JP2017017388A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】任意のタイミングでアンテナ装置の指向性パターンを瞬時に切り替えることを可能とする技術を提供する。
【解決手段】本発明によるアンテナ装置は、基本構成として、複数のアンテナ素子と、複数のRFモジュールと、複数種類のアンテナ指向性を実現する複数のパラメータパターンを含むテーブルから所定のアンテナ指向性を実現するためのパラメータパターンを取得し、当該パラメータパターンを重み係数として前記送信及び受信データに対して乗算する制御回路と、を備えている。そして、当該制御回路は、複数のRFモジュールの少なくも1つに異常が検知された場合、及び外部から任意のタイミングでパラメータパターンの変更が指示された場合のそれぞれに対応して、テーブルから現在使用中のパラメータパターンに代わって新たなパラメータパターンを取得し、複数のRFモジュールに適用するように動作する。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナ装置に関し、例えば、アンテナ装置における指向性制御に関するものである。
移動体通信システムの基地局アンテナシステム等のアンテナ装置は、指向性を有し、所定の通信エリアをカバーできるように設定されている。アンテナの指向性は、アンテナ装置を構成しているアンテナ素子に対する位相や振幅等のパラメータを設定することにより決定される。また、アンテナ装置内に増幅器などの能動素子を内蔵したアンテナ装置も増えてきている。このようなアンテナ装置では特に、当該アンテナ素子のパラメータを一旦設定した後に、増幅器などの能動素子が故障により使用できない事態が生じると、当初決定したアンテナの指向性を出すことは困難となる。このような事態を対処するため、例えば、特許文献1に開示の技術には、複数のアンテナ素子の異常を検知し、異常が検知された素子以外の素子のパラメータを当初のものから変更して正常時のアンテナ指向性を再現することが開示されている。
特許5669874号公報
本発明は、任意のタイミングでアンテナ装置の指向性を瞬時に切り替えることを可能とする技術を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のアンテナ素子と、複数のRFモジュールと、制御回路と、を有するアンテナ装置を提供する。ここで、制御回路は、重み係数情報が予め保存されている記憶装置から重み係数情報を取得し、当該取得した重み係数情報に基づいて複数のRFモジュールの重み付けを変更する。これにより、任意のタイミングで指向性を設定することが可能となる。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明によれば、任意のタイミングでアンテナ装置の指向性パターンを瞬時に切り替えることができるようになる。
本発明の実施形態によるアンテナ装置の構成例を示す図である。 本発明の実施形態によるBFテーブルの構成例を示す図である。 本発明の実施形態による指向性形成の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態による、1つのBFテーブルの生成処理について説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態によるBFテーブル生成処理(図4)によって生成されたパラメータパターンを用いた場合の指向性の例(1)を示す図である。 本発明の実施形態によるBFテーブル生成処理(図4)によって生成されたパラメータパターンを用いた場合の指向性の例(2)を示す図である。 本発明の実施形態によるBFテーブル生成処理(図4)によって生成されたパラメータパターンを用いた場合の指向性の例(3)を示す図である。
本発明は、アンテナ装置において、RFモジュール内に異常が発生したか否かに関係なく、その時々の状況に応じて適切なアンテナ素子のパラメータパターンを用いるようにするものである。ここで言うパラメータパターンとは、素子毎に給電する位相と振幅に関する重み係数を記述したものである。アンテナ素子のパラメータパターンを変更するトリガーとなるものは、内部要因と外部要因がある。内部要因として、RFモジュールにおける異常の発生が挙げられる。また、外部要因としては、アンテナの設置場所によりアンテナの指向性を変えたいとき、或いは実験目的で様々なパラメータパターンを試したいとき等、ユーザが任意にパラメータパターンを変更したいと思うときが挙げられる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的なアクティブアンテナシステム(基地局アンテナ装置)の実施形態と実装例を示しているが、これらは本発明の理解のためのものであり、決して本発明を限定的に解釈するために用いられるものではない。
本実施形態では、当業者が本発明を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本発明の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
<アンテナ装置の構成>
図1は、本発明の実施形態によるアンテナ装置の概略構成を示す図である。図1に示されるように、アンテナ装置1は、送信データ及び受信データに重み付けをする制御回路(CPU:プロセッサ)10と、少なくとも1つのBFテーブル(重み係数テーブル:単に「重み係数情報」と言うこともできる)111−1乃至111−kを格納するための記憶装置であるメモリ11と、複数のRFモジュール12−1乃至12−mと、複数のアンテナ素子13−1乃至13−nと、異常検出部14と、を備えている。
制御回路10は、BFテーブル111−1乃至111−kの1つを参照して、基地局装置等の上流装置(図示せず)から供給される送信データ(デジタル信号)に対して重み付け係数を乗算し、複数のRFモジュール12−1乃至12−mのそれぞれに対して、対応する重み付け係数が乗算された送信データ(デジタル信号)を出力する。送信データに重み付けをすることによって所望の指向性が得られる(重み付けを変更することによってアンテナ装置1によって形成されるエリアが変更できる)。デジタル信号で形成されている送信データは各RFモジュール12−1乃至12−mでアナログ信号に変換され、アンテナ素子13−1乃至13−nから電波となって放出される。アンテナ装置1においては、この指向性によって当該アンテナ装置1による電波の到達範囲(エリア)が決まる。ユーザ端末(図示しない)は、アンテナ装置1の指向性に応じて形成されたエリア内で電波を受信することになる。
一方、受信の場合は、アンテナ素子13−1乃至13−nで受信した電波に対し、制御回路10によってBFテーブル111−1乃至111−kに基づいて重み付けされる。重み付けされた各データは合成され、受信データとして生成されたのち、上流装置(図示せず)に供給される。なお、送信の周波数帯域と受信の周波数帯域が異なる場合、もしくは送信と受信で異なる指向性を得ようとする時は、送信と受信で重み係数が異なるため、BFテーブル111−1乃至111−kとしては送信用テーブルと受信用テーブルを別々に用意してもよい。また、複数のBFテーブル111−1乃至111−kを設けることができるようになっており、外部からの操作・命令により、アンテナ装置1が使用するBFテーブルを決定したり、変更したりすることができるようになっている。
メモリ11は、少なくとも1つのBFテーブル111−1乃至111−kを格納している。BFテーブル111−1乃至111−kは、例えば遺伝的アルゴリズム等の最適化アルゴリズムによって予め生成され、メモリ11に格納されている。なお、図1の例では、BFテーブル111−1乃至111−kはアンテナ装置1内に設けられているが、そのような形態に限定されるものではない。例えば、BFテーブル111−1乃至111−kをアンテナ装置から離れたところにある記憶装置(図示せず)に格納しておき、ネットワークを介してアンテナ装置1が必要なBFテーブルを取得してもよいし、ネットワークを介して(図示せず)が当該記憶装置からアンテナ装置1に必要なBFテーブルに記載されているパラメータパターン等の情報を追記、消去、書き換え出来るようにしてもよい。
また、メモリ11は、制御回路10が実行するBFプログラム112を格納している。制御回路10は、メモリ11からBFプログラム112を読み込み、任意のタイミング(異常検出時及びユーザからの指示があった時)でのパラメータパターン(重み係数)変更処理を実行する。
RFモジュール12−1乃至12−mはそれぞれ、デジタル信号である送信データをアナログ信号の送信データを変換するD/A変換器と、アナログ信号の受信データをデジタル信号の受信データに変換するA/D変換器と、アナログ信号化された送信データを増幅するとともに振幅を調整するための増幅器と、受信した信号を増幅するためのLNA(ローノイズアンプ等)を備えている。つまり、RFモジュール12−1乃至12−mよりも基地局装置側ではデジタル信号でデータが処理される。
異常検出部14は、RFモジュール12−1乃至12−mを監視し、それらにおける故障(送信出力異常)を検出する。RFモジュールの故障を検出した場合、異常検出部14は、どのRFモジュールが故障したかを制御回路10に通知する。また、RFモジュール12−1乃至12−mはそれぞれ温度センサ等の各種センサを有している。センサが温度異常や、通信異常、電源の異常等、各種異常を検知した場合には、対応するRFモジュールは制御回路10に通知する。なお、異常検出部14を設けることなく、これらの機能をRFモジュールに持たせてもよい。また、異常検出部14の機能をプログラムで構成し、制御回路10に実行させるようにしてもよい。この場合、異常検出部14の機能をBFプログラム112に含めるようにすればよい。
<BFテーブルの構成>
図2は、BFテーブルの構成例を示す図である。メモリ11には、図2に示されるようなBFテーブルが一個以上格納されている。図2では、BFテーブル111−1のみ示されるが、実際には同形式のBFテーブルが複数個用意されていることもある。
BFテーブル111−1は、素子の情報201と、パターン番号202と、重み係数203と、を構成項目として有している。本実施形態では、BFテーブル111−1は、図2に示すように、テーブル形式で構成されているが、各構成項目が対応付けられて管理されていればテーブル形式に限定されず、どのような形式であってもよい。従って、BFテーブル111−1は、BF情報111−1と呼ぶことも可能である。なお、BFテーブル(BF情報)の生成処理については後述する。
素子の情報201は、RFモジュール12−1乃至12−mに含まれる各アンテナ素子13−1乃至13−nを動作させるか否かを示す情報である。素子の情報201において、「0」は正常に動作する(させる)素子を示し、「1」は停止させる素子(異常で動作不可を含む)を示している。例えば、アンテナ素子の数を8素子とした場合、「00000000」は、全てのアンテナ素子が正常に動作している場合、或いは全てのアンテナ素子が正常に動作しているため全てを用いる場合を示している。また、「00000010」は、2番目のアンテナ素子が異常である場合、或いは2番目のアンテナ素子を停止させて用いない場合を示している。
パターン番号202は、例えばビームチルトのチルト角(利得がピークとなる角度)に相当する情報である。この時、パターン番号「0」はチルト角0°に対応している。本実施形態では、例えば、各素子情報パターン(例えば、00000000や00000001等)に対してチルト角として0°から15°(1°刻み)に対応して重み係数が用意されている。
重み係数203は、各アンテナ素子13−1乃至13−nに乗算されるパラメータパターンを示す情報である。重み係数としては、例えば、位相に対する重み係数(Wp)と振幅に対する重み係数(Wg)が与えられる。異常が検出されたRFモジュール、或いは停止させて指向性形成に用いないアンテナ素子に関しては、位相の重み係数Wp=0、振幅の重み係数Wg=1が与えられる。パラメータパターンのフォーマットを共通化するためである。図2の例では、アンテナ装置1に8個のアンテナ素子が設けられているとしているため、重み係数Wp及びWgは8組用意されている。
なお、停止させることが可能な素子の数は、指向性を形成する上で現実的な数とする必要があるが、全アンテナ素子数の少なくとも2個以上必要となるものと考えられる。従って、本実施形態は、例えば、6つのアンテナ素子を停止させたパラメータパターン(例えば、素子の情報としては、00111111等)まで重み係数を用意しておけばよい。
<指向性形成方法について>
図3は、指向性形成方法を説明するためのフローチャート(例)である。以下、指向性形成方法は、送信信号について説明するが、受信データの指向性形成方法についても適用されるものであることは言うまでもない。
(i)ステップ301
所定の指向性形成を実現したい場合、その形状に対応した初期パラメータパターン(重み係数)が予め決められている。従って、制御回路10は、異常が検出されない限り、或いは外部から指示されない限り、初期パラメータパターンを用いて指向性形成を実行する。上述のように、送信周波数と受信周波数が異なる場合、もしくは、送信と受信で異なる指向性を得ようとする場合は送信波を指向性形成する際に用いられるパラメータパターンと受信波を指向性形成する際に用いられるパラメータパターンは異なる。
制御回路10は、BFテーブル111−1乃至111−kのうち1つのテーブルから初期設定用のパラメータパターンを読み込み、上流装置(図示せず)から供給された送信信号に重み係数を乗算し、RFモジュール12−1乃至12−mの数分の送信信号を生成する。本実施形態では8個の送信信号が生成される。そして、各RFモジュール12−1乃至12−mにおいて、重み付けられた送信信号のそれぞれがアナログ信号に変換され、アンテナ素子13−1乃至13−nで電波に変換され放射される。
(ii)ステップ302
制御回路10は、i)RFモジュール12−1乃至12−mの異常が検出されたか、或いは、ii)外部から特定のアンテナ素子の停止の指示が入力されたか判断する。異常が検出された場合、或いは外部指示がある場合(ステップ302でYesの場合)、処理はステップ303に移行する。異常が検出されない場合、及び外部指示がない場合(ステップ302でNoの場合)、処理はステップ304に移行する。
なお、指向性が形成されている間、異常検出部14は、RFモジュール12−1乃至12−mに異常(例えば、出力異常や制御不能)が発生していないか監視している。また、RFモジュール12−1乃至12−m内に設けられた各種センサは、異常があればそれを検知する。異常を検出した場合、異常検出部14、或いはRFモジュール12−1乃至12−mのそれぞれは、制御回路10に対して異常を検出したことを通知する。また、制御回路10は、ユーザ(基地局の管理者等)が外部から何れかのRFモジュールを停止する(BFに用いない)指示が入力されたか否かをチェックしている。
(iii)ステップ303
制御回路10は、BFテーブル111−1乃至111−kの何れかから最適なパラメータパターンを選択し、以後の指向性形成で用いるパラメータパターンを設定する。
アンテナ素子13−1乃至13−nに異常が検出された場合、それ以前に用いていたパラメータパターンによって実現される指向性を、異常が検出されたRFモジュールを用いずに実現しなければならない。そこで、実現しようとする指向性との関係において、どのアンテナ素子に異常が検出された場合にどのパラメータパターンを使用するかは予め決めておく必要がある。例えば、利得を重視した指向性に対応するパラメータパターンを収めたBFテーブルやサイドローブレベルを重視したパラメータパターンを収めたBFテーブルなど、予め目的別にBFテーブルを作成しておく。そして、あるRFモジュールに異常が発生したときには、同一BFテーブル内で素子の異常個所及び異常個数によってどのパラメータパターンを用いれば所望の指向性となるか、予め決めておく。より具体的には、初期設定がBFテーブル番号「1」、素子の情報「00000000」、パターン番号(チルト)「0」で運用しているときに2番目のアンテナ素子13−2に異常が検出された場合には、素子の情報「00000010」でパターン番号「0」(図2参照)に変更することになる。さらに別のアンテナ素子に異常が検出された場合(計2つの素子で異常が発生している場合)には、当該2つの素子を用いない、BFテーブル番号「1」における別のパラメータパターン(重み係数)に変更するようにする。このように、素子異常の場合のパラメータパターンに関しては、異常素子の個数及び異常素子の位置に応じて、初期設定のパラメータパターンから対応するパラメータパターンへの変更を予め決めておくことにより、制御回路10は、アンテナ素子に異常が発生した時に自動的かつ瞬時に最適なパラメータパターンに切り替えることができるようになる。
一方、ユーザ(基地局の管理者等)がアンテナ装置1の指向性をその設置場所によって変えたいとき、或いは、実験目的で様々な指向性を試したいときには、当該ユーザは、例えば当該基地局を管理する管理コンピュータ(図示せず)を用いて、アンテナ装置1にBFテーブル変更の指示を入力する。新しいBFテーブルの選択の方法としては、複数のBFテーブル111−1乃至111−kから仮選択したBFテーブルを用いた場合のアンテナ特性(指向性のグラフ)を管理コンピュータの表示画面に表示し、所望のものであればユーザが本選択するようにしてもよい。BFテーブル変更の指示を受けた制御回路10は、内部メモリの内容を、今まで用いていたパラメータパターンから指示されたパラメータパターンに書き換える。
以上のように、新たなBFテーブルが設定されると、処理はステップ301に移行する。
(iv)ステップ304
RFモジュールに異常もなく、ユーザからのBFテーブル変更の指示もない場合、制御回路10は、現在使用中のパラメータパターンを継続使用するようにする。そして、処理はステップ301に移行する。
<BFテーブルの生成について>
上述したように、BFテーブル111−1乃至111−kは予め生成され、メモリ11に格納されている。なお、システム運用中に使用するBFテーブルを変更したり、追加したりしてもよい。
図4は、1つのBFテーブルの生成処理について説明するためのフローチャートである。複数のBFテーブルを作成する場合には設定値(最大放射方向やサイドローブレベルなど)を変更して図4の処理を繰り返せばよい。なお、BFテーブル111−1乃至111−kは、図示しない別のコンピュータで生成された後、アンテナ装置1のメモリ11に書き込まれる。
(i)ステップ401
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、アンテナ装置1の各アンテナ素子の情報を読み込む。各アンテナ素子の情報は、ユーザ(管理者)によってコンピュータに入力される。ここで、アンテナ素子の情報は、各アンテナ素子の位置(例えば、アンテナ素子間隔等の座標情報)、アンテナ素子の数、各アンテナ素子が有している指向性(通常、事前に測定しておく)、及びアンテナ装置1の送信周波数と受信周波数等を含む情報である。
(ii)ステップ402
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、パラメータパターン(重み係数)を生成する上で必要な設定値を読み込む。当該設定値は、ユーザ(管理者)によってコンピュータに入力される。ここで、設定値は、例えば最大放射方向やサイドローブレベルを規定するマスクの情報、及びどの素子を用いてパラメータパターンを生成するかを示す素子の情報を含む情報である。本実施形態では8個のアンテナ素子を用いているとしているため、6個までの素子の停止(不使用)を限度として、使用する素子の組み合わせパターンの情報を取得する。
(iii)ステップ403及びステップ409
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、素子の情報(00000000〜11111100)それぞれについてステップ404からステップ408の処理を繰り返す。
(iv)ステップ404及びステップ408
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、1つの素子の情報(例えば、00000000)について、チルトをθからφまで段階的に(例えば、0°から15°まで1°ずつ)変更して、ステップ405からステップ407の処理を繰り返す。
(v)ステップ405
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、最適化アルゴリズムを用いて、パラメータパターン(重み係数)の最適解を算出する。ここで、最適化アルゴリズムとしては、例えば遺伝的アルゴリズムを用いる。遺伝的アルゴリズム以外に、勾配法、最急降下法、ニュートン法、実験計画法、シミュレーテッド・アニーリング等の最適化アルゴリズムを用いてもよい。また、最適解とは、チルトを満足し、設定されたマスクに被らず、ピークレベル(絶対利得)が可能な限り高い重み係数を意味する。
(vi)ステップ406
BFテーブルの生成に用いるコンピュータは、ステップ405で算出されたパラメータパターン(重み係数)の最適解をアンテナ装置1において読み込み可能なファイルフォーマットに変換する。当該ファイルフォーマットは、例えば、図2のBFテーブル111−1の重み係数203で示される、(位相の重み係数,振幅の重み係数)をアンテナ素子数分配列した形式である。
(vii)ステップ407
管理コンピュータは、ファイルフォーマット変換された重み係数をBFテーブル用ファイルに書き込む。生成された1つのBFテーブルでは、図2に示されるように、素子の情報、パターン番号、及び重み係数が対をなして1つの情報を形成している。
<生成された指向性の例>
図5乃至7は、図4に示すBFテーブル生成処理によって生成されたパラメータパターンを用いた場合の指向性の例を示す図である。
ここでは、チルト角を0°(図5)、5°(図6)、及び15°(図7)に設定した指向性の例が示されている。また、マスクによって、−180°〜チルト角までの利得(アンテナ上側の利得)がチルト角〜+180°までの利得(アンテナ下側)よりも小さく(厳しく)設定されている。
チルト0°と15°の指向性は、全てのアンテナ素子を用いてそれぞれのチルト角において最大利得が得られ、かつサイドローブの利得がマスク値を超えないように調整されたものである。また、チルト5°(図6)の指向性は、2番目のアンテナ素子を停止させ、7つのアンテナ素子を用いてチルト角において最大利得が得られ、かつサイドローブの利得がマスク値を超えないように調整されたものである。何れの指向性も遺伝的アルゴリズムによるシミュレーションを20000回繰り返すことによって得られたものである。
以上のように、本発明の実施形態によるBFテーブル生成処理によって得られるパラメータパターンによれば、所望の指向性を実現することが可能である。
<アンテナ装置の指向性形成に関する応用例>
現在、より広いエリアをカバーし、各ユーザ端末とは制御チャネル上で制御情報のみを通信するマクロセルと、当該マクロセル内に含まれる複数のセルであって、データチャネル上でデータを通信するスモールセルを設置し、データ通信を実行するシステムが研究されている。このような通信システムでは、スモールセルはマクロセルがカバーする範囲を全てカバーする必要がなくなる。そして、このようなスモールセルでは、複数の端末が存在している場合、その中から優先して通信させる端末を選択できるようにすることが望ましい場合もある。このような場合に対応するためには、その時々の状況に合わせて様々な指向性に適応するようにアンテナ装置の指向性を決定する必要がある。
本発明は、このようなスモールセルにおける指向性制御についても適用することができる。ただし、このようなスモールセルにおける指向性制御を実現するためには、スモールセル内のユーザ端末の数及び位置をアンテナ装置が認識している必要がある。この点、マクロセルの基地局は、各ユーザ端末との制御情報の通信を通して、該当するスモールセル内のユーザ端末の位置や、数を把握している。そこで、スモールセルの基地局は、マクロセルの基地局と通信することにより、上述の指向性制御を実現するための情報(ユーザ端末の数や、位置)を取得することができる。つまり、当該スモールセル内に存在する特定のユーザ端末の通信を優先するために、その位置に指向性を合わせた指向性形成をすることになるが、スモールセルの基地局のアンテナ装置では所望の指向性を実現する最も近いパラメータパターン(重み係数)を制御回路10で選択し、設定されることになる。また、どのユーザ端末を優先させてその端末の位置に指向性を合わせるかは、例えば、マクロセルの基地局が優先させるユーザ端末の情報(識別情報と優先させるか否かの情報)を管理し、ユーザ端末との制御情報との通信を介してその優先させる端末の存在を認識する。そして、マクロセルの基地局がスモールセルの基地局に対して、優先させるユーザ端末の存在とその位置を通知するようにしてもよい。
なお、スモールセルの基地局自身が各ユーザ端末のGPS情報を取得してそれぞれの位置を把握するようにしてもよい。また、スモールセルの基地局が優先させるユーザ端末の情報を管理するようにしてもよい。
<デジタル信号領域での振幅、位相の乗算について>
一般に、アンテナにおいては、アナログ信号領域で重み係数を乗算する。この場合、位相しか制御できない。
一方、本実施形態では、上述のように、RFモジュール12−1乃至12−mにおいてデジタル信号とアナログ信号間のデータ変換が実行される。つまり、重み係数の乗算(振幅及び位相の乗算)はデジタル信号領域で実行される。このため、振幅も制御可能となり、利得及び指向性の自由度も大きくなる。また、振幅を制御できるようになると、複雑な形状のマスクに対応すること(複数のメインローブを設定したり、サイドローブの条件を厳しく設定すること)ができるようになる。このように、デジタル信号領域での重み係数の乗算には技術的利点がある。
<まとめ>
(i)本実施形態のアンテナ装置は、複数のアンテナ素子の少なくも1つに異常が検知された場合、及び外部から任意のタイミングでパラメータパターンの変更が指示された場合のそれぞれに対応して、BFテーブルの情報(重み係数情報)から現在使用中のパラメータパターンに代わって新たなパラメータパターンを取得し、複数のRFモジュールに適用する。つまり、本実施形態は、送信データに重み係数を乗算してRFモジュールに提供して電波を出力する、及び当該RFモジュールが取得した受信データに重み係数を乗算して上流装置に提供する、アンテナ装置を提供する。具体的には、当該アンテナ装置は、それぞれアンテナ素子を有する、複数のRFモジュールと、複数種類のアンテナ指向性を実現する複数のパラメータパターンを含む重み係数情報(BFテーブル)から所定のアンテナ指向性を実現するためのパラメータパターンを取得し、当該パラメータパターンを重み係数として前記送信及び受信データに対して乗算する制御回路(プロセッサ)と、を備えている。そして、当該制御回路は、複数のアンテナ素子の少なくも1つに異常が検知された場合、及び外部から任意のタイミングでパラメータパターンの変更が指示された場合のそれぞれに対応して、ビームフォーミング情報から現在使用中のパラメータパターンに代わって新たなパラメータパターンを取得し、複数のRFモジュールに適用する。このようにすることにより、故障のときだけでなく、任意のタイミングで所望の指向性を実現することができるようになる。
また、パラメータパターンは、位相及び振幅についての重み係数を含んでいる。そして、重み係数の乗算は、デジタル信号領域において実行される。このようにすることにより、振幅の制御が可能となり、利得及び指向性の自由度も大きくなる。また、振幅を制御できるので、パラメータパターン生成の際のマスク(図5乃至7参照)をさらに落とすこと(サイドローブの条件を厳しく設定すること)ができるようになる。
BFテーブルに含まれる複数のパラメータパターンは、最適化アルゴリズムを用いて生成される。より具体的には、遺伝的アルゴリズムを用いる。特に遺伝的アルゴリズムを用いることにより、シミュレーションによって効率よく最適解を取得することができるようになる。
なお、送信及び受信データに対しては異なるパラメータパターンが用いることが出来る。これにより、送信周波数と受信周波数が異なるアンテナ装置に対応することができる。
また、指向性を形成するために必要な情報は複数セット用意されている。つまり、図2に示すようなBFテーブルが複数個用意されている。ユーザが任意にパラメータパターンを変更する場合には異なるテーブルにおけるパラメータパターンを選択することができるが、アンテナ素子の異常に起因するパラメータパターンの変更の場合には今まで使用していたパラメータパターンが属するBFテーブルの中で(つまり同一テーブルの中で)他のパラメータパターンが選択される。このようにすることにより、指向性制御を最適かつ単純にすることが可能となる。
本実施形態はマクロセル内にスモールセルを配置した基地局のアンテナ装置にも適用することができる。この場合、アンテナ装置は、当該アンテナ装置の基地局がカバーする領域に含まれるユーザ端末の数及び位置の情報に基づいて、BFテーブルから所望のパラメータパターンを設定するようにする。このようにすることにより、複数のユーザ端末がセル領域内にある場合にその中から優先して通信させる端末を適応的に選択できるようになる。
(ii)本発明の実施形態の機能は、ソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
さらに、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することにより、それをシステム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD−RW、CD−R等の記憶媒体に格納し、使用時にそのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしてもよい。
最後に、ここで述べたプロセス及び技術は本質的に如何なる特定の装置に関連することはなく、コンポーネントの如何なる相応しい組み合わせによってでも実装できることを理解する必要がある。更に、汎用目的の多様なタイプのデバイスがここで記述した教授に従って使用可能である。ここで述べた方法のステップを実行するのに、専用の装置を構築するのが有益であることが判るかもしれない。また、実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。本発明は、具体例に関連して記述したが、これらは、すべての観点に於いて限定の為ではなく説明の為である。本分野にスキルのある者には、本発明を実施するのに相応しいハードウェア、ソフトウェア、及びファームウエアの多数の組み合わせがあることが解るであろう。例えば、記述したソフトウェアは、アセンブラ、C/C++、perl、Shell、PHP、Java(登録商標)等の広範囲のプログラム又はスクリプト言語で実装できる。
さらに、上述の実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。全ての構成が相互に接続されていてもよい。
1 アンテナ装置
10 制御回路
11 メモリ
111−1乃至111−k BFテーブル
12−1乃至12−m RFモジュール
13−1乃至13−n アンテナ素子
14 異常検出部

Claims (7)

  1. 複数のアンテナ素子と、複数のRFモジュールと、制御回路と、を有するアンテナ装置であって、
    前記制御回路は、重み係数情報が予め保存されている記憶装置から前記重み係数情報を取得し、当該取得した重み係数情報に基づいて前記複数のRFモジュールの重み付けを変更することで、任意のタイミングで指向性を設定することが可能な、アンテナ装置。
  2. 請求項1において、
    前記重み係数情報は、前記複数のアンテナ素子に与える位相及び振幅について、重み付けをするための重み係数を含み、
    前記制御回路は、デジタル信号領域において、前記重み付けする、アンテナ装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記記憶装置は、ネットワークを介して接続可能である、アンテナ装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項において、
    前記重み係数情報は、ネットワークを介して外部から書き換え可能である、アンテナ装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項において、
    前記重み係数情報は送信データ及び受信データで異なる、アンテナ装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項において、
    前記RFモジュールの異常を検出するための異常検出部を有し、
    前記制御回路は、前記複数のアンテナ素子の少なくとも1つに異常が検知された場合、前記重み係数情報から最適な重み付けを選択する、アンテナ装置。
  7. 請求項1又は6において、
    前記アンテナ装置は、当該アンテナ装置が通信可能な領域に含まれる端末の数及び位置の情報を取得し、
    前記制御回路は、前記アンテナ装置が取得した情報に基づいて、前記重み係数情報から最適な指向性となる重み係数を選択する、アンテナ装置。
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