JP2017015379A - 強制排気式薪ストーブ - Google Patents

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【課題】煙突を屋根まで延ばすことなく、薪ストーブ自体の製作コスト並びに施工費が安くなる強制排気式薪ストーブの提供。【解決手段】薪ストーブにおいて、ストーブ本体1から発生する煙を排出するための排気筒2を備え、該排気筒2を部屋の壁面8に形成した穴に貫通して取り付け、そしてストーブ本体1又は排気筒2にファン3を取り付けて強制的に煙を外へ排気するように構成した。また、ストーブ本体1の内面部には、排気を循環して排気筒へ流すように煙道11を設けた。【選択図】図2

Description

本発明は煙突を取り付けることなく、強制的に壁面から排気することが出来る薪ストーブに関するものである。
薪ストーブを設置するには天井又は壁を貫通して屋根の上までの煙突工事をする必要がある。そして、天井又は壁を貫通する手前から以降は断熱二重煙突が使用される。
図5は従来の屋根を貫通した煙突を備えた薪ストーブを示す具体例である。薪ストーブ(イ)から上方へ煙突(ロ)が延び、天井(ハ)の手前から間に断熱材を入れてカバー(ニ)を取り付けた二重構造としている。
そして、屋根(ホ)の上には角煙道(ヘ)を設置し、該角煙道(ヘ)を貫通して煙突(ロ)は上方へ延びている。ところで、このように煙突(ロ)を屋根まで延ばす場合、断熱二重煙突構造としなくてはならず、また、煙突施工部材の値段が高くなり総工事費が嵩み、一般家庭での負担が大きくなる。
一方、同図に示すような屋根(ホ)を貫通した煙突工事をするには新築時には比較的行い易いが、既存の家に設置する場合には工事が大変となり、施工費も一段と嵩む。
特開2010−249470に係る「燃焼機器用煙突」は従来の煙突工事の事例であり、屋内に配置された燃焼機器から屋内空間を経由して屋外まで延設される燃焼機器用煙突について、煙突外部から内部に雨水が侵入したり煙突内部から外部にタールが漏出したりすることをコストの高騰を伴わずに回避可能としている。
すなわち、内部に煙道を形成する鋼板製の筒状体20Aを複数本連結してなり、基端側を屋内の燃焼機器1に接続され先端側を屋外に露出した状態で配設されて燃焼機器1の燃焼により発生した排気を屋外に導くための燃焼機器用煙突1Aにであって、連結による重畳箇所及び壁又は屋根を貫通する箇所を除いて少なくとも室内部分の煙突周壁を構成する筒状体20Aが単層式とされ、この単層式の筒状体20Aの連結部分に外部から内部への雨水の浸入又は内部から外部へのタールの漏出を阻止するための所定の流通阻止手段を備えて構成している。
特開2010−249470
このように従来の薪ストーブの煙突には上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、煙突を屋根まで延ばすことなく壁面を貫通して外に強制的に排気するようにした強制排気式薪ストーブを提供する。
本発明に係る強制排気式薪ストーブは、従来のような屋根まで延びる煙突を備えることなく壁を貫通する排気筒を備えている。そして、ファンを取り付けて強制的に煙を排気するように構成している。ここで、本発明は薪ストーブ自体の具体的構造、排気筒の取付位置並びにファンの構造や取付位置に関して限定するものではない。
本発明は排気ファンによる強制排気式なので、ストーブ本体にて発生する煙を直ちに排気筒に導くことなく、ストーブ本体の内面側に煙道を設け、この煙道を経由して排出するように構成する場合もある。すなわち、ストーブ本体に自在な排気経路を設けることが出来る。これにより伝熱面積の増加による暖房効率のアップと火の粉消し効果が期待出来る。
本発明に係る薪ストーブは従来のように屋根を貫通した煙突を備えることなく、壁を貫通する排気筒を有している。そのために、煙突を有す従来の薪ストーブに比べてコストは安くなり、又薪ストーブの設置工事も安く簡単に施工することが出来る。特に、既存の家をリフォームして薪ストーブを設置する場合においては、部屋を貫通して排気筒を外へ出せばよく、簡単な工事で済む。そして、本発明の薪ストーブにはファンを取り付けていて、強制的に煙を排気する機能を有している為に、屋根まで延びる高い煙突がなくても薪を十分に燃焼することが出来る。さらに、ストーブ本体に煙道を設けて排気を循環させることで、暖房効率が向上する。
本発明に係る薪ストーブを示す外観図であり、(a)は正面からの斜視図、(b)は背面からの斜視図をそれぞれ表している。 (a)は図1に示す薪ストーブを設置した場合を示しており、(b)は(a)のA―A断面図。 本発明に係る薪ストーブの排気筒(2)を外で立ち上げた場合の形態であり、正面からの斜視図を表している。 図3に示す薪ストーブを設置した場合を示している。 従来の屋根抜き型の薪ストーブ設置を表している。
図1は本発明に係る薪ストーブを示す外観図であり、(a)は正面からの斜視図、(b)は背面からの斜視図をそれぞれ表している。同図において(1)はストーブ本体、(2)は排気筒、(3)はファンを示しており、上記ストーブ本体(1)の内部で燃焼した薪はその煙を排気筒(2)から排出する。この場合ファン(3)が作動して強制的に排気するように成っている。ストーブ本体(1)はボックス型を成し、正面には扉(4)を有し、該扉(4)は継手(5a)、(5b)を介して開閉することが出来、燃料となる薪は扉(4)を開けて内部に入れられる。そして、薪は燃焼してストーブ本体(1)を加熱し、煙は排気筒(2)から部屋の外へ排出される
図2は上記図1に示す薪ストーブを設置した場合を示している。ストーブ本体(1)の下端には4本の脚(6)(6)…を有し、これら各脚が(6)(6)…が床面(7)に接地している。そして、部屋の壁(8)に穴を貫通し、排気筒(2)は該穴を介して外へ延びており、薪ストーブの設置工事は非常に簡単である。勿論、薪ストーブ自体の製作コストも、屋根まで延びる長い煙突が不要であると共に、排気筒(2)に断熱材を入れた二重構造とする必要はなく、安く製作することが出来る。
図3は排気筒(2)を外で立ち上げた場合の形態を示す他の実施例である。このように排気筒(2)を立ち上げてから排出した方がドラフト効果による煙の抜け効果が増し、また横風に対して煙の排出が妨げられないので、直出しよりは推奨されている。
図4は上記図3に示す立ち上げ排気筒(2)を備えた薪ストーブを設置した場合を示している。
また、図2と図4はストーブの断面構造も示している。図2から説明すると、燃焼した煙は両側部の開口(9)、(9)を通って下降し、ストーブ両側面の煙道(10)、(10)と底部の煙道(11)からストーブ背面部の煙道(12)を流れ、ファン(3)と排気筒(2)を経由して強制的に屋外に排気される構造と成っている。図4の場合には、燃焼した煙は上部開口(13)を通り、上部煙道(14)及び背面煙道(15)を通って、ファン(3)と排気筒(2)を経由して強制的に屋外に排気される構造と成っている。このようにストーブ内部に自在に配設された煙道を経由して屋外に出ることで、伝熱面積を多く確保することが出来、その結果、熱効率が上がり、ストーブ内部の保温性も向上し、かつ、火の粉消し効果も期待出来る。これは強制排気式薪ストーブにしか出来ない大きな利点である。単にファンで煙を屋外に出す構造だけでは、暖かくない薪ストーブになってしまうので、薪ストーブ内部に自在に配設された煙道を組み合わせることによって、より暖房性能を向上させることが出来る。ここで、図2と図4は2つの例を説明しているが、煙道の構造をこの実施例に限定するものではない。
1 ストーブ本体
2 排気筒
3 ファン
4 扉
5a 継手
5b 継手
6 脚
7 床面
8 壁
9 開口
10 煙道
11 煙道
12 煙道
13 開口
14 煙道
15 煙道

Claims (2)

  1. 薪ストーブにおいて、ストーブ本体から発生する煙を排出するための排気筒を部屋の壁面に形成した穴を貫通して取り付け、そしてストーブ本体又は排気筒に煙を強制的に排出する為のファンを備えたことを特徴とする薪ストーブ。
  2. 上記ストーブ本体の内面部には排気を循環して排気筒へ流すようにした煙道を自在に設けた請求項1記載の薪ストーブ。
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