JP2017020891A - 圧力センサの構造と、圧力センサを有する装置 - Google Patents

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Yuka Sakamaki
由佳 酒巻
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Abstract

【課題】本発明は、真空発生装置等における圧力センサの構造に関し、従来の圧力センサの構造では、サージ圧によってセンサの感圧部が破壊されるおそれがあることが課題であって、それを解決することである。
【解決手段】流体の流路に設けられる圧力センサの構造において、前記流路の内部空間から前記圧力センサの流入口に至る流路には、その流路の少なくとも一部に、空気の圧力上昇を緩和させる螺旋状の流路4が形成されている圧力センサ5の構造とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、真空発生装置等で代表されるサージ圧が発生する装置と、その装置に使用されるもので感圧部の物理的破壊を防止する圧力センサの構造に関するものである。
従来、図4乃至図5に示すように、例えば、圧縮空気をノズル13から拡室15(ディフューザ)に噴出して、圧縮空気の噴流により負圧を発生させる真空装置10が知られており(特許文献1参照)、その真空装置10を利用した一例として、吸着搬送装置が知られている(特許文献2参照)。
前記吸着搬送装置は、ワークをエアで吸着して搬送する装置であり、圧縮空気を利用して真空を発生させてワークを吸着し、切替バルブ22a〜22cにより真空をON−OFF制御させて、真空ポート側(吸入継手17側)でのワーク脱着をする真空発生装置10が使用されている。
圧縮空気の供給流路を遮断すると、真空ポート側が真空状態から破壊圧力が印加されて、吸着部においてワークが吸着パッドから離脱する。また、真空ポート側では、圧力センサで圧力の状態を監視し、ワークが正しく吸着されているか否かを、真空圧力状態と破壊圧力印加後の正圧状態とを、圧力センサ19a,19bで監視している(特許文献1,2における圧力センサを参照)。
特開2005−180326号公報 特開2003−278699号公報
しかし、従来の真空発生装置10を使用したワークの吸着搬送装置では、真空発生時の吸着と破壊圧力による脱着とを、交互に且つ高速に繰り返し操作することで、真空ポート流路内に水滴が溜まり、ウォータハンマー現象によってサージ圧(系統内の流れの過渡的な変動があると、流体の運動エネルギーが圧力エネルギーに変わり、圧力の急激な変動が起きて、この異常な圧力変動の最大値を言う)が発生し、圧力センサ19a,19bがしばしば破壊されてしまうと言う課題がある。このような破壊を防止するために、圧力センサに耐圧力を付加するのは製造コストが嵩み、また、オリフィス(小穴)を設けるとサージ圧を緩和できるが、早期に異物が前記オリフィスに詰まるという課題がある。そこで、本発明に係る圧力センサを有する装置と、該装置に使用される圧力センサの構造は、このような課題を解決するために提案されたものである。
本発明に係る圧力センサの構造の上記課題を解決して目的を達成するための要旨は、流体の流路に設けられる圧力センサの構造において、前記流路の内部空間から前記圧力センサの流入口に至る流路には、その流路の少なくとも一部に、空気の圧力上昇を緩和させる螺旋状の流路が形成されていることである。
また、前記螺旋状の流路は、一端側が開口しているとともに他端側に連結流路を有して開口している筒状体のレセプタクルに、オス部の外周面に螺旋溝が刻設されてなるプラグが前記一端側の開口から挿入されて前記オス部が前記レセプタクルの内部空間部に挿着されることで、前記内部空間部の内周壁面と前記螺旋溝とで形成されることを含むものである。
本発明に係る圧力センサを有する装置の要旨は、前記圧力センサの構造を有する圧力センサが、サージ圧が発生する流体用の流路に配設されていることである。
本発明の圧力センサを有する装置と、それに使用される圧力センサの構造によれば、流体(気体、液体、半流動体を含む)の流路において、高いサージ圧力が印加されても、螺旋状の流路によって圧力上昇が緩和され、圧力センサの感圧部が破壊されるのを防止することができる。また、前記螺旋状の流路により、通路面積が確保されて、異物の詰まる可能性を少なくできる。
更に、高い耐圧力の圧力センサを必要としていた場合でも、前記螺旋状の流路を設けることで、同じ条件下で低耐圧力用の圧力センサで賄えるようになるばかりでなく、従来の蓄圧器などを設けるよりも、コスト低減となる。そのような圧力センサを使用することで、真空発生装置等の圧力センサを有する装置におけるメンテナンス性も向上すると言う優れた効果を奏するものである。
本発明に係る、圧力センサを有する装置である例えば真空発生装置(以下同様)における圧力センサの構造を示す縦断面である。 同本発明の真空発生装置における圧力センサの構造を示す分解断面図である。 同本発明に係る圧力センサの構造における圧力上昇緩和の効果を示す特性曲線図(A),(B)である。 従来例に係る真空発生装置10の構造を示す断面図(A)、外観斜視図(B)、概略構成図(C)である。 同真空装置10における真空発生の原理図である。
本発明に係る圧力センサ5を有する装置である例えば真空発生装置10(図4参照)における圧力センサ5の構造は、図1に示すように、圧力センサ5と真空発生装置10のサージ圧が発生する流路である真空ポートとの接続の途中に、螺旋状の流路4を有していることである。
尚、前記螺旋状の流路4は、構成上において、圧力センサ5側に設けても良いし、真空発生装置10側に設けても良いし、両者を接続する配管の途中において設けても良く、特に限定せず、前記圧力センサ5の破壊を防止するように空気圧力の急激な上昇が緩和されれば良いのである。
更に、前記圧力センサ5を有する装置とは、真空発生装置10が代表例であり、これに限らず、気体・液体・半流動体である流体の流路において、電磁弁などの弁による切替によってサージ圧が発生する装置を言うものである。以下は、真空発生装置10を例にして説明する。
本発明の第1実施例に係る圧力センサ5の構造は、図1乃至図2に示すように、真空発生装置10における真空ポート流路の内部空間から前記圧力センサ5の流入口に至る流路には、その流路の少なくとも一部に、この実施例では図1に示す接続具1において、空気の圧力上昇を緩和させる螺旋状の流路4が形成されている。
前記接続具1は、図2に示すように、圧力センサ5側にネジ部2dで接続・固定されるプラグ2と、真空発生装置10の真空ポート側にネジ部3cで接続・固定されるレセプタクル3とで構成されている。
前記プラグ2は、図2において接続具1の長手方向を前後方向として説明すると、横断面中心部で前後方向に、前方端面に開口し胴体途中で連通孔2cで外周面に開口された通気孔2eが穿設され、後部のオス部2aの外周部に後端まで続く螺旋溝2bが刻設されている。また、前後方向の中央部に、組立係合用の圧入部2fが設けられている。
前記レセプタクル3は、図2に示すように、全体が前後方向に長い筒状体3aである。前方端面に大径で開口する内部空間部3bと、真空装置10の真空ポート側にネジ部3cとポート側接続孔3dとが設けられ、前記内部空間部3bとポート側接続孔3dとが、小径の連通孔3eで連通されている。
前記プラグ2とレセプタクル3とが、図1に示すように、一端側が開口しているとともに他端側に連結流路である連通孔3eを有して開口している筒状体のレセプタクル3に、オス部2aの外周面に螺旋溝2bが刻設されてなるプラグ2が、前記レセプタクル3における一端側の大径の開口から挿入されて合体される。
すると、前記オス部2aが前記レセプタクル3の内部空間部3bに挿着されることで、前記内部空間部3bの内周壁面と前記螺旋溝2bとがほぼ隙間無く摺接して嵌合し、螺旋状の流路4が形成される。
なお、この螺旋状の流路4に関して、その流路の断面形状は、実施例の矩形状に限られることは無く、U字状、V字状、半円形状などでも良い、また、螺旋溝2bのピッチや、螺旋溝2bを設ける前後方向の範囲などについても、真空発生装置10の性能などにより、適宜に設計変更できるものである。更に、この螺旋状の流路4は、その形成方法が特に限定されることが無く、例えば、螺旋状の管であっても良く、要は、螺旋状の流路4によってサージ圧を緩和する目的を達成できるもので有れば良い。
前記内部空間部3bの前方の開口部分に、プラグ2の圧入部2fが圧入されて、プラグ2とレセプタクル3の両者が一体化される。
上記のような接続具1を設けて圧力センサ5が、真空発生装置10の真空ポートに設けられる。前記真空発生装置10を使用して、例えば、ワークを吸着パッドで吸着し、所定の位置にワークを載置した後、真空破壊用エアの供給により、高いサージ圧力が印加される状態になっても、前記螺旋状の流路4が存在することで、エアの圧力上昇が緩和され、圧力センサ5における感圧部の破壊作用が防止される。
即ち、図1に示すように、真空破壊用エアが供給されて、接続具1のポート側接続孔3dから連通孔3eを経て、螺旋状の流路4に至ると、エアが直線的に圧力センサ5に伝播せず、螺旋状の流路4で強制的にオス部2aの外周部を溝に沿って、長距離を流れることになり、更に、螺旋溝を形成する壁面に衝突して圧力エネルギーが大きく減少する。その後、連通孔2cから通気孔2eへと前方に流れて、圧力センサ5へ至るので、エアが圧力センサ5の感圧部に至る頃には、圧力上昇が大きく緩和されているのである。図3(A),(B)に、螺旋状の流路4を設けた場合の、サージ圧を緩和する効果の一例を示す。
こうして、真空発生装置10の圧力センサ5の破壊が阻止されて、メンテナンスが向上するものである。
本発明に係る圧力センサを有する装置と、その装置に使用される圧力センサの構造は、気体・液体・半流動体の流体を扱う装置であって、サージ圧が発生する装置に広く適用されるものである。
1 接続具、
2 プラグ、 2a オス部、
2b 螺旋溝、 2c 連通孔、
2d ネジ部、 2e 通気孔、
2f 圧入部、
3 レセプタクル、 3a 筒状体、
3b 内部空間部、 3c ネジ部、
3d ポート側接続孔、 3e 連通孔、
4 螺旋状の流路、
5 圧力センサ、
10 真空発生装置、
11 供給源継手、
12 供給源経路、
13 ノズル、
14 拡散室、
15 ディフューザ、
16 センサ装置、
17 吸入継手、
18 吸入経路、
19a,19b 圧力センサ、
20a,20b 流量センサ、
21 真空発生ポペット弁、
22a,22b,22c 電磁弁。

Claims (3)

  1. 流体の流路に設けられる圧力センサの構造において、
    前記流路の内部空間から前記圧力センサの流入口に至る流路には、その流路の少なくとも一部に、空気の圧力上昇を緩和させる螺旋状の流路が形成されていること、
    を特徴とする圧力センサの構造。
  2. 螺旋状の流路は、一端側が開口しているとともに他端側に連結流路を有して開口している筒状体のレセプタクルに、オス部の外周面に螺旋溝が刻設されてなるプラグが前記一端側の開口から挿入されて前記オス部が前記レセプタクルの内部空間部に挿着されることで、前記内部空間部の内周壁面と前記螺旋溝とで形成されること、
    を特徴とする請求項1に記載の圧力センサの構造。
  3. 請求項1または2に記載の圧力センサの構造を有する圧力センサが、サージ圧が発生する流体用の流路に配設されていること、
    を特徴とする圧力センサを有する装置。
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