JP2017011665A - オーディオ機器の接続方法、オーディオ機器、オーディオシステム制御プログラム、および、制御端末装置 - Google Patents

オーディオ機器の接続方法、オーディオ機器、オーディオシステム制御プログラム、および、制御端末装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オーディオ機器のネットワークへの接続を容易にする。【解決手段】オーディオ機器が、自身を制御端末装置が接続可能なアクセスポイントとしてスタンドアローンで起動するステップ、制御端末装置が、アクセスポイントに接続するステップ、制御端末装置が、オーディオ機器に対してネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を送信し、オーディオ機器がこのネットワーク情報を受信するステップ、オーディオ機器が、受信したネットワーク情報を用いてネットワークに接続するステップ、制御端末装置が、ネットワークに接続するステップ、オーディオ機器がネットワークを経由して制御端末装置にアクセスするステップ、の手順を実行する。【選択図】図1

Description

この発明は、ネットワークで接続されるオーディオシステムに関し、特にオーディオ機器を効率的にネットワークに接続する方法に関する。
複数のオーディオ機器からなるオーディオシステムにおいて、従来は、各オーディオ機器は、アナログまたはデジタルのオーディオケーブルで互いに接続されていた。近年、煩雑なケーブル群を無くすとともに接続形態の自由度を高めるために、各機器をネットワーク(特に無線ネットワーク)で接続し、パケットで音声信号やコマンドメッセージを送受信することが考えられている。
特開2003−101546号公報
オーディオケーブルは全ての入出力毎にそれそれ必要であるものの、機器の端子に物理的に接続すれば接続が完了する。これに対して、無線ネットワークは、たとえば特許文献1に示すように、SSIDやパスワードなどの設定が必要であり、設定作業がケーブルの接続よりも面倒である。
そこで本発明の目的は、オーディオ機器のネットワークへの接続を容易にすることにある。
本発明のオーディオ機器の接続方法は、オーディオ機器と、このオーディオ機器を制御する制御端末装置とをネットワーク経由で接続する方法であり、以下のステップを有する。オーディオ機器が、自身を制御端末装置が接続可能なアクセスポイントとしてスタンドアローンで起動するステップ。制御端末装置が、ネットワークとの接続と解除しアクセスポイントに接続するステップ。制御端末装置が、オーディオ機器に対して、ネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を送信し、オーディオ機器がこのネットワーク情報を受信するステップ。オーディオ機器が、スタンドアローンのアクセスポイントを停止するステップ。オーディオ機器が、受信したネットワーク情報を用いてネットワークに接続するステップ。制御端末装置が、ネットワークとの接続を復元するステップ。オーディオ機器が、ネットワークを経由して制御端末装置にアクセスするステップ。オーディオ機器が、他のオーディオ機器をネットワークへ接続するためのアクセスポイントとして起動するステップ。
本発明のオーディオ機器の接続方法は、1または複数のオーディオ機器(以下、システム機器)と、このオーディオ機器を制御する制御端末装置とがネットワーク経由で接続されたオーディオシステムに新たなオーディオ機器(以下、新規オーディオ機器)を登録する方法であり、以下のステップを有する。システム機器が、新規オーディオ機器が接続可能なアクセスポイント(以下、システムアクセスポイント)として動作を開始するステップ。新規オーディオ機器が、接続可能なシステムアクセスポイントおよびネットワークのアクセスポイントを検索するステップ。新規オーディオ機器が、検索されたシステムアクセスポイントの一つに接続するステップ。新規オーディオ機器が、接続したシステムアクセスポイントからネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得するステップ。新規オーディオ機器が、取得したネットワーク情報を用いてネットワークに接続するステップ。新規オーディオ機器が、ネットワークを経由して制御端末装置にアクセスするステップ。
本発明のオーディオ機器の接続方法は、1または複数のオーディオ機器(以下、システム機器)と、このオーディオ機器を制御する制御端末装置と、がネットワーク経由で接続されたオーディオシステムに新たなオーディオ機器(以下、新規オーディオ機器)を登録する方法であり、以下のステップを有する。システム機器が、新規オーディオ機器が接続可能なアクセスポイント(以下、システムアクセスポイント)として動作を開始するステップ。新規オーディオ機器が、接続可能なシステムアクセスポイントおよびネットワークのアクセスポイントを検索するステップ。新規オーディオ機器が、検索されたシステムアクセスポイントのなかから接続先を決定するステップ。決定されたアクセスポイントがシステムアクセスポイントの場合に実行される、新規オーディオ機器が、この決定されたシステムアクセスポイントを経由してネットワークに接続するステップ。決定されたアクセスポイントがネットワークのアクセスポイントの場合に実行される、新規オーディオ機器が、検索されたシステムアクセスポイントの一つに接続するステップ、新規オーディオ機器が、接続したシステムアクセスポイントからネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得するステップ、および、新規オーディオ機器が、取得したネットワーク情報を用いて前記ネットワークに接続するステップ。新規オーディオ機器が、ネットワークに接続されたとき、ネットワークを経由して制御端末装置にアクセスするステップ。
上記発明において、新規オーディオ機器は、ネットワークに接続後、システムアクセスポイントとして起動してもよい。
上記発明において、システムアクセスポイントは、自身の存在を知らせるビーコンを送信しないステルスモードで動作し、新規オーディオ機器の登録時のみステルスモードを解除してビーコンを送信するようにしてもよい。
本発明のオーディオ機器は、無線LAN通信部と、制御部とを備え、ネットワークを介して制御される。制御部は、無線LAN通信部をスタンドアローンのアクセスポイントとして起動させ、このアクセスポイントに接続してきた機器からネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得し、アクセスポイントを停止し、ネットワークを用いて無線LAN通信部をネットワークに接続する。さらに制御部は、ネットワークに接続されたのち、無線LAN通信部を、他のオーディオ機器をネットワークに中継するためのアクセスポイントとしてさらに機能させる。
上記発明において、制御部は、アクセスポイントに接続してきた他のオーディオ機器に対してネットワーク情報を送信してもよい。
本発明のオーディオシステム制御プログラムは、無線LAN通信回路を有する端末装置のコンピュータを、通常時は、無線LAN通信部を用いてネットワークに接続する手段、特定条件で起動したアクセスポイントを発見したとき、ネッワークとの接続を切断してこのアクセスポイントに接続する手段、アクセスポイントにネットワーク情報を送信する手段、ネットワーク情報の送信後、アクセスポイントとの接続を切って、ネットワークに再接続する手段、アクセスポイントとして動作した機器から、ネットワーク経由でメッセージを受信する手段、および、機器をオーディオシステムに登録する手段、として機能させる。
上記発明において、特定条件は、コンピュータが認識可能な特定の識別コードを有することを含んでもよい。
本発明の制御端末装置は、無線LAN通信回路と、上記オーディオシステム制御プログラムを記憶した記憶部と、オーディオシステム制御プログラムを実行するコンピュータと、を備えたことを特徴とする。
この発明によれば、オーディオ機器のネットワークへの接続を容易にすることが可能になる。
この発明が適用されるオーディオシステムの構成図 この発明が適用され、コントローラとして機能する携帯電話機のブロック図 この発明が適用されるオーディオ機器のブロック図 コントローラに表示される操作案内画面の例を示す図 コントローラとオーディオ機器の通信手順を示す図 コントローラとオーディオ機器の通信手順を示す図 コントローラの動作を示すフローチャート オーディオ機器の動作を示すフローチャート コントローラに設定されるオーディオシステムテーブルの例を示す図 コントローラの動作を示すフローチャート オーディオに表示されるルーム選択画面の例を示す図
図1は、本発明が適用されるオーディオシステムの構成を示す図である。オーディオシステムは、ルータ2(Wi−Fiルータ)を含むネットワーク3を介して互いに接続された携帯電話機(コントローラ)1および複数のオーディオ機器11〜14を有している。ネットワーク3は、有線LANおよび無線LANを含んでいる。携帯電話機1はオーディオシステム制御プログラム70(図2参照)が起動されることによりオーディオシステムコントローラ(以下、コントローラ)1として機能する。オーディオ機器11〜13は無線LANでネットワーク3に接続され、オーディオ機器14は有線LANでネットワーク3に接続されている。有線LAN3は、たとえばイーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標):IEEE802.3)が用いられればよく、無線LAN5は、Wi−Fi(IEEE802.11g)が用いられればよい。
なお、オーディオ機器11〜14は、無線LAN,有線LANのどちらにも接続可能であり、自身がネットワーク3に接続されたとき、他のオーディオ機器からの無線LAN接続を受け付けてそのオーディオ機器をネットワーク3に接続するアクセスポイントとしても機能する。すなわち、各オーディオ機器11〜14は、無線LANの通信を行う高周波通信部(RFモジュール)を2つ搭載している。また、高周波通信部を1台搭載し、時分割で2つの無線LAN通信を行ってもよい。
図1において、オーディオ機器11は、無線LANでルータ2に直接接続されている。オーディオ機器12およびオーディオ機器13は、アクセスポイント(システムアクセスポイント)であるオーディオ機器11を介してルータ2に接続されている。また、オーディオ機器14は、有線LAN経由でルータ2に接続されている。なおオーディオ機器14もアクセスポイント(システムアクセスポイント)として機能している。オーディオ機器がアクセスポイントを兼ねて実現されるシステムアクセスポイント11〜14は、通常は(後述のイニシャル接続時以外は)ステルスモードで動作しており、他の機器にその存在を知られにくいようになっている。以下、ネットワーク3のアクセスポイントとシステムアクセスポイントを一括してアクセスポイントと呼ぶ場合がある。
上述したように、携帯電話機1は、アプリケーションプログラムであるオーディオシステム制御プログラム70が起動されることにより、オーディオシステムのコントローラ1として機能し、ネットワーク3を経由してオーディオシステムの再生ソースや音量などを制御する。また、各オーディオ機器11〜14は、ネットワーク3を介して相互にオーディオ信号を送受信する。
オーディオ機器11〜13を無線LANでネットワーク3に接続するために、ユーザは、接続先のSSIDやパスワードなどの設定が必要であるが、このオーディオシステムでは、以下に説明するようなコントローラ1およびオーディオ機器11〜14の構成および機能により、ユーザは簡単な操作でオーディオ機器をネットワーク3に接続することができる。
次に、図2のブロック図を参照して、携帯電話機1の構成を説明する。携帯電話機1は、いわゆるスマートフォンと言われる多機能電話機である。携帯電話機1は、携帯通信網である3G/4G通信機能、無線LAN(Wi−Fi)通信機能、および、Bluetooth(登録商標)通信機能を有している。携帯電話機1は、アプリケーションプログラムであるオーディオシステム制御プログラム70を起動することにより、コントローラ1として機能し、ネットワーク3経由でオーディオシステムの各オーディオ機器11〜14と通信し、ユーザの操作に応じたコマンドメッセージを各オーディオ機器11〜14に送信してオーディオシステムを制御する。
携帯電話機1は、バス26上に、制御部20、操作部30、メディアインタフェース31、Wi−Fi通信回路32、3G/4G通信回路33、および、Bluetooth(登録商標)通信部34を有している。制御部20は、CPU21、ROM(フラッシュメモリ)22、RAM23、画像プロセッサ24および音声プロセッサ25を含んでいる。画像プロセッサ24には、ビデオRAM(VRAM)40が接続され、VRAM40には表示部41が接続されている。表示部41は液晶のディスプレイを含んでいる。ディスプレイには、待ち受け画面や電話番号などが表示される。また、コントローラ1として機能する場合は、各オーディオ機器11〜14を制御するための画面が表示される。音声プロセッサ25には、D/Aコンバータを含むアンプ42が接続され、アンプ42にはスピーカ16が接続されている。
画像プロセッサ24は、待ち受け画面や電話番号等などの種々の映像を生成するGPU(Graphics Processing Unit,グラフィックス・プロセッシング・ユニット)を備えている。画像プロセッサ24は、オーディオシステム制御プログラム70が起動された場合には、CPU21の指示に従ってオーディオコントローラの画像を生成し、これをVRAM40上に展開する。VRAM40上に展開された画像は表示部41に表示される。
音声プロセッサ25は、通話音声をエンコード/デコードするDSP(Digital Signal Processor:デジタル・シグナル・プロセッサ)を有している。音声プロセッサ25は、デコード/生成した音声をアンプ42に出力する。アンプ42は、この音声信号を増幅してスピーカ16に出力する。
無線LAN通信回路32は、ルータ2との間でIEEE802.11gなどの規格で無線通信を行い、オーディオ機器11〜14とデータやメッセージの送受信を行う。3G/4G通信回路33は、携帯電話通信網を介して、音声通話およびデータ通信を行う。Bluetooth通信部34は、他のBluetooth対応機器と通信し、例えばオーディオ信号の送受信等を行う。
操作部30は、表示部41上に形成されたタッチパネルを含み、タッチパネル上のタッチ操作、フリック操作を検出する。メディアインタフェース31にはメモリカード15が接続される。メモリカード15は、たとえばマイクロSDカードである。オーディオシステム制御プログラム70は、メモリカード15またはROM22に保存される。この実施形態では、図2に示すように、オーディオシステム制御プログラム70はメモリカード15に保存されるものとする。なお、オーディオシステム制御プログラム70は、3G/4Gまたは無LANのデータ通信によってダウンロードされてもよく、ROM22またはメモリカード15に予め記憶されていてもよい。また、メモリカード15には、オーディオシステムの構成を記憶する記憶エリア71が設定される。
ROM22には、この携帯電話機1の通話やアプリケーションプログラムを実行するための基本プログラムが記憶されている。また、ROM22はフラッシュメモリであり、基本プログラムのほか、ダウンロードされたアプリケーションプログラムなどを記憶することも可能である。RAM23には、CPU20がオーディオシステム制御プログラム70を実行する際に使用されるワークエリアが設定される。
次に図3を参照してオーディオ機器11の構成について説明する。オーディオ機器11は、制御部50、オーディオ処理部51および操作部59を有するとともに、2つの無線LAN通信部(RFモジュール)56、57および有線LAN通信部58を有している。操作部59は、コネクトボタン59Aを有している。制御部50は、CPUおよびメモリを含み、オーディオシステムプログラムを記憶している。制御部50は、オーディオシステムプログラムにより、オーディオ処理部51および無線LAN通信部56、57、有線LAN通信部58の動作を制御する。また、制御部50は、コネクトボタン59Aが押下されたとき、このオーディオ機器11をネットワーク3に接続するための動作であるイニシャル接続動作を実行する。イニシャル接続動作の詳細は後述する。
無線LAN通信部56は、IEEE802.11gなどの無線LAN規格でルータ2などの無線アクセスポイントと無線通信を行う。また、他の無線LAN通信部57は、アクセスポイントとして起動され、他のオーディオ機器(たとえばオーディオ機器12,13)をネットワーク3に中継する。また、無線LAN通信部57は、このオーディオ機器11のイニシャル接続時にイニシャル接続用アクセスポイントとして起動する。イニシャル接続用アクセスポイントの詳細は後述する。なお、2つの無線LAN通信部56、57は、1つのハードウェアを時分割で動作させて実現してもよい。有線LAN通信部58は、ケーブルコネクタを有し、IEEE802.3などの通信規格でルータ2と通信する。ネットワーク3には、携帯電話機をハードウェアとするコントローラ1が接続されており、制御部50は、ネットワーク3を経由してコントローラ1と通信し、動作状態を送信したり、コマンドメッセージを受信したりする。
オーディオ処理部51は、チューナ52、オーディオ回路53、パワーアンプ54を有している。チューナ52は、FM放送またはインターネットからオーディオ信号を受信してオーディオ回路53に入力する。オーディオ回路53は、入力されたオーディオ信号に対してイコライズ、音量調整などの処理を行ったのち、この処理されたオーディオ信号をパワーアンプ54に出力する。パワーアンプ54は入力されたオーディオ信号を増幅し、外部接続されているスピーカ55に出力する。スピーカ55は、入力されたオーディオ信号を音響として放音する。
なお、オーディオ機器12〜14も、オーディオ機器11とオーディオ処理部51の内部構成が異なるなどの相違はあるが、基本的な構成はオーディオ機器11と同じである。
次に、図4〜図8を参照してこのオーディオシステムにおけるオーディオ機器のネットワーク接続処理について説明する。
図4は、コントローラ1のセットアップモード時の操作案内画面を示す図である。図5は、最初の(1台目の)オーディオ機器(ここではオーディオ機器11とする)をルータ2に接続する場合(イニシャル接続)の手順を示す図である。携帯電話機1は、オーディオシステム制御プログラム70が起動されて、コントローラ1として機能している。ユーザの操作によってコントローラ1がセットアップモードになると(S1)、表示部41に図4(A)のような案内画面が表示される。この画面の案内に従いユーザはオーディオ機器11のコネクトボタン59Aを押下する(S21)。これにより、コントローラ1は、イニシャル接続用アクセスポイント(仮アクセスポイント)の検索を開始し(S2)、オーディオ機器11は、接続可能な無線アクセスポイントを検索する(S22)。図5の場面は、オーディオシステムが未だ構築されておらず、最初の1台目としてこのオーディオ機器11が登録される場面であるため、オーディオ機器11は、接続可能なアクセスポイントとしてルータ2のみ発見する(S23)。オーディオ機器11は、イニシャル状態(買ってきたばかり)であり、ルータ2に接続するためのSSIDやパスワードなどの情報(以下、ルータ情報)を持っていないため、ルータ2に接続することができない。そこで、コントローラ1からルータ情報を取得するために、イニシャル接続時のみの仮アクセスポイントであるイニシャル接続アクセスポイントをスタンドアローンで起動する(S24)。コントローラ1は、このイニシャル接続用アクセスポイントのSSIDおよびパスワードを予め記憶している。すなわち、オーディオシステム制御プログラム70に予めデータとして書き込まれている。したがって、コントローラ1は、S2で開始した検索でこのイニシャル接続用アクセスポイントを発見すると、ルータ2との接続を一旦解除して、オーディオ機器11が起動したイニシャル接続用アクセスポイントに接続する(S3)。
以下、コントローラ1が、アクセスポイントとしてオーディオ機器11に対してルータ2のルータ情報を送信する手順を行う。携帯電話機1にアプリケーションプログラムをインストールして実現されるコントローラ1は、携帯電話機1のシステムプログラムからルータのSSID、パスワードを取得することができない可能性が高いため、ここでは、ユーザにSSIDおよびパスワードの入力を求める(S4)。SSIDの入力は、そのとき見えている接続先(SSID)の一覧をディスプレイに表示し、ユーザにルータ2のSSIDを選択させる方式でよい。パスワード(通常はルータ2の本体に表記されている)は、ユーザに入力させる。このときのパスワード入力画面の例を図4(B)に示す。そして、この入力されたルータ情報を仮アクセスポイントとして接続しているオーディオ機器11に送信する(S5)。そして、オーディオ機器11がこのルータ情報を受信する(S24)。なお、コントローラ1は、このとき同時に、オーディオ機器11の個体を識別する情報(たとえば無線LAN通信部56,57のMACアドレスなど)を受信するようにしてもよい。また、ネットワーク3を介した通信が即座に可能になるように、そのための情報をここで交換しておいてもよい。
コントローラ1は、オーディオ機器11にルータ情報(SSID,PW)を送信したのち、イニシャル接続用アクセスポイントとの接続を解消する(S6)。並行して、オーディオ機器11は、コントローラ1からルータ情報、すなわち、ルータ2のSSIDおよびパスワードを受信すると、イニシャル接続用アクセスポイントを停止する(S25)。
コントローラ1は、S3で接続を解除したルータ2に再度接続する(S7)。オーディオ機器11も取得したルータ情報を用いてルータ2に接続する(S26)。これにより、コントローラ1とオーディオ機器11はルータ2(ネットワーク3)を介して相互に通信可能になる。ここでは、まずオーディオ機器11がコントローラ1に対してルータ2に接続が完了した旨のメッセージを送信する(S27)。そうすると、コントローラ1は、オーディオ機器11が所属するオーディオシステムを新たに構築し、このオーディオ機器11をそのオーディオシステムの最初の1台として登録する(S8)。そして、コントローラ1は、オーディオ機器11に対して設定したシステム情報を送信する(S9)。システム情報とは、たとえば、オーディオシステム名、オーディオ機器の数や接続形態などである。この処理ののち、コントローラ1はイニシャル接続動作を終了し(S10)、その旨をオーディオ機器11にも送信する。
オーディオ機器11は、コントローラ1からシステム情報を受信する(S28)。そして、自身の識別情報および接続形態(ホップ数=ツリー状の接続形態における頂点からの段数)を用いたSSIDを生成し、無線LAN通信部57を起動してこのSSIDで識別されるアクセスポイントを立ち上げる(S29)。このSSIDは、このオーディオシステム用の(オーディオシステムプログラム50Aを有する)オーディオ機器(たとえばオーディオ機器12,13)であれば、オーディオシステムのSSIDとして識別可能なものである。また、アクセスポイントのパスワードは、SSIDを用いた特定の演算で生成可能なものである。この特定の演算は、このオーディオシステム用の(オーディオシステムプログラム50Aを有する)オーディオ機器(たとえばオーディオ機器12,13)は演算可能である。これにより、他のオーディオ機器(たとえばオーディオ機器12,13)が、アクセスポイント(SSID)を発見したとき、そのアクセスポイントがオーディオシステムのオーディオ機器(たとえばオーディオ機器11)であり、かつそのオーディオ機器11がオーディオシステムのどの位置に接続されているものであるかをSSIDから割り出すことができる。さらに、オーディオ機器12、13は、そのSSIDからパスワードを生成することができるので、ユーザから情報を入力してもらわなくても自身でアクセスポイントに接続することができる。
なお、このアクセスポイントは、通常動作時に他の機器からアクセスを受け付けないようにステルスモードで動作する。なお、後述するが、他のオーディオ機器12,13のイニシャル接続時には、ステルスモードを解除してビーコンを送信し、イニシャル接続するオーディオ機器12、13からのアクセスを受け付ける。
図6は、既にオーディオシステムが構築されている状態(少なくとも1台のオーディオ機器がルータ2を介してコントローラ1と通信し、コントローラ1による制御を受ける状態)になっている場合に、2台目のオーディオ機器(たとえばオーディオ機器12)をルータ2に接続する場合(イニシャル接続)の通信手順を示す図である。以下、オーディオ機器11が所属するオーディオシステムが構築されており、このオーディオシステムにオーディオ機器12が追加登録される場合の通信手順について説明する。
ユーザの操作によってコントローラ1がセットアップモードになると(S31)、まず、既に登録されているオーディオ機器(オーディオ機器11)にステルスモードの解除を指示する(S32)。これによりオーディオ機器11は、アクセスポイントのステルスモードを解除し、自己の存在を知らせるビーコンを送信して他の機器からのアクセスを可能にする(S41)。次に、コントローラ1は、イニシャル接続用アクセスポイント(仮アクセスポイント)の検索を開始する(S33)。ただし、以下に説明するように、オーディオ機器12が仮アクセスポイントを起動しないため、S33の検索状態を継続して(ルータ2との無線LAN接続を継続して)、オーディオ機器12からのメッセージを受信するまで待機している。
また、図5のS1同様、コントローラ1の表示部41に図4の操作案内画面が表示され、ユーザによってオーディオ機器12のコネクトボタン59Aが押下される(S51)。これにより、オーディオ機器12は、接続可能な無線アクセスポイントを検索する(S52)。オーディオ機器12は、S52の検索で接続可能なアクセスポイントを発見する。この図6の例の場合、ルータ2とステルスモードを解除されたオーディオ機器11(アクセスポイント11)を発見する。上述したように、アクセスポイント11は、オーディオ機器12から見てオーディオシステムの機器であることを識別可能であり、かつ、そのSSIDからパスワードを生成して接続可能なものである。オーディオ機器12は、一旦アクセスポイント11(オーディオ機器11)に接続する(S53)。そして、オーディオ機器11からこのオーディオシステムのシステム情報を取得する(S42、S54)。システム情報とは、システム名、システムを構成するオーディオ機器とその接続形態、および、ルータ2のSSID、パスワードなどのルータ情報である。なお、オーディオ機器11〜14は、同じオーディオシステムの機器にはルータ情報の送信を許可するようにプログラムされている。オーディオ機器12は、発見したアクセスポイントおよびオーディオ機器11から取得したシステム情報に基づき、最終的な接続先を決定する(S55)。接続先の決定は、アクセスポイントの接続形態(ホップ数)、アクセスポイントの電波強度などに基づいて行われる。
この図ではルータ2が接続先として決定された場合の手順を示している。オーディオ機器12は、ルータ2を接続先として決定すると(S55)、オーディオ機器11に対する接続を解除し(S56)、取得したルータ情報を用いてルータ2に接続する(S57)。コントローラ1はS33で仮アクセスポイントを発見せずルータ2に接続したままであるため、これにより、コントローラ1とオーディオ機器12はルータ2(ネットワーク3)を介して相互に通信可能になる。ここでは、まずオーディオ機器12がコントローラ1に対してルータ2に接続が完了した旨のメッセージを送信する(S58)。
そうすると、コントローラ1は、オーディオシステムにこのオーディオ機器12を登録して更新し(S34)、オーディオ機器12に対してシステム情報を送信する(S35)。この処理ののち、コントローラ1はセットアップモードを終了する(S36)。なお、更新されたシステム情報およびセットアップモード終了メッセージは、オーディオシステムの全てのオーディオ機器に連絡される。セットアップモードの終了に伴い、オーディオ機器11、12は、ステルスモードでアクセスポイントを起動する(S43、S60)。このとき、オーディオ機器11は再びステルスモードに戻る。
なお、S55でアクセスポイント11(オーディオ機器11)が接続先として決定された場合には、オーディオ機器12は、処理をS55からS58へジャンプさせればよい。S58の連絡において、自身がアクセスポイント11を経由してネットワーク3に接続された旨をコントローラ1に伝達すればよい。
図6の説明では、1台のオーディオ機器11が登録されているオーディオシステムに2台目のオーディオ機器12を追加登録する場合の手順について説明したが、先に接続されているオーディオ機器が2台以上の場合も基本的な手順は同じである。S53で最初に接続可能なオーディオ機器(アクセスポイント)が複数ある場合には、電波強度の高いものまたはホップ数の少ないものを選択すればよい。また、S55で接続先を決定する場合にルータ2以外のアクセスポイント(オーディオ機器)を選択する場合には、上記と同様に、電波強度の高いものまたはホップ数の少ないものを選択すればよい。
以上は、1台目および2台目以後のイニシャル接続時におけるコントローラ1、オーディオ機器11、12の相互の通信手順について説明した。以下、図7、図8のフローチャートを参照してコントローラ1およびオーディオ機器11、12の制御部の動作について説明する。
図7は、コントローラ1の制御部20の処理を示すフローチャートである。ユーザによってセットアップボタンが押されるとセットアップモードが起動され(S100)、この処理が開始される。まず、図4の操作案内画面を表示部41に表示し、次にオーディオシステムが既に構築されているかをオーディオシステムテーブル231を参照して判断する(S101)。オーディオシステムが既に構築されている場合には(S101でYES)、所属するオーディオ機器に対してステルスモードを解除する旨のコマンドメッセージを送信する(S102)。オーディオシステムが未構築の場合にはS101の動作をスキップする。
次に、イニシャル接続用のアクセスポイント(仮アクセスポイント)が存在するかを検索するとともに(S103)、ネットワーク3経由で新たなオーディオ機器からのアクセスがあるかを待機する(S104)。
仮アクセスポイントが発見された場合には(S103でYES)、ルータ2との無線LAN接続を解除して仮アクセスポイントに接続する(S105)。そして、無線LAN通信回路32で見えているSSIDのなかからルータ2のSSIDを選択する画面、および、ルータ2のパスワードを入力する画面を表示部41に表示し、ユーザにSSIDを選択させるとともに、そのパスワードを入力させる(S106)。入力されたSSIDおよびパスワード(ルータ情報)を仮アクセスポイントを立ち上げているオーディオ機器に対して送信する(S107)。その後、この仮アクセスポイントとの接続を解消し、ルータ2に再接続する(S108)。こののち、オーディオ機器からルータ経由でメッセージを受信し(S109)、ネットワーク3による通信を開始する。
ネットワーク3を経由した通信でオーディオ機器からデバイス情報を受信する(S110)。既にオーディオシステムが構築されているかを判断する(S111)、オーディオシステムが構築されていない場合には(S111でNO)、このデバイス情報に基づいてオーディオシステムを構築し(S112)、このオーディオ機器を1台目の機器として登録する(S113)。既にオーディオシステムが構築されている場合には(S111でYES)、そのオーディオシステムに今回受信したデバイス情報を登録する(S113)。そして、作成または更新されたシステム情報を所属する全てのオーディオ機器に対して送信する(S114)。この処理ののち、イニシャル接続処理の終了およびアクセスポイントをステルスモードで起動する旨のメッセージを送信して(S115)、セットアップモード処理を終了する。一方、仮アクセスポイントを発見しない状態で、ネットワーク3経由で新たなオーディオ機器からのアクセスがあった場合には(S104でYES)、S110の処理に進む。
図8は、オーディオ機器11〜14の制御部50の処理を示すフローチャートである。コネクトボタンが押下されるとこの処理を開始する(S120)。まず、自身が有線LANでネットワーク3に接続されているか否かを判断する(S121)。有線LANで接続されている場合には(S121でYES)、有線接続処理へ進む。
有線LANで接続されていない場合には(S121でNO)、無線LAN通信部56を起動して無線LANの接続先(アクセスポイント)を検索する(S122)。発見された接続先がルータ2のみであった場合には(S123でYES)、S124に進む。ルータ2以外にオーディオシステムのアクセスポイントが発見された場合には(S123でNO)、S135に進む。
S124では、無線LAN通信部57を用いてイニシャル接続用のアクセスポイント(仮アクセスポイント)を起動する(S124)。この仮アクセスポイントにアクセスしてきたコントローラ1と接続し(S125)、コントローラ1からルータ情報を受信する(S126)。こののち、仮アクセスポイントを停止し、取得したルータ情報を用いてルータ2に接続する(S127)。ルータ2を経由してコントローラ1と通信を開始し(S128)、コントローラ1に対して自身のデバイス情報を送信し(S129)、コントローラ1からシステム情報を受信する(S130)。こののち、コントローラ1からの指示に基づいてステルスモードでアクセスポイントを起動する(S131)。
ルータ2以外のアクセスポイントを発見して処理がS135に進んだ場合、まず最寄りのアクセスポイントに接続する(S135)。最寄りのアクセスポイントは最も電波強度の高いアクセスポイントでよい。このアクセスポイント(オーディオ機器)から、システム情報(ルータ情報を含む)を受信する(S136)。受信したシステム情報に基づき接続先を決定する(S137)。接続先として決定したアクセスポイントが現在接続しているアクセスポイントと異なる場合は(S138でYES)、現在接続しているアクセスポイントを切断し、接続先として決定したアクセスポイントに接続する(S139)。こののちS128に進む。接続先として決定したアクセスポイントが現在接続しているアクセスポイントと一致している場合は、そのままS128に進む。
図6および図8に示すオーディオシステムの動作においては、新たに接続されるオーディオ機器(オーディオ機器12)が、まず最寄りのアクセスポイント(オーディオ機器11)に接続してシステム情報を取得し、このシステム情報に基づいて接続先を決定している。新たに接続されるオーディオ機器が、最寄りのアクセスポイントに一旦接続することなく、無線LAN通信部56で発見したルータ2を含むアクセスポイントの中から接続先を決定するようにしてもよい。
コントローラ1のS113(S8、S34)の処理において、オーディオ機器11〜14をオーディオシステムの構成要素として登録する際、オーディオ機器11〜14の選択のためのアイコン(選択のための識別画像)を同時に登録してもよい。以下、オーディオ機器11〜14のシステム登録時にそのアイコン(選択のための識別画像)を登録する処理について説明する。
オーディオ機器11〜14のアイコン(選択のための識別画像)をコントローラ1に登録する場合、図9に示すようなオーディオシステムテーブルを更に設けても良い。このテーブルは、コントローラ1のメモリカード15に記憶されればよい。図9において、オーディオシステムテーブルは、オーディオ機器11〜14がネットワーク接続された時にそのオーディオ機器11〜14に対応する欄が追加・更新される。
オーディオシステムテーブルには、各オーディオ機器11〜14の機器情報(デバイス情報)が登録されている。具体的には、オーディオ機器11〜14のIPアドレス、MACアドレス、SSID、接続形態、機器名称、設置場所、サービスなどが登録されている。MACアドレスおよびSSIDは、無線LAN通信部57すなわち内部アクセスポイント側のMACアドレスおよびSSIDである。接続形態は、上述したホップ数(ツリー状の接続形態における頂点からの段数)を示す数値である。機器名称は、オーディオ機器の名称を表すテキストデータである。
設置場所(ルーム)は、オーディオ機器が設置されている場所を特定するテキスト情報である。ここでは、配置されているルームを特定するルームIDとそのルーム名称が登録されている。サービスは、FM放送、CD(CDプレーヤ)等の各機器が再生可能なコンテンツのソース情報を示す。
次に、図10のフローチャートおよび図11の案内画面を参照して、S113(S8、S34)の機器登録処理の詳細について説明する。オーディオ機器からデバイス情報を受信すると、そのオーディオ機器を登録するための欄をオーディオシステムテーブルに作成し、IPアドレスなどの必要事項を書き込む(S151)。そして、図11(A)に示すルーム選択画面を表示して(S152)、そのオーディオ機器のアイコン(選択のための識別画像)をユーザに選択させる(S153)。図11(A)では、設置場所(ルーム)の観点からの写真(画像)が一覧で表示されており、ユーザがオーディオ機器が設置されている場所の観点からアイコン(選択のための識別画像)写真をタップして選択する。また、図11(A)に示した画面とは別に、オーディオ機器の設置場所の名称を選択する画面も表示され、ユーザによって名称が選択される。設置場所の名称は、たとえば、Living Room, Kitchen, Bed Roomなどである。
アイコン(選択のための識別画像)の写真と設置場所の名称が選択されると(S153でYES)、選択された設置場所(ルーム)のテキスト情報と識別画像の識別情報をオーディオシステムテーブルに書き込んで(S154)、処理を終了する。
コントローラ1は、セットアップモードを終了したのち、オーディオシステム制御モードに移行する。オーディオシステム制御モードでは、ユーザの操作により、オーディオ機器が選択され、さらに、そのオーディオ機器で再生可能なオーディオソースが選択される。コントローラ1は、ユーザによるオーディオ機器選択画面として、図11(B)に示すような、ルーム選択画面を表示し、設置場所(ルーム)を選択することでオーディオ機器が選択されるようにしている。
なお、この発明のオーディオ機器は、映像再生機能を持つオーディオ・ビデオ(AV)機器を含んでいる。また、この実施形態においては、制御端末装置を、オーディオシステム制御プログラム70(アプリケーションプログラム)がインストールされた携帯電話機1で実現しているが、それ以外の構成であってもよい。たとえば、タブレットにオーディオシステム制御プログラム70をインストールしたものであってもよく、専用の端末装置であってもよい。
この実施形態のルータ情報が本発明のネットワーク情報に対応する。なお、この実施形態では、ネットワーク3が有する無線LANのアクセスポイントはルータ2(Wi−Fiルータ)のみであるが、ネットワーク3にルータ2以外のアクセスポイントが設けられていてもよい。したがって、本発明のネットワーク情報は、ルータ情報だけでなく、ネットワーク3側の(オーディオ機器でない)アクセスポイントの接続情報を含んでいる。また、一般的にルータは、異なる2つのネットワークを接続するネットワーク機器であるが、この発明では、ネットワーク3(ローカルネットワーク)をWANに接続する機能は必ずしも必要ではなく、DHCPサーバ機能を備えた機器であれよい。
1 携帯電話機 (コントローラ)
2 ルータ(ネットワークのアクセスポイント)
11,12,13,14 オーディオ機器(システムアクセスポイント)

Claims (10)

  1. オーディオ機器と、該オーディオ機器を制御する制御端末装置と、をネットワーク経由で接続する方法であって、
    前記オーディオ機器が、自身を前記制御端末装置が接続可能なアクセスポイントとしてスタンドアローンで起動するステップ、
    前記制御端末装置が、前記ネットワークとの接続と解除し前記アクセスポイントに接続するステップ、
    前記制御端末装置が、前記オーディオ機器に対して、前記ネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を送信し、前記オーディオ機器がこのネットワーク情報を受信するステップ、
    前記オーディオ機器が、前記スタンドアローンのアクセスポイントを停止するステップ、
    前記オーディオ機器が、前記受信したネットワーク情報を用いて前記ネットワークに接続するステップ、
    前記制御端末装置が、前記ネットワークとの接続を復元するステップ、
    前記オーディオ機器が、前記ネットワークを経由して前記制御端末装置にアクセスするステップ、
    前記オーディオ機器が、他のオーディオ機器を前記ネットワークへ接続するためのアクセスポイントとして起動するステップ、
    を有するオーディオ機器の接続方法。
  2. 1または複数のオーディオ機器(以下、システム機器)と、該オーディオ機器を制御する制御端末装置と、がネットワーク経由で接続されたオーディオシステムに新たなオーディオ機器(以下、新規オーディオ機器)を登録する方法であって、
    前記システム機器が、前記新規オーディオ機器が接続可能なアクセスポイント(以下、システムアクセスポイント)として動作を開始するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、接続可能なシステムアクセスポイントおよび前記ネットワークのアクセスポイントを検索するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記検索されたシステムアクセスポイントの一つに接続するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記接続したシステムアクセスポイントから前記ネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記取得したネットワーク情報を用いて前記ネットワークに接続するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記ネットワークを経由して前記制御端末装置にアクセスするステップ、
    を有するオーディオ機器の接続方法。
  3. 1または複数のオーディオ機器(以下、システム機器)と、該オーディオ機器を制御する制御端末装置と、がネットワーク経由で接続されたオーディオシステムに新たなオーディオ機器(以下、新規オーディオ機器)を登録する方法であって、
    前記システム機器が、前記新規オーディオ機器が接続可能なアクセスポイント(以下、システムアクセスポイント)として動作を開始するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、接続可能なシステムアクセスポイントおよび前記ネットワークのアクセスポイントを検索するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記検索されたシステムアクセスポイントのなかから接続先を決定するステップ、
    決定されたアクセスポイントが前記システムアクセスポイントの場合に実行される、前記新規オーディオ機器が、該決定されたシステムアクセスポイントを経由して前記ネットワークに接続するステップ、
    決定されたアクセスポイントが前記ネットワークのアクセスポイントの場合に実行される、前記新規オーディオ機器が、前記検索されたシステムアクセスポイントの一つに接続するステップ、前記新規オーディオ機器が、前記接続したシステムアクセスポイントから前記ネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得するステップ、および、前記新規オーディオ機器が、前記取得したネットワーク情報を用いて前記ネットワークに接続するステップ、
    前記新規オーディオ機器が、前記ネットワークに接続されたとき、前記ネットワークを経由して前記制御端末装置にアクセスするステップ、
    を有するオーディオ機器の接続方法。
  4. 前記新規オーディオ機器は、前記ネットワークに接続後、前記システムアクセスポイントとして起動する請求項2または請求項3に記載のオーディオ機器の接続方法。
  5. 前記システムアクセスポイントは、自身の存在を知らせるビーコンを送信しないステルスモードで動作し、前記新規オーディオ機器の登録時のみ、前記ステルスモードを解除してビーコンを送信する請求項3乃至請求項5のいずれかに記載のオーディオ機器の接続方法。
  6. 無線LAN通信部と、制御部と、を備え、ネットワークを介して制御されるオーディオ機器であって、
    前記制御部は、
    前記無線LAN通信部をスタンドアローンのアクセスポイントとして起動し、
    このアクセスポイントに接続してきた機器から前記ネットワークに接続するための情報であるネットワーク情報を取得し、
    前記アクセスポイントを停止し、前記ネットワークを用いて前記無線LAN通信部を前記ネットワークに接続し、
    前記無線LAN通信部がネットワークに接続されたのち、前記無線LAN通信部を他のオーディオ機器を前記ネットワークに中継するためのアクセスポイントとしてさらに機能させる、
    オーディオ機器。
  7. 前記制御部は、前記アクセスポイントに接続してきた他のオーディオ機器に対して前記ネットワーク情報を送信する請求項8に記載のオーディオ機器。
  8. 無線LAN通信回路を有する端末装置のコンピュータを、
    通常時は、前記無線LAN通信部を用いてネットワークに接続する手段、
    特定条件で起動したアクセスポイントを発見したとき、前記ネッワークとの接続を切断して該アクセスポイントに接続する手段、
    前記アクセスポイントにネットワーク情報を送信する手段、
    前記ネットワーク情報の送信後、前記アクセスポイントとの接続を切って、前記ネットワークに再接続する手段、
    前記アクセスポイントとして動作した機器から、前記ネットワーク経由でメッセージを受信する手段、および、
    前記機器をオーディオシステムに登録する手段、
    として機能させるオーディオシステム制御プログラム。
  9. 前記特定条件は、前記コンピュータが認識可能な特定の識別コードを有することを含む請求項8に記載のオーディオシステム制御プログラム。
  10. 無線LAN通信回路と、請求項8に記載のオーディオシステム制御プログラムを記憶した記憶部と、該オーディオシステム制御プログラムを実行するコンピュータと、を備えた制御端末装置。
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