JP2017012704A - 情報処理システム、情報処理端末、プログラムおよび方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理端末、プログラムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、薬の適正な使用のために必要な情報を患者に提供する情報処理システムを提供することを目的とする。【解決手段】本発明によれば、無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理端末と患者の携帯端末とを含む情報処理システムであって、前記携帯端末は、医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を記憶する患者情報記憶部を含み、前記情報処理端末は、薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、前記無線通信を介して前記携帯端末から前記患者情報を取得する患者情報取得部と、取得した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出する注意事項抽出部と、抽出した前記注意事項を出力する注意事項出力部とを含む情報処理システムが提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理端末、プログラムおよび方法に関する。
薬剤師法は、調剤した薬の適正な使用のために必要な情報を患者に提供することを薬剤師に義務付ける。
この点につき、特開2005‐266853号公報(特許文献1)は、薬剤師から薬の服用に関する注意事項の入力を受け付け、その入力内容を患者の携帯端末に送信するシステムを開示する。
本発明は、上記従来技術に鑑みてなされたものであり、薬の適正な使用のために必要な情報を患者に提供する情報処理システムを提供することを目的とする。
本発明者は、薬の適正な使用のために必要な情報を患者に提供する情報処理システムの構成につき鋭意検討した結果、以下の構成に想到し、本発明に至ったのである。
すなわち、本発明によれば、無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理端末と患者の携帯端末とを含む情報処理システムであって、前記携帯端末は、医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を記憶する患者情報記憶部を含み、前記情報処理端末は、薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、前記無線通信を介して前記携帯端末から前記患者情報を取得する患者情報取得部と、取得した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出する注意事項抽出部と、抽出した前記注意事項を出力する注意事項出力部と、を含む、情報処理システムが提供される。
上述したように、本発明によれば、薬の適正な使用のために必要な情報を患者に提供する情報処理システムが提供される。
本実施形態の情報処理システムを示す図。 本実施形態の情報処理システムの機能ブロック図。 本実施形態の情報処理システムが実行する処理を示すシーケンス図。 注意事項抽出処理を表すフローチャート。 注意事項テーブルを示す図。 本実施形態の情報処理システムの機能ブロック図。 本実施形態の情報処理システムを構成する各装置のハードウェア構成図。
薬剤師法の定めにより、薬剤師は、調剤薬を交付する際、薬の服用時間・服用回数や服用量などの基本情報の他、薬の保管方法、薬の副作用、注意すべき薬の飲み合わせなどの情報を患者に提供する。この患者に対する情報提供を服薬指導と呼ぶ。服薬指導では、患者が持参するお薬手帳などをもとに、患者の薬歴や既往歴といった情報を十分に把握した上で、それぞれの患者に合った適切なアドバイスを行うことが求められる。
この点につき、お薬手帳に記載されていない情報については、専ら、薬剤師が患者から直接聞き取りを行うことで収集しているという現状がある。さらに、それぞれの薬剤師は、専ら、自身の知識や経験に頼ってアドバイスを行っているという現状がある。
しかしながら、これまでのような聞き取りに頼ったやり方では、コミュニケーション能力の低い薬剤師が担当する服薬指導において、必要な情報が十分に得られない虞があった。さらに、薬剤師が自身の知識や経験に頼ってアドバイスを行うやり方では、知識や経験の浅い薬剤師が担当する服薬指導において、患者に適切な情報を伝えることができない虞があった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたものである。以下、本発明を、実施形態をもって説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。なお、以下に参照する各図においては、共通する要素について同じ符号を用い、適宜、その説明を省略するものとする。
図1は、本発明の実施形態である情報処理システム100を示す。図1に示されるように、本実施形態の情報処理システム100は、調剤薬局に設置される情報処理端末10と、患者が携帯する携帯端末20とを含んで構成されている。なお、情報処理端末10には、ディスプレイとして参照される表示装置30が有線または無線で接続されている。
情報処理端末10は、例えば、デスクトップ型PC、ノート型PCやタブレット型PCなどのパーソナル・コンピュータとして参照することができる。以下、情報処理端末10をPC10という。
一方、患者が携帯する携帯端末20は、例えば、スマートフォン、タブレットPC、ノートPC、PDAなどの携帯型パーソナル・コンピュータとして参照することができる。
本実施形態では、患者が携帯する携帯端末20が所定の規格に準拠した無線通信の機能を搭載することを前提とする。ここで、携帯端末20が搭載する無線通信機能は、有効通信距離を数メートル以内に制限しうる近距離無線通信機能であることが好ましく、このような近距離無線通信の規格としては、Bluetooth Low Energy(登録商標)を例示することができる。ただし、本実施形態は、無線通信の規格を限定するものではなく、携帯端末20が搭載する無線通信機能の規格は、例えば、FeliCa(登録商標)やMifare(登録商標)などに代表される近接型非接触通信の規格であってもよい。
本実施形態においては、携帯端末20が搭載する無線通信機能に対応するアクセスポイント40(以下、AP40という)が調剤薬局内の適切な設置されており、AP40は、PC10に通信可能に接続されている。ここで、図1に示す例では、調剤薬局の薬受渡カウンタにAP40が設置されており、AP40の通信範囲(破線で示す)が服薬指導を行う場所を包含するように設定されている。
以上、本実施形態の情報処理システム100を構成する装置の概要について説明してきたが、続いて、上述した各装置の機能構成を図2に示す機能ブロック図に基づいて説明する。
患者が携帯する携帯端末20は、認証情報送信部22、患者情報提供部24、および患者情報記憶部26を含んで構成される。なお、これらの機能手段は、携帯端末20に専用アプリケーションをインストールすることによって実現される。
認証情報送信部22は、PC10との間にAP40を介した無線通信が確立したことに応答して、患者の認証情報をPC10に送信するための機能手段である。ここでいう認証情報は、患者の正当性を確認しうる情報であればどのような情報であってもよい。例えば、ユーザIDとパスワードといったアカウント情報を認証情報としてもよいし、携帯端末20がスマートフォンなどの携帯電話である場合には、携帯電話の契約者固有ID(端末の個体識別番号を含む)を認証情報としてもよい。
患者情報記憶部26は、医療機関から提供される患者情報を保持する手段である。ここで患者情報は、少なくとも患者が医師から処方を受けた薬(以下、処方薬という)の識別情報を含む。さらに、本実施形態においては、患者の年齢、性別、処方薬の分量、用法、用量、使用期間といった医師が発行する処方箋の記載事項の他、患者の薬歴(現在の服用薬の識別情報)や患者の既往歴(過去から現在に至るまでに治療した病気やけが、アレルギーの発症歴、妊娠出産に関する情報など)を含めることが好ましい。なお、患者情報における薬の識別情報は、例えば、薬名である。
患者情報提供部24は、患者情報記憶部26に保持された患者情報を読み出し、読み出した患者情報をAP40を介した無線通信でPC10に送信するための機能手段である。
一方、調剤薬局に設置されるPC10は、患者認証部12、患者情報取得部13、注意事項抽出部14、注意事項出力部15、認証情報登録部16、および注意事項登録部17を含んで構成される。なお、これらの機能手段は、PC10に専用アプリケーションをインストールすることによって実現される。
患者認証部12は、携帯端末20との間にAP40を介した無線通信が確立したときに携帯端末20から送信される認証情報に基づいて患者の認証を行うための機能手段である。
認証情報登録部16は、患者の認証情報を登録する手段である。認証情報登録部16は、例えば、患者の携帯端末20の契約者固有IDを患者の認証情報として登録・管理する。
注意事項登録部17は、調剤薬局で調剤する薬の使用上の注意事項を登録する手段である。注意事項登録部17は、薬の識別情報と当該薬の使用上の注意事項を対応付けて登録した注意事項テーブルを管理する。
患者情報取得部13は、AP40を介した無線通信によって携帯端末20から患者情報を取得するための機能手段である。
注意事項抽出部14は、携帯端末20から取得した患者情報に基づいて患者の処方薬の使用上の注意事項を注意事項登録部17から抽出するための機能手段である。
注意事項出力部15は、注意事項登録部17から抽出した処方薬の使用上の注意事項を出力するための機能手段である。
以上、本実施形態の情報処理システム100を構成する各装置の機能構成について概説したが、続いて、上述した各装置が実行する処理の内容を図3に示すシーケンス図に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、適宜、図1および図2を参照するものとする。
患者が呼出を受けて薬受渡カウンタに赴くと(図1参照)、患者の携帯端末20がAP40の通信範囲に入る。その結果、PC10と携帯端末20の間で無線通信が確立する(S1)。
無線通信が確立したことを受けて、PC10の患者認証部12が携帯端末20に対して認証情報を要求する(S2)。これを受けて、携帯端末20の認証情報送信部22は、所定の記憶領域から患者の認証情報(例えば、契約者固有ID)を読み出し、読み出した認証情報をAP40を介してPC10に送信する(S3)。
これを受けて、PC10の患者認証部12は、携帯端末20から受信した認証情報が認証情報登録部16に登録されているか否かに基づいて患者を認証する(S4)。その結果、認証に成功した場合、PC10の患者情報取得部13は、AP40を介して携帯端末20に患者情報を要求する(S5)。これを受けて、携帯端末20の患者情報提供部24は、患者情報記憶部26に登録された患者情報を読み出し、読み出した患者情報をAP40を介してPC10に送信する(S6)。
これを受けて、PC10の注意事項抽出部14は、携帯端末20から受信した患者情報に基づいて注意事項抽出処理を実行する(S7)。ここで、注意事項抽出部14が実行する注意事項抽出処理を図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
まずステップ101では、携帯端末20から受信した患者情報に含まれる情報を使用して処方薬毎に検索キーを生成する。本実施形態においては、大きく分けて、3種類の検索キーを生成する。3種類の検索キーとは、すなわち、第1に「処方薬の識別情報」であり、第2に「処方薬の識別情報と患者が服用薬の識別情報の組み合わせ」であり、第3に「処方薬の識別情報と患者の属性の組み合わせ」である。
第1の「処方薬の識別情報」については、患者情報に含まれるN種類の処方薬の識別情報をそのままN個の検索キーとする。第2の「処方薬の識別情報と患者が現在服用している薬の識別情報の組み合わせ」については、患者情報に含まれるN種類の処方薬の識別情報とM種類の患者の服用薬の識別情報に基づいて生成したN×M個の組み合わせを検索キーとする。第3に「処方薬の識別情報と患者の属性の組み合わせ」については、患者情報に含まれるN種類の処方薬の識別情報とL種類の患者の属性に基づいて生成したN×L個の組み合わせを検索キーとする。
ここでいう患者の属性としては、患者の年齢・性別といった基本属性の他、患者の既往歴に関する属性を挙げることができる。既往歴に関する属性としては、病気の名称、けがの名称、アレルギーの種類、妊娠出産に関する情報(妊婦、産婦、授乳婦)などを例示することができる。
続くステップ102では、注意事項登録部17から注意事項テーブルを読み出し、読み出した注意事項テーブルをステップ101で生成した検索キーで検索して、キーに合致する注意事項を抽出する。
図5(a)〜(d)は、それぞれ、注意事項登録部17が管理する4つの注意事項テーブル500,600,700,800を示す。
図5(a)に示すように、注意事項テーブル500には、処方薬の識別情報と注意事項とが対応付けて登録されており、薬と食品(飲み物、嗜好品を含む)の食べ合わせに関する注意事項や薬の保管方法に関する注意事項などが登録されている。
また、図5(b)に示すように、注意事項テーブル600には、処方薬の識別情報と患者の服用薬の識別情報と注意事項とが対応付けて登録されており、薬と薬の飲み合わせに関する注意事項が登録されている。
また、図5(c)に示すように、注意事項テーブル700には、処方薬の識別情報と患者の年齢と患者の性別と注意事項とが対応付けて登録されており、患者の年齢や性別に特有の注意事項が登録されている。
さらに、図5(d)に示すように、注意事項テーブル800には、処方薬の識別情報と患者の既往歴と注意事項とが対応付けて登録されており、患者の既往歴(病気、けが、アレルギー、妊娠出産など)に特有の注意事項が登録されている。
例えば、患者が医者から薬Aの処方されて調剤薬局を訪れている場合において、仮に、ステップ101で、処方薬Aに関して、「処方薬:A」、「処方薬:A/服用薬:F」、「処方薬:A/年齢:25」、「処方薬:A/性別:女」、「処方薬:A/アレルギー:花粉」という5つの検索キーが生成されたとすると、ステップ102では、検索キー「処方薬:A」で注意事項テーブル500を検索し、検索キー「処方薬:A/服用薬:F」で注意事項テーブル600を検索し、検索キー「処方薬:A/年齢:25」および「処方薬:A/性別:女」で注意事項テーブル700を検索し、検索キー「処方薬:A/アレルギー:花粉」で注意事項テーブル800を検索する。その結果、注意事項テーブル500からは「服用前後にグレープフルーツを摂取しない」という注意事項が抽出され、注意事項テーブル700からは「貧血が起こりやすくなる」という注意事項が抽出される。すなわち、ステップ102では、処方薬Aに関して、「服用前後にグレープフルーツを摂取しない」および「貧血が起こりやすくなる」という2つの注意事項が抽出される。
他に処方薬がある場合は、それぞれに関して、ステップ102を実行し(S103、No)、全ての処方薬について注意事項を抽出した時点で(S103、Yes)、処理を終了する。
再び図3に戻って説明を続ける。
注意事項抽出部14が注意事項抽出処理(S7)を終えたことを受けて、注意事項出力部15は、S7で抽出した1以上の処方薬についての注意事項を表示装置30に表示出力する。これを受けて、薬剤師は、表示装置30に表示される注意事項を確認しながら患者に服薬指導を行う。さらに、本実施形態では、必要に応じて、注意事項出力部15がS7で抽出した1以上の処方薬についての注意事項をAP40を介して患者の携帯端末20に送信する(S9)。これを受けて、携帯端末20は、PC10から受信した注意事項を所定の記憶領域に記憶する(S10)。
以上、説明したように、本実施形態によれば、患者の携帯端末20から取得した患者情報に基づいて処方薬に係る注意事項が漏れなく自動抽出されて、薬剤師に提供されるので、各薬剤師は、服薬指導において、それぞれの力量にかかわらず、必要な注意事項を漏れなく患者に伝えることができるようになる。このとき、薬剤師に提供される情報は、患者の属性に応じて適切に取捨選択されるので、不必要な注意事項を説明して患者を混乱させるといった事態が避けられる。
また、本実施形態によれば、服薬指導を行う際に患者の携帯端末20から服薬指導を行うために必要な情報が自動的に取得されるので、薬剤師と患者の双方において聞き取り作業の負担が軽減され、その分、本来の指導内容に集中することが可能になる。
また、患者は、自身の携帯端末20に保存した注意事項を必要に応じて確認することで処方薬を正しく使用することができるようになる。
なお、本実施形態においては、図2に示したPC10の各機能部の全てを1つのコンピュータ(情報処理装置)上に実装する必要はなく、ネットワークを介して接続された2以上のコンピュータに対して各機能部を適切な単位で分散配置することもできる。
この点につき、図6は、図2に示したPC10の各機能部をネットワークを介して接続された2台のコンピュータに分散配置してなる情報処理システム200の機能ブロック図を例示する。
図6に例示する情報処理システム200は、患者が携帯する携帯端末20と、調剤薬局に設置されるPC10と、サーバ50とを含んで構成される。サーバ50は、サーバ機能を備えた情報処理装置であり、サーバ50とPC10は、インターネットやVPNなどとして参照されるWAN(広域ネットワーク)60を介して相互通信可能に接続されている。なお、PC10と携帯端末20の概要については、既に説明したので、ここでは説明を割愛する。
図6に示すように、情報処理システム200では、先に説明した情報処理システム100(図2参照)において、PC10上に実装されていた患者認証部12、注意事項抽出部14、認証情報登録部16および注意事項登録部17がサーバ50上に実装され、その代わりに、PC10上に、別途、認証要求部18と注意事項要求部19を実装している。なお、PC10およびサーバ50を構成する図6に示す各機能手段は、PC10およびサーバ50のそれぞれに専用アプリケーションをインストールすることによって実現される。
情報処理システム200では、PC10の認証要求部18は、携帯端末20との間にAP40を介した無線通信が確立したときに携帯端末20から送信される認証情報をサーバ50に送信して認証を要求する。これを受けて、サーバ50の患者認証部12は、PC10から送信される認証情報に基づいて患者の認証を行い、その結果をPC10に返す。
一方、PC10の注意事項要求部19は、携帯端末20から取得した患者情報をサーバ50に送信して注意事項を要求する。これを受けて、サーバ50の注意事項抽出部14は、PC10から受信した患者情報に基づいて患者の処方薬の使用上の注意事項を注意事項登録部17から抽出し、抽出した注意事項をPC10に送信する。なお、図6に示した情報処理システム200を構成する他の機能部が実行する処理の内容については、既に説明したので、ここでは説明を割愛する。
最後に、情報処理システム100,200を構成する各装置のハードウェア構成を図7に示すハードウェア構成図に基づいて説明する。
PC10およびサーバ50を構成するコンピュータは、図7(a)に示すように、少なくとも、プロセッサ101と、ROM102と、RAM103と、補助記憶装置104と、入出力装置インタフェース105と、ネットワークインタフェース106とを備えている。
プロセッサ101は、装置全体の動作を制御する演算装置である。ROM102は、BIOS等のブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存する不揮発性メモリである。RAM103は、プログラムを実行するための実行空間を提供する不揮発性メモリである。補助記憶装置104は、オペレーティングシステム(OS)や上述した専用アプリケーション等を保存する大容量のHDDなどである。入出力装置インタフェース105は、マウス・キーボード等の入力装置や上述した表示装置30を接続するためのインタフェースである。ネットワークインタフェース106は、上述したWAN60やLANに接続するためのインタフェースである。なお、上述したAP40は、調剤薬局内に構築されるLANを介してPC10に接続することができる。
一方、携帯端末20は、図7(b)に示すように、プロセッサ201と、ROM202と、RAM203と、補助記憶装置204と、タッチパネルディスプレイ205と、無線インタフェース206とを備えている。
プロセッサ201は、装置全体の動作を制御する演算装置である。ROM202は、BIOS等のブートプログラムやファームウェアプログラムなどを保存する不揮発性メモリである。RAM203は、プログラムを実行するための実行空間を提供する不揮発性メモリである。補助記憶装置204は、オペレーティングシステム(OS)や上述した専用アプリケーション等を保存する大容量のフラッシュメモリなどである。タッチパネルディスプレイ205は、ユーザの操作入力を受け付ける表示装置である。無線インタフェース206は、Bluetooth Low Energy(登録商標)などの所定の無線通信規格に則って上述したAP40との間で無線信号の送受信を行う。
なお、上述した実施形態の各機能は、C、C++、C#、Java(登録商標)などで記述された装置実行可能なプログラムにより実現でき、本実施形態のプログラムは、ハードディスク装置、CD−ROM、MO、DVD、フレキシブルディスク、EEPROM、EPROMなどの装置可読な記録媒体に格納して頒布することができ、また他装置が可能な形式でネットワークを介して伝送することができる。
以上、本発明について実施形態をもって説明してきたが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
例えば、患者の携帯端末20から患者情報を受信したときに、当該患者情報に含まれる処方薬の識別情報を自局の在庫リストに照らして当該処方薬の在庫の有無を確認し、在庫がない場合は、他の薬局の在庫を確認して、その結果を表示装置30に表示するように構成してもよい。さらに、患者の携帯端末20から患者情報を受信したときに、当該患者の待ち時間を計算して患者の携帯端末20に通知するように構成してもよい。その他、当業者が推考しうる実施態様の範囲内において、本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
10…情報処理装置
12…患者認証部
13…患者情報取得部
14…注意事項抽出部
15…注意事項出力部
16…認証情報登録部
17…注意事項登録部
18…認証要求部
19…注意事項要求部
20…携帯端末
22…認証情報送信部
24…患者情報提供部
26…患者情報記憶部
30…表示装置
40…アクセスポイント
50…サーバ
100,200…情報処理システム
101…プロセッサ
102…ROM
103…RAM
104…補助記憶装置
105…入出力装置インタフェース
106…ネットワークインタフェース
201…プロセッサ
202…ROM
203…RAM
204…補助記憶装置
205…タッチパネルディスプレイ
206…無線インタフェース
500,600,700,800…注意事項テーブル
特開2005‐266853号公報

Claims (12)

  1. 無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理端末と患者の携帯端末とを含む情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を記憶する患者情報記憶部を含み、
    前記情報処理端末は、
    薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、
    前記無線通信を介して前記携帯端末から前記患者情報を取得する患者情報取得部と、
    取得した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出する注意事項抽出部と、
    抽出した前記注意事項を出力する注意事項出力部と、
    を含む、
    情報処理システム。
  2. 前記注意事項登録部は、
    前記処方薬と前記注意事項とを対応付けて登録し、
    前記注意事項抽出部は、
    前記処方薬に対応する前記注意事項を抽出する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記患者情報は、患者の服用薬を含み、
    前記注意事項登録部は、
    前記処方薬と前記服用薬の組み合わせと前記注意事項とを対応付けて登録し、
    前記注意事項抽出部は、
    前記処方薬と前記服用薬の組み合わせに対応する前記注意事項を抽出する、
    請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記患者情報は、患者の属性情報を含み、
    前記注意事項登録部は、
    前記処方薬と前記属性情報の組み合わせと前記注意事項とを対応付けて登録し、
    前記注意事項抽出部は、
    前記処方薬と前記属性情報の組み合わせに対応する前記注意事項を抽出する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記属性情報は、患者の年齢、性別および既往歴のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記注意事項出力部は、
    抽出した前記注意事項を前記患者の携帯端末に送信する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理端末であって、
    薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、
    前記無線通信を介して患者の携帯端末から医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を取得する患者情報取得部と、
    取得した前記患者情報に基づいて前記注意事項登録部に登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出する注意事項抽出部と、
    抽出した前記注意事項を出力する注意事項出力部と、
    を含む、
    情報処理端末。
  8. 無線通信のアクセスポイントに接続されるコンピュータを
    薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録手段、
    前記無線通信を介して患者の携帯端末から医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を取得する患者情報取得手段、
    取得した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出する注意事項抽出手段、
    抽出した前記注意事項を出力する注意事項出力手段、
    として機能させるためのプログラム。
  9. 無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理端末において実行される方法であって、
    前記無線通信を介して患者の携帯端末から医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を取得するステップと、
    取得した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の使用上の注意事項を抽出するステップと、
    抽出した前記注意事項を出力するステップと、
    を含む、
    方法。
  10. ネットワークを介して接続される情報処理端末および情報処理装置と患者の携帯端末とを含み、該情報処理端末が無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理システムであって、
    前記携帯端末は、
    医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を記憶する患者情報記憶部を含み、
    前記情報処理端末は、
    前記無線通信を介して前記携帯端末から前記患者情報を取得する患者情報取得部と、
    取得した前記患者情報を前記情報処理装置に送信して前記処方薬の使用上の注意事項を要求する注意事項要求部と、
    前記情報処理装置から受信した前記注意事項を出力する注意事項出力部とを含み、
    前記情報処理装置は、
    薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、
    前記情報処理端末から受信した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出し、該注意事項を前記情報処理端末に送信する注意事項抽出部とを含む、
    情報処理システム。
  11. ネットワークを介して接続される情報処理端末および情報処理装置と含み、該情報処理端末が無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理システムであって、
    前記情報処理端末は、
    前記無線通信を介して患者の携帯端末から医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を取得する患者情報取得部と、
    取得した前記患者情報を前記情報処理装置に送信して前記処方薬の使用上の注意事項を要求する注意事項要求部と、
    前記情報処理装置から受信した前記注意事項を出力する注意事項出力部とを含み、
    前記情報処理装置は、
    薬の使用上の注意事項を登録する注意事項登録部と、
    前記情報処理端末から受信した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の前記注意事項を抽出し、該注意事項を前記情報処理端末に送信する注意事項抽出部とを含む、
    情報処理システム。
  12. ネットワークを介して接続される情報処理端末および情報処理装置とを含み、該情報処理端末が無線通信のアクセスポイントに接続される情報処理システムにおいて実行される方法であって、
    前記情報処理端末が、
    前記無線通信を介して患者の携帯端末から医師から処方を受けた処方薬の情報を含む患者情報を取得するステップと、
    取得した前記患者情報を前記情報処理装置に送信して前記処方薬の使用上の注意事項を要求するステップと、
    前記情報処理装置から受信した前記注意事項を出力するステップとを実行し、
    前記情報処理装置が、
    前記情報処理端末から受信した前記患者情報に基づいて登録された前記処方薬の使用上の注意事項を抽出し、該注意事項を前記情報処理端末に送信するステップを実行する、
    方法。
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JP7460420B2 (ja) 2020-03-27 2024-04-02 矢崎総業株式会社 服薬指導システム及びサーバ

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