JP2017021594A - コンテンツ作成システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びに撮像装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スライドショーなどの画像群を用いたコンテンツを短時間で作成したい。【解決手段】第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムであって、前記第一の装置は、画像を保持する第一の保持手段と、コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、前記ルールに基づいて、前記第一の保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成手段と、前記作成用データを前記第二の装置に送信する手段とを有し、前記第二の装置は、画像を新たに取得する取得手段と、前記第一の装置から送信された前記作成用データと、前記取得手段にて取得された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段とを有する。【選択図】 図3
Description
本発明は、コンテンツ作成システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びに撮像装置およびその制御方法に関する。
近年、ユーザが撮り溜めた大量の画像を活用して、スライドショーやフォトブックといった画像群を用いるコンテンツを作成する様々なサービスが用意されている。このようなコンテンツを作成する場合、コンテンツに使用する画像の選択や編集といった作業が必要であり、ユーザがサービスを利用する上で手間が生じていた。
特許文献1では、コンテンツを作成するサービスにおいて、今日が誕生日であるなどの特定の条件を満たした場合に、保管された画像群に対して自動的に画像の選択や編集を行ってコンテンツを作成し、ユーザに提供する方法が開示されている。
しかしながら、ユーザにコンテンツをより楽しんでもらうためには、イベントによって気持ちが盛り上がっているうちに、出来るだけ早くコンテンツを提供することが望ましい。例えば、子供の誕生日に撮影をしているとき、当日に撮影した画像と過去1年にわたって撮り溜めた子供の画像を用いてスライドショーを作成して、その場で閲覧するといったケースが考えられる。このようなケースを実現するために、従来の方法では、イベントが終わってからイベント当日の画像を一旦過去に撮り溜めた画像群に加えたのちに、大量の画像を処理する必要があり、多くの時間を要してしまう。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、画像群を用いたコンテンツを短時間で作成して閲覧可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するために本願発明は以下の構成を備える。すなわち、第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムであって、前記第一の装置は、画像を保持する第一の保持手段と、コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、前記ルールに基づいて、前記第一の保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成手段と、前記作成用データを前記第二の装置に送信する手段とを有し、前記第二の装置は、画像を新たに取得する取得手段と、前記第一の装置から送信された前記作成用データと、前記取得手段にて取得された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段とを有する。
本発明によれば、ルールに基づいて事前にコンテンツの作成に必要な処理を行っておくことで、短時間でコンテンツを作成できる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<第一の実施形態>
[システム構成]
図1は、本実施形態に係るコンテンツを作成するシステムの構成例を示す図である。ここでコンテンツとは、スライドショーやフォトブックなど画像群から生成されるものを指す。本実施形態では、コンテンツとしてスライドショーを作成する例を述べるが、スライドショーのみに限定されるものではない。
[システム構成]
図1は、本実施形態に係るコンテンツを作成するシステムの構成例を示す図である。ここでコンテンツとは、スライドショーやフォトブックなど画像群から生成されるものを指す。本実施形態では、コンテンツとしてスライドショーを作成する例を述べるが、スライドショーのみに限定されるものではない。
カメラ101は、画像の撮影機能を有する撮像装置であって、その撮影した画像をメモリーカードなどの記憶媒体104に保存して管理する。サーバ102は、インターネットなどのネットワーク103を介してカメラ101から取得した画像をデータベース105に保存して管理する。ネットワーク103は、有線/無線は問わず、またその規格についてもいずれのものを用いてよい。
図2は、情報処理装置であるサーバ102のハードウェア構成例を示す図である。CPU201は、サーバ102として機能する情報処理装置の制御を司る中央演算装置である。CPU201は、制御プログラムに基づいて、情報の演算や加工、各ハードウェアの制御を実行することにより後述する各機能構成、処理を実現する。RAM(Random Access Memory)202は、揮発性の記憶部であり、CPU201の主メモリとして、実行プログラムのロードやプログラム実行に必要なワークメモリとして機能する。ROM(Read Only Memory)203は、不揮発性の記憶部であり、CPU201の動作処理手順を規定する制御プログラムを記録している。ROM203は、コンピュータシステムの機器制御を行うシステムプログラムである基本ソフト(OS)を記録したプログラムROMとシステムを稼動するために必要な情報などが記録されたデータROMを含む。ROM203の代わりにHDD205を用いる場合もある。
NETIF204は、ネットワークインターフェースであり、ネットワークを介して送受信されるデータの入出力制御を行う。HDD(Hard Disk Drive)205は、不揮発性の記憶装置である。HDD205は、アプリケーションプログラムなどのデータ保存用に用いられる。以下で説明する図4〜図6のテーブルを記憶してもよい。バス206は、上述した各ユニット間の接続するための入出力バス(アドレスバス、データバス、及び制御バス)である。
また、不図示ではあるが、カメラ101には撮像部とともに、サーバ102と同等に、プログラムを実行するCPUやそのプログラムを格納した記憶部、外部装置と通信するためのNETIFなどを備える。カメラ101はそれらの構成によって以下に示す各種処理を実現する。
図3は、コンテンツ作成システムを構成する各装置の機能構成の例を示す。301〜306は、サーバ102の機能構成である。画像管理部301は、カメラ101から受信した画像を記憶部であるデータベース105に保存し、図4に示す画像管理テーブル401にて各画像を管理する。ルール管理部302は、図5に示すルール管理テーブル501を管理する。作成指示情報作成判定部304は、ルール管理部302で管理されるルールに基づき、スライドショーの作成を指示する作成指示情報を作成するか否かを判定する。本実施形態に係る作成指示情報はコンテンツを作成するために予め作成しておく作成用データであり、その詳細は後述する。作成指示情報を作成すると判定された場合、作成指示情報作成部305は、ルール管理部302で管理されるルールに基づき画像管理部301で管理される画像からスライドショーに使用する画像を選択し、図6に示すような作成指示情報を作成する。作成した作背指示情報は、作成指示情報管理部306で管理され、通信部303を介してカメラ101に送信される。
307〜311は、カメラ101の機能構成である。画像管理部308は、撮影した画像をメモリーカードなどの記憶媒体104に保管して管理する。作成指示情報保管部309は、通信部307を介してサーバ102から受信した作成指示情報を保管する。コンテンツ作成判定部310は、作成指示情報保管部309に保管されている作成指示情報に基づき、これに対応するコンテンツ(ここでは、スライドショー)を作成するか否かを判定する。ここでの判定処理は、図8を用いて後述する。スライドショーを作成すると判定された場合、コンテンツ作成部311は、作成指示情報と画像管理部308で管理される画像を用いてスライドショーを作成する。
図4の画像管理テーブル401は、サーバ102の画像管理部301が管理する画像情報のテーブルである。画像管理テーブル401は、画像のファイル名、画像の撮影日時、および、画像に写っている人物の情報を含んで構成される。画像管理テーブル401にはユーザがサーバ102に保管した全ての画像が登録されており、カメラ101から受信したものだけでなく、パソコンやスマートフォン(不図示)など他の装置から受信したものが含まれていてもよい。なお、カメラ101は、保持している画像を定期的にサーバ102に保持させるような構成であってもよい。
図5のルール管理テーブル501は、サーバ102のルール管理部302が管理する、スライドショーの作成条件、およびスライドショーに使用する画像の選択条件であるルールのテーブルである。ルール管理テーブル501は、ルールを一意に識別するためのID(識別情報)、スライドショーの種類、スライドショーを作成する日時、画像の期間、および画像の選択条件となる主被写体の人物の情報を含んで構成される。スライドショーの種類は、例えば、イベントなどが挙げられ、予め選択可能に定義されていてもよい。スライドショーを作成する日時は、イベントが行われる日時である。ここではある一日を指定しているが、複数の日程(期間)にて指定できるようにしてもよい。画像の期間は、ここで指定された期間内に撮影された画像を、スライドショーの作成に用いられる画像として選択するように用いられる。画像の期間は、作成日時が示す日時を基準として、それよりも前の期間を示す。
例えば、周期的なイベントである子供の誕生日に過去1年間に撮影した画像を用いてスライドショーを作成したい場合、作成日時は子供の誕生日(月日)、期間は1年間、主被写体は子供として指定される。また、卒業式や成人式のように個人の一生に一度だけのイベントの場合は、作成日時は年月日となり、対象となる画像の期間を在学期間と一致させる。ルール管理テーブル501の情報は、任意のタイミングで、ユーザがカメラ101や他の情報処理装置のブラウザ(不図示)などから入力した情報を登録してもよい。もしくは、ユーザがシステムを利用した履歴情報などから自動的に登録してもよい。
図6は、スライドショーの作成を指示するための作成指示情報の一例を示す。作成指示情報601は、使用したルールと同じ情報と、ルールに基づいて選択されたサーバ102上の画像ファイルのリストから構成される。作成指示情報に含まれるルールの情報は、ルール管理テーブル501に含まれる全ての情報でもよいし、図6の作成指示情報601のようにID、種類、作成日時、および主被写体といった必要な情報だけを含めるようにしてもよい。また、本実施形態ではスライドショーで使用可能な画像の情報のみを作成指示情報に含めているが、スライドショーにズーム、パン、チルトなどの表示効果を持つ場合には、表示効果に関する情報も含めてもよい。表示効果の情報は、作成指示情報作成部305が、画像から主被写体である人物の顔位置を検出し、顔位置を考慮して表示効果の付与を行う方法などが考えられる。また、画像ファイルのリストに含まれる画像はスライドショーを作成する際に、すべてを用いる必要はなく、そのリストの中からいずれかを使用可能であるとする。
[処理フロー]
図7は、サーバ102がルール管理テーブル501に保持されるルールをチェックして作成指示情報を作成する動作を示すフローチャートである。この処理は一日に一回など定期的に行ってもよいし、カメラ101の電源がONになったタイミングでカメラ101がサーバ102に指示することで開始されてもよい。本処理フローは、カメラ101およびサーバ102の各CPUがROM等に保持されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、本フローチャートにおける破線矢印は、装置間のデータの送受信を示す。
図7は、サーバ102がルール管理テーブル501に保持されるルールをチェックして作成指示情報を作成する動作を示すフローチャートである。この処理は一日に一回など定期的に行ってもよいし、カメラ101の電源がONになったタイミングでカメラ101がサーバ102に指示することで開始されてもよい。本処理フローは、カメラ101およびサーバ102の各CPUがROM等に保持されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。なお、本フローチャートにおける破線矢印は、装置間のデータの送受信を示す。
サーバ102にて処理が開始されると、S703にてルール管理部302は、ルール管理テーブル501からまだ処理されていないルールを一つ取得する。
S704にて、作成指示情報作成判定部304は、現在時刻と取得したルールにて指定された作成日時とを比較し、現在時刻が作成日時から前日までの間か否かを判定する。現在時刻が作成日時から前日までの間である場合は(S704にてYES)、S705へ進み、そうでない場合は(S704にてNO)、S707へ進む。なお、作成の判定は、前日だけでなく1週間前など他の時間にしてもよいし、対象となる期間の画像が一定枚数以上撮影されているなどの判定方法を更に用いてもよい。
S705にて、作成指示情報作成部305は、作成指示情報を作成する。作成指示情報の作成では、はじめにルール管理テーブル501の作成日時と期間から対象となる撮影日時の期間が決定され、画像管理テーブル401の撮影日時に基づいて対象となる画像が決定される。次に対象となった画像の中から取得したルールにて指定された主被写体の人物が写っている画像が選択され、作成指示情報の画像ファイルに登録されることで作成指示情報が作成される。選択される画像が多すぎる場合は、選択する画像の枚数を期間に応じて一定の枚数に制限してもよい。この場合、ランダムで一定の枚数を選択して制限する方法や、撮影日時で均等に一定の枚数を選択して制限する方法などがある。また、予め画像管理テーブル401でユーザのお気に入りや、ボケやブレなどの画像の評価結果による点数を付与しておき、点数の高いものから選ぶ方法を適用してもよい。作成された作成指示情報は、作成指示情報管理部306で管理され、作成日時を過ぎて使用されなくなるまで保持される。言い換えると、作成された作成指示情報は、対応するルールにて指定された作成日時から所定の日時が経過した後に、削除される。
S706にて、通信部303は、作成した作成指示情報をカメラ101に送信する。なお、通信の負荷の観点から、送信する作成指示情報に含まれる画像ファイルはカメラ101でスライドショーを再生するのに必要最低限の解像度に縮小したものを送信してもよい。S707にて、サーバ102は、ルール管理テーブル501のルールを全て処理したか否かを判定する。全ルールを処理した場合(S707にてYES)本処理フローを終了する。未処理のルールがある場合(S707にてNO)、S703へ戻り、全てのルールを処理するまでS703〜S706の処理を繰り返す。
カメラ101側では、S701にて、通信部307は、サーバ102から送信された作成指示情報を受信する。S702にて、作成指示情報保管部309は、受信した作成指示情報を保管する。そして、本処理フローを終了する。
図8は、カメラ101が作成指示情報を用いてスライドショーを作成する動作を示すフローチャートである。本処理フローは、カメラ101のCPUがROM等に保持されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S801にて、画像管理部308は、撮影部(不図示)を用いて画像を撮影し、記憶媒体104に保存して管理する。
S802にて、作成指示情報保管部309は、作成指示情報が存在するか否かを確認する。作成指示情報が存在する場合とは、図7にて示したようにサーバ102から作成指示情報を受信し、保持している場合である。作成指示情報が存在する場合(S802にてYES)、S803へ進み、存在しない場合は(S802にてNO)本処理フローを終了する。
S803にて、作成指示情報保管部309は、保持している作成指示情報を取得する。S804にて、作成指示情報保管部309は、現在時刻が作成指示情報の作成日時か否かを判定する。現在時刻が作成日時である場合(S804にてYES)、S805へ進み、作成日時でない場合は(S804にてNO)、本処理フローを終了する。
S805にて、作成指示情報保管部309は、S801にて撮影した画像に作成指示情報にて指定される主被写体の人物が写っているか否かを判定する。ここでの判定は、例えば顔認識などの処理を行い実行されるものとする。写っていた場合は(S805にてYES)、S806へ進み、写っていない場合は(S805にてNO)、本処理フローを終了する。
S806にて、作成指示情報保管部309は、作成指示情報の画像ファイルのリストに、S801にて撮影した画像を追加する。S807にて、コンテンツ作成判定部310は、作成指示情報にスライドショーを作成するのに必要な枚数の画像が存在するか否かを確認する。ここでの画像の枚数は、例えば50枚などの固定の枚数であってもよいし、ルールそれぞれに対して所定の枚数を定義しておいてもよい。必要枚数が存在する場合(S807にてYES)、S808へ進み、存在しない場合(S807にてNO)、本処理フローを終了する。
S808にて、コンテンツ作成部311は、作成指示情報の画像ファイルのリストに示される画像を用いてスライドショーを作成する。必要枚数以上の画像が存在する場合には、それらの中から選択してスライドショーを作成する。また、作成指示情報にズーム、パン、チルトなどの表示効果が含まれる場合は、スライドショーに表示効果が付加される。さらに、作成指示情報に登録された種類の情報を用いて相応しいトランジションなどの表示効果を選択して付加してもよい。
なお、本実施形態では、作成指示情報が一つだけの場合における動作を示したが、作成指示情報は複数存在してもよく、その場合はS803〜S808の処理が作成指示情報の数だけ繰り返し実行される。
図9は、作成された作成指示情報と、カメラが追加で撮影した画像とを用いて、カメラ側でスライドショーを作成した様子を時間の経過と合せて表したものである。特定のルール内の作成条件により作成指示情報が作成された場合、ルール内の選択条件に基づいてサーバ102内の画像が選択され、作成指示情報が作成される。作成指示情報が作成された後、カメラ101で新たに画像を撮影した際に、選択条件に基づいてその新たに撮影された画像から画像が選択され、作成指示情報に追加される。作成指示情報にスライドショーを作成するのに必要な枚数の画像が溜まった時点で、カメラによりスライドショーが作成される。
図10(a)の画面1001は、スライドショーが作成された際に、スライドショーの閲覧を促すメッセージをカメラ101の表示部(不図示)に表示したものである。ユーザはメッセージを選択することでスライドショーを再生することができる。メッセージとして表示する内容はスライドショーの作成に用いた画像のサムネイルを表示してもよいし、作成指示情報に定義された複数種類の情報から適切なメッセージを選んで表示してもよい。
図10(b)の画面1002は、スライドショーが未作成の時点において、ユーザに対し、スライドショーの作成に必要な画像の撮影を促すものである。つまり、作成指示情報がカメラ101内に存在し、且つスライドショーを作成するための画像が足りない場合、必要な画像が撮影されずスライドショーが作成されないことを防ぐために、カメラ101は、画面1001を表示する前に画面1002の表示を行う。撮影を促す画像の枚数は図8のS807の判定で用いたスライドショーの作成に必要な画像の枚数から作成指示情報に登録されている画像の枚数を引くことで算出可能である。なお、ここで表示されるメッセージとしては、ルールにて指定された条件を満たすために必要な要件が表示されるものとする。その要件としては、例えば、不足している画像の枚数や被写体、場所などが挙げられる。
本実施形態では、カメラ101がネットワーク103に通信可能に常時接続された一例を示した。一方、カメラ101がネットワーク103に通信可能に常時接続されていない場合は、カメラ101がネットワーク103に接続された際に、サーバ102に対して作成指示情報の取得を行ってもよい。サーバ102は、作成指示情報管理部306で管理されている作成指示情報をカメラ101に送信し、カメラ101は、ネットワーク103に接続されていない状態でも図8のフローチャートを実行してスライドショーを作成することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、ルールに基づいて予めスライドショーを作成するための作成指示情報を作成しておき、その後、撮影した画像と作成指示情報と組み合わせることで、短時間でスライドショーを作成できる。これにより、ユーザは、誕生日などのイベント当日にその場でサーバ内の過去に撮影した画像も含めたスライドショーを閲覧して楽しむことができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、コンテンツ作成機能をカメラ101が備えており、カメラ101側でスライドショーを作成していた。第二の実施形態では、コンテンツ作成機能をサーバ102が備え、サーバ102側でスライドショーを作成する形態について説明する。以下に、第一の実施形態との差異について説明し、重複する部分については省略する。
第一の実施形態では、コンテンツ作成機能をカメラ101が備えており、カメラ101側でスライドショーを作成していた。第二の実施形態では、コンテンツ作成機能をサーバ102が備え、サーバ102側でスライドショーを作成する形態について説明する。以下に、第一の実施形態との差異について説明し、重複する部分については省略する。
図11は、本実施形態に係るシステムの構成例を示す図である。第一の実施形態にて示した図3のコンテンツ作成システムの機能構成との差異として、サーバ102側にコンテンツ作成機能を持たせた場合の機能構成を示す。本実施形態に係るカメラ101は、ルール保管部1101と送信画像判定部1102を備える。ルール保管部1101は、図13に示すルールの情報を保管する。送信画像判定部1102は、ルール保管部1101で保管されるルールに基づいて、撮影した画像をサーバ102に送信するか否かを判定する。
本実施形態に係るサーバ102は、コンテンツ作成判定部1103とコンテンツ作成部1104を備える。コンテンツ作成判定部1103は、作成指示情報管理部306で管理されている作成指示情報とカメラ101から受信した画像の情報からスライドショーを作成するか否かを判定する。スライドショーを作成すると判定された場合、コンテンツ作成部1104は、作成指示情報とカメラ101から受信した画像を用いてスライドショーを作成する。
図12は、カメラ101のルール保管部1101が管理するルールの構成例を示し、図13のフローチャートによりサーバ102から受信したルールを保持する。本実施形態では、コンテンツ作成機能をサーバ102が備えるため、作成指示情報において画像ファイルの情報は、カメラ101側に必要ない。ルール1201は、図6に示した作成指示情報601から画像ファイルの情報を省いたものである。
図13は、サーバ102側でスライドショーを作成する場合に作成指示情報を作成する動作を示すフローチャートである。本処理フローは、第一の実施形態にて述べた図7のフローチャートとは異なり、サーバ102がルールをチェックして作成指示情報をカメラ101に送る代わりに、サーバ102がルールをカメラ101に送信する。重複する処理については第一の実施形態と同じ参照番号を付し、ここでは差分のみを説明する。
サーバ102側では、S1403にて、通信部303は、S705で作成された作成指示情報のうちのルールに関する部分をカメラ101に送信する。
カメラ101側では、S1301にて、通信部307が、サーバ102が作成した作成指示情報のうちのルールに関する部分を受信する。
S1302にて、ルール保管部1101は、受信したルールを登録して保管する。
図14は、サーバ102が作成指示情報とカメラ101から受信した画像を用いてスライドショーを作成する動作を示すフローチャートである。
カメラ101側では、S1401にて、画像管理部308は、撮影部(不図示)を用いて画像を撮影し、記憶媒体104に保存して管理する。
S1402にて、ルール保管部1101は、ルールが存在するか否かを確認する。ルールが存在する場合(S1402にてYES)、S1403へ進み、存在しない場合は(S1402にてNO)本処理フローを終了する。ここでルールが存在する場合とは、図13のS1301〜S1302にて示したように、サーバ102からルールを受信して保持している場合である。
S1403にて、ルール保管部1101は、保持しているルールを取得する。S1404にて、送信画像判定部1102は、現在時刻がルールにて示される作成日時か否かを判定する。現在時刻が作成日時である場合(S1404にてYES)、S1405へ進み、作成時刻でない場合(S1404にてNO)本処理フローを終了する。
S1405にて、送信画像判定部1102は、撮影した画像にルールにて指定される主被写体の人物が写っているか否かを判定する。ここでの判定は、画像に対する顔認識などを実行することで実現される。写っている場合は(S1405にてYES)、S1406へ進み、写っていない場合は(S1405にてNO)、本処理フローを終了する。
S1406にて、通信部307は、サーバ102に対し、ルールにて示されるIDと送信画像判定部1102にてルールにて指定されている被写体が写っていると判定された画像を送信する。
サーバ102側では、S1407にて、通信部303は、カメラ101から送信されたルールのIDと画像を受信する。ここで受信したルールのIDは、サーバ102が保持している作成指示情報に含まれるIDと一致している。そこで、S1408にて、作成指示情報管理部306は、同一のIDを持つ作成指示情報を取得する。S1409にて、作成指示情報管理部306は、取得した作成指示情報の画像ファイルのリストに、S1407にて受信した画像を追加する。
S1410にて、コンテンツ作成判定部1103は、スライドショーを作成するのに必要な枚数の画像が作成指示情報の画像ファイルのリストに存在するか否かを判定する。ここでの必要枚数は、第一の実施形態と同様、固定の枚数であってもよいし、ルールそれぞれに対して所定の枚数を定義しておいてもよい。必要枚数の画像が存在する場合(S1410にてYES)、S1411へ進み、存在しない場合は、本処理フローを終了する。
S1411にて、コンテンツ作成部1104は、作成指示情報に対して登録された画像ファイルを用いてスライドショーを作成する。
なお、カメラ101に保管されるルールは、作成日時から1日以上経過した際に不要になったと判定して削除してもよいし、サーバ102からスライドショーを作成したタイミングで通知を受けて削除されてもよい。また、上記のフローでは、1つのルールがカメラ101に登録された例を述べたが、複数のルールが登録されていてもよく、その場合はルールの数に応じて撮影画像がサーバ102に送信されることとなる。
また、サーバ102は、コンテンツを作成した後、カメラ101のユーザの指示などに従って、任意のタイミングにて作成したコンテンツをカメラ101に送信するようにしてもよい。もしくは、コンテンツが作成されている旨のみをカメラ101に通知するようにしてもよい。この場合は、例えば、Webブラウザなどを介して生成されたコンテンツにアクセスできるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバの作成指示情報に含まれるルールをカメラが取得して保管することで、スライドショーの作成に不必要な画像をサーバに送信する無駄を省くことができる。サーバは予め用意した作成指示情報と、送信したルールに対する応答としてカメラから受信した画像を組み合わせることで、短時間でスライドショーを作成できる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態では、ルールに位置情報を含めて用いることで、過去に旅行した場所に再び訪れて撮影した場合など、同じ場所に複数回訪れて撮影した際にスライドショーを作成する形態について説明する。本実施形態では、サーバ側でスライドショーを作成する例として第二の実施形態との差異を用いて説明するが、第一の実施形態のように、カメラ側で作成する場合にも適用可能である。以下に、第二の実施形態との差異について説明し、重複する部分の説明は省略する。
第三の実施形態では、ルールに位置情報を含めて用いることで、過去に旅行した場所に再び訪れて撮影した場合など、同じ場所に複数回訪れて撮影した際にスライドショーを作成する形態について説明する。本実施形態では、サーバ側でスライドショーを作成する例として第二の実施形態との差異を用いて説明するが、第一の実施形態のように、カメラ側で作成する場合にも適用可能である。以下に、第二の実施形態との差異について説明し、重複する部分の説明は省略する。
図15(a)に示すルール管理テーブル1501は、本実施形態に係るルール管理テーブルであり、過去に撮影した画像の位置情報を用いるための構成例を示す。ルール管理テーブル1501では過去に旅行などで訪れて撮影した代表的な地点の位置情報を対象場所として管理する。さらに、ルール管理テーブル1501では、対象場所の地点と一致するかの判定に用いる範囲と、何か所以上一致すればスライドショーを作成するかの作成条件となる場所の数を管理する。
図15(b)に示す作成指示情報1502は、本実施形態に係る作成指示情報であり、位置情報を用いるための構成例を示す。作成指示情報1502は、対象場所、一致する場所の数、対象場所からの範囲の情報に加えて、一致すると判定した場所を示す情報(一致済み場所)を含む。
図15(c)に示すルール1503は、本実施形態に係るルールであり、位置情報を用いるための構成例を示す。カメラ101は、サーバ102が作成する作成指示情報1602に含まれるルールを保持する。
図16は、位置情報を用いて作成指示情報を作成する動作を示すフローチャートである。第二の実施形態にて述べた図13の時間情報を用いて作成指示情報を作成するか否かを判定する代わりに、位置情報を用いて判定する。
カメラ101の電源がONになった際に処理が開始される。S1601にて、カメラ101は、GPS(Global Positioning System)を用いて、自身の位置情報(緯度、経度の情報)を取得する。S1602にて、通信部307は、取得した自身の位置情報をサーバ102に送信する。
サーバ102側では、S1605にて、通信部303は、カメラ101から送信された位置情報(経度、緯度)を受信する。S1606にて、ルール管理部302は、ルール管理テーブル1501からまだ処理されていないルールを一つ取得する。
S1607にて、作成指示情報作成判定部304は、ルール管理テーブル1501の対象地点から設定された範囲内に、カメラ101から受信した位置情報が含まれるか否かを判定する。対象地点から範囲内であれば(S1607にてYES)S1608へ進み、範囲外であれば(S1607にてNO)、S1610へ進む。
S1608にて、作成指示情報作成部305は、作成指示情報を作成する。この時点での作成指示情報は、カメラ101にルールを送信するためだけに用いられ、作成指示情報の一致済み場所と画像ファイルには何も登録されていない。S1609にて、通信部303は、作成指示情報に含まれるルールのID、種類、対象場所、および範囲の情報を、ルールとしてカメラ101に送信する。
S1610にて、ルール管理部302は、管理している全てのルールに対して処理が完了したか否かを判定する。全ルールに対して処理が完了していた場合(S1610にてYES)、本処理フローを終了する。一方、未処理のルールがある場合(S1610にてNO)、S1606に戻り、S1606〜S1609の処理を繰り返し実行する。
カメラ101側では、S1603にて、通信部307は、サーバ102から送信されたルールを受信する。S1604にて、ルール保管部1101は、受信したルールを登録して保管する。そして、本処理フローを終了する。
図17は、位置情報を用いてスライドショーを作成する動作を示すフローチャートである。第二の実施形態にて述べた図14のサーバ102に送信する画像を主被写体の人物が写っているか否かで判定する代わりに、撮影した画像の場所で判定する。
カメラ101側では、S1403の処理の後、S1701にて、送信画像判定部1102は、画像の撮影位置が、カメラ101内に保持されているルールの対象場所の範囲内に含まれるか否かを判定する。範囲内であれば(S1701にてYES)S1406へ進み、範囲外であれば(S1701にてNO)本処理フローを終了する。カメラ101は、S1406にて、S1701においてルールが指定する範囲以内で撮影されたと判定された画像をサーバ102に送信する。
サーバ102側では、S1408にて作成指示情報を取得した後、S1702にて、作成指示情報管理部306は、カメラ101から受信した画像を用いて作成指示情報を更新する。ここで作成指示情報には、一致済みの場所に受信した画像の撮影位置の地点が追加され、画像ファイルのリストには受信した画像が追加される。さらに、画像管理部301は、過去にその地点で撮影された画像を検索して画像ファイルに追加する。
S1703にて、コンテンツ作成判定部1103は、一致した場所の数が作成指示情報に設定された数以上か否かを判定する。設定された数以上であれば(S1703にてYES)S1411に進み、設定された数より少ない場合は(S1703にてNO)本処理フローを終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ルールに位置情報を用いることで、同じ場所に複数回訪れて撮影した画像を用いてスライドショーを作成できる。例えば、10年前に旅行した場所に再び訪れた場合、10年前の画像と同じ場所で撮影した画像を連続して表示して思い出を振り返るスライドショーを楽しむことができる。
<第四の実施形態>
第四の実施形態では、ルールに顔情報を用いることで、設定された人数以上の知り合いと一緒に撮影した場合に、スライドショーを作成する形態について説明する。本実施形態では、サーバ側でスライドショーを作成する例として第二の実施形態との差異を用いて説明するが、第一の実施形態のように、カメラ側で作成する場合にも適用可能である。以下に、第二の実施形態との差異について説明し、重複する部分の説明は省略する。
第四の実施形態では、ルールに顔情報を用いることで、設定された人数以上の知り合いと一緒に撮影した場合に、スライドショーを作成する形態について説明する。本実施形態では、サーバ側でスライドショーを作成する例として第二の実施形態との差異を用いて説明するが、第一の実施形態のように、カメラ側で作成する場合にも適用可能である。以下に、第二の実施形態との差異について説明し、重複する部分の説明は省略する。
図18(a)に示すルール管理テーブル1801は、本実施形態に係るルール管理テーブルであり、顔情報を用いるための構成例を示す。ルール管理テーブル1801では、主被写体の人物が何人以上の人と一緒に写った場合にスライドショーを作成するかの作成条件となる人数を管理する。なお、一緒に写ったとカウントされる人物は、予め顔を認識するための顔辞書(不図示)に登録されているものとする。顔辞書に登録される顔の情報は、登録した顔を一意に識別するためのID(識別情報)および、顔の特徴量を含む。
図18(b)に示す作成指示情報1802は、本実施形態に係る作成指示情報であり、顔情報を用いるための構成例を示す。作成指示情報1802では、主被写体、一緒に写った人の数(閾値)に加えて、顔辞書に登録されており一緒に写ったと判定された人(「一緒に写った人」)の情報(人物の識別情報)を含んで構成される。ここで、「一緒に写った人」において、重複する被写体は1つ(同一人物)として登録される。そのため、「一緒に写った人の数」は、異なる被写体の数を示す。
図18(c)に示すルール1803は、本実施形態に係るルールであり、顔情報を用いるための構成例を示す。カメラ101は、サーバ102が作成する作成指示情報1802に含まれるルールを保持する。
図19は、顔情報を用いて作成指示情報を作成する動作を示すフローチャートである。第二の実施形態にて述べた図13の時間情報を用いて作成指示情報を作成するか否かを判定する代わりに、顔情報を用いて判定する。
カメラ101に新しい顔の情報を登録する際に処理が開始される。S1901にて、カメラ101は、撮影した画像に対する顔認識などに基づき、顔情報を辞書に登録する。S1902にて、通信部307は、新たに登録した顔情報(顔IDと顔の特徴量)をサーバ102に送信する。
サーバ102側では、S1905にて、通信部303は、カメラ101から送信された顔情報(顔ID、特徴量)を受信する。そして、サーバ102は、カメラ101と同様に顔辞書(不図示)として保持する。
S1906にて、ルール管理部302は、ルール管理テーブル1801からまだ処理されていないルールを一つ取得する。S1907にて、作成指示情報作成判定部304は、ルール管理テーブル1801の「一緒に写った人の数」以上の人物が顔辞書に登録されたか否かを判定する。設定数以上の数の人物が登録された場合(S1907にてYES)S1908へ進み、登録されていない場合は(S1907にてNO)S1910へ進む。
S1908にて、作成指示情報作成部305は、作成指示情報を作成する。作成指示情報作成部305は、画像管理部301で管理する画像から顔辞書に登録された人物と、主被写体の人物が一緒に写った画像を検索する。作成指示情報1802の画像ファイルのリストに検出された画像が追加される。また、主被写体と一緒に写っている人物は、作成指示情報の一緒に写った人に追加される。
S1909にて、通信部303は、作成指示情報に含まれるルールのID、種類、主被写体の情報をルールとして、カメラ101に送信する。S1910にて、ルール管理部302は、管理している全てのルールに対して処理が完了したか否かを判定する。全ルールに対して処理が完了していた場合(S1910にてYES)、本処理フローを終了する。一方、未処理のルールがある場合(S1910にてNO)、S1906に戻り、S1906〜S1909の処理を繰り返し実行する。
カメラ101側では、S1903にて、通信部307は、サーバ102から送信されたルールを受信する。S1904にて、ルール保管部1101は、受信したルールを登録して保管する。
図20は、顔情報を用いてスライドショーを作成する動作を示すフローチャートである。第二の実施形態にて述べた図14のサーバ102に送信する画像を主被写体の人物が写っているか否かで判定する代わりに、顔辞書に登録された人物が写っているか否かで判定する。
カメラ101側では、S1403の処理の後、S2001にて、送信画像判定部1102は、S1401にて撮影した画像にカメラ101内に保持されているルールの主被写体と顔辞書に登録された人物が一緒に写っているか否かを判定する。一緒に写っている場合は(S2001にてYES)、S1406へ進み、写っていない場合は(S2001にてNO)本処理フローを終了する。カメラ101は、S1406にて、S2001で一緒に写っていると判定された画像をサーバ102に送信する。
サーバ102側では、S1408にて作成指示情報を取得した後、S2002にて、作成指示情報管理部306は、カメラ101から受信した画像を用いて作成指示情報を更新する。作成指示情報には、受信した画像に写っている人物と画像ファイルの情報が追加される。
S2003にて、コンテンツ作成判定部1203は、作成指示情報の「一緒に写った人」に登録されている人物の数が、作成指示情報に設定された「一緒に写った人の数」の人数以上か否かを判定する。設定されている「一緒に写った人の数」以上である場合(S2003にてYES)S1411へ進み、設定された人数より少ない場合は(S2003にてNO)本処理フローを終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、スライドショーを作成するルールに顔情報を用いることで、主被写体となる人物が出会った人々と一緒に写った画像を用いたスライドショーを作成できる。例えば、主被写体となる人物が30人目に出会った人と一緒に撮影したとき、即座にスライドショーが作成されて、過去に出会った人々との思い出を楽しむことができる。
<その他の実施形態>
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施例の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101・・・カメラ、102・・・サーバ、302・・・ルール管理部、303・・・通信部、304・・・作成指示情報作成判定部、305・・・作成指示情報作成部、306・・・作成指示情報管理部、310・・・コンテンツ作成判定部、311・・・コンテンツ作成部
Claims (32)
- 第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムであって、
前記第一の装置は、
画像を保持する第一の保持手段と、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、
前記ルールに基づいて、前記第一の保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成手段と、
前記作成用データを前記第二の装置に送信する手段と
を有し、
前記第二の装置は、
画像を新たに取得する取得手段と、
前記第一の装置から送信された前記作成用データと、前記取得手段にて取得された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段と
を有することを特徴とするコンテンツ作成システム。 - 前記コンテンツ作成手段は、前記作成用データが生成された日時よりも後に、前記取得手段にて新たに取得された画像を用いてコンテンツを作成することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記作成手段は、前記作成用データを作成する際に用いたルールの情報を当該作成用データに含め、
前記コンテンツ作成手段は、前記作成用データに含まれるルールの情報に基づき、前記取得手段にて取得された新たな画像の中からコンテンツの作成に用いられる画像を選択することを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記ルールは、条件として時間情報を含み、
前記作成手段は、現在の時刻が前記時間情報にて指定された日時である場合に、前記作成用データを作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記作成手段は、前記時間情報にて指定された期間内に撮影された画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として選択することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記ルールは、条件として被写体の情報を含み、
前記作成手段は、前記被写体の情報にて指定された被写体が含まれる画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として選択することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記コンテンツ作成手段は、前記コンテンツの作成用データにて指定された画像および前記コンテンツ作成手段が選択した画像の枚数が、所定の枚数よりも多くなった場合に前記コンテンツを作成することを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記第二の装置は、
前記取得手段にて取得された画像を保持する第二の保持手段を更に備え、
前記第二の保持手段に保持された画像を定期的に前記第一の装置に送信し、保持させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。 - 第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムであって、
前記第一の装置は、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、
前記ルール管理手段に管理されたルールのうち、指定された条件を満たしたルールを前記第二の装置へ送信する第一の送信手段と、
前記第一の送信手段にて送信したルールに対する応答として前記第二の装置から受信した画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として当該コンテンツの作成用データを作成する作成手段と、
前記作成用データを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段と
を有し、
前記第二の装置は、
画像を取得する取得手段と、
前記取得手段にて取得した画像のうち、前記第一の装置から受信したルールにて指定された条件を満たす画像を選択し、前記第一の装置へ送信する第二の送信手段と
を有することを特徴とするコンテンツ作成システム。 - 前記コンテンツ作成手段は、前記第一の送信手段にて送信したルールにて指定された条件を満たす画像を所定の枚数よりも多く受信した際に、当該ルールに対応するコンテンツを作成することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記ルールは、条件として画像が撮影された位置の情報を含み、
前記第一の装置は、前記第二の装置の位置情報を取得する手段を更に有し、
前記第一の送信手段は、前記第二の装置の位置情報が前記ルールに含まれる位置の情報が示す範囲内である場合に、当該ルールを送信することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記第二の送信手段は、前記第一の装置から受信したルールに含まれる位置の情報にて指定された範囲の位置で撮影された画像を、前記第一の装置へ送信することを特徴とする請求項11に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記コンテンツ作成手段は、前記第一の送信手段にて送信したルールにて指定された所定の範囲にて撮影された画像を所定の枚数よりも多く受信した際に、当該ルールに対応するコンテンツを作成することを特徴とする請求項11または12に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記ルールは、条件として画像に含まれる被写体の情報を含み、
前記第一の装置は、被写体の情報の登録を受け付ける手段を更に有し、
前記第一の送信手段は、登録された被写体の情報が前記ルールにて指定された数を超えた場合に、当該ルールを送信することを特徴とする請求項9に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記第二の送信手段は、前記第一の装置から受信したルールにて指定された被写体の情報に一致する被写体を含む画像を、前記第一の装置へ送信することを特徴とする請求項14に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記コンテンツ作成手段は、前記第二の装置から受信した1または複数の画像に含まれる被写体の種類の数が、前記第一の送信手段にて送信したルールにて指定された数を超えた際に、当該ルールに対応するコンテンツを作成することを特徴とする請求項14または15に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記作成用データは、前記コンテンツにて表示する画像の大きさおよび位置に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至16のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。
- 第二の装置は更に、表示部にコンテンツを表示させる表示手段を更に備え、
前記表示手段は、前記コンテンツが作成された際に、当該コンテンツの閲覧を促す表示を行うことを特徴とする請求項1乃至17のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。 - 前記表示手段は、前記コンテンツを作成するための前記ルールが指定する条件が満たされていない場合、当該ルールの条件を満たすために必要な要件を表示することを特徴とする請求項18に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記表示手段は、前記ルールの条件を満たすために、追加で画像の取得を促す表示を行うことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記コンテンツは、スライドショーもしくはフォトブックであることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。
- 前記第一の装置は、情報処理装置であり、
前記第二の装置は、カメラであることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか一項に記載のコンテンツ作成システム。 - 第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムの制御方法であって、
前記第一の装置において、
画像を保持手段に保持する第一の保持工程と、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理工程と、
前記ルールに基づいて、前記保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成工程と、
前記作成用データを前記第二の装置に送信する工程と
を有し、
前記第二の装置において、
画像を新たに取得する取得工程と、
前記第一の装置から送信された前記作成用データと、前記取得工程にて取得された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成工程と
を有することを特徴とするコンテンツ作成システムの制御方法。 - 第一の装置と第二の装置とが通信可能に接続されたコンテンツ作成システムの制御方法であって、
前記第一の装置において、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理工程と、
前記ルール管理工程に管理されたルールのうち、指定された条件を満たしたルールを前記第二の装置へ送信する第一の送信工程と、
前記第一の送信工程にて送信したルールに対する応答として前記第二の装置から受信した画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として当該コンテンツの作成用データを作成する作成手段と、
前記作成用データを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成工程と
を有し、
前記第二の装置において、
画像を取得する取得工程と、
前記取得工程にて取得した画像のうち、前記第一の装置から受信したルールにて指定された条件を満たす画像を選択し、前記第一の装置へ送信する第二の送信工程と
を有することを特徴とするコンテンツ作成システムの制御方法。 - 撮像装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、
画像を保持する保持手段と、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、
前記ルールに基づいて、前記保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成手段と、
前記作成用データを前記撮像装置に送信する手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置と通信可能に接続された撮像装置であって、
画像を撮影する撮影手段と、
前記情報処理装置から、コンテンツを作成するためのルールに基づいて選択された当該コンテンツの作成に使用可能な画像の情報を含む当該コンテンツの作成用データを取得する取得手段と、
前記情報処理装置から取得した前記作成用データと、前記撮影手段にて新たに撮影された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置と通信可能に接続された情報処理装置であって、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理手段と、
前記ルール管理手段に管理されたルールのうち、指定された条件を満たしたルールを前記撮像装置へ送信する送信手段と、
前記送信手段にて送信したルールに対する応答として、前記撮像装置から受信した画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として当該コンテンツの作成用データを作成する作成手段と、
前記作成用データを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成手段と
を有することを特徴とする情報処理装置。 - 情報処理装置と通信可能に接続された撮像装置であって、
画像を撮影する撮影手段と、
前記情報処理装置から、コンテンツを作成するためのルールを取得する取得手段と、
前記撮影手段にて取得した画像のうち、前記情報処理装置から取得したルールにて指定された条件を満たす画像を選択し、前記情報処理装置へ送信する送信手段と
を有することを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置と通信可能に接続された情報処理装置の制御方法であって、
画像を保持手段に保持する保持工程と、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理工程と、
前記ルールに基づいて、前記保持手段に保持された画像の中からコンテンツの作成に使用可能な画像を選択し、当該選択した画像を用いたコンテンツの作成用データを作成する作成工程と、
前記作成用データを前記撮像装置に送信する工程と
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置と通信可能に接続された撮像装置の制御方法であって、
画像を撮影する撮影工程と、
前記情報処理装置から、コンテンツを作成するためのルールに基づいて選択された当該コンテンツの作成に使用可能な画像の情報を含む当該コンテンツの作成用データを取得する取得工程と、
前記情報処理装置から取得した前記作成用データと、前記撮影工程にて新たに撮影された画像とを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成工程と
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像装置と通信可能に接続された情報処理装置の制御方法であって、
コンテンツを作成するためのルールを管理するルール管理工程と、
前記ルール管理工程に管理されたルールのうち、指定された条件を満たしたルールを前記撮像装置へ送信する送信工程と、
前記送信工程にて送信したルールに対する応答として、前記撮像装置から受信した画像を、コンテンツの作成に使用可能な画像として当該コンテンツの作成用データを作成する作成工程と、
前記作成用データを用いて、前記コンテンツを作成するコンテンツ作成工程と
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 情報処理装置と通信可能に接続された撮像装置の制御方法であって、
画像を撮影する撮影工程と、
前記情報処理装置から、コンテンツを作成するためのルールを取得する取得工程と、
前記撮影工程にて取得した画像のうち、前記情報処理装置から取得したルールにて指定された条件を満たす画像を選択し、前記情報処理装置へ送信する送信工程と
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015139103A JP2017021594A (ja) | 2015-07-10 | 2015-07-10 | コンテンツ作成システムおよびその制御方法、情報処理装置およびその制御方法、並びに撮像装置およびその制御方法 |
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