JP2017021491A - 情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 イベント参加者に限定してコンテンツを配信する情報処理システムを提供する。【解決手段】 コンテンツを管理するコンテンツ管理サーバ130であって、イベント期間情報とイベント位置情報及び範囲情報とを、前記コンテンツと関連付けて格納する格納手段と、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における参加者端末120の位置を示す位置情報とを含むコンテンツ配信要求を、参加者端末120より受信する受信手段と、前記格納されたコンテンツのうち、関連付けられたイベント期間情報により特定される期間が、受信したコンテンツ配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられたイベント位置情報及び範囲情報により特定される領域が、受信したコンテンツ配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含むコンテンツを抽出する抽出手段と、前記抽出されたコンテンツを、参加者端末120に対して配信する配信手段とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、サーバ装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来より、イベントやセミナー、説明会のような、特定の期間に特定の場所で開催される催し(「イベント等」と称す)に集まる複数の人々(「参加者」と称す)を対象に、電子コンテンツを配信する情報処理システムが知られている(下記特許文献1等参照)。
当該情報処理システムでは、各参加者の通信アドレス(例えば、IPアドレス、MACアドレス、メールアドレス等)を収集しておき、収集した通信アドレスに電子コンテンツを配信することで、配信先を限定している。
しかしながら、上記情報処理システムの場合、電子コンテンツが、実際の参加者以外にも配信される可能性を含んでいる。通信アドレスを収集した際に、参加者が自身の通信アドレスを提示しているとは限らないからである。例えば、参加者の知人の通信アドレスや、参加者が所属するグループの通信アドレス等を提示していた場合にあっては、参加者以外にも、電子コンテンツが配信されることになる。
このようなことから、参加者に限定して電子コンテンツを配信するためには、配信先となる端末を所持する者が特定の期間に特定の場所に実際にいたことを、情報処理システムが確認する構成とすることが望ましい。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、イベント等の参加者に限定して電子コンテンツを配信可能な情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明の各実施形態に係るサーバ装置は、以下のような構成を有する。すなわち、
電子コンテンツを管理するサーバ装置であって、
期間を特定するための期間情報と領域を特定するための領域情報とを、前記電子コンテンツと関連付けて格納する格納手段と、
前記電子コンテンツの配信要求であって、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における端末の位置を示す位置情報とを含む配信要求を、該端末より受信する受信手段と、
前記格納手段に格納された電子コンテンツのうち、関連付けられた期間情報により特定される期間が、前記受信した配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられた領域情報により特定される領域が、前記受信した配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含む電子コンテンツを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信する配信手段とを有する。
本発明の各実施形態によれば、イベント等の参加者に限定して電子コンテンツを配信可能な情報処理システムを提供することができるようになる。
情報処理システムにおいて参加者がコンテンツを取得するまでの流れを示す図である。 情報処理システムのシステム構成の一例を示す図である。 参加者端末とコンテンツ管理サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 コンテンツ格納情報の一例を示す図である。 参加者情報の一例を示す図である。 アプリケーション格納情報及びコンテンツ管理情報の一例を示す図である。 配布者用イベント登録画面の一例を示す図である。 配布者端末の機能構成の一例を示す図である。 参加者用画面の一例を示す図である。 参加者用画面の一例を示す図である。 参加者用画面の一例を示す図である。 参加者端末の機能構成の一例を示す図である。 参加者端末による記録処理の流れを示すフローチャートである。 参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。 参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。 コンテンツ管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 コンテンツ管理サーバによる登録処理の流れを示すフローチャートである。 コンテンツ管理サーバによるコンテンツ配信処理の流れを示すフローチャートである。 コンテンツ管理情報の他の一例を示す図である。 参加者用画面の他の一例を示す図である。 参加者端末の機能構成の他の一例を示す図である。 参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。 参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。 コンテンツ管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 コンテンツ管理サーバによるコンテンツ配信処理の流れを示すフローチャートである。 参加者用画面の他の一例を示す図である。 参加者端末による記録処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の各実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態に係る明細書及び図面の記載に際して、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[第1の実施形態]
<1.コンテンツを取得するまでの流れ>
はじめに、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、参加者が電子コンテンツ(以下、単にコンテンツと略す)を取得するまでの流れについて、その概要を説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、参加者がコンテンツを取得するまでの流れを示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システムは、配布者111が使用する配布者端末110と、参加者121が所持する参加者端末120と、コンテンツを管理するコンテンツ管理サーバ130とを含む。配布者111は、所定のイベントにおいて所定のブースに展示物を出展し、配布者111の出展に参加した参加者121を対象にコンテンツを配布する者である。
配布者111は、所定のイベントにおいて所定のブースに展示物を出展するにあたり、コンテンツ管理サーバ130に対して、配布者端末110を用いて各種登録内容を登録する。登録内容には、イベント名、イベント期間、イベントが開催される領域を示すイベント位置情報及びイベント範囲情報、配布者ID、コンテンツを配布したい配布期間、配布するコンテンツが含まれる。
領域101は、イベント位置情報とイベント範囲情報とにより特定される領域(イベントが開催される領域)を示す(以下、イベント位置情報とイベント範囲情報とにより特定される領域101を示す情報を、イベント領域情報と称す)。図1の例は、コンテンツ管理サーバ130に登録された、イベント名="イベントA"のイベントが、イベント期間="2015年1月25日10時〜1月26日17時"の間、領域101において開催されることを示している。また、図1の例は、配布者111が、領域101のブース102に展示物を出展すること、配布者111の配布者IDが"β"であることを示している。
ここで、参加者121がイベント期間中に参加者端末120を所持して、ブース102の出展に参加したとする。参加者121が所持する参加者端末120は、少なくとも参加者121が出展に参加している間、時刻情報と位置情報とを記録する。また、参加者端末120は、参加者121が出展に参加したことで入手した配布者ID(=β)を記録する。これにより、参加者121は、"イベントA"の開催期間中に、配布者111の出展に参加していたことを、参加者端末120に記録した時刻情報、位置情報、配布者IDにより立証することができる。
その後、参加者121が領域101から退出し、後日、配布者111が参加者に限定して配布するコンテンツを取得しようとしたとする。この場合、参加者121は、配布者111の出展に参加していたことを立証する、時刻情報、位置情報、配布者IDを含むコンテンツ配信要求をコンテンツ管理サーバ130に送信する。
コンテンツ配信要求に対して、コンテンツ管理サーバ130では、配布者111により登録された登録内容を参照し、コンテンツ配信要求に含まれる時刻情報、位置情報、配布者IDが、登録内容に対応するか否かを判定する。
コンテンツ管理サーバ130では、コンテンツ配信要求に含まれる時刻情報、位置情報、配布者IDが、登録内容に対応すると判定した場合、参加者121が、配布者111の出展に参加していたと判定する。この場合、コンテンツ管理サーバ130では、コンテンツ配信要求の要求元である参加者端末120に対して、配布者111が配布するコンテンツを配信する。
このように、本実施形態に係る情報処理システムでは、時刻情報、位置情報、配布者IDに基づいて、参加者121が配布者111の出展に参加していたことを確認することができる。これにより、本実施形態に係る情報処理システムによれば、配布者111の出展に実際に参加した参加者121に限定して、コンテンツを配信することが可能となる。
<2.情報処理システムのシステム構成>
次に、情報処理システムの全体構成について説明する。図2は、情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。上述したとおり、情報処理システム200は、配布者端末110、参加者端末120、コンテンツ管理サーバ130を有する。
図2に示すように、配布者端末110とコンテンツ管理サーバ130とは、ネットワーク240を介して通信可能に接続される。同様に、参加者端末120とコンテンツ管理サーバ130とは、ネットワーク240を介して通信可能に接続される。なお、ネットワーク240は、インターネットやLAN(Local Area Network)等、任意のネットワークにより構成可能である。
配布者端末110には、コンテンツ生成プログラムと登録プログラムとがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、配布者端末110は、コンテンツ生成部211、登録部212として機能する。
コンテンツ生成部211は、配布者111が参加者121に配布するコンテンツを生成し、コンテンツ格納部213に格納する。
登録部212は、コンテンツ格納部213に格納されたコンテンツをコンテンツ管理サーバ130に登録する。登録部212では、コンテンツを登録するにあたり、参加者が出展に参加したか否かを判定するための情報(イベント名、イベント期間、イベント位置情報、イベント範囲情報、配布者ID、配布期間)を登録する。
参加者端末120には、コンテンツ取得用アプリケーションインストールプログラムがインストールされており、当該プログラムが実行されることで、参加者端末120は、コンテンツ取得用アプリケーションインストール部221として機能する。
コンテンツ取得用アプリケーションインストール部221は、コンテンツ管理サーバ130にアクセスし、コンテンツ取得用アプリケーションを取得し、インストールする。コンテンツ取得用アプリケーションとは、コンテンツ管理サーバ130に登録されたコンテンツについて配信要求を行い、コンテンツを取得する際に用いるアプリケーションである。コンテンツ取得用アプリケーションが参加者端末120にて実行されることで、参加者端末120は、コンテンツ取得部222として機能する。
コンテンツ取得部222は、参加者端末120の位置情報を所定周期で取得し、それぞれの位置情報を取得した時刻を示す時刻情報と対応付けて、参加者情報として、参加者情報格納部223に格納する。
また、コンテンツ取得部222は、参加者121より、イベント一覧が要求された場合に、コンテンツ管理サーバ130にイベント検索要求を送信する。更に、コンテンツ取得部222は、イベント検索要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130より、イベント一覧を受信した場合に、これを表示する。
また、コンテンツ取得部222は、参加者121より、イベント一覧の中から選択されたイベントについてのコンテンツの配信要求が指示された場合に、参加者情報格納部223より対応する参加者情報を読み出す。更に、コンテンツ取得部222は、読み出した参加者情報を含むコンテンツ配信要求を生成し、コンテンツ管理サーバ130に送信する。更に、コンテンツ取得部222は、コンテンツ配信要求の送信に応じてコンテンツ管理サーバ130よりコンテンツを受信した場合に、参加者情報と対応付けて格納する。
コンテンツ管理サーバ130には、コンテンツ取得用アプリケーション提供プログラムとコンテンツ管理プログラムがインストールされている。コンテンツ管理サーバ130は、当該プログラムを実行することで、コンテンツ取得用アプリケーション提供部231及びコンテンツ管理部232として機能するサーバ装置である。
コンテンツ取得用アプリケーション提供部231は、参加者端末120からのアクセスに応じて、アプリケーション格納部233よりコンテンツ取得用アプリケーションを読み出す。また、コンテンツ取得用アプリケーション提供部231は、読み出したコンテンツ取得用アプリケーションを、参加者端末120に提供する。これにより、参加者端末120には、コンテンツ取得用アプリケーションがインストールされ、参加者121は、コンテンツ取得用アプリケーションを利用することができる。
コンテンツ管理部232は、配布者端末110からのアクセスに応じて、配布者端末110に対して配布者用イベント登録画面を提供する。また、配布者用イベント登録画面を介して配布者端末110より入力された登録内容を、コンテンツ管理情報としてコンテンツ管理情報格納部234に登録する。
また、コンテンツ管理部232は、参加者端末120からイベント検索要求を受信した場合に、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。そして、イベント検索要求に含まれる検索キューに合致するイベントを読み出し、イベント一覧として参加者端末120に送信する。
また、コンテンツ管理部232は、参加者端末120からコンテンツ配信要求を受信した場合に、コンテンツ配信要求に含まれる参加者情報(時刻情報、位置情報、配布者ID)に基づいて、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。そして、コンテンツ管理情報として登録されているコンテンツの中から、関連付けられたイベント期間、イベント位置情報及びイベント範囲情報、配布者IDが、コンテンツ配信要求に含まれる時刻情報、位置情報、配布者IDに対応するコンテンツを抽出する。
なお、コンテンツ管理部232では、コンテンツが抽出できた場合には、コンテンツ配信要求の要求元が、配布者111の出展に参加していた参加者であると判定する。一方、コンテンツが抽出できなかった場合には、コンテンツ配信要求の要求元が、配布者111の出展に参加していなかった者であると判定する。すなわち、コンテンツ管理部232では、イベント位置情報、イベント範囲情報、イベント期間情報、配布者IDを、参加者121が配布者111の出展に参加していたか否かを判定するための情報として扱う。
また、コンテンツ管理部232は、コンテンツ配信要求の要求元が参加者であると判定し、かつ、コンテンツ配信要求を配布期間内に受信していた場合には、コンテンツ配信要求の要求元(参加者端末120)に対して、抽出したコンテンツを配信する。すなわち、コンテンツ管理部232では、登録された配布期間を、コンテンツ配信要求を受信可能な期間を示す受信期間情報として扱う。
<3.ハードウェア構成>
次に、情報処理システム200を構成する各装置のうち、参加者端末120とコンテンツ管理サーバ130のハードウェア構成について説明する。なお、配布者端末110のハードウェア構成は、コンテンツ管理サーバ130のハードウェア構成と同様であるため、ここでは説明を省略する。
(1)参加者端末120のハードウェア構成
図3(a)は、参加者端末120のハードウェア構成の一例を示す図である。図3(a)に示すように、参加者端末120は、CPU(Central Processing Unit)301、ROM(Read Only Memory)302、RAM(Random Access Memory)303、記憶部304を備える。更に、参加者端末120は、通信部305、表示部306、操作部307、位置取得部308、時刻取得部309を備える。なお、参加者端末120の各部は、バス310を介して相互に接続されている。
CPU301は、記憶部304に格納された各種プログラム(例えば、コンテンツ取得用アプリケーションインストールプログラム、コンテンツ取得用アプリケーション)を実行するコンピュータである。
ROM302は不揮発性メモリである。ROM302は、記憶部304に格納された各種プログラムを、CPU301が実行するために必要な各種プログラム、データ等を格納する。具体的には、BIOS(Basic Input/Output System)やEFI(Extensible Firmware Interface)等のブートプログラムなどを格納する。
RAM303は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の主記憶装置である。RAM303は、記憶部304に格納された各種プログラムがCPU301によって実行される際に展開される、作業領域として機能する。
記憶部304は、CPU301により実行される各種プログラムを格納する。また、記憶部304は、各種プログラムがCPU301により実行される際に利用される情報を格納する格納部(例えば、参加者情報格納部223)を提供する。
通信部305は、ネットワーク240を介して、コンテンツ管理サーバ130と通信を行う。表示部306は、コンテンツ取得用アプリケーションが実行されることにより生成される画面(参加者用画面)を表示する。操作部307は、参加者121が参加者端末120に対して入力する各種指示を受け付ける。
位置取得部308は、参加者端末120の位置情報を所定周期で取得する。位置取得部308は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機能により実現される。時刻取得部309は、位置取得部308が位置情報を取得した際の時刻を取得する。時刻取得部309は、参加者端末120に内蔵された内蔵時計により実現される。
(2)コンテンツ管理サーバ130のハードウェア構成
図3(b)は、コンテンツ管理サーバ130のハードウェア構成の一例を示す図である。図3(b)に示すように、コンテンツ管理サーバ130は、CPU(Central Processing Unit)311、ROM(Read Only Memory)312、RAM(Random Access Memory)313を備える。更に、コンテンツ管理サーバ130は、記憶部314、通信部315、表示部316、操作部317を備える。
なお、コンテンツ管理サーバ130の各部は、バス318を介して相互に接続されている。このうち、CPU311〜RAM313、通信部315〜操作部317は、参加者端末120のCPU301〜RAM303、通信部305〜操作部307と同様であるため、ここでは説明を省略する。
記憶部314は、CPU311により実行される各種プログラム(例えば、コンテンツ取得用アプリケーション提供プログラム、コンテンツ管理プログラム)を格納する。更に、記憶部314は、各種プログラムがCPU311により実行される際に利用される情報を格納する格納部(例えば、アプリケーション格納部233、コンテンツ管理情報格納部234)を提供する。
<4.各格納部に格納される情報の説明>
次に、配布者端末110、参加者端末120、コンテンツ管理サーバ130の各格納部(コンテンツ格納部213、参加者情報格納部223、アプリケーション格納部233、コンテンツ管理情報格納部234)に格納される情報について説明する。
(1)コンテンツ格納部に格納されるコンテンツ格納情報の説明
はじめに、配布者端末110のコンテンツ格納部213に格納されるコンテンツ格納情報について説明する。
図4は、コンテンツ格納情報400の一例を示す図である。図4に示すように、コンテンツ格納情報400には、情報の項目として、"コンテンツ"、"生成日"が含まれる。
"コンテンツ"には、コンテンツ生成部211により生成されたコンテンツが格納される。図4の例は、"配布資料a.pdf"と"参加資料a.ppt"とが生成されたことを示している。
"生成日"には、各コンテンツが生成された日付が格納される。図4の例は、"配布資料a.pdf"が"2014/12/20"に生成され、"参加資料a.ppt"が"2014/12/22"に生成されたことを示している。
(2)参加者情報格納部に格納される参加者情報の説明
図5は、参加者情報格納部223に格納された参加者情報500の一例を示す図である。図5に示すように、参加者情報500には、情報の項目として、"時刻情報"、"位置情報"、"配布者ID"が含まれる。
"時刻情報"には、時刻取得部309が取得した時刻が記録される。"位置情報"には、それぞれの時刻において位置取得部308が取得した位置情報(緯度、経度)が記録される。
"配布者ID"には、配布者111の出展に参加者121が参加した際に入力した配布者IDが、入力時の時刻及び入力時の位置と対応付けて記録される。矢印520は、参加者121が配布者IDを入力したタイミングを示している。
なお、図5の例は、参加者121が参加者端末120において、コンテンツ取得用アプリケーションを起動した場合に、時刻情報及び位置情報の記録を開始したことを示している。また、コンテンツ取得用アプリケーションを停止するまでの間に取得した全ての時刻情報及び位置情報(点線511で示す時刻情報及び位置情報)を参加者情報500に記録したことを示している。
しかしながら、参加者情報500に記録される時刻情報及び位置情報は、コンテンツ取得用アプリケーションの起動から停止までの間に取得したすべての時刻情報及び位置情報である必要はない。
例えば、コンテンツ取得用アプリケーション起動後、参加者121が所定のボタン(位置記録ボタンと称す)を押圧してから(矢印501)、位置記録ボタンを再度押圧するまで(矢印502)の間に取得した時刻情報及び位置情報のみを記録するようにしてもよい。つまり、点線513で示す時刻情報及び位置情報のみを記録するようにしてもよい。これにより、参加者情報格納部223に記録されるデータ量を減らすことができる。
あるいは、コンテンツ取得用アプリケーションを起動した後であって、一定時間、位置情報に変動がなかった場合(あるいは、位置情報の変動が所定の範囲内であった場合)に、その間に取得した時刻情報及び位置情報のみを記録するようにしてもよい。つまり、点線512で示す時刻情報及び位置情報のみを記録するようにしてもよい。これにより、参加者情報格納部223に格納されるデータ量を減らすことができるうえ、参加者121が位置記録ボタンを押圧する手間を省くことができる。
(3)アプリケーション格納部に格納されるアプリケーション情報及びコンテンツ管理情報格納部に格納されるコンテンツ管理情報の説明
図6(a)は、アプリケーション格納部233に格納されるアプリケーション情報600の一例を示す図である。図6(a)に示すように、アプリケーション格納部233には、コンテンツ管理サーバ130のコンテンツ取得用アプリケーション提供部231が提供するコンテンツ取得用アプリケーションが格納される。
アプリケーション情報600には、情報の項目として"アプリケーション種類"と"ファイル名"とが含まれる。"アプリケーション種類"には、コンテンツ取得用アプリケーション提供部231により提供されるアプリケーションの種類が格納され、"ファイル名"には、アプケーションの名称が格納される。図6(a)の例では、"アプリケーション種類"として、"コンテンツ取得用"が格納され、"ファイル名"として、"コンテンツ取得用アプリケーション"が格納されている。
図6(b)は、コンテンツ管理情報格納部234に格納されたコンテンツ管理情報610の一例を示す図である。図6(b)に示すように、コンテンツ管理情報610には、情報の項目として、"配布者ID"、"イベント名"、"イベント期間"、"イベント位置情報(緯度、経度)"、"イベント範囲情報"が含まれる。更に、コンテンツ管理情報610には、"イベント終了からの配布期間(時間)"、"コンテンツ"が含まれる。
"配布者ID"には、配布者を識別するための識別子が格納される。例えば、配布者111の場合、"配布者ID"には"β"が格納される。
"イベント名"には、配布者が展示物を出展するイベントの名称が格納される。例えば、配布者111の場合、展示物を"イベントA"に出展するため、"イベント名"には、"イベントA"が格納される。
"イベント期間"には、配布者が展示物を出展するイベントの開催期間が格納される。例えば、配布者111が展示物を出展するイベント("イベントA")の場合、"イベント期間"には、"2015年1月26日10時から2015年1月27日17時"が格納される。
"イベント位置情報(緯度、経度)"には、配布者が展示物を出展するイベントが開催される位置を特定するための情報が格納される。例えば、配布者111が展示物を出展するイベント("イベントA")の場合、緯度="39.33°"、経度="56.71°"で開催されるため、"イベント位置情報(緯度、経度)"には、"(39.33,56.71)"が格納される。
"イベント範囲情報(m)"には、配布者が展示物を出展するイベントが開催される領域を特定するための情報が格納される。イベントが開催される領域は、"イベント位置情報(緯度、経度)"により特定される位置を中心として、"イベント範囲情報"により特定される値を半径とする円領域となる。例えば、配布者111が展示物を出展するイベント("イベントA")の場合、緯度="39.33°"、経度="56.71°"を中心として、半径50mの円領域が、イベント("イベントA")が開催される領域となる。このため、"イベント範囲情報(m)"には、"50"が格納される。
"イベント終了からの配布期間(時間)"には、配布者がコンテンツを配布する期間を特定するための情報が格納される。コンテンツを配布する期間は、"イベント期間"により特定される期間の終了日時を始点として、"イベント終了からの配布期間(時間)"により特定される時間が経過するまでを終点とする期間である。例えば、配布者111が展示物を出展するイベント("イベントA")の場合、イベント期間の終了日時である"2015年1月27日17時"から48時間の間が、コンテンツを配布する期間(コンテンツ配信要求を受け付ける期間)となる。このため、"イベント終了からの配布期間(時間)"には、"48"が格納される。
"コンテンツ"には、配布者が配布するコンテンツまたはコンテンツの格納先を示す情報が格納される。例えば、配布者111が展示物を出展するイベント("イベントA")の場合、コンテンツ="配布資料a.pdf"、"参考資料a.ppt"が格納される。
<5.情報処理システムを構成する各装置の詳細>
次に、情報処理システム200を構成する各装置(配布者端末110、参加者端末120、コンテンツ管理サーバ130)の詳細について説明する。
<5.1 配布者端末の説明>
はじめに、配布者端末110の詳細について説明する。
(1)配布者用イベント登録画面の説明
コンテンツ管理サーバ130に対して各種登録内容を登録するにあたり、配布者端末110に表示される画面(コンテンツ管理サーバ130にアクセスすることで提供される画面。以下、配信者用イベント登録画面と称す)について説明する。図7は、配布者用イベント登録画面700、720の一例を示す図である。
図7に示すように、コンテンツ管理サーバ130より提供される配布者用イベント登録画面700、720は、"コンテンツのアップロード"タブ701と、"登録履歴一覧"タブ702とを有する。このうち、図7(a)は、"コンテンツのアップロード"タブ701が配布者111により選択された様子を示している。
図7(a)に示すように、"コンテンツのアップロード"タブ701が選択されることで表示される配布者用イベント登録画面700には、"配布者ID"を入力する欄、"イベント名"を入力する欄、"イベント期間"の開始と終了とを入力する欄、が含まれる。
また、"イベント位置"を入力する欄、"イベント範囲"を入力する欄、"配布期間"を入力する欄、"コンテンツ"を入力する欄、が含まれる。更に、登録ボタン711が含まれる。
配布者111が配布者用イベント登録画面700内の各欄に入力を行い、登録ボタン711を押圧すると、コンテンツ管理サーバ130に対して、登録内容が送信される。また、"コンテンツ"を入力する欄で指定されたコンテンツ(図7(a)の例では、"配布資料a.pdf"、"参考資料a.ppt")が、コンテンツ格納部213より読み出されてコンテンツ管理サーバ130に送信される。
一方、図7(b)に示すように、"登録履歴一覧"タブ702が選択されることで表示される配布者用イベント登録画面720には、"配布者ID"を入力する欄と、検索ボタン721とが含まれる。
配布者111が配布者用イベント登録画面720内の"配布者ID"を入力する欄に入力を行い、検索ボタン721を押圧すると、コンテンツ管理サーバ130に対して、登録履歴検索要求が送信される。
登録履歴検索要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130では、コンテンツ管理情報格納部234内を検索し、複数のコンテンツの中から"配布者ID"を入力する欄において入力された配布者IDが関連付けられたコンテンツを抽出する。更に、コンテンツ管理サーバ130では、抽出したコンテンツをコンテンツ登録履歴一覧として、配布者端末110に送信する(つまり、コンテンツ登録履歴一覧とは、配布者111が過去に登録したコンテンツの一覧を指す)。
これにより、配布者用イベント登録画面720には、入力した配布者IDに対応付けられたコンテンツ登録履歴一覧722が表示される。
(2)配布者端末の機能構成
次に、配布者端末110の機能構成について説明する。図8は、配布者端末110の機能構成の詳細を示す図である。なお、配布者端末110が有する機能のうち、コンテンツ生成部211はすでに説明済みであるため、ここでは登録部212の詳細について説明する。
図8に示すように、配布者端末110の登録部212には、登録画面制御部801、通信制御部802が含まれる。なお、登録部212は、例えば、コンテンツ管理サーバ130が、登録用のWebサイトを提供する場合には、Webブラウザにより実現されることになる。
登録画面制御部801は、コンテンツ管理サーバ130が提供する所定のWebサイトより送信される配布者用イベント登録画面700、720を表示するよう制御する。
また、登録画面制御部801は、表示した配布者用イベント登録画面700において、配布者111による登録内容の入力を受け付ける。更に、配布者111による登録指示(登録ボタン711の押圧)を受け付け、通信制御部802に通知する。
更に、登録画面制御部801は、表示した配布者用イベント登録画面720において、配布者111によるコンテンツ登録履歴の表示指示(検索ボタン721の押圧)を受け付ける。また、コンテンツ管理サーバ130より送信されるコンテンツ登録履歴一覧を、配布者用イベント登録画面720に表示する。
通信制御部802は、コンテンツ管理サーバ130が提供する所定のWebサイトにアクセスし、コンテンツ管理サーバ130より送信される配布者用イベント登録画面700を受信し、登録画面制御部801に通知する。
また、通信制御部802は、登録画面制御部801より登録指示の通知を受けた場合に、入力された登録内容をコンテンツ管理サーバ130に送信する。なお、このとき、通信制御部802では、指定されたコンテンツをコンテンツ格納部213より読み出して、登録内容に含めてコンテンツ管理サーバ130に送信する。
更に、通信制御部802は、登録画面制御部801よりコンテンツ登録履歴の表示指示の通知を受けた場合に、コンテンツ管理サーバ130に登録履歴検索要求を送信する。更に、通信制御部802は、コンテンツ管理サーバ130より送信されるコンテンツ登録履歴一覧を受信し、登録画面制御部801に通知する。
<5.2 参加者端末の説明>
次に、参加者端末120の詳細について説明する。
(1)参加者用画面の説明
はじめに、コンテンツ取得用アプリケーションを実行することで参加者端末120の表示部306に表示される画面(参加者用画面)について説明する。図9〜図11は、参加者端末120の表示部306に表示される参加者用画面の一例を示す図である。
このうち、図9は、配布者111の出展に参加者121が参加する際に利用する参加者用画面の一例を示す図である。図9に示すように、コンテンツ取得用アプリケーションを起動し、"参加"タブ901を選択することで、参加者用画面900が表示される。なお、参加者用画面900が表示されることで、参加者情報格納部223に対しては、時刻取得部309が取得した時刻情報及び位置取得部308が取得した位置情報の記録が開始される(図5の点線511)。
参加者用画面900は、参加者端末120の現在の位置情報を示す地図表示902と、現在の位置情報を表示する位置情報表示欄903と、現在の時刻情報を表示する時刻情報表示欄904とを含む。
地図表示902には、位置取得部308が取得した位置情報により特定される位置を含む所定範囲の地図と、取得した位置情報により特定される位置とが表示される。
位置情報表示欄903には、位置取得部308が取得した位置情報(緯度、経度)が表示される。時刻情報表示欄904には、時刻取得部309が取得した時刻情報が表示される。
配布者ID入力欄905には、開催されたイベントにおいて、参加者121が参加した出展場所に掲示されている配布者IDを入力する欄である。配布者ID入力欄905において入力された配布者IDは、ID記録ボタン906が押圧されることで、取得した位置情報及び時刻情報と対応付けて参加者情報500に記録される(図5の矢印520参照)。
なお、位置記録ボタン911は、位置取得部308が取得した位置情報及び時刻取得部309が取得した時刻情報を、参加者情報500に記録することを指示するためのボタンである。位置情報及び時刻情報の参加者情報500への記録が、参加者121の記録指示に基づいて行われる構成の場合に利用される。
図10は、配布者111の出展に参加者121が参加した後に、配布者111が配布するコンテンツを取得するにあたり、参加者121が、参加したイベントを検索するために利用する参加者用画面の一例を示す図である。図10(a)に示すように、コンテンツ取得用アプリケーションを起動し"イベント検索"タブ1011が選択されることで、参加者用画面1010が表示される。
参加者用画面1010は、コンテンツ管理サーバ130が管理するイベントを検索するイベント検索指示を入力するためのイベント検索ボタン1012を含む。また、参加者用画面1010は、イベントを検索するための検索キューを入力する入力欄1013を含む。
図10(a)に示す参加者用画面1010の例では、イベントを検索するための検索キューとして、イベント名と配布者IDとが入力できるように構成されている。"イベント名"には、イベントの正式な名称または名称の一部が入力される。"配布者ID"には、参加者121が配布者111の出展に参加した際に取得した配布者IDが入力される。
入力欄1013に検索キューを入力し、イベント検索ボタン1012を押圧することで、コンテンツ管理サーバ130に対して、イベント検索要求が送信される。図10(a)の例では、イベント名に"A"を含み、配布者ID="β"により特定される配布者が過去に出展したイベントが検索する。
図10(b)は、イベント検索ボタン1012が押圧されたことで、コンテンツ管理サーバ130より送信された、イベント一覧が表示された参加者用画面1020の一例を示している。
図10(b)に示すように、参加者用画面1020には、戻るボタン1021と、検索キュー表示欄1022と、検索結果表示欄1023とが含まれる。
戻るボタン1021は、イベントを検索するための参加者用画面1010に戻ることを指示するためのボタンである。参加者121が、戻るボタン1021を押圧することで、参加者用画面1010に戻る。これにより、参加者121は、検索キューを変えてイベント検索を行うことができる。
検索キュー表示欄1022には、今回のイベント検索において用いられた検索キューが表示される。図10(b)の例では、検索キューとして、イベント名="A"、配布者ID="β"が表示されている。
検索結果表示欄1023には、イベント検索要求に応じて、コンテンツ管理サーバ130より送信されたイベント一覧が表示される。検索結果表示欄1023に表示されたイベント一覧の中から、参加者121より1のイベントが選択されることで、図11に示す参加者用画面に遷移する。
図11は、配布者111の出展に参加者121が参加した後に、コンテンツを取得する際に利用する参加者用画面の一例を示す図である。図11(a)に示す参加者用画面1100は、図10の参加者用画面1020において、イベントを選択することによって表示させることができる。あるいは、コンテンツ取得用アプリケーションを起動し、"コンテンツ取得"タブ1101を選択することによって表示させることもできる。
図11(a)に示すように、参加者用画面1100は、コンテンツ管理サーバ130が管理するコンテンツについての配信要求を指示するコンテンツ配信要求ボタン1102を含む。また、参加者用画面1100は、コンテンツの配信を要求するイベントを特定するためのイベント名入力欄1103と、コンテンツの配布を行う配布者を特定するための配布者ID入力欄1104とを有する。
なお、参加者用画面1100が、参加者用画面1020において、参加者121がイベントを選択することで表示されたとする。この場合、参加者用画面1100のイベント名入力欄1103と配布者ID入力欄1104には、それぞれ、検索結果表示欄1023の中から選択されたイベントと、当該イベントに対応付けられた配布者IDとが入力される。
一方、参加者用画面1100が、コンテンツ取得用アプリケーション起動後に、参加者121が"コンテンツ取得"タブ1101を選択することによって表示されたとする。この場合、参加者用画面1100のイベント名入力欄1103と配布者ID入力欄1104は、いずれも空欄となっている。このため、参加者121は、イベント名入力欄1103にイベント名を入力し、配布者ID入力欄1104に配布者IDを入力する。
イベント名入力欄1103にイベント名が入力され、配布者ID入力欄1104に配布者IDが入力された状態で、コンテンツ配信要求ボタン1102が押圧されると、参加者情報格納部223が参照される。これにより、配布者IDに対応付けて格納されている参加者情報(図5)が読み出され、読み出された参加者情報を含むコンテンツ配信要求が、コンテンツ管理サーバ130に送信される。
図11(b)は、コンテンツ配信要求ボタン1102が押圧されたことで、コンテンツ管理サーバ130より送信された、コンテンツ一覧が表示された参加者用画面1110の一例を示している。
図11(b)に示すように、参加者用画面1110は、戻るボタン1111と、イベント名表示欄1112と、配布者ID表示欄1113と、コンテンツ一覧1114、1115と、ダウンロードボタン1116、1117とを含む。
戻るボタン1111は、コンテンツを検索するための参加者用画面1100に戻ることを指示するためのボタンである。戻るボタン1111を押圧することで、参加者用画面1100に戻る。これにより、参加者121は、イベント名及び配布者IDを変えてコンテンツ配信要求を行うことができる。
イベント名表示欄1112には、今回のコンテンツ配信要求において用いられたイベント名が表示される。また、配布者ID表示欄1113には、今回のコンテンツ配信要求において用いられた配布者IDが表示される。図11(b)の例では、イベント名として"イベントA"、配布者IDとして"β"が用いられたことを示している。
コンテンツ一覧1114、1115は、コンテンツ配信要求に応じて、コンテンツ管理サーバ130より送信されたコンテンツ一覧を示している。図11(b)の例では、イベント名="イベントA"、配布者ID="β"に関連付けてコンテンツ管理サーバ130にて管理されているコンテンツは2つ(配布資料a、参考資料a)である。
参加者121が、コンテンツ一覧1114、1115に表示されたコンテンツを選択し、ダウンロードボタン1116、1117を押圧することで、コンテンツ管理サーバ130に対して、選択したコンテンツについてのコンテンツダウンロード要求が送信される。
これにより、コンテンツ管理サーバ130では、コンテンツダウンロード要求されたコンテンツを、参加者端末120に送信する。この結果、参加者121は、コンテンツを取得することができる。
(2)参加者端末の機能構成
次に、参加者端末120の機能構成について説明する。図12は、参加者端末120の機能構成の詳細を示す図である。図12に示すように、参加者端末120のコンテンツ取得部222には、記録部1201、参加者用画面制御部1202、イベント検索要求部1203、コンテンツ配信要求部1204、コンテンツダウンロード要求部1205が含まれる。
記録部1201は、参加者端末120が取得した時刻情報、位置情報、配信者IDを、参加者情報格納部223の参加者情報500に記録する。
参加者用画面制御部1202は、参加者用画面900〜1110の表示を制御する。参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1010において、参加者121によるイベント検索のための検索キューの入力と、イベント検索の指示を受け付け、イベント検索要求部1203に通知する。また、参加者用画面制御部1202は、イベント検索要求部1203によるイベント検索要求に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりイベント一覧を受信した場合に、参加者用画面1020に当該イベント一覧を表示する。
また、参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1100において、参加者121より、イベント名及び配布者IDの入力と、コンテンツ配信要求の指示(コンテンツ配信要求ボタン1102の押圧)を受け付ける。そして、入力された配布者IDを含む参加者情報500を、参加者情報格納部223より読み出す。また、参加者用画面制御部1202は、入力されたイベント名、配布者ID、読み出した参加者情報をコンテンツ配信要求部1204に通知する。更に、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ配信要求部1204によるコンテンツ配信要求に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツ一覧を受信した場合に、参加者用画面1110に当該コンテンツ一覧を表示する。
また、参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1110において、参加者121より、コンテンツの選択と、選択したコンテンツのダウンロード要求の指示(ダウンロードボタン1116または1117の押圧)を受け付ける。そして、コンテンツダウンロード要求部1205に通知する。
イベント検索要求部1203は、参加者用画面制御部1202より通知された検索キューを含むイベント検索要求を生成し、コンテンツ管理サーバ130に送信する。また、イベント検索要求部1203は、イベント検索要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130より送信されたイベント一覧を受信し、参加者用画面制御部1202に通知する。
コンテンツ配信要求部1204は、参加者用画面制御部1202より通知されたイベント名、配布者ID、参加者情報を含むコンテンツ配信要求を生成し、コンテンツ管理サーバ130に送信する。また、コンテンツ配信要求部1204は、コンテンツ配信要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツ一覧を受信し、参加者用画面制御部1202に通知する。
コンテンツダウンロード要求部1205は、参加者用画面制御部1202より通知されたコンテンツについてのダウンロード要求(コンテンツダウンロード要求)を生成し、コンテンツ管理サーバ130に送信する。また、コンテンツダウンロード要求部1205は、コンテンツダウンロード要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツを受信し、参加者情報500と対応付けて格納する。
(3)参加者端末による記録処理の流れ
次に、参加者端末120による記録処理の流れについて説明する。図13は、参加者端末120による記録処理の流れを示すフローチャートであり、3通りの記録処理の方法を例示したものである。
図13(a)は、コンテンツ取得用アプリケーションの起動から終了までに取得された時刻情報、位置情報のうち、参加者121が一定時間同じ位置にいた場合に、時刻情報、位置情報を参加者情報500に記録する場合を示している。
コンテンツ取得用アプリケーションが起動すると、ステップS1301において、記録部1201は、位置情報及び時刻情報の取得を開始し、参加者用画面制御部1202に通知する。これにより、参加者用画面制御部1202では、参加者用画面900に、通知された位置情報及び時刻情報を表示する。
ステップS1302において、記録部1201は、位置情報及び時刻情報の取得を一定時間以上継続したか否かを判定する。ステップS1302において、位置情報及び時刻情報の取得を一定時間以上継続していないと判定した場合には、一定時間以上継続するまで待機する。一方、ステップS1302において、位置情報及び時刻情報の取得を一定時間以上継続したと判定した場合には、ステップS1303に進む。
ステップS1303において、記録部1201は、一定時間内に取得した位置情報の変動が、所定の範囲に収まっているか否かを判定する。ステップS1303において、所定の範囲に収まっていないと判定した場合には、ステップS1302に戻る。
一方、ステップS1303において、所定の範囲に収まっていると判定した場合には、ステップS1304に進む。ステップS1304において、記録部1201は、参加者121が一定時間、同じ位置にいると判定する。
ステップS1305において、記録部1201は、一定時間内に取得した位置情報を、対応する時刻情報とともに、参加者情報格納部223に格納する。
ステップS1306において、参加者用画面制御部1202は、配布者ID入力欄905に配布者IDが入力され、ID記録ボタン906が押圧されたか否かを判定する。ステップS1306において、ID記録ボタン906が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1308に進む。
一方、ステップS1306において、ID記録ボタン906が押圧されたと判定された場合には、ステップS1307に進む。ステップS1307において、記録部1201は、配布者ID入力欄905に入力された配布者IDを、ID記録ボタン906が押圧された時刻の時刻情報と対応付けて、参加者情報500に記録し、ステップS1308に進む。
ステップS1307において、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたか否かを判定する。ステップS1307において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS1302に戻る。一方、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたと判定した場合には、記録処理を終了する。
これにより、参加者情報格納部223には、例えば、図5に示した参加者情報500のうち、点線512で示す時刻情報及び位置情報と、配布者IDとが記録された参加者情報が格納される。
図13(b)は、コンテンツ取得用アプリケーションが起動され、位置記録ボタン911が押圧された場合に、時刻情報及び位置情報を参加者情報500に記録する場合を示している。
コンテンツ取得用アプリケーションが起動すると、ステップS1311において、記録部1201は、位置情報及び時刻情報の取得を開始し、参加者用画面制御部1202に通知する。これにより、参加者用画面制御部1202では、参加者用画面900に、通知された位置情報及び時刻情報を表示する。
ステップS1312において、参加者用画面制御部1202は、位置記録ボタン911が押圧されたか否かを判定する。ステップS1312において、位置記録ボタン911が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1318に進む。
一方、ステップS1312において、位置記録ボタン911が押圧されたと判定した場合には、ステップS1313に進む。ステップS1313において、参加者用画面制御部1202は記録部1201に対して位置記録ボタン911が押圧されたことを通知する。これにより、記録部1201は、取得した位置情報及び時刻情報を、参加者情報500に記録する。
ステップS1314において、参加者用画面制御部1202は、配布者ID入力欄905に配布者IDが入力され、ID記録ボタン906が押圧されたか否かを判定する。ステップS1314において、ID記録ボタン906が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1316に進む。
一方、ステップS1314において、ID記録ボタン906が押圧されたと判定された場合には、ステップS1315に進む。ステップS1315において、記録部1201は、配布者ID入力欄905に入力された配布者IDを、ID記録ボタン906が押圧された時刻の時刻情報と対応付けて、参加者情報500に記録し、ステップS1316に進む。
ステップS1316において、参加者用画面制御部1202は、位置記録ボタン911が再び押圧されたか否かを判定する。ステップS1316において、位置記録ボタン911が押圧されていないを判定した場合には、ステップS1313に戻り、位置記録ボタン911が押圧されたと判定されるまで、取得した位置情報及び時刻情報の参加者情報500への記録を継続する。
一方、ステップS1316において、位置記録ボタン911が再び押圧されたと判定された場合には、ステップS1317に進む。ステップS1317において、記録部1201は、取得した位置情報及び時刻情報の参加者情報500への記録を終了する。
ステップS1318において、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたか否かを判定する。ステップS1318において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS1312に戻る。一方、ステップS1316において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたと判定した場合には、記録処理を終了する。
これにより、参加者情報格納部223には、例えば、図5に示した参加者情報500のうち、点線513で示す時刻情報及び位置情報と、配布者IDと記録された参加者情報が格納される。
図13(c)は、コンテンツ取得用アプリケーションの起動から終了まで、時刻情報及び位置情報の記録を行う場合を示している。
コンテンツ取得用アプリケーションが起動すると、ステップS1321において、記録部1201は、位置情報及び時刻情報の取得を開始し、参加者用画面制御部1202に通知する。これにより、参加者用画面制御部1202では、参加者用画面900に、通知された位置情報及び時刻情報を表示する。
ステップS1322において、記録部1201は、取得した位置情報及び時刻情報を、参加者情報500に記録する。
ステップS1323において、参加者用画面制御部1202は、配布者ID入力欄905に配布者IDが入力され、ID記録ボタン906が押圧されたか否かを判定する。ステップS1323において、ID記録ボタン906が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1325に進む。
一方、ステップS1323において、ID記録ボタン906が押圧されたと判定された場合には、ステップS1324に進む。ステップS1324において、記録部1201は、配布者ID入力欄905に入力された配布者IDを、ID記録ボタン906が押圧された時刻の時刻情報と対応付けて、参加者情報500に記録し、ステップS1325に進む。
ステップS1325において、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたか否かを判定する。ステップS1325において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS1322に戻る。一方、ステップS1325において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたと判定した場合には、記録処理を終了する。
これにより、参加者情報格納部223には、例えば、図5に示した参加者情報500のうち、点線511で示す時刻情報及び位置情報と、配布者IDとが記録された参加者情報が格納される。
(4)参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れ
次に、参加者端末120によるコンテンツ取得処理の流れについて説明する。図14、図15は、参加者端末120によるコンテンツ取得処理の流れを示すフローチャートである。
コンテンツ取得用アプリケーションが起動され、"イベント検索"タブ1011が選択されると、図14のステップS1401において、参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1010を表示する。
ステップS1402において、参加者用画面制御部1202は、参加者121によるイベント名及び配布者IDの入力を受け付ける。
ステップS1403において、参加者用画面制御部1202は、イベント検索ボタン1012が押圧されたか否かを判定する。イベント検索ボタン1012が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1409に進む。ステップS1409において、参加者用画面制御部1202は、"コンテンツ取得"タブ1101が選択されたか否かを判定し、押圧されていなければ、ステップS1402に戻る。また、押圧されていれば、ステップS1410に進む。
一方、ステップS1403において、イベント検索ボタン1012が押圧されたと判定した場合には、ステップS1404に進む。ステップS1404において、イベント検索要求部1203は、コンテンツ管理サーバ130に対して、ステップS1402において入力されたイベント名、配布者IDを検索キューとするイベント検索要求を送信する。
ステップS1405において、イベント検索要求部1203は、イベント検索要求の送信に応じてコンテンツ管理サーバ130からイベント一覧を受信する。また、参加者用画面制御部1202は、受信したイベント一覧を参加者用画面1020に表示する。
ステップS1406において、参加者用画面制御部1202は、戻るボタン1111が押圧されたか否かを判定する。戻るボタン1111が押圧されたと判定した場合には、ステップS1401に戻る。一方、戻るボタン1111が押圧されていないと判定した場合には、ステップS1407に進む。
ステップS1407において、参加者用画面制御部1202は、表示したイベント一覧に対して、参加者121がいずれかのイベントを選択したか否かを判定する。ステップS1407において、参加者121がいずれのイベントも選択していないと判定した場合には、ステップS1408に進む。
ステップS1408において、参加者用画面制御部1202は、"コンテンツ取得"タブ1101が選択されたか否かを判定し、押圧されていなければ、ステップS1406に戻る。また、押圧されていれば、ステップS1410に進む。
一方、ステップS1407において、参加者121がいずれかのイベントを選択したと判定した場合には、直接、ステップS1410に進む。
ステップS1410において、参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1100(図11(a))を表示した後、ステップS1501(図15)に進む。
図15のステップS1501において、参加者用画面制御部1202は、参加者用画面1100において、イベント名、配布者IDが入力されているか否かを判定する。
ステップS1501において、イベント名、配布者IDが入力されていないと判定した場合には、ステップS1502に進む。ステップS1502において、参加者用画面制御部1202は、参加者121によるイベント名、配布者IDの入力を受け付けた後、ステップS1503に進む。
一方、ステップS1501において、イベント名、配布者IDが入力されていると判定された場合には、直接、ステップS1503に進む。なお、イベント名、配布者IDが入力されている場合とは、参加者用画面1020(図10(b))において、参加者121がイベントを選択することで、参加者用画面1100に遷移した場合である。
ステップS1503において、参加者用画面制御部1202は、参加者121より、コンテンツ配信要求の指示(コンテンツ配信要求ボタン1102の押圧)があったか否かを判定する。ステップS1503において、コンテンツ配信要求の指示がなかったと判定した場合には、ステップS1515に進む。ステップS1515において、参加者用画面制御部1202は、"イベント検索"タブ1011が選択されたか否かを判定し、選択されていない場合には、ステップS1501に戻る。また、選択された場合には、ステップS1401(図14)に戻る。
一方、ステップS1503において、コンテンツ配信要求の指示があったと判定した場合には、ステップS1504に進む。ステップS1504において、コンテンツ配信要求部1204は、参加者用画面1100に入力されている配布者IDを取得する。また、コンテンツ配信要求部1204は、参加者情報格納部223に格納された参加者情報500を参照し、取得した配信者IDを含む参加者情報500を読み出す。
ステップS1505において、コンテンツ配信要求部1204は、ステップS1504において取得した参加者情報500に基づいて、コンテンツ配信要求を生成する。
ステップS1506において、コンテンツ配信要求部1204は、生成したコンテンツ配信要求を、コンテンツ管理サーバ130に送信する。
ステップS1507において、コンテンツ配信要求部1204は、コンテンツ配信要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツ一覧を受信したか否かを判定する。ステップS1507において、コンテンツ一覧を受信しなかったと判定した場合には、ステップS1515に進む。なお、コンテンツ配信要求の送信に対して、コンテンツ一覧を受信しなかった場合とは、例えば、コンテンツ配信要求に含まれる参加者情報に対応するコンテンツがコンテンツ管理情報610より抽出されなかった場合等が挙げられる。したがって、ステップS1507において、コンテンツ一覧を受信しなかった場合には、例えば、受信しなかった理由をメッセージとして表示したうえで、ステップS1515に進むように構成してもよい。
一方、ステップS1507において、コンテンツ一覧を受信したと判定した場合には、ステップS1508に進む。ステップS1508において、参加者用画面制御部1202は、受信したコンテンツ一覧を参加者用画面1110(図11(b))に表示する。
ステップS1509において、参加者用画面制御部1202は、戻るボタン1111が押圧されたか否かを判定する。ステップS1509において、戻るボタン1111が押圧されたと判定した場合には、ステップS1501に戻る。この場合、イベント名、配布者IDを変えて、再度、コンテンツ配信要求を行うことができる。
一方、ステップS1509において、戻るボタン1111が押圧されなかったと判定した場合には、ステップS1510に進む。ステップS1510において、参加者用画面制御部1202は、参加者121が、コンテンツ一覧に含まれるコンテンツについて、ダウンロード要求を指示(ダウンロードボタン1116または1117を押圧)したか否かを判定する。
ステップS1510において、ダウンロード要求の指示がなかったと判定した場合には、ステップS1511に進む。ステップS1511において、参加者用画面制御部1202は、"イベント検索"タブ1011が選択されたか否かを判定する。ステップS1511において、参加者用画面制御部1202は、"イベント検索"タブ1011が選択されたか否かを判定し、選択されていない場合には、ステップS1509に戻る。また、選択された場合には、ステップS1512に進む。
一方、ステップS1510において、ダウンロード要求の指示があったと判定した場合には、直接、ステップS1512に進む。ステップS1512において、コンテンツダウンロード要求部1205は、ステップS1510において、ダウンロード要求が指示されたコンテンツについて、コンテンツ管理サーバ130に対して、コンテンツダウンロード要求を送信する。
ステップS1513において、コンテンツダウンロード要求部1205は、コンテンツダウンロード要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130より送信されたコンテンツを受信し、ステップS1504において取得した参加者情報と対応付けて格納する。
ステップS1514において、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ取得処理の終了指示が入力されたか否かを判定し、終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS1401(図14)に戻る。一方、終了指示が入力されたと判定した場合には、コンテンツ取得処理を終了する。
<5.3 コンテンツ管理サーバの説明>
次に、コンテンツ管理サーバ130について説明する。
(1)コンテンツ管理サーバの機能構成
はじめに、コンテンツ管理サーバ130の機能構成について説明する。図16は、コンテンツ管理サーバ130の機能構成の詳細を示す図である。図16に示すように、コンテンツ管理サーバ130のコンテンツ管理部232には、コンテンツ登録部1601、登録履歴検索部1602が含まれる。また、コンテンツ管理部232には、イベント検索部1603、コンテンツ判定部1604、コンテンツダウンロード部1605が含まれる。
コンテンツ登録部1601は、例えば、配布者端末110に対してコンテンツ登録用のWebサイトを提供し、配布者端末110より送信される登録内容を、コンテンツ管理情報格納部234に格納する。
登録履歴検索部1602は、コンテンツ登録部1601により提供されるWebサイトにおいて、配布者111より登録履歴検索要求を受け付けた場合に、登録履歴検索要求に含まれる配布者IDに基づいて、コンテンツ管理情報格納部234内を検索する。また、登録履歴検索部1602は、配布者IDに対応するコンテンツを抽出した場合に、登録履歴探索要求の要求元である配布者端末110に、抽出したコンテンツを含むコンテンツ登録履歴の一覧を送信する。これにより、配布者111が過去に登録したコンテンツ登録履歴一覧722が、配布者端末110に表示される。
イベント検索部1603は、参加者端末120より、イベント検索要求を受信した場合に、コンテンツ管理情報格納部234を検索し、イベント検索要求に含まれる探索キューに対応するイベントを抽出する。また、イベント検索部1603は、抽出したイベントをイベント検索要求の要求元である参加者端末120に送信する。これにより、参加者端末120には、抽出されたイベント一覧が表示される。
コンテンツ判定部1604は、参加者端末120より、コンテンツ配信要求を受信した場合に、コンテンツ配信要求に含まれる参加者情報(時刻情報、位置情報、配布者ID)を抽出する。また、コンテンツ判定部1604は、抽出した時刻情報、位置情報、配布者IDに基づいて、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。これにより、コンテンツ管理情報格納部234に登録されたコンテンツのうち、関連付けられた期間情報、イベント位置情報及びイベント範囲情報、配布者IDが、コンテンツ配信要求に含まれる参加者情報に対応するコンテンツを抽出する。
なお、コンテンツ判定部1604では、
・関連付けられた期間情報により特定される期間が、抽出した時刻情報が示す時刻を含み、
・関連付けられたイベント位置情報及びイベント範囲情報により特定される領域が、抽出した位置情報が示す位置を含み、かつ
・関連付けられた配布者IDが、抽出した配布者IDに一致する、
コンテンツを、参加者情報に対応するコンテンツとして抽出する。
更に、コンテンツ判定部1604では、コンテンツ配信要求が、配布期間内に送信されていた場合には、コンテンツ配信要求の要求元が、抽出されたコンテンツを配信する配布者111の出展に参加していた参加者であると判定する。そして、抽出したコンテンツの一覧を、コンテンツ配信要求の要求元に送信する。なお、コンテンツ配信要求が、配布期間内に送信されたか否かは、コンテンツ配信要求を受信した日時が、配布期間により特定される期間に含まれるか否かにより判定するものとする。
コンテンツダウンロード部1605は、コンテンツの一覧の送信に応じて、参加者端末120よりコンテンツダウンロード要求を受信した場合に、抽出したコンテンツを、コンテンツダウンロード要求の要求元である参加者端末120に対して、送信可能に設定する。
(2)コンテンツ管理サーバによる登録処理の流れ
次に、コンテンツ管理サーバ130による登録処理の流れについて説明する。図17は、コンテンツ管理サーバ130による登録処理の流れを示すフローチャートである。配布者端末110よりアクセスを受け付けると、図17に示す登録処理が開始される。
ステップS1701において、コンテンツ登録部1601は、配布者端末110からのアクセスに応じて、配布者端末110に対して、配布者用イベント登録画面を提供する。
ステップS1702において、コンテンツ登録部1601は、配布者端末110より、登録内容を受信したか否かを判定する。ステップS1702において、登録内容を受信したと判定した場合には、ステップS1703に進む。
ステップS1703において、コンテンツ登録部1601は、受信した登録内容を、コンテンツ管理情報格納部234に格納し、ステップS1706に進む。
一方、ステップS1702において、登録内容を受信していないと判定した場合には、ステップS1704に進む。ステップS1704において、登録履歴検索部1602は、登録履歴検索要求を受信したか否かを判定する。
ステップS1704において、登録履歴検索要求を受信したと判定した場合には、ステップS1705に進む。ステップS1705において、登録履歴検索部1602は、登録履歴検索要求に含まれる配布者IDに基づいて、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。また、検索により、登録履歴検索要求に含まれる配布者IDに関連付けられたコンテンツを抽出した場合、抽出したコンテンツの一覧を、コンテンツ登録履歴一覧として、登録履歴検索要求の要求元である配布者端末110に送信し、ステップS1706に進む。一方、ステップS1704において、登録履歴検索要求を受信していないと判定した場合には、直接、ステップS1706に進む。
ステップS1706において、コンテンツ登録部1601は、登録処理の終了指示が入力されたか否かを判定し、終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS1702に戻る。一方、ステップS1706において、終了指示が入力されたと判定した場合には、登録処理を終了する。
(3)コンテンツ管理サーバによるコンテンツ配信処理の流れ
次に、コンテンツ管理サーバ130によるコンテンツ配信処理の流れについて説明する。図18は、コンテンツ管理サーバ130によるコンテンツ配信処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1801において、イベント検索部1603は、参加者端末120よりイベント検索要求を受信したか否かを判定する。ステップS1801において、イベント検索要求を受信していないと判定した場合には、ステップS1804に進む。
一方、ステップS1801において、イベント検索要求を受信したと判定した場合には、ステップS1802に進む。ステップS1802において、イベント検索部1603は、イベント検索要求に含まれる検索キューを抽出する。また、イベント検索部1603は、抽出した検索キューに基づいて、コンテンツ管理情報格納部234内を検索する。
ステップS1803において、イベント検索部1603は、検索キューに合致するイベントをコンテンツ管理情報格納部234より抽出し、イベント一覧を生成する。また、イベント検索部1603は、生成したイベント一覧を、イベント検索要求の要求元に送信する。
ステップS1804において、コンテンツ判定部1604は、コンテンツ配信要求を受信したか否かを判定する。ステップS1804において、コンテンツ配信要求を受信していないと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS1804においてコンテンツ配信要求を受信したと判定した場合には、ステップS1805に進む。ステップS1805において、コンテンツ判定部1604は、受信したコンテンツ配信要求に含まれる参加者情報(時刻情報、位置情報、配布者ID)に基づいて、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。具体的には、コンテンツ判定部1604は、コンテンツ管理情報610から、関連付けられたイベント期間、イベント位置情報及びイベント範囲情報、配布者IDが、コンテンツ配信要求に含まれる時刻情報、位置情報、配布者IDに対応するコンテンツを抽出する。
ステップS1806において、コンテンツ判定部1604は、対応するコンテンツを抽出できたか否かを判定する。ステップS1806において、対応するコンテンツを抽出できなかったと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS1806において、対応するコンテンツを抽出できたと判定した場合には、ステップS1807に進む。
ステップS1807において、コンテンツ判定部1604は、コンテンツ配信要求が、イベント終了からの配布期間内に送信されたか否かを判定する。ステップS1807において、配布期間内に送信されていないと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS1807において、コンテンツ配信要求が、イベント終了からの配布期間内に送信されたと判定された場合には、ステップS1808に進む。ステップS1808において、コンテンツ判定部1604は、ステップS1805において抽出したコンテンツの一覧を、コンテンツ配信要求の要求元である参加者端末120に送信する。
ステップS1809において、コンテンツダウンロード部1605は、ステップS1808においてコンテンツの一覧を送信したことに応じて、参加者端末120よりコンテンツダウンロード要求を受信したか否かを判定する。ステップS1809において、コンテンツダウンロード要求を受信していないと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS1809において、コンテンツダウンロード要求を受信したと判定した場合には、ステップS1810に進む。ステップS1810において、コンテンツダウンロード部1605は、コンテンツダウンロード要求において指定されたコンテンツを、コンテンツダウンロード要求の要求元である参加者端末120に送信する。
ステップS1811において、コンテンツ判定部1604は、コンテンツ配信処理の終了指示があったか否かを判定し、コンテンツ配信処理の終了指示がなかったと判定した場合には、ステップS1801に戻る。
一方、ステップS1811において、コンテンツ配信処理の終了指示があったと判定した場合には、コンテンツ配信処理を終了する。
<6.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる情報処理システムにおいて、
・配布者端末は、配布しようとするコンテンツをコンテンツ管理サーバに登録するにあたり、配布者の出展に参加者が参加したか否かを判定するための情報を登録する構成とした。
・参加者端末を所持する参加者が、配布者の出展に参加したことを立証するために、参加者端末は、位置情報と時刻情報と配布者IDとを参加者情報として格納する構成とした。
・参加者端末では、配布者の出展に参加した参加者にだけ配信されるコンテンツを取得すべく、コンテンツ配信要求を送信する際に、コンテンツ配信要求に参加者情報を含める構成とした。
・コンテンツ管理サーバでは、コンテンツ配信要求に含まれる参加者情報(位置情報、時刻情報、配布者ID)と、配布者端末により登録されたコンテンツ管理情報とを比較する構成とした。また、比較結果に応じて、コンテンツ配信要求を行う参加者端末の参加者が、実際に、配布者の出展に参加していたか否かを判定する構成とした。
・コンテンツ管理サーバでは、コンテンツ配信要求を行う参加者端末の参加者が、実際に、配布者の出展に参加していたと判定した場合に、当該配布者が配布するコンテンツを、当該参加者端末に送信可能にする構成とした。
これにより、本実施形態に係る情報処理システムによれば、時刻情報、位置情報、配布者IDに基づいて、参加者が配布者の出展に参加していたことを確認することができる。この結果、本実施形態に係る情報処理システムによれば、配布者の出展に実際に参加した参加者に限定して、コンテンツを配布することが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、参加者端末120がコンテンツ配信要求を送信すると、コンテンツ管理サーバ130では、参加者端末120にコンテンツ一覧を送信し、参加者がコンテンツをダウンロードできるように構成した。
これに対して、第2の実施形態では、コンテンツ配信要求を送信すると、コンテンツ管理サーバ130では、参加者端末120に対してチケットを送信し、参加者121は、当該チケットとコンテンツとを引き換えることでコンテンツを取得できるように構成する。以下、第2の実施形態の詳細を説明する。なお、説明は、第1の実施形態との相違点を中心に行う。
<1.コンテンツ管理情報の説明>
はじめに、情報処理システム200を構成する各装置の格納部に格納される情報のうち、コンテンツ管理サーバ130のコンテンツ管理情報格納部234に格納されるコンテンツ管理情報1900について説明する。
図19は、コンテンツ管理情報格納部234に格納されたコンテンツ管理情報1900の一例を示す図である。図6(b)に示したコンテンツ管理情報610との相違点は、情報の項目として"チケット"が含まれている点である。
"チケット"には、配布者が配信するコンテンツと引き換えるためのチケットが格納される。例えば、配布者111が出展するイベント("イベントA")の場合、参加者121は、"チケットA"と引き換えに、コンテンツ="配布資料a.pdf"、"参考資料a.ppt"を取得する。
<2.参加者端末の説明>
次に、本実施形態における参加者端末120について説明する。
(1)参加者用画面の説明
はじめに、本実施形態における参加者端末120の参加者用画面について説明する。図20は、参加者端末120に表示される参加者用画面の一例であって、"コンテンツ取得"タブ1101が選択されることで表示される参加者用画面の遷移を示した図である(上記第1の実施形態の図11に対応する)。なお、図20(c)は、図11(b)と同じであるため、ここでは説明を省略する。
図20(a)の参加者用画面2000は、図11(a)の参加者用画面1100に対応する。図11(a)の参加者用画面1100との相違点は、コンテンツ配信要求ボタン1102の代わりに、チケット要求ボタン2001が配されている点である。
チケット要求ボタン2001は、配布者111の出展に参加した参加者121に対して配信されるべきコンテンツと引き換えるためのチケットの要求を、コンテンツ管理サーバ130に対して送信する。
イベント名入力欄1103にイベント名が入力され、配布者ID入力欄1104に配布者IDが入力された状態で、チケット要求ボタン2001が押圧されると、参加者情報格納部223が参照される。これにより、配布者IDに対応付けて格納されている参加者情報(図5)が読み出され、読み出された参加者情報を含むチケット要求が、コンテンツ管理サーバ130に送信される。
図20(b)は、チケット要求ボタン2001が押圧されたことで、コンテンツ管理サーバ130より送信されたチケットが表示された参加者用画面2010の一例を示している。
図20(b)に示すように、参加者用画面2010には、コンテンツ管理サーバ130より送信されたチケット(ここでは、"チケットA")が表示される。また、参加者用画面2010は、イベント名入力欄1103と、配布者ID入力欄1104と、引き換えボタン2011とを含む。
引き換えボタン2011は、イベント名入力欄1103に表示されたイベントに出展した配布者であって、配布者ID入力欄1104に表示された配布者IDを有する配布者が配信するコンテンツとの引き換えを要求するボタンである。引き換えボタン2011を押圧することで、チケット(ここでは、"チケットA")を含む引き換え要求が、コンテンツ管理サーバ130に送信される。
(2)参加者端末の機能構成
次に、本実施形態における参加者端末120の機能構成について説明する。図21は、参加者端末の機能構成の一例を示す図である。図12に示した参加者端末120の機能構成との相違点は、コンテンツ取得部222が、チケット要求部2101と引き換え要求部2102とを有している点である。
チケット要求部2101は、参加者用画面制御部1202より通知された参加者情報を含むチケット要求を生成し、コンテンツ管理サーバ130に送信する。また、チケット要求部2101は、チケット要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130より送信されたチケットを受信し、参加者用画面制御部1202に通知する。
引き換え要求部2102は、チケット要求部2101がコンテンツ管理サーバ130より受信したチケットを含む引き換え要求を、コンテンツ管理サーバ130にに送信する。
また、引き換え要求部2102は、コンテンツ管理サーバ130に引き換え要求を送信したことに応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツ一覧を受信し、参加者用画面制御部1202に通知する。
(3)参加者端末によるコンテンツ取得処理の流れ
次に、本実施形態における参加者端末120によるコンテンツ取得処理の流れについて説明する。なお、上記第1の実施形態において図14、図15を用いて説明した参加者端末120によるコンテンツ取得処理のうち、図14に示すコンテンツ取得処理は、本実施形態における参加者端末120においても同様であるため、ここでは説明を省略する。一方、図15に示すコンテンツ取得処理は、本実施形態においては、図22及び図23に示すコンテンツ取得処理に置き換えられる。したがって、ここでは、図22及び図23に示すコンテンツ取得処理について説明する。ただし、図15に示すコンテンツ取得処理と同様の工程については同じ符号を付すことで説明を省略し、ここでは、図15との相違点について説明する。
図22のステップS2201において、参加者用画面制御部1202は、参加者121より、チケット要求の指示(チケット要求ボタン2001の押圧)があったか否かを判定する。ステップS2201において、チケット要求の指示がなかったと判定した場合には、ステップS1515に進む。一方、ステップS2201において、チケット要求の指示があったと判定した場合には、ステップS1504に進む(なお、ステップS1504の処理は説明済みであるため、ここでは説明を省略する)。
図22のステップS2202において、チケット要求部2101は、ステップS1504において取得した参加者情報に基づいて、チケット要求を生成する。
ステップS2203において、チケット要求部2101は、生成したチケット要求を、コンテンツ管理サーバ130に送信する。
ステップS2204において、チケット要求部2101は、チケット要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりチケットを受信したか否かを判定する。ステップS2204において、チケットを受信しなかったと判定した場合には、ステップS1515に進む。
なお、チケット要求の送信に対して、チケットを受信しなかった場合とは、例えば、チケット要求に含まれる参加者情報に対応するコンテンツがコンテンツ管理情報610より抽出されなかった場合等が挙げられる。つまり、チケット要求は、参加者121が配布者111の出展に参加していたことを立証する参加者情報をコンテンツ管理サーバ130に送信するという点において、コンテンツ配信要求と同様である。したがって、ステップS2204において、チケットを受信しなかった場合には、コンテンツ配信要求を送信した場合と同様に、例えば、受信しなかった理由をメッセージとして表示したうえで、ステップS1515に進むように構成してもよい。
一方、ステップS2204において、チケットを受信したと判定した場合には、ステップS2205に進む。ステップS2205において、参加者用画面制御部1202は、受信したチケットを参加者用画面2010(図20(b))に表示し、図23のステップS2301に進む。
図23のステップS2301において、参加者用画面制御部1202は、参加者121より、引き換え要求の指示(引き換えボタン2011の押圧)があったか否かを判定する。ステップS2301において、引き換え要求の指示がなかったと判定した場合には、ステップS2304に進む。ステップS2304において、参加者用画面制御部1202は、"イベント検索"タブ1011が選択されたか否かを判定し、選択されていない場合には、ステップS1501(図22)に戻る。また、選択された場合には、ステップS1401(図14)に戻る。
一方、ステップS2301において、引き換え要求の指示があったと判定した場合には、ステップS2302に進む。ステップS2302において、引き換え要求部2102は、ステップS2301において選択されたチケットを含む引き換え要求を、コンテンツ管理サーバ130に送信する。
ステップS2303において、引き換え要求部2102は、引き換え要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりコンテンツ一覧を受信したか否かを判定する。ステップS2303において、コンテンツ一覧を受信しなかったと判定した場合には、ステップS2304に進む。
一方、ステップS2303において、コンテンツ一覧を受信したと判定した場合には、ステップS1508に進む。なお、以降の処理は、図15を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
<3.コンテンツ管理サーバの説明>
次に、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバ130について説明する。
(1)コンテンツ管理サーバの機能構成
はじめに、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバ130の機能構成について説明する。図24は、コンテンツ管理サーバ130の機能構成の一例を示す図である。図16に示したコンテンツ管理サーバ130の機能構成との相違点は、コンテンツ登録部2401の機能の一部がコンテンツ登録部1601とは異なる点、コンテンツ判定部2403の機能の一部が、コンテンツ判定部1604の機能とは異なる点である。また、コンテンツ管理部232がチケット要求判定部2402を有している点である。
コンテンツ登録部2401は、コンテンツ登録部1601が有する機能に加え、更に、チケットを生成する機能及び生成したチケットをコンテンツ管理情報格納部234に格納する機能を有する。具体的には、配布者端末110よりコンテンツを受信した場合にチケットを生成し、受信したコンテンツをコンテンツ管理情報格納部234に格納する際に、生成したチケットをコンテンツと対応付けて格納する。
チケット要求判定部2402は、参加者端末120より、チケット要求を受信した場合に、チケット要求に含まれる参加者情報(時刻情報、位置情報、配布者ID)を抽出する。また、チケット要求判定部2402は、抽出した時刻情報、位置情報、配布者IDに基づいて、コンテンツ管理情報格納部234を検索する。これにより、コンテンツ管理情報格納部234に登録されたコンテンツのうち、関連付けられた期間情報、イベント位置情報及びイベント範囲情報、配布者IDが、チケット要求に含まれる参加者情報に対応するコンテンツの有無を判定する。
なお、チケット要求判定部2402では、
・関連付けられた期間情報により特定される期間が、抽出した時刻情報を示す時刻を含み、
・関連付けられたイベント位置情報及びイベント範囲情報により特定される領域が、抽出した位置情報が示す位置を含み、かつ
・関連付けられた配布者IDが、抽出した配布者IDに一致する、
コンテンツの有無を判定する。
更に、チケット要求判定部2402では、対応するコンテンツがあると判定した場合に、チケット要求の要求元に、チケットを送信する。
コンテンツ判定部2403は、参加者端末120より送信された引き換え要求を受信し、引き換え要求に含まれるチケットを抽出する。また、コンテンツ判定部2403は、抽出したチケットに基づいてコンテンツ管理情報格納部234を検索し、当該チケットに関連付けて格納されている配布期間を参照する。これにより、引き換え要求を受信した日時が、抽出したチケットに対応付けられた配布期間内であるか否かを判定する。更に、コンテンツ判定部2403は、配布期間内であると判定した場合に、対応するコンテンツを読み出してコンテンツダウンロード部1605に通知することで、読み出したコンテンツをダウンロード可能にする。また、読み出したコンテンツの一覧を、引き換え要求の要求元に送信する。なお、引き換え要求が、配布期間内に送信されたか否かは、引き換え要求を受信した日時が、配布期間により特定される期間に含まれるか否かにより判定するものとする。つまり、本実施形態においてコンテンツ管理部232では、登録された配布期間を、引き換え要求を受信可能な期間を示す受信期間情報として扱う。
(2)コンテンツ管理サーバによるコンテンツ配信処理の流れ
次に、本実施形態におけるコンテンツ管理サーバ130によるコンテンツ配信処理の流れについて説明する。図25は、コンテンツ管理サーバ130によるコンテンツ配信処理の流れを示すフローチャートである。図18との相違点は、ステップS2501、S2502〜S2505である。
ステップS2501において、チケット要求判定部2402は、チケット要求を受信したか否かを判定する。ステップS2501において、チケット要求を受信していないと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS2501において、チケット要求を受信したと判定した場合には、ステップS1805に進む。なお、ステップS1805及びステップS1806の処理は、図18を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
ステップS2502において、チケット要求判定部2402は、ステップS1806において抽出したコンテンツに対応付けて格納されたチケットを、チケット要求の要求元である参加者端末120に送信する。
ステップS2503において、コンテンツ判定部2403は、ステップS2502においてチケットを送信したことに応じて、参加者端末120より引き換え要求が送信されたか否かを判定する。ステップS2502において、引き換え要求が送信されなかったと判定した場合には、ステップS1811に進む。
一方、ステップS2503において、引き換え要求が送信されたと判定した場合には、ステップS2504に進む。ステップS2504において、コンテンツ判定部2403は、送信された引き換え要求の受信日時が、当該引き換え要求に含まれるチケットに対応付けてコンテンツ管理情報1900に格納された配布期間に含まれるか否かを判定する。
ステップS2504において、引き換え要求の受信日時が配布期間に含まれないと判定した場合には、ステップS1811に進む。一方、ステップS2504において、引き換え要求の受信日時が配布期間に含まれると判定した場合には、ステップS2505に進む。
ステップS2505において、コンテンツ判定部2403は、ステップS1805において(チケット要求に際して)抽出したコンテンツの一覧を、コンテンツ配信要求の要求元である参加者端末120に送信する。以降、ステップS1809〜ステップS1811の処理は、図18を用いて説明済みであるため、ここでは説明を省略する。
<4.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態にかかる情報処理システムにおいて、
・コンテンツ管理サーバは、チケット要求に含まれる参加者情報(位置情報、時刻情報、配布者ID)と、配布者端末により登録されたコンテンツ管理情報とを比較する構成とした。また、比較結果に応じて、コンテンツ配信要求を行う参加者端末の参加者が、実際に、配布者の出展に参加していたか否かを判定する構成とした。更に、参加していたと判定した場合に、参加者端末にチケットを送信する構成とした。
・コンテンツ管理サーバは、参加者端末よりチケットが送信された場合に、参加者端末にコンテンツ一覧を送信し、コンテンツのダウンロードができるように構成した。
このように、チケットを送信し、チケットと引き換えにコンテンツを取得可能にする構成とすることで、例えば、チケットとコンテンツとの引き換え時に、様々な条件を付加することができる。
例えば、イベントが複数日にまたがって開催された場合において、いずれの日に参加したかにより異なるチケットを配布するようにすれば、参加した日に応じて、異なるコンテンツを配信することができるようになる。あるいは、チケットの枚数に応じて、異なるコンテンツを配信するように構成することもできる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、参加者121が、配布者111の出展に参加した後にチケット要求を行うことで、チケットを取得するものとして説明した。これに対して、第3の実施形態では、参加者121が、配布者111の出展に参加中に、チケットを取得するものとして説明する。以下、第3の実施形態について、上記第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
<1.参加者端末の説明>
(1)参加者用画面の説明
図26は、本実施形態における参加者端末120に表示される参加者用画面であって、配布者111の出展に参加者121が参加する際に利用する参加者用画面の一例を示した図である。
図9(a)との相違点は、図26に示す参加者用画面2600の場合、チケット要求ボタン2601を有する点である。参加者121により、チケット要求ボタン2601が押圧されると、現在の位置情報(緯度及び経度)及び時刻情報が、配布者IDと対応付けて参加者情報500に記録される。
また、現在の位置情報(緯度及び経度)及び時刻情報と、配布者IDとを含むチケット要求が、コンテンツ管理サーバ130に送信される。なお、送信したチケット要求は、コンテンツ管理サーバ130のチケット要求判定部2402にて処理される。
このように、参加者121が、配布者111の出展に参加中にチケット要求ボタン2601を押圧した場合に、位置情報及び時刻情報を参加者情報格納部223に格納する構成とすることで、参加者情報格納部223に格納するデータ量を削減することができる。
(2)参加者端末による記録処理の流れ
次に、本実施形態における参加者端末120による記録処理の流れについて説明する。図27は、本実施形態における参加者端末120による記録処理の流れを示すフローチャートである。
コンテンツ取得用アプリケーションが起動すると、ステップS2701において、記録部1201は、位置情報及び時刻情報の取得を開始し、参加者用画面制御部1202に通知する。これにより、参加者用画面制御部1202では、参加者用画面2600の位置情報表示欄903及び時刻情報表示欄904に、通知された位置情報及び時刻情報を表示する。
ステップS2702において、参加者用画面制御部1202は、配布者IDを受け付け、参加者用画面2600の配布者ID入力欄905に表示する。
ステップS2703において、参加者用画面制御部1202は、参加者121より、チケット要求の指示(チケット要求ボタン2601の押圧)があったか否かを判定する。ステップS2703において、チケット要求の指示がなかったと判定した場合には、ステップS2709に進む。
一方、ステップS2703において、チケット要求の指示があったと判定した場合には、ステップS2704に進む。ステップS2704において、記録部1201は、現在の位置情報及び時刻情報、ならびに、参加者121により入力された配布者IDを、参加者情報として参加者情報格納部223に格納する。
ステップS2705において、チケット要求部2101は、ステップS2704において格納された参加者情報に基づいて、チケット要求を生成する。
ステップS2706において、チケット要求部2101は、生成したチケット要求を、コンテンツ管理サーバ130に送信する。
ステップS2707において、チケット要求部2101は、チケット要求の送信に応じて、コンテンツ管理サーバ130よりチケットを受信したか否かを判定する。コンテンツ管理サーバ130よりチケットを受信しなかった場合には、ステップS2702に戻る。
一方、ステップS2707において、コンテンツ管理サーバ130よりチケットを受信したと判定した場合には、ステップS2708に進む。ステップS2708において、チケット要求部2101は、受信したチケットをステップS2704において格納した参加者情報と対応付けて格納する。
ステップS2709において、参加者用画面制御部1202は、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたか否かを判定する。ステップS2709において、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されていないと判定した場合には、ステップS2702に戻る。一方、コンテンツ取得用アプリケーションの終了指示が入力されたと判定した場合には、記録処理を終了する。
<2.まとめ>
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る情報処理システムでは、
・チケット要求ボタンを、"参加"タブ901が選択されたことにより表示される参加者用画面2600に表示する構成とした。
・チケット要求ボタンが押圧された際の位置情報及び時刻情報と、配布者IDとを対応付けて、参加者情報として格納する構成とした。
これにより、参加者121は、配布者111の出展に実際に参加しているときにチケットを取得することができる。
また、参加者端末120は、チケット要求ボタンが押圧されたときだけ、位置情報及び時刻情報を記録すれば足り、参加者情報格納部223に格納すべきデータ量を削減することができる。
[その他の実施形態]
上記第1の実施形態では、参加者情報(位置情報、時刻情報、配布者ID)を記録する記録処理の方法として、3通りの記録処理の方法を例示した。しかしながら、参加者情報を記録する記録処理の方法は、3通りの記録処理の方法に限定されない。
例えば、参加者端末120がコンテンツ管理サーバ130から、イベント位置情報及びイベント範囲情報を読み込んでおき、参加者端末120がイベント位置情報及びイベント範囲情報により特定される領域に入ったら、記録を開始するようにしてもよい。
また、上記第1の実施形態では、参加者121が配布者111の出展に参加する場合について説明したが、参加者121が他の配布者の出展に参加する場合も、同様であることはいうまでもない。なお、他の配布者の出展に参加する日は、配布者111の出展に参加する日と同じ日であっても、異なる日であってもよい。また、他の配布者の出展は、同じイベント内の他のブースにおいて行われても、他のイベントにおいて行われてもよい。
なお、上記実施形態に挙げた構成等に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した構成に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
110 :配布者端末
120 :参加者端末
130 :コンテンツ管理サーバ
200 :情報処理システム
211 :コンテンツ生成部
212 :登録部
221 :コンテンツ取得用アプリケーションインストール部
222 :コンテンツ取得部
231 :コンテンツ取得用アプリケーション提供部
232 :コンテンツ管理部
400 :コンテンツ格納情報
500 :参加者情報
600 :アプリケーション情報
610 :コンテンツ管理情報
1900 :コンテンツ管理情報
特開2002−64418号公報

Claims (12)

  1. 電子コンテンツを管理するサーバ装置であって、
    期間を特定するための期間情報と領域を特定するための領域情報とを、前記電子コンテンツと関連付けて格納する格納手段と、
    前記電子コンテンツの配信要求であって、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における端末の位置を示す位置情報とを含む配信要求を、該端末より受信する受信手段と、
    前記格納手段に格納された電子コンテンツのうち、関連付けられた期間情報により特定される期間が、前記受信した配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられた領域情報により特定される領域が、前記受信した配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含む電子コンテンツを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信する配信手段と
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記配信手段は、
    前記抽出手段により抽出された電子コンテンツの一覧を、前記配信要求に応じて前記端末に送信する第1の送信手段と、
    前記電子コンテンツの一覧の送信に応じて、前記電子コンテンツの一覧の中から選択された電子コンテンツについてのダウンロード要求を受信した場合に、該選択された電子コンテンツを、該ダウンロード要求に応じて前記端末に送信する第2の送信手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記格納手段は、更に、
    前記配信要求を受信する期間を特定するための受信期間情報を、前記電子コンテンツと関連付けて格納し、
    前記配信手段は、
    前記抽出手段により電子コンテンツが抽出された場合であって、前記配信要求を受信した日時が、前記受信期間情報により特定される期間に含まれる場合に、前記抽出手段により抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信することを特徴とする請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 前記配信手段は、
    前記抽出手段により抽出された電子コンテンツと引き換えるチケットを、前記配信要求に応じて前記端末に送信する第1の送信手段と、
    前記チケットの送信に応じて、前記端末より、該チケットを含む引き換え要求を受信した場合に、該チケットに対応する電子コンテンツの一覧を、前記端末に送信する第2の送信手段と、
    前記電子コンテンツの一覧の送信に応じて、前記電子コンテンツの一覧の中から選択された電子コンテンツについてのダウンロード要求を受信した場合に、該選択された電子コンテンツを、該ダウンロード要求に応じて前記端末に送信する第3の送信手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  5. 前記格納手段は、更に、
    前記引き換え要求を受信する期間を特定するための受信期間情報を、前記電子コンテンツと関連付けて格納し、
    前記第2の送信手段は、
    前記引き換え要求を受信した日時が、前記受信期間情報により特定される期間に含まれる場合に、前記チケットに対応する電子コンテンツの一覧を、前記端末に送信することを特徴とする請求項4に記載のサーバ装置。
  6. 電子コンテンツを管理するサーバ装置と、該サーバ装置と通信する端末とを有する情報処理システムであって、
    前記サーバ装置は、
    期間を特定するための期間情報と領域を特定するための領域情報とを、前記電子コンテンツと関連付けて格納する格納手段と、
    前記電子コンテンツの配信要求であって、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における端末の位置を示す位置情報とを含む配信要求を、該端末より受信する受信手段と、
    前記格納手段に格納された電子コンテンツのうち、関連付けられた期間情報により特定される期間が、前記受信した配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられた領域情報により特定される領域が、前記受信した配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含む電子コンテンツを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信する配信手段と、を有し、
    前記端末は、
    前記時刻情報と前記位置情報とを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記時刻情報と前記位置情報とを対応付けて記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録された前記時刻情報と前記位置情報とを含む前記配信要求を、前記サーバ装置に送信する送信手段と
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  7. 前記記録手段は、
    前記取得手段により取得された前記時刻情報と前記位置情報のうち、前記端末の位置の変動が一定時間以上、所定の範囲内にあったと判定された位置情報と、該位置情報に対応する時刻情報とを記録することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記記録手段は、
    前記端末に対して所定の操作が行われた場合に、前記取得手段により取得された前記時刻情報と前記位置情報とを記録することを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  9. 前記配信要求は、前記電子コンテンツと引き換えるためのチケットを要求するチケット要求を含み、
    前記送信手段は、
    前記チケットの要求を含む前記配信要求を送信したことに応じて前記サーバ装置よりチケットを受信した場合に、該サーバ装置より受信したチケットを含む引き換え要求を、前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項6または7に記載の情報処理システム。
  10. 前記配信要求は、前記電子コンテンツと引き換えるためのチケットを要求するチケット要求を含み、
    前記送信手段は、
    前記端末に対して前記所定の操作が行われた場合に、前記チケット要求を含む前記配信要求を送信し、
    前記チケット要求を含む配信要求を送信したことに応じて前記サーバ装置よりチケットを受信した場合に、該サーバ装置より受信したチケットを含む引き換え要求を、前記サーバ装置に送信することを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  11. 電子コンテンツを管理するサーバ装置のコンピュータに、
    期間を特定するための期間情報と領域を特定するための領域情報とを、前記電子コンテンツと関連付けて格納手段に格納する格納工程と、
    前記電子コンテンツの配信要求であって、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における端末の位置を示す位置情報とを含む配信要求を、該端末より受信する受信工程と、
    前記格納手段に格納された電子コンテンツのうち、関連付けられた期間情報により特定される期間が、前記受信した配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられた領域情報により特定される領域が、前記受信した配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含む電子コンテンツを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信する配信工程と
    を実行させるためのプログラム。
  12. 電子コンテンツを管理するサーバ装置と、該サーバ装置と通信する端末とを有する情報処理システムにおける情報処理方法であって、
    前記サーバ装置は、
    期間を特定するための期間情報と領域を特定するための領域情報とを、前記電子コンテンツと関連付けて、格納手段に格納する格納工程と、
    前記電子コンテンツの配信要求であって、時刻を示す時刻情報と、それぞれの時刻における端末の位置を示す位置情報とを含む配信要求を、該端末より受信する受信工程と、
    前記格納手段に格納された電子コンテンツのうち、関連付けられた期間情報により特定される期間が、前記受信した配信要求に含まれる時刻情報が示す時刻を含み、かつ、関連付けられた領域情報により特定される領域が、前記受信した配信要求に含まれる位置情報が示す位置を含む電子コンテンツを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程において抽出された電子コンテンツを、前記端末に対して配信する配信工程と、を実行し、
    前記端末は、
    前記時刻情報と前記位置情報とを取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記時刻情報と前記位置情報とを対応付けて記録する記録工程と
    前記記録工程において記録された前記時刻情報と前記位置情報とを含む前記配信要求を、前記サーバ装置に送信する送信工程と
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
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