JP2017014982A - 流体機械 - Google Patents

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洋人 橋元
Hiroto Hashimoto
洋人 橋元
学 辻村
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【課題】 分割ケーシングが合わさってケーシングが構成される流体機械であって、分割ケーシングにおいてそれらの合せ面を構成するフランジを大型化することなくシール機能を確保した流体機械を提供する。【解決手段】 流体機械は、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを備え、下部ケーシング21と上部ケーシング22とが合わさってケーシング2が構成されるポンプ1であって、下部ケーシング21と上部ケーシング22とをそれぞれの合せ面で合わせた状態で、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを外側から囲むことで、下部ケーシング21と上部ケーシング22の位置を固定する固定部材5を備えている。【選択図】 図2

Description

本発明は、ポンプ等の流体機械に関し、特に、ケーシングが分割ケーシングに分割されており、分割ケーシングが互いに合わさってケーシングが構成される流体機械に関するものである。
流体機械のケーシングの内部には流体が流通する。例えばポンプでは、ケーシングの内部に液体が流通する。図4は従来の横軸両吸込渦巻ポンプの断面図であり、図5は図4の左側面図であり、図6は図4の正面図である。図4〜図6に示すように、横軸両吸込渦巻ポンプ100の外形を構成するケーシング110は、複数の分割ケーシングからなる。具体的には、ケーシング110は、下部ケーシング111と、上部ケーシング112により構成される。
下部ケーシング111及び上部ケーシング112は、それぞれの合せ面にフランジ111F、112Fが形成されており、このフランジ111F、112Fをケーシングボルト120で締めつけることで接合されている。下部ケーシング111と上部ケーシング112とを密着させることで、ケーシング110の内部が密閉されて、ケーシング110の内部を流通する液体が下部ケーシング111と上部ケーシング112との間から液体が漏れることが防止される。
特開2014−134162号公報
ケーシング内部の液体が高圧となってもシール機能を確保するためには、分割ケーシングの合せ面の面圧を高める必要がある。このために、大型のケーシングボルトを使用して強い締結力で分割ケーシングのフランジを互いに締め付ける必要がある。
しかしながら、ケーシングボルトを大型化すると、そのような大型のケーシングボルトに対応して、合せ面を構成するフランジは、大面積を有し、かつケーシングボルトの強い締結力に耐え得る十分な肉厚(例えば、80〜100mm程度)を有するよう設計する必要がある。その結果、ケーシングが大型化し、重量化するという課題がある。また、流体機械の構造上、このような大面積かつ肉厚の大きいフランジを設けることができない場合もある。
また、海水など腐食性の高い特殊な搬送液を用いるポンプでは、搬送液に接するケーシングに二相ステンレスなどの耐腐食性の高い高価な材料を用いる必要がある。この場合、フランジ部分はケーシングと一体で成型されるため、搬送液に接することのないフランジ部分にも高価な材料を使用することになりコスト高となる。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、分割ケーシングが合わさってケーシングが構成される流体機械であって、分割ケーシングにおいてそれらの合せ面を構成するフランジを大型化することなくシール機能を確保した流体機械を提供することを目的とする。
本発明の一態様の流体機械は、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを備え、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとが合わさってケーシングが構成される流体機械であって、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとをそれぞれの合せ面で合わせた状態で、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとを外側から囲むことで、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングの位置を固定する固定部材を備えた構成を有している。
この構成により、固定部材が第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを外側から囲むことで、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとをそれらの合せ面で密着させて固定するので、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを締結するためのフランジ及びケーシングボルトを設ける必要がなく、ケーシングないしは流体機械を小型化し、かつ軽量化できる。
上記の流体機械において、前記固定部材は、前記第1の分割ケーシング及び前記第2の分割ケーシングを取り巻く環状形状を有していてよい。
この構成により、固定部材によって第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとが互いに離間する方向への移動が制限される。
上記の流体機械は、回転軸と、前記回転軸に固定されて前記回転軸の回転により回転する羽根車とを備えたポンプであってよく、前記第1の分割ケーシング及び前記第2の分割ケーシングは、前記回転軸を境に分割されていてよい。
この構成により、ポンプのケーシングを分割して構成した場合において、ケーシング内の液体が高圧になったとしても、ケーシングを大型化、重量化することなく、分割ケーシング間のシール機能を確保できる。
本発明によれば、固定部材が第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを外側から囲むことで、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとをそれらの合せ面で密着させて固定するので、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを締結するためのフランジ及びケーシングボルトを設ける必要がなく、ケーシングないしは流体機械を小型化し、かつ軽量化できる。
本発明の実施の形態の横軸両吸込渦巻ポンプの断面図 本発明の実施の形態の横軸両吸込渦巻ポンプの左側面図 本発明の実施の形態の横軸両吸込渦巻ポンプの正面図 従来の横軸両吸込渦巻ポンプの断面図 従来の横軸両吸込渦巻ポンプの左側面図 従来の横軸両吸込渦巻ポンプの正面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。以下の実施の形態では、流体機械として横軸両吸込渦巻ポンプを説明するが、本発明は、分割されたケーシング(分割ケーシング)を合わせて内部に流体を流通させるケーシングを構成する流体機械であれば、ポンプに限らずに適用できる。
図1は、本発明の実施の形態の横軸両吸込渦巻ポンプ(以下、単に「ポンプ」という。)の断面図であり、図2は図1の左側面図であり、図3は図1の正面図である。図1〜図3に示すように、ポンプ1は、ポンプケーシング2内に回転軸3に固定した羽根車4を収容して構成されている。
吸込ケーシング202は、1つの吸込口23から流入した流体が吸込ケーシング202の内部でボリュートケーシング201によって2つに分離された後に渦巻状に捲かれ、ボリュートケーシング201の両側に設けた流入口24、24からボリュートケーシング201内に流入し、羽根車4の回転の作用によって加圧された流体が吐出口25から吐出されるように構成されている。
ポンプケーシング2は、複数の分割ケーシングからなる。具体的には、ポンプケーシング2は、回転軸3より下側の下部ケーシング21と、回転軸3より上側の上部ケーシング22により構成される。即ち、ポンプケーシング2は回転軸3を境に水平に分割されている。
図4〜6の従来のポンプ100と比較すると、本実施の形態のポンプ10では、下部ケーシング21と上部ケーシング22の合せ面にフランジが形成されていない。その代わりに、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを合せ面にて密着させて固定するために、合せ面にて合わさるように配置された下部ケーシング21及び上部ケーシング22を外側から囲むことで下部ケーシング21と上部ケーシング22をその位置に固定する固定部材5を採用している。
固定部材5は、ポンプ1の左右にそれぞれ設けられる。固定部材5は、合せ面内の軸を囲う帯状かつ環状形状を有している。図1〜図3の例では、固定部材5は、回転軸3を囲う環状形状を有している。固定部材5は、吸込口24、吐出口25、及び回転軸3を避けて、これらと干渉しないように、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを取り巻くように設けられる。これにより、固定部材5は、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを抱え込んでそれらの位置を固定している。
固定部材5は、下部ケーシング21の一部の下面及び上部ケーシング22の一部の上面に接触している。これにより、固定部材5は、下部ケーシング21の下方への移動を制限し、上部ケーシング22の上方への移動を制限する。換言すれば、固定部材5は、下部ケーシング21を下方から支え、上部ケーシング22を下方に向けて押さえ付けている。
また、固定部材5は、下部ケーシング21の一部の前面及び一部の後面、及び上部ケーシング22の一部の前面及び一部の後面に接触している。これにより、固定部材5は、下部ケーシング21及び上部ケーシング22の前後方向への移動を制限する。換言すれば、固定部材5は、下部ケーシング21及び上部ケーシング22を前後方向に押さえ付けている。
固定部材5は、繊維強化プラスチック(FRP:Fiber Reinforced Plastics)からなる。固定部材5は、下部ケーシング21及び上部ケーシング22と接する箇所で、下部ケーシング21及び上部ケーシング22に接着されていてもよいし、単に当接しているだけでもよい。
以上のように、本実施の形態のポンプ1では、分割ケーシングである下部ケーシング21と上部ケーシング22とがケーシングボルトで締結されず、従ってそれらの間にフランジを設ける必要がないので、ポンプケーシング2を小型化して軽量化できる。
また、従来のポンプでは、ポンプケーシングの耐圧強度を増すためにリブを設けることがあるが、本実施の形態のポンプ1によれば、固定部材5として用いられるFRPが耐圧補強の役割を果たすため、そのようなリブを設ける必要がない。よって、この点でも、ポンプケーシング2を軽量化できる。
また、このように、ポンプケーシング2を小型化できるので、ポンプケーシング2の材料(例えば、鋳鉄、鋳鋼、鋼鉄)を節約して、コストダウンを図ることができる。特に、ポンプケーシング2の材料として二相ステンレスを用いる場合には、二相ステンレスは高価であるので、フランジを廃することで材料費を大幅に削減できる。
なお、上記の実施の形態では、固定部材5にFRPを用いたが、固定部材5の材料はこれに限られない。なお、固定部材5の材料としては、引張強度が強く、軽量であるものが望ましい。
また、上記の実施の形態では、帯状の固定部材5を、下部ケーシング21及び上部ケーシング22を囲む環状形状としたが、その環状形状の一部が省略されていてもよい。例えば、固定部材5において、下部ケーシング21の下面に接する部分が省略されていてよく、上部ケーシング22の上面に接する部分が省略されていてもよい。
また、上記の実施の形態では、各固定部材5が回転軸4に垂直な面内で環状形状をなすように設けられたが、これに限られず、固定部材5は、下部ケーシング21と上部ケーシング22とを互いに向かう方向に押さえるものであれば、合せ面に垂直な任意の面内で環状形状をなしていてもよく、合せ面に対して斜めになっていてもよい。
また、上記の実施の形態のポンプ1では、下部ケーシング21及び上部ケーシング22にフランジが形成されていないが、下部ケーシング21及び上部ケーシング22にフランジを形成してもよい。また、このフランジ部分にOリング等の密封部材を設けてもよい。さらに、従来と同様にフランジにてケーシングボルトで下部ケーシング21と上部ケーシング22とを締結してもよい。このようにフランジ及びケーシングボルトを用いる場合にも、下部ケーシング21と上部ケーシング22は固定部材5によって固定されているため、従来のポンプと比較してフランジを小さく、かつ薄く形成することができ、従来のポンプと比較して有利である。
本発明は、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとでケーシングを構成するためにフランジ及びフランジにて第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを締結するためのケーシングボルトを設ける必要がなく、ケーシングないしは流体機械を小型化し、かつ軽量化できるという効果を有し、第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとが互いに合わさってケーシングが構成される流体機械等として有用である。
1 横軸両吸込渦巻ポンプ(流体機械)
2 ポンプケーシング
21 下部ケーシング(分割ケーシング)
22 上部ケーシング(分割ケーシング)
23 吸込口
24 流入口
25 吐出口
3 回転軸
4 羽根車
5 固定部材

Claims (3)

  1. 第1の分割ケーシングと第2の分割ケーシングとを備え、
    前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとが合わさってケーシングが構成される流体機械であって、
    前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとをそれぞれの合せ面で合わせた状態で、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングとを外側から囲むことで、前記第1の分割ケーシングと前記第2の分割ケーシングの位置を固定する固定部材を備えたことを特徴とする流体機械。
  2. 前記固定部材は、前記第1の分割ケーシング及び前記第2の分割ケーシングを取り巻く環状形状を有していることを特徴とする請求項1に記載の流体機械。
  3. 前記流体機械は、回転軸と、前記回転軸に固定されて前記回転軸の回転により回転する羽根車とを備えたポンプであり、前記第1の分割ケーシング及び前記第2の分割ケーシングは、前記回転軸を境に分割されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流体機械。
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