JP2017014820A - 位置調整構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状工具によって僅かな位置の調整であっても容易にできるようになる位置調整構造を提供する。【解決手段】対向する2つの部材(2,4)をボルトで接合するに際して、シノ5を使用した相対的な位置調整を可能とする位置調整構造である。固定金具2に設けられる第1ボルト穴と、固定金具2に第1ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、調整方向で中心位置が第1ボルト穴と揃う第1調整穴24と、支柱4に設けられる第2ボルト穴と、支柱4に第2ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、中心位置が第2ボルト穴の中心位置から調整方向と略平行する方向にずれる第2調整穴45とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、対向する2つの部材をボルトで接合するに際して、シノなどの棒状工具を使用した相対的な位置調整を可能とする位置調整構造に関するものである。
形鋼製の梁と柱をボルト接合したり、梁などに鋼製の枠材をボルト接合したりする際には、対向する2つの部材のボルトを通す穴の位置が、正確に合っていないとボルト接合を行うことができない。
一方、形鋼製の梁や枠材等は、重量が大きいため、ボルト穴同士が合っていなくても簡単に位置合わせを行うことができず、特許文献1,2に開示されているようなシノなどの棒状工具を使用して、位置の微調整を行うことが知られている。
特許文献1では、H形鋼製の天井梁と略C字形断面の枠材の双方のボルト挿通穴に隣接した位置に、それぞれ位置決め用の穴が設けられており、この位置決め用の穴に対して、先端が直角に折れ曲った調整棒が挿し込まれて微調整が行われる。
また、特許文献2には、位置決めに使用する穴の真上に障害物があるために真っ直ぐなシノでは微調整が行えない場合に、先端が曲がったシノを使って微調整を行うことが開示されている。
特開平9−296608号公報 実開昭53−76639号公報
しかしながら、てこの原理を利用して部材を移動させるシノにおいては、穴のずれが小さすぎると力の調整が難しく、微調整がしにくい場合がある。特に、移動させたい部材の重量が大きくなると、力点に勢いをつけて力を作用させることになるため、より微調整が難しくなる。
そこで、本発明は、棒状工具によって僅かな位置の調整であっても容易にできるようになる位置調整構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の位置調整構造は、対向する2つの部材をボルトで接合するに際して、棒状工具を使用した相対的な位置調整を可能とする位置調整構造であって、第1の部材に設けられる第1ボルト穴と、前記第1の部材に前記第1ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、調整方向で中心位置が前記第1ボルト穴と揃う第1調整穴と、第2の部材に設けられる第2ボルト穴と、前記第2の部材に前記第2ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、中心位置が前記第2ボルト穴の中心位置から調整方向と略平行する方向にずれる第2調整穴とを備えたことを特徴とする。
ここで、前記第1調整穴よりも前記第2調整穴の方が大きく形成される構成とすることができる。また、前記第2ボルト穴と前記第2調整穴との前記中心位置のずれは、前記第2ボルト穴の直径の略半分に設定することができる。
さらに、前記第2の部材を、前記棒状工具を挿し込む側として利用することができる。また、前記第2の部材は、C形鋼又はH形鋼であって、前記第2調整穴は前記第2ボルト穴よりも部材の開放側に前記中心位置がずれている構成とすることができる。
このように構成された本発明の位置調整構造では、対向する2つの部材のそれぞれに、ボルト穴に隣接して調整穴が穿孔されている。そして、第2の部材に設けられる第2調整穴は、第2ボルト穴の中心位置から調整方向と略平行する方向に中心位置がずれている。
このため、対向するボルト穴同士の中心位置のずれは僅かであっても、調整穴間ではそれ以上のずれが生じているため、棒状工具によるてこの原理を働かせる際に力の調整がし易く、僅かな位置の調整であっても容易におこなうことができる。
また、第1の部材側に設けられる第1調整穴よりも、棒状工具の操作側にできる第2調整穴の方を大きく形成しておくことで、棒状工具の可動範囲が広がって、より長い距離の位置調整を行うことができるようになる。
さらに、第2ボルト穴と第2調整穴との中心位置のずれを、第2ボルト穴の直径の略半分に設定することで、第2調整穴として穿孔する穴の位置の設定を容易に行うことができる。
また、第2の部材が棒状工具を挿し込む側であれば、第2の部材がC形鋼又はH形鋼であっても、第2ボルト穴よりも部材の開放側に第2調整穴の中心位置をずらすことで、棒状工具を有効に可動させることができる。
本実施の形態の位置調整構造の構成及び作用を説明する説明図である。 建物ユニットにバルコニーユニットを取り付ける工程を説明する斜視図である。 第1の部材となる固定金具を柱材側から見た背面図である。 第2の部材となる支柱を第1の部材側から見た正面図である。 図1とは反対方向に支柱を移動させる工程を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の位置調整構造の構成及び作用を説明するための拡大図、図2はこの位置調整構造によって相対的な位置調整が行われる建物ユニット1とバルコニーユニット3の構成を説明する斜視図である。
この建物ユニット1によって構成されるユニット建物は、工場で製作される複数の建物ユニット1,・・・を建築現場に搬送し、基礎(図示省略)の上に横方向に並べて1階部を構築するとともに、それらの(下階)建物ユニット1,・・・の上に別の(上階)建物ユニット1,・・・を積み上げることで上層階を構築していく。
建物ユニット1は、四隅に配置される柱材11,・・・と、その柱材11,・・・の下端間に差し渡される床梁(図示省略)と、柱材11,・・・の上端間に架け渡される天井梁(図示省略)とによってボックス形のラーメン構造体(骨組構造体)に形成される。
ここで、柱材11は、図1に示すように角形鋼管によって形成される。そして、この柱材11の外壁12側の側面に、後述する固定金具2が取り付けられる。
この固定金具2は、柱材11と一体になるため、固定金具2を第1の部材とした場合、柱材11や外壁12及びそれらと一体となる建物ユニット1も第1の部材と呼ぶことができる。
そして、このような建物ユニット1に対して、図2に示すようにバルコニーユニット3を取り付けるに際して、ボルト接合が行われる。このため、バルコニーユニット3を第2の部材と呼ぶことができるとともに、それと一体となって固定金具2に直接、対向させる支柱4を第2の部材と呼ぶことができる。
本実施の形態で説明するバルコニーユニット3は、平面視略コ字形となる手摺32が設けられ、その手摺32の建物ユニット1側の端部には、支柱4が設けられる。
また、支柱4のバルコニー内面側は、化粧材31によって覆われる。なお、図2においてバルコニーユニット3の下部に取り付けられている吊りボルト33は、バルコニーユニット3をクレーンで吊り上げる際に使用される治具であって、ボルト接合後には取り外される。
続いて、ボルト接合が直接行われる第1の部材としての固定金具2と、それに対向させる第2の部材としての支柱4の構成について、さらに詳細な説明を行う。
固定金具2は、図1,3に示すように、平面視略C字形(略コ字形)に形成される。ここで、支柱4に対向させる面を対向部21とし、その両縁から柱材11側に延びる面を側縁部22,22とする。
対向部21の支柱4側は、外壁12の本体部121,121が間隔を置いて配置されたり切り欠かれたりした間隙部122が形成され、その間隙部122から対向部21を外部に向けて露出させることができる。
図3は、固定金具2を柱材11側から見た図である。この長尺状の固定金具2の対向部21には、間隔を置いて4つの穴が穿孔される。一番上の穴は、ボルト接合に使用される第1ボルト穴23となる。
この第1ボルト穴23の背面側には、ナット23aが溶接によって接合されており、ボルトがねじ込めるようになっている。また、一番下の穴も、ボルト接合に使用されるボルト穴26となる。このボルト穴26の背面側にも、ナット26aが溶接接合される。
そして、対向部21の第1ボルト穴23に隣接した上から2番目の穴が、第1調整穴24となる。この第1調整穴24の中心位置は、第1ボルト穴23の中心位置と調整方向M1,M2(固定金具2の長手方向に略直交する方向)で揃っている。
すなわち、第1ボルト穴23の中心位置と第1調整穴24の中心位置とは、一本の中心線C1上に配置される。他方、第1ボルト穴23の直径と第1調整穴24の直径は異なっている。
第1調整穴24の直径は、第1ボルト穴23の直径よりも小さく形成される。例えば、第1調整穴24の直径を、第1ボルト穴23の直径の略半分に設定することができる。
一方、一番下のボルト穴23に隣接した下から2番目の穴には、ガイドピン25を挿入して固定する。このガイドピン25の中心位置は、ボルト穴26の中心位置と調整方向M1,M2で揃っている。
ガイドピン25は、図2に示すように、バルコニーユニット3に向けて突出される位置誘導材である。ガイドピン25は、固定金具2の長手方向に略直交する方向に突出されて、後述する支柱4のピン穴46に挿入される。
支柱4は、図1,4に示すように、平面視略C字形(略コ字形)に形成される。この支柱4は、固定金具2に対向させる面となる対向フランジ41と、それに略平行となる反対側のフランジ43と、対向フランジ41とフランジ43の端部間を繋ぐウェブ42とによって形成される。
この支柱4は、図1に示すように、ウェブ42とフランジ43の外周面側が化粧材31によって覆われる。化粧材31は、平面視略L字形に形成されるとともに、フランジ43の縁部に向けてリップ部31aが立ち上げられる
図4は、支柱4を固定金具2側から見た図である。この長尺状の支柱4の対向フランジ41には、間隔を置いて4つの穴が穿孔される。一番上の穴は、ボルト接合に使用される第2ボルト穴44となる。
また、一番下の穴も、ボルト接合に使用されるボルト穴47となる。そして、対向フランジ41の第2ボルト穴44に隣接した上から2番目の穴が、第2調整穴45となる。
この第2調整穴45の中心位置(中心線C3)は、第2ボルト穴44の中心位置(中心線C2)と調整方向M1,M2(支柱4の長手方向に略直交する方向)でずれている。
すなわち、第2ボルト穴44の中心位置を通るように支柱4の長手方向に引かれた中心線C2は、第2調整穴45の中心位置を通るように支柱4の長手方向に引かれた中心線C3と一致しない。
他方、第2ボルト穴44の直径と第2調整穴45の直径は、略同一となる。そして、第2ボルト穴44と第2調整穴45との中心位置のずれとなる中心線C2,C3間の距離は、本実施の形態では第2ボルト穴44の直径の略半分に設定される。
また、第2調整穴45は、固定金具2に穿孔される第1調整穴24よりも大きく形成される。本実施の形態では、第1調整穴24の直径は、第2調整穴45の直径の略半分となる。
一方、一番下のボルト穴47に隣接した下から2番目の穴には、ガイドピン25を挿入するピン穴46が穿孔される。このピン穴46の中心位置は、ボルト穴47の中心位置と調整方向M1,M2で揃っている。
次に、本実施の形態の位置調整構造を備えて接続が行われる建物ユニット1とバルコニーユニット3の位置調整方法について説明するとともに、その作用について説明する。
図2は、建物の2階に設置された建物ユニット1に対して、吊りボルト33を介してクレーンで吊り上げられたバルコニーユニット3を取り付ける工程を示している。
バルコニーユニット3は、建物ユニット1に向けて水平方向に移動させて近づけられ、最初に固定金具2のガイドピン25の先端が支柱4のピン穴46に挿し込まれる。
ガイドピン25によって位置合わせと仮支持がされた状態のバルコニーユニット3において、向かい合う第1ボルト穴23と第2ボルト穴44(又はボルト穴26,47同士)の位置が合っており、ボルト441(471)がそのまま挿入できる場合がある。このような場合には、以下の位置調整は行う必要がない。
これに対して、図1に示すように、固定金具2側の第1ボルト穴23の中心位置(中心線C1)と、支柱4側の第2ボルト穴44の中心位置(中心線C2)とが合っていない場合は、微調整が必要になる。
微調整は、ボルト穴26,47同士の位置が合っていない場合にも、同様に行われる。また、重量差から、この調整によって調整方向M1(又はM2)に移動するのは支柱4(バルコニーユニット3)側となる。
位置調整には、棒状工具であるシノ5が使用される。本実施の形態で使用されるシノ5は、先端部51が僅かに曲がった形状に形成されている。C形鋼によって形成された支柱4の開放側から挿し込まれるシノ5は、リップ部31aやフランジ43が障害となるため、可動範囲R1が制限される。
図1は、固定金具2側の第1ボルト穴23の中心位置(中心線C1)よりも支柱4の開放側にずれた第2ボルト穴44の中心位置(中心線C2)を、調整方向M1に支柱4を移動させることで微調整する際の動作を示した説明図である。
ここで、シノ5を挿し込む側となる支柱4の対向フランジ41には、C形鋼である支柱4の開放側に中心位置(中心線C3)がずれた第2調整穴45が、穿孔されている。
この第2調整穴45に対してシノ5の先端部51を斜めに挿し込み、先端部51が固定金具2の第1調整穴24を通るまでシノ5を押し込む。シノ5の先端部51は、直径の小さな第1調整穴24に密着し、第1調整穴24よりも大きな第2調整穴45内では、シノ5は化粧材31側の壁面に接触される。
この状態からシノ5を可動範囲R1の矢印方向(支柱4のウェブ42側)に倒すと、第1調整穴24の接触点を支点としたてこの力が第2調整穴45に伝達され、支柱4が調整方向M1に移動することになる。
これに対して図5は、調整方向M1とは反対の方向に調整が必要な場合について説明する図である。すなわち、図5は、固定金具2側の第1ボルト穴23の中心位置(中心線C1)よりも支柱4のウェブ42側にずれた第2ボルト穴44の中心位置(中心線C2)を、調整方向M2に支柱4を移動させることで微調整する際の動作を示した説明図である。
この図に示すように、支柱4の開放側に中心位置(中心線C3)がずれた第2調整穴45に対してシノ5の先端部51を斜めに挿し込み、先端部51が固定金具2の第1調整穴24を通るまでシノ5を押し込む。
シノ5の先端部51は、直径の小さな第1調整穴24に密着し、第1調整穴24よりも大きな第2調整穴45内では、シノ5はC形鋼である支柱4の開放側の壁面に接触される。
この状態からシノ5を可動範囲R2の矢印方向(開放側)に引き寄せると、第1調整穴24の接触点を支点としたてこの力が第2調整穴45に伝達され、支柱4が調整方向M2に移動することになる。
こうして位置が合致した第2ボルト穴44と第1ボルト穴23には、図2に示すようにボルト441が挿し込まれ、ボルト441の先端は、対向部21の背面側に固定されたナット23aにねじ込まれる。
同じく位置が合致した支柱4の下部のボルト穴47とボルト穴26には、ボルト471が挿し込まれ、ボルト471の先端は、対向部21の背面側に固定されたナット26aにねじ込まれる。
このように構成された本実施の形態の位置調整構造では、対向する2つの部材(2,4)のそれぞれに、ボルト穴(23,44)に隣接して調整穴(24,45)が穿孔されている。
そして、第2の部材となる支柱4に設けられる第2調整穴45の中心位置(中心線C3)は、第2ボルト穴44の中心位置(中心線C2)から調整方向M1,M2と略平行する方向に中心位置がずれている。
この結果、対向する第1ボルト穴23と第2ボルト穴44(又はボルト穴26,47同士)の中心位置のずれは僅かであっても、第1調整穴24と第2調整穴45との間ではそれ以上のずれが生じることになる。
このように、てこの原理を働かせる際のアームを長くできれば、シノ5によって作用させる力の加減がし易くなり、ボルト穴(23,44又は26,47)の僅かな位置のずれの調整であっても、容易におこなうことができる。
また、第1の部材となる固定金具2側に設けられる第1調整穴24よりも、シノ5の操作側となる第2調整穴45の方が大きく形成されていれば、シノ5の可動範囲R1,R2が広がって、より長い距離の位置調整を行うことができるようになる。
さらに、第2ボルト穴44と第2調整穴45との中心位置のずれ(中心線C2,C3間の距離)を、第2ボルト穴44の直径の略半分に設定することで、第2調整穴45として穿孔する穴の位置の設定を容易に行うことができる。
また、支柱4がC形鋼で形成されていてシノ5を挿し込む側であっても、第2ボルト穴44よりも支柱4の開放側に第2調整穴45の中心位置をずらすことで、図1,5に可動範囲R1,R2として示したように、シノ5を有効に可動させることができる。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態では、建物ユニット1にバルコニーユニット3を取り付ける場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、対向する2つの部材が棒状工具を使用しての調整が必要な部材であれば、どのような部材の組み合わせであってもよい。
また、前記実施の形態では、第2の部材である支柱4側からシノ5を挿し込む場合について説明したが、これに限定されるものではなく、第1の部材側から棒状工具を挿し込んで位置調整を行うこともできる。
さらに、前記実施の形態では、第2の部材がC形鋼によって形成される支柱4について説明したが、これに限定されるものではなく、第2の部材がH形鋼やその他の形態の部材であってもよい。
2 固定金具(第1の部材)
23 第1ボルト穴
24 第1調整穴
4 支柱(第2の部材)
44 第2ボルト穴
441 ボルト
45 第2調整穴
5 シノ(棒状工具)
M1,M2 調整方向

Claims (5)

  1. 対向する2つの部材をボルトで接合するに際して、棒状工具を使用した相対的な位置調整を可能とする位置調整構造であって、
    第1の部材に設けられる第1ボルト穴と、
    前記第1の部材に前記第1ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、調整方向で中心位置が前記第1ボルト穴と揃う第1調整穴と、
    第2の部材に設けられる第2ボルト穴と、
    前記第2の部材に前記第2ボルト穴に隣接して穿孔されるとともに、中心位置が前記第2ボルト穴の中心位置から調整方向と略平行する方向にずれる第2調整穴とを備えたことを特徴とする位置調整構造。
  2. 前記第1調整穴よりも前記第2調整穴の方が大きく形成されることを特徴とする請求項1に記載の位置調整構造。
  3. 前記第2ボルト穴と前記第2調整穴との前記中心位置のずれは、前記第2ボルト穴の直径の略半分となることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置調整構造。
  4. 前記第2の部材が、前記棒状工具を挿し込む側となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の位置調整構造。
  5. 前記第2の部材は、C形鋼又はH形鋼であって、前記第2調整穴は前記第2ボルト穴よりも部材の開放側に前記中心位置がずれていることを特徴とする請求項4に記載の位置調整構造。
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