JP2017015207A - Stationary member and apparatus including the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、固定部材及びこれを備えた機器に関する。 The present invention relates to a fixing member and a device including the fixing member.
本技術分野の背景技術として、断熱箱体と圧縮機、凝縮装置、減圧装置及び冷却器などから構成される冷媒回路とを備え、この冷媒回路中の冷媒流路を切り換える手段として、冷媒流路切換弁を備える冷蔵庫がある。冷媒流路切換弁の駆動方式としては、その制御性能からモータ駆動式が多く用いられている。(特許文献1,2)
As a background art of the present technical field, a refrigerant flow path is provided as a means for switching a refrigerant flow path in the refrigerant circuit, including a heat insulation box and a refrigerant circuit including a compressor, a condensing device, a decompression device, and a cooler. There is a refrigerator with a switching valve. As a drive system for the refrigerant flow path switching valve, a motor drive system is often used because of its control performance. (
モータ駆動式の冷媒弁を冷蔵庫の断熱箱体に取り付けた場合、モータの駆動時に発生する振動が断熱箱体へ伝達され、騒音となって不都合をもたらすという課題があった。
特許文献1の冷蔵庫では、弁装置を断熱箱体に取り付けるための取付金具に、水平方向に所定の弾性を有する連結部を設けることで振動低減を図っている(0061−0071,図14,15等)。また、取付金具と断熱箱体との間に防振部材としてゴムを介することで振動低減を図っている。
When the motor-driven refrigerant valve is attached to the heat insulation box of the refrigerator, there is a problem that vibration generated when the motor is driven is transmitted to the heat insulation box, resulting in noise and inconvenience.
In the refrigerator of
特許文献2の冷蔵庫では、モータによって弁の開閉を行う冷媒流路切換弁を有し、前記冷媒流路切換弁を断熱箱体に固定するための固定部材と断熱箱体との間にゴムなどからなる弾性部材を介することで振動低減を図っている(0033−0047,図7等)。
The refrigerator of
しかし、特許文献1、特許文献2のいずれの例でも、弁装置の固定部材に振動低減のためにゴムなどの弾性部材を追加しているため、部品点数の増加による生産性の悪化やコスト増となってしまう。
However, in both examples of
上記事情に鑑みてなされた本発明は、支持部と、機器取付部材設置部を有する取付部と、前記支持部及び前記取付部の間に設けた制振部と、を有する固定部材であって、前記制振部は、垂直方向に比して水平方向の振動を低減する又は水平方向に比して垂直方向の振動を低減する波形状を有することを特徴とする。 This invention made | formed in view of the said situation is a fixing member which has a support part, the attachment part which has an apparatus attachment member installation part, and the damping part provided between the said support part and the said attachment part, The damping unit has a wave shape that reduces horizontal vibration compared to the vertical direction or reduces vertical vibration compared to the horizontal direction.
以下、本発明の実施例を、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。同様の構成要素には同様の符号を付し、また、同一の説明は繰り返さない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. Similar components are denoted by the same reference numerals, and the same description is not repeated.
<冷媒流路切換弁を用いる機器(冷蔵庫)の構成>
図1は、冷蔵庫1の正面外形図である。図2は、冷蔵庫1の庫内の構成を表す図1におけるX−X断面図である。
<Configuration of equipment (refrigerator) using refrigerant flow path switching valve>
FIG. 1 is a front external view of the
図1に示すように、冷蔵庫1は、上方から、冷蔵室2、製氷室3及び上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6を備えている。なお、製氷室3と上段冷凍室4は、冷蔵室2と下段冷凍室5との間に左右に並べて設けている。冷蔵室2及び野菜室6は、およそ3〜5℃の冷蔵温度帯の貯蔵室である。また、製氷室3、上段冷凍室4及び下段冷凍室5は、およそ−18℃の冷凍温度帯の貯蔵室である。
As shown in FIG. 1, the
冷蔵室2は前方側に、左右に分割された観音開き(いわゆるフレンチ型)の冷蔵室扉2a、2bを備えている。製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5、野菜室6は、それぞれ引き出し式の製氷室扉3a、上段冷凍室扉4a、下段冷凍室扉5a、野菜室扉6aを備えている。また、各扉の貯蔵室側の面には、各扉の外縁に沿うようにシール部材(図示せず)を設けており、各扉の閉鎖時、貯蔵室内への外気の侵入、及び貯蔵室からの冷気漏れを抑制する。
The refrigerating
また、冷蔵庫1は、各貯蔵室に設けた扉の開閉状態をそれぞれ検知する扉センサ(図示せず)と、各扉が開放していると判定された状態が所定時間、例えば、1分間以上継続された場合に、使用者に報知するアラーム(図示せず)と、冷蔵室2の温度設定や上段冷凍室4や下段冷凍室5の温度設定をする温度設定器等(図示せず)を備えている。
The
図2に示すように、冷蔵庫1の庫外と庫内は、外箱1aと内箱1bとの間に発泡断熱材(発泡ポリウレタン)を充填することにより形成される断熱箱体10により隔てられている。また、冷蔵庫1の断熱箱体10は複数の真空断熱材25を実装している。
As shown in FIG. 2, the outside of the
冷蔵庫1は、上側断熱仕切壁51により冷蔵室2と、上段冷凍室4及び製氷室3(図1参照、図2中で製氷室3は図示されていない)とが断熱的に隔てられ、下側断熱仕切壁52により、下段冷凍室5と野菜室6とが断熱的に隔てられている。また、図1中に破線で示すように、下段冷凍室5の上部には、横仕切部53を設けている。横仕切部53は、製氷室3及び上段冷凍室4と、下段冷凍室5とを上下方向に仕切っている。また、横仕切部53の上部には、製氷室3と上段冷凍室4との間を左右方向に仕切る縦仕切部54を設けている。
In the
横仕切部53は、下側断熱仕切壁52前面及び左右側壁前面とともに、下段冷凍室扉5aの貯蔵室側の面に設けたシール部材(図示せず)を受けて、下段冷凍室5と下段冷凍室扉5aとの間での気体の移動を抑制する。また、製氷室扉3a及び上段冷凍室扉4aの貯蔵室側の面に設けたシール部材(図示せず)は、横仕切部53、縦仕切部54、上側断熱仕切壁51及び冷蔵庫1の左右側壁前面と接することで、各貯蔵室と各扉との間での気体の移動をそれぞれ抑制する。
なお、製氷室3、上段冷凍室4及び下段冷凍室5は、いずれも冷凍温度帯なので、横仕切部53及び縦仕切部54は、各扉のシール部材を受けるために、少なくとも冷蔵庫1の前側にあればよい(図2参照)。すなわち、冷凍温度帯の各貯蔵室間で気体の移動があってもよく、断熱区画しない場合であってもよい。一方、上段冷凍室4を温度切替室とする場合は、断熱区画する必要があるため、横仕切部53及び縦仕切部54は、冷蔵庫1の前側から後壁まで延在させる。
The
Note that the
冷蔵室扉2a、2bの貯蔵室内側には、複数の扉ポケット32が備えられている(図2参照)。また、冷蔵室2は複数の棚36が設けられている。棚36により、冷蔵室2は縦方向に複数の貯蔵スペースに区画されている。
A plurality of
図2に示すように、上段冷凍室4、下段冷凍室5及び野菜室6は、それぞれの貯蔵室の前方に備えられた扉と一体に前後方向に移動する収納容器3b、4b、5b、6bがそれぞれ設けられている。そして、製氷室扉3a、上段冷凍室扉4a、下段冷凍室扉5a及び野菜室扉6aは、それぞれ図示しない取手部に手を掛けて手前側に引き出すことにより、収納容器3b、4b、5b、6bが引き出せるようになっている。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すように、本実施形態の冷蔵庫は、冷却手段として蒸発器7を備えている。蒸発器7(一例として、フィンチューブ型熱交換器)は、下段冷凍室5の略背部に備えられた蒸発器収納室8内に設けられている。また、蒸発器収納室8内であって蒸発器7の上方には、送風手段として庫内送風機9(一例として、プロペラファン)が設けられている。
As shown in FIG. 2, the refrigerator of this embodiment is provided with an
蒸発器7と熱交換して冷やされた空気(以下、蒸発器7で熱交換した低温の空気を「冷気」と称する)は、庫内送風機9によって冷蔵室送風ダクト11、野菜室送風ダクト(図示せず)、上段冷凍室送風ダクト12を介して、冷蔵室2、野菜室6、製氷室3、上段冷凍室4、下段冷凍室5の各貯蔵室へそれぞれ送られる。各貯蔵室への送風は、冷蔵室への送風量を制御する冷蔵室ダンパ56と、野菜室への送風量を制御する野菜室ダンパ(図示せず)と、冷凍温度帯室への送風量を制御する冷凍室ダンパ57とにより制御される。
Air that has been cooled by exchanging heat with the evaporator 7 (hereinafter, low-temperature air that has been heat-exchanged by the
<機械室の構成>
図3は、機械室19の内部構成を説明する図である。機械室19の位置は特に制限されないが、本実施例では冷蔵庫1の下側後方に設けている。また、機械室19は冷蔵庫1の上部背面側に設けても良い。
<Configuration of machine room>
FIG. 3 is a diagram illustrating the internal configuration of the
図3に示すように、断熱箱体10の下部背面側には、機械室19が設けられている。機械室19には、冷媒を圧縮して吐出する圧縮機24と、冷媒と空気とを熱交換させる凝縮器61と、凝縮器61における冷媒と空気の熱交換を促進させる庫外送風機26と、細管である減圧手段63と、冷媒流路切換弁70と、が配置されている。
As shown in FIG. 3, a
なお、圧縮機24、凝縮器61、減圧手段67、および、冷媒流路切換弁70は、冷却器7や結露防止配管62と配管で接続され、冷媒が流通する冷媒経路(冷媒回路)が形成されるようになっている。
The
冷媒流路切替弁70は、庫外送風機26による風の流れの下流側に配置すると良い。下流側に配することにより、冷媒流路切替弁70が風の流れを阻害し、凝縮器61、圧縮機24の放熱を悪化させることがなくなるためである。
The refrigerant flow
<冷媒経路(冷媒回路)>
次に、本実施例の冷蔵庫1における冷媒経路(冷媒回路)について、図4を参照しながら説明する。
<Refrigerant path (refrigerant circuit)>
Next, the refrigerant | coolant path | route (refrigerant circuit) in the
図4に示すように、冷凍サイクルは、冷媒を圧縮する圧縮機24と、圧縮機24から送られた冷媒を放熱する放熱手段と、放熱手段から送られた冷媒を減圧する減圧手段であるキャピラリチューブ67と、キャピラリチューブ67から送られた冷媒が蒸発して空気を冷却する冷却手段である蒸発器7とが、冷媒が流れる管で順次接続されている。
As shown in FIG. 4, the refrigeration cycle includes a
本実施例では、放熱手段として、機械室19内に配設された凝縮器61(一例としてフィンチューブ型熱交換器)、放熱パイプ62、63、64を有する。機械室19内には庫外送風機26が配設されており、庫外送風機26を稼働させることで、凝縮器61の放熱を促進することができるようになっている。
In the present embodiment, a condenser 61 (a fin tube type heat exchanger as an example) and
放熱パイプ62は、断熱箱体10の両側面及び天井面の外箱1aと内箱1bとの間であって、外箱1a面に接するように配置している。外箱1aは鋼板製であり外箱1a外表面から庫外空気に良好に放熱がなされる。
The
放熱パイプ63は、断熱箱体10の上側断熱仕切壁51、下側断熱仕切壁52、横仕切部53及び縦仕切部54のそれぞれの内部前方に配置されている。これらの仕切壁(仕切部)は、貯蔵室に接しているため低温であるが、前方部は各貯蔵室の開口縁となるので、外気に接触しやすい。そのため、前方の開口縁表面において、飽和水蒸気量に達して結露が生じるおそれがある。そこで、冷蔵庫1の断熱箱体10前方開口縁(特に、上側断熱仕切壁51、下側断熱仕切壁52、横仕切部53及び縦仕切部54の前方部)への結露防止のために、放熱パイプ63を配している。
The
機械室19内には放熱性能制御手段としての冷媒流路切換弁70が配設されている。放熱パイプ62の出口部は機械室19に入り、冷媒流路切換弁70の入口配管76に接続されている。冷媒流路切換弁70は、入口1箇所(76)と、複数の出口(77a、77b、77c、77d)で形成されており、冷媒流路切換弁70内部に設けられてパルス制御されるステッピングモータ(不図示)によって、内部の弁体を回動し角度制御することにより、所定の冷媒回路の流路切替を可能とする電動弁である。
A refrigerant flow
<冷媒流路切換弁70を固定するための部材>
次に、冷媒流路切換弁70を機械室19に取り付けるための固定部材80について図5を用いて説明する。図5(a)は固定部材80の斜視図、図5(b)は固定部材80の上面図である。
<Member for fixing refrigerant flow
Next, a fixing
固定部材80は、冷媒流路切換弁70を支持するための弁支持部81と、固定部材80を機械室19に取付けるための取付部82と、弁支持部81と取付部82との間をつなぐ制振部83とで構成されている。
The fixing
弁支持部81には、中空環状で、外縁が上方に立設している床部81aと、空間となっている床部81aの中央側領域及び弁支持部81の外側空間を繋ぐ空隙88と、床部81a上面に配されたツメ85と、床部81aの立設部分の外周側に一端が接続し、上方に延在している係止ツメ86と、を有する。
The
床部81a上面側に冷媒流路切換弁70を載置でき、さらにツメ85によって冷媒流路切換弁70を固定部材80に支持、固定できる。ツメ85は、床部81aに複数が略等角度の間隔をあけて配されている。
The refrigerant flow
係止ツメ86は床部に対して垂直方向に延在しており、床部の円環領域より外側に位置している。係止ツメ86は、後述する冷媒流路切換弁70のステータ72外周側面に突出して設けられているリブ73と接触することによって、周方向の回転止めとしても使用される。ステータ72外周側面に設ける部材は必ずしもリブ73でなくてもよく、係止ツメ86により係止可能な部材であればよい。
The locking
弁支持部81は、床部81a内側の空間と床部81aの外側領域とを繋ぐ空隙88を持つ形状として形成されている。空隙88を利用することで、冷媒流路切換弁70のステータ72側を床部81aの上側に位置させるとともに、冷媒流路切換弁70下面側に設けられている管を床部81aの下側に位置させることが容易になる。すなわち、冷媒流路切換弁70の固定部材80への取付が容易になり、作業性を改善することができる。
The
取付部82は略L字型の形状をしており、弁支持部81の外周側に位置し、床部81aに対して平行な方向に延在する第一の延在部82aと、床部81aに対して垂直な方向に延在し、第一の延在部82aの一端側に一端側が接続している第二の延在部82bとを有する。第二の延在部82bの他端側の先端付近には、固定部材80を機械室19へ固定するための機器取付部材を固定可能な機器取付部材設置部が開口している。本実施例では、機器取付部材及び機器取付部材設置部がネジ及びネジ孔87であるとして説明する。なお、係止ツメ86と第二の延在部82bとはそれぞれ、床部81aに対して同じ側(本実施例では上方)に延在している。
The
第一の延在部82aは、上面視で格子状の形状である。これにより、強度を確保しながら固定部材80に使用する材料の低減が図れる。
The first extending
第二の延在部82bは、弁支持部81が位置する側と反対側の面に、リブ等の凸部を有している。これにより、固定部材80を機械室19の壁面等に取付けたとき、第二の延在部82bの面全体が壁面に接することを抑制し、振動の伝搬を抑制できる。
The second extending
第一の延在部82aを設けることにより、第二の延在部82bを弁の投影上から左右方向にずらした位置に設定できる。これにより、後述する制振部83を設けるためのスペースを確保することができるようになると共に、冷媒流路切替弁70の下部に設けられているパイプを弁の投影上のスペースを用いて、最短距離で配置することが可能となる。
By providing the first extending
制振部83は、弁支持部81と取付部82との間に設けられている。制振部83は弁支持部81、取付部82と一体で形成されており、波形状をしている。制振部83の波状形状としては、例えばU字状、S字状、V字状、W字状や、これらを複数組み合わせた形状にできる。このような波形状を採用することによって、冷媒流路切換弁70が駆動する際の振動に伴い、その形状を変形することができ、弁支持部81から取付部82への振動伝搬を抑制することができ、冷蔵庫1へ伝播する振動を低減することができる。
The
弁支持部81及び取付部82は複数の制振部83で繋がっており、第一の延在部82aの格子状領域の一部には、一の制振部83の一部又は全部を設けることができる。これにより、制振部83の設置スペースを確保しつつ固定部材80を小型化できる。第一の延在部82aに設けられた制振部83は、第一の延在部82aの端部ではなく内側に位置している。また、この制振部83の水平方向両側に、それぞれ別の制振部83が設けられている。この別の制振部83はそれぞれ、第一の延在部82aの格子形状の外縁に接続している。
The
本実施例の制振部83の波形状は、水平方向に可動しやすい構造である。具体的には、上面視で波形状を観察可能である。冷媒流路切換弁70に搭載されたステッピングモータの回転によって起こる振動が、垂直方向の成分に比して水平方向の成分が強い場合、このような構造をとることによって、冷蔵庫1への振動伝搬を抑制しやすい構造とすることができる。例えば、ステッピングモータによって床面と略平行な方向に回転する部材がある場合に、このような構成にすると好ましい。
The wave shape of the
また、固定部材80の材料としては、合成樹脂材料で形成することが望ましい。例えば、ポリプロピレン、ABS樹脂、アクリロニトリルを用いることができる。このような合成樹脂材料を採用することにより、弁支持部81、制振部83、取付部82を一体の部品として形成することが容易となり、部品点数を増やすことなく、軽量で安価な構造とすることができる。
Moreover, as a material of the fixing
<冷媒流路切換弁70の冷蔵庫1への取り付け>
図6は、固定部材80に冷媒流路切換弁70を設置した状態を示す斜視図である。冷媒流路切換弁70は、上面側にステッピングモータを有してステータ72に覆われており、また、下面から複数の管76,77が下方に延在している。管76,77は上述した空隙88を通すことで、冷媒流路切換弁70の取付を容易に行うことができる。
<Attachment of Refrigerant Flow
FIG. 6 is a perspective view showing a state in which the refrigerant flow
ステータ72は、底面にツメ85を、側面に係止ツメ86を係止可能な凹部又は凸部を有している。冷媒流路切換弁70を床部81aに載置して、ツメ85と係止ツメ86を用いて固定した後、ネジ75等を機械室19壁面及びネジ孔87に挿通して、冷蔵庫の機械室19壁面の所定の位置へと固定する。固定部材80によって冷媒流路切換弁70を冷蔵庫1に固定することにより、冷蔵庫の製造時、搬送時及び使用時の各状態において、冷媒流路切換弁70の姿勢を冷媒流路切換弁70本体の下部に入口配管76、出口配管77a、77b、77c、77dが位置する状態で維持することができる。ネジ75としては、段付ネジ(図示せず)を使用しても良い。段付ネジを使用することによって、断熱箱体10への振動をより低減することが可能となる。
The
次に、冷媒流路切換弁70の下方から伸びている入口配管76、出口配管77a、77b、77c、77dを、断熱箱体10から伸びている放熱パイプ62、63、64、ドライヤ41a、41bと接続し、溶接する。次に、ステッピングモータ用の配線(図示せず)を接続し、冷媒流路切換弁70の取り付けが完了する。
Next, the
上記構成の冷蔵庫1における冷媒流路切換弁70の取り付け構造であると、冷媒流路切換弁70が、弾性形状をもった固定部材80によって取り付けられているため、ステッピングモータの振動が固定部材80を介して断熱箱体10に伝達されるのを抑制でき、騒音低減することができる。特に固定部材80が合成樹脂で形成されている場合、金属製と比べて材料の剛性が小さいので、振動に合わせて変形することができ、モータの振動伝達を抑制できる。
With the mounting structure of the refrigerant flow
また、固定部材80の材料に合成樹脂材料を用いることにより、弁支持部81、制振部83、取付部82を一体で形成することができるようになり、固定のための部品点数を減らすことができる。このため、材料費、組立作業性を改善することができ、安価な構造を提供することができる。
Further, by using a synthetic resin material as the material of the fixing
本発明の実施例2について、図7を用いて説明する。図7(a)は実施例2の固定部材80に冷媒流路切換弁70を取付けた状態の斜視図、図7(b)は上面図である。実施例2は、以下の点を除き実施例1と同様にできる。
冷媒経路(冷媒回路)の構成によっては、冷媒経路中に2つの冷媒流路切換弁70を配置する場合がある。本実施例2の冷蔵庫では、一つの固定部材80に2つの冷媒流路切換弁70a、70bを配置することを特徴としている。固定部材80の第一の延在部の左右両側にそれぞれ弁支持部81a、81bを設けている。左右の弁支持部81a、81bはそれぞれ弾性形状をもった制振部83a、83bにより、中央の取付部82とつながっている。
A second embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. FIG. 7A is a perspective view of a state in which the refrigerant flow
Depending on the configuration of the refrigerant path (refrigerant circuit), two refrigerant flow
このような形態を取ることにより、2つの冷媒流路切換弁70a、70bを配置する際に、一つの固定部材80で固定することできるため、部品点数を低減して断熱箱体10へと固定することができ、設置スペースを広げることなく、冷媒流路切換弁を配設することが可能となる。また、冷媒流路切換弁70a、70bのそれぞれに対して、弾性形状をもった制振部83a、83bを設けていることで、モータの振動伝搬を抑制することができる。
By adopting such a configuration, when the two refrigerant flow
本発明の実施例3について、図8を用いて説明する。実施例3は、以下の点を除き実施例1,2と同様にできる。実施例3では、固定部材80の制振部83の波形状を垂直方向に振動しやすい構造になるよう構成している。具体的には、波形状を固定部材80の側面視で観察可能である。冷媒流路切換弁70の垂直方向の振動成分が大きい場合、振動方向に合わせて本実施例のような構造を取ることにより、振動を抑制することができる。
A third embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The third embodiment can be performed in the same manner as the first and second embodiments except for the following points. In the third embodiment, the wave shape of the damping
本発明の実施例4について、図9を用いて説明する。実施例4は、以下の点を除き実施例1〜3と同様にできる。実施例4では、第二の延在部82bに制振部83の一端を設け、他端をステータ72に設けている。このような構造を取ることにより、固定のための部品点数を少なくすることができ、且つ、幅方向の設置スペースを低減することができる。また、ステータに弾性をもった制振部83を設けることにより、モータの振動伝搬を抑制する構造とすることができる。
A fourth embodiment of the present invention will be described with reference to FIG. The fourth embodiment can be performed in the same manner as the first to third embodiments except for the following points. In the fourth embodiment, one end of the
1 冷蔵庫
2 冷蔵室(冷蔵温度帯室)
3 製氷室(冷凍温度帯室)
4 上段冷凍室(冷凍温度帯室)
5 下段冷凍室(冷凍温度帯室)
6 野菜室(冷蔵温度帯室)
7 蒸発器(冷却手段)
8 蒸発器収納室
9 庫内送風機(送風手段)
10 断熱箱体
11 冷蔵室送風ダクト
12 上段冷凍室送風ダクト
13 仕切部材
17 冷凍室戻り口
18 野菜室戻りダクト
18a 野菜室戻りダクト出口
19 機械室(圧縮機収納室)
24 圧縮機
25 真空断熱材
26 庫外送風機
41 ドライヤ
51 上側断熱仕切壁
52 下側断熱仕切壁
53 横仕切部
54 縦仕切部
56 冷蔵室ダンパ
57 冷凍室ダンパ
60 放熱手段
61 凝縮器
62、63、64、65 放熱パイプ
67 キャピラリチューブ(減圧手段)
69 分岐パイプ
70 冷媒流路切換弁(放熱性能制御手段)
72 ステータ
73 位置決めのリブ
75 固定用ネジ
76 入口配管
77 出口配管
80 固定部材
81 弁支持部
82 取付部
83 制振部
85 ツメ
86 係止ツメ
88 空隙
1
3 Ice making room (freezing temperature zone)
4 Upper freezer room (freezing temperature room)
5 Lower freezer compartment (freezing temperature zone)
6 Vegetable room (refrigerated temperature room)
7 Evaporator (cooling means)
8
DESCRIPTION OF
24
69
72
Claims (5)
機器取付部材設置部を有する取付部と、
前記支持部及び前記取付部の間に設けた制振部と、を有する固定部材であって、
前記制振部は、垂直方向に比して水平方向の振動を低減する又は水平方向に比して垂直方向の振動を低減する波形状を有することを特徴とする固定部材。 A support part;
An attachment portion having an equipment attachment member installation portion;
A damping member provided between the support portion and the attachment portion,
The damping member has a wave shape that reduces horizontal vibration compared to the vertical direction or reduces vertical vibration compared to the horizontal direction.
水平方向に延在し、上面視で格子形状を有する第一の延在部を有し、
前記制振部の一部又は全部は、上面視で前記第一の延在部内側に位置していることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定部材。 The mounting portion is
A first extending portion extending in a horizontal direction and having a lattice shape in a top view;
3. The fixing member according to claim 1, wherein a part or all of the vibration damping portion is located inside the first extension portion in a top view.
前記支持部は、
中空円環形状の中空と該支持部の外側とを繋ぐ空隙を有し、
管を有する冷媒流路切換弁を支持し、
前記取付部は、
前記機器取付部材設置部を有し、垂直方向に延在する第二の延在部を有し、
前記機器取付部材設置部に設けた機器取付部を利用して、該第二の延在部が当該機器の壁面、床面又は天面に固定され、
前記第二の延在部は、前記壁面、床面又は天面の側に、凸部を有していることを特徴とする機器。 A device having the fixing member according to any one of claims 1 to 4,
The support part is
Having a gap connecting the hollow ring-shaped hollow and the outside of the support,
Supporting a refrigerant flow path switching valve having a pipe;
The mounting portion is
The device mounting member installation portion has a second extension portion extending in the vertical direction,
Using the device mounting portion provided in the device mounting member installation portion, the second extending portion is fixed to the wall surface, floor surface or top surface of the device,
Said 2nd extension part has a convex part in the said wall surface, a floor surface, or the top | upper surface side, The apparatus characterized by the above-mentioned.
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