JP2017011585A - 通信装置、通信システム、プログラム、及び制御方法 - Google Patents

通信装置、通信システム、プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線LANネットワークのエリアの属性に応じて、アクセス可否の判断動作を変更する。
【解決手段】1以上の端末と通信を行う通信装置であって、前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択する選択部と、選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断する判断部と、前記端末からの信号を検知する検知装置が検知した該信号の強度の情報と、該端末の識別子とを、前記検知装置から受信する第1の受信部と、前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得する取得装置が取得した該端末の識別子を受信する第2の受信部と、を有し、前記判断部は、前記検知装置から受信した前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、前記取得装置が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかを実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、通信システム、プログラム、及び制御方法に関する。
ユーザの端末が特定のエリアに存在している場合には、認証等のアクセス可否に係る判断を省略して、ユーザの端末を無線LANネットワークにアクセスさせる方法が知られている(例えば、特許文献1)。
この方法を用いると、会議室に無線LANアクセスポイントが設置された場合、かかる会議室に存在している端末は、アクセス可否に関する操作無しで無線LANを介してネットワークにアクセス可能になる。このため、会議の参加者が、煩雑なアクセス可否に係る操作無しでネットワークにアクセス可能となるというメリットがある。
しかしながら、上述したネットワークへのアクセス方法によれば、ユーザが会議の参加者でなくても、かかるユーザの端末が、WLANアクセスポイントの周辺に存在する場合、該端末から無線LANアクセスポイントを介してネットワークにアクセス可能となってしまうという問題点がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてされたものであり、ネットワークのエリアの属性に応じて、アクセス可否の判断動作を変更することが可能な通信装置等を提供することを目的とする。
本実施形態に係る通信装置は、1以上の端末と通信を行う通信装置であって、前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択する選択部と、選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断する判断部と、前記端末からの信号を検知する検知装置が検知した該信号の強度の情報と、該端末の識別子とを、前記検知装置から受信する第1の受信部と、前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得する取得装置が取得した該端末の識別子を受信する第2の受信部と、を有し、前記判断部は、前記検知装置から受信した前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、前記取得装置が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかを実行する通信装置。
本実施形態によれば、ネットワークのエリアの属性に応じて、アクセス可否の判断動作を変更することが可能となる。
一の実施形態にかかる通信システムの前提となる通信システムの構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図である。 一の本実施形態に係るネットワーク制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 一の本実施形態に係るスマートデバイスのハードウェア構成の一例を示す図である。 一の本実施形態に係る信号検知装置、NFCリーダ及び距離センサのハードウェア構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係るネットワーク制御装置の機能構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係るネットワーク制御装置の記憶部で記憶する情報の一例を示す図である。 一の実施形態に係るスマートデバイスの機能構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係る信号検知装置の機能構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係るNFCリーダの機能構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係る距離センサの機能構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係る距離センサによる距離の測定を説明するための図である。 一の実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一の実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一の実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。 一の実施形態に係る動作手順の前提となるシステム構成の一例を示す図である。 一の実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。
[第1実施形態]
<システム構成>
(1)本通信システム構成の前提となる構成
図1は本実施形態にかかる通信システムの前提となる通信システムの構成の一例を示す図である。
図1Aに示す通信システムは、ネットワーク制御装置100と、無線アクセスポイント200(以下、無線AP(Access Point)200)と、信号検知装置300と、スマートデバイス400とを有する。
スマートデバイス400は、ユーザが操作する端末であり、例えばスマートフォン、携帯電話、ノートPC、タブレット端末等である。スマートデバイス400は、Bluetooth(登録商標)、又はBLE(Bluetooth Low Energy)等の近距離無線通信を用いて信号検知装置300と通信可能である。また、スマートデバイス400は、無線AP200とWLAN(Wireless LAN)等を用いて通信可能である。
信号検知装置300は、近距離無線通信でスマートデバイス400と信号の送受信を行い、スマートデバイス400から受信する信号の強度を測定する。信号検知装置300は、測定した信号の強度をネットワーク制御装置100に報告する。
ネットワーク制御装置100は、信号検知装置300から報告されたスマートデバイス400の信号の強度が所定の閾値より大きい場合、該スマートデバイス400のネットワークAへのアクセスを許可する。具体的には、ネットワーク制御装置100は、無線AP200に、該スマートデバイス400からのアクセスを許可する旨を通知する。
所定の閾値を設けることにより、信号検知装置300が所定の閾値より大きい強度で信号を受信可能な領域を形成することができる。かかる領域は、ネットワーク制御装置100が、ネットワークへのアクセスを許可する領域350と表現されてもよい。領域350は、無線AP200の形成するエリア250と独立に形成される。
所定の閾値は、管理者により設定される値であり、変更可能な値である。かかる所定の閾値の設定により、ネットワーク制御装置100は、ネットワークAへのアクセスを許可する領域350の広さを調整できる。
無線AP200は、無線AP200の形成するエリア250を形成し、ネットワーク制御装置100からアクセスの許可の通知を受けたスマートデバイス400のデータの送受信をする。
図1Bは、複数の無線AP200が形成するエリアが隣接する場合の一例を示す図である。スマートデバイス400Aは、ネットワークAへのアクセスを許可する領域350Aに存在し、スマートデバイス400Bは、ネットワークBへのアクセスを許可する領域350Bに存在する。
スマートデバイス400Cは、領域350Aと領域350Bの境界に存在している。スマートデバイス400Cは、信号検知装置300に受信される信号の強度が所定の閾値より大きい場合、ネットワークA、及びネットワークBにアクセスできる。
スマートデバイス400Cのユーザがネットワークにアクセスすることを意図していない場合であっても、スマートデバイス400Cは、信号の強度に関する条件さえ満たせばネットワークにアクセスできてしまう。
例えば、無線AP200が会議の参加者以外の出入りが制限されている場所に設置されている時には、ユーザのスマートデバイス400が特定のエリアに存在していることを判断するだけで、ネットワークへのアクセスを許可しても、セキュリティ上の問題がない場合がある。しかし、無線AP200が会議室に設置されており、スマートデバイス400のユーザが会議室と接する廊下を通った場合、スマートデバイス400はネットワークへのアクセスが許可されてしまう可能性がある。つまり、無線AP200が、会議の参加者以外の出入りが制限されていない場所に設置された時には、スマートデバイス400が特定のエリアに存在していることを判断するだけで、ネットワークへのアクセスを許可するのはセキュリティ上の問題となるおそれがある。
(2)通信システムの構成
図2は、本実施形態に係る通信システムのシステム構成の一例を示す図である。図1と共通する部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
本実施形態に係る通信システムは、無線AP200と、ネットワーク制御装置100と、信号検知装置300と、NFCリーダ500と、距離センサ600とを有する。NFCリーダ500と、距離センサ600とを有する点が、図1の通信システムとは異なる。
NFCリーダ500は、非接触通信(Near Field radio Communication)にてスマートデバイス400と通信する。非接触通信での通信可能な距離は、送受信端末間で約数cmから約1m程度である。
スマートデバイス400のユーザがNFCリーダ500にスマートデバイス400がかざされると、NFCリーダ500は、スマートデバイス400の識別子を読み取り、ネットワーク制御装置100に報告する。
NFCリーダ500からスマートデバイス400の識別子の報告を受けると、ネットワーク制御装置100は、無線AP200に該スマートデバイス400の識別子を通知すると共に、該識別子を有するスマートデバイス400からのアクセスを許可する。
ユーザがスマートデバイス400を明示的にNFCリーダ500に読み取らせた場合にのみ、スマートデバイス400のネットワークへのアクセスが許可される。このため、ネットワークにアクセスする意志があるユーザのスマートデバイス400にのみネットワークへのアクセスが許可される。無線AP200の形成するエリアに存在するスマートデバイス400が誤ってネットワークにアクセスされるのを回避することができる。
ネットワーク制御装置100は、信号検知装置300から信号の強度の測定結果の報告を受ける。或いは、ネットワーク制御装置100は、NFCリーダ500から読み取ったスマートデバイス400の識別子の報告を受ける。
ネットワーク制御装置100は、BLE等の信号の強度の測定結果によるアクセス可否の判断の動作(以下、第1の判断動作(BLE))、NFCリーダ500の読み取った結果によるアクセス可否の判断の動作(以下、第2の判断動作(NFC))のいずれかを選択して実行する。つまり、ネットワーク制御装置100は、選択した判断動作を用いて、アクセスの可否を判断する。
ネットワーク制御装置100は、スマートデバイス400への判断動作を実行し、アクセスを許可する場合、無線AP200にかかるスマートデバイス400の識別子を通知する。無線AP200は、ネットワーク制御装置100からアクセスの許可の通知を受けたスマートデバイス400のデータの送受信を行う。
ネットワーク制御装置100は、ネットワーク制御装置100の管理者からの指示に従って、第1の判断動作(BLE)と第2の判断動作(NFC)のいずれを用いるか決定してもよい。
管理者は、無線AP200の設置場所の属性に基づいて、ネットワーク制御装置100が第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれかの判断動作を選択するように、ネットワーク制御装置100の設定をしてもよい。
無線AP200の設置場所が、特定のスマートデバイス400のユーザしか存在しない場所の場合、第1の判断動作(BLE)を用いて、スマートデバイス400のアクセス可否を判断してもよい。このような場所は、クローズドスペースと呼ばれ、例えば比較的小規模な会議室等が該当する。
また、無線AP200の設置場所が、不特定多数のスマートデバイス400のユーザが存在する場所の場合、ネットワーク制御装置100は、第2の判断動作を用いて、スマートデバイス400のアクセスの可否を判断してもよい。このような場所は、オープンスペースと呼ばれ、例えば大規模な会議室、ホール等が該当する。
距離センサ600は、無線AP200の近傍に設置される。距離センサ600は、距離センサ600と、距離センサ600が設置されている部屋の壁との間の距離を測定し、ネットワーク制御装置100に報告する。
距離センサ600は、1以上の方向における距離センサ600と、壁との間の距離を測定し、ネットワーク制御装置100に報告してもよい。
距離センサ600は、距離の測定を超音波、光、電磁波、又は赤外線の強度の減衰に基づいて測定する。
ネットワーク制御装置100は、距離の測定結果から、第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれを選択するか決定してもよい。
例えば、距離の測定結果が壁との距離の閾値以下の場合、ネットワーク制御装置100は、第1の判断動作(BLE)を選択してもよい。また、距離の測定結果が壁との距離の閾値を越える場合、ネットワーク制御装置100は、第2の判断動作(NFC)を選択してもよい。
距離の測定の結果が壁との距離の閾値以下の場合、無線AP200はクローズドスペースに設置されている可能性が高く、距離の測定の結果が壁との距離の閾値を越える場合、無線AP200はオープンスペースに設置されている可能性が高いためである。
壁との距離の閾値は管理者により、ネットワーク制御装置100に設定されてもよい。例えば、5m、又は10mといった値が設定される。
距離センサ600と壁との距離の測定の結果が、所定の範囲の場合、ネットワーク制御装置100は、管理者に、第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれを用いるか選択を促してもよい。
なお、複数の方向の距離の測定の結果をネットワーク制御装置100が受信した場合、ネットワーク制御装置100は、距離の測定の結果の平均値、最大値、又は最小値等を用いて壁までの距離を算出してもよい。
本実施形態における信号検知装置300は、スマートデバイス400からの信号を受信することに加えて、他のネットワークに属する他の信号検知装置300から信号を受信してもよい。信号検知装置300は、他の信号検知装置300からの信号の強度の測定の結果をネットワーク制御装置100に報告する。
他の信号検知装置300の信号の強度の測定の結果を受信すると、ネットワーク制御装置100は、該測定の結果から、信号検知装置300と他の信号検知装置300との距離を算出してもよい。
ネットワーク制御装置100は、算出された他の信号検知装置300との距離から、第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれを選択するか決定してもよい。
例えば、算出された他の信号検知装置300との距離が、信号検知装置300間の距離の閾値を越える場合、ネットワーク制御装置100は、第1の判断動作(BLE)を選択してもよい。算出された他の信号検知装置300との距離が、信号検知装置300間の距離の閾値を越える場合、無線AP200は、他の信号検知装置300の信号を受信しにくい、クローズドスペースに設置されている可能性が高いためである。
また、算出された他の信号検知装置300との距離が、信号検知装置300間の距離の閾値以下の場合、ネットワーク制御装置100は、第2の判断動作(NFC)を選択してもよい。
算出された他の信号検知装置300との距離が、信号検知装置300間の距離の閾値以下の場合、無線AP200は、他の信号検知装置300の信号を受信しやすい、オープンスペースに設置されている可能性が高いためである。
算出された他の信号検知装置300との距離と比較する信号検知装置300間の距離の閾値は、管理者により、ネットワーク制御装置100に設定されてもよい。例えば、5m、又は10mといった値が設定される。
算出された信号検知装置300間の距離が、所定の範囲の場合、ネットワーク制御装置100は、管理者に、第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれを用いるか選択を促してもよい。
なお、ネットワーク制御装置100は、他の信号検知装置300からの信号の強度の測定の結果と、信号検知装置300間の信号の強度の閾値とを比較し、判断動作を選択してもよい。
他の信号検知装置300からの信号の強度が信号検知装置300間の信号の強度より大きい場合は、無線AP200は、他の信号検知装置300の信号を受信し易い、オープンスペースに設置されている可能性が高い。このため、ネットワーク制御装置100は、第2の判断動作(NFC)を選択することが好ましい。
一方、他の信号検知装置300からの信号の強度が、信号検知装置300間の信号の強度の閾値以下の場合は、無線AP200は、他の信号検知装置300の信号を受信しにくい、クローズドスペースに設置されている可能性が高い。このため、ネットワーク制御装置100は、第1の判断動作(BLE)を選択してもよい。
信号検知装置300間の信号の強度の閾値は、管理者により、ネットワーク制御装置100に設定されてもよい。
ここで、ネットワーク制御装置100は、通信装置の一例であり、信号検知装置300は検知装置の一例であり、無線AP200はアクセスポイントの一例であり、距離センサ600は、距離測定装置の一例である。
<ハードウェア構成>
(1)ネットワーク制御装置
ネットワーク制御装置100は、例えば図3に示すようなハードウェア構成により実現される。図3は本実施形態に係るネットワーク制御装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
ネットワーク制御装置100は表示部501、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、HDD509などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
表示部501は、LED等を利用してネットワーク制御装置100の状態などを表示する。通信I/F507は、無線AP200、信号検知装置300、NFCリーダ500、及び距離センサ600等と、有線、又は無線で通信を行う。
また、HDD509はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータにはネットワーク制御装置100全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、アプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、ネットワーク制御装置100はHDD509に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、ネットワーク制御装置100は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはネットワーク制御装置100の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD509などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、ネットワーク制御装置100全体の制御や機能を実現する演算装置である。ネットワーク制御装置100は例えば図3に示すハードウェア構成により、後述するような各種処理を実現できる。
(2)スマートデバイス
図4Aは本実施形態に係るスマートデバイス400の一例のハードウェア構成図である。図4Aのスマートデバイス400は、CPU601、ROM602、RAM603、EEPROM604、CMOSセンサ605、加速度・方位センサ606、メディアドライブ608を備えている。
CPU601はスマートデバイス400全体の動作を制御する。ROM602は基本入出力プログラムを記憶している。RAM603はCPU601のワークエリアとして使用される。EEPROM604はCPU601の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ605は、CPU601の制御に従って被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ606は地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等である。
メディアドライブ608は、フラッシュメモリ等の記録メディア607に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ608は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶する記録メディア607を着脱自在な構成となっている。
なお、EEPROM604には、CPU601が実行するOS、ネットワーク設定に必要なアソシエーション情報等が記憶されている。本発明の実施形態における各種処理を実行するためのアプリケーションは、EEPROM604又は記録メディア607などに記憶されている。
また、CMOSセンサ605は光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子である。CMOSセンサ605は被写体を撮像することができるのであれば、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。
さらに、スマートデバイス400は音声入力部609、音声出力部610、アンテナ611、通信部612、無線LAN通信部613、近距離無線通信用アンテナ614、近距離無線通信部615、ディスプレイ616、タッチパネル617及びバスライン619を備えている。
音声入力部609は音声を音声信号に変換する。音声出力部610は音声信号を音声に変換する。通信部612はアンテナ611を利用して無線通信信号により最寄りの基地局装置と通信を行う。無線LAN通信部613は無線AP200とIEEE80411規格に準拠する無線LAN通信を行う。近距離無線通信部615は近距離無線通信用アンテナ614を利用したBLE通信などの近距離無線通信を行う。
ディスプレイ616は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル617は、ディスプレイ616上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ616上におけるタッチ位置を検出する。バスライン619は上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、スマートデバイス400は、専用の電池618を備えている。スマートデバイス400は電池618によって駆動される。なお、音声入力部609は、音声を入力するマイクが含まれる。音声出力部610は、音声を出力するスピーカが含まれている。
このように、本実施形態に係るスマートデバイス400は上記ハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
(3)無線AP、信号検知装置、NFCリーダ、距離センサ
無線AP200は、例えば図4Bに示すようなハードウェア構成により実現される。図4Bは本実施形態に係る無線AP200の一例のハードウェア構成図である。
無線AP200は、表示部201、外部I/F203、CPU206、通信I/F207、HDD209、RAM204、ROM205、及び個別処理部208を有する。基本的には、ネットワーク制御装置100と同等の構成を有する。このため各構成の詳細な説明については省略する。無線AP200は、一部の機能について具備しなくてもよい。
個別処理部208は、スマートデバイス400とIEEE8011規格に準拠する無線LAN通信する機能を有するハードウェアである。
信号検知装置300、NFCリーダ500、及び距離センサ600も無線AP200と同様のハードウェア構成を有するが、個別処理部で実施する処理内容とハードウェアが異なる。
信号検知装置300の個別処理部は、BLEなどの近距離無線通信を行う機能を有するハードウェアである。
NFCリーダ500の個別処理部は、非接触通信を行う機能を有するハードウェアである。
距離センサ600の個別処理部は、距離の測定を行う機能を有するハードウェアである。
<機能構成>
(1)ネットワーク制御装置
図5は、本実施形態に係るネットワーク制御装置100の機能構成の一例を示す図である。
ネットワーク制御装置100は、選択部110、アクセス可否判断部120、制御部130、記憶部140、入出力部150、及び通信部160を有する。
選択部110は、ネットワークへのアクセス可否を判断する動作を選択する。具体的には、選択部110は、第1の判断動作(BLE)、第2の判断動作(NFC)のいずれの判断動作を用いてネットワークへのアクセスを許可するか選択する。
選択部110は、入出力部150を介して管理者により指示された判断動作を選択してもよい。
選択部110は、距離センサ600から受信した測定結果を基に、第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)とのいずれを選択するか決定してもよい。選択部110は、通信部160を介して、距離センサ600により測定された距離センサ600と、部屋の壁との距離の測定結果を受信する。
選択部110は、受信した距離の測定結果と、壁との距離の閾値とを比較し、第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)のいずれを適用するか決定してもよい。
選択部110は、通信部160を介して、距離センサ600に、部屋の壁との距離を測定することを指示してもよい。
選択部110は、信号検知装置300から受信した他の信号検知装置300の信号の強度の測定結果を基に、第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)とのいずれを選択するか決定してもよい。
選択部110は、信号の強度の測定結果と、信号検知装置300間の信号の強度の閾値とを比較し、第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)のいずれを適用するか決定してもよい。
選択部110は、信号の強度の測定結果から、信号検知装置300間の距離を算出し、算出された距離と、信号検知装置300間の距離の閾値とを比較し、第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)のいずれを適用するか決定してもよい。
なお、選択部110は、通信部160を介して、信号検知装置300に、他の信号検知装置300から受信した信号の強度を測定し、測定の結果を報告するように指示してもよい。
アクセス可否判断部120は、選択部110により選択された判断動作を実行する。
第1の判断動作(BLE)が選択された場合、アクセス可否判断部120は、通信部160を介して、信号検知装置300がスマートデバイス400から受信した近距離無線通信の信号の強度の測定結果の報告を受信する。該報告には、スマートデバイス400の識別子を含む。報告に含む識別子の種類、及び形式には特に限定はない。該識別子は、スマートデバイス400を一意に特定できる情報であればよい。スマートデバイス400のMACアドレスが用いられてもよい。
測定結果に示される信号の強度が所定の閾値より大きい場合、アクセス可否判断部120は、ネットワークへのアクセスを許可する。アクセス可否判断部120は、通信部160を介して無線AP200に、スマートデバイス400からのアクセスを受け付けるよう指示する。該指示には、スマートデバイス400の識別子を含む。
所定の閾値は、無線AP200が形成すべきネットワークのエリアの大きさを考慮して、管理者により設定される。
第2の判断動作(NFC)が選択された場合、アクセス可否判断部120は、通信部160を介して、NFCリーダで読み取ったスマートデバイスの識別子を、NFCリーダ500から受信する。第1の判断動作(NFC)と同様に、アクセス可否判断部120は、通信部160を介して無線AP200に、スマートデバイス400からのアクセスを受け付けるよう指示する。
なお、第1の判断動作(BLE)が選択された場合、アクセス可否判断部120は、通信部160を介して、信号検知装置300に、スマートデバイス400から受信した信号の強度を測定し、測定の結果を報告するように指示してもよい。
また、第2の判断動作(NFC)が選択された場合、アクセス可否判断部120は、通信部160を介して、NFCリーダ500に、スマートデバイス400から読み取ったスマートデバイス400の識別子を通知するように指示してもよい。
制御部130は、入出力部150を介して受信した管理者からの指示、又は通信部160を介して受信した他の装置からの指示に基づいて、ネットワーク制御装置100の各機能部の制御を行う。
記憶部140は、選択部110、及びアクセス可否判断部120の制御に用いる情報等を記憶する。図6を用いて記憶部140が記憶する情報について説明する。
図6Aは、ネットワーク制御装置100でサポートしている判断動作を示すテーブルの一例を示す図である。該テーブルは記憶部140に記憶される。図6AのテーブルからネットワークAでサポートしている判断動作は、近距離無線信号の信号強度を用いた第1の判断動作(BLE)と、非接触通信を用いた第2の判断動作(NFC)とがサポートされていることが分かる。
図6Bは、記憶部140が記憶している設置場所の属性と判断動作との関係を示すテーブルの一例を示す図である。該テーブルには、オープンスペースの場合、第2の判断動作(NFC)を適用すること、クローズドスペースの場合、第2の判断動作(NFC)又は第1の判断動作(BLE)を適用することを示している。
例えば、管理者が、無線AP200の設置場所の属性を「オープンスペース」である旨の入力をした場合、選択部110は、記憶部140に記憶されている図6Bのテーブルを基に第2の判断動作(NFC)を選択する。
同様に、管理者が、無線AP200の設置場所の属性を「クローズドスペース」である旨の入力をした場合、選択部110は、記憶部140に記憶されている図6Bのテーブルを基に第2の判断動作(NFC)と、第1の判断動作(BLE)のいずれかを選択する。或いは、選択部110は、入出力部150を介して、管理者に第2の判断動作(NFC)と、第1の判断動作(BLE)のいずれを選択すべきか選択を促してもよい。
図6Cは、記憶部140が記憶している距離センサ600と該距離センサ600が設置された部屋の壁との距離と、判断動作との関係を示すテーブルの一例を示す図である。
条件1は、距離センサ600が壁から5m以内に設置された場合、選択部110は、第1の判断動作(BLE)を選択することを示している。条件3は、距離センサ600が壁から10mより遠い場所に設置された場合(条件3のそれ以外)、第2の判断動作(NFC)を選択することを示している。ここで、条件1と条件3で設定されている値は、壁との距離の閾値と表現されてもよい。また、条件1で設定されている値は、第2の閾値と表現されてもよいし、条件3で設定されている値は、第1の閾値と表現されてもよい。なお、第1の閾値の値は第2の閾値以上の値が設定される。
また、条件2は、距離センサ600が壁から5mより遠く、10m以内の場所に設置された場合、選択部110は、第1の判断動作(BLE)、又は第2の判断動作(NFC)のいずれかを選択することを示している。この場合、選択部110は、入出力部150を介して、管理者に第2の判断動作(NFC)と、第1の判断動作(BLE)のいずれを選択すべきか選択を促してもよい。
条件2で設定されている値の範囲は、所定の範囲内と表現されてもよい。
図6Dは、記憶部140が記憶している信号検知装置300と、他の信号検知装置300との距離に関するテーブルの一例である。また、図6Dは、他のネットワークとの隣接の状況と適用する判断動作との関係を示すテーブルである。
信号検知装置300は、他の信号検知装置300の信号の強度を受信して、測定の結果をネットワーク制御装置100に報告する。ネットワーク制御装置100が該測定の結果を受信すると、選択部110は、信号の強度から信号検知装置300と、他の信号検知装置300との距離を算出する。選択部110は、算出された距離と図6Dに示すテーブルの値を比較して、他のネットワークが隣接しているか判断する。例えば、算出された他の信号検知装置300からの距離が2m以下の場合、選択部110は他のネットワークが隣接していると判断し、第2の判断動作(NFC)を選択する。一方、算出された信号検知装置300からの距離が2mを越える場合、選択部110は他のネットワークが隣接していないと判断し、第1の判断動作(BLE)又は第2の判断動作(NFC)を選択する。
図6Dに設定される値は、信号検知装置300間の距離の閾値と表現されてもよい。また、図6Dに設定される値は、第3の閾値と表現されてもよいし、第4の閾値と表現されてもよい。図6Dで示す例では、第3の閾値と、第4の閾値とが同じ値であるが、別々の値が設定されてもよい。
なお、他の信号検知装置300との距離に基づいて、選択部110が判断動作を選択する場合に、図6Cと同様のテーブルを用いて判断してもよい。
つまり、他の信号検知装置300との距離が、第3の閾値を越える場合、選択部110は、他のネットワークが隣接していないと判断し第1の判断動作(BLE)を選択してもよい。一方、他の信号検知装置300との距離が、第4の閾値以下の場合、選択部110は他のネットワークが隣接していると判断し、第2の判断動作(NFC)を選択してもよい。ここで、第3の閾値は第4の閾値以上の値である。
なお、選択部110が選択に用いる壁との距離の閾値、信号検知装置300間の距離の閾値は管理者により設定され、記憶部140に記憶される。また、アクセス可否判断部120が、第1の判断動作(BLE)を用いてアクセス可否を判断する時に用いる、信号検知装置300間の信号強度の閾値も同様に、管理者により設定され、記憶部140に記憶される。
通信部160は、ネットワーク制御装置100と、他の装置との間で送受信される信号の中継を行う。
入出力部150は、管理者から判断動作、各種の閾値の設定を受け付ける。また、ネットワーク制御装置100で適用している各種の閾値、及び判断動作の設定等を表示する。
なお、通信部160は、第1の受信部と、第2の受信部と、通知部の一例である。また、選択部110は、距離算出部の一例である。
(2)スマートデバイス
図7は、本実施形態に係るスマートデバイス400の機能構成の一例を示す図である。
本実施形態に係るスマートデバイス400は、無線通信部410と、近距離無線通信部420と、非接触通信部430と、制御部440と、記憶部450と、入出力部460とを有する。
無線通信部410は、無線AP200と無線LAN通信を行う。
近距離無線通信部420は、信号検知装置300とBLE等を用いて近距離無線通信を行う。近距離無線通信部420は、信号検知装置300にスマートデバイス400の識別子を含む信号を送信する。
非接触通信部430は、NFCリーダ500と非接触通信(NFC)にて通信を行う。スマートデバイス400がNFCリーダ500に近づけられた時に、非接触通信部430は、スマートデバイス400の識別子を含む信号をNFCリーダ500に読み取らせる。
制御部440は、スマートデバイス400の各機能部に対する制御を行う。また、記憶部450は、スマートデバイス400を動作させるのに必要な各種情報を格納する。
入出力部460は、スマートデバイス400のユーザから各種指示を受け付け、及びユーザに対する各種情報の提示を行う。入出力部460に、アクセス可否の判断動作に第1の判断動作(BLE)と、第2の判断動作(NFC)のいずれが適用されているか表示してもよい。
(3)信号検知装置
図8は、本実施形態に係る信号検知装置300の機能構成の一例を示す図である。
信号検知装置300は、通信部310、近距離無線通信部320、制御部330、及び記憶部340を有する。
近距離無線通信部320は、BLE等を用いてスマートデバイス400、及び他の信号検知装置300と近距離無線通信を行う。近距離無線通信部320は、スマートデバイス400、及び他の信号検知装置300から受信した信号の強度を測定し、測定の結果を通信部310に通知する。なお、測定の結果は、スマートデバイス400の識別子、及び他の信号検知装置300の識別子と共に通知される。
通信部310は、ネットワーク制御装置100と通信を行う。ネットワーク制御装置100との通信は、有線、又は無線のネットワークを介して行われる。通信部310は、近距離無線通信部320から通知された測定の結果を、ネットワーク制御装置100に報告する。
また、通信部310は、ネットワーク制御装置100から、スマートデバイス400、及び他の信号検知装置300の信号の強度を測定し、測定の結果を報告することの指示を受け付けてもよい。
制御部330は、信号検知装置300の各機能部に対する制御を行う。通信部310がネットワーク制御装置100から、測定の結果を報告することの指示を受信した場合、制御部330は、近距離無線通信部320に測定を指示してもよい。
記憶部340は、信号検知装置300を動作させるのに必要な各種情報を格納する。記憶部340は、近距離無線通信部320で測定した測定の結果を記憶してもよい。
信号検知装置300は、検知装置の一例である。また、信号検知装置300は、検知部と表現されてもよい。
(4)NFCリーダ
図9は、本実施形態に係るNFCリーダ500の機能構成の一例を示す図である。
NFCリーダ500は、通信部520と、非接触通信部530と、制御部540と、記憶部550とを有する。
非接触通信部530は、スマートデバイス400と非接触通信(NFC)にて通信を行う。スマートデバイス400がNFCリーダ500に近づけられた時に、非接触通信部530は、スマートデバイス400の識別子を含む信号を読み取る。つまり、非接触通信部530は、スマートデバイス400の識別子を取得する。
非接触通信部530は、読み取ったスマートデバイス400の識別子を、通信部520に通知する。
通信部520は、非接触通信部530から通知された、スマートデバイス400の識別子を、ネットワーク制御装置100に報告する。
また、通信部520は、ネットワーク制御装置100から、スマートデバイス400の識別子を読み取るよう指示を受けてもよい。
制御部540は、NFCリーダ500の各機能部に対する制御を行う。通信部520がネットワーク制御装置100から、測定の結果を報告することの指示を受信した場合、制御部540は、非接触通信部530にスマートデバイス400の識別子の読み取りを指示してもよい。
記憶部550は、NFCリーダ500を動作させるのに必要な各種情報を格納する。記憶部550は、非接触通信部530で測定した測定の結果を記憶してもよい。
なお、NFCリーダ500は、取得装置の一例である。NFCリーダ500は、取得部と表現されてもよい。
(5)距離センサ
図10は、本実施形態に係る距離センサ600の機能構成の一例を示す図である。
距離センサ600は、通信部620と、距離測定部630と、制御部640と、記憶部650とを有する。
距離測定部630は、距離センサ600と距離センサ600が設置された部屋の壁との距離を測定する。距離測定部630は、複数の方向の距離を測定してもよい。例えば、図11に示すように、4つの方向(Y1、Y2、Y3、Y4)の距離を測定してもよい。距離測定部630は、距離の測定の結果を通信部620に通知する。
通信部520は、距離の測定の結果をネットワーク制御装置100に報告する。通信部520は、距離の測定の指示をネットワーク制御装置100から受け付けてもよい。
制御部640は、距離センサ600の各機能部に対する制御を行う。通信部520がネットワーク制御装置100から、測定の結果を報告することの指示を受信した場合、制御部640は、距離測定部630に距離の測定を指示してもよい。
記憶部650は、距離センサ600を制御するのに必要な各種情報を格納する。記憶部650は、距離の測定結果を記憶してもよい。
距離センサ600から距離の測定の結果を受信した場合、ネットワーク制御装置100は、壁との距離の閾値と測定結果とを比較し、アクセス可否の判断動作を選択する。例えば、図11に示す例では、ネットワーク制御装置100は、距離センサ600から距離の測定の結果Y1、Y2、Y3、及びY4を受信する。ネットワーク制御装置100で設定されている壁との距離の閾値がX1、X2、X3、及びX4であった場合、測定結果はいずれの方向でも壁との距離の閾値より大きい。この場合、ネットワーク制御装置100は、無線AP200がオープンスペースに設置されていると判断し、第2の判断動作(NFC)を適用する。
<動作手順>
(1)管理者によるアクセス可否の判断動作の設定(その1)
図12は、本実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。図12は、管理者の入力を受けて、ネットワーク制御装置100に判断動作が設定される場合の動作シーケンスを示している。
ステップS1201乃至ステップS1209は、第1の判断動作(BLE)が適用される場合の動作シーケンスを示している。
ステップS1201で、ネットワーク制御装置100は管理者から第1の判断動作(BLE)を適用する旨の指示を受け付ける。
ステップS1202で、ネットワーク制御装置100は、信号検知装置300にスマートデバイス400からのBLE信号を監視するように指示する。
ステップS1203で、信号検知装置300は、スマートデバイス400からBLE信号を受信する。該信号にはスマートデバイス400の識別子を含む。
ステップS1204で、信号検知装置300は、スマートデバイス400からのBLE信号の強度を測定する。
ステップS1205で、信号検知装置300はネットワーク制御装置100に測定の結果を通知する。該通知には、信号の強度を測定したスマートデバイス400の識別子を含む。
ステップS1206で、ネットワーク制御装置100は、通知された測定の結果に含まれるBLE信号の強度が所定の閾値より大きいか判断する。所定の閾値より大きい場合、ステップS1207に進む。所定の閾値以下の場合ステップS1209に進む。
ステップS1207で、ネットワーク制御装置100は、無線AP200にネットワークへの接続の設定を指示する。かかる指示には、スマートデバイス400の識別子を含む。
ステップS1208で、無線AP200は、接続の設定を指示されたスマートデバイス400の識別子を登録し、該スマートデバイス400が無線AP200を介して、ネットワークに接続し、データの送受信をできるように設定する。
一方、所定の閾値以下の場合、ステップS1209で、ネットワーク制御装置100は、スマートデバイス400をネットワークに接続させないと判断する。
ステップS1251乃至ステップS1256は、第2の判断動作(NFC)が適用される場合の動作シーケンスを示している。
ステップS1251で、ネットワーク制御装置100は管理者から第2の判断動作(NFC)を適用する旨の指示を受け付ける。
ステップS1252で、ネットワーク制御装置100は、NFCリーダ500にスマートデバイス400からスマートデバイス400の識別子の読み取りを行うことを指示する。
ステップS1253で、スマートデバイス400がNFCリーダ500にかざされると、NFCリーダ500はスマートデバイス400の識別子を読み取る。
ステップS1254で、NFCリーダ500は、ネットワーク制御装置100に読み取り結果を送信する。かかる読み取り結果にはスマートデバイス400の識別子を含む。
ステップS1255とステップS1256の手順については、ステップS1207とステップS1208と同じであるため、説明を省略する。
以上のように、ネットワーク制御装置100は、管理者の指示に基づいて、複数のアクセス可否の判断動作を実行することができる。
(2)管理者によるアクセス可否の判断動作の設定(その2)
図13は、本実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。図13は、場所の属性に基づいて、ネットワーク制御装置100が、アクセス可否の判断動作を選択する場合の動作シーケンスを示している。
ステップS1301で、ネットワーク制御装置100は、管理者からアクセス可否の判断動作の選択条件の設定を受け付ける。
具体的には、ネットワーク制御装置100は、無線AP200の設置場所の属性に応じてアクセス可否の判断動作を選択する選択条件の設定を受け付ける。
例えば、図6Bに示す選択条件がネットワーク制御装置100に設定される。この場合、無線AP200の設置場所がオープンスペースの場合は第2の判断動作(NFC)を選択し、クローズドスペースの場合は第1の判断動作(BLE)と第2の判断動作(NFC)のいずれかを選択するという選択条件の設定を受け付ける。
ステップS1302で、ネットワーク制御装置100は、受け付けた条件を記憶する。
ステップS1303で、ネットワーク制御装置100は、管理者から設置場所の情報の入力を受け付ける。かかる入力には、無線AP200が設置される場所の属性が含まれる。
ステップS1303で、無線AP200の設置場所が決定された時に管理者からの入力が実行されることが想定される。
ステップS1304で、ネットワーク制御装置100は、無線AP200が設置される場所の属性から、アクセス可否の判断動作を決定する。
設置場所がオープンスペースの場合、ステップS1305に進む。一方、設置場所がクローズドスペースの場合、ステップS1306に進む。
ステップS1305で、ネットワーク制御装置100は、アクセス可否の判断動作に第2の判断動作(NFC)を設定する。
ステップS1306で、ネットワーク制御装置100は、アクセス可否の判断動作に第1の判断動作(BLE)を設定する。
なお、図6Bの選択条件が設定されている時には、クローズドスペースに第1の判断動作(BLE)、又は第2の判断動作(NFC)を適用することが可能である。このため、ネットワーク制御装置100は、管理者に判断動作の選択を促す表示をしてもよい。
(3)距離の測定の結果によるアクセス可否の判断動作の設定
図14は、本実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。図14は、部屋の壁までの距離に基づいて、ネットワーク制御装置100が、アクセス可否の判断動作を選択する場合の動作シーケンスを示している。
ステップS1401で、ネットワーク制御装置100は管理者から、判断基準の通知を受け付ける。かかる通知には壁との距離の閾値を含む。壁との距離の閾値は半径10mといった値が設定される。かかる通知に、壁との距離の閾値に代えて、図6Cに示すような距離の範囲と適用すべきアクセス可否の判断動作との関係を示す情報を含んでもよい。
ステップS1402で、ネットワーク制御装置100は、壁との距離の閾値を含む判断基準を記憶する。
ステップS1403で、ネットワーク制御装置100は、距離センサ600に壁との距離の測定を指示する。
ステップS1404で、距離センサ600は、壁との距離の測定を行う。距離センサ600は複数の方向で距離を測定してもよい。
ステップS1405で、距離センサ600は、ネットワーク制御装置100に距離の測定の結果を報告する。
距離の測定の結果が、壁との距離の閾値以下の場合、ステップS1406に進む。距離の測定の結果が、壁との距離の閾値を越える場合、ステップS1407に進む。
ステップS1406で、ネットワーク制御装置100は、アクセス可否の判断動作を、第1の判断動作(BLE)に設定する。
ステップS1407で、ネットワーク制御装置100は、アクセス可否の判断動作を、第2の判断動作(NFC)に設定する。
なお、距離センサ600から複数の測定の結果を受信した場合、ネットワーク制御装置100は、距離の平均値、最大値、又は最小値等を用いて壁との距離の閾値と比較してもよい。
また、図6Cのような条件が設定されている場合、ネットワーク制御装置100は、距離の測定の結果と条件を比較して適用すべきアクセス可否の判断動作を設定してもよい。複数のアクセス可否の判断動作を選択可能な場合には、判断動作を選択するように管理者に促してもよい。
(4)隣接するネットワークの有無によるアクセス可否の判断動作の設定
隣接するネットワークの有無によりアクセス可否の判断動作の設定を変更してもよい。この場合の動作手順について図15乃至図16を用いて説明する。
図15は、本動作手順の前提となるシステム構成の一例を示す図である。図16は、本実施形態に係る動作手順の一例を示す図である。
図15は、複数の無線AP200と信号検知装置300とが隣接している様子を示している。ネットワークAへのアクセスを許可する領域とネットワークBへのアクセスを許可する領域が近傍に設定されている場合、無線AP200Aの周辺には、無線AP200Bのユーザのスマートデバイス400が存在している可能性が高い。このような場合、第2の判断動作(NFC)を適用した方が好ましい。本動作手順では、ネットワークAの信号検知装置300Aが、ネットワークBの信号検知装置300Bの信号の強度を測定し、かかる測定の結果に基づいて判断動作を選択する。この場合の動作手順について、図16を用いて説明する。
ステップS1601で、ネットワーク制御装置100Aは、管理者から信号検知装置300間の距離の閾値を受け付ける。例えば、図6Dのテーブルに示される隣接するネットワークとの距離が、信号検知装置300間の距離の閾値として、ネットワーク制御装置100Aに通知される。かかる閾値に加えて、ネットワーク制御装置100Aは、選択の条件を管理者から受け付けてもよい。選択の条件は、例えば図6Eのテーブルで示される。
ステップS1602で、ネットワーク制御装置100Aは管理者から受け付けた、信号検知装置300間の距離の閾値等の条件を記憶する。
ステップS1603で、ネットワーク制御装置100Aは、信号検知装置300Aに、他のネットワークのBLE信号の強度の測定を指示する。
ステップS1604で、信号検知装置300Aは、他の信号検知装置300BからのBLE信号の監視を開始する。
ステップS1605で、信号検知装置300Aは、他の信号検知装置300BからのBLE信号を受信し、信号の強度を測定する。
ステップS1606で、信号検知装置300Aは、ネットワーク制御装置100Aに、測定の結果を報告する。
ステップS1607で、ネットワーク制御装置100Aは、測定の結果を用いて他のネットワークとの距離を算出する。
算出された距離と、信号検知装置300間の距離の閾値を比較し、算出された距離の値がかかる閾値以下の場合、ステップS1608に進む。一方、算出された距離の値がかかる閾値より大きい場合、ステップS1609に進む。
ステップS1608で、ネットワーク制御装置100Aは、他のネットワークが隣接していると判断し、アクセス可否の判断動作に第2の判断動作(NFC)を選択する。
ステップS1609で、ネットワーク制御装置100Aは、他のネットワークが隣接していないと判断し、アクセス可否の判断動作に第1の判断動作(BLE)を選択する。この場合、ネットワーク制御装置100は、第1の判断動作(BLE)、又は第2の判断動作(NFC)のいずれを選択するか、管理者に選択を促してもよい。
[その他]
上述した実施形態では、ネットワーク制御装置100と、無線AP200と、信号検知装置300と、距離センサ600とが、別々の物理装置に実装されている形態について説明したが、これらの装置は、1つの物理装置で実現されてもよいし、一部の装置を組み合わせて1つの物理装置で実現されてもよい。
上述した実施形態では、近距離無線通信の一例としてBLE通信を用いた場合について説明したが、他の近距離無線通信を適用可能なことは勿論である。超音波、光、電波、及び赤外線等を近距離無線通信に適用してもよい。
上述した実施形態では、NFCを用いた通信を非接触通信と表現したが、超近距離通信と表現されてもよい。また、近距離通信と、非接触型通信(超近距離通信)との何れかを用いた判断動作を選択する実施形態について記載したが、通信可能な距離が異なる2つの通信方式を用いても同様の選択、及び判断動作を実行することができる。
上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、ネットワーク制御装置100、無線AP200、信号検知装置300、NFCリーダ500及び距離センサ600に供給してもよい。そして、ネットワーク制御装置100、無線AP200、信号検知装置300、NFCリーダ500及び距離センサ600が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、上述の実施形態が、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は、いずれかの実施の形態を構成することになる。ここで、記憶媒体は、記録媒体または非一時的な記憶媒体である。
また、コンピュータ装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に従って、コンピュータ装置上で動作しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部または全部を行ってもよい。さらに、その処理によって前述した実施形態の機能が実現されてもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
100 ネットワーク制御装置
110 選択部
120 アクセス可否判断部
200 無線アクセスポイント(無線AP)
300 信号検知装置
400 スマートデバイス
500 NFCリーダ
600 距離センサ
特開2013−198130号公報

Claims (16)

  1. 1以上の端末と通信を行う通信装置であって、
    前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択する選択部と、
    選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断する判断部と、
    前記端末からの信号を検知する検知装置が検知した該信号の強度の情報と、該端末の識別子とを、前記検知装置から受信する第1の受信部と、
    前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得する取得装置が取得した該端末の識別子を受信する第2の受信部と、を有し、
    前記判断部は、
    前記検知装置から受信した前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、
    前記取得装置が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかを実行する通信装置。
  2. 前記判断部が前記端末からのアクセスを許可する場合、前記ネットワークのアクセスポイントにアクセスが許可された前記端末の識別子を通知する通知部を有する請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記選択部は、通信装置の管理者により選択された判断動作を受け付け、前記判断部に通知する請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記選択部は、
    距離測定装置により測定された、該距離測定装置と該距離測定装置が設置されている部屋の壁との距離の情報を受信し、
    受信した前記距離の情報に基づいて、前記判断動作を選択する請求項1又は2に記載の通信装置。
  5. 前記選択部は、前記距離測定装置により測定された、1以上の方向における前記距離測定装置と前記壁との距離の情報を受信する請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記選択部は、
    前記距離が第1の閾値を越える場合、前記第2の判断動作を選択し、
    前記距離が第2の閾値以下の場合、前記第1の判断動作を選択し、
    前記第1の閾値は前記第2の閾値以上である請求項4又は5に記載の通信装置。
  7. 前記選択部は、
    前記距離が所定の範囲内の場合、管理者から、前記第1の判断動作、又は前記第2の判断動作の選択を受け付ける請求項4又は5に記載の通信装置。
  8. 距離の測定は、超音波、光、電磁波、又は赤外線の強度の減衰に基づいて実行される請求項4乃至7のいずれか一項に記載の通信装置。
  9. 前記第1の受信部は、前記検知装置が検知した他の検知装置からの信号の強度の情報を受信し、
    前記選択部は、前記第1の受信部が受信した他の検知装置からの信号の強度に基づいて、前記判断動作を選択する請求項1乃至2のいずれか一項に記載の通信装置。
  10. 距離を算出する距離算出部を有し、
    前記距離算出部は、前記他の検知装置からの前記信号の強度から、前記検知装置と前記他の検知装置との距離を算出し、
    前記選択部は、算出された距離に基づいて前記判断動作を選択する請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記選択部は、
    前記距離が第3の閾値を越える場合、前記第1の判断動作を選択し、
    前記距離が第4の閾値以下の場合、前記第2の判断動作を選択し、
    前記第3の閾値は、前記第4の閾値以上である請求項10に記載の通信装置。
  12. 前記選択部は、
    前記距離が所定の範囲内の場合、管理者から、前記第1の判断動作、又は前記第2の判断動作の選択を受け付ける請求項10に記載の通信装置。
  13. 前記検知装置は、BLE信号の信号の強度を検知する請求項1乃至12のいずれか一項に記載の通信装置。
  14. 1以上の端末と通信を行う通信システムであって、
    前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択する選択部と、
    選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断する判断部と、
    前記端末から受信する信号の強度と、該信号に含まれる前記端末の識別子とを検知する検知部と、
    前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得する取得部と、を有し、
    前記判断部は、
    前記検知部が受信した前記端末からの前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、
    前記取得部が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかを実行する通信システム。
  15. 1以上の端末と通信を行う通信装置で実行されるプログラムであって、
    前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択する選択ステップと、
    選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断する判断するステップと、
    前記端末からの信号を検知する検知装置が検知した該信号の強度の情報と前記端末の識別子とを、前記検知装置から受信する第1の受信するステップと、
    前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得する取得装置が取得した該端末の識別子を受信する第2の受信するステップと、を実行させ、
    前記判断するステップにおいては、
    前記検知装置から受信した前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、
    前記取得装置が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかを実行させる、プログラム。
  16. 1以上の端末と通信を行う通信システムで実行される制御方法であって、
    選択部が、前記端末のネットワークへのアクセスの可否の判断動作を選択するステップと、
    判断部が、選択された前記判断動作により前記ネットワークへのアクセスの可否を判断するステップと、
    検知部が、前記端末から受信する信号の強度と該信号に含まれる前記端末の識別子とを検知するステップと、
    取得部が、前記端末から非接触通信にて該端末の識別子を取得するステップと、を有し、
    前記判断するステップにおいて、
    前記検知部が検知した前記端末からの前記信号の強度が所定の閾値より大きい場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第1の判断動作と、
    前記取得部が非接触通信にて前記端末の識別子を取得した場合に、前記ネットワークへのアクセスを許可する第2の判断動作と、のいずれかが実行される制御方法。
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