JP2017022732A - 基地局装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた通信速度を有する無線通信システムを提供する。
【解決手段】第1の基地局装置と移動局装置とがプライマリーコンポーネントキャリアを用いて通信しているときに、移動局装置と同時に通信する第2の基地局装置3cであって、第2の基地局装置は、第2の基地局装置と移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定するCA通信拒否判定部32cと、CA通信拒否判定部32cの判定結果に基づいて、第2の基地局装置と移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、第1の基地局装置に送信するネットワーク通信部305と、を備える。ネットワーク通信部305は、第1の基地局装置が第1のメッセージに基づいて送信する第2のメッセージを受信する。
【選択図】図18

Description

本発明は、基地局装置および制御方法に関する。
3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト;3rd Generation Partnership Project)では、現在、LTE−A(エルティーイーエー、ロングタームエボリューションアドバンス;Long Term Evolution−Advanced)の仕様検討が行われている。LTE−Aでは、LTEよりも高速の通信を実現することが要求されている。このため、LTE−Aでは、LTEよりも広帯域(LTEの20MHzの帯域幅を越え、100MHzまでの帯域幅)をサポートすることが決まっている。
LTE−Aでは、LTEとの互換性を可能な限り維持する目的から、キャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)技術が採用されている。CA技術では、通信装置は、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)と呼ばれる帯域幅20MHzまでの周波数帯域(CC)を複数同時に利用して通信を行う。これにより、通信装置は、最大100MHzの帯域幅の帯域を確保でき、この帯域を利用して、高速かつ大容量の通信を実現できる(非特許文献1の5.5章 参照)。
CA技術には、CCが利用する周波数帯域(周波数バンド)の利用方法により、3つの方式が存在する。
(1)同周波数帯域(周波数バンド)で、連続した周波数帯を利用する(Inter−band Contiguous CA)。
(2)同周波数帯域(周波数バンド)で、分散した周波数帯を利用する(Inter−band Non−Contiguous CA)。
(3)異なる周波数帯域(周波数バンド)の周波数帯を利用する(Inter−band Non−Contiguous CA)。
従来から検討されているCA技術は、移動局装置と一つのマクロセル基地局装置との間についてのものである。CA技術では、移動局装置からのPUCCH(物理上り制御チャネル;Physical Uplink Control Channel)を、一つのCCを用いて送信する。
CA技術では、PUCCHを送信するCCをPCC(Primary Component Carrier)とし、PUCCHを送信しないCCをSCC(Secondary Component Carrier)としている。
従来のマルチキャリア通信では、PCC/SCCの概念がなく、2つの周波数帯域で、同じ信号を独立して利用することができた。また、新たな周波数帯域(周波数バンド)を追加する場合は、その追加する周波数帯域を使ってPRACH送信を行い、同期をとって、接続処理をし、周波数帯域を追加できた。
CA技術を用いた通信では、接続処理ができるのは第1のCCであるPCCだけに限られている(非特許文献1の7.5章 参照)。
従来のCA技術では、移動局装置は、単一の基地局装置のPCCとSCCを用いて通信を行っていた。従って、SCCを切断するためには、移動局装置は、PCCを用いて、基地局装置に対して、SCCの切断要求通知を送信する。基地局装置は、自装置が受信した切断要求通知に基づいて、自装置でのSCCを用いた通信を切断することができた。
3GPP TS 36.300V11.0.0 (2011−12)
しかしながら、非特許文献1に記載の無線通信システムにあっては、PCCとSCCを用いて通信するのは同じ基地局装置であるため、CA技術を用いて通信できるCCの数は、1つの基地局装置が通信可能なCC数に限定されてしまい、十分な通信速度が得られないことがあるという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたもので、その目的は、優れた通信速度を有する基地局装置および制御方法を提供することにある。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、第1の基地局装置と移動局装置とがプライマリーコンポーネントキャリアを用いて通信しているときに、前記移動局装置と同時に通信する第2の基地局装置であって、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第1の基地局装置に送信する通信部と、を備え、前記通信部は、前記第1の基地局装置が前記第1のメッセージに基づいて送信する第2のメッセージを受信することを特徴とする。
(2)また、本発明の一態様は、(1)に記載の基地局装置であって、前記判定部は、セルトラフィック量、ユーザ数、無線通信品質、通信制限の少なくともいずれか一つの情報に基づいて、前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定することを特徴とする。
(3)また、本発明の一態様は、(1)または(2)に記載の基地局装置であって、前記第2の基地局装置は、前記第1の基地局装置とX2インターフェースで接続されていることを特徴とする。
(4)また、本発明の一態様は、第2の基地局装置と移動局装置とが通信しているときに、前記移動局装置とプライマリーコンポーネントキャリアを用いて同時に通信する第1の基地局装置であって、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第2の基地局装置から受信する通信部を備え、前記通信部は、受信した前記第1のメッセージに基づいて、第2のメッセージを前記第2の基地局装置に対して送信し、前記第2のメッセージを送信した後に、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第3のメッセージを前記移動局装置に対して送信することを特徴とする。
(5)また、本発明の一態様は、(4)に記載の基地局装置であって、前記第1の基地局装置は、前記第2の基地局装置とX2インターフェースで接続されていることを特徴とする。
(6)また、本発明の一態様は、第1の基地局装置と移動局装置とがプライマリーコンポーネントキャリアを用いて通信しているときに、前記移動局装置と同時に通信する第2の基地局装置の制御方法であって、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定する第1のステップと、前記判定の結果に基づいて、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第1の基地局装置に送信する第2のステップと、第1の基地局装置が前記第1のメッセージに基づいて送信する第2のメッセージを受信する第3のステップと、を有することを特徴とする。
(7)また、本発明の一態様は、第2の基地局装置と移動局装置とが通信しているときに、前記移動局装置とプライマリーコンポーネントキャリアを用いて同時に通信する第1の基地局装置の制御方法であって、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第2の基地局装置から受信する第1のステップと、受信した前記第1のメッセージに基づいて、第2のメッセージを前記第2の基地局装置に対して送信する第2のステップと、前記第2のメッセージを送信した後に、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第3のメッセージを前記移動局装置に対して送信する第3ステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
本発明の第1の実施形態、係る無線通信システムの構成の一例を示す概念図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーション技術を利用した通信の一例を示す概念図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーション技術を利用した通信の切断の一例を示す概念図である。 本実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す概念図である。 本実施形態に係る移動局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第1の基地局装置(マクロセル基地局装置)の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーション通信判定部の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第2の基地局装置(HeNB基地局装置)の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る移動局装置、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態に係る移動局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第1の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第2の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る移動局装置、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態に係る第1の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第2の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る移動局装置、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。 本実施形態に係る第1の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る第2の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーション通信拒否判定部の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る移動局装置、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。 本発明の第5の実施形態、および第6の実施形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す概念図である。 本発明の第5の実施形態に係るキャリアアグリゲーション技術を利用した通信の一例を示す概念図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーションを利用した通信に用いるコンポーネントキャリアを切断する一例を示す概念図である。 本実施形態に係る第1の基地局装置の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係るキャリアアグリゲーション通信切断決定部の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る切断対象コンポーネントキャリア決定部の構成の一例を示す概略ブロック図である。 本実施形態に係る移動局装置、および3つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。 本実施形態に係る移動局装置、および3つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を示すシーケンス図である。
(第1の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第1の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る無線通信システムS1の構成の一例を示す概念図である。
無線通信システムS1は、移動局装置1、マクロセル基地局装置(第1の基地局装置)2−1、マクロセル基地局装置2−2、HeNB(Home eNodeB)基地局装置(第2の基地局装置)3−1、HeNB基地局装置3−2、およびHeNB基地局装置3−3を含んで構成される。
マクロセル基地局装置2−1、およびマクロセル基地局装置2−2は、それぞれセルCE1−1、CE1−2を通信範囲としている。セルCE1−1、セルCE1−2は、各々のセルが互いに重複する部分を含んでいる。HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2、およびHeNB基地局装置3−3は、それぞれセルCE2−1、CE2−2、およびCE2−3を通信範囲としている。セルCE2−1、セルCE2−2、セルCE2−3は、セルCE1−1の通信範囲に含まれている。
マクロセル基地局装置2−1と、HeNB基地局装置3−1とは、それぞれ1つの周波数帯域を用いて移動局装置1と通信する。これらの周波数帯域各々は、コンポーネントキャリア(CC)ともいい、その帯域幅の最大は20MHzである。また、マクロセル基地局装置2−1、およびHeNB基地局装置3−1が用いる周波数帯域(CC)は、互いに異なる。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1の第1のCC、およびHeNB基地局装置3−1の第2のCCを用いてキャリアアグリゲーション(CA)技術を利用して通信をしている。なお、以下では、マクロセル基地局装置2−1の第1のCCをプライマリーコンポーネントキャリア(PCC)とし、HeNB基地局装置3−1の第2のコンポーネントキャリアをセカンダリーコンポーネントキャリア(SCC)とする。移動局装置1は、そのPCCおよびSCCを利用して、CA技術を利用した通信をするものとして説明する。ここで、PCCは、PUCCHを送信するCCであり、SCCは、PUCCHを送信しないCCである。また、CA技術を利用した通信を、以下では、CA通信とも称する。
また、以下の説明において、符号を付けずに移動局装置と記載することがあるが、これは移動局装置1に限定されず、その他の移動局装置を含んでいることを表す。符号を付さない基地局装置も同様に、マクロセル基地局装置2−1、マクロセル基地局装置2−2、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2、およびHeNB基地局装置3−3に限定されず、その他の基地局装置を含んでいることを表す。また、マクロセル基地局装置2−1、マクロセル基地局装置2−2をマクロセル基地局装置2と総称することがあり、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2、HeNB基地局装置3−3をHeNB基地局装置3と総称することがある。
図2は本発明の第1の実施形態に係るCA通信の一例を示す概念図である。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1のCCおよびHeNB基地局装置3−1のCCを利用して、CA通信を行っている。図2において、移動局装置1は、周波数帯域F1a、F2aを用いてマクロセル基地局装置2−1、およびHeNB基地局装置3−1と通信している。マクロセル基地局装置2−1は、周波数帯域F1を用いて移動局装置1と通信している。周波数帯域F1、F1aは、同一の周波数帯域である。HeNB基地局装置3−1は、周波数帯域F2を用いて移動局装置1と通信する。周波数帯域F2、F2aは、同一の周波数帯域である。ここで、移動局装置1は、周波数帯域F1aをPCC、周波数帯域F2aをSCCとしてCA通信に利用する。
図3は、マクロセル基地局装置2−1から移動局装置1へのSCC切断要求に対し、移動局装置1がSCC切断処理を行ったときの一例を示す図である。
移動局装置1は、のマクロセル基地局装置2−1、HeNB基地局装置3−1と通信する。ここで、移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1に対して、周波数帯域F2aのSCC切断処理を行う。具体的には、マクロセル基地局装置2−1は、CA通信を行うか否かを判定する。CA通信を行わないと判断した場合、もしくはSCCを切断すべきであると判定した場合、マクロセル基地局装置2−1は、移動局装置1にSCC切断要求を送信する。移動局装置1は、該SCC切断要求を受信すると、SCCを切断する。これにより、移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1とPCCを利用して、通信する。
図4は、本実施形態に係る無線通信システムS2の構成の一例を示す概念図である。
無線通信システムS2は、移動局装置1、マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3、およびコアネットワーク交換機4を含んで構成される。なお、HeNB−GW(Home eNodeB Gateway)に複数のHeNB基地局装置が接続してもよい。
マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3は、それぞれセルCE1−1、CE2−1を通信範囲としている。ここでセルCE2−1は、セルCE1−1の通信範囲に含まれる。マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3は、それぞれ一つのCCを用いて移動局装置1と通信する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3と無線通信する。なお、移動局装置1は、例えば、マクロセル基地局装置2のCCとHeNB基地局装置3のCCのように、複数の基地局装置のCCを利用してCA通信する。
マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3は、それぞれコアネットワーク交換機4に光回線または、固定電話回線などのネットワークを介して接続されている。
図5は、本実施形態に係る移動局装置1の構成の一例を示す概略ブロック図である。
移動局装置1は、送受信アンテナ100、無線部101、CA通信情報記憶部102、送受信部103、基本機能部104、およびSCC切断処理部105を含んで構成される。また、移動局装置1は、その他、移動局装置の一般的な公知の機能を備える。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2、およびHeNB基地局装置3と無線通信する。
無線部101は、送受信アンテナ100から受信した信号をダウンコンバートし、送受信部103へ出力する。また無線部101は、送受信部103から入力された信号をアップコンバートし、送受信アンテナ100を介して送信する。
CA通信情報記憶部102は、CA通信情報を記憶する。ここで、CA通信情報とは、例えば、各基地局装置のID、移動局装置のID、各基地局装置のセルID、各々のCCの周波数帯域、帯域幅などの情報のことである。
送受信部103は、基本機能部104およびSCC切断処理部105から入力された通信情報を変調する。ここで、通信情報とは、例えば、通話などの音声通信に関する情報や画像およびテキスト通信に関する情報のことである。送受信部103は、CA通信情報記憶部102が記憶するCA通信情報を読み出して、変調した通信情報を、無線リソース(時間、周波数)にマッピングし、無線部101に出力する。
送受信部103は、CA通信情報記憶部102が記憶するCA通信情報を読み出して、無線部101から入力された通信信号を、無線リソースにデマッピングする。送受信部103は、デマッピングした通信信号を復調する。送受信部103は復調した通信信号を、基本機能部104に出力する。
送受信部103は、SCCの切断に関する制御情報をSCC切断処理部105に出力する。
基本機能部104は、音声通信、画像およびテキスト通信などに対して、通話や画像およびテキストの表示などを行う。ここで、基本機能部104は、例えば、マイクロフォン、スピーカー、ディスプレイ、入力キー、タッチパネルなどのユーザへの情報の提示およびユーザからの情報の入力を行うための機能を有する。
CA通信情報記憶部102は、送受信部103から入力された通信情報に基づき、基地局装置のID、各CCの周波数バンド、帯域幅などのCA情報を記憶する。SCC切断処理部105は、マクロセル基地局装置2からSCC切断要求受信すると、SCCの切断処理を行う。
具体的には、マクロセル基地局装置2からSCC切断要求を受信すると、SCC切断要求の中に含まれる切断対象のHeNB基地局装置3のID、セルID、周波数帯域、帯域幅などの情報を用いて、CA通信情報記憶部102からCA通信情報を読み出し、切断対象のHeNB基地局装置3のID、セルID、周波数帯域、帯域幅などの情報を削除し、CA通信情報記憶部102のCA通信情報を更新する。
図6は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2の構成の一例を示す概略ブロック図である。
マクロセル基地局装置2は、送受信アンテナ200、無線部201、データ通信部202、送受信部203、CA通信情報記憶部204、SCC切断要求部205、SCC切断準備要求部206、切断準備要求処理部207、ネットワーク通信部208、およびCA通信判定部21を含んで構成される。また、マクロセル基地局装置2は、その他、基地局装置の一般的な公知の機能を備える。
無線部201は送受信アンテナ200から受信した信号をダウンコンバートし、送受信部203へ出力する。また、無線部201は、送受信部203から入力された信号をアップコンバートし、送受信アンテナ200を介して送信する。
データ通信部202は、各々の基地局装置とデータ通信を行う。データ通信部202は、移動局装置1とデータ通信を行う。
送受信部203は、データ通信部202から入力された通信情報を変調する。送受信部203は、CA通信情報記憶部204からCA通信情報を読み出して、変調した通信情報を、無線リソースにマッピングする。送受信部203は、マッピングした通信信号を無線部201に出力する。
送受信部203は、CA通信情報記憶部204が記憶するCA通信情報を読み出して、無線部201から入力された通信信号を、無線リソースにデマッピングする。送受信部203は、デマッピングした通信信号を復調する。送受信部203は復調した通信信号を、データ通信部202に出力する。
送受信部203は、SCCの切断に関する制御情報をCA通信判定部21に出力する。
CA通信情報記憶部204は、CA通信情報を記憶する。
CA通信判定部21は、例えば、移動局装置1とマクロセル基地局装置2、移動局装置1とHeNB基地局装置3の通信量を測定する。ここで、通信量とは、例えば、移動局装置と基地局装置との上り/下り通信データ量、各基地局装置のセルトラフィック量、通信に使用している呼種(通信ベアラ)、通信制限などに関する情報である。CA通信判定部21は、通信量の測定結果が閾値以下であるか否かを判定する。通信量の測定結果が閾値以下である場合、CA通信判定部21は、CA通信の切断を決定する。CA通信判定部21の動作についての説明は後述する。
切断準備要求部206は、CA通信判定部21の判定結果によって、SCC切断準備要求を生成し、ネットワーク通信部208を介してHeNB基地局装置3に送信する。切断準備要求処理部207は、HeNB基地局装置3からネットワーク通信部208を介して、切断準備要求に対する切断準備ACKを受信する。切断準備要求処理部207は、HeNB基地局装置3から切断準備ACKを受信すると、SCC切断要求部205に切断要求を作成させる指示を出す。
SCC切断要求部205は、CA通信情報記憶部204からCA通信情報を読み出し、SCC切断要求を生成する。SCC切断要求部205は、読み出したCA通信情報と、生成したSCC切断要求と、を移動局装置1に送信する。SCC切断要求部205は、切断するHeNB基地局装置3のCA通信情報をCA通信情報記憶部204から削除する。
図7は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2におけるCA通信判定部21の構成の一例を示す概略ブロック図である。
CA通信判定部21は、閾値記憶部211、呼種記憶部212、アプリケーション使用量記憶部213、セルトラフィック量検出部214、データ量検出部215、呼種判定部216、およびアプリケーション使用量判定部217を含んで構成される。
閾値記憶部211は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量に関する閾値、マクロセル基地局装置2のセルトラフィック量に関する閾値、移動局装置1へ送信すべき下りデータ量に関する閾値、移動局装置1から送信される上りデータ量に関する閾値を記憶している。呼種記憶部212は、呼種に関する情報を記憶している。アプリケーション使用量記憶部213は、アプリケーション使用量に関する情報を記憶している。
セルトラフィック量検出部214は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量に関する閾値を閾値記憶部211から読み出す。セルトラフィック量検出部214は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量が閾値以上か否かを判定する。HeNB基地局装置3のセルトラフィック量が閾値以上である場合、すなわち、HeNB基地局装置3がビジー状態である場合、セルトラフィック量検出部214は、CA通信の切断を決定する。セルトラフィック量検出部214は、マクロセル基地局装置2のセルトラフィック量に関する閾値を閾値記憶部211から読み出す。セルトラフィック量検出部214は、マクロセル基地局装置2のセルトラフィック量が閾値以下か否かを判定する。マクロセル基地局装置2のセルトラフィック量が閾値以下である場合、例えば、マクロセル基地局装置2がビジー状態でない場合、セルトラフィック量検出部214は、CA通信の切断を決定する。セルトラフィック量検出部214は、セルトラフィック量に関する判定結果を切断準備要求部206に出力する。
ここで、セルトラフィック量検出部214は、マクロセル基地局装置2のセルトラフィック量が閾値以下である場合、もしくはHeNB基地局装置3のセルトラフィック量が閾値以上である場合の少なくともどちらか一方に該当する場合、CA通信の切断を決定する。
データ量検出部215は、移動局装置1へ送信すべき下りデータ量に関する閾値を閾値記憶部211から読み出す。データ量検出部215は、下りデータ量が閾値以下か否かを判定する。移動局装置1へ送信すべき下りデータ量、例えば、マクロセル基地局装置2のバッファに蓄積されている移動局装置1向けのデータ量が閾値以下である場合、データ量検出部215は、CA通信の切断を決定する。データ量検出部215は、移動局装置1から送信される上りデータ量に関する閾値を閾値記憶部211から読み出す。
データ量検出部215は、移動局装置1から送信される上りデータ量が閾値以下か否かを判定する。移動局装置1から送信される上りデータ量、例えば、移動局装置1から通知される移動局装置1のバッファに蓄積されているデータ量が閾値以下である場合、データ量検出部215は、CA通信の切断を決定する。データ量検出部215は、データ量に関する判定結果を切断準備要求部206に出力する。
ここで、データ量検出部215は、下りデータ量が閾値以下である場合、もしくは上りデータ量が閾値以下である場合の少なくともどちらか一方に該当する場合、CA通信の切断を決定する。あるいは、両方に該当する場合、CA通信の切断を決定する。また、例えば、下りデータ量が閾値以上であるが、上りデータ量が閾値以下である場合には、上りで使用しているSCCのみの切断を決定してもよい。
呼種判定部216は、通信中の呼種に関する情報を呼種記憶部212から読み出す。呼種判定部216は、通信中の呼種の変化に対してCA通信を切断するか否かを判定する。例えば、大容量の呼種から小容量の呼種に切り替わった場合、呼種判定部216は、CA通信を切断すると判定する。すなわち、呼種判定部216は、通信接続時に基地局装置から移動局装置にどの呼種で通信接続を行うかを指示する。このため、移動局装置と基地局装置が通信を開始したときに、呼種記憶部212は、呼種を呼種記憶部212に記憶させる。呼種判定部216は、判定結果を切断準備要求部206に出力する。
アプリケーション使用量判定部217は、アプリケーション使用量記憶部213から使用しているアプリケーションの数を読み出す。アプリケーション使用量判定部217は、使用中のアプリケーション数に応じCA通信を切断するか否かを判定する。例えば、複数のアプリケーションを同時に使用中から1つのアプリケーションの使用を中断した場合、アプリケーション使用量判定部217はCA通信を切断すると判定する。
具体的には、移動局装置1にインストールされているアプリケーション、例えば、ファイル交換アプリケーションでファイルをダウンロード中に、別のゲームアプリケーションなどを使用するような2つのアプリケーションを使用している。このとき、ゲームアプリケーションを終了または、使用を中断した場合、CA通信を切断すると判定する。
アプリケーション使用量判定部217は、変化したアプリケーション数をアプリケーション使用量記憶部213に記憶する。アプリケーション使用量判定部217は、判定結果を切断準備要求部206へ出力する。
なお、本実施形態では、セルトラフィック量検出部214、データ量検出部215、呼種判定部216、アプリケーション使用量判定部217の少なくともいずれかの1つの判定に該当する場合、CA通信の切断を決定しているが、他の条件、例えば、通信環境に関する情報や無線通信品質、ビットレートなどを用いてもよい。ここで、通信環境に関する情報とは、例えば、CC毎のビット誤り率やパケット誤り率、スループットなどの情報である。また、SCCを切断すると記載しているが非活性化することでもよい。
図8は、本実施形態に係るHeNB基地局装置3の構成の一例を示す概略ブロック図である。
HeNB基地局装置3は、送受信アンテナ300、無線部301、データ通信部302、送受信部303、切断準備要求処理部304、およびネットワーク通信部305を含んで構成される。また、HeNB基地局装置3は、その他、基地局装置の一般的な公知の機能を備える。
無線部301は送受信アンテナ300から受信した信号をダウンコンバートし、送受信部303へ出力する。また、無線部301は、送受信部303から入力された信号をアップコンバートし、送受信アンテナ300を介して送信する。
データ通信部302は、各々の基地局装置とデータ通信を行う。データ通信部302は、移動局装置1とデータ通信を行う。
送受信部303は、データ通信部302から入力された通信情報を変調する。送受信部303は、予め決められた周波数帯域(例えば、CC)の割り当てを用いて、無線リソースにマッピングする。送受信部303は、マッピングした通信信号を無線部301に出力する。
送受信部303は、予め決められた周波数帯域(例えば、CC)の割り当てを用いて、無線部301から入力された通信信号を、無線リソースにデマッピングする。送受信部303は、デマッピングした通信信号を復調する。送受信部303は復調した通信信号を、データ通信部302に出力する。
切断準備要求処理部304は、ネットワーク通信部305を介し、マクロセル基地局装置2から切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行う。切断準備要求処理部304は、ネットワーク通信部305を介し、マクロセル基地局装置2に対し、切断準備ACKを送信する。なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2とHeNB基地局装置3との間の通信はコアネットワーク交換機4、すなわちS1インターフェース経由でネットワーク通信を行っているが、マクロセル基地局装置2とHeNB基地局装置3との間で直接通信可能なX2インターフェース経由でネットワーク通信を行ってもよい。
図9は、本実施形態に係る移動局装置1、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2とHeNB基地局装置3との間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3と移動局装置1との間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2との通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3との通信に用いるSCC(周波数帯域B)とを用いてCA通信を行っている(ST101)。
マクロセル基地局装置2のCA通信判定部21が通信量に関する情報の測定結果からCA通信の切断を決定する(ST102)。
マクロセル基地局装置2の切断準備要求部206は、CA通信判定部21がCA通信の切断を決定すると、HeNB基地局装置3に切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3の切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2から切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行い、マクロセル基地局装置2に切断準備ACKを送信する(ST104)。
マクロセル基地局装置2のSCC切断要求部205は、HeNB基地局装置3から受信した切断準備ACKに基づき、移動局装置1にSCC切断要求を送信する(ST105)。
移動局装置1のSCC切断処理部105は、マクロセル基地局装置2から切断要求を受信すると、HeNB基地局装置3との通信を切断する(ST106)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2とPCCを用いて通信を行う(ST107)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2と、HeNB基地局装置3と、マクロセル基地局装置2と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、HeNB基地局装置3と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置1と、を具備する無線通信システムである。マクロセル基地局装置2の切断準備要求部は、第2のコンポーネントキャリアの切断準備要求を、HeNB基地局装置3に送信する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2が主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3がSCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3が主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、他のHeNB基地局装置を主導基地局装置としてPCCを利用し、HeNB基地局装置3がSCCを利用してもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
(第2の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第2の実施形態について詳しく説明する。
本発明の第2の実施形態におけるCA通信の一例は図2、および図3と同様であるので説明は省略する。また、本実施形態における無線通信システムS2は、図4における無線通信システムS2と同様であるので説明は省略する。
図10は、本実施形態に係る移動局装置1aの構成の一例を示す概略ブロック図である。
移動局装置1aと第1の実施形態における移動局装置1とを比較すると、切断処理通知部106aが異なる。そのほかの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。移動局装置1aは、マクロセル基地局装置2a、およびHeNB基地局装置3aと無線通信を行う。
切断処理通知部106aは、HeNB基地局装置3aから切断要求を受信すると、SCCの切断処理を行う。具体的には、移動局装置1aは、HeNB基地局装置3aからSCC切断要求を受信すると、SCC切断要求の中に含まれる切断対象のHeNB基地局装置3aのID、セルID、周波数帯域、帯域幅などの情報を用いて、CA通信情報記憶部102からCA通信情報を読み出し、切断対象のHeNB基地局装置3のID、セルID、周波数帯域、帯域幅などの情報を削除し、CA通信情報記憶部102のCA通信情報を更新する。切断処理通知部106aは、マクロセル基地局装置2aにSCC切断処理通知を送信する。
図11は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2aの構成の一例を示す概略ブロック図である。
マクロセル基地局装置2aと、第1の実施形態におけるマクロセル基地局装置2とを比較すると、切断処理通知処理部209aが異なる。そのほかの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
切断処理通知処理部209aは、移動局装置1aから受信した切断処理通知に基づき、SCCを切断する通知が移動局装置1a、HeNB基地局装置3aに周知できたと判定し、移動局装置1aに切断処理ACKを送信する。
図12は、本実施形態に係るHeNB基地局装置3aの構成の一例を示す概略ブロック図である。
HeNB基地局装置3aと、HeNB基地局装置3とを比較すると、SCC切断要求部306aが異なる。そのほかの構成は、第1の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
SCC切断要求部306aは、マクロセル基地局装置2aから受信した切断準備要求に基づき、SCCの切断準備を行い、移動局装置1aにSCC切断要求を送信する。
図13は、本実施形態に係る移動局装置1a、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2aとHeNB基地局装置3aとの間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2a、HeNB基地局装置3aと移動局装置1aとの間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1aは、マクロセル基地局装置2aとの通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3aとの通信に用いるSCC(周波数帯域B)とを用いてCA通信を行っている(ST101)。
マクロセル基地局装置2aのCA通信判定部21が通信量に関する情報の測定結果から、CA通信の切断を決定する(ST102)。
マクロセル基地局装置2aの切断準備要求部206は、CA通信判定部21がCA通信の切断を決定すると、HeNB基地局装置3aに切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3aの切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2aから切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行い、マクロセル基地局装置2aに切断準備ACKを送信する(ST104)。
HeNB基地局装置3aのSCC切断要求部306aは、マクロセル基地局装置2aから切断準備要求を受信すると、移動局装置1aにSCC切断要求を送信する(ST105)。
移動局装置1aの切断処理通知部106aは、HeNB基地局装置3aからSCC切断要求を受信すると、SCCの切断処理を行う。移動局装置1aの切断処理通知部106aは、マクロセル基地局装置2aに切断処理する通知を送信するためにSCC切断処理通知を作成する。移動局装置1aの切断処理通知部106aは、マクロセル基地局装置2aにSCC切断処理通知を送信する(ST108)。
マクロセル基地局装置2aのSCC切断処理通知処理部209aは、移動局装置1aからSCC切断処理通知を受信すると、移動局装置1aに切断処理ACKを送信する(ST109)。
移動局装置1aの切断処理通知部106aは、マクロセル基地局装置2aから切断処理ACKを受信すると、SCCの切断処理を行い、HeNB基地局装置3aとの通信を切断する(ST106)。
移動局装置1aは、マクロセル基地局装置2aと通信を行う(ST107)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2aと、HeNB基地局装置3aと、マクロセル基地局装置2aおよびHeNB基地局装置3aと通信する移動局装置1aと、を具備する無線通信システムである。移動局装置1aは、マクロセル基地局装置2aとの通信に用いる第1のCCと、HeNB基地局装置3aとの通信に用いる第2のCCと、を用いてCA技術を利用して通信を行っている。切断準備要求部206は、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から第2のCCを切断する準備をさせる切断準備要求を、HeNB基地局装置3aに送信する。
HeNB基地局装置3aは、マクロセル基地局装置2aから送信された第2のCCの切断準備要求を受信すると、第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1aに送信する。すなわち、SCC切断要求部306aは切断準備要求に基づいて、前記第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1aに送信する。移動局装置1aは、HeNB基地局装置3aから送信された第2のCCの切断要求を受信すると、第2のCCの切断する通知を、マクロセル基地局装置2aに送信する。移動局装置1aは、切断要求を受信すると、CA技術を利用して通信を行っているCCの中から第2のCCを切断する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2aが主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3aがSCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3aが主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、他のHeNB基地局装置を主導基地局装置としてPCCを利用し、HeNB基地局装置3aがSCCを利用してもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
(第3の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第3の実施形態について詳しく説明する。
本発明の第3の実施形態におけるCA通信の一例は図2、および図3と同様であるので説明は省略する。また、本実施形態における無線通信システムS2は、図4における無線通信システムS2と同様であるので説明は省略する。また、本実施形態における移動局装置1の構成は、第1の実施形態の移動局装置1と同様の構成であるので、説明は省略する。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2b、およびHeNB基地局装置3bと無線通信を行う。
図14は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2bの構成の一例を示す概略ブロック図である。
マクロセル基地局装置2bと、第2の実施形態におけるマクロセル基地局装置2aとを比較すると、切断準備要求処理部207が異なる。そのほかの構成は、第2の実施形態におけるマクロセル基地局装置2aと同様であるので、説明は省略する。また、マクロセル基地局装置2bの切断準備要求処理部207は、第1の実施形態におけるマクロセル基地局装置2の切断準備要求処理部207と同様であるので、説明は省略する。
図15は、本実施形態に係るHeNB基地局装置3bの構成の一例を示す概略ブロック図である。
HeNB基地局装置3bと第2の実施形態におけるHeNB基地局装置3aとを比較すると、SCC切断処理通知部307bが異なる。そのほかの構成は、第2の実施形態のHeNB基地局装置3aと同様であるので、説明は省略する。
SCC切断処理通知部307bは、マクロセル基地局装置2bから切断準備要求を受信すると、SCCの切断処理を行う。SCC切断処理通知部307bは、マクロセル基地局装置2bにSCCの切断処理を通知するため、SCC切断処理通知を作成する。SCC切断処理通知部307bは、マクロセル基地局装置2bにSCC切断処理通知を送信する。
図16は、本実施形態に係る移動局装置1、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2bとHeNB基地局装置3bとの間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2b、HeNB基地局装置3bと移動局装置1との間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2bとの通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3bとの通信に用いるSCC(周波数帯域B)とを用いてCA通信を行っている(ST101)。
マクロセル基地局装置2bは、CA通信判定部21が通信量に関する情報の測定結果から、CA通信の切断を決定する(ST102)。
マクロセル基地局装置2bの切断準備要求部206は、HeNB基地局装置3bに切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3bのSCC切断要求部306aは、マクロセル基地局装置2bから切断準備要求受信すると、移動局装置1にSCC切断要求を送信する(ST105)。
HeNB基地局装置3bのSCC切断処理通知部307bは、マクロセル基地局装置2bから切断準備要求を受信すると、マクロセル基地局装置2bにSCC切断処理通知を送信する(ST108)。
移動局装置1のSCC切断処理部105は、HeNB基地局装置3bからSCC切断要求を受信すると、HeNB基地局装置3bとの通信を切断する(ST106)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2bと通信を行う(ST107)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2bと、HeNB基地局装置3bと、マクロセル基地局装置2bおよびHeNB基地局装置3bと通信する移動局装置1と、を具備する無線通信システムである。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2bとの通信に用いる第1のCCと、HeNB基地局装置3bとの通信に用いる第2のCCと、を用いてCA技術を利用して通信を行っている。切断準備要求部206は、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から第2のCCを切断する準備をさせる切断準備要求を、HeNB基地局装置3bに送信する。HeNB基地局装置3bは、マクロセル基地局装置2bから送信された切断準備要求を受信すると、第2のCCの切断する通知を、マクロセル基地局装置2bに送信する。
HeNB基地局装置3bは、マクロセル基地局装置2bから送信された第2のCCの切断準備要求を受信すると、第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1に送信する。すなわち、SCC切断要求部306aは切断準備要求に基づいて、前記第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1に送信する。移動局装置1は、切断要求を受信すると、CA技術を利用して通信を行っているCCの中から第2のCCを切断する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2bが主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3bがSCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3bが主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、他のHeNB基地局装置を主導基地局装置としてPCCを利用し、HeNB基地局装置3bがSCCを利用してもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
(第4の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第4の実施形態について詳しく説明する。
本発明の第4の実施形態におけるCA通信の一例は図2、および図3と同様であるので説明は省略する。また、本実施形態における無線通信システムS2は、図4における無線通信システムS2と同様であるので説明は省略する。また、本実施形態における移動局装置1の構成は、第1の実施形態における移動局装置1の構成と同様であるので、説明は省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2c、およびHeNB基地局装置3cと無線通信を行う。
図17は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2cの構成の一例を示す概略ブロック図である。
マクロセル基地局装置2cと、第1の実施形態におけるマクロセル基地局装置2とを比較すると、CA通信拒否要求処理部22cが異なる。そのほかの構成は、第1の実施形態におけるマクロセル基地局装置2と同様であるので、説明は省略する。
CA通信拒否要求処理部22cは、HeNB基地局装置3cからCA通信拒否要求を受信すると、CA通信拒否要求を受理し、切断準備要求部206に出力する。
図18は、本実施形態に係るHeNB基地局装置3cの構成の一例を示す概略ブロック図である。
HeNB基地局装置3cと、第1の実施形態におけるHeNB基地局装置3とを比較すると、CA通信拒否判定部32cと、CA通信拒否要求部308cとが異なる。そのほかの構成は、第1の実施形態におけるHeNB基地局装置3と同様であるので、説明は省略する。
CA通信拒否判定部32cは、通信環境を測定し、測定結果によって、CA通信を拒否するか否かを判定する。詳細な説明は後述する。CA通信拒否判定部32cは、CA通信を拒否するか否かの判定結果をCA通信拒否要求部308cに出力する。
CA通信拒否要求部308cは、CA通信拒否判定部32cからCA通信を拒否するか否かの判定結果が入力されると、CA通信拒否要求を作成する。CA通信拒否要求部308cは、ネットワーク通信部305を介し、マクロセル基地局装置2cに作成したCA通信拒否要求を送信する。
図19は、本実施形態に係るHeNB基地局装置3cにおけるCA通信拒否判定部32cの構成の一例を示すブロック図である。
CA通信拒否判定部32cは、閾値記憶部321、セルトラフィック量検出部322、ユーザ数検出部323、通信環境検出部324、および通信制限処理部325を含んで構成される。
閾値記憶部321は、セルトラフィック量に関する閾値、ユーザ数に関する閾値、通信環境に関する閾値を記憶している。セルトラフィック量検出部322は、閾値記憶部321からセルトラフィック量に関する閾値を読み出す。セルトラフィック量検出部322は、HeNB基地局装置3cのセルトラフィック量が閾値以上であるか否かを判定する。HeNB基地局装置3cのセルトラフィック量が閾値以上である場合、セルトラフィック量検出部322は、CA通信を拒否すると判定する。セルトラフィック量検出部322は、CA通信拒否要求部308cに判定結果を出力する。
ユーザ数検出部323は、閾値記憶部321からユーザ数に関する閾値を読み出す。ユーザ数検出部323は、利用ユーザ数が閾値以上か否かを判定する。ここで、利用ユーザ数とは、例えば、HeNB基地局装置3cをPCCとして通信しているユーザ数、または、更にSCCとして通信しているユーザ数も含めた合計のユーザ数である。利用ユーザ数が閾値以上である場合、ユーザ数検出部323は、CA通信を拒否すると判定する。ユーザ数検出部323は、CA通信拒否要求部308cに判定結果を出力する。
通信環境検出部324は、閾値記憶部321から通信環境に関する閾値を読み出す。通信環境検出部324は、SCCの無線通信品質が閾値以下であるか否かを判定する。ここで、無線通信品質は、例えば、スループット、ビット誤り率、パケット誤り率、通信速度などに基づき評価される通信品質である。SCCの無線通信品質が閾値以下である場合、通信環境検出部324は、CA通信を拒否すると判定する。通信環境検出部324は、CA通信拒否要求部308cに判定結果を出力する。
通信制限処理部325は、HeNB基地局装置3cの通信障害、または通信制限が生じた場合、CA通信を拒否すると判定する。通信制限処理部325は、CA通信拒否要求部308cに判定結果を出力する。
なお、本実施形態において、セルトラフィック量、ユーザ数、通信環境、通信制限の判定結果のうち少なくとも1つがCA通信を拒否すると判定するが、他の条件を加えてもよい。
図20は、本実施形態に係る移動局装置1、および2つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2cとHeNB基地局装置3cとの間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2c、HeNB基地局装置3cと移動局装置1との間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2cとの通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3cとの通信に用いるSCC(周波数帯域B)とを用いてCA通信を行っている(ST101)。
HeNB基地局装置3cは、CA通信拒否判定部32cがセルトラフィック量、ユーザ数、通信環境、通信制限などの情報の判定結果から、CA通信を拒否すると決定する(ST110)。
HeNB基地局装置3cのCA通信拒否要求部308cは、ステップST110でCA通信拒否判定部32cがCA通信を拒否すると決定した場合、マクロセル基地局装置2cにCA通信拒否要求を送信する(ST111)。
マクロセル基地局装置2cは、HeNB基地局装置3cからCA通信拒否要求を受信すると(ST112)、HeNB基地局装置3cに切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3cの切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2cから切断準備要求を受信すると、マクロセル基地局装置2cに切断準備ACKを送信する(ST104)。
マクロセル基地局装置2cのSCC切断要求部205は、HeNB基地局装置3cから受信した切断準備ACKに基づき、移動局装置1にSCC切断要求を送信する(ST105)。
移動局装置1のSCC切断処理部105は、マクロセル基地局装置2cから切断要求を受信すると、SCCの切断処理を行い、HeNB基地局装置3cとの通信を切断する(ST106)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2cと通信を行う(ST107)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2cと、HeNB基地局装置3cと、マクロセル基地局装置2cおよびHeNB基地局装置3cと通信する移動局装置1と、を具備する無線通信システムである。移動局装置1がマクロセル基地局装置2cとの通信に用いる第1のCCと、移動局装置1がHeNB基地局装置3cとの通信に用いる第2のCCと、を用いてCA技術を利用して通信を行っている。HeNB基地局装置3cのCA通信拒否判定部32cは、通信環境の測定結果に基づいて、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から第2のCCを切断することを決定する。CA通信拒否要求部308cは、CA通信拒否判定部32cの判定結果に基づいて、マクロセル基地局装置2cにCA通信拒否要求を送信する。
マクロセル基地局装置2cは、CA通信拒否要求部308cからCA通信拒否要求を受信すると、切断準備要求部206がHeNB基地局装置3cに切断準備要求を送信する。マクロセル基地局装置2cの切断準備要求部206は、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から前記第2のCCを切断する準備をさせる切断準備要求を、HeNB基地局装置3cに送信する。
SCC切断要求部205は、切断準備ACKを受信すると、第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1に送信する。移動局装置1は、切断要求を受信すると、CA技術を利用して通信を行っているCCの中から第2のCCを切断する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2cが主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3cがSCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3cが主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、他のHeNB基地局装置を主導基地局装置としてPCCを利用し、HeNB基地局装置3cがSCCを利用してもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
また、第2の実施形態および第3の実施形態と同様に、移動局装置への切断要求をHeNB基地局装置から行ってもよい。
(第5の実施形態)
以下、図面を参照しながら本発明の第5の実施形態について詳しく説明する。
図21は、本発明の第5の実施形態、第6の実施形態に係る無線通信システムS3の構成の一例を示す概念図である。
無線通信システムS3は、移動局装置1、マクロセル基地局装置2−1、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置(第3の基地局装置)3−2、およびHeNB基地局装置3−3を含んで構成される。
マクロセル基地局装置2−1は、セルCE1−1を通信範囲としている。HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2、およびHeNB基地局装置3−3は、それぞれセルCE2−1、CE2−2、およびCE2−3を通信範囲としている。セルCE2−1、セルCE2−2、セルCE2−3は、セルCE1−1の通信範囲に含まれている。
マクロセル基地局装置2−1、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2は、それぞれ1つの周波数帯域(CC)を用いて移動局装置1と通信する。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1のPCC(第1のCC)、HeNB基地局装置3−1のSCC(第2のCC)、およびHeNB基地局装置3−2のSCC(第3のCC)を用いてCA通信をしている。移動局装置1は、そのPCCおよび2つのSCCを利用して、CA通信を行うものとして説明する。
図22は、本発明の第5の実施形態に係るCA通信の一例を示す概念図である。
図22は、移動局装置1が、マクロセル基地局装置2−1のCC、HeNB基地局装置3−1のCC、およびHeNB基地局装置3−2のCCを利用して、CA通信を行っている。移動局装置1は、周波数帯域 F1c、F2c、F3aを用いて、マクロセル基地局装置2−1、HeNB基地局装置3−1、およびHeNB基地局装置3−2と通信している。マクロセル基地局装置2−1は、周波数帯域F1bを用いて移動局装置1と通信している。HeNB基地局装置3−1は、周波数帯域F2bを用いて移動局装置1と通信している。HeNB基地局装置3−2は、周波数帯域F3を用いて移動局装置1と通信している。周波数帯域F1b、F1cは、同一の周波数帯域である。周波数帯域F2b、F2cは、同一の周波数帯域である。周波数帯域F3、F3aは、同一の周波数帯域である。ここで、移動局装置1は、周波数帯域F1cをPCC、周波数帯域F2cをSCC、および周波数帯域F3aをSCCとしてCA通信に利用する。
図23は、マクロセル基地局装置2−1から移動局装置1へのSCC切断要求に対し、移動局装置1がSCC切断処理を行ったときの一例を示す図である。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1、HeNB基地局装置3−1、およびHeNB基地局装置3−2と通信する。ここで、移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1に対して、周波数帯域F2cのSCC切断処理を行う。マクロセル基地局装置2−1は、移動局装置1にSCC切断要求を行う。移動局装置1は、該SCC切断要求に基づいて切断処理を行うことで、SCCを切断する。これにより、移動局装置1は、マクロセル基地局装置2−1のPCCとHeNB基地局装置3−2のSCCとを利用して、CA通信する。
本実施形態における移動局装置1の構成は、第1の実施形態における移動局装置1と同様の構成であるので、説明は省略する。
図24は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2dの構成の一例を示す概略ブロック図である。
マクロセル基地局装置2dと第4の実施形態におけるマクロセル基地局装置2cとを比較すると、CA通信切断決定部23dと、切断対象SCC決定部24dとが異なる。そのほかの構成は、第4の実施形態におけるマクロセル基地局装置2cと同様であるので、説明は省略する。
CA通信切断決定部23dは、例えば、移動局装置1とマクロセル基地局装置2d、移動局装置1とHeNB基地局装置3の通信量を測定する。CA通信切断決定部23dは、測定した通信量が閾値以下であるか否かを判定する。通信量に関する測定値が閾値以下である場合、CA通信切断決定部23dは、CA通信の切断を決定する。CA通信切断決定部23dは、決定したCA通信の切断を切断対象SCC決定部24dに出力する。CA通信切断決定部23dの動作についての説明は後述する。
切断対象SCC決定部24dは、CA通信切断決定部23dからCA通信の切断の決定が入力されると、どのSCCを切断するかを決定する。例えば、切断すべきSCCの決定は、HeNB基地局装置3−1とHeNB基地局装置3−2との無線通信品質を比較し、より低い無線通信品質のSCCを切断すると決定する。切断対象SCC決定部24dは、決定した切断対象のSCCに対する切断準備要求を切断準備要求部206に生成させる。
図25は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2dのCA通信切断決定部23dの構成の一例を示す概略ブロック図である。
CA通信切断決定部23dは、閾値記憶部231、呼種記憶部232、アプリケーション使用量記憶部233、セルトラフィック量検出部234、データ量検出部235、通信環境検出部236、呼種判定部237、およびアプリケーション使用量判定部238を含んで構成される。
閾値記憶部231は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量に関する閾値、マクロセル基地局装置2dのセルトラフィック量に関する閾値、移動局装置1へ送信すべき下りデータ量に関する閾値、移動局装置1から送信される上りデータ量に関する閾値、移動局装置1とHeNB基地局装置3との間の通信で使用しているSCCの通信品質に関する閾値を記憶している。呼種記憶部232は、呼種の情報を記憶している。アプリケーション使用量記憶部233は、アプリケーション使用量に関する情報を記憶している。
セルトラフィック量検出部234は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量に関する閾値を閾値記憶部231から読み出す。セルトラフィック量検出部234は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量が閾値以上か否かを判定する。HeNB基地局装置3のセルトラフィック量が閾値以上である場合、すなわち、HeNB基地局装置3がビジー状態である場合、セルトラフィック量検出部234は、CA通信の切断を決定する。
セルトラフィック量検出部234は、マクロセル基地局装置2dのセルトラフィック量に関する閾値を閾値記憶部231から読み出す。セルトラフィック量検出部234は、マクロセル基地局装置2dのセルトラフィック量が閾値以下か否かを判定する。マクロセル基地局装置2dのセルトラフィック量が閾値以下である場合、例えば、マクロセル基地局装置2dがビジー状態でない場合、セルトラフィック量検出部234は、CA通信の切断を決定する。セルトラフィック量検出部234は、セルトラフィック量に関する判定結果を切断対象SCC決定部24dに出力する。
ここで、セルトラフィック量検出部234は、HeNB基地局装置3のセルトラフィック量の判定結果、もしくはマクロセル基地局装置2dのセルトラフィック量の判定結果のうち少なくとも1つがCA通信の切断を決定した場合、CA通信を切断する。
データ量検出部235は、移動局装置1へ送信すべき下りデータ量に関する閾値を閾値記憶部231から読み出す。データ量検出部235は、下りデータ量が閾値以下か否かを判定する。移動局装置1へ送信すべき下りデータ量、例えば、バッファに蓄積されている移動局装置1向けのデータ量が閾値以下である場合、データ量検出部235は、CA通信の切断を決定する。データ量検出部235は、移動局装置1から送信される上りデータ量に関する閾値を閾値記憶部231から読み出す。
データ量検出部235は、移動局装置1から送信される上りデータ量が閾値以下か否かを判定する。移動局装置1から送信される上りデータ量、例えば、移動局装置1から通知される移動局装置1のバッファに蓄積されているデータ量が閾値以下である場合、データ量検出部235は、CA通信の切断を決定する。データ量検出部235は、データ量に関する判定結果を切断対象SCC決定部24dに出力する。
ここで、データ量検出部235は、下りデータ量が閾値以下である場合、もしくは上りデータ量が閾値以下である場合の少なくともどちらか一方に該当する場合、CA通信の切断を決定する。あるいは、両方に該当する場合、CA通信の切断を決定する。例えば、データ量検出部235は、下りデータ量が閾値以上であるが、上りデータ量が閾値以下である場合には、上りで使用しているSCCのみの切断を決定してもよい。
通信環境検出部236は、無線通信品質に関する情報を閾値記憶部231から読み出す。通信環境検出部236は、SCCの毎の無線通信品質を検出する。通信環境検出部236は、検出したSCC毎の無線通信品質が閾値以下か否かを判定する。無線通信品質が閾値以下である場合、通信環境検出部236は、検出したSCC毎の無線通信品質に関する情報を切断対象SCC決定部24dに出力する。
呼種判定部237は、通信中の呼種に関する情報を呼種記憶部232から読み出す。呼種判定部237は、通信中の呼種の変化に対し、CA通信を切断するか否かを判定する。例えば、大容量の呼種から小容量の呼種に切り替わった場合、呼種判定部237は、CA通信を切断すると判定する。呼種判定部237は、変化した呼種を呼種記憶部232に記憶する。呼種判定部237は、判定結果を切断対象SCC決定部24dに出力する。
アプリケーション使用量判定部238は、アプリケーション使用量記憶部233から使用しているアプリケーションの数を読み出す。アプリケーション使用量判定部238は、使用中のアプリケーション数に応じCA通信を切断するか否かを判定する。例えば、複数のアプリケーションを同時に使用中から1つのアプリケーションの使用を中断した場合、アプリケーション使用量判定部238はCA通信を切断すると判定する。アプリケーション使用量判定部238は、変化したアプリケーション数をアプリケーション使用量記憶部233に記憶する。アプリケーション使用量判定部238は、判定結果を切断対象SCC決定部24dへ出力する。
なお、本実施形態では、セルトラフィック量検出部234、データ量検出部235、通信環境検出部236、呼種判定部237、アプリケーション使用量判定部238の少なくともいずれかの1つの判定に該当する場合、CA通信の切断を決定しているが、他の条件、例えば、通信環境に関する情報や無線通信品質、ビットレートなどを用いてもよい。ここで、通信環境に関する情報とは、例えば、CC毎のビット誤り率やパケット誤り率、スループットなどの情報である。また、SCCを切断すると記載しているが非活性化することでもよい。
図26は、本実施形態に係るマクロセル基地局装置2dにおける切断対象SCC決定部24dの構成の一例を示す概略ブロック図である。
切断対象SCC決定部24dは、通信環境比較部241、セルトラフィック量比較部242を含んで構成される。
通信環境比較部241は、通信環境検出部236から入力された無線通信品質に関する情報に基づき、SCC毎の無線通信品質を、例えば、ビット誤り率を用いて比較する。通信環境比較部241は、無線通信品質の比較の結果、無線通信品質の低いSCC、すなわち、例えば、ビット誤り率が高いSCCを切断すると決定する。通信環境比較部241は、決定した切断対象のSCCに関する情報を切断準備要求処理部207に出力する。
セルトラフィック量比較部242は、セルトラフィック量検出部234から入力されたセルトラフィック量に関する判定結果に基づき、切断対象のSCCを決定する。セルトラフィック量比較部242は、SCC毎のセルトラフィック量を比較し、セルトラフィック量が高いSCC、すなわち、ビジー状態であるSCCの基地局装置を切断対象のSCCと決定する。セルトラフィック量比較部242は、決定した切断対象のSCCに関する情報を切断準備要求処理部207に出力する。
本実施形態におけるHeNB基地局装置3の構成は、第1の実施形態におけるHeNB基地局装置3と同様の構成であるので、説明は省略する。
図27は、本実施形態に係る移動局装置1、および3つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を説明するシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2dとHeNB基地局装置3との間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2d、HeNB基地局装置3と移動局装置1との間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2dとの通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3−1との通信に用いるSCC(周波数帯域B)と、HeNB基地局装置3−2との通信に用いるSCC(周波数帯域C)とを用いてCA通信を行っている(ST101a)。
マクロセル基地局装置2dは、CA通信切断決定部23dが通信環境に関する情報の測定結果から、CA通信の切断を決定する。切断対象SCC決定部24dは、切断対象のSCCを決定する。例えば、HeNB基地局装置3−2との通信に用いるSCC(周波数帯域C)を切断すると決定する(ST102a)。
マクロセル基地局装置2dの切断準備要求部206は、切断対象SCC決定部24dがHeNB基地局装置3−2との通信に用いるSCC(周波数帯域C)の切断を決定すると、HeNB基地局装置3−2に切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3−2の切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2dの切断準備要求部206から切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行い、マクロセル基地局装置2dに切断準備ACKを送信する(ST104)。
マクロセル基地局装置2dのSCC切断要求部205は、HeNB基地局装置3−2から切断準備ACKを受信すると、移動局装置1にSCC切断要求を送信する(ST105a)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2dから切断要求を受信すると、HeNB基地局装置3−2との通信を切断する(ST106a)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2dとの通信に用いるPCCと、HeNB基地局装置3−1との通信に用いるSCCとを用いてCA通信を行う(ST107a)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2dと、HeNB基地局装置3−1と、HeNB基地局装置3−2と、マクロセル基地局装置2d、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2と通信する移動局装置1と、を具備する無線通信システムである。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2dとの通信に用いる第1のCCと、HeNB基地局装置3−1との通信に用いる第2のCCと、HeNB基地局装置3−2との通信に用いる第3のCCと、を用いてCA技術を利用して通信を行っている。通信環境検出部236は、移動局装置1と、各々の基地局装置と、の通信環境を検出する。切断対象SCC決定部24dは、通信環境検出部236の検出結果に基づいて、切断対象となるSCCを決定する。
マクロセル基地局装置2dは、切断対象SCC決定部24dにおいて決定された切断対象となるSCCを用いるHeNB基地局装置3−2に切断準備要求を送信する。すなわち、マクロセル基地局装置2dの切断準備要求部206は、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から第2のCCを切断する準備をさせる切断準備要求を、HeNB基地局装置3−2に送信する。SCC切断要求部205は、切断準備要求に基づいて、第2のCCを切断させる切断要求を移動局装置1に送信する。移動局装置は、切断要求を受信すると、CA技術を利用して通信を行っているCCの中から第3のCCを切断する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2dが主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3−1およびHeNB基地局装置3−2が各々SCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3−1が主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、HeNB基地局装置3−2を主導基地局装置としてPCCを利用してもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
また、本実施形態では3つの基地局装置における1つのSCCの切断について述べているが、4つ以上の基地局装置を用いて各々のCCでCA通信している場合においても同様の手法で1つのCCを切断することが可能である。また、第2の実施形態、第3の実施形態のように、HeNB基地局装置3は、移動局装置1に切断要求を送信するとしてもよい。さらに、第4の実施形態のように、HeNB基地局装置3−1、あるいはHeNB基地局装置3−2にCA拒否要求を送信することにより、SCCを切断することも可能である。
(第6の実施形態)
本実施形態における移動局装置1の構成は、第1の実施形態における移動局装置1と同様の構成であるので、説明は省略する。本実施形態におけるマクロセル基地局装置2の構成は、第1の実施形態におけるマクロセル基地局装置2と同様の構成であるので、説明は省略する。本実施形態におけるHeNB基地局装置3の構成は、第1の実施形態におけるHeNB基地局装置3と同様の構成であるので、説明は省略する。
図28は、本実施形態に係る移動局装置1、および3つの基地局装置におけるコンポーネントキャリア切断の動作の一例を示すシーケンス図である。
マクロセル基地局装置2とHeNB基地局装置3との間の通信は、各基地局装置におけるネットワーク通信部208、305を介して行われるが、以下の説明においては省略する。また、マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3と移動局装置1との間の通信は、送受信アンテナ100、200、300、無線部101、201、301、送受信部103、203、303を介して行われるが以下の説明においては省略する。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2との通信に用いるPCC(周波数帯域A)と、HeNB基地局装置3−1との通信に用いるSCC(周波数帯域B)と、HeNB基地局装置3−2との通信に用いるSCC(周波数帯域C)とを用いてCA通信を行っている(ST101a)。
マクロセル基地局装置2は、CA通信判定部21が通信量に関する情報の測定結果から、CA通信の切断を決定する(ST102b)。CA通信判定部21は、全てのSCCを切断すると決定する。
マクロセル基地局装置2の切断準備要求部206は、CA通信判定部21がCA通信の切断を決定すると、HeNB基地局装置3−2に切断準備要求を送信する(ST103)。
HeNB基地局装置3−2の切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2から切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行い、マクロセル基地局装置2に切断準備ACKを送信する(ST104)。
マクロセル基地局装置2の切断準備要求部206は、CA通信判定部21がCA通信の切断を決定すると、HeNB基地局装置3−1に切断準備要求を送信する(ST103a)。
HeNB基地局装置3−1の切断準備要求処理部304は、マクロセル基地局装置2から切断準備要求を受信すると、SCCの切断準備を行い、マクロセル基地局装置2に切断準備ACKを送信する(ST104a)。
マクロセル基地局装置2のSCC切断要求部205は、HeNB基地局装置3−1、およびHeNB基地局装置3−2から切断準備ACKを受信すると、移動局装置1にSCC切断要求を送信する(ST105b)。
移動局装置1のSCC切断処理部105は、マクロセル基地局装置2から切断要求を受信すると、HeNB基地局装置3−1、およびHeNB基地局装置3−2との通信を切断する(ST106b)。
移動局装置1は、マクロセル基地局装置2との通信に用いるPCCを用いて通信を行う(ST107)。
このように、本実施形態では、マクロセル基地局装置2と、HeNB基地局装置3−1と、HeNB基地局装置3−2と、マクロセル基地局装置2、HeNB基地局装置3−1、HeNB基地局装置3−2と通信する移動局装置1と、を具備する無線通信システムである。移動局装置1は、マクロセル基地局装置2との通信に用いる第1のCCと、HeNB基地局装置3−1との通信に用いる第2のCCと、HeNB基地局装置3−2との通信に用いる第3のCCと、を用いてCA技術を利用して通信を行っている。
マクロセル基地局装置2は、第2のCCを切断する切断準備要求をHeNB基地局装置3−1、およびHeNB基地局装置3−2に送信する。マクロセル基地局装置2は、CA技術を利用した通信に用いるCCの中から第2のCCと、第3のCCと、を切断する切断要求を移動局装置1に送信する。移動局装置1は、切断要求を受信すると、第2のCCと、第3のCCと、を切断する。これにより、優れた通信速度を有する無線通信システムを提供できる。
なお、本実施形態では、マクロセル基地局装置2が主導基地局装置となりPCCを利用し、HeNB基地局装置3−1およびHeNB基地局装置3−2が各々SCCを利用した場合について述べているが、HeNB基地局装置3−1が主導基地局装置となりPCCを利用してもよいし、HeNB基地局装置3−2を主導基地局装置としてPCCを利用してもよいし、HeNB基地局装置3−1、あるいはHeNB基地局装置3−2が主導基地局装置となりPCCを利用し、マクロセル基地局装置2、および他の複数のHeNB基地局装置3がSCCを利用した場合でも同様の手法でCCの切断が可能であり、マクロセル基地局装置2を含まなくてもよい。また、主導基地局装置がスケジューリング管理を行うものとして構成しているが、変形例としては、コアネットワーク交換機4がスケジューリング管理を行ってもよい。
また、本実施形態では、SCCを切断すると記載しているが、非活性化し、該SCCをモニタリングすることでもよい。ここで、「非活性化する」とは、データ通信、および制御信号などの送受信を行わない状態にすることである。例えば、周期的に非活性化したSCCのリファレンスシグナル(パイロットシンボル)を受信する。該CCの受信品質の測定を行わないときには、該SCCの受信系電源のオフを行ってもよい。なお、非活性化しても、必ずしもモニタリングをしなくてもよい。
また、本実施形態では3つの基地局装置における1つのSCCの切断について述べているが、4つ以上の基地局装置を用いて各々のCCでCA通信している場合においても同様の手法ですべてのSCCを切断することが可能である。また、第2の実施形態、第3の実施形態のように、HeNB基地局装置3は、移動局装置1に切断要求を送信するとしてもよい。
なお、上述した実施形態における移動局装置1、1a、マクロセル基地局装置2、2a、2b、2c、2d、HeNB基地局装置3、3a、3b、3cの一部、または全部をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、移動局装置1、1a、マクロセル基地局装置2、2a、2b、2c、2d、HeNB基地局装置3、3a、3b、3cに内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態における移動局装置1、1a、マクロセル基地局装置2、2a、2b、2c、2d、HeNB基地局装置3、3a、3b、3cの一部、または全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現しても良い。移動局装置1、1a、マクロセル基地局装置2、2a、2b、2c、2d、HeNB基地局装置3、3a、3b、3cの各機能ブロックは個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化しても良い。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現しても良い。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いても良い。
(1)本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、第1の基地局装置と、第2の基地局装置と、前記第1の基地局装置と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、前記第2の基地局装置と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置と、を具備する無線通信システムであって、前記第1の基地局装置は、前記第2のコンポーネントキャリアの切断準備要求を、前記第2の基地局装置に送信する切断準備要求部を備えること、を特徴とする。
(2)また、本発明の一態様は、(1)に記載の無線通信システムであって、前記第1の基地局装置は、
前記移動局装置に関する通信量を表す情報の測定結果が閾値以下である場合、前記第2のコンポーネントキャリアを切断することを決定するキャリアアグリゲーション通信判定部、
前記キャリアアグリゲーション通信判定部が切断することを決定すると、前記第2のコンポーネントキャリアの切断要求を前記移動局装置に送信する切断要求部、を備え、前記切断要求部は、前記キャリアアグリゲーション通信判定部が切断することを決定すると、前記切断要求の送信を行い、前記移動局装置は、前記切断要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアを切断すること、を特徴とする。
(3)また、本発明の一態様は、(1)に記載の無線通信システムであって、前記第2の基地局装置は、前記第1の基地局装置から送信された前記第2のコンポーネントキャリアの前記切断準備要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアの切断要求を前記移動局装置に送信し、前記移動局装置は、前記切断要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアを切断すること、を特徴とする。
(4)また、本発明の一態様は、(3)に記載の無線通信システムであって、前記移動局装置は、前記切断要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアの切断の前記第1の基地局装置への通知と、前記第2のコンポーネントキャリアの切断とを行うこと、を特徴とする。
(5)また、本発明の一態様は、(3)に記載の無線通信システムであって、前記第2の基地局装置は、前記切断準備要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアの切断の前記第1の基地局装置への通知と、前記第2のコンポーネントキャリアの切断要求の前記移動局装置への送信とを行うこと、を特徴とする。
(6)また、本発明の一態様は、(1)に記載の無線通信システムであって、前記第2の基地局装置は、通信環境の測定結果に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断するか否かを判定するキャリアアグリゲーション通信拒否判定部と、前記キャリアアグリゲーション通信拒否判定部が切断すると判定した場合、前記第1の基地局装置にキャリアアグリゲーション通信拒否要求を送信するキャリアアグリゲーション通信拒否要求部と、を備え、前記第1の基地局装置の前記切断準備要求部は、前記キャリアアグリゲーション通信拒否要求を受信すると、前記第2の基地局装置に前記切断準備要求を送信すること、を特徴とする。
(7)また、本発明の一態様は、(1)に記載の無線通信システムであって、第3のコンポーネントキャリアを用いて前記移動局装置と通信する第3の基地局装置を具備し、
前記第1の基地局装置は、
各々の前記基地局装置の通信環境を検出する通信環境検出部と、前記通信環境検出部の検出結果に基づいて、前記コンポーネントキャリアの中から切断対象となるコンポーネントキャリアを決定する切断対象コンポーネントキャリア決定部と、を備え、前記切断準備要求部は、前記切断対象コンポーネントキャリア決定部が決定した前記切断対象となるコンポーネントキャリアを用いている前記基地局装置に前記切断準備要求を送信することを特徴とする。
(8)また、本発明の一態様は、(7)に記載の無線通信システムであって、前記第1の基地局装置は、前記第2のコンポーネントキャリアを切断する前記切断準備要求を前記第2の基地局装置、および前記第3の基地局装置に送信することを特徴とする。
(9)また、本発明の一態様は、(8)の無線通信システムであって、前記第1の基地局装置は、前記第2のコンポーネントキャリアと、前記第3のコンポーネントキャリアと、を切断する切断要求を前記移動局装置に送信し、前記移動局装置は、前記切断要求を受信すると、前記第2のコンポーネントキャリアと、前記第3のコンポーネントキャリアと、を切断することを特徴とする。
(10)また、本発明の一態様は、基地局装置であって、移動局装置と、第1のコンポーネントキャリアを用いて通信する基地局装置であって、前記移動局装置が、他の基地局装置との通信に用いているコンポーネントキャリアの切断準備要求を、前記他の基地局装置に送信する切断準備要求部を備えること、を特徴とする。
(11)また、本発明の一態様は、基地局装置であって、移動局装置と、第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する基地局装置であって、前記移動局装置が他の基地局装置との通信に用いている第1のコンポーネントキャリアと、前記第2のコンポーネントキャリアとの中から、前記コンポーネントキャリア各々の通信環境の測定結果に基づいて、切断するコンポーネントキャリアを判定するキャリアアグリゲーション通信拒否判定部と、前記キャリアアグリゲーション通信拒否判定部が前記第2のコンポーネントキャリアを切断すると判定したときは、前記他の基地局装置にキャリアアグリゲーション通信拒否要求を送信するキャリアアグリゲーション通信拒否要求部と、を備えること、を特徴とする。
(12)また、本発明の一態様は、移動局装置であって、移動局装置は、第1の基地局装置と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、第2の基地局装置と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置であって、前記第2のコンポーネントキャリアの切断要求を前記第1の基地局装置から受信し、受信した前記切断要求に基づいて前記第2のコンポーネントキャリアを切断することを特徴とする。
(13)また、本発明の一態様は、無線通信方法であって、第1の基地局装置と、第2の基地局装置と、前記第1の基地局装置と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、前記第2の基地局装置と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置と、を具備する無線通信システムにおける無線通信方法であって、前記第2のコンポーネントキャリアの切断準備要求を送信する第1のステップと、前記切断準備要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断させる切断要求を送信する第2のステップと、前記切断要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断する第3のステップと、を有することを特徴とする。
(14)また、本発明の一態様は、プログラムであって、コンピュータに、第1の基地局装置と、第2の基地局装置と、前記第1の基地局装置と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、前記第2の基地局装置と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置と、を具備する無線通信システムにおけるプログラムであって、前記第2のコンポーネントキャリアの切断準備要求を送信する第1のステップと、前記切断準備要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断させる切断要求を送信する第2のステップと、前記切断要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断する第3のステップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
(15)また、本発明の一態様は、プログラムを記憶する記憶媒体であって、第1の基地局装置と、第2の基地局装置と、前記第1の基地局装置と第1のコンポーネントキャリアを用いて通信し、前記第2の基地局装置と第2のコンポーネントキャリアを用いて通信する移動局装置と、を具備する無線通信システムにおけるプログラムを記憶する記憶媒体であって、前記第2のコンポーネントキャリアの切断準備要求を送信する第1のステップと、前記切断準備要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断させる切断要求を送信する第2のステップと、前記切断要求に基づいて、前記第2のコンポーネントキャリアを切断する第3のステップと、を実行するプログラムを記憶することを特徴とする記憶媒体。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
S1、S2、S3・・・無線通信システム
1、1a・・・移動局装置
2、2−1、2−2、2a、2b、2c、2d・・・マクロセル基地局装置
3、3−1、3−2、3−3、3a、3b、3c・・・HeNB基地局装置
4・・・コアネットワーク交換機
CE1−1、CE1−2、CE2−1、CE2−2、CE2−3・・・セル
F1、F1a、F1b、F1c・・・第1のCC(周波数帯域A)
F2、F2a、F2b、F2c・・・第2のCC(周波数帯域B)
F3、F3a・・・第3のCC(周波数帯域C)
100・・・送受信アンテナ
101・・・無線部
102・・・CA通信情報記憶部
103・・・送受信部
104・・・基本機能部
105・・・SCC切断処理部
106a・・・切断処理通知部
200・・・送受信アンテナ
201・・・無線部
202・・・データ通信部
203・・・送受信部
204・・・CA通信情報記憶部
205・・・SCC切断要求部
206・・・切断準備要求部
207・・・切断準備要求処理部
208・・・ネットワーク通信部
209a・・・切断処理通知処理部
21・・・CA通信判定部
211・・・閾値記憶部
212・・・呼種記憶部
213・・・アプリケーション使用量記憶部
214・・・セルトラフィック量検出部
215・・・データ量検出部
216・・・呼種判定部
217・・・アプリケーション使用量判定部
22c・・・CA通信拒否要求処理部
23d・・・CA通信切断決定部
231・・・閾値記憶部
232・・・呼種記憶部
233・・・アプリケーション使用量記憶部
234・・・セルトラフィック量検出部
235・・・データ量検出部
236・・・通信環境検出部
237・・・呼種判定部
238・・・アプリケーション使用量判定部
24d・・・切断対象SCC決定部
241・・・通信環境比較部
242・・・セルトラフィック量比較部
300・・・送受信アンテナ
301・・・無線部
302・・・データ通信部
303・・・送受信部
304・・・切断準備要求処理部
305・・・ネットワーク通信部
306a・・・SCC切断要求部
307b・・・SCC切断処理通知部
308c・・・CA通信拒否要求部
32c・・・CA通信拒否判定部
321・・・閾値記憶部
322・・・セルトラフィック量検出部
323・・・ユーザ数検出部
324・・・通信環境検出部
325・・・通信制限処理部

Claims (7)

  1. 第1の基地局装置と移動局装置とがプライマリーコンポーネントキャリアを用いて通信しているときに、前記移動局装置と同時に通信する第2の基地局装置であって、
    前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第1の基地局装置に送信する通信部と、
    を備え、
    前記通信部は、前記第1の基地局装置が前記第1のメッセージに基づいて送信する第2のメッセージを受信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記判定部は、
    セルトラフィック量、ユーザ数、無線通信品質、通信制限の少なくともいずれか一つの情報に基づいて、前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記第2の基地局装置は、
    前記第1の基地局装置とX2インターフェースで接続されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。
  4. 第2の基地局装置と移動局装置とが通信しているときに、前記移動局装置とプライマリーコンポーネントキャリアを用いて同時に通信する第1の基地局装置であって、
    前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第2の基地局装置から受信する通信部
    を備え、
    前記通信部は、
    受信した前記第1のメッセージに基づいて、第2のメッセージを前記第2の基地局装置に対して送信し、前記第2のメッセージを送信した後に、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第3のメッセージを前記移動局装置に対して送信する
    ことを特徴とする基地局装置。
  5. 前記第1の基地局装置は、
    前記第2の基地局装置とX2インターフェースで接続されていること
    を特徴とする請求項4に記載の基地局装置。
  6. 第1の基地局装置と移動局装置とがプライマリーコンポーネントキャリアを用いて通信しているときに、前記移動局装置と同時に通信する第2の基地局装置の制御方法であって、
    前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするか否かを判定する第1のステップと、
    前記判定の結果に基づいて、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第1の基地局装置に送信する第2のステップと、
    第1の基地局装置が前記第1のメッセージに基づいて送信する第2のメッセージを受信する第3のステップと、
    を有する
    ことを特徴とする制御方法。
  7. 第2の基地局装置と移動局装置とが通信しているときに、前記移動局装置とプライマリーコンポーネントキャリアを用いて同時に通信する第1の基地局装置の制御方法であって、
    前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第1のメッセージを、前記第2の基地局装置から受信する第1のステップと、
    受信した前記第1のメッセージに基づいて、第2のメッセージを前記第2の基地局装置に対して送信する第2のステップと、
    前記第2のメッセージを送信した後に、前記第2の基地局装置と前記移動局装置との通信を行わない状態にするための第3のメッセージを前記移動局装置に対して送信する第3ステップと、
    を有する
    ことを特徴とする制御方法。
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