膜の外側表面や強膜内トンネル内壁に強く掛止することとなって、レンズ50が安定的に支持される。
The haptic 51 may be formed of, for example, an elastic resin. As a result, the folded
図4は器具1によって眼内レンズ5のハプティク51(あるいは折り返し部52)を牽引する様子の例を、眼の組織は省略して視軸方向から見た図である。同図のとおり、両方の折り返し部52に器具1のフック部3を掛けて、それぞれの器具1を棒状部2の方向に牽引する。これにより視軸に関して対称な力が働くので、レンズ50の位置は動かさずに(ただし視軸を中心に回転させながら)、折り返し部52およびハプティク51が互いに逆方向に牽引される。
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of a state in which the haptic 51 (or the folded portion 52) of the
図5、図6は器具1によって眼内レンズ5のハプティク51(あるいは折り返し部52)を牽引する様子の例を、眼の組織とともに横方向から見た断面図であり、図7は移植後の様子の例を示す断面図である。なおこの例では折り返し部52が強膜の外部に引き出される。
5 and 6 are cross-sectional views of an example of a state in which the haptic 51 (or the folded portion 52) of the
図5に至るまでの手順として例えば、眼内レンズ5を、角膜100に形成された切開から、棒状に丸めた状態にして所定のインジェクタ等により、眼内の虹彩102よりも後方に挿入する。そして強膜101における視軸に関して対称な位置に2つの切開創を形成する。切開創の眼内での位置は図5に示すように毛様体皺襞部103よりも前方の毛様溝104の位置でよい。それらの切開創から器具1をフック部3を先頭にして挿入する。
As a procedure up to FIG. 5, for example, the
そして図5に示すようにそれぞれのフック部3で折り返し部52を引っ掛ける。この状態でストッパ4が強膜101の外側表面に当接することにより器具1の位置を保持した状態で適切に施術が行える。
Then, as shown in FIG. 5, the folded
そして上記の図4のように両方の器具1の棒状部2を同時に切開創から引き抜く方向に牽引する。図6のように折り返し部52の全体を強膜101の外部に出したら、折り返し部52からフック部3を外す。これにより図7に示す状態となって、ハプティク51の持つ弾性復元力によって折り返し部51が強膜101の外側表面に押し付けられる。またハプティク51を根元側に引っ張る力が発生すると、折り返し部52が強膜101の外側表面に掛止する。これらの作用によりハプティク51が眼内レンズ5を安定的に眼内に支持する。
Then, as shown in FIG. 4 described above, the rod-
ハプティク51を強膜内トンネルに挿入する場合には、例えば強膜101における視軸に関する対称な2か所に強膜半層弁を形成し、その下層の箇所から、例えば眼球の中心方向へ強膜切開を形成する。さらに、強膜半層弁がくり貫かれた部分の側壁における、強膜表面から例えば強膜厚さのほぼ半分の深さの箇所を入口として、縁部にほぼ平行な方向に、つまり視軸に関する周方向に強膜内トンネルを形成する。強膜内トンネルは適切な長さ(例えば2mmから3mm)で、強膜表面を出口として貫通するように形成すればよい。
When inserting the haptic 51 into the intrascleral tunnel, for example, a scleral half-layer valve is formed at two symmetrical points with respect to the visual axis in the
そして2本の器具1を強膜内トンネルを通じて眼内に挿入し、上記と同様に2本の器具1のフック部3を折り返し部52に掛けて牽引する。これにより折り返し部52が折り畳まれた状態となって強膜内トンネルの内部へ挿入される。折り返し部52の全体が強膜内トンネルに挿入されたら、折り返し部52からフック部3を外す。以上により折り返し部52が弾性復元力でトンネルの内壁を押圧することとなって、ハプティク51を根元側に引き抜く力が発生しても、それに抵抗して眼内レンズ5が確実に支持されることとなる。
Then, the two
フック部3は以上のような施術内容に適した剛性を有するように形成すればよい。すなわちフック部3は、折り返し部52を強膜の内部または外部まで牽引する際にフック形状が変形しない程度の剛性を有するようにすればよい。これにより、折り返し部52を強膜の内部または外部まで牽引する途中で折り返し部52が脱落して施術に支障をきたすおそれが回避される。なお従来文献(例えば特開平07−194643号公報、実用新案登録第3115747号公報)には、虹彩を牽引するフック形状を有する器具が開示されているが、これらは、虹彩を牽引する点、および強膜の内部や外部まで牽引しない点で本願と異なるのみでなく、剛性の点でも異なる。すなわちこれらの器具ではフック形状の部分は可撓性を有しており、術後に眼外に引き出す際にフック形状が真っ直ぐな形状に変形するようにされている。
What is necessary is just to form the
本発明は上記実施例1の形態には限定されない。図8、図9には別の形態が示されている。図8、図9の器具1a、1bは眼内レンズ5のハプティク51を毛様体扁平部から眼外へ牽引する場合に用いられる器具である。
The present invention is not limited to the form of the first embodiment. FIG. 8 and FIG. 9 show another embodiment. The
図8に示された実施例2の器具1aでは、ストッパ4からフック部3までが湾曲した棒形状で延設された湾曲延設部6とされている。図9に示された実施例3の器具1bでは、ストッパ4からフック部3までが1箇所で屈曲した棒形状で延設された屈曲延設部7とされている。湾曲延設部6や屈曲延設部7の長さ(すなわちフック部3からストッパ4までの長さ)は後述の施術に適するように設定すればよい。なお図9の例では屈曲延設部7は1箇所で屈曲しているが、これに限定されず何箇所で屈曲していてもよい。
In the
図10および図11は、器具1aあるいは1bを用いて眼内レンズ5のハプティク51(あるいは折り返し部52)を、毛様体扁平部105を通じて強膜101の外部へ牽引する様子の例を示す断面図である。図10は移植途中の様子の例を示し、図11は移植後の様子の例を示している。この例では、強膜101における毛様体扁平部105の外側に当たる領域に視軸に関して対称な2箇所に切開創を形成する。そして、その切開創を通じて2本の器具1a(または1b)を、フック部3側を先頭にして眼内に挿入する。
10 and 11 are cross-sectional views showing an example of a state in which the haptic 51 (or the folded portion 52) of the
眼内レンズ5も上記例のように例えば角膜100に形成された切開創を通じて眼内へ挿入する。こうして眼内に眼内レンズ5と2本の器具1a(または1b)のフック部3とが挿入されたところで、2つのフック部3それぞれによって眼内レンズ5の2本のハプティク51の折り返し部52を引っ掛ける。その際、図10に示すように眼内レンズ5は虹彩102に比較的近い位置、例えば毛様体皺襞部103によって周方向から囲まれる空間(内方空間)に置いて、毛様体扁平部105から挿入された器具1a(または1b)のフック部3を折り返し部52まで届かせるようにすればよい。
The
これにより、施術者に近い位置でフック部3を折り返し部52に引っ掛ける処理が行える。図10の状態でストッパ4が強膜101の外側表面に当接する。また湾曲延設部6や屈曲延設部7は、ストッパ4が強膜における毛様体扁平部の外側に位置する場合に、フック部3が毛様体皺襞部105の内方空間に位置するようにフック部3まで延設される。また湾曲延設部6や屈曲延設部7の剛性を(例えば剛性樹脂や金属などを材質として用いることにより)、図10から図11への作業中に湾曲延設部6や屈曲延設部7の形状が変化しない程度の剛性とすれば、折り返し部52へフック部3を引っ掛ける作業が施術者に近い場所で行えるなどの点で好適である。
Thereby, the process which hooks the
図10の状態で2本の器具1a(または1b)を眼外方向へ牽引する。牽引の結果折り返し部52の全体が眼外へ引き出されたら、フック部3を折り返し部52から外す。これにより図11に示す状態となって、ハプティク51の持つ弾性復元力によって折り返し部51が強膜101の外側表面に押し付けられ、折り返し部52が強膜101外側表面に掛止して、眼内レンズ5が眼内に支持される。
In the state of FIG. 10, the two
以上のように本発明は、折り返し部52を毛様体扁平部105から外に出すかたちの施術にも適応できる。実施例2、3では、眼内レンズ5のハプティク51の長さも図11の状態に適する長さに設定しておけばよい。なお図11は折り返し部52を強膜101の外側表面まで引き抜く形態だが、これを上述のような強膜101(内トンネル)の内部へ引き込む形態に変更してもよい。
As described above, the present invention can also be applied to a treatment in which the folded
上記実施例は特許請求の範囲に記載された趣旨の範囲内で変更してよい。例えば器具1を用いる対象は眼内レンズ5に限定されず、脚状部の部位を備えて眼内に移植されるインプラントであって、その脚形状の先端に屈曲部を有するものであればよい。
The above embodiments may be modified within the scope of the spirit described in the claims. For example, the target using the
1 器具(医療用器具)
2 棒状部(把持部)
3 フック部
5 眼内レンズ
6 湾曲延設部(延設部)
7 屈曲延設部(延設部)
51 ハプティク(支持部)
52 折り返し部(屈曲部)
1 device (medical device)
2 Bar-shaped part (gripping part)
3 hook
7 Bending extension (extension part)
51 Haptic (supporting part)
52 Folding part (bending part)
上記課題を解決するために、本発明に係る医療用器具は、所定のインプラントが有する支持部の先端の屈曲部を引っ掛けて牽引する医療用器具であって、施術者が把持する把持部と、前記把持部の端部に配置され、眼の強膜に形成された切開創から挿入されて、眼内に配置された前記屈曲部を引っ掛けて、前記切開創を通じて前記屈曲部を強膜の内部または外部まで牽引するフック形状を有するフック部と、を備えたことを特徴とする。この発明によれば、インプラントの支持部の屈曲部を牽引するという簡易な作業によって、強膜の内部や外部で支持されるインプラントの移植作業が従来よりも容易に行える。 In order to solve the above-mentioned problem, a medical instrument according to the present invention is a medical instrument that hooks and pulls a bent portion at a tip of a support part of a predetermined implant , and a gripping part that a practitioner grips, disposed at the end of the grip portion, the interior of which is inserted from the incision formed in the sclera of the eye, hooking the bent portion disposed in the eye, the sclera of the bent portion through the incision Or a hook portion having a hook shape to be pulled to the outside. According to the present invention, the implanting operation of the implant supported inside or outside of the sclera can be performed more easily than before by a simple operation of pulling the bent portion of the support portion of the implant.
Claims (4)
その把持部の端部に配置され、眼の強膜に形成された切開創から挿入されて、眼内に配置された所定のインプラントが有する支持部の先端の屈曲部を引っ掛けて、前記切開創を通じて前記屈曲部を強膜の内部または外部まで牽引するフック形状を有するフック部と、
を備えたことを特徴とする医療用器具。 A grasping part grasped by the practitioner;
The incision wound is placed at the end of the gripping part, inserted from an incision formed in the sclera of the eye, and hooked at the bent portion at the tip of the support part of a predetermined implant disposed in the eye. A hook portion having a hook shape that pulls the bent portion to the inside or outside of the sclera,
A medical instrument characterized by comprising:
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