JP2017020902A - ロータリージョイントおよびレーダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実施形態は、通信の信頼性の向上が可能なロータリージョイントを提供する。【解決手段】実施形態に係るロータリージョイントは、第1部位と、前記第1部位に設けられた第1の無線送受信器と、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位と、前記第2部位に設けられ、前記第1の無線送受信器と通信可能な第2の無線送受信器と、前記第1の無線送受信器と前記第2の無線送受信器との間を囲うように設けられた電磁シールド部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、ロータリージョイントおよびレーダ装置に関する。
例えばレーダ装置等のような、送受信アンテナの方位回転および仰角可動を伴う製品においては、送受信アンテナで収集したデータを、送受信アンテナを回転可動させる可動部を介して、検知処理を行う固定部の信号処理回路に伝送する必要がある。このように、固定部と可動部との間で信号の送受信が必要な製品においては、固定部と可動部とを機械的に接続するとともに、固定部と可動部とを電気的に接続するロータリージョイントが必須となる。
レーダ装置に組み込まれるロータリージョイントは、高周波ロータリージョイントと、光ロータリージョイントと、に大別される。高周波ロータリージョイントは、数GHz〜数十GHzの電磁波信号の伝送を目的とするロータリージョイントであり、光ロータリージョイントは、数Gbpsの伝送速度、伝送容量での信号の伝送を目的とするロータリージョイントである。
このようなロータリージョイントにおいて、固定部と可動部との間での信号の伝送(電気的な接続)を、無線通信によって行うことが知られている。しかし、無線通信は、ケーブル等を用いた通信と比較して、他の信号や外乱等の影響を受けやすく、ましてやレーダ装置の送信波の干渉を受けてしまうと、通信自体が成立しなくなる。したがって、このような無線通信を用いたロータリージョイントにおける通信の信頼性の向上が望まれる。
なお、信号の授受を伴うロータリージョイントは、例えばロボットアームの関節部分等においても適用されており、このようなロータリージョイントにおいても同様に、通信の信頼性の向上が望まれる。
特開平7−234273号公報
実施形態は、通信の信頼性を向上させることができるロータリージョイントおよびレーダ装置を提供することを目的とする。
実施形態に係るロータリージョイントは、第1部位と、前記第1部位に設けられた第1の無線送受信器と、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位と、前記第2部位に設けられ、前記第1の無線送受信器と通信可能な第2の無線送受信器と、前記第1の無線送受信器と前記第2の無線送受信器との間を囲うように設けられた電磁シールド部と、を備える。
また、実施形態に係るロータリージョイントは、第1部位、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位、を含み、内部に、電磁的に遮蔽された空間を有するベアリング部と、前記ベアリング部の空間内部に配置され、この空間内部において相互に無線通信可能な第1、第2の無線送受信器と、を備える。
また、実施形態に係るレーダ装置は、モニタ部、アンテナ部、およびこれらを接続するロータリージョイント、を備える。前記モニタ部は、第1の筐体と、前記アンテナ部から受信した目標情報に基づいて検知処理を行う信号処理回路と、を備える。前記アンテナ部は、前記モニタ部に対して相対的に可動する第2の筐体と、前記第2の筐体に設けられ、前記第2の筐体の可動とともに可動する送受信アンテナと、前記送受信アンテナに接続され、前記送受信アンテナにおいて受信した受信信号から目標情報を生成するセンサ回路と、備える。前記ロータリージョイントは、前記第1の筐体の一部である第1部位と、前記第1部位に設けられ、前記信号処理回路に電気的に接続される第1の無線送受信器と、前記第2の筐体の一部である第2部位と、前記第1の無線送受信器と通信可能に前記第2部位に設けられ、前記送受信アンテナおよび是前記センサ回路に接続される第2の無線送受信器と、前記第1の無線送受信器と前記第2の無線送受信器との間を囲うように設けられた電磁シールド部と、を備える。
また、実施形態に係るレーダ装置は、モニタ部、アンテナ部、およびこれらを接続するロータリージョイント、を備える。前記モニタ部は、第1の筐体と、前記アンテナ部から受信した目標情報に基づいて検知処理を行う信号処理回路と、を備える。前記アンテナ部は、前記モニタ部に対して相対的に可動する第2の筐体と、前記第2の筐体に設けられ、前記第2の筐体の可動とともに可動する送受信アンテナと、前記送受信アンテナに接続され、前記送受信アンテナにおいて受信した受信信号から目標情報を生成するセンサ回路と、を備える。前記ロータリージョイントは、第1部位、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位、を含み、内部に、電磁的に遮蔽された空間を有するベアリング部と、前記ベアリング部の空間内部に配置され、この空間内部において相互に無線通信可能な第1、第2の無線送受信器と、を備える。
第1の実施形態に係るレーダ装置の概略構成図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置の信号処理回路を含むモニタ部を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置のセンサ回路を含むアンテナ部を示すブロック図である。 第1の実施形態に係るレーダ装置のロータリージョイントの構造を説明するための断面図である。 第1のベアリングを模式的に示す斜視図である。 図4の一点鎖線X−X´に沿った第1のベアリングの断面図である。 図4の一点鎖線Y−Y´に沿った第1のベアリングの断面図である。 第2のベアリングを模式的に示す斜視図である。 第3のベアリングを模式的に示す斜視図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置の信号処理回路を含むモニタ部を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置のセンサ回路を含むアンテナ部を示すブロック図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置の第1のベアリングを示す、図5Bに対応する断面図である。 第2の実施形態に係るレーダ装置の第1のベアリングを示す、図5Cに対応する断面図である。 第3の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。 第3の実施形態に係るレーダ装置のロータリージョイントの構造を説明するための断面図である。
以下に、実施形態に係るロータリージョイントおよびレーダ装置について、図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係るレーダ装置の概略構成図である。図1に示すレーダ装置10は、アンテナ部11、アンテナ部11を可動させる駆動部12、およびモニタ部13、によって構成されている。
アンテナ部11は、送受信アンテナ14(図2)を備えている。送受信アンテナ14は、例えばアレイアンテナを有する。アンテナ部11は、モニタ部13から受け取ったレーダパラメータにて生成した送信信号を送受信アンテナ14から送信する。また、アンテナ部11は、送受信アンテナ14から受け取った受信信号から目標情報を生成する。
駆動部12は、アンテナ部11を回転可動させ、アンテナ部11に設けられた送受信アンテナ14を所定方向に向けさせる。
モニタ部13は、アンテナ部11から受け取った目標情報に基づいて探知処理を行い、必要に応じて探知結果に基づいて画像を表示する。また、モニタ部13は、レーダパラメータを出力する。
このようなレーダ装置10において、モニタ部13は、固定的に設置される。他方、アンテナ部11は、モニタ部13に対して可動可能に設置される。そして、アンテナ部11の回転可動は、駆動部12によって行われ、アンテナ部11は、垂直な回転軸を中心として、同一平面内を回転する。なお、アンテナ部11は、送受信アンテナ14があらゆる方向に向くように可動してもよい。
図2は、第1の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。図2に示すように、レーダ装置10の固定部であるモニタ部13は、第1の筐体15および信号処理回路16を備える。
第1の筐体15は、円筒の上端に、第1部位である天板151(図4)を設けた形状であって、例えば金属等の導電性材料によって構成されている。
信号処理回路16は、例えばパッケージ化された電子回路部品であって、アンテナ部11から受け取った目標情報に基づいて探知処理を行い、探知結果を出力する。また、信号処理回路16は、所望のレーダパラメータを出力する。この信号処理回路16は、第1の筐体15の内部に配置されており、後述の第1の無線送受信器101に、ケーブル18を介して接続されている。
図3Aは、信号処理回路を含むモニタ部を示すブロック図である。図3Aに示すように、信号処理回路16は、制御監視部19および探知処理部20を備える。この信号処理回路16は、上述したように第1の無線送受信器101に接続される他、さらに表示部21にも、ケーブル(不図示)を介して接続される。
信号処理回路16の制御監視部19は、表示部21から受け取る制御信号に基づいて送信信号を生成する。そして、制御監視部19は、生成した送信信号を、ケーブル18(図2)を介して第1の無線送受信器101に出力する。
他方、信号処理回路16の探知処理部20は、アンテナ部11から受け取った目標情報に基づいて探知処理を行う。そして、探知処理部20は、探知結果を、ケーブル(不図示)を介して表示部21に出力する。ここで、探知処理とは、レーダ装置10から目標までの距離および方向に関する探知情報を得るための信号処理を意味する。
図2を参照する。レーダ装置10の可動部であるアンテナ部11は、第2の筐体22、送受信アンテナ14、およびセンサ回路23、を備える。
第2の筐体22は、円筒の下端に、底板221(図4)および凸部222(図4)によって構成される第2部位を設けた形状であって、第1の筐体15と同様に、例えば金属等の導電性材料によって構成されている。この第2の筐体22は、第1の筐体15の軸心の軸心方向と同一方向に延在する軸心を有する。そして、第2の筐体22は、モニタ部13の第1の筐体15上に、第1の筐体15に対して回転可能に設けられている。
第2の筐体22には、送受信アンテナ14が配置されている。送受信アンテナ14は、複数のアンテナ素子が配列されることによって構成されている。送受信アンテナ14は、モニタ部13から受け取った送信信号を、アンテナ素子毎に、レーダ装置10の外部に、レーダ信号として送出する。また、送受信アンテナ14は、アンテナ素子毎に、目標等の反射物に反射されたレーダ信号を受信する。
センサ回路23は、例えばパッケージ化された電子回路部品であって、モニタ部13から受け取ったレーダパラメータにて生成した送信信号をレーダ装置10の外部に送出する。また、センサ回路23は、受信した受信信号を目標情報に変換し、出力する。このセンサ回路23は、第2の筐体22の内部に配置されており、送受信アンテナ14に電気的に接続されるとともに、後述の第2の無線送受信器102に、ケーブル25を介して接続される。
図3Bは、センサ回路を含むアンテナ部を示すブロック図である。図3Bに示すように、センサ回路23は、送信処理部26、増幅器27、および受信処理部28、を備える。このセンサ回路23は、上述したように第2の無線送受信器102に接続される他、さらに送受信アンテナ14にも接続される。
センサ回路23の送信処理部26は、モニタ部13から受け取ったレーダパラメータを基に送信信号の波形やタイミングを制御し、送信信号を生成する。また、増幅器27は、送信処理部26において生成された送信信号の電力を増幅し、送受信アンテナ14に送出する。
他方、センサ回路23の受信処理部28は、送受信アンテナ14から受け取る受信信号に対して受信処理を行い、目標情報を生成する。また、受信処理部28は、生成した目標情報を、ケーブル25(図2)を介して第2の無線送受信器102に送出する。
以上に説明したアンテナ部11は、ロータリージョイント100によって、モニタ部13に対して回転可能に機械的に接続されるとともに、モニタ部13に対して電気的に接続されている。ロータリージョイント100は、モニタ部13の第1の筐体15の天板151によって構成される第1部位および第1の無線送受信器101を含み、アンテナ部11の第2の筐体22の底板221および凸部222によって構成される第2部位および第2の無線送受信器102を含んでいる。以下に、ロータリージョイント100について、図4を参照して具体的に説明する。
図4は、ロータリージョイントの構造を説明するための断面図である。図4に示すように、ロータリージョイント100は、一つ以上のベアリングによって構成されるベアリング部103と、ベアリング部103の内部空間内に配置される第1、第2の無線送受信器101、102と、によって構成される。ベアリング部103によって、ロータリージョイント100は、アンテナ部11を、モニタ部13に対して回転可能に機械的に接続する。また、第1、第2の無線送受信器101、102によって、ロータリージョイント100は、アンテナ部11を、モニタ部13に対して電気的に接続する。
本実施形態において、ロータリージョイント100のベアリング部103は、第1のベアリング103a、第2のベアリング103b、および第3のベアリング103c、をこの順に積み重ねることによって構成される。
図5Aは、第1のベアリングを模式的に示す斜視図である。また、図5Bは、図4の一点鎖線X−X´に沿った第1のベアリングの断面図であり、図5Cは、図4の一点鎖線Y−Y´に沿った第1のベアリングの断面図である。以下に、図5A、図5B、および図5Cを参照して、第1のベアリング103aについて説明する。
図5Aに示すように、第1のベアリング103aは、第1部位である第1の筐体15の天板151、第2部位の一部である第2の筐体22の凸部222の平面部222a、を含む。平面部222aは、天板151の上面に対して平行な平面内において回転可能に配置されている。
また、第1のベアリング103aは、天板151と平面部222aとの間に配置された複数の第1の転動体104、を有する。本実施形態において、各第1の転動体104は、金属製の球体である。
天板151の上面には第1の溝105aが環状に設けられており、平面部222aの下面のうち、第1の溝105aに対向する部分には、第1の溝105bが環状に設けられている。複数の第1の転動体104は、これらの第1の溝105a、105bの間に、これらの第1の溝105a、105bに沿って移動可能に配置されている。複数の第1の転動体104の移動により、平面部222aは、天板151に対して回転可動することができる。なお、図示するように、複数の第1の転動体104は、これらを保持する第1の保持体106によって保持されていてもよい。
このような第1のベアリング103aの第1部位である天板151の上面には、第1の無線送受信器101が配置される。第1の無線送受信器101は、図5Bに示すように、天板151の上面のうち、略中央部分に、環状に配置された複数の第1の転動体104に囲まれるように配置されている。
また、第1のベアリング103aの第2部位の一部である凸部222の平面部222aの下面には、第2の無線送受信器102が配置される。第2の無線送受信器102は、図5Cに示すように、平面部222aの下面のうち、略中央部分に、環状に配置された複数の第1の転動体104に囲まれるように配置されている。
このように、第1、第2の無線送受信器101、102は、天板151、平面部222a、および複数の第1の転動体104、によって囲まれる第1のベアリング103aの内部空間において、互いに通信可能に配置される。
第1の無線送受信器および第2の無線送受信器101、102は、無線通信によって互いに通信することが可能な送受信器であればよく、例えば微弱電波、赤外線、WiFi(Wireless Fidelity;IEEE802.11xに準拠)、NFC(Near Field Communication;低速磁気カップリング)、IEEE802.15.1に準拠するBluetooth(登録商標)、トランスファージェット(Transfer Jet(登録商標);超短距離高速無線通信)、等を適用することができる。
ここで、モニタ部13に対するアンテナ部11の可動に伴って、第2の無線送受信器102は、第1の無線送受信器101に対して可動する。したがって、第1、第2の無線送受信器101、102のそれぞれが受け取る無線信号の偏波状態は経時的に変化する。ゆえに、第1、第2の無線送受信器101、102として、偏波依存型の無線送受信器を適用した場合、通信効率は経時的に変化する。そこで、第1、第2の無線送受信器101、102として、偏波無依存型の無線送受信器であるトランスファージェット(登録商標)を適用する。これにより、両者間の距離が3センチ程度の近距離であれば、偏波状態に関わらず通信効率が経時的に変化することが抑制され、効率よく通信可能となる。
図6は、第2のベアリングを模式的に示す斜視図である。以下に、図6を参照して、第2のベアリング103bについて説明する。
図6に示すように、第2のベアリング103bは、第1の筐体15の天板151の上面に設けられ、例えば第1の筐体15と同一の材料によって構成された筒状の電磁シールド部107、および第2の筐体22の凸部222の側壁部222b、を含む。側壁部222bは、その外周面が電磁シールド部107の内周面に対向するように配置されており、電磁シールド部107と同一軸を中心に回転可能に配置されている。
また、第2のベアリング103bは、電磁シールド部107と側壁部222bとの間に配置された複数の第2の転動体108、を有する。本実施形態において、各第2の転動体108は、金属製の球体である。
電磁シールド部107の内周面には第2の溝109aが、内周面に沿って環状に設けられており、側壁部222bの外周面のうち、第2の溝109aに対向する部分には、第2の溝109bが、外周面に沿って環状に設けられている。複数の第2の転動体108は、これらの第2の溝109a、109bの間に、これらの第2の溝109a、109bに沿って移動可能に配置されている。複数の第2の転動体108の移動により、側壁部222bは、電磁シールド部107に対して回転可動することができる。なお、図示するように、複数の第2の転動体108は、これらを保持する第2の保持体110によって保持されていてもよい。
この第2のベアリング103bは、電磁シールド部107が第1の筐体15の天板151の上面に接続されており、側壁部222bが平面部222aに接続されることによって、第1のベアリング103aと一体的に構成される。したがって、第1のベアリング103aの平面部222aが天板151に対して回転するとき、第2のベアリング103bの側壁部222bは、電磁シールド部107に対して回転する。
図7は、第3のベアリングを模式的に示す斜視図である。以下に、図7を参照して、第3のベアリング103cについて説明する。
図7に示すように、第3のベアリング103cは、電磁シールド部107および第2の筐体22の底板221を含む。底板221は、その下面が電磁シールド部107の上面に対向するように配置されており、電磁シールド部107の上面に対して平行な平面内において回転可能に配置されている。
また、第3のベアリング103cは、電磁シールド部107と底板221との間に配置された複数の第3の転動体111、を有する。本実施形態において、各第3の転動体111は、金属製の球体である。
電磁シールド部107の上面には第3の溝112aが、上面に沿って環状に設けられており、底板221の下面のうち、第3の溝112aに対向する部分には、第3の溝112bが環状に設けられている。複数の第3の転動体111は、これらの第3の溝112a、112bの間に、これらの第3の溝112a、112bに沿って移動可能に配置されている。複数の第3の転動体111の移動により、底板221は、電磁シールド部107に対して回転可動することができる。なお、図示するように、複数の第3の転動体111は、これらを保持する第3の保持体113によって保持されていてもよい。
この第3のベアリング103cは、第2のベアリング103bと電磁シールド部107を共有するとともに、底板221が凸部222に接続されることによって、第2のベアリングと103b一体的に構成される。したがって、第3のベアリング103cは、第1、第2のベアリング103a、103bと一体的に構成される。この結果、第1のベアリング103aの平面部222aが天板151に対して回転するとき、第2のベアリング103bの凸部222および第3のベアリング103cの底板221は、電磁シールド部107に対して回転する。
ロータリージョイント100のベアリング部103は、以上に説明したように、第1〜第3のベアリング103a、103b、103cをこの順積み重ねることによって構成されている。そして、このようなベアリング部103を有するロータリージョイント100は、モニタ部13に対してアンテナ部11が相対的に可動可能となるように、モニタ部13とアンテナ部11とを、機械的に接続する。
また、ロータリージョイント100の第1の無線送受信器101および第2の無線送受信器102は、ベアリング部103によって構成される内部空間(特に、第1のベアリング103aの内部空間)に配置されており、この空間内において無線通信が可能となっている。したがって、モニタ部13に対してアンテナ部11が相対的に可動するにも関わらず、ロータリージョイント100は、モニタ部13とアンテナ部11とを、電気的に接続する。
このように固定部であるモニタ部13と可動部であるアンテナ部11とを、無線通信によって電気的に接続することによって、両者間の電気的な接続のための配線設計を考慮する必要がないため、モニタ部13およびアンテナ部11を含むレーダ装置10の製品設計の自由度を大幅に向上させることが可能となる。
ここで、レーダ装置10の使用時に、少なくとも電磁シールド部107を接地することにより、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間が接地電位で囲まれ、ベアリング部103の内部に、ベアリング部103の外部から電磁的に遮蔽された内部空間を形成することができる。電磁シールド部107に加えて、さらに第1、第2の無線送受信器101、102を除く各ベアリング103a、103b、103cの構成部品(天板151、底板221、凸部222、複数の転動体104、108、111)も接地することにより、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間を、より確実に接地電位で囲むことができ、ベアリング部103の内部に、ベアリング部103の外部から電磁的に遮蔽された内部空間をより確実に形成することができる。ただし、電磁シールドの各構成部品間の隙間は、レーダ装置10の送受信信号の波長に対して、十分小さい必要がある。
なお、本実施形態において、ロータリージョイント100は、ベアリング部103を有するが、ベアリング部103以外によって構成されてもよい。ロータリージョイントがベアリング部103以外によってアンテナ部11を、モニタ部13に対して回転可能に機械的に接続する場合であっても、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間を囲うように筒状の接地された電磁シールド部を設けてもよい。
次に、以上に説明したロータリージョイント100を含むレーダ装置10の動作について図3Aおよび図3Bを参照して説明する。
表示部21(図3A)からの設定・制御に基づいて信号処理回路16の制御監視部19(図3A)はレーダパラメータを生成し、第1の無線送受信器101(図3A)に出力する。第1の無線送受信器101は、受け取ったパラメータデータを搬送波に重畳し、これを無線信号として出力する。
第1の無線送受信器101から出力された無線信号は、第2の無線送受信器102(図3B)で受け取られる。第2の無線送受信器102は、受け取った無線信号からレーダパラメータを復調し、復調したレーダパラメータを送信処理部26(図3B)に出力する。送信処理部26では、レーダパラメータを基に波形やタイミングが制御された送信信号を生成し、増幅器27(図3B)に出力する。増幅器27は、送信信号の電力を増幅し、送受信アンテナ14(図3B)に出力する。
送受信アンテナ14のアンテナ素子は、受け取った送信信号をレーダ信号として空中に送出する。送出されたレーダ信号の一部は、目標等の反射物に反射され、送受信アンテナ14のアンテナ素子で受信される。
センサ回路23の受信処理部28(図3B)が、送受信アンテナ14で受信された受信信号を受け取ると、受け取った受信信号に基づいて目標情報を生成する。その後、受信処理部28は、目標情報を第2の無線送受信器102(図3A)に出力する。第2の無線送受信器102は、受け取った目標情報データを搬送波に重畳し、これを無線信号として出力する。
第2の無線送受信器102から出力された無線信号は、第1の無線送受信器101(図3A)で受け取られる。第1の無線送受信器101は、受け取った無線信号から目標情報を復調し、復調した目標情報を探知処理部20(図3A)に出力する。探知処理部20は、目標情報に基づいて、レーダ装置10から目標までの距離および方向に関する探知情報(探知結果)を得るための探知処理を行う。探知処理部20は、得られた探知結果を、表示部21に出力する。表示部21は、受け取った探知結果に基づいた画像を表示する。
以上に説明した本実施形態に係るロータリージョイント100およびレーダ装置10によれば、第1の無線送受信器101と第2の無線送受信器102との間の空間が、電磁シールド部107で囲われている。したがって、第1の無線送受信器101と第2の無線送受信器102と間で行われる無線通信の品質が、送受信アンテナ14において送受信されるレーダ信号や外乱等の影響によって劣化することを抑制することができ、通信の信頼性を向上させることができる。その結果、レーダ装置10の信頼性を向上させることができる。
<第2の実施形態>
図8は、第2の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。また、図9Aは、第2の実施形態に係るレーダ装置のモニタ部を示すブロック図であり、図9Bは、第2の実施形態に係るレーダ装置のアンテナ部を示すブロック図である。図8、図9A、および図9Bに示すレーダ装置30は、ロータリージョイント300に、複数個(例えば3個)の第1の無線送受信器101a、101b、101cを備えているとともに、複数の第1の無線送受信器と同数の第2の無線送受信器102a、102b、102cを、備えている。この点において、第1の実施形態に係るレーダ装置10およびロータリージョイント100と異なる。複数の第1の無線送受信器101a、101b、101cの各々は、信号処理回路16に、ケーブル18を介して接続されており、複数の第2の無線送受信器102a、102b、102cの各々は、センサ回路23に、ケーブル25を介して接続されている。
このようなレーダ装置30においても、第1の実施形態に係るレーダ装置10と同様に、モニタ部13とアンテナ部11とは、ロータリージョイント300によって電気的にかつ機械的に接続されている。なお、ロータリージョイント300がベアリング部103を備えており、ベアリング部103がモニタ部13とアンテナ部11とを機械的に接続する点は、第1の実施形態と同様である。また、ロータリージョイント300の複数の第1の無線送受信器101a、101b、101cおよび複数の第2の無線送受信器102a、102b、102cは、ベアリング部103によって構成される内部空間(特に、第1のベアリング103aの内部空間)に配置されており、この空間内において無線通信が可能となっている点についても、第1の実施形態と同様である。
図10Aは、ロータリージョイントを構成する第1のベアリングを示す、図5Bに対応する断面図である。図10Aに示すように、例えば3個の第1の無線送受信器101a、101b、101cは、第1の筐体15の天板151の上面の略中央部分に、環状に配置された複数の第1の転動体104に囲まれるように配置されている。
図10Bは、ロータリージョイントを構成する第1のベアリングを示す、図5Cに対応する断面図である。図10Bに示すように、例えば3個の第2の無線送受信器102a、102b、102cは、第2の筐体22の底板221に設けられた凸部222の平面部222aの下面の略中央部分に、環状に配置された複数の第1の転動体104に囲まれるように配置されている。
このようにして、複数個の第1の無線送受信器101a、101b、101cおよび複数個の第2の無線送受信器102a、102b、102cは、天板151、平面部222a、および複数の第1の転動体104、によって囲まれる第1のベアリング103aの内部空間に配置される。
このような空間に配置された複数個の第1の無線送受信器101a、101b、101cの各々と、複数個の第2の無線送受信器102a、102b、102cの各々と、は、第1のベアリング103aの内部空間内部において、それぞれ一対で無線通信を行う。各対の無線送受信器が行う無線通信の混線を抑制するために、複数の無線信号は、互いに異なる周波数の信号となっている。または、通信プロトコルに制約を設けることによって、通信の混線を抑制してもよい。
以上に説明したロータリージョイント300を含むレーダ装置30の動作については、第1の実施形態に係るロータリージョイント100を含むレーダ装置10と同様であるため、説明を省略する。
以上に説明した本実施形態に係るロータリージョイント300およびレーダ装置10においても、複数個の第1の無線送受信器101a、101b、101cと複数個の第2の無線送受信器102a、102b、102cとの間の空間が、電磁シールド部107で囲われている。したがって、複数個の第1の無線送受信器101a、101b、101cと複数個の第2の無線送受信器102a、102b、102cとの無線通信の品質が、送受信アンテナ14において送受信されるレーダ信号や外乱等の影響によって劣化することを抑制することができ、通信の信頼性を向上させることができる。その結果、レーダ装置30の信頼性を向上させることができる。ただし、電磁シールドの各構成部品間の隙間は、レーダ装置30の送受信信号の波長に対して、十分小さい必要がある。
また、本実施形態に係るロータリージョイント300およびレーダ装置30によれば、複数個の第1の無線送受信器101a、101b、101cおよび複数個の第2の無線送受信器102a、102b、102cを適用するため、モニタ部13とアンテナ部11との間の通信を、高速・大容量化することができる。または、モニタ部13とアンテナ部11との間において、互いに異なる複数種類の信号を用いて通信を行うことができる。
<第3の実施形態>
図11は、第3の実施形態に係るレーダ装置の要部を模式的に示す斜視図である。このレーダ装置50は、第1の実施形態に係るレーダ装置10と比較して、モニタ部13に対するアンテナ部11の回転方向が異なる。したがって、レーダ装置50のロータリージョイント500の構成が、第1の実施形態に係るレーダ装置10のロータリージョイント100の構成と異なる。なお、レーダ装置50の固定部であるモニタ部13の構成、および可動部であるアンテナ部11の構成、については、レーダ装置10と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
図12は、ロータリージョイントの構造を説明するための断面図である。図12に示すように、ロータリージョイント500は、一つ以上のベアリングによって構成されるベアリング部501と、ベアリング部501の内部空間内に配置される第1、第2の無線送受信器101、102と、によって構成される。ベアリング部501によって、ロータリージョイント500は、アンテナ部11を、モニタ部13に対して回転可能に機械的に接続する。また、第1、第2の無線送受信器101、102によって、ロータリージョイント500は、アンテナ部11を、モニタ部13に対して電気的に接続する。
本実施形態において、ロータリージョイント500のベアリング部501は、第1のベアリング部502、第2のベアリング部503、および第1のベアリング部502と第2のベアリング部503とを機械的に接続する連結部504、によって構成される。
第1のベアリング部502は、第1の筐体15の軸心の軸心方向と同一方向に延在する軸心を中心に回転可能に、モニタ部13に機械的に接続されており、第1のベアリング502a、第2のベアリング502b、第3のベアリング502c、によって構成されている。なお、第1のベアリング部502は、第1の実施形態に係るロータリージョイント100のベアリング部103とほぼ同様であるため、ここではその詳しい説明を省略するが、第1のベアリング部502には、ベアリング部103に設けられた電磁シールド部107と同様の電磁シールド部である第1の電磁シールド部505が、天板151の上面に、少なくとも第1の無線送受信器101を囲うように設けられている。
また、第2のベアリング部503は、第1の筐体15の軸心の軸心方向と異なる方向(例えば垂直方向)に延在する軸心を中心に回転可能に、アンテナ部11に機械的に接続されている。この第2のベアリング部503も、第1のベアリング部502と同様に、第1のベアリング503a、第2のベアリング503b、第3のベアリング503c、によって構成されている。なお、第2のベアリング部503も、第1の実施形態に係るロータリージョイント100のベアリング部103とほぼ同様であるため、ここではその詳しい説明を省略するが、第2のベアリング部503にも、ベアリング部103に設けられた電磁シールド部107と同様の電磁シールド部である第2の電磁シールド部506が、後述する連結部504の端部に、少なくとも第2の無線送受信器102を囲うように設けられている。
このような第1のベアリング部502および第2のベアリング部503とは、筒状の連結部504によって機械的に接続されている。連結部504も、第1、第2の電磁シールド部505、506と同様に、電磁シールド部を構成する。
このように構成されるベアリング部501は、第1のベアリング部502、第2のベアリング部503、およびこれらを接続する連結部504、によって一つの内部空間を形成している。そして、第1の無線送受信器101が、第1の筐体15の天板151の上面に配置され、第2の無線送受信器102が、第2の筐体22の凸部222の平面部222aに配置されることによって、これらの無線送受信器101、102は、ベアリング部501の内部空間内に配置される。
ここで、レーダ装置50の使用時に、少なくとも第1、第2の電磁シールド部505、506、および連結部504、を接地することにより、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間が接地電位で囲まれ、ベアリング部501の内部に、ベアリング部501の外部から電磁的に遮蔽された内部空間を形成することができる。第1、第2の電磁シールド部505、506、および連結部504、に加えて、さらに第1、第2の無線送受信器101、102を除くベアリング部501の構成部品も接地することにより、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間を、より確実に接地電位で囲むことができ、ベアリング部501の内部に、ベアリング部501の外部から電磁的に遮蔽された内部空間をより確実に形成することができる。ただし、電磁シールドの各構成部品間の隙間は、レーダ装置50の送受信信号の波長に対して、十分小さい必要がある。
なお、本実施形態においても、ロータリージョイント500は、ベアリング部501を有するが、ベアリング部501以外によって構成されてもよい。ロータリージョイントがベアリング部501以外によってアンテナ部11を、モニタ部13に対して回転可能に機械的に接続する場合であっても、第1の無線送受信器101の周囲、第2の無線送受信器102の周囲、およびこれらの間を囲うように筒体を設け、使用時には、筒体を接地することにより、電磁シールド部を構成してもよい。
以上に説明したロータリージョイント500を含むレーダ装置50の動作についても、第1の実施形態に係るロータリージョイント100を含むレーダ装置10と同様であるため、説明を省略する。
以上に説明した本実施形態に係るロータリージョイント500およびレーダ装置50においても、第1の無線送受信器101と第2の無線送受信器102との間の空間が、少なくとも第1の電磁シールド部505および連結部504を含む電磁シールド部で囲われている。したがって、第1の無線送受信器101と第2の無線送受信器102との無線通信の品質が、送受信アンテナ14において送受信されるレーダ信号や外乱等の影響によって劣化することを抑制することができ、通信の信頼性を向上させることができる。その結果、レーダ装置50の信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態に係るロータリージョイント500およびレーダ装置50によれば、固定部であるモニタ部13(第1部位)と可動部であるアンテナ部11(第2部位)とが、互いに異なる方向に軸心を有する第1、第2のベアリング部502、503を含むベアリング部501によって接続されている。したがって、第1の実施形態に係るロータリージョイント100およびレーダ装置10と比較して、モニタ部13(第1部位)に対するアンテナ部11(第2部位)の可動方向を拡大することができる。
以上に、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態に係るロータリージョイントは、レーダ装置に限らず、例えばロボットアームの関節部分、等のように、少なくとも一方が他方に対して可動可能に機械的に接続されるとともに、両者が電気的に接続される部分に適用することができる。
10、30、50・・・レーダ装置
11・・・アンテナ部
12・・・駆動部
13・・・モニタ部
14・・・送受信アンテナ
15・・・第1の筐体
151・・・天板
16・・・信号処理回路
18・・・ケーブル
19・・・制御監視部
20・・・探知処理部
21・・・表示部
22・・・第2の筐体
221・・・底板
222・・・凸部
222a・・・平面部
222b・・・側壁部
23・・・センサ回路
25・・・ケーブル
26・・・送信処理部
27・・・増幅器
28・・・受信処理部
100、300、500・・・ロータリージョイント
101、101a、101b、101c・・・第1の無線送受信器
102、102a、102b、102c・・・第2の無線送受信器
103・・・ベアリング部
103a・・・第1のベアリング
103b・・・第2のベアリング
103c・・・第3のベアリング
104・・・第1の転動体
105a、105b・・・第1の溝
106・・・第1の保持体
107・・・電磁シールド部
108・・・第2の転動体
109a、109b・・・第2の溝
110・・・第2の保持体
111・・・第3の転動体
112a、112b・・・第3の溝
113・・・第3の保持体
501・・・ベアリング部
502・・・第1のベアリング部
502a・・・第1のベアリング
502b・・・第2のベアリング
502c・・・第3のベアリング
503・・・第2のベアリング部
503a・・・第1のベアリング
503b・・・第2のベアリング
503c・・・第3のベアリング
504・・・連結部
505・・・第1の電磁シールド部
506・・・第2の電磁シールド部

Claims (8)

  1. 第1部位と、
    前記第1部位に設けられた第1の無線送受信器と、
    前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位と、
    前記第2部位に設けられ、前記第1の無線送受信器と通信可能な第2の無線送受信器と、
    前記第1の無線送受信器と前記第2の無線送受信器との間を囲うように設けられた電磁シールド部と、
    を備えるロータリージョイント。
  2. 前記第1の無線送受信器および前記第2の無線送受信器はそれぞれ、近距離用の無線送受信器である請求項1に記載のロータリージョイント。
  3. 前記近距離用の無線送受信器は、偏波無依存型の無線送受信器である請求項2に記載のロータリージョイント。
  4. 第1部位、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位、を含み、内部に、電磁的に遮蔽された空間を有するベアリング部と、
    前記ベアリング部の空間内部に配置され、この空間内部において相互に無線通信可能な第1、第2の無線送受信器と、
    を備えるロータリージョイント。
  5. 前記第1の無線送受信器および前記第2の無線送受信器はそれぞれ、近距離用の無線送受信器である請求項4に記載のロータリージョイント。
  6. 前記近距離用の無線送受信器は、偏波無依存型の無線送受信器である請求項5に記載のロータリージョイント。
  7. モニタ部、アンテナ部、およびこれらを接続するロータリージョイント、を備えるレーダ装置であって、
    前記モニタ部は、第1の筐体と、
    前記アンテナ部から受信した目標情報に基づいて検知処理を行う信号処理回路と、
    を備え、
    前記アンテナ部は、前記モニタ部に対して相対的に可動する第2の筐体と、
    前記第2の筐体に設けられ、前記第2の筐体の可動とともに可動する送受信アンテナと、
    前記送受信アンテナに接続され、前記送受信アンテナにおいて受信した受信信号から目標情報を生成するセンサ回路と、
    を備え、
    前記ロータリージョイントは、
    前記第1の筐体の一部である第1部位と、
    前記第1部位に設けられ、前記信号処理回路に電気的に接続される第1の無線送受信器と、
    前記第2の筐体の一部である第2部位と、
    前記第1の無線送受信器と通信可能に前記第2部位に設けられ、前記送受信アンテナおよび前記センサ回路に接続される第2の無線送受信器と、
    前記第1の無線送受信器と前記第2の無線送受信器との間を囲うように設けられた電磁シールド部と、
    を備えるレーダ装置。
  8. モニタ部、アンテナ部、およびこれらを接続するロータリージョイント、を備えるレーダ装置であって、
    前記モニタ部は、第1の筐体と、
    前記アンテナ部から受信した目標情報に基づいて検知処理を行う信号処理回路と、
    を備え、
    前記アンテナ部は、前記モニタ部に対して相対的に可動する第2の筐体と、
    前記第2の筐体に設けられ、前記第2の筐体の可動とともに可動する送受信アンテナと、
    前記送受信アンテナに接続され、前記送受信アンテナにおいて受信した受信信号から目標情報を生成するセンサ回路と、
    を備え、
    前記ロータリージョイントは、
    第1部位、前記第1部位に対して相対的に可動する第2部位、を含み、内部に、電磁的に遮蔽された空間を有するベアリング部と、
    前記ベアリング部の空間内部に配置され、この空間内部において相互に無線通信可能な第1、第2の無線送受信器と、
    を備えるレーダ装置。
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