JP2017019098A - ロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタ - Google Patents

ロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタ Download PDF

Info

Publication number
JP2017019098A
JP2017019098A JP2016128457A JP2016128457A JP2017019098A JP 2017019098 A JP2017019098 A JP 2017019098A JP 2016128457 A JP2016128457 A JP 2016128457A JP 2016128457 A JP2016128457 A JP 2016128457A JP 2017019098 A JP2017019098 A JP 2017019098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud
vacuum
housing
end effector
shroud segment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016128457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6616253B2 (ja
JP2017019098A5 (ja
Inventor
キュー.グエン トゥオン
Q Nguyen Tuong
キュー.グエン トゥオン
ダブリュー.プリングル 四世 ジョン
w pringle John iv
ダブリュー.プリングル 四世 ジョン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Boeing Co
Original Assignee
Boeing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Boeing Co filed Critical Boeing Co
Publication of JP2017019098A publication Critical patent/JP2017019098A/ja
Publication of JP2017019098A5 publication Critical patent/JP2017019098A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6616253B2 publication Critical patent/JP6616253B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B47/00Constructional features of components specially designed for boring or drilling machines; Accessories therefor
    • B23B47/34Arrangements for removing chips out of the holes made; Chip- breaking arrangements attached to the tool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B39/00General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines
    • B23B39/14General-purpose boring or drilling machines or devices; Sets of boring and/or drilling machines with special provision to enable the machine or the drilling or boring head to be moved into any desired position, e.g. with respect to immovable work
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J11/00Manipulators not otherwise provided for
    • B25J11/005Manipulators for mechanical processing tasks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J5/00Manipulators mounted on wheels or on carriages
    • B25J5/007Manipulators mounted on wheels or on carriages mounted on wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2251/00Details of tools for drilling machines
    • B23B2251/68Drills with provision for suction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2270/00Details of turning, boring or drilling machines, processes or tools not otherwise provided for
    • B23B2270/30Chip guiding or removal
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2270/00Details of turning, boring or drilling machines, processes or tools not otherwise provided for
    • B23B2270/62Use of suction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T408/00Cutting by use of rotating axially moving tool
    • Y10T408/50Cutting by use of rotating axially moving tool with product handling or receiving means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

【課題】作業空間が限られている領域や、アクセスしにくい領域での穿孔作業において、切削屑の除去処理を容易かつ確実に実施することのできる穿孔エンドエフェクタを提供する。【解決手段】穿孔エンドエフェクタ(120)は、穿孔部材(128)を駆動するよう動作するモータ(126)と、モータ(126)を囲むハウジング(130)と、ハウジング(130)に接続されていると共に、穿孔部材(128)を囲む真空シュラウド(132)と、を含む。真空シュラウド(132)の長さは可変である。【選択図】図5

Description

本開示は、概して、ロボットシステムに関し、より具体的には、穿孔作業中に発生する切削屑(debris)を捕捉できるロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタに関する。
現在、反復性の製造作業の多くは、ロボットシステムにより行われている。例えば、プログラム可能な機械的なアームによって、各種のアーム先端ツール(end of arm tooling)を操作して、穿孔、留め具の取り付け、あるいはその他の種類の製造作業を行う場合がある。作業空間が限られている領域や、アクセスしにくい領域では、上述と同じ製造作業を手作業で行うことが必要な場合がある。特定の製造作業では、それを手動で(例えば、手作業で)行うか、自動で(例えば、ロボットにより)行うかに関わらず、切削屑が発生する。航空宇宙産業におけるような特定の製造環境では、穿孔作業で発生する切削屑を取り除かず放置すると、製造物の損傷要因となりうる。穿孔作業で発生した切削屑をすべて確実に除去するために、切削屑の除去処理を手作業で行う場合が多い。よって、穿孔作業後に切削屑をすべて除去するためには、かなりの時間と労力が必要となる。
したがって、当業者は、穿孔作業を行うロボットシステムの分野で研究及び開発の努力を続けている。
一実施形態では、本開示の穿孔エンドエフェクタは、穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、前記モータを囲むハウジングと、前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲む真空シュラウドと、を含み、前記真空シュラウドの長さは可変である。
別の実施形態では、本開示のロボットシステムは、ロボットアームと、前記ロボットアームに接続された穿孔エンドエフェクタと、を含み、前記穿孔エンドエフェクタは、穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、前記モータを囲むハウジングと、前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲む真空シュラウドと、を含み、前記真空シュラウドの長さは可変である。
さらに別の実施形態では、本開示に係る、製造物に対して穿孔作業を行うための方法は、(1)前記製造物の被加工面に隣接するように穿孔エンドエフェクタを操作し、この際に、前記穿孔エンドエフェクタとして、穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、前記モータを囲むハウジングと、前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲み、長さが可変である真空シュラウドと、を含むものを用いる工程と、(2)前記穿孔部材を延伸させて、前記被加工面と切削係合させる工程と、(3)前記真空シュラウドを、穿孔位置と前記穿孔部材とを囲むように前記被加工面に接触させる工程と、(4)前記穿孔部材が発生させた切削屑を前記真空シュラウドの内部に集める工程と、(5)前記真空シュラウド内に真空を発生させる工程と、(6)前記切削屑を前記真空シュラウド内から除去する工程と、(7)前記穿孔部材が前記被加工面に進入するのに応じて、前記真空シュラウドを入れ子状に収縮させる工程と、を含む。
本開示のシステム及び方法についての他の実施形態は、以下に示す詳細な説明、添付図面、及び添付の請求項から明らかになるであろう。
製造環境の一実施形態を示す概略ブロック図である。 図1の製造環境の一実施形態を示す概略斜視図である。 図1のロボットシステムの一実施形態を示す概略斜視図である。 図1の穿孔エンドエフェクタの一実施形態を示す概略斜視図である。 図4の穿孔エンドエフェクタを断面で示す概略側面図である。 図4の穿孔エンドエフェクタを断面で示す概略斜視図である。 図1に示すロボットシステムの一実施形態において、穿孔エンドエフェクタの真空シュラウドが入れ子状に完全に伸長した状態を示す概略側面図である。 図1に示すロボットシステムの一実施形態において、穿孔エンドエフェクタの真空シュラウドが入れ子状に部分的に収縮した状態を示す概略側面図である。 図1に示すロボットシステムの一実施形態において、穿孔エンドエフェクタの真空シュラウドが入れ子状に完全に収縮した状態を示す概略側面図である。 図1のロボットシステムの一実施形態を示す概略斜視図である。 製造物の穿孔作業を実行する方法の一実施形態のフロー図である。 航空機の製造及び保守方法を示すブロック図である。 航空機を示す概略図である。
以下の詳細な説明において、本開示の具体的な実施形態を示す添付図面を参照する。異なる構成や工程を含む他の実施形態も、本開示の範囲から逸脱するものではない。異なる図面においても、同じ要素又はコンポーネントは同じ参照符号で示している。
上記の図1及び図13において、様々な要素やコンポーネントを繋ぐ実線がある場合、これらは、機械的、電気的、流体的、光学的、電磁気的、その他の接続、及び/又は、それらの組み合わせを表す場合がある。本明細書において、「接続されている(coupled)」とは、直接的又は間接的に関連付けられていることを意味する。例えば、部材Aは、部材Bに直接的に関連付けられる場合もあれば、例えば別の部材Cを介するなどして間接的に関連付けられる場合もある。なお、開示されている様々な要素間の関係が、必ずしもすべて示されているとは限らない。したがって、ブロック図に示したもの以外の接続が存在することもありうる。様々な要素やコンポーネントを表すブロックを繋ぐ破線がある場合、これらは、機能及び目的の面で、実線で表したものに類似する接続を表す場合がある。ただし、破線で表した接続は、選択的に設けられるもの、あるいは、本開示の代替的な例に関するものである場合がある。同様に、破線で表した要素やコンポーネントがある場合、これらは、本開示における代替的な例を表す場合がある。実線や破線で示した1つ又は複数の要素を、本開示の範囲から逸脱することなく、ある特定の例から省くこともできる。外部要素がある場合は、点線で表している。仮想想的な(想像上の)要素も、明確にするために図示している場合もある。当業者であればわかるように、図1及び図13に示した構成要素のいくつかは、図1、図13、その他の図面、及び/又は、付随する開示に記載された他の構成要素を含むことなく様々な方法で組み合わせることが、そのような組み合わせが本開示に明示されていなくとも可能である。同様に、提示の例に限定されない追加の構成要素を、本明細書で図示及び説明した構成要素のいくつか又はすべてと組み合わせることもできる。
上記の図11及び図12において、ブロックは、工程及び/又はその一部を示す場合があり、様々なブロックを繋ぐ線は、それらの工程又はその一部の何らかの特定の順序又は従属関係を暗示するものではない。破線で示したブロックは、代替の工程及び/又はその一部を示す。様々なブロックを繋ぐ破線がある場合、これらは、工程又はその一部の代替的な従属関係を示す。なお、開示の様々な工程間の従属関係が、必ずしもすべて示されているとは限らない。図11及び図12並びに本明細書に記載の方法の工程を説明する付随の開示は、これらの工程が行われる順序を必ず決定するものと解釈されるべきではない。むしろ、1つの例示的な順序を示してはいるが、工程の順序は適宜変更可能であると理解すべきである。したがって、いくつかの工程を、異なる順序で、あるいは同時に行うこともできる。また、当業者であればわかるように、記載した工程を必ずしもすべて行う必要はない。
本明細書において、「例」という時は、当該例に関連させて述べる1つ又は複数の構成要素、構造、特徴が、少なくとも1つの実施形態又は実施態様に含まれることを意味する。本明細書の様々な箇所で用いられる「一例」あるいは「他の例」という用語は、同じ例のことをさす場合もあるし、そうでない場合もある。
本明細書で用いられる場合、特に明記しない限り、「第1」、「第2」等の語句は、単に標識として用いられており、これらの用語で言及している要素に対し、順序、位置、又は階層的な要件を課すものではない。また、例えば「第2」のアイテムについて言及することによって、より小さい序数のアイテム(例えば、「第1」のアイテム)、及び/又は、より大きい序数のアイテム(例えば、「第3」のアイテム)の存在を要件としたり、排除したりするものではない。
全体としては図1を参照しながら、概括的に100で示す製造環境の一実施形態を開示する。製造環境100は、製造物102に対して1つ又は複数の製造作業が行われる任意の適当な作業空間あるいは施設である。製造物102は、製造作業を行う対象となる任意のワークを含む。製造物102は、1つ又は複数のコンポーネント104を含む。コンポーネント104は、製造物102の任意の構造部、表面、又は部分を構成する。製造作業は、製造物102、又は製造物102のコンポーネント104の作製、組立、仕上げ、及び/又は検査において実行される任意の作業を含む。
図1を参照しつつ図2を参照すると、非限定的な一例として、製造物102は航空機106(図1)であり、コンポーネント104は航空機106の胴体部108である。非限定的な別の例として、製造物102は胴体部108であり、コンポーネント104は胴体部108の一部、例えば、胴体部108のフレーム110(例えば、内側支持フレーム)である。
図1及び図2を参照しつつ図3を参照すると、概括的に112として示すロボットシステムの一実施形態が開示されている。ロボットシステム112は、製造環境100において、製造物102に対する各種の製造作業を実行する。一例として、ロボットシステム112は、ロボットアーム114を含む。ロボットアーム114には、1つ又は複数のエンドエフェクタ118(図1)が接続されうる。
一例として、各エンドエフェクタ118は、ロボットアーム114の末端に交換可能に接続されうる。エンドエフェクタ118は、1つ又は複数の製造作業を実行可能な、任意のアーム先端ツールやその他の機器を備えうる。非限定的な一例として、エンドエフェクタ118は、穿孔エンドエフェクタ120、リベット打ちエンドエフェクタ122、検査エンドエフェクタ124など、を含む。
図1を参照しつつ図4〜図6を参照すると、一例として、穿孔エンドエフェクタ120は、穿孔部材128(図5及び図6)を駆動するよう動作するモータ126(図5及び図6)と、モータ126を囲むハウジング130と、ハウジング130に接続されていると共に、穿孔部材128を囲む真空シュラウド132と、を含む。真空シュラウド132の長さは、可変である。
モータ126(図5及び図6)は、例えば、製造物102(図1)に対する穿孔作業を行う際に、回転運動を行って穿孔部材128を旋回させることのできる任意の適当な機器である。ロボットシステム112は、モータ126を駆動する動力を供給すべく、供給ライン136(図3及び図4)を介してモータ126に接続された任意の適当な動力源138(図3)を含む。
一例として、モータ126は空気圧モータ(エアドリルとしても知られる)であり、動力源138は圧縮空気源134(図3)である。このような例では、穿孔エンドエフェクタ120は、圧縮空気源134に気体接続されている。圧縮空気源134は、モータ126を駆動するための圧縮空気を供給するように構成されている。したがって、供給ライン136(図3及び図4)は、圧縮空気源134を穿孔エンドエフェクタ120のモータ126に流体接続させるように構成された圧縮空気供給ラインである。
一例として、モータ126は電動モータ(電動ドリルとしても知られる)であり、動力源138は電力源140(図3)である。このような例では、穿孔エンドエフェクタ120は、電力源140に電気的に接続されている。電力源140は、モータ126を駆動するための電力を供給する。したがって、供給ライン136(図3及び図4)は、電力源140を穿孔エンドエフェクタ120のモータ126に電気的に接続させるように構成された電力供給ラインである。
他の種類のモータ、並びに、それに対応する動力源及び供給ラインも考えられ、限定はされない。
穿孔部材128(図4〜図6)は、穿孔、さら座ぐり、深座ぐり、ルータ加工、又はその他の作業の実行に適した任意の切削工貝であってもよい。一例として、穿孔部材128は、ドリルビットである。穿孔部材128は、モータ126に着脱可能に接続されている。当業者であれば容易に認識できるように、モータ126は、穿孔部材128をモータ126に接続すると共に、回転運動をモータ126から穿孔部材128に伝達するように構成された追加のコンポーネントを含みうる。明示はしていないが、一例として、モータ126は、モータ126に機能的に接続されたスピンドル(例えば、穿孔部材128の回転軸を規定するシャフト)と、スピンドルの一端に配置されたカプリングと、を有する。カプリングは、穿孔部材128を接続するよう構成されている。カプリングの例には、チャック、コレット、又は、その他のクランプ装置がある。
図4〜図6を参照すると、ハウジング130は、モータ126を収容及び保護するのに適切な大きさ及び形状の本体部を有する。ハウジング130は、第1端部144と、第1端部144とは反対の第2端部146と、を有する(図6)。図4〜図6に示した例では、ハウジング130は、円筒形状を有するモータ126(例えば、エアドリル)に適した円筒形状を有する(例えば、ハウジングは筒状の本体部分を有する)。ただし、ハウジング130は、特定の種類のモータ126、あるいは、穿孔エンドエフェクタ120を用いる特定の用途に適した任意の形状を取りうる。
図7〜図9を参照しつつ図4〜図6を参照すると、一例として、真空シュラウド132は、ハウジング130から穿孔部材128とほぼ同じ長さだけ延出する。真空シュラウド132は、穿孔作業中に、穿孔部材128及び製造物102(図7〜図9)上の穿孔位置168(図7〜図9)を囲むように構成されている。真空シュラウド132の長さは、穿孔作業中の製造物102に入り込んだ穿孔部材128の深さ(掘削深さ)に応じて可変である。
図7〜図9に示すように、真空シュラウド132は、穿孔作業中に穿孔部材128が穿孔位置168で製造物102に貫入及び/又は貫通するにつれて、収縮可能である。真空シュラウド132は、穿孔作業中に、穿孔位置168の近傍(例、当該位置上あるいはその近く)で穿孔部材128が発生させる切削屑(明示せず)を集めるよう構成されている。真空シュラウド132内に真空を発生させると、真空シュラウド132内に集められた切削屑がすべて除去される。
特定の製造環境100(例えば、航空機の製造)によっては、穿孔作業中に発生する切削屑は、異物破片(foreign object debris:FODとしても知られる)であり、取り除かずに放置すると製造物102を損傷させる要因となる場合がある。穿孔作業中に発生する異物破片の種類及び/又は大きさは、例えば、製造物102(図1)の材料組成、穿孔部材128の種類及び/又は大きさなどに依存する。
図7〜図9を参照しつつ図4〜6を参照すると、一例として、真空シュラウド132は、第1端部154と、第1端部154とは反対の第2端部156と、を有する。真空シュラウド132の第1端部154は、ハウジング130の第2端部146(図6)に接続されている。真空シュラウド132の第2端部156は、モータ126とは反対の穿孔部材128の端部近傍(例えば、当該端部上又はその近く)に初期配置される。一例として、図7〜図9に示すように、真空シュラウド132は、真空シュラウド132の第2端部156が被加工面(work surface)158(例えば、製造物102における被穿孔面(drilled surface))に接触し、且つ、穿孔部材128が被穿孔面158に貫入及び/又は貫通するのに応じて収縮可能である。
図1を参照しつつ図5及び図6を参照すると、一例として、穿孔エンドエフェクタ120は、ハウジング130を通る真空通路142を有する。真空通路142は、真空シュラウド132の内部152(内部152の領域)と流体連通している。穿孔作業中に、真空通路142を介して真空流(明示せず)を真空シュラウド132の内部152(内部152の領域)に印加して、穿孔作業中に発生し、真空シュラウド132の内部152に集められた切削屑をすべて除去することができる。
図1を参照しつつ図3〜図6を参照すると、一例として、穿孔エンドエフェクタ120は真空源150(図3)を有する。真空源150は、真空通路142に流体接続されている。真空源150は、真空シュラウド132に集められたあらゆる切削屑を、真空通路142を介して除去するのに適した真空流を、真空シュラウド132の内部152(内部152の領域)に発生させるように構成されている。
一例として、図3〜図5に示すように、ロボットシステム112は真空供給ライン162を含み、当該真空供給ラインは真空源150を穿孔エンドエフェクタ120のハウジング130の真空通路142に流体接続するように構成されている。一例として、真空供給ライン162は、穿孔エンドエフェクタ120に直接に接続されており、真空通路142と流体連通している。
図1、図4、図5を参照しつつ図6を参照すると、一例として、真空通路142は、第1真空ポート164と、第1真空ポート164とは反対の第2真空ポート166と、を有する。真空通路142は、第1真空ポート164と第2真空ポート166の間に延在する。一例として、第1真空ポート164は、ハウジング130の第1端部144に配置されており、真空供給ライン162によりアクセス可能である。第2真空ポート166は、ハウジング130の第2端部146に配置されている。
第2真空ポート166は、真空シュラウド132の内部152に配置されて(位置して)おり、よって、真空源150(図1)により生成される真空流が、真空シュラウド132の内部152の領域に真空を生じさせる。穿孔部材128は、穿孔作業中に切削屑を発生させるが、真空シュラウド132内に集められた切削屑はすべて真空通路142を通って真空シュラウド132の内部152から除去される。したがって、穿孔作業中に発生する切削屑はすべて、穿孔作業中に連続的に吸引除去される。
穿孔作業の一実施例では、真空シュラウド132の第2端部156は、図7に示すように、製造物102の被加工面158と接触し、且つ、穿孔位置168を囲む(例えば、囲い込む)ように置かれる(例えば、ロボットアーム114により配置される)。穿孔部材128は、穿孔作業中に切削屑を発生させるが、切削屑は真空シュラウド132の第2端部156で集められる。切削屑は、真空流によって、真空シュラウド132の内部152を通って真空シュラウド132の第1端部154に向かって搬送される。切削屑は、第2真空ポート166に進入し、真空通路142を通って、第1真空ポート164から排出されて、真空供給ライン162(図4及び図5)によって集塵槽172(図1)に搬送される。
穿孔部材128の掘削深さが増すにつれて、図8及び図9に示すように、真空シュラウド132がハウジング130の中に収縮して、真空シュラウド132の長さが短くなる。真空シュラウド132内に集められた切削屑は、(上述したように)真空シュラウド132の長さが短くなる間も、継続して真空シュラウド132内から除去される。
図4〜図6を参照すると、一例として、穿孔エンドエフェクタ120は、真空シュラウド132の第2端部156に配置された(例えば、接続された)シール160を含む。シール160は、被加工面158と接触して、穿孔位置168を真空シュラウド132の第2端部156で気密に取り囲むと共に、真空シュラウド132の内部152(内部152の領域)を真空に保つように構成されている。非限定的な一例として、シール160は、真空シュラウド132の第2端部156の外周縁に取り付けられたゴム製のリングであってもよい。
図1及び図7〜図9を参照しつつ図4を参照すると、一例として、真空シュラウド132は、相互に接続されたシュラウドセグメント174を含む。シュラウドセグメント174は、図7に示す入れ子状に伸長した状態と、図8及び図9に示す入れ子状に収縮した状態と、の間で伸縮可能である。真空シュラウド132のシュラウドセグメント174は、入れ子状に伸長した状態に付勢されている(図4〜図7)。
図5及び図6を参照すると、一例として、ハウジング130はハウジング収容部176を含む。真空シュラウド132は、第1シュラウドセグメント174a及び第2シュラウドセグメント174bを含む。第1シュラウドセグメント174aは、ハウジング収容部176の中に入れ子状に収縮可能である。第1シュラウドセグメント174aは、シュラウドセグメント収容部178を含む。第2シュラウドセグメント174bは、シュラウドセグメント収容部178の中に入れ子状に収縮可能である。
一例として、ハウジング130は、ハウジング収容部176内に配置された第1ばね180を有する。第1ばね180は、第1シュラウドセグメント174aをハウジング130から外側に付勢する。第1シュラウドセグメント174aは、シュラウドセグメント収容部178内に配置された第2ばね182を含む。第2ばね182は、第2シュラウドセグメント174bを第1シュラウドセグメント174aから外側に付勢する。したがって、第1ばね180及び第2ばね182は、真空シュラウド132を入れ子状に伸長した状態に付勢する(図4〜図7)。
図4〜図6に示した真空シュラウド132の例では、2つのシュラウドセグメント174(例えば、第1シュラウドセグメント174a及び第2シュラウドセグメント174b)を示しているが、異なる数のシュラウドセグメント174も考えられる。例えば、真空シュラウド132は、1つのシュラウドセグメント174を含んでいてもよいし、あるいは、3つ以上のシュラウドセグメント174を含んでいてもよい。シュラウドセグメント174の総数は、例えば、穿孔部材128の長さ、個々のシュラウドセグメント174の長さ、及び/又は、穿孔エンドエフェクタ120を用いる具体的な用途、に依存する。
真空シュラウド132が2つより多くのシュラウドセグメント174を含む例では、各シュラウドセグメント174は、直前のシュラウドセグメント174の収容部内に挿し込まれていると共に外側に付勢された、入れ子状に収縮可能な部材である。一例として、基端のシュラウドセグメント174はハウジング130に接続されており、ハウジング収容部176に挿し込まれていると共に、ハウジングから外側に付勢されている。中間のシュラウドセグメント174は、基端のシュラウドセグメント174に接続されており、収容部に挿し込まれていると共に、基端のシュラウドセグメント174から外側に付勢されている。以降の中間シュラウドセグメント174は、それぞれ、直前の中間シュラウドセグメント174に接続されており、収容部に挿し込まれていると共に、直前の中間シュラウドセグメント174から外側に付勢されている。末端のシュラウドセグメント174は、真空シュラウド132の最後のシュラウドセグメント174である。末端のシュラウドセグメント174は、直前の中間シュラウドセグメント174に接続されており、直前の中間シュラウドセグメント174の収容部に挿し込まれていると共に外側に付勢されている。
したがって、基端のシュラウドセグメント174は、ハウジングの中に収縮可能であり、最初の中間シュラウドセグメント174は、基端のシュラウドセグメント174の中に収縮可能であり、以降の中間のシュラウドセグメント174はそれぞれ、直前の中間シュラウドセグメント174の中に収縮可能であり、末端のシュラウドセグメント174は、直前の中間シュラウドセグメント174の中に収縮可能である。
図4〜図6を参照すると、一例として、各シュラウドセグメント174(例えば、第1シュラウドセグメント174a及び第2シュラウドセグメント174b)は、筒状の本体部を有する。各シュラウドセグメント174の筒状の本体部は、穿孔部材128を取り囲んで(circumscribe)いてもよい。第1シュラウドセグメント174aの直径は、ハウジング130の直径よりも小さい。第2シュラウドセグメント174bの直径は、第1シュラウドセグメント174aの直径よりも小さい。ハウジング収容部176は、第1シュラウドセグメント174aの筒状本体部を受け入れるのに適した大きさの円筒形状をしている。ハウジング収容部176は、モータ126を取り囲んでいてもよい。シュラウドセグメント収容部178は、第2シュラウドセグメント174bの筒状本体部を受け入れるのに適した大きさの円筒形状をしている。シュラウドセグメント収容部178は、穿孔部材128を取り囲んでいてもよい。同様に、第1ばね180は、ハウジング収容部176の中に嵌め込むのに適した円筒形状(例えば、コイルばね)を有しており、第2ばね182は、シュラウドセグメント収容部178の中に嵌め込むのに適した円筒形状(例えば、コイルばね)を有している。第1ばね180はモータ126を取り囲んでいてもよく、第2ばね182は穿孔部材128を取り囲んでいてもよい。
図4〜図6に示した真空シュラウド132の例では、ハウジング130及びシュラウドセグメント174は筒状形状を有し、ハウジング収容部176及びシュラウドセグメント収容部178は、円筒形状を有するとしているが、他の実用的な形状も考えられる。
図6を参照すると、一例として、第1シュラウドセグメント174a(例えば、基端のシュラウドセグメント174)は、ハウジング130の一端部(例えば、第2端部146)に接続されている。以降のシュラウドセグメント174はそれぞれ、直前のシュラウドセグメント174に接続されている。一例として、第2シュラウドセグメント174b(例えば、末端のシュラウドセグメント174)は、第1シュラウドセグメント174aに接続されている。シュラウドセグメント174をハウジング130や他のシュラウドセグメント174に接続するのに、カプリング構造184を用いてもよい。
様々な種類のカプリング構造184が、シュラウドセグメント174をハウジング130や他のシュラウドセグメント174に接続するのに利用可能である。一例として、各シュラウドセグメント174(例えば、第1シュラウドセグメント174a及び第2シュラウドセグメント174b)は、第1端部186と、第1端部186とは反対の第2端部188と、を有する。カプリング構造184は、シュラウドセグメント174の第1端部186を、対応する収容部(例えば、ハウジング収容部176又はシュラウドセグメント収容部178)内に保持すると共に、シュラウドセグメント174が対応する収容部の内に入れ子状に収納される動きを許容しつつ、シュラウドセグメント174が収容部から入れ子状に伸長する動きを制限するように構成されている。
一例として、各シュラウドセグメント174は、第1端部186から外方に突出するフランジ190を有する。環状のカラー192がフランジ190に当接することにより、シュラウドセグメント174が対応する収容部(例えば、ハウジング収容部176又はシュラウドセグメント収容部178)から完全に脱落してしまうことを防いでもよい。一例として、図6に示すように、第1シュラウドセグメント174aは、第1端部186にフランジ190を有する。第1シュラウドセグメント174aを取り囲む、ハウジング130の第2端部146に、カラー192が接続されている。第1シュラウドセグメント174aをハウジング130に接続するカラー192は、第1シュラウドセグメント174aが入れ子状に完全に伸長した状態になると、第1シュラウドセグメント174aのフランジ190に当接して、第1シュラウドセグメント174aをハウジング収容部176の中に保持する。第1シュラウドセグメント174aをハウジング130に接続するカラー192は、穿孔作業中に第1シュラウドセグメント174aがハウジング収容部176の中に入れ子状に収納された状態に移動することを妨げない。
同様に、第2シュラウドセグメント174bは、第1端部186にフランジ190を有する。第2シュラウドセグメント174bを取り囲む、第1シュラウドセグメント174aの第2端部188には、カラー192が接続されている。第2シュラウドセグメント174bを第1シュラウドセグメント174aに接続するカラー192は、第2シュラウドセグメント174bが入れ子状に完全に伸長した状態になると、第2シュラウドセグメント174bのフランジ190に当接して、第2シュラウドセグメント174bをシュラウドセグメント収容部178の中に保持する。第2シュラウドセグメント174bを第1シュラウドセグメント174aに接続するカラー192は、穿孔作業中に第2シュラウドセグメント174bがシュラウドセグメント収容部178の中に入れ子状に収納された状態に移動することを妨げない。
各カラー192は、ハウジング130あるいは第1シュラウドセグメント174aに様々な方法で接続されている。一例として、カラー192は、ハウジング130あるいは第1シュラウドセグメント174aの筒状本体部にねじ結合されていてもよい。その例には、図6に示す、第2シュラウドセグメント174bを第1シュラウドセグメント174aに接続するカラー192がある。一例として、カラー192は、ハウジング130あるいは第1シュラウドセグメント174aの筒状本体部に締結されていてもよい。その例には、図6に示す、第1シュラウドセグメント174aをハウジング130に接続するカラー192がある。
図4〜図6を参照すると、一例として、穿孔エンドエフェクタ120はプラットフォーム148を含む。モータ126は、プラットフォーム148に接続されていてもよい。ハウジング130は、プラットフォーム148に接続されていてもよい。プラットフォーム148は、ロボットアーム114のリスト(wrist)170に接続されていてもよい。一例として、プラットフォーム148は、エンドエフェクタ118(図1)のうちの他の1つに穿孔エンドエフェクタ120を迅速に交換するよう構成された早替え機構であってもよい。
そのような例では、真空通路142は、プラットフォーム148も通っている。図5に示すように、真空供給ライン162はロボットアーム114のリスト170に接続されており、真空通路142と流体連通している。一例として、ロボットアーム114のリスト170は、真空コンジット194を有する。真空コンジット194は、穿孔エンドエフェクタ120の真空通路142を流体連通している。真空供給ライン162は、真空コンジット194に接続されている。
また、そのような例では、動力源138(例えば、圧縮空気源134)が、供給ライン136(例えば、圧縮空気供給ライン)を介してリスト170に接続されている。プラットフォーム148は、動力源138とモータ126とを相互に接続していてもよい。一例として、プラットフォーム148は、例えば、動力源138から供給ライン136を介してリスト170に供給する適当な電力供給路とモータ126との間のブリッジとして機能する。
図1を参照しつつ図3を参照すると、一例として、ロボットシステム112は、製造物102に対して実行中の特定の製造作業に応じて、エンドエフェクタ118のうちの1つ(例えば、穿孔エンドエフェクタ120)を自動的に切り離し、エンドエフェクタ118(例えば、リベット打ちエンドエフェクタ122、検査エンドエフェクタ124など)のうちの別の(例えば、異なる)1つに自動的に接続するよう構成されていてもよい。明確には図示していないが、一例として、それぞれのエンドエフェクタ118は、急速着脱機構(例えば、プラットフォーム148)を有していてもよい。
一例として、ロボットシステム112は、ツール台196を含む。ツール台196は、ロボットアーム114から届く位置に設置してもよい。ツール台196は、使用していない各種エンドエフェクタ118(図1)を保持及び格納するように構成されている。一例として、特定の製造作業(例えば、穿孔作業)の完了時に、ロボットアーム114は、エンドエフェクタ118のうちの1つ(例えば、穿孔エンドエフェクタ120)をツール台196に置き、そのエンドエフェクタ118をロボットアーム114の端部から自動的に切り離すようにしてもよい。ロボットアーム114は、次に、異なる製造作業(例えば、締結作業や目視検査作業)を行う目的で、エンドエフェクタ118のうちの別の1つ(例えば、リベット打ちエンドエフェクタ122や検査エンドエフェクタ124)をロボットアーム114の端部に自動的に接続し、その別のエンドエフェクタ118をツール台196から取り出してもよい。
一例として、リベット打ちエンドエフェクタ122は、留め具(明示せず)を製造物102に取り付けることのできる任意の適当な機構であってもよい。リベット打ちエンドエフェクタ122は、動力源138に接続されていてもよい。非限定的な一例として、リベット打ちエンドエフェクタ122は、リベット(明示せず)を、例えば、穿孔部材128により製造物102に穿孔した穴に取り付けるよう構成された空圧リベッター(pneumatic riveter)であってもよい。一例(明示せず)として、リベット打ちエンドエフェクタ122(例えば、空気リベッター)の本体部は、内部ピストンチャンバと、ピストンチャンバ内で可動なピストンと、本体部の端部に配置されたリベット群と、を有する。リベット打ちエンドエフェクタ122は、圧縮空気源134に流体接続されている。ピストンチャンバに圧縮空気を印加すると、ピストンが駆動されてリベット群に打撃を与え、これによりリベットが取り付けられる。
一例として、検査エンドエフェクタ124は、製造物102の非破壊検査を行う任意の適当な機構であってもよい。検査エンドエフェクタ124は、動力源138に接続されていてもよい。非限定的な一例として、検査エンドエフェクタ124は、例えば、製造物102に穿設した穴や、製造物102に取り付けた留め具(例えば、リベット)の遠隔目視検査を行うための非破壊X線発生装置あるいはスキャナであってもよい。検査エンドエフェクタ124(例えば、X線スキャナ)は、電力源140に電気的に接続されている。
図1を参照にしつつ図3を参照すると、一例として、ロボットシステム112は制御部198を含む。制御部198は、電子処理装置、メモリ装置、通信装置、入出力(I/O)装置、及び/又は他の既知のコンポーネントをどのような組み合わせで含んでいてもよく、様々な処理及び/又は通信関連の機能を実行しうる。一例として、制御部198は、1つ又は複数のマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又は、本技術分野で既知である任意の適当な処理装置を含む。
一例として、制御部198は(たとえば、処理装置を介して)、異なるソースからの情報を処理して、製造作業中のロボットアーム114の動作及び/又はエンドエフェクタ118の位置を指示する。一例として、制御部198は、ロボットアーム114に指示を与えると共に、エンドエフェクタ118を適切な位置に配置して、特定の製造作業を実行させる命令を予めプログラムされていてもよい。別の例として、ロボットシステム112は視覚システム200を含む。視覚システム200(図3)は、ロボットアーム114の誘導のため、画像に基づいた自動分析を行うように構成された任意の適当な機械的な視覚システムを含みうる。一例として、視覚システム200は、例えば、エンドエフェクタ118の近傍でロボットアーム114に接続されたカメラ202(図4)と、他の適当な処理ハードウェア及びソフトウェアと、を含む。視覚システム200は、ロボットアーム114に指示を与えると共に、エンドエフェクタ118を適切な位置に配置して、特定の製造作業を実行するために、制御部198に情報を送出してもよい。
図1及び図3を参照しつつ図10を参照すると、一例として、ロボットシステム112は、可動式ロボットシステムを含みうる。一例として、ロボットシステム112は、無人搬送車(AGV:automated guided vehicle)204であってもよい。ロボットアーム114は、AGV204に接続され、これにより搬送されてもよい。AGV204は、操作者を介さずに所定の走行路206や経路(図2)を走行可能であれば、任意の大きさ、形状、型式、種類、あるいは構成の走行体であってもよい。AGV204は、ロボットアーム114、ツール台196、及び、1つ又は複数のエンドエフェクタ118を支持可能であってもよい。AGV204は、小型の自動カートから大型の走行体まで、いずれであってもよい。
一例として、AGV204は、概して、フレームアセンブリ(例えば、本体部)208と、ホイール212が取付けられたパワートレイン(powertrain)210(例えば、エンジンあるいはモータ並びにドライブトレイン(drivetrain))(図1)とを含む。一例として、AGV204は、任意の既知の技術を用いてホイール212に対する、あるいはホイールを介した操舵や方向制御を行う機能を有する誘導システム216(図1)を含む。
AGV204は、少なくとも3つのホイール212を有していればよい(例として、4つのホイール212を示している)。一例として、少なくとも1つのホイール212は、制御部(例えば、制御部198)から操舵の入力を受けてAGV204の方向制御を行う方向駆動ホイールである。一例として、2つ以上のホイール212は、方向制御を可能にする全方向ホイール(オムニホイール(omni wheel)あるいはポリホイール(poly wheel)とも呼ばれる)である。ホイール212の具体的な構成は、例えば、AGV204の種類、AGV204が走行及び/又は作業を行う支持面218及び/又は床220(図2)の種類、などに応じて異なる。
一例として、AGV204の走行路206は、製造環境100(図2)を通るように設定されている。例えば、走行路206は、備品や機器の周辺を通るように、製造作業の対象である製造物102に近接した位置を通るように、あるいは製造作業の対象である製造物102(例えば、胴体部108)を通り抜けるように設定されていてもよい。よって、ロボットシステム112の作業環境(例えば、製造環境100)は、AGV204が走行路206に沿って移動して、ロボットアーム114を、エンドエフェクタ118による製造作業の実行に適した場所に位置させることができれば、どのような環境であってもよい。
一例(明示せず)として、走行路206は、磁場を形成する磁気マーカーを含んで(あるいは、磁気マーカーにより規定されて)もよく、製造環境100において所定の経路に沿って延びていてもよい。一例(明示せず)として、走行路206は、磁場を形成する帯電ワイヤーを含んで(あるいは、帯電ワイヤーにより規定されて)もよい。別の例(明示せず)では、走行路206は、無線周波数(RF)信号を形成するワイヤーを含んで(あるいはワイヤーにより規定されて)もよい。一例(明示せず)として、走行路206は、ガイドレールを含んで(あるいは、ガイドレールにより規定されて)もよい。
一例として、走行路206は、支持面218に接続されてもよいし、床220に(例えば、支持面218の近傍あるいは真下に)設定されていてもよい。誘導システム216は、走行路206に沿って自動誘導するように構成されていてもよい。一例として、AGV204の誘導システム216は、走行路206の種類に関連するセンサ読み取り値を提供するハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせを含んでいてもよい。
一例として、図10に最もわかりやすく示すように、真空源150及び集塵槽172は、AGV204に接続されている。一例(明示せず)として、真空源150(例えば、真空モータ)は、集塵槽172に流体接続されている。真空供給ライン162は、集塵槽172に流体接続されている。真空シュラウド132(図4)内に集められた切削屑はすべて、真空供給ライン162を通って集塵槽172へ搬送される。集塵槽172は、例えば、回収した切削屑を廃棄するために、AGV204から取り外し可能である。
図1及び図3を参照にしつつ図2を参照すると、一例として、ロボットシステム112は配索アセンブリ(tether assembly)を含む。一例として、配索センブリは、ロボットアーム114、エンドエフェクタ118(例えば、穿孔エンドエフェクタ120、リベット打ちエンドエフェクタ122、検査エンドエフェクタ124)及び/又はAGV204を、動力源138及び/又は制御部198に接続する。一例として、配索センブリは、供給ライン136(例えば、圧縮空気供給ライン、電力供給ライン)の延長部分を含む。供給ライン136の延長部分は、矩形の(例えば、ばね押し)スプール(図2に示してあるが、明確に特定していない)に巻き付けられていてもよい。供給ライン136に加えて、配索センブリは制御ライン224を含みうる。制御ライン224は、制御部198を、ロボットシステム112(例えば、ロボットアーム114、エンドエフェクタ118及び/又はAGV204)に接続する。
図1〜図3に示すロボットシステム112の例では、ロボットアーム114、エンドエフェクタ118及びAGV204に指示及び制御を与える単一の制御部(例えば、制御部198)を示しているが、追加の制御部を用いてもよいし、他の構成の制御部を用いてもよい。一例として、ロボットシステム112の各コンポーネント(例えば、ロボットアーム114、エンドエフェクタ118及び/又はAGV204)は、それぞれ別個の制御部を有していてもよい。
同様に、図1及び図2に示すロボットシステム112の例では、ロボットアーム114、エンドエフェクタ118及び/又はAGV204を駆動する動力を供給する単一の動力源(例えば、動力源138)を示しているが、追加の動力源を用いてもよいし、他の動力源を用いてもよい。一例として、ロボットシステム112のコンポーネントは、それぞれ独立した動力源を有していてもよい。一例として、穿孔エンドエフェクタ120は圧縮空気源134を用い、ロボットアーム114及びAGV204は電力源140を用いてもよい。
したがって、ロボットシステム112は、例えば、胴体部108の下側ローブ226の内部空間で支持フレーム110を組み立てる場合などのように、スペースやアクセスが限られていたりする場所で製造物102に対して製造作業を実行する場合に特に有利である。図2に示すように、一例として、胴体部108の製造時に、胴体部108が客室フロア228によって上側ローブ230と下側ローブ226とに隔てられる場合がある。胴体部108及び客室フロア228が閉ざされた構造であるので、スペースや支持フレーム110へのアクセスが限られていることが多い。
図2では、ロボットシステム112をよりわかりやすく示すために、胴体部108の一部を切り欠いて示している。
加えて、スペースやアクセスが限られている領域(例えば、胴体部108の下側ローブ226)から適切に切削屑(例えば、FOD)を除去することが困難かつ煩雑な場合がある。したがって、穿孔エンドエフェクタ120を含むロボットシステム112は、穿孔作業中に穿孔部材128が発生させた切削屑を継続的に捕捉し、除去するのに、特に有利である。
図1〜図10を参照しつつ図11を参照すると、製造物102に穿孔作業を行う方法の一実施形態が概括的に300で示され、開示されている。本開示の範囲から逸脱することなく、方法300に対して変形、追加、削除を行うことが可能である。方法300に工程を追加したり、省いたり、変更したりすることが可能である。加えて、工程は任意の適切な順序で実行可能である。
図1〜図6を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック302に示すように、穿孔エンドエフェクタ120を用意する工程を含む。穿孔エンドエフェクタ120は、穿孔部材128を駆動するように動作するモータ126と、モータ126を囲むハウジング130と、ハウジング130に接続されていると共に、穿孔部材128を囲む真空シュラウド132と、を含む。真空シュラウド132の長さは可変である。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック304に示すように、製造物102の被加工面158に隣接するように穿孔エンドエフェクタ120を操作する工程を含む。一例として、穿孔エンドエフェクタ120を操作する工程は、ロボットアーム114を用いて実行される。AGV204は、所定の走行路206に沿った自動ナビゲーションにより、ロボットアーム114を例えば製造物102に隣接する位置まで搬送する。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック306に示すように、穿孔部材128を延伸させて、製造物102の被加工面158と切削係合させる工程を含む。一例として、穿孔部材128を延伸させる工程は、ロボットアーム114を用いて実行される。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック308に示すように、真空シュラウド132を、穿孔位置168を囲むように被加工面158に接触させる工程を含む。一例として、真空シュラウド132を被加工面158に接触させる工程は、穿孔部材128を延伸させて被加工面158と切削係合させる際に、ロボットアーム114を用いて実行される。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック310に示すように、真空シュラウド132の内部152に穿孔部材128が発生させた切削屑を集める工程を含む。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック312に示すように、真空シュラウド132内に真空を発生させる工程を含む。一例として、真空シュラウド132の内部152に規定される領域に真空を発生させる工程は、真空流を真空源150から真空通路142を介して真空シュラウド132の内部152に印加することにより実行される。
図1〜図7を参照しつつ図11を参照すると、一実施例では、方法300は、ブロック314に示すように、切削屑を真空シュラウド132内から除去する工程を含む。除去された切削屑はすべて集塵槽172に回収される。
図1〜図9を参照しつつ図11を参照すると、一例として、方法300は、ブロック316に示すように、穿孔部材128が被加工面158を貫通するにつれて、真空シュラウド132を入れ子状に収縮させる工程を含む。一例として、真空シュラウド132を入れ子状に収縮させる工程は、シュラウドセグメント174bを第1シュラウドセグメント174aの中に入れ子状に収納させ、第1シュラウドセグメント174aをハウジング130の中に入れ子状に収納させることで実行される。
本開示の例は、図12に示す航空機の製造及び保守方法1100及び図13に示す航空機1200に関連させて説明することができる。航空機1200は、図1に示す航空機106の一例である。
生産開始前の工程として、例示的な方法1100は、ブロック1102に示す、航空機1200の仕様決定及び設計と、ブロック1104に示す材料調達とを含む。生産中の工程としては、ブロック1106に示した航空機1200のコンポーネント及び小組立品(subassembly)の製造、及びブロック1108に示すシステムインテグレーションが行われる。その後、航空機1200は、例えば、ブロック1110に示す認証及び納品の工程を経て、ブロック1112に示す就航期間に入る。就航期間中は、航空機1200は、ブロック1114に示す定例の整備及び保守のスケジュールに組み込まれる。定例の整備及び保守は、航空機1200の1つ又は複数のシステムの変更、再構成、改装なども含みうる。
例示的な方法1100の各工程は、システムインテグレーター、第三者、及び/又はオペレーター(例えば顧客)によって実行又は実施することができる。説明のために言及すると、システムインテグレーターは、航空機メーカー及び主要システム(majority-system)下請業者をいくつ含んでいてもよいが、これに限定されない。第三者は、売主、下請業者、供給業者をいくつ含んでいてもよいが、これに限定されない。オペレーターは、航空会社、リース会社、軍事団体、サービス組織などであってもよい。
図13に示すように、例示的な方法1100によって製造される航空機1200は、例えば、複数のハイレベルシステム1204及び内装1206を備えた機体1202を含む。ハイレベルシステム1204の例は、駆動系1208、電気系1210、油圧系1212及び環境系1214のうちの1つ又は複数を含む。また、その他のシステムをいくつ含んでいてもよい。また、航空産業に用いた場合を例として説明したが、本明細書において開示した原理は、例えば自動車産業、海洋産業、建設業などの他の産業に適用してもよい。
ここに図示及び記載したシステム、装置及び方法は、製造及び保守方法1100における、1つ又はそれ以上のどの段階において採用してもよい。例えば、コンポーネント及び小組立品製造工程(ブロック1106)で作製されるコンポーネント又は小組立品は、航空機1200の就航期間中(ブロック1112)に作製されるコンポーネント又は小組立品と同様に作製することができる。また、装置、システム及び方法、又はそれらの組み合わせの1つ又は複数の例を、製造工程(ブロック1108及び1110)で用いることによって、例えば、穿孔作業中に発生するFODの除去を、穿孔作業の実行と同時に行うことができる。同様に、装置又は方法の1つ又は複数の例、又はこれらの組み合わせを、例えば、限定するものではないが、航空機1200の就航期間中(ブロック1112)に、また、整備及び保守の段階(ブロック1114)で用いることもできる。
また、本開示は以下の付記に基づく実施形態を含む。
付記1 穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、
前記モータを囲むハウジングと、
前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲む真空シュラウドと、を含み、
前記真空シュラウドの長さは可変である、穿孔エンドエフェクタ。
付記2 前記ハウジングを通る真空通路をさらに含み、前記真空通路は、前記真空シュラウドの内部の領域と流体連通している、付記1に記載のエンドエフェクタ。
付記3 前記真空通路に流体接続された真空源をさらに含み、前記真空源は、前記真空シュラウドの前記内部の前記領域内に真空流を発生させるよう構成されている、付記2に記載のエンドエフェクタ。
付記4 ロボットアームに着脱可能に接続されたプラットフォームをさらに含み、
前記モータは、前記プラットフォームに接続されており、
前記ハウジングは、前記プラットフォームに接続されており、
前記真空通路は、前記プラットフォームを貫通して延びている、
付記2に記載のエンドエフェクタ。
付記5 前記真空シュラウドは、前記ハウジングに接続された第1端部と、前記第1端部とは反対の第2端部と、を有し、
前記真空シュラウドの前記第2端部は、前記穿孔部材の端部近傍に初期配置され、
前記真空シュラウドは、当該真空シュラウドの前記第2端部が被穿孔面に接触し、且つ、前記穿孔部材が駆動されて前記被穿孔面に進入するのに応じて収縮可能である、
付記1に記載のエンドエフェクタ。
付記6 前記真空シュラウドの前記第2端部に接続されているシールをさらに含む、付記5に記載のエンドエフェクタ。
付記7 前記真空シュラウドは、相互に接続されたシュラウドセグメントを含み、前記シュラウドセグメントは、入れ子状に伸長した状態と入れ子状に収縮した状態との間で伸縮可能である、付記1に記載のエンドエフェクタ。
付記8 前記シュラウドセグメントは、前記入れ子状に伸長した状態に付勢されている、付記7に記載のエンドエフェクタ。
付記9 前記ハウジングは、ハウジング収容部を含み、
前記真空シュラウドは、
前記ハウジング収容部の中に入れ子状に収縮可能であると共に、シュラウドセグメント収容部を含む第1シュラウドセグメントと、
前記シュラウドセグメント収容部の中に入れ子状に収縮可能な第2シュラウドセグメントと、を含む、
付記1に記載のエンドエフェクタ。
付記10 前記ハウジングは、前記ハウジング収容部内に配置された第1ばねを、さらに含み、
前記第1ばねは、前記第1シュラウドセグメントを前記ハウジングから外側に付勢し、
前記第1シュラウドセグメントは、前記シュラウドセグメント収容部内に配置された第2ばねをさらに含み、
前記第2ばねは、前記第2シュラウドセグメントを前記第1シュラウドセグメントから外側に付勢させる、
付記9に記載のエンドエフェクタ。
付記11 ロボットアームと、
前記ロボットアームに接続された穿孔エンドエフェクタと、を含むロボットシステムであって、前記穿孔エンドエフェクタは、
穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、
前記モータを囲むハウジングと、
前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲む真空シュラウドと、を含み、
前記真空シュラウドの長さは可変である、ロボットシステム。
付記12 所定の走行路に沿って移動するよう構成された無人搬送車をさらに含み、前記ロボットアームは、前記無人搬送車に接続されている、付記11に記載のシステム。
付記13 前記穿孔エンドエフェクタは、前記ハウジングを通る真空通路をさらに含み、前記真空通路は、前記真空シュラウドの内部の領域と流体連通している、付記11に記載のシステム。
付記14 前記真空通路に流体接続された真空源をさらに含み、前記真空源は、前記真空シュラウドの前記内部の前記領域内に真空流を発生させるよう構成されている、付記13に記載のシステム。
付記15 前記真空シュラウドは、前記ハウジングに接続された第1端部と、前記第1端部とは反対の第2端部と、を有し、
前記真空シュラウドの前記第2端部は、前記穿孔部材の端部近傍に初期配置され、
前記真空シュラウドは、当該真空シュラウドの前記第2端部が被穿孔面に接触し、且つ、前記穿孔部材が駆動されて前記被穿孔面に進入するのに応じて収縮可能である、付記11に記載のシステム。
付記16 前記穿孔エンドエフェクタは、前記真空シュラウドの前記第2端部に接続されているシールをさらに含む、付記15に記載のシステム。
付記17 前記真空シュラウドは、相互に接続されたシュラウドセグメントを含み、
前記シュラウドセグメントは、入れ子状に伸長した状態と入れ子状に収縮した状態との間で伸縮可能であり、
前記シュラウドセグメントは、前記入れ子状に伸長した状態に付勢されている、付記11に記載のシステム。
付記18 前記ハウジングは、ハウジング収容部を含み、
前記真空シュラウドは、
前記ハウジング収容部の中に入れ子状に収縮可能であると共に、シュラウドセグメント収容部を含む第1シュラウドセグメントと、
前記シュラウドセグメント収容部の中に入れ子状に収縮可能な第2シュラウドセグメントと、
前記真空シュラウドの前記第2端部に接続されているシールと、を含む、
付記11に記載のシステム。
付記19 前記ハウジングは、前記ハウジング収容部内に配置された第1ばねを、さらに含み、
前記第1ばねは、前記第1シュラウドセグメントを前記ハウジングから外側に付勢し、
前記第1シュラウドセグメントは、前記シュラウドセグメント収容部内に配置された第2ばねをさらに含み、
前記第2ばねは、前記第2シュラウドセグメントを前記第1シュラウドセグメントから外側に付勢させる、付記18に記載のシステム。
付記20 製造物に対して穿孔作業を行うための方法であって、
前記製造物の被加工面に隣接するように穿孔エンドエフェクタを操作し、この際に、前記穿孔エンドエフェクタとして、
穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、
前記モータを囲むハウジングと、
前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲み、長さが可変である真空シュラウドと、を含むものを用い、
前記穿孔部材を延伸させて、前記被加工面と切削係合させ、
前記真空シュラウドを、穿孔位置と前記穿孔部材とを囲むように前記被加工面に接触させ、
前記穿孔部材が発生させた切削屑を前記真空シュラウドの内部に集め、
前記真空シュラウド内に真空を発生させ、
前記切削屑を前記真空シュラウド内から除去し、
前記穿孔部材が前記被加工面に進入するのに応じて、前記真空シュラウドを入れ子状に収縮させる、方法。
本開示のシステム、装置及び方法について様々な実施形態を図示及び開示したが、明細書を読めば当業者には種々の変形が想定可能であろう。本願は、そのような変形も包含し、添付の請求の範囲によってのみ限定される。

Claims (11)

  1. 穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、
    前記モータを囲むハウジングと、
    前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲む真空シュラウドと、を含み、
    前記真空シュラウドの長さは可変である、穿孔エンドエフェクタ。
  2. 前記ハウジングを通る真空通路をさらに含み、前記真空通路は、前記真空シュラウドの内部の領域と流体連通している、請求項1に記載のエンドエフェクタ。
  3. 前記真空通路に流体接続された真空源をさらに含み、前記真空源は、前記真空シュラウドの前記内部の前記領域内に真空流を発生させるよう構成されている、請求項2に記載のエンドエフェクタ。
  4. ロボットアームに着脱可能に接続されたプラットフォームをさらに含み、
    前記モータは、前記プラットフォームに接続されており、
    前記ハウジングは、前記プラットフォームに接続されており、
    前記真空通路は、前記プラットフォームを貫通して延びている、
    請求項2又は3に記載のエンドエフェクタ。
  5. 前記真空シュラウドは、前記ハウジングに接続された第1端部と、前記第1端部とは反対の第2端部と、を有し、
    前記真空シュラウドの前記第2端部は、前記穿孔部材の端部近傍に初期配置され、
    前記真空シュラウドは、当該真空シュラウドの前記第2端部が被穿孔面に接触し、且つ、前記穿孔部材が駆動されて前記被穿孔面に進入するのに応じて収縮可能である、
    請求項1〜4のいずれかに記載のエンドエフェクタ。
  6. 前記真空シュラウドの前記第2端部に接続されているシールをさらに含む、請求項5に記載のエンドエフェクタ。
  7. 前記真空シュラウドは、相互に接続されたシュラウドセグメントを含み、前記シュラウドセグメントは、入れ子状に伸長した状態と入れ子状に収縮した状態との間で伸縮可能である、請求項1〜6のいずれかに記載のエンドエフェクタ。
  8. 前記シュラウドセグメントは、前記入れ子状に伸長した状態に付勢されている、請求項7に記載のエンドエフェクタ。
  9. 前記ハウジングは、ハウジング収容部を含み、
    前記真空シュラウドは、
    前記ハウジング収容部の中に入れ子状に収縮可能であると共に、シュラウドセグメント収容部を含む第1シュラウドセグメントと、
    前記シュラウドセグメント収容部の中に入れ子状に収縮可能な第2シュラウドセグメントと、を含む、
    請求項1〜8のいずれかに記載のエンドエフェクタ。
  10. 前記ハウジングは、前記ハウジング収容部内に配置された第1ばねを、さらに含み、
    前記第1ばねは、前記第1シュラウドセグメントを前記ハウジングから外側に付勢し、
    前記第1シュラウドセグメントは、前記シュラウドセグメント収容部内に配置された第2ばねをさらに含み、
    前記第2ばねは、前記第2シュラウドセグメントを前記第1シュラウドセグメントから外側に付勢させる、
    請求項9に記載のエンドエフェクタ。
  11. 製造物に対して穿孔作業を行うための方法であって、
    前記製造物の被加工面に隣接するように穿孔エンドエフェクタを操作し、この際に、前記穿孔エンドエフェクタとして、
    穿孔部材を駆動するよう動作するモータと、
    前記モータを囲むハウジングと、
    前記ハウジングに接続されていると共に、前記穿孔部材を囲み、長さが可変である真空シュラウドと、を含むものを用い、
    前記穿孔部材を延伸させて、前記被加工面と切削係合させ、
    前記真空シュラウドを、穿孔位置と前記穿孔部材とを囲むように前記被加工面に接触させ、
    前記穿孔部材が発生させた切削屑を前記真空シュラウドの内部に集め、
    前記真空シュラウド内に真空を発生させ、
    前記切削屑を前記真空シュラウド内から除去し、
    前記穿孔部材が前記被加工面に進入するのに応じて、前記真空シュラウドを入れ子状に収縮させる、方法。
JP2016128457A 2015-07-07 2016-06-29 ロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタ Expired - Fee Related JP6616253B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US14/793,148 US9789549B2 (en) 2015-07-07 2015-07-07 Robotic system and drilling end effector for robotic system
US14/793,148 2015-07-07

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017019098A true JP2017019098A (ja) 2017-01-26
JP2017019098A5 JP2017019098A5 (ja) 2019-02-21
JP6616253B2 JP6616253B2 (ja) 2019-12-04

Family

ID=57681821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016128457A Expired - Fee Related JP6616253B2 (ja) 2015-07-07 2016-06-29 ロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9789549B2 (ja)
JP (1) JP6616253B2 (ja)
BR (1) BR102016011706B1 (ja)
CA (1) CA2927161C (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019141903A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トヨタ自動車株式会社 ブラインドリベット締結装置
JPWO2021079500A1 (ja) * 2019-10-25 2021-11-18 スターテクノ株式会社 ワーク処理装置
JP2022503607A (ja) * 2018-08-30 2022-01-12 ディッケル マホ プロンテン ゲーエムベーハー ワークを機械加工する工作機械
JP7500184B2 (ja) 2018-12-21 2024-06-17 ザ・ボーイング・カンパニー 片側主導による圧接のための方法及び装置
JP7502023B2 (ja) 2018-12-21 2024-06-18 ザ・ボーイング・カンパニー 高密度ロボットシステム
JP7548695B2 (ja) 2018-12-21 2024-09-10 ザ・ボーイング・カンパニー 片側主導による圧接のための方法及び装置

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10095233B2 (en) 2015-06-29 2018-10-09 The Boeing Company Mobile robotic system for guiding an automated vehicle along a reconfigurable continuous path defined by a floor assembly and method thereof
DE102018202146B4 (de) 2018-02-12 2019-12-24 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum Auswählen eines Fahrprofils eines Kraftwagens, Fahrassistenzsystem und Kraftwagen
US11162241B2 (en) * 2018-03-27 2021-11-02 Deere & Company Controlling mobile machines with a robotic attachment
US10657419B2 (en) 2018-03-28 2020-05-19 The Boeing Company Machine vision and robotic installation systems and methods
US10988268B2 (en) * 2018-06-14 2021-04-27 General Electric Company System and method for performing operations on an engine
FR3083154A1 (fr) * 2018-06-29 2020-01-03 Ets Sanz Dispositif d'aspiration pour robot avec un bras manipulateur equipe d'au moins une tete de travail
CN110788939A (zh) * 2018-08-01 2020-02-14 常州孟腾智能装备有限公司 一种机器人连续打孔装置
EP3677361A1 (en) * 2018-12-21 2020-07-08 The Boeing Company Method and apparatus for single-sided clamp-up
NL2022544B1 (en) * 2019-02-08 2020-08-19 Boeing Co Method and apparatus for single-sided clamp-up
EP3670024A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 The Boeing Company Method and apparatus for single-sided clamp-up
US11224950B2 (en) 2018-12-21 2022-01-18 The Boeing Company Method and apparatus for single-sided clamp-up
NL2022543B1 (en) * 2019-02-08 2020-08-19 Boeing Co Method and apparatus for single-sided clamp-up
EP3670025A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 The Boeing Company Method and apparatus for single-sided clamp-up
NL2022545B1 (en) * 2019-02-08 2020-08-19 Boeing Co Method and apparatus for single-sided clamp-up
US11584503B2 (en) * 2018-12-21 2023-02-21 The Boeing Company High-density robotic system
EP3670023A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-24 The Boeing Company Method and apparatus for single-sided clamp-up
WO2020129081A1 (en) * 2018-12-21 2020-06-25 Siddarth Gupta Dust collection attachment for a drilling machine and method thereof
NL2022546B1 (en) * 2019-02-08 2020-08-19 Boeing Co Method and apparatus for single-sided clamp-up
FR3092265A1 (fr) * 2019-02-04 2020-08-07 Airbus Operations système d’aide au percage
US11203120B1 (en) * 2019-02-06 2021-12-21 Intrinsic Innovation Llc Mobile robotics frame system
US11459122B2 (en) * 2019-09-19 2022-10-04 Spirit Aerosystems, Inc. Modular floor system for large vehicle construction
ES2843739B2 (es) * 2020-01-20 2021-11-24 Omicron 2020 Sl Procedimiento de montaje basado en un sistema robotico colaborativo con aplicaciones intercambiables para operaciones automatizadas de taladrado, avellanado y remachado
EP4024034A1 (en) * 2021-01-05 2022-07-06 The Boeing Company Methods and apparatus for measuring fastener concentricity
CN113040913A (zh) * 2021-03-02 2021-06-29 上海微创医疗机器人(集团)股份有限公司 机械臂、手术装置、手术末端装置、手术系统及工作方法
US20220331975A1 (en) * 2021-04-16 2022-10-20 The Boeing Company Robotic drill system and method of drilling with a robotic drill system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163488U (ja) * 1983-03-11 1984-11-01 ポンタ−ム−ソン・エス・ア− 産業用ロボットのアームに工具を保持する工具ホルダ
US5356245A (en) * 1992-12-14 1994-10-18 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Cooling and dust collecting apparatus for a machine tool
US20020182023A1 (en) * 2001-05-29 2002-12-05 Lai Bao Shyan Pneumatic edge trimming machine
US20090136309A1 (en) * 2007-11-28 2009-05-28 Coulston George W Apparatus and method for chip evacuation
JP2009214286A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fuji Kogyo Kk 超音波振動切削ユニット装置とその繊維強化樹脂等の加工方法、大型孔明加工機、多関節ロボットとその繊維強化樹脂等の加工方法

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3638737A (en) * 1970-01-13 1972-02-01 David G Moates Pneumatic drill noise muffler and dust removal apparatus
US4209069A (en) * 1974-09-03 1980-06-24 Lockheed Corporation Drills with chip collectors
US4518307A (en) 1982-09-29 1985-05-21 The Boeing Company Compliant robot arm adapter assembly
JPS61219509A (ja) * 1985-03-25 1986-09-29 Matsushita Electric Works Ltd ドリルのダストカツプ
US5033917A (en) * 1990-08-27 1991-07-23 Mcdonnell Douglas Corporation Chip extraction apparatus
US5213454A (en) 1990-12-21 1993-05-25 The Boeing Company Apparatus for chip vacuum, mist lubrication and coil cooling
US5395187A (en) * 1993-11-22 1995-03-07 Mcdonnell Douglas Corporation Method and apparatus for attaching a drill motor to a drill plate with a clamping device having an expandable collet
KR100226028B1 (ko) * 1994-01-19 1999-10-15 신수케 수가타 공작기계의 칩기류 제거장치
US5482411A (en) * 1994-12-22 1996-01-09 Mcdonnell Douglas Corporation Method and apparatus for securely clamping a drill motor to a drill plate
US5688082A (en) * 1995-01-19 1997-11-18 Richardson; Owen Lewis Dust extractor
US5584618A (en) * 1995-05-09 1996-12-17 Mcdonnell Douglas Corporation Pneumatically actuated drill motor and an associated method and apparatus for clamping the drill motor to a drill plate
US5848859A (en) * 1997-01-08 1998-12-15 The Boeing Company Self normalizing drill head
US6079078A (en) * 1998-10-21 2000-06-27 The Boeing Company Chip and dust collection apparatus
EP1092494B1 (de) * 1999-10-14 2005-11-30 Airbus Deutschland GmbH Bohreinrichtung zum Erzeugen von Bohrungen insbesondere in überlappenden Bauteilen und Verfahren hierzu
US6514018B2 (en) 2001-03-22 2003-02-04 The Boeing Company Pneumatic drilling end effector
US7168894B2 (en) * 2002-09-27 2007-01-30 Novator Ab Assembly for removing chips from a cutting work area of a cutting tool
US7901164B2 (en) * 2004-05-07 2011-03-08 Skradski Thomas J Debris shield for a rotary tool or machine
FR2887482B1 (fr) * 2005-06-28 2008-08-08 Romer Sa Dispositif d'usinage de pieces mecaniques au moyen d'un outil cylindrique creux
DE102006000212A1 (de) * 2006-05-08 2007-11-15 Hilti Ag Absaugvorrichtung für ein Abbauwerkzeuggerät
ES2325433B1 (es) * 2006-07-31 2010-06-21 Airbus Operations, S.L. Robot trepador equipado con una unidad de trabajo, y equipo de gobierno de tales robots trepadores.
US8337124B2 (en) * 2008-02-21 2012-12-25 The Boeing Company High speed hand drill with swiveling pressure foot and integrated vacuum pickup and coolant delivery duct
US8496416B1 (en) * 2009-05-21 2013-07-30 The Boeing Company Method and apparatus for drilling operations
JP5575428B2 (ja) * 2009-07-10 2014-08-20 株式会社マキタ 集塵アタッチメント
JP5575429B2 (ja) * 2009-07-10 2014-08-20 株式会社マキタ 集塵アタッチメント
WO2012018828A1 (en) 2010-08-03 2012-02-09 Fori Automation, Inc. Sensor system and method for use with an automated guided vehicle (agv)
US20120063856A1 (en) * 2010-09-10 2012-03-15 Makita Corporation Dust collecting device
US8696267B2 (en) * 2010-12-20 2014-04-15 Sudershan K Khurana Drill/countersink assembly and method for producing countersunk holes
US8676426B1 (en) 2012-08-29 2014-03-18 Jervis B. Webb Company Automatic guided vehicle system and method
GB201419182D0 (en) * 2014-10-28 2014-12-10 Nlink As Mobile robotic drilling apparatus and method for drilling ceillings and walls

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163488U (ja) * 1983-03-11 1984-11-01 ポンタ−ム−ソン・エス・ア− 産業用ロボットのアームに工具を保持する工具ホルダ
US5356245A (en) * 1992-12-14 1994-10-18 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Cooling and dust collecting apparatus for a machine tool
US20020182023A1 (en) * 2001-05-29 2002-12-05 Lai Bao Shyan Pneumatic edge trimming machine
US20090136309A1 (en) * 2007-11-28 2009-05-28 Coulston George W Apparatus and method for chip evacuation
JP2009214286A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Fuji Kogyo Kk 超音波振動切削ユニット装置とその繊維強化樹脂等の加工方法、大型孔明加工機、多関節ロボットとその繊維強化樹脂等の加工方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019141903A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トヨタ自動車株式会社 ブラインドリベット締結装置
JP7031362B2 (ja) 2018-02-23 2022-03-08 トヨタ自動車株式会社 ブラインドリベット締結装置
JP2022503607A (ja) * 2018-08-30 2022-01-12 ディッケル マホ プロンテン ゲーエムベーハー ワークを機械加工する工作機械
JP7235854B2 (ja) 2018-08-30 2023-03-08 ディッケル マホ プロンテン ゲーエムベーハー ワークを機械加工する工作機械
JP7500184B2 (ja) 2018-12-21 2024-06-17 ザ・ボーイング・カンパニー 片側主導による圧接のための方法及び装置
JP7502023B2 (ja) 2018-12-21 2024-06-18 ザ・ボーイング・カンパニー 高密度ロボットシステム
JP7548695B2 (ja) 2018-12-21 2024-09-10 ザ・ボーイング・カンパニー 片側主導による圧接のための方法及び装置
JPWO2021079500A1 (ja) * 2019-10-25 2021-11-18 スターテクノ株式会社 ワーク処理装置
JP7181639B2 (ja) 2019-10-25 2022-12-01 スターテクノ株式会社 ワーク処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6616253B2 (ja) 2019-12-04
BR102016011706B1 (pt) 2021-05-25
CA2927161C (en) 2019-09-03
CA2927161A1 (en) 2017-01-07
BR102016011706A2 (pt) 2017-01-24
US9789549B2 (en) 2017-10-17
US20170008094A1 (en) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6616253B2 (ja) ロボットシステム及びロボットシステム用の穿孔エンドエフェクタ
KR102370305B1 (ko) 항공기 구조체를 위한 이동할 수 있는 자동화 고가 어셈블리
KR102341528B1 (ko) 항공기 구조체를 위한 이동 가능한 자동화된 어셈블리 공구
EP2946875B1 (en) Crawler robot and supporting platform
EP3076255B1 (en) Automated dynamic manufacturing systems and related methods
RU2616477C2 (ru) Устройство для клепки фюзеляжей летательных аппаратов
CN105035348B (zh) 用于相对于结构定位自动化装配工具的系统和方法
EP2995402A1 (en) Apparatuses and methods for processing a confined area of a workpiece
JP2017019098A5 (ja)
CN108116692B (zh) 用于自动化机身内部总装的复合轮廓真空轨道
CN106956286A (zh) 复合材料机械手切削加工集成系统
US20110119919A1 (en) Determinant Assembly System for Manufacturing Objects
US20130189903A1 (en) System and appartus for removal of turbine bucket covers
US20240198537A1 (en) Systems and methods for automated processing of a workpiece
JP6453173B2 (ja) 留め具を操作するための装置及び方法
CN112297018A (zh) 用于对目标工件执行操作的方法和机器人组件

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190110

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190110

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190515

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6616253

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees