JP2002297627A - 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ - Google Patents

情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ

Info

Publication number
JP2002297627A
JP2002297627A JP2001096665A JP2001096665A JP2002297627A JP 2002297627 A JP2002297627 A JP 2002297627A JP 2001096665 A JP2001096665 A JP 2001096665A JP 2001096665 A JP2001096665 A JP 2001096665A JP 2002297627 A JP2002297627 A JP 2002297627A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
database server
collecting
terminal
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001096665A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Nakamura
正規 中村
Keizo Uchiyama
恵三 内山
Itsuko Tezuka
伊津子 手塚
Akio Yasuda
明夫 保田
Misa Onuma
美佐 大沼
Naoko Makita
尚子 牧田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HEIWA INFORMATION CENTER CO Ltd
Tokyo Electric Power Company Holdings Inc
Original Assignee
HEIWA INFORMATION CENTER CO Ltd
Tokyo Electric Power Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by HEIWA INFORMATION CENTER CO Ltd, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical HEIWA INFORMATION CENTER CO Ltd
Priority to JP2001096665A priority Critical patent/JP2002297627A/ja
Publication of JP2002297627A publication Critical patent/JP2002297627A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 分散配置した複数の端末により情報を収集
し、各端末からの情報を集約して検索情報を蓄積するこ
とで、遊休設備の効率活用や、検索情報の更新期間の短
縮化を図った情報収集システム、情報収集端末、データ
ベースサーバを提供する。 【解決手段】 ネットワークを介して情報を提供する情
報提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続
し、前記提供情報と当該提供情報の在所情報を収集する
複数の情報収集端末1と、前記複数の情報収集端末から
前記ネットワークを介して送信される前記提供情報及び
前記在所情報を受け付け、前記提供情報と在所情報とを
対応付けて記憶するデータベースサーバ4とを備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばWWW(wor
ld wide web)から機械的にデータを収集してデータベー
ス化し、検索サービスを提供するサーチエンジンに適用
される情報収集システム、情報処理端末及び情報収集方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インターネットは自立分散型ネットワー
クゆえに、膨大な情報が殆どコントロールされることな
く無秩序に分散している。
【0003】このような情報の中から目的の情報を探し
出すには、サーチエンジンサイトの検索サービスを利用
するのが一般的である。
【0004】サーチエンジンは、所謂WWWロボットに
よって世界中のWebサーバから自動的にデータ収集す
る機能、それを要約して蓄積するデータベース化機能、
利用者と接続するWebサーバ機能、利用者に他のWe
bに対するキーワード検索や全文検索などのサービスを
提供する検索エンジン機能、検索結果をHTML形式で
提供する機能を持っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなサーチエ
ンジンにおいて、世界中のWebサーバにアクセスして
情報を収集することや、収集した膨大な情報からキーワ
ードを抽出し、所定のカテゴリーに分類してデータベー
ス化する等の処理を行うことは、非常に負荷の大きい作
業であり、多大な設備と時間を必要としていた。
【0006】しかしながら近年、事件や災害等が起きた
際、インターネットから情報を得ようとする人が増えて
きており、情報をタイムリーに検索したいという要求が
強くなっている。このためサーチエンジンにおいては、
検索情報の更新期間の短縮が課題となっていた。
【0007】また、近年、一般のユーザーが使用する端
末についても、インターネットへ常時接続できる環境が
整ってきている。しかし、一般のユーザーは、就寝時や
外出時等、遊休時間も多く常時接続可能であっても回線
等の資源を充分に活用しているとは、言いがたい状況で
あった。
【0008】そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、分
散配置した複数の端末により情報を収集し、各端末から
の情報を集約して検索情報を蓄積することで、遊休設備
の効率活用や、検索情報の更新期間の短縮化を図った情
報収集システム、情報収集端末及びデータベースサーバ
を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、所謂サーチエ
ンジンサイトを提供するデータベースサーバにおいて、
ウェブ情報を収集する作業を情報収集端末にアウトソー
シングして情報収集システム全体の効率化を図るもので
ある。
【0010】本発明の情報収集システムは、ネットワー
クを介して情報を提供する情報提供サーバに対し、前記
ネットワークを介して接続し、前記提供情報や当該提供
情報の在所情報を収集する複数の情報収集端末と、前記
複数の情報収集端末から前記ネットワークを介して送信
される前記提供情報及び前記在所情報を受け付ける受付
手段と、前記受付手段で受け付けた提供情報と在所情報
とを対応付けて記憶する記憶手段とを有するデータベー
スサーバと、を備えている。
【0011】これにより、ネットワーク等の資源を有効
に利用することが可能な情報収集システムを達成してい
る。また、通常ウェブの閲覧等に回線を使用している端
末に収集作業を分配することで、データベースサーバ側
が情報収集専用の回線を完璧に確保しなくても良くな
り、設備の簡素化が図れる。即ち設備投資を抑えること
ができる。
【0012】また、上記情報収集システムにおいては、
前記データベースサーバが、検索要求に対して該当する
前記提供情報や該提供情報の在所情報を返信する検索手
段を備えても良い。
【0013】これにより収集した情報を用い、所謂サー
チエンジンとして検索サービスを提供している。更に本
発明の情報収集システムでは、複数の情報収集端末で情
報を収集しており、頻繁な情報の更新を容易とし、タイ
ムリーな情報検索が行えるようにしている。
【0014】また、上記情報収集システムにおいては、
前記情報収集端末による情報の収集を前記情報収集端末
の遊休時間に行うのが好適である。
【0015】これにより、遊休設備を有効に活用でき、
システムの更なる効率化が図れる。
【0016】また、上記情報収集システムにおいては、
前記データベースサーバが、各情報収集端末の情報を収
集する範囲を指定し、この指定範囲情報を出力する範囲
指定手段を備え、前記情報収集端末が、前記指定範囲情
報に基づいて情報を収集する収集手段を備えても良い。
【0017】これにより、情報集作業を複数の情報収集
端末に適切に分配し、効率良く情報収集を行えるように
している。
【0018】また、上記情報収集システムにおいては、
前記情報収集端末から前記データベースサーバへ所定時
間毎、所定情報量毎又は所定時刻に前記情報を送信する
ように情報の送信時期を指定する送信時期指定手段を備
えても良い。
【0019】これにより、情報収集端末からの情報の送
信が適切に行われ、情報の送信が遅延したり、輻輳した
りすることが防止される。
【0020】また、上記情報収集システムにおいては、
前記情報収集端末又は前記データベースサーバに、前記
提供情報から属性を抽出する属性抽出手段を備え、抽出
した属性を前記記憶手段に記憶させても良い。
【0021】これにより、前記属性に基づいた情報の提
供が可能となり、多次元表示やデータマイニングが可能
となる。
【0022】また、上記情報収集システムにおいては、
前記情報収集端末からの情報の対価を各々の情報収集端
末のユーザーに対して支払う支払手段を前記データベー
スサーバに備えている。
【0023】これにより、対価の支払い手続きを簡略化
できる。
【0024】本発明の情報処理端末は、データベースサ
ーバから通知された指定情報に基づきネットワークを介
して情報提供サーバに接続し、前記情報提供サーバから
提供情報と当該提供情報の在所情報を収集する収集手段
と、前記データベースサーバに対してネットワークを介
して前記提供情報と在所情報を送信する送信手段と、を
備えている。
【0025】これにより効率の良い情報収集が可能な情
報収集端末を達成している。
【0026】また、上記情報処理端末は、前記収集手段
が、前記情報の収集を遊休時間に行うことが好適であ
る。
【0027】また、上記情報処理端末は、前記提供情報
から属性を抽出する属性抽出手段を備えるのが良い。
【0028】本発明のデータベースサーバは、複数の情
報収集端末からネットワークを介して送信される提供情
報及び前記提供情報の在所情報を受け付ける受付手段
と、前記受付手段で受け付けた提供情報と在所情報とを
対応付けて記憶する記憶手段と、を備えている。
【0029】これにより、効率の良い情報収集が可能な
データベースサーバを達成している。
【0030】また、上記データベースサーバは、検索要
求に対して該当する前記提供情報及び在所情報を返信す
る検索手段を備えると好適である。
【0031】また、上記データベースサーバは、情報を
収集する範囲を指定し、前記指定範囲の情報を各情報収
集端末に対して通知する指定通知手段を備えると好適で
ある。
【0032】また、上記データベースサーバは、前記提
供情報から属性を抽出する属性抽出手段を備え、抽出し
た属性を前記記憶手段に記憶させると好適である。
【0033】また、上記データベースサーバは、前記情
報収集端末から前記データベースサーバへ、所定時間
毎、所定情報量毎又は所定時刻に前記情報を送信するよ
うに情報の送信時期を指定する送信時期指定手段を備え
ると好適である。
【0034】また、上記データベースサーバは、前記情
報収集端末からの情報の対価を各々の情報収集端末のユ
ーザーに対して支払う支払手段を備えると好適である。
【0035】本発明において、以上の各構成要素は、可
能な限り組み合わせることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて具体的に説明する。
【0037】〈実施形態1〉図1は、本発明の情報収集
システムの概略構成を示す図である。
【0038】情報収集端末1は、インターネットプロバ
イダーや有線放送局等の接続会社2を介してインターネ
ット(ネットワーク)に接続しており、インターネット
上でウェブ(WWW)を公開しているウエブサーバ(情報
提供サーバ)3にアクセスしてウェブの情報(提供情
報)を収集している。
【0039】データベースサーバ4は、所謂サーチエン
ジンであり、情報収集端末1により収集したウェブの情
報を蓄積してデータベースを構築している。
【0040】データベースサーバ4は検索手段を有して
おり、インターネットを介してユーザー端末5からの検
索要求を受け、目的とするウェブの情報を提供してい
る。
【0041】図2は、情報収集端末1の構成を示すブロ
ック図である。情報収集端末1は、一般の消費者(ユー
ザー)が利用しているパーソナルコンピュータ等のコン
ピュータであり、前記ユーザーに情報収集の代行を依頼
し、この収集を依頼したユーザー(情報収集エージェン
ト)の就寝中や外出中、また、会社所有のパソコンの場
合、終業から始業までの間や、休日など、遊休時間を利
用して情報収集を行うものである。
【0042】情報収集端末1は、本体11内に、MPU
(micro processor unit)やメインメモリ等よりなる演
算処理部12、演算処理の為のソフトウェアを記憶した
ハードディスク(固体磁気記憶装置)13、該演算処理
部12やハードディスク13のデータの入出力部である
入出力ポート14等が備えられている。
【0043】また、該本体11には、入出力ポート14
を介してキーボード15、マウス116、ディスプレイ
(提示手段)17、モデム18、プリンター19等の周
辺機器が接続されている。
【0044】本体11のハードディスク13には、オペ
レーティングシステム(OS)やアプリケーションソフ
トがインストールされている。また、ハードディスク1
3には、収集した提供情報等も一時保存される。
【0045】演算処理部12は、周辺機器からの情報や
アプリケーションソフトに基づく処理により、収集手段
21や、抽出手段22、送信手段23等の機能を実現し
ている。
【0046】収集手段21の機能としては、データベー
スサーバ4から通知された指定情報に基づきネットワー
クを介して情報提供サーバ3に接続し、前記情報提供サ
ーバ3から提供情報と当該提供情報の在所情報を収集し
ている。
【0047】また、抽出手段22の機能としては、前記
提供情報から属性を抽出している。
【0048】送信手段23の機能としては、前記データ
ベースサーバ4に対して前記提供情報や在所情報、属性
を送信している。
【0049】一方、図3はデータベースサーバ4の構成
を示すブロック図である。サーチエンジン(データベー
スサーバ)は、大容量の処理手段と記憶手段を有したコ
ンピュータであり、本体25内に、MPUやメインメモ
リ等よりなる演算処理部26、演算処理の為のソフトウ
ェアを記憶したハードディスク(固体磁気記憶装置)2
7、該演算処理部26やハードディスク27のデータの
入出力部である入出力ポート28等が備えられている。
【0050】ハードディスク27には、オペレーティン
グシステム(OS)やアプリケーションソフトがインス
トールされている。また、ハードディスク27には、収
集した提供情報等を記憶したデータベース(記憶手段)
30が構築されている。
【0051】演算処理部26は、ハードディスク27に
記憶されたオペレーティングシステムやアプリケーショ
ンソフトに基づいて処理を行うことにより、受付手段2
9や、指定通知手段31、送信時期指定手段34、支払
手段32、検索手段33等の機能を実現している。
【0052】前記受付手段29の機能は、複数の情報収
集端末1からインターネットを介して送信される提供情
報及び前記提供情報の在所情報を受け付けるものであ
る。
【0053】また、指定通知手段31の機能は、データ
の収集を効率良く行えるように情報を収集する範囲を指
定し、前記指定範囲の情報を各情報収集端末1に対して
通知するものである。
【0054】この情報を収集する範囲の指定は、予め情
報提供サーバ3のドメイン名やIPアドレス、情報提供
サーバ3が提供する各サイトのアドレスを記憶させた情
報収集先テーブルをハードディスク27内に作成してお
き、該情報収集先テーブルを参照し、所定数の情報収集
先を順次情報収集端末1に指定している。該範囲の指定
は、これに限らず各情報収集端末1の処理能力に応じた
数の情報収集先を指定することや、ネットワーク上で当
該情報収集端末と近い距離にある(経由するプロバイダ
ーの数が少ない)情報収集先を指定すること、事件や事
故が起きた際に情報が提供されることの多い公共機関の
サイトやニュースサイト等、即時性が求められるサイト
に対して、他のサイトよりも短い間隔で指定すること、
などとしても良い。
【0055】情報収集先テーブルは、JPNICのよう
なドメインの管理組織が提供しているドメイン名・IP
アドレスの一覧データや、各情報収集端末1が収集した
情報等に基づいて追加、削除、更新を行う。
【0056】送信時期指定手段34の機能は、前記情報
収集端末から前記データベースサーバへ所定時間毎、所
定情報量毎又は所定時刻に前記情報を送信するように前
記情報の送信時期を指定するものである支払手段32の
機能は、前記情報収集端末1からの情報の対価を各々の
情報収集端末1のユーザーに対して支払うものである。
【0057】検索手段33の機能は、ユーザー端末5か
らの検索要求に対して該当する前記提供情報及び在所情
報を返信するものである。
【0058】図4は、上記の如く構成された本発明の情
報収集システムを用いて、情報の収集を行なう手順の説
明図である。
【0059】情報収集端末1は、遊休時間にタイマー若
しくはユーザーの選択によって情報収集プログラムを実
行し、情報収集を開始する。(S1)先ず、情報収集端
末1はインターネットを介してデータベースサーバ4に
接続し、指定範囲情報を取得する(S2)。
【0060】情報収集端末1は、前記指定範囲情報に基
づいて情報提供サーバ3を巡回して、ホームページなど
の提供情報とその提供情報が何処の情報提供サーバのど
のファイルであるかを示す情報(在所情報)、即ちUR
Lを収集し、これらを対応させてハードディスク13内
に一時保存する(S3)。
【0061】前記提供情報から属性としてキーワード
や、本文の先頭部分、タグ情報、リンク先URL、リン
ク元URL、リンク名称、更新日、そしてURL(Unif
orm Resource Locator)の属性であるディレクトリ名、
ファイル名、組織名称、組織アドレス、組織分類、組織
所在地等を抽出する(S4)。
【0062】情報収集端末1は、前記提供情報、在所情
報、属性情報等、収集した情報をデータベースサーバ4
に指定された時期に前記情報を送信する(S5)。
【0063】この時期としては、所定時間毎や、指定情
報量毎、所定時刻等、適当なタイミングで情報が送信さ
れるものであれば良く、例えば10分〜100分間隔、
一つの情報提供サーバから提供されている情報毎、所定
の情報量毎(例えば2MB〜10GB)、端末1からの
送信が輻輳しないようにデータベースサーバ4が時間を
ずらして送信時刻を指定し、各端末1が指定範囲情報と
共にこの送信時期の情報を取得する等の構成でも良い。
【0064】なお、この送信までの時間が短くなりすぎ
ると送信作業が煩雑になってくる。また、この送信まで
の時間が長くなりすぎるとタイムリーな情報収集ができ
なくなってくる。
【0065】また送信時期は、データベースサーバ4が
積極的に指定しなくても良く、情報収集端末1の使用者
(情報収集エージェント)が任意に送信することや、遊
休時間の終了時刻を設定しておき、端末1が収集した情
報の量や送信速度から送信にかかる時間を算出し、前記
遊休時間の終了時刻よりも送信にかかる時間分前の時点
で送信を開始しても良い。
【0066】データベースサーバ4は、上記情報収集端
末1からの情報をハードディスク27内のデータベース
30に入力する(S6)。
【0067】そしてデータベースサーバ4は、ユーザー
端末5からの検索要求に応じてハードディスク27内の
情報を検索し、該当する情報を提供する(S7)。例え
ば、ユーザーが任意のキーワードを指定し、ユーザー端
末5を介して検索を要求した場合、データベースサーバ
4は、該キーワードを含む提供情報を検索して、この検
索結果をHTML形式で提供し、該当する提供情報のU
RL(在所情報)や、テキストの先頭部分を一覧表示さ
せるようにする。
【0068】このとき該情報の属性に応じて多次元表示
等で示すようにしても良い。
【0069】そして、データベースサーバ4は、情報収
集端末1からの情報に応じて各情報収集端末1に情報の
対価を支払う(S8)。
【0070】例えば、データベースサーバ4は、ユーザ
ーに検索サービスを提供する際に、トップページや検索
結果のページに広告を載せ、この広告収入を情報収集エ
ージェントに情報の対価として分配する。
【0071】このとき対価は、電子マネー、一般の通
貨、サービスポイント、情報や物品の提供など、何らか
の価値を有するものであれば良い。
【0072】一般の通貨を用いるのであれば、予め情報
収集エージェントの名前や銀行口座番号等を登録してお
き、データベースサーバ4は、該情報収集エージェント
から情報が送信された際、情報量を記憶しておき、支払
日に各エージェントの情報量を集計し、該情報量の代金
を前記銀行口座に振り込む。
【0073】また、データベースサーバ4を運営する会
社が、電気、水道、電話、ケーブルテレビ等のサービス
を提供する会社であり、このサービスの料金を該エージ
ェントの口座から徴収しているような場合には、このサ
ービスの料金と情報の代金とを差し引きし、残額を徴収
又は支払うようにしても良い。更にデータベースサーバ
4を運営する会社が、電力会社である場合には、情報収
集端末1の消費電力と収集時間とから情報収集にかかっ
た電気料金を求め、これをエージェントが電力会社に支
払う電気料金から割り引くようにしても良い。
【0074】このように本実施形態によれば、情報の収
集を各情報収集端末1が分担して行うことにより、迅速
に情報を収集することができる。また、端末の遊休時間
を利用して情報収集を行うので、システムを効率良く活
用できる。
【0075】更に、情報収集専用の回線を使用するので
はなく、ウェブ閲覧等に使用される一般の回線の遊休時
間を利用するものであるため、過剰な設備投資を招くこ
とがない。
【0076】なお、情報収集端末1による情報の収集と
併せ、データベースサーバ4で情報収集を行っても良
い。
【0077】〈実施形態2〉図5は本実施形態の情報収
集端末とデータベースサーバのブロック図である。
【0078】本実施形態では、データベースサーバ4に
抽出手段22を設け、情報収集端末1には抽出手段を設
けず、該端末1を情報収集に特化させたものである。な
お、その他の構成は、前述の実施形態と略同じである。
【0079】情報収集端末1において、提供情報から属
性を抽出する場合、演算処理部12の処理能力が低いと
処理の速度は遅くなる。
【0080】これに対し、情報の収集速度は、一般にネ
ットワークの通信速度がボトルネックとなるため、端末
自体の処理能力が低くてもあまり影響をうけない。
【0081】従って本実施形態では、比較的処理能力の
低い情報収集端末1では、情報の収集に特化し、比較的
処理能力の高いデータベースサーバ4で属性の抽出を行
っている。これにより、システム全体を効率良く利用す
ることができる。また、処理能力の低いものであっても
情報処理端末として利用でき、利用の幅が広がることに
なる。
【0082】なお、処理能力が高く属性の抽出を行って
も情報収集の速度が落ちない端末1は、抽出手段を設け
て該属性の抽出処理を行っても良い。
【0083】この抽出手段を有した情報収集端末と抽出
手段を有しない情報収集端末とは、混在していても良
い。この場合データベースサーバ4は、送られてきた情
報に属性情報があれば、そのまま記憶し、属性情報がな
ければ属性を抽出して記憶する。
【0084】また、情報収集端末1において属性の抽出
を行うか否かは、情報収集の為のアプリケーションソフ
トをインストールする際に選択したり、インストール後
の環境設定で選択するように構成すれば良い。
【0085】〈実施形態3〉図6は本実施形態の情報収
集システムの概略図である。
【0086】本実施形態では、前述の実施形態1と比べ
てデータベースサーバ4がインターネットへの接続サー
ビスを提供しており、情報収集端末1がデータベースサ
ーバ4に直接接続している点が異なっている。また、そ
の他の構成は、略同じである。
【0087】このような構成であると、データベースサ
ーバ4が情報の対価として情報収集端末1の接続料金を
割り引く等のサービスを提供することができる。
【0088】例えば、所定時間或は所定の情報量以上の
情報収集を行うことを条件に、情報収集用のプログラム
をインストールしたパーソナルコンピューターを情報収
集端末1として情報収集エージェントに配布し、該端末
やインターネットへの接続サービスを提供する代わりに
情報を収集してもらう。
【0089】なお、遊休時間は、エージェントの就寝中
や外出中等、端末1を全く利用していない時間のみに限
らず、端末1を使用して文書の作成や印刷等のオフライ
ン作業中、ウェブを閲覧している際でもページが全て表
示され、回線がアイドル状態となっている間等であって
も良い。このように他の作業のバックグランドで情報収
集を実行することにより、情報収集エージェントが情報
の収集時期を気にせずに端末1を利用できる。
【0090】〈その他〉本発明の情報収集システム、情
報収集端末及びデータベースサーバは、上述の図示例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0091】接続会社2は、ユーザー端末5にホームペ
ージ用の領域を貸し、該ユーザー端末5のホームページ
を公開する情報提供サーバを備えていることが多い。こ
の場合、該サーバを情報収集端末として用い、ユーザー
端末5から送られてきたホームページの情報、及び該情
報から抽出した属性、該情報の在所情報をデータベース
サーバ4に送信するように構成しても良い。この場合、
情報を受け取ったデータベースサーバ4は、接続会社2
に情報の対価を支払う。
【0092】また、上記の実施形態では、ネットワーク
としてインターネットを使用した例を示したが、本発明
はこれに限らず、企業やグループ、大学におけるLA
N、WAN、イントラネット等であっても良い。
【0093】このように特定のグループ内で利用する場
合には、データベースサーバに情報が送信され、検索サ
ービスが提供できれば各ユーザー、ひいては情報収集端
末側にも利益がある為、対価を支払わなくても良い。
【0094】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
分散配置した複数の端末により情報を収集し、各端末か
らの情報を集約して検索情報を蓄積することで、遊休設
備の効率活用や、検索情報の更新期間の短縮化を図った
情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報収集システムの概略説明図
【図2】 本発明の情報収集端末の構成を示すブロック
【図3】 本発明のデータベースサーバの構成を示すブ
ロック図
【図4】 本システムにおける情報収集手順の説明図
【図5】 実施形態2の情報収集端末及びデータベース
サーバの説明図
【図6】 実施形態3の概略説明図
【符号の説明】
1 情報収集端末 2 接続会社 3 情報提供サーバ 4 データベースサーバ(サーチエンジン) 5 ユーザー端末 11 情報収集端末本体 12 演算処理部 13 ハードディスク 14 入出力ポート 15 キーボード 17 ハードディスク 18 モデム 19 プリンター 21 収集手段 22 抽出手段 23 送信手段 25 サーバ本体 26 演算処理部 27 ハードディスク 28 入出力ポート 29 受付手段 31 指定通知手段 32 支払手段 33 検索手段 34 送信時期指定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 恵三 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 手塚 伊津子 東京都千代田区内幸町一丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 保田 明夫 東京都新宿区西新宿6−14−1新宿グリー ンタワービル19F株式会社平和情報センタ ー内 (72)発明者 大沼 美佐 東京都新宿区西新宿6−14−1新宿グリー ンタワービル19F株式会社平和情報センタ ー内 (72)発明者 牧田 尚子 東京都新宿区西新宿6−14−1新宿グリー ンタワービル19F株式会社平和情報センタ ー内 Fターム(参考) 5B075 KK02 KK07 NK31 NK37 NK46 NR03 PP02 PP03 PQ02 PQ46 QP05 5B082 HA05 HA08

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して情報を提供する情報
    提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続し、
    前記提供情報を収集する複数の情報収集端末と、 前記複数の情報収集端末から前記ネットワークを介して
    送信される前記提供情報を受け付ける受付手段と、前記
    受付手段で受け付けた提供情報を記憶する記憶手段とを
    有するデータベースサーバと、を備えたことを特徴とす
    る情報収集システム。
  2. 【請求項2】ネットワークを介して情報を提供する情報
    提供サーバに対し、前記ネットワークを介して接続し、
    前記提供情報と当該提供情報の在所情報を収集する複数
    の情報収集端末と、 前記複数の情報収集端末から前記ネットワークを介して
    送信される前記提供情報及び前記在所情報を受け付ける
    受付手段と、前記受付手段で受け付けた提供情報と在所
    情報とを対応付けて記憶する記憶手段とを有するデータ
    ベースサーバと、を備えたことを特徴とする情報収集シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記データベースサーバが、検索要求に対
    して該当する前記提供情報及び該提供情報の在所情報を
    返信する検索手段を備えたことを特徴とする請求項2に
    記載の情報収集システム。
  4. 【請求項4】前記情報収集端末による情報の収集を前記
    情報収集端末の遊休時間に行うことを特徴とする請求項
    1から3の何れかに記載の情報収集システム。
  5. 【請求項5】前記データベースサーバが、各情報収集端
    末の情報を収集する範囲を指定し、この指定範囲情報を
    出力する範囲指定手段を備え、 前記情報収集端末が、前記指定範囲情報に基づいて情報
    を収集する収集手段を備えたことを特徴とする請求項1
    から4の何れかに記載の情報収集システム。
  6. 【請求項6】前記情報収集端末から前記データベースサ
    ーバへ所定時間毎、所定情報量毎又は所定時刻に前記情
    報を送信するように情報の送信時期を指定する送信時期
    指定手段を備えたことを特徴とする請求項1から5の何
    れかに記載の情報収集システム。
  7. 【請求項7】前記情報収集端末又は前記データベースサ
    ーバに、前記提供情報から属性を抽出する属性抽出手段
    を備え、抽出した属性を前記記憶手段に記憶させたこと
    を特徴とする請求項1から6の何れかに記載の情報収集
    システム。
  8. 【請求項8】前記情報収集端末からの情報の対価を各々
    の情報収集端末のユーザーに対して支払う支払手段を前
    記データベースサーバに備えたことを特徴とする請求項
    1から7の何れかに記載の情報収集システム。
  9. 【請求項9】データベースサーバから通知された指定情
    報に基づきネットワークを介して情報提供サーバに接続
    し、前記情報提供サーバから提供情報と当該提供情報の
    在所情報を収集する収集手段と、 前記データベースサーバに対してネットワークを介して
    前記提供情報と在所情報を送信する送信手段と、を備え
    たことを特徴とする情報収集端末。
  10. 【請求項10】前記収集手段が、前記情報の収集を遊休
    時間に行うことを特徴とする請求項9に記載の情報収集
    端末。
  11. 【請求項11】前記提供情報から属性を抽出する属性抽
    出手段を備えたことを特徴とする請求項9又は10に記
    載の情報収集端末。
  12. 【請求項12】複数の情報収集端末からネットワークを
    介して送信される提供情報及び前記提供情報の在所情報
    を受け付ける受付手段と、 前記受付手段で受け付けた提供情報と在所情報とを対応
    付けて記憶する記憶手段と、を備えたことを特徴とする
    データベースサーバ。
  13. 【請求項13】検索要求に対して該当する前記提供情報
    及び在所情報を返信する検索手段を備えたことを特徴と
    する請求項12に記載のデータベースサーバ。
  14. 【請求項14】情報を収集する範囲を指定し、前記指定
    範囲の情報を各情報収集端末に対して通知する指定通知
    手段を備えたことを特徴とする請求項12又は13に記
    載のデータベースサーバ。
  15. 【請求項15】前記提供情報から属性を抽出する属性抽
    出手段を備え、抽出した属性を前記記憶手段に記憶させ
    たことを特徴とする請求項12から14の何れかに記載
    のデータベースサーバ。
  16. 【請求項16】前記情報収集端末から前記データベース
    サーバへ、所定時間毎、所定情報量毎又は所定時刻に前
    記情報を送信するように情報の送信時期を指定する送信
    時期指定手段を備えたことを特徴とする請求項12から
    15の何れかに記載のデータベースサーバ。
  17. 【請求項17】前記情報収集端末からの情報の対価を各
    々の情報収集端末のユーザーに対して支払う支払手段を
    備えたことを特徴とする請求項12から16の何れかに
    記載のデータベースサーバ。
JP2001096665A 2001-03-29 2001-03-29 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ Pending JP2002297627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096665A JP2002297627A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001096665A JP2002297627A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002297627A true JP2002297627A (ja) 2002-10-11

Family

ID=18950558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001096665A Pending JP2002297627A (ja) 2001-03-29 2001-03-29 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002297627A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007299336A (ja) * 2006-05-03 2007-11-15 Xing Inc サイト検索方法、サイト検索システム、サーバ装置、端末装置、及びコンピュータプログラム
JP2008538021A (ja) * 2005-03-04 2008-10-02 チョンヌン インコーポレイテッド 複数の情報ブロックに区分されたウェブページを用いた情報検索サービス提供サーバー、方法及びシステム
JP2010182243A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Ntt Docomo Inc 端末装置、データ収集ノード、データ収集システムおよびデータ収集方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538021A (ja) * 2005-03-04 2008-10-02 チョンヌン インコーポレイテッド 複数の情報ブロックに区分されたウェブページを用いた情報検索サービス提供サーバー、方法及びシステム
JP2011146059A (ja) * 2005-03-04 2011-07-28 Chutnoon Inc 複数の情報ブロックに区分されたウェブページを用いた情報検索サービス提供方法
JP2007299336A (ja) * 2006-05-03 2007-11-15 Xing Inc サイト検索方法、サイト検索システム、サーバ装置、端末装置、及びコンピュータプログラム
JP2010182243A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Ntt Docomo Inc 端末装置、データ収集ノード、データ収集システムおよびデータ収集方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105205110B (zh) 多载通信会话
US7987261B2 (en) Traffic predictor for network-accessible information modules
CN101025740B (zh) 图片搜索结果自动播放方法
CN103744856B (zh) 联动性扩展搜索方法及装置、系统
CN102647462B (zh) 应用获取、发送方法及装置
JP2000090102A (ja) 情報送信装置
US7444319B1 (en) Method and apparatus for extracting relevant content based on user preferences indicated by user actions
CN102037464A (zh) 具有最多点击的下一个对象的搜索结果
CN101763357A (zh) 一种用于浏览器加载互联网资源的方法及系统
PL183564B1 (pl) Sposób i system do sterowania dostępem danych w sieci komputerowej
CN107071001A (zh) 智能交通Web信息共享服务平台架构方法
JP2002202931A (ja) サーバ及び記録媒体
KR101307578B1 (ko) 검색 기능이 부여된 대표전화 정보제공시스템 및 그 방법
JP2010287048A (ja) 情報検索装置、情報検索プログラム、及び携帯端末装置
CN103379163A (zh) 一种业务对象的确定方法以及确定装置
JP2002297627A (ja) 情報収集システム、情報収集端末、データベースサーバ
JP2003132086A (ja) ウェブページ動的生成システム
CN108205540A (zh) 信息浏览的方法、装置和系统
JP5615423B2 (ja) 情報検索装置、及び情報検索プログラム
JP2003263385A (ja) 高速wwwサーバシステムおよび高速表示方法
KR101585670B1 (ko) 맞춤형 쇼핑 서비스 제공 방법
JP2002041960A (ja) E−Mail受信機能付き携帯型端末対象の検索及びアラートシステム
KR20190079589A (ko) 광고 제공 시스템과 방법 및 이를 지원하는 장치와 단말기
KR20140024489A (ko) 광고 제공 시스템과 방법 및 이를 지원하는 장치와 단말기
JP4773379B2 (ja) イベント検索システム、イベント検索装置、イベント検索結果出力方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060530

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061128