JP2017015524A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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久直 高原
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Abstract

【課題】回転ホイールの回転時に異音の発生が抑制された回転角度検出装置を提供する。
【解決手段】第1支持部材と第2支持部材とにより、回転可能に狭持され、被検出回転体の回転にともなって回転する回転ホイール10と、回転ホイール10の回転角度を検出する検出手段と、を備えた被検出回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置において、回転ホイール10は、第1支持部材および第2支持部材に挟まれる平板状に形成された板状部15を有し、板状部15は、第2支持部材に対向する対向面OSを有し、第2支持部材は、対向面OSに対向する支持面を有するとともに、対向面OSから突出して形成された突状部1を有している。突状部1は、支持面と摺動し、平面視して、回転方向に対して蛇行するように配置されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のステアリング軸等の回転角度を検出する回転角度検出装置に関する。
近年、車両の高機能化が進む中、様々な回転角度検出装置によってステアリング軸の回転角度を検出し、これを用いて車両のパワーステアリング装置やブレーキ装置等の各種制御を行うものが増加している。このような回転角度検出装置として、検出対象物に取り付けられる磁石と、この磁石から生じる磁場を検出する磁気センサとを備えて、磁石の回転に伴う磁界の方向の変化に基づいて検出対象物の回転角度を検出する回転角度検出装置が提案されている。
この種の回転角度検出装置は、例えば車両の姿勢制御技術に関して、運転者によるステアリング操作(ステアリング軸の回転角)を絶対角度として検出する用途に適している。回転角度の検出には、一般的にステアリング軸の回転に連動して回転ホイールを一体に回転させつつ、この回転ホイールと噛合う2つの従動歯車同士に生じる回転の位相差から、演算によって絶対角度を算出する手法が採用されている。
上述のような回転角度検出装置として、特許文献1では、図12に示すような回転角度検出装置900が提案されている。図12は、従来例の回転角度検出装置900の分解斜視図である。図12に示す回転角度検出装置900は、カバー920と、ケース940と、ホルダ930と、回路基板970と、主動ギアユニット912と、第1従動ギア914と、第2従動ギア915と、を備えている。
ホルダ930には、主動ギアユニット912と第1従動ギア914および第2従動ギア915が取り付けられる一方側の面と、反対に位置する他方側の面に回路基板970が取り付けられている。また、ホルダ930と対向する回路基板970の実装面には、第1従動ギア914および第2従動ギア915にそれぞれ対応して2つの磁気センサ972が実装されている。これら磁気センサ972は、第1従動ギア914および第2従動ギア915の磁石916に対向して位置付けられる。
これらにより、回転角度検出装置900は、主動ギアユニット912の回転に連動して、第1従動ギア914および第2従動ギア915と一体に磁石916が回転すると、それぞれの磁界の変化が対応する磁気センサ972によって検出され、この検出した信号をマイコン等で処理することで、主動ギアユニット912に連結されるステアリング軸の回転角度を求めている。
上述した回転角度検出装置900では、ステアリング軸が回転すると連動して主動ギアユニット912が回転する。また、主動ギアユニット912は、回転するためにスラスト方向にガタを持たせているため、スラスト方向に若干移動可能である。そして、主動ギアユニット912を挟むように組み立てられるホルダ930およびケース940との間の対向する対向面(摺動面)が摺動している。このため、摺動する摺動面にグリスが塗布されている。
特許5147531号公報
しかしながら、従来例では、主動ギアユニット912がグリスによりホルダ930側またはケース940側に吸着される場合があり、そのタイミングで主動ギアユニット912が回転してスラスト方向に移動すると、グリスを引き剥がすように移動するために勢い(強い力)がつき、ホルダ930またはケース940と衝突することで、異音が発生する不具合が生じることがある。
これについて、図10および図11を用いて説明する。図10は、比較例の回転角度検出装置を説明する図であって、図10(a)は、回転ホイール610の正面図であり、図10(b)は、図10(a)のG部の拡大図である。図11は、比較例の回転角度検出装置を説明する図であって、摺動部の断面部分を説明する説明図である。
比較例の回転角度検出装置600は、図10および図11に示すように、被検出回転体の回転に伴って回転する回転ホイール610と、回転ホイール610を挟んで回転可能に支持する第1支持部材631および第2支持部材632と、回転ホイール610の回転角度を検出する検出手段(図示しない)と、を備えている。また、回転ホイール610は、第1支持部材631および第2支持部材632に挟まれ回転方向に形成された板状部615を有している。
そして、第1支持部材631および第2支持部材632には、板状部615を挟んで対向する支持面を有し、板状部615には、支持面と対向する対向面を有する。これにより、第1支持部材631および第2支持部材632の支持面と、板状部615の対向面と、回転ホイール610の回転に伴って摺動する摺動面RSと、の面積が全て同じに形成される。
以上のような回転角度検出装置600では、図10および図11に示すように、板状部615の対向面が回転方向に亘って平面状に形成されているため、回転ホイール610の回転に伴って第1支持部材631および第2支持部材632の支持面と板状部615の対向面とが摺動する摺動面RSのグリスにより、回転ホイール610が第1支持部材631側または第2支持部材632側に吸着される場合がある。このタイミングで回転ホイール610が回転して、スラスト方向に移動すると、グリスを引き剥がすように移動するために勢いがつき、回転ホイール610が第1支持部材631または第2支持部材632と衝突することで、異音が発生するおそれがあるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、回転ホイールの回転時に異音の発生を抑制した回転角度検出装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の回転角度検出装置は、第1支持部材と第2支持部材とにより、回転可能に狭持され、被検出回転体の回転に伴って回転する回転ホイールと、該回転ホイールの回転角度を検出する検出手段と、を備えた前記被検出回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置において、前記回転ホイールは、前記第1支持部材および前記第2支持部材に挟まれる平板状に形成された板状部を有し、該板状部は、前記第1支持部材および前記第2支持部材に対向する対向面を有し、前記第1支持部材および前記第2支持部材は、前記対向面に対向する支持面を有するとともに、該支持面と前記対向面のどちらか一方には、前記支持面あるいは前記対向面から突出して形成された突状部を有している。該突状部は、前記支持面あるいは前記対向面と摺動し、平面視して、回転方向に対して蛇行するように配置されていることを特徴としている。
これによれば、本発明の回転角度検出装置は、支持面と対向面のどちらか一方には、支持面あるいは対向面から突出して形成された突状部を有し、その突状部が支持面あるいは対向面と摺動しているので、グリスが突状部で掻き出されるように流動しながら、回転ホイールが回転することになるので、グリスが吸着しにくい。また、突状部は、平面視して回転方向に対して蛇行するように配置されているので、突状部と支持面あるいは対向面と摺動する部分(摺動面)が、支持面あるいは対向面の同じ場所に集中しないで回転ホイールが回転する。このため、特定の箇所のみ摩耗することが抑制されるとともに、摺動面にグリスが確実に回り込むようになるので、摺動面同士の吸着を抑制することができる。これらにより、回転ホイールが第1支持部材側または第2支持部材側に吸着されることが抑制され、吸着から引き剥がされることによる回転ホイールと第1支持部材または第2支持部材との間の衝突が抑制される。従って、異音の発生が抑制された回転角度検出装置を提供することができる。
また、本発明の回転角度検出装置は、前記支持面は、前記第1支持部材に形成された第1支持面と前記第2支持部材に形成された第2支持面とを有し、前記対向面は、前記第1支持面と対向する第1対向面と、前記第2支持面と対向する第2対向面と、を有し、前記突状部は、前記第1支持面あるいは前記第1対向面のどちらかに形成された第1突状部と、前記第2支持面あるいは前記第2対向面のどちらかに形成された第2突状部と、を有し、前記支持面および前記対向面を上面透視して、前記第1突状部が配置された第1配置パターンと前記第2突状部が配置された第2配置パターンとが、蛇行の仕方が互い違いになるように設けられていることを特徴としている。
これによれば、本発明の回転角度検出装置は、突状部が第1支持部材の第1支持面あるいは回転ホイールの板状部の第1対向面のどちらかに形成された第1突状部と、第2支持部材の第2支持面あるいは回転ホイールの板状部の第2対向面のどちらかに形成された第2突状部と、を有し、支持面(第1支持面、第2支持面)および対向面(第1対向面、第2対向面)を上面透視して、第1突状部が配置された第1配置パターンと第2突状部が配置された第2配置パターンとが、蛇行の仕方が互い違いになるように設けられているように構成した。このため、回転ホイールの板状部を互い違いに配置された第1突状部と第2突状部とでバランス良く支持することとなり、回転ホイールの回転が安定する。
また、本発明の回転角度検出装置は、前記突状部は、リブ状に形成されていることを特徴としている。
これによれば、本発明の回転角度検出装置は、突状部がリブ状に形成されているので、突状部と支持面との摺動面を小さくできるとともに、回転ホイールを第1支持部材および第2支持部材で確実に支持することができる。このため、回転ホイールの第1支持部材または第2支持部材へのグリスによる吸着を抑制することができるとともに、回転ホイールの回転をより安定させることができる。
また、本発明の回転角度検出装置は、前記突状部は、複数の独立した突部からなることを特徴としている。
これによれば、回転角度検出装置は、突状部が複数の独立した突部からなるので、突状部と支持面との摺動面を小さくできるとともに、突部間にグリスが存在することとなる。このため、回転による摺動面の摩耗を抑制することができるとともに、グリスが摺動面に充分回り込みグリスの潤滑効果を充分に発揮させることができる。このことにより、回転角度検出装置の長寿命化を図ることができる。
また、本発明の回転角度検出装置は、前記支持面あるいは前記対向面の面積に対して、前記突状部が摺動する摺動面の面積の割合が40%から70%であることを特徴としている。
これによれば、回転角度検出装置は、支持面あるいは対向面の面積に対して、突状部が摺動する摺動面の面積の割合が40%以上なので、回転ホイールを第1支持部材および第2支持部材で確実に支持することができる。一方、摺動面の面積の割合が70%以下なので、グリスを充分に充填することができ、グリスの潤滑効果を充分に発揮させることができる。このことにより、回転ホイールの回転をより一層安定させることができ、回転ホイール、回転ホイールの第1支持部材または第2支持部材へのグリスによる吸着を抑制することができる。
また、本発明の回転角度検出装置は、前記突状部は、前記対向面に形成されていることを特徴としている。
これによれば、回転角度検出装置は、突状部が対向面に形成されているので、第1支持部材および第2支持部材の2つの部品で構成される支持面に形成するより、回転ホイールの板状部に形成するだけで、容易に作製することができる。
本発明の回転角度検出装置は、回転ホイールの回転時に異音の発生を抑制する。
本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置の第2支持部材を削除した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、図4(a)は、回転ホイールの正面図であり、図4(b)は、図4(a)のA部の拡大図である。 本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、図5(a)は、回転ホイールの側面図であり、図5(b)は、図5(a)のB部の拡大斜視図である。 本発明の第2実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、図6(a)は、回転ホイールの正面図であり、図6(b)は、図6(a)のC部の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、図7(a)は、回転ホイールの側面図であり、図7(b)は、図7(a)のD部の拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、摺動部の断面部分を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態に係わる回転角度検出装置を説明する図であって、摺動部の断面部分を説明する説明図である。 本発明の比較例の回転角度検出装置を説明する図であって、図10(a)は、回転ホイールの正面図であり、図10(b)は、図10(a)のG部の拡大図である。 本発明の比較例の回転角度検出装置を説明する図であって、摺動部の断面部分を説明する説明図である。 従来例の回転角度検出装置を説明する分解斜視図である。
[第1実施形態]
以下に本発明の第1実施形態における回転角度検出装置100について、図1から図5までと図8を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係わる回転角度検出装置100の斜視図である。図2は、回転角度検出装置100の第2支持部材32を削除した斜視図である。図3は、回転角度検出装置100の分解斜視図である。図4(a)は、回転角度検出装置100の回転ホイール10の正面図であり、図4(b)は、図4(a)のA部の拡大図である。図5(a)は、回転角度検出装置100の回転ホイール10の側面図であり、図5(b)は、図5(a)のB部の拡大斜視図である。図8は、第1実施形態の摺動部の断面部分を説明する説明図である。
本発明の第1実施形態の回転角度検出装置100は、図1に示すように、直方体形状でその中央部分に被検出回転体(ステアリング軸)が挿入できるような円形の挿通穴が厚み方向に貫通して形成された外観を呈している。そして、回転角度検出装置100は、図3に示すように、外観の一方を形成しているケースである第1支持部材31と、外観の他方を形成しているカバーである第2支持部材32と、第1支持部材31と第2支持部材32とにより回転可能に狭持され被検出回転体(ステアリング軸)の回転に伴って回転する回転ホイール10と、回転ホイール10の歯車と噛合い連動して回転する第1従動歯車51および第2従動歯車52と、回転ホイール10の回転角度を検出する検出手段40と、2つの磁気検出素子42が一方の面に実装される回路基板43と、を備えている。
回転角度検出装置100の第1支持部材31は、ポリアミド樹脂(PA、POLYAMIDE)等の合成樹脂を用いて射出成形して作製されており、図2に示すように、箱形の形状でその中央部分に円形の挿通穴が厚み方向に貫通して形成されている。
第1支持部材31は、図2に示すように、回転ホイール10と、第1従動歯車51および第2従動歯車52と、検出手段40と、回路基板43と、を収容している。
回転角度検出装置100の第2支持部材32は、PA等の合成樹脂を用いて射出成形して作製されており、図1および図3に示すように、直方体形状でその中央部分に円形の挿通穴が厚み方向に貫通して形成されている。
第2支持部材32は、図3に示すように、第1支持部材31とともに、回転ホイール10と第1従動歯車51および第2従動歯車52を挟むように組み立てられて、回転角度検出装置100を構成している。また、第2支持部材32は、第1支持部材31とともに、回転ホイール10を回転可能に狭持している。
回転角度検出装置100の回転ホイール10は、PA等の合成樹脂を用いて射出成形して作製されており、図4および図5に示すように、円筒状の歯車の形状を成し、その中央部分にほぼ円形の挿通穴が厚み方向に貫通して形成された回転歯車である。
回転ホイール10は、図4および図5に示すように、半径が異なる2つの歯車部を円周方向に沿って有しており、ステアリング軸と同心にして一体的に回転する第1歯車部11と、第1歯車部11が備える歯数と異なる歯数を有し、且つ、第1歯車部11とともにステアリング軸と同心にして一体的に回転する第2歯車部12と、が形成されている。
回転ホイール10は、第1支持部材31および第2支持部材32に挟まれる平板状に形成された図4に示す板状部15を有している。また、板状部15は、図5に示すように、第1支持部材31および第2支持部材32に対向する対向面OSを有している。
回転ホイール10の板状部15の対向面OSは、図8に示すように、第1支持面SS1と対向する第1対向面OS1と、第2支持面SS2と対向する第2対向面OS2と、を有している。
板状部15の対向面OSには、対向面OSから突出して形成された突状部1を有している。そして、突状部1の第1突状部1aは、図8に示すように、第1支持部材31の第1支持面SS1と摺動面RSを介して接触するように配設されている。また、突状部1の第2突状部1bは、図8に示すように、第2支持部材32の第2支持面SS2と摺動面RSを介して接触するように配設されている。
突状部1は、図4(a)に示すように(平面視して)、回転方向に対して蛇行するように配置されている。そして、突状部1は、図8に示すように、リブ状に形成されている。また、突状部1は、支持面SSおよび対向面OSを上面透視して、図4(b)に示す第2突状部1bが配置された第2配置パターンAP2と、第1突状部1aが配置された第1配置パターンAP1(図示しない)と、が蛇行の仕方が互い違いになるように設けられている。
第1支持部材31および第2支持部材32の支持面SSは、図8に示すように、第1支持部材31の第1支持面SS1と、第2支持部材32の第2支持面SS2と、を有している。
突状部1が摺動する摺動面RSの面積は、支持面SSあるいは対向面OSの面積に対して、40%から70%の割合で形成されている。そして、少なくとも第1支持面SS1および第2支持面SS2と、摺動面RSと、の間には、潤滑剤の一種であるグリスが塗布されている。
また、突状部1は、対向面OSから突出して形成されていると説明したが、支持面SSから突出して形成されても同様の効果が生じるので、どちらの面(対向面OS、支持面SS)に突出部1が形成されても良い。
回転角度検出装置100の第1従動歯車51および第2従動歯車52は、PA等の合成樹脂を用いて射出成形してそれぞれ作製されており、図2および図3に示すように、平歯車の形状を成し、その中央部分の凹部に磁石41がそれぞれ配設されている。
第1従動歯車51および第2従動歯車52は、同一形状に形成されているので、その歯数も同じである。これにより、回転角度検出装置100を構成する部品の種類が少なくなる。
第1従動歯車51の歯は、図2に示すように、回転ホイール10の第2歯車部12の歯と噛合うように配設されている。また、第2従動歯車52の歯は、図2に示すように、回転ホイール10の第1歯車部11の歯と噛合うように配設されている。これにより、回転ホイール10の回転に連動して、第1従動歯車51と第2従動歯車52が回転角度を異ならせるように回転する。
回転角度検出装置100の検出手段40は、磁界を発生する2つの磁石41と、磁石41の回転に伴う磁界の方向の変化を検出する2つの磁気検出素子42と、を有している。
検出手段40の磁石41は、磁力の強いフェライトまたはネオジウム等の強磁性材料を主成分に用いて作製された永久磁石であり、図3に示すように、平板状の外形で中央部分に四角形の穴が厚み方向に貫通した形状に作製されている。また、2つの磁石41は、それぞれ第1従動歯車51および第2従動歯車52の中央部分の、図3に示すX1方向側に形成された凹部に接着剤を用いて固定されている。このため、磁石41は、第1従動歯車51および第2従動歯車52の回転に伴い連動して回転する。
検出手段40の磁気検出素子42は、磁界の検出感度が高く安定性が高いことからGMR(GIANT MAGNETO RESISTIVE)センサが用いられている。また、2つの磁気検出素子42は、2つの磁石41とそれぞれ対向するように、回路基板43の一方の面に実装されている。
磁気検出素子42は、磁石41からの磁界方向が第1従動歯車51および第2従動歯車52の回転に伴って、変化するのを検出する。
回転角度検出装置100の回路基板43は、図3に示すように、厚みのある長方形の形状を成し、ガラスエポキシ樹脂等の材料を用いて作製される両面のプリント配線板である。また、回路基板43の両面には、配線パターンおよびランドパターン等が形成され、一方の面には、磁気検出素子42等の電子部品が実装されている。
以下に、回転角度検出装置100の動作について、簡単に説明する。
始めに、回転角度検出装置100は、ステアリング軸の回転に伴い回転ホイール10が連動して回転する。次に、第1従動歯車51と第2従動歯車52が回転ホイール10の回転に連動して回転する。
最後に、磁気検出素子42は、磁石41から発生する磁界強度を検出するとともに、第1従動歯車51および第2従動歯車52の回転に伴う磁界方向の変化をそれぞれ検出する。このとき、第1従動歯車51の歯と噛合う回転ホイール10の第2歯車部12の歯数と、第2従動歯車52の歯と噛合う回転ホイール10の第1歯車部11の歯数と、は異なるので、第1従動歯車51と第2従動歯車52との回転に位相差が生じる。このように、2つの磁気検出素子42の間に位相差があるように回転角度検出装置100を構成すると、ステアリング軸の絶対角度を算出するのが容易になる。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の回転角度検出装置100における効果について、以下にまとめて説明する。
本発明の第1実施形態の回転角度検出装置100は、支持面SSと対向面OSのどちらか一方には、支持面SSあるいは対向面OSから突出して形成された突状部1を有し、その突状部1が支持面SSあるいは対向面OSと摺動しているので、グリスが突状部1で掻き出されるように流動しながら、回転ホイール10が回転することになるので、グリスが吸着しにくい。また、突状部1は、平面視して回転方向に対して蛇行するように配置されているので、突状部1と支持面SSあるいは対向面OSと摺動する部分(摺動面RS)が、支持面SSあるいは対向面OSの同じ場所に集中しないで回転ホイール10が回転する。このため、特定の箇所のみ摩耗することが抑制されるとともに、摺動面RSにグリスが確実に回り込むようになるので、摺動面RS同士の吸着を抑制することができる。これらにより、回転ホイール10が第1支持部材31側または第2支持部材32側に吸着されることが抑制され、吸着から引き剥がされることによる回転ホイール10と第1支持部材31または第2支持部材32との間の衝突が抑制される。従って、異音の発生が抑制された回転角度検出装置100を提供することができる。
また、突状部1が第1支持部材31の第1支持面SS1あるいは回転ホイール10の板状部15の第1対向面OS1のどちらかに形成された第1突状部1aと、第2支持部材32の第2支持面SS2あるいは回転ホイール10の板状部15の第2対向面OS2のどちらかに形成された第2突状部1bと、を有し、支持面SS(第1支持面SS1、第2支持面SS2)および対向面OS(第1対向面OS1、第2対向面OS2)を上面透視して、第1突状部1aが配置された第1配置パターンAP1と第2突状部1bが配置された第2配置パターンAP2とが、蛇行の仕方が互い違いになるように設けられているように構成した。このため、回転ホイール10の板状部15を互い違いに配置された第1突状部1aと第2突状部1bとでバランス良く支持することとなり、回転ホイール10の回転が安定する。
また、突状部1がリブ状に形成されているので、突状部1と支持面SSとの摺動面RSを小さくできるとともに、回転ホイール10を第1支持部材31および第2支持部材32で確実に支持することができる。このため、回転ホイール10の第1支持部材31または第2支持部材32へのグリスによる吸着を抑制することができるとともに、回転ホイール10の回転をより安定させることができる。
また、支持面SSあるいは対向面OSの面積に対して、突状部1が摺動する摺動面RSの面積の割合が40%以上なので、回転ホイール10を第1支持部材31および第2支持部材32で確実に支持することができる。一方、摺動面RSの面積の割合が70%以下なので、グリスを充分に充填することができ、グリスの潤滑効果を充分に発揮させることができる。このことにより、回転ホイール10と第1支持部材31または第2支持部材32との間でグリスによる吸着が発生しても、従来例よりも吸着面が狭くなるので、簡単に引き剥がすことができる。よって、異音の発生が抑制される。
また、突状部1が対向面OSに形成されているので、第1支持部材31および第2支持部材32の2つの部品で構成される支持面SSに形成するより、回転ホイール10の板状部15に形成するだけで、容易に作製することができる。
[第2実施形態]
以下に第2実施形態における回転角度検出装置200について、図6および図7と図9を用いて説明する。なお、第1実施形態と同一構成については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6(a)は、本発明の第2実施形態に係わる回転角度検出装置200の回転ホイール20の正面図であり、図6(b)は、図6(a)のC部の拡大図である。図7(a)は、回転角度検出装置200の回転ホイール20の側面図であり、図7(b)は、図7(a)のD部の拡大斜視図である。図9は、第2実施形態の摺動部の断面部分を説明する説明図である。
本発明の第2実施形態の回転角度検出装置200は、第1実施形態と同様に、被検出回転体が挿入できるような円形の挿通穴が形成された外観を呈し、外観の一方を形成しているケースである第1支持部材33と、外観の他方を形成しているカバーである第2支持部材34と、被検出回転体の回転に伴って回転する回転ホイール20と、回転ホイール20の回転角度を検出する検出手段40と、から構成されている。
第2実施形態の回転角度検出装置200の回転ホイール20は、PA等の合成樹脂を用いて射出成形して作製されており、図6および図7に示すように、円筒状の歯車の形状を成し、その中央部分にほぼ円形の挿通穴が厚み方向に貫通して形成された回転歯車である。
回転ホイール20は、図6および図7に示すように、半径が異なる2つの歯車部を円周方向に沿って有しており、ステアリング軸と同心にして一体的に回転する第1歯車部11と、第1歯車部11が備える歯数と異なる歯数を有し、且つ、第1歯車部11とともにステアリング軸と同心にして一体的に回転する第2歯車部12と、が形成されている。
板状部15の対向面OSには、対向面OSから突出して形成された複数の独立した突部2を有している。そして、突部2の第1突部2aは、図9に示すように、第1支持部材33の第1支持面SS1と摺動面RSを介して接触するように配設されている。また、突部2の第2突部2bは、図9に示すように、第2支持部材34の第2支持面SS2と摺動面RSを介して接触するように配設されている。
複数の突部2は、支持面SSと摺動し、図6に示すように(平面視して)、回転ホイール10の半径に対して直交しない直線に沿ってドットパターンのように配置されている。そして、突部2は、図9に示すように、半円球状に形成されている。また、突部2は、支持面SSおよび対向面OSを上面透視して、図6(b)に示す第2突部2bが配置された第2配置パターンAP2と、第1突部2aが配置された第1配置パターンAP1(図示しない)と、が非対象になるように設けられている。
複数の突部2(例では6個の突部2)が摺動する摺動面RSの面積は、支持面SSあるいは対向面OSの面積に対して、40%から70%の割合で形成されている。そして、摺動面RSには、潤滑剤の一種であるグリスが塗布されている。
次に、本発明の第2実施形態の回転角度検出装置200における効果について、以下に説明する。
本発明の第2実施形態の回転角度検出装置200は、突状部1が複数の独立した突部2からなり、突部2が半球状であることから支持面SSとは、ほぼ点接触となるので、突状部1と支持面SSとの摺動面RSを小さくできるとともに、突部2間にグリスが存在することとなる。このため、回転による摺動面RSの摩耗を抑制することができるとともに、グリスが摺動面RSに充分回り込みグリスの潤滑効果を充分に発揮させることができる。このことにより、回転角度検出装置200の長寿命化を図ることができる。さらに、突部2と支持面SSとの間は、ほぼ点接触となることから、摺動面RSにグリスが確実に回り込むようになるので、摺動面RS同士の吸着を抑制することができる。従って、回転ホイール10と第1支持部材33または第2支持部材34との間の衝突が抑制される。従って、異音の発生が抑制された回転角度検出装置200を提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係わる回転角度検出装置100、200を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
第1実施形態および第2実施形態では、回転ホイール10、20は、第1歯車部11と第2歯車部12の歯数の異なる歯車を有して、回転に伴う2つの歯車間の回転角度に位相差を設けて絶対角度を算出し易くしていたが、回転ホイール10、20を第1歯車部11のみして、第1従動歯車51および第2従動歯車52の歯数を異なるように構成して、回転に伴う回転角度に位相差を設けても良い。
<変形例2>
第1実施形態および第2実施形態では、検出手段40の磁気検出素子42は、GMRセンサを用いて説明したが、AMR(ANISOTROPIC MAGNETO RESISTIVE)センサあるいはホール素子を用いても良い。
<変形例3>
第1実施形態および第2実施形態では、回転ホイール10、20、第1従動歯車51、第2従動歯車52は、PA等の合成樹脂を用いて射出成形して作製されているが、ステンレス材等の金属を加工して作製しても良い。
<変形例4>
第1実施形態および第2実施形態では、ステアリング軸の回転角度を検出する回転角度検出装置100、200として説明したが、この用途に限るものではない。
1 突状部
1a 第1突状部
1b 第2突状部
2 突部
2a 第1突部
2b 第2突部
10 回転ホイール
11 第1歯車部
12 第2歯車部
15 板状部
20 回転ホイール
31 第1支持部材
32 第2支持部材
33 第1支持部材
34 第2支持部材
40 検出手段
41 磁石
42 磁気検出素子
43 回路基板
51 第1従動歯車
52 第2従動歯車
100 回転角度検出装置
200 回転角度検出装置
600 回転角度検出装置
610 回転ホイール
615 板状部
631 第1支持部材
632 第2支持部材
900 回転角度検出装置
912 主動ギアユニット
914 第1従動ギア
915 第2従動ギア
916 磁石
920 カバー
930 ホルダ
940 ケース
970 回路基板
972 磁気センサ
AP1 第1配置パターン
AP2 第2配置パターン
OS 対向面
OS1 第1対向面
OS2 第2対向面
RS 摺動面
SS 支持面
SS1 第1支持面
SS2 第2支持面

Claims (6)

  1. 第1支持部材と、
    第2支持部材と、
    前記第1支持部材と前記第2支持部材とにより、回転可能に狭持され、被検出回転体の回転にともなって回転する回転ホイールと、
    該回転ホイールの回転角度を検出する検出手段と、を備え、
    前記被検出回転体の回転角度を検出する回転角度検出装置において、
    前記回転ホイールは、前記第1支持部材および前記第2支持部材に挟まれる平板状に形成された板状部を有し、
    該板状部は、前記第1支持部材および前記第2支持部材に対向する対向面を有し、
    前記第1支持部材および前記第2支持部材は、前記対向面に対向する支持面を有するとともに、該支持面と前記対向面のどちらか一方には、前記支持面あるいは前記対向面から突出して形成された突状部を有し、
    該突状部は、前記支持面あるいは前記対向面と摺動し、
    前記突状部は、平面視して、回転方向に対して蛇行するように配置されていることを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記支持面は、前記第1支持部材に形成された第1支持面と前記第2支持部材に形成された第2支持面とを有し、
    前記対向面は、前記第1支持面と対向する第1対向面と、前記第2支持面と対向する第2対向面と、を有し、
    前記突状部は、前記第1支持面あるいは前記第1対向面のどちらかに形成された第1突状部と、前記第2支持面あるいは前記第2対向面のどちらかに形成された第2突状部と、を有し、
    前記支持面および前記対向面を上面透視して、前記第1突状部が配置された第1配置パターンと前記第2突状部が配置された第2配置パターンとが、蛇行の仕方が互い違いになるように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
  3. 前記突状部は、リブ状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置。
  4. 前記突状部は、複数の独立した突部からなることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の回転角度検出装置。
  5. 前記支持面あるいは前記対向面の面積に対して、前記突状部が摺動する摺動面の面積の割合が40%から70%であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の回転角度検出装置。
  6. 前記突状部は、前記対向面に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の回転角度検出装置。

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